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本日の超最新情報
天皇杯2回戦、J1の仙台、J2の東京Vが敗れる波乱!!2010.09.05.SUN

INDEX

波乱
第90回天皇杯全日本選手権2回戦
鹿島6−0アルテ高崎(群馬)
熊本2−1愛媛
仙台0−1ソニー仙台(宮城)
C大阪7−0富山新庄クラブ(富山)
新潟3−0ツエーゲン金沢(石川)
東京V0−1町田ゼルビア(JFL)
名古屋3−0中京大学(愛知)
札幌4−1グルージャ盛岡(岩手)
広島4−0デッツォーラ島根E.C(島根)
岡山2−3福岡
大宮4−1カマタマーレ讃岐(香川)
大分3−2ホンダロック(宮崎)
草津1−3北九州
FC東京2−0駒澤大学(大学)
京都3−2佐川印刷(京都)
千葉3−0FC琉球(沖縄)
川崎4−0鹿屋体育大学(鹿児島)
富山1−2横浜FC
山形3−0ブラウブリッツ秋田(秋田)
湘南4−0レノファ山口(山口)
清水2−0Honda FC(静岡)
水戸4−2SAGAWA SHIGA FC(JFL)
横浜M3−1V・ファーレン長崎(長崎)
鳥栖10−0熊本学園大付高校(熊本)
G大阪6−2大阪体育大学(大阪)
岐阜2−3栃木
神戸2−0MIOびわこ草津(滋賀)
6−0順天堂大学(千葉)
浦和7−0東京国際大学(埼玉)
徳島2−1ガイナーレ鳥取(JFL)
磐田2−1愛媛FCしまなみ(愛媛)
甲府1−0松本山雅FC(長野)
J1の仙台、J2の東京Vが敗れる波乱!史上初の3連覇を目指すG大阪は6ゴール大勝!

移動
日本代表がグアテマラ戦(7日・長居)に向けて大阪に移動!

代表離脱
日本代表から遠藤保仁(G大阪)、松井大輔(トム・トムスク)、今野泰幸(FC東京)、栗原勇蔵(横浜M)の4選手が離脱!

昇格見送り
JFLで来季のJリーグ昇格を目指していた町田ゼルビアが条件を満たせず、来季のJリーグ昇格が見送り!

開幕
全日本ユース選手権グループリーグ第1戦(開幕戦)
グループA
柏ユース4−3磐田ユース
神戸ユース3−2広島ユース
グループB
清水ユース2−6浦和ユース
滝川第二高1−7流経大柏高
グループC
札幌ユース1−0愛媛ユース
C大阪ユース0−1東京Vユース
グループD
千葉ユース5−1立正大淞南高
静岡学園高2−1青森山田高
グループE
横浜Mユース5−1三菱養和SCユース
福岡ユース1−2名古屋ユース
グループF
広島観音高1−1市立船橋高
FC東京ユース3−0富山第一高
前回優勝の横浜Mユースは圧勝して白星発進!

雪辱果たす
国際親善試合
日本代表1−0パラグアイ代表
新生日本代表は香川真司の決勝ゴールでW杯の雪辱果たす!

本日の超サカFLASH
ユーロ2012共催国のポーランドとウクライナの一戦はドローほか


本文
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波乱
第90回天皇杯全日本選手権2回戦結果

鹿島6−0アルテ高崎(群馬)
(カシマ)
≪得点者≫
鹿島:大迫勇也7、遠藤康18、佐々木竜太37、60、本山雅志45、中田浩二53

熊本2−1愛媛
(熊本)
≪得点者≫
熊本:松橋章太23、30
愛媛:杉浦恭平71

仙台0−1ソニー仙台(宮城)
(ユアスタ)
≪得点者≫
ソニー仙台:桐田英樹106

C大阪7−0富山新庄クラブ(富山)
(金鳥スタ)
≪得点者≫
C大阪:高橋大輔18、丸橋祐介39、永井龍41、83、アドリアーノ45+2、59、播戸竜二71

新潟3−0ツエーゲン金沢(石川)
(東北電ス)
≪得点者≫
新潟:マルシオ・リシャルデス53、90+2、鈴木大輔86

東京V0−1町田ゼルビア(JFL)
(西が丘)
≪得点者≫
町田:山腰泰博73

名古屋3−0中京大学(愛知)
(鈴鹿)
≪得点者≫
名古屋:ブルザノビッチ22、マギヌン25、玉田圭司40

札幌4−1グルージャ盛岡(岩手)
(札幌厚別)
≪得点者≫
札幌:岡本賢明20、45、砂川誠55、近藤祐介79
盛岡:市村瞬90

広島4−0デッツォーラ島根E.C(島根)
(福山)
≪得点者≫
広島:森脇良太41、横竹翔45+1、桑田慎一朗53、ミキッチ56

岡山2−3福岡
(カンスタ)
≪得点者≫
岡山:李東明25、田所諒33
福岡:岡本英也58、城後寿64、中町公祐90+2

大宮4−1カマタマーレ讃岐(香川)
(NACK)
≪得点者≫
大宮:李天秀13、39、金澤慎26、ラファエル84
讃岐:岡本秀雄87

大分3−2ホンダロック(宮崎)
(大分陸)
≪得点者≫
大分:東慶悟11、井上裕大33、河原和寿34
ホンダロック:諏訪園良平4、前田 悠佑22

草津1−3北九州
(群馬サ)
≪得点者≫
草津:アレックス7
北九州:ウェリントン41、オウンゴール45+1、小森田友明76

FC東京2−0駒澤大学(大学)
(味スタ)
≪得点者≫
FC東京:松下年宏58、平山相太73

京都3−2佐川印刷(京都)
(西京極)
≪得点者≫
京都:水本裕貴31、ディエゴ102、角田誠105+1
佐川印刷:塩沢勝吾9、葛島崇繕92

千葉3−0FC琉球(沖縄)
(フクアリ)
≪得点者≫
千葉:ネット45、89、倉田秋90+3

川崎4−0鹿屋体育大学(鹿児島)
(等々力)
≪得点者≫
川崎:小林悠9、61、木村祐志19、横山知伸77

富山1−2横浜FC
(富山)
≪得点者≫
富山:平野甲斐43
横浜FC:カイオ7、難波宏明38

山形3−0ブラウブリッツ秋田(秋田)
(NDスタ)
≪得点者≫
山形:増田誓志32、太田徹郎68、オウンゴール89

湘南4−0レノファ山口(山口)
(平塚)
≪得点者≫
湘南:坂本紘司48、阿部吉朗76、島村毅83、三平和司90+3

清水2−0Honda FC(静岡)
(アウスタ)
≪得点者≫
清水:原一樹74、長沢駿90+2

水戸4−2SAGAWA SHIGA FC(JFL)
(笠松)
≪得点者≫
水戸:大和田真史65、島田祐輝80、片山真人83、保崎淳90+1
SAGAWA:御給匠1、岡村政幸56

横浜M3−1V・ファーレン長崎(長崎)
(ニッパ球)
≪得点者≫
横浜M:山瀬功治55、62、小野裕二75
長崎:神崎大輔22

鳥栖10−0熊本学園大付高校(熊本)
(ベアスタ)
≪得点者≫
鳥栖:池田圭16、45、衛藤裕26、藤田直之28、萬代宏樹33、山瀬幸宏66、89、豊田陽平67、75、90+2

G大阪6−2大阪体育大学(大阪)
(万博)
≪得点者≫
G大阪:佐々木勇人30、平井将生46、チョ・ジェジン53、55、ドド79、下平匠81
大阪体育大:脇睦86、川西翔太89

岐阜2−3栃木
(長良川球)
≪得点者≫
岐阜:西川優大45+1、吉本一謙65
栃木:水沼宏太3、崔根植35、リカルド・ロボ38

神戸2−0MIOびわこ草津(滋賀)
(ホームズ)
≪得点者≫
神戸:吉田孝行63、茂木弘人70

6−0順天堂大学(千葉)
(柏)
≪得点者≫
柏:近藤直也25、工藤壮人28、レアンドロ・ドミンゲス34、51、林陵平39、田中順也90

浦和7−0東京国際大学(埼玉)
(駒場)
≪得点者≫
浦和:エジミウソン5、ポンテ30、45+1、エスクデロ39、原口元気48、88、高崎寛之72

徳島2−1ガイナーレ鳥取(JFL)
(鳴門大塚)
≪得点者≫
徳島:津田知宏15、佐藤晃大54
鳥取:美尾敦48

磐田2−1愛媛FCしまなみ(愛媛)
(ヤマハ)
≪得点者≫
磐田:菅沼実77、荒田智之79
愛媛FCしまなみ:小笠原宏樹81

甲府1−0松本山雅FC(長野)
(小瀬)
≪得点者≫
甲府:小池悠貴47

第90回天皇杯全日本選手権3回戦日程

10月9日()
13:00〜
鹿島vs熊本
(カシマ)
13:00〜
ソニー仙台(宮城)vsC大阪
(ユアスタ)
13:00〜
新潟vs町田ゼルビア(JFL)
(東北電ス)
13:00〜
名古屋vs札幌
(瑞穂陸)
13:00〜
広島vs福岡
(コカ広島ス)
13:00〜
京都vs千葉
(西京極)
13:00〜
川崎vs横浜FC
(等々力)
13:00〜
山形vs湘南
(NDスタ)
13:00〜
清水vs水戸
(アウスタ)
13:00〜
横浜Mvs鳥栖
(ニッパ球)
13:00〜
G大阪vs栃木
(万博)
13:00〜
磐田vs甲府
(ヤマハ)
10月11日()
13:00〜
大宮vs大分
(熊谷陸)
13:00〜
北九州vsFC東京
(正田スタ)
13:00〜
神戸vs
(ホームズ)
13:00〜
浦和vs徳島
(駒場)

 サッカーの第90回天皇杯全日本選手権は5日、Jリーグの37チームなどシード勢が登場して全国各地で2回戦の32試合を行った。日本フットボールリーグ(JFL)勢では、ソニー仙台(宮城)がJ1の仙台を延長戦の末に1−0で破り、町田ゼルビア(JFLシード)はJ2の東京Vを1−0で振り切った。
 J1勢は史上初の3連覇を目指すG大阪、名古屋などが順当に3回戦に進出した。
 高校でただ1チーム勝ち上がった熊本学園大付高(熊本)はJ2の鳥栖に0−10で完敗。今夏の全日本大学トーナメント優勝の駒大(大学シード)はJ1のFC東京に0−2で敗れるなど、大学勢は全て姿を消した。
 3回戦は10月9、11日に行われる。

【町田、猛暑の中で果敢に攻撃継続】
 前線からボールを奪いにいく攻撃的なスタイルでピッチを支配した。Jリーグ準加盟中で初出場の町田ゼルビアがJ2東京Vを呑み込み、チーム史に刻まれる天皇杯初勝利を挙げた。元日本代表で今季から指揮を執る相馬監督は「格上のクラブに勝てたことをうれしく思う」と喜びを噛みしめた。
 選手達はナイトゲームでも気温31.7度という暑さを物ともせず、前半から走り回った。相馬監督も「ちょっとハイペースだなと思った」と苦笑いしたが、この積極性が後半28分に実った。中央から崩し、途中出場の山腰が柳崎からの浮き球に右足で合わせた。その後も足は止まらず、この1点で逃げ切った。
 相馬監督によると数日前、来季からのJ2加盟の可能性がなくなったことがチームに伝えられたという。2年連続でのJ2入会審査落ちという現実にも、指揮官は「選手達が表現できるのはピッチの上だけ。そう言って送り込んだし、応えてくれた」と選手を称えた。
 3回戦の相手は、黒崎監督率いる新潟。Jリーグ創設期に鹿島の礎を築いた2人が指揮官としてぶつかり合う。

【ソニー仙台、見事な番狂わせ】
 延長戦を含め120分を走り抜いたソニー仙台が1点のリードを守り抜き、仙台との「仙台ダービー」を制した。田端監督が「前半失点0ならチャンスが来る」と語った通りの見事な番狂わせで、J1のチームから初勝利を挙げた。
 仙台はヤマザキナビスコカップの準々決勝の真っただ中にあり、過密スケジュールから複数の主力選手を温存した。手倉森監督は「(大会の)初陣は点の取りどころで取れないと難しくなる。メンバーを替えて挑んだオレの責任」と肩を落としていた。

【情けない公式戦初勝利】
 リーグ戦で7戦連続白星なしだった京都の秋田監督は、7月下旬に指揮を執ってから初めての公式戦勝利を挙げた。チームの公式戦での白星も5月30日のナビスコ杯グループリーグの名古屋戦以来。「自信をなくしている状況の中で、苦しみながら勝ちをつかめたのは大きい」と息をついた。
 日本フットボールリーグ(JFL)の佐川印刷に延長までもつれ込む大苦戦。指揮官は「もっとやらないといけないことはたくさんあると思い知らされた」と表情は険しかった。
 次は17戦連続白星なしのリーグ戦での勝利を狙う。柳沢は「この勝利をきっかけに次につなげたい」と努めて前を向いた。


移動
 サッカー日本代表は本日5日、国際親善試合のグアテマラ戦(7日・長居陸上競技場)に備えて大阪に移動し、堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンターで練習した。
 1−0で勝利した4日のパラグアイ戦でゴールを挙げた香川(ドルトムント)ら先発組はランニングなど軽めの調整。控え組は関西大を相手にグラウンドを狭めて9対9で30分間のミニゲームを行い、橋本(G大阪)、乾(C大阪)、岡崎(清水)が得点を決めて3−0で快勝した。
 ザッケローニ新監督はこの日も練習を外から見守った。

【香川、次戦の出場を熱望】
 パラグアイ戦で決勝ゴールを決め、日本代表のエース候補として一躍脚光を浴びる存在となった香川が、最近まで所属したC大阪の地元に戻ってきた。
 代表選手として長居陸上競技場のピッチに立ったのは、昨年5月のキリンカップのチリ戦だけ。疲れは残っているが、ドルトムント(ドイツ)に移籍して学んだことをピッチ上で披露する絶好の機会だけに「楽しみにしてくれている人がいる」と出場を熱望していた。

【乾、本拠地でアピール狙う】
 パラグアイ戦では出番がなく「悔しい思いをした」という乾。ミニゲームでは柔らかなボールタッチから見事なループシュートを決め、存在感を示した。
 グアテマラ戦は所属するC大阪の本拠で行われるだけに「長居には特別な思いがある。得点に絡むプレーをアピールしたい」と意欲満々。原監督代行も「できたら長い時間、使えたらいい」と起用を明言していた。


代表離脱
 日本サッカー協会は4日、国際親善試合のグアテマラ戦(7日・長居陸上競技場)を控える日本代表からMF遠藤保仁(G大阪)、松井大輔(トム・トムスク)、今野泰幸(FC東京)、DF栗原勇蔵(横浜M)の4選手が離脱すると発表した。追加招集はない。
 遠藤と今野はふくらはぎを痛めており、4日のパラグアイ戦はベンチ入りしなかった。ロシアへ移籍したばかりの松井はクラブの事情で代表を離れ、栗原はパラグアイ戦で左ふくらはぎを負傷した。

日本代表メンバー18名
GK:
1.楢崎正剛(名古屋)
21.川島永嗣(リールセ)
DF:
22.中澤佑二(横浜M)
3.駒野友一(磐田)
13.岩政大樹(鹿島)
25.永田充(新潟)
5.長友佑都(チェゼーナ)
23.槙野智章(広島)
6.内田篤人(シャルケ)
MF:
2.橋本英郎(G大阪)
14.中村憲剛(川崎)
12.藤本淳吾(清水)
16.細貝萌 (浦和)
18.本田圭佑(CSKAモスクワ)
24.乾貴士 (C大阪)
11.香川真司(ドルトムント)
FW:
9.岡崎慎司(清水)
19.森本貴幸(カターニャ)


昇格見送り
 サッカーの日本フットボールリーグ(JFL)で来季のJリーグ昇格を目指していた町田ゼルビアは本日5日、Jリーグ入会予備審査の結果について、「Jリーグ入会のための条件を満たしていない」との判断を下されたと発表した。
 なお、詳細については明らかにされておらず、同クラブは7日に記者会見を開き、明らかにすると言う。
 同クラブは「ゼルビア2011年宣言」と銘打って、今季より元日本代表DFの相馬直樹氏を監督に迎え、リーグ戦ではここまで4位と健闘していたが、今回の結果により来季のJリーグ昇格は見送られる形となった。


開幕
全日本ユース選手権グループリーグ第1戦(開幕戦)結果

グループA:

柏ユース4−3磐田ユース
神戸ユース3−2広島ユース

グループB:

清水ユース2−6浦和ユース
滝川第二高1−7流経大柏高

グループC:

札幌ユース1−0愛媛ユース
C大阪ユース0−1東京Vユース

グループD:

千葉ユース5−1立正大淞南高
静岡学園高2−1青森山田高

グループE:

横浜Mユース5−1三菱養和SCユース
福岡ユース1−2名古屋ユース

グループF:

広島観音高1−1市立船橋高
FC東京ユース3−0富山第一高

高円宮杯第21回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会は4日、グループリーグ第1戦が行われ、グループEでは前回優勝の横浜F・マリノスユースが三菱養和SCユースに5−1で圧勝した。グループFでは全国高校総体(インターハイ)優勝の市立船橋が広島観音と1−1で引き分けた。
 グループリーグは24チームを4チームずつ6グループに分けてリーグ戦を行い、各グループ1位および2位チーム(計12チーム)と各グループ3位のうち成績上位4チーム(計4チーム)が決勝トーナメントに進出する。


雪辱果たす
国際親善試合結果

日本代表1−0パラグアイ代表

会場:日産スタジアム
観衆:65157人
主審:マルコ・ロドリゲス(メキシコ)
天気:晴れ
気温:29℃
湿度:67%
ピッチ:全面良芝

≪得点者≫
日本代表:香川64

≪出場メンバー≫
日本代表
GK:
21.川島永嗣(リールセ)
DF:
6.内田篤人(シャルケ)=56分
(89分23.槙野智章(広島))
22.中澤佑二(横浜M)(cap)
20.栗原勇蔵(横浜M)
(68分13.岩政大樹(鹿島))
5.長友佑都(チェゼーナ)
MF:
8.松井大輔(トム・トムスク)
(66分12.藤本淳吾(清水))
14.中村憲剛(川崎)
16.細貝萌 (浦和)
11.香川真司(ドルトムント)
(90分3.駒野友一(磐田))
18.本田圭佑(CSKAモスクワ)
(78分2.橋本英郎(G大阪))
FW:
19.森本貴幸(カターニャ)
(60分9.岡崎慎司(清水))
ベンチ:
GK:
1.楢崎正剛(名古屋)
DF:
25.永田充(新潟)
MF:
24.乾貴士 (C大阪)

フォーメーション
(4-5-1)

   19
11  18    8
  16  14
5  22  20  6
   21

パラグアイ代表
GK:
1.ビジャール(cap)
DF:
2.カセレス
(60分5.ロマン)
14.ダ・シルバ
3.アルカラス
17.アウレリアーノ・トーレス
MF:
13.ベラ
(81分16.オルティス)
20.N・オルティゴサ
11.サンターナ
(72分8.ペレス=86分)
FW:
9.サンタクルス
(81分7.J・オルティゴサ)
19.バリオス
(86分18.エスティガリビア)
15.カマチョ
(60分10.アキノ)
ベンチ:
GK:
12.シルバ
DF:
4.カニサ
MF:
6.モリナス

フォーメーション
(4-3-3)

 15 19  9
 11    13
   20
17  3  14  2
    1

≪各種データ≫
日本パラグアイ
ボール支配率:
47%:53%
シュート数:
9:11
直接FK数:
13:14
間接FK数:
3:0
CK数:
6:10
GK数:
11:9
PK数:
0:0
オフサイド:
0:3

 サッカーの国際親善試合、キリンチャレンジカップが4日、神奈川・日産スタジアムで6万5157人の大観衆を集めて行われ、日本代表はパラグアイ代表に1−0で競り勝った。後半19分に香川(ドルトムント)がゴールを決め、この1点を守りきった。
 日本は、ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会後初の国際親善試合。パラグアイにはW杯決勝トーナメント1回戦でPK戦の末に屈しており、約2ヶ月ぶりの再戦で雪辱を果たした。先発メンバー中、日本は本田(CSKAモスクワ)、松井(トム・トムスク)ら5人、パラグアイは7人がW杯の対戦時の先発と同じ顔触れだった。
 ザッケローニ新監督が就労ビザを取得していないため、原博実監督代行が指揮を執った日本は4−5−1の布陣。前半から中村(川崎)のパスなどでリズムよく攻め、先制後はパラグアイの反撃をかわした。両国の対戦成績は、日本の2勝2敗4分け(うち1PK負け)となった。
 日本代表は7日に大阪・長居陸上競技場でグアテマラ代表と対戦する。

香川真司
「(中村)憲剛さんからいいボールが来た。入って良かった。気合いが入っていて、結果も出て良かった。次の試合も決められるように頑張る」

日本代表・ザッケローニ監督
「一番印象に残ったのは、試合終了の笛が鳴るまでチームがとても機能していたこと。選手やスタッフには非常にいい試合だったと声を掛けたい。日本の試合はW杯でも見ていたし、期待通りの試合運びをしていた」

パラグアイ代表・マルティノ監督
「W杯の時よりスペースがあり、ともに得点のチャンスはあった。点が取れなかったのは日本のGKが良かったのと、最後のところでDFに止められたから」

日本サッカー協会・小倉純二会長
「何より6万5000人の皆さんに来ていただいたことがありがたい。W杯の成果だと思う。若い選手をはじめ、伸び伸びと楽しくやっていた。これからの日本の未来は明るい」

日本代表メンバー22名
GK:
1.楢崎正剛(名古屋)
21.川島永嗣(リールセ)
DF:
22.中澤佑二(横浜M)
3.駒野友一(磐田)
13.岩政大樹(鹿島)
25.永田充(新潟)
20.栗原勇蔵(横浜M)
5.長友佑都(チェゼーナ)
23.槙野智章(広島)
6.内田篤人(シャルケ)
MF:
2.橋本英郎(G大阪)
7.遠藤保仁(G大阪)
14.中村憲剛(川崎)
8.松井大輔(トム・トムスク)
15.今野泰幸(FC東京)
12.藤本淳吾(清水)
16.細貝萌 (浦和)
18.本田圭佑(CSKAモスクワ)
24.乾貴士 (C大阪)
11.香川真司(ドルトムント)
FW:
9.岡崎慎司(清水)
19.森本貴幸(カターニャ)

パラグアイ代表メンバー20名
GK:
1.フスト・ビジャール(バジャドリード/スペイン)
12.ホエル・シルバ(グアラニ)
DF:
4.デニス・カニサ(レオン/メキシコ)
14.パウロ・ダ・シルバ(サンダーランド/イングランド)
17.アウレリアーノ・トーレス(サンロレンソ/アルゼンチン)
3.アントリン・アルカラス(ウィガン/イングランド)
2.マルコス・カセレス(ラシン・クラブ/アルゼンチン)
5.アダルベルト・ロマン(リバープレート/アルゼンチン)
MF:
13.エンリケ・ベラ(アトラス/メキシコ)
10.セルヒオ・アキノ(リベルタッド)
11.ホナタン・サンターナ(カイセリスポル/トルコ)
20.ネストル・オルティゴサ(アルヘンティノス・ジュニオルス/アルゼンチン)
6.オスマル・モリナス(オリンピア)
15.ネストル・カマチョ(ルビオ・ニュ)
16.セルソ・オルティス(AZ/オランダ)
8.エルナン・ペレス(ビジャレアル/スペイン)
FW:
9.ロケ・サンタクルス(マンチェスター・シティー/イングランド)
19.ルーカス・バリオス(ドルトムント/ドイツ)
7.ホセ・オルティゴサ(蔚山現代/韓国)
18.マルセロ・エスティガリビア(ニューウェルス・オールドボーイズ/アルゼンチン)

【香川、4年後へ向け鮮烈ゴール】
 パラグアイ相手にW杯から続く0−0の長い均衡を破ったのは、チーム最年少の香川だった。後半19分、攻撃が停滞した瞬間に縦へ鋭く抜け出し、中村のスルーパスに反応。右足で放ったシュートはポストに当たり、ゴール内へ転がった。「どこかでスイッチを入れて前に仕掛けたい」。有言実行の得点となった
 南アフリカへはサポートメンバーとしてチームに同行。決勝トーナメントでパラグアイに敗退した直後には「辛く悔しい1ヶ月だった」と漏らした。練習に参加してもベンチに入れない日々。やり切れない思いで「どう世界と戦うかばかり考えていた」という。決意を胸にW杯後にドルトムントへ渡った。非凡な攻撃センスで強豪ひしめくドイツブンデスリーガでも堂々と渡り合っている。
 「ドイツでは充実感があるし、無心でサッカーを楽しめている」と話す姿は、W杯の時より明らかに自信に満ちている。前半40分には左サイドで2人を突破するなど、果敢なプレーで何度も場内を沸かせた。
 鮮烈な得点シーンにはスタンドのザッケローニ新監督も笑顔を見せた。「自分からアクションを起こす攻撃的なサッカーがしたい」と話す21歳が、4年後の主役候補へ名乗りを上げた。

【川島、好守で勝利に貢献】
 W杯でも正GKを務めた川島は、後半22分にバリオスとの1対1をブロックするなど好守を見せて無失点に貢献。「試合をしていればああいうシーンはある。自分の仕事をしていくだけ」と、当然と言わんばかりの口調で振り返った。
 W杯後にベルギーのリールセに移籍したが、リーグ戦で開幕5連敗と苦しんでいる。「かなり久々の勝利なので、いいですね」と勝利を素直に喜んでいた。

【中澤「W杯の借りは返せない」】
 中澤がW杯では長谷部に譲ったキャプテンマークを巻いてフル出場。最終ラインを統率し、無失点勝利に貢献した。
 W杯からパラグアイに2試合連続、合計210分間ゴールを割らせなかった。それでも「W杯の借りはW杯でしか返せない。勝てたのはいいことだけど、それで万事オーケーという感じではない。親善試合は比べものにならないので」とベテランらしく冷静に話した。

【本田、チーム最多のシュート3本も不発】
 本田はチーム最多のシュート3本を放ったが、無得点に終わった。前半10分には右サイドから得意のFKを狙ったものの、GKの好セーブに阻まれた。
 W杯で2得点した後は、所属するCSKAモスクワでも無得点が続いている。後半33分に交代後はベンチにも寄らず控室に消え、報道陣の質問には一切答えなかった。

【憲剛、絶妙なスルーパス】
 中村憲が絶妙の縦パスで香川のゴールを引き出した。後半19分、パラグアイの人数は足りていたが、香川が急加速してゴール前に走り込むのを見逃さなかった。
 W杯ではやや不完全燃焼だったが、新生・日本代表の勝利に大きく貢献。試合後は笑顔で「(香川)真司が良い動きをしてくれた。僕はパスを出すだけだった」と、パス巧者らしいせりふを口にしていた。

【駒野、大声援浴び「うれしい」】
 W杯のパラグアイ戦でPKを外した駒野が後半45分から途中出場。ピッチに入ると、この日一番とも言える大声援を浴びた。プレー時間はわずかだったが、「最後の最後だったけど、出られた。これだけ多くの声援をもらえてうれしい」と感謝した。

【細貝がフル代表デビュー】
 北京五輪代表で24歳の細貝がフル出場で代表デビューを果たした。「五輪でやっていた選手もいたし、緊張は全くしなかった」そうで、守備的MFとして精力的に動き回った。
 ただ、本人は攻撃にもう少し絡みたかった様子で「多少強引にでもシュートを打とうと思っていたけど、そういう場面がなかった」と悔しそうだった。

【ザッケローニ監督も満足】
 日本代表の監督選考が難航した影響で、8月29日に来日したばかりのザッケローニ新監督は、新チームの船出の一戦で指揮を執ることはできなかった。選手の写真入りの名簿を持ち歩き、スタンドからじっと目を光らせたこの日の試合は、あくまで「勉強」だった。
 試合後、日本の控室を訪れたザッケローニ監督は原監督代行に「おめでとう。いい試合だった」と声をかけ、選手達をねぎらった。
 メンバー選考から戦術まで全権を委任している原監督代行に遠慮してか、選手個々の評価は避けた。一番印象に残ったことを問われても「試合終了の笛が鳴るまでチームが非常に機能していたこと」と、抽象的な答えしか返ってこなかった。
 だが、W杯では見られなかった攻撃的な姿勢をうかがわせたチームについて「自分の期待通りの試合運びだった」と満足げな表情を浮かべた。合宿初日のミーティングで「侍(日本代表)のユニホームを着る誇りを持て」と熱く語り掛け、その思いに応えた選手に心底うれしそうだった。
 7日のグアテマラ戦も外から見る。今後、集めた情報をどう味付けし、独自色に染めてチームを強化していくのか楽しみである。

【ザッケローニ新監督がサポーターにあいさつ】
 試合前、日本代表のザッケローニ新監督が会場の大型スクリーンを使ってサポーターにあいさつした。「新しい冒険が始まります」と切り出し「いつも、我々のそばにいてください」と応援を呼び掛けた。
 監督人事が難航した影響で客足の伸びが懸念されたが、チケットは完売でスタンドはビッシリと埋まった。スクリーンに新監督が映し出されると、スタンドからは大きな歓声が沸き上がった。

【原監督代行、勝利に安堵】
 指揮を執った原監督代行は勝利にホッとした様子。「2014年(W杯の)へのスタートとして伸び伸びやろうと選手には話していた」と笑顔で振り返った。
 試合終盤には内田に代わって駒野を投入。内田の負傷が交代理由としながらも、W杯のパラグアイ戦のPK戦でキックを外した駒野に対し「PKがあったら蹴るか」と声を掛けたことを明かし、笑いを誘った。

【久々に6万5千の大観衆】
 国内開催の日本代表の試合で6万5千人を超える観客が集まったのは、この日と同じ日産スタジアムで行われた2009年2月のW杯アジア最終予選のオーストラリア戦以来となった。
 W杯前は集客に不安を抱えていたが、W杯での躍進が影響したとみられる。過去のW杯後初戦は、日産スタジアムより収容人数の少ない会場で行われたこともあり、観衆は4万〜5万人台だった。

【パラグアイ、日本戦は5試合連続無得点】
 W杯では0−0からのPK戦の末に日本を下したパラグアイだが、この日も無得点のまま0−1で敗戦を喫した。
 パラグアイは日本に対し、1999年のコパ・アメリカ(南米選手権)で4−0で完勝した後は、これで5試合連続の無得点。マルティノ監督は「今日は日本のGKが良かったのと、最後のところでDFに止められた」と話した。

【来年もパラグアイと対戦】
 日本サッカー協会の小倉会長が試合後、パラグアイ関係者から再戦の申し入れを受けた。
 日本は来年7月にアルゼンチンで行われるコパ・アメリカ(南米選手権)に出場する予定。「その前に是非パラグアイに立ち寄って、もう1試合やって決着をつけましょうというオファーをいただいた」と話した。
 また、3日にザッケローニ新監督と正式契約を結んだことも明らかにした。

【4選手が代表離脱】
 日本サッカー協会は4日、国際親善試合のグアテマラ戦(7日・長居陸上競技場)を控える日本代表からMF遠藤保仁(G大阪)、松井大輔(トム・トムスク)、今野泰幸(FC東京)、DF栗原勇蔵(横浜M)の4選手が離脱すると発表した。追加招集はない。
 遠藤と今野はふくらはぎを痛めており、4日のパラグアイ戦はベンチ入りしなかった。ロシアへ移籍したばかりの松井はクラブの事情で代表を離れ、栗原はパラグアイ戦で左ふくらはぎを負傷した。

≪超サカ採点表≫
日本代表
GK:
21.川島永嗣 6.0
後方からチームを鼓舞した他、今日もビッグセーブを見せた
DF:
6.内田篤人 5.0
プレーに自信を無くしている様子で、攻守に中途半端なプレーを見せた
(89分23.槙野智章 --)
22.中澤佑二 5.5
持ち前の高さを見せるも、栗原との最終ラインは不安定さが目に付いた
20.栗原勇蔵 5.0
致命的なミスを犯した
(68分13.岩政大樹 5.5)
ボールに関与する場面が少なかったが、一度中盤とのギャップを作ってしまう
5.長友佑都 6.5
左サイドを駆け上がり、積極的な仕掛けを見せた
MF:
8.松井大輔 6.0
果敢なドリブル突破は相手の脅威となる
(66分12.藤本淳吾 5.5)
決定機を迎えたが、シュートは大きく枠の上に外れた
14.中村憲剛 6.5
巧みなスルーパスで決勝点をアシスト
16.細貝萌 5.5
フル代表初出場にしては、落ち着いてプレーできていた
11.香川真司 6.5
この試合の決勝点を記録。自信溢れるプレーをしていた
(90分3.駒野友一 --)
18.本田圭佑 6.0
相手DFにブロックされていたが、シュートに対する姿勢は感じられた
(78分2.橋本英郎 --)
FW:
19.森本貴幸 5.5
両サイドからのセンタリングに果敢に飛び込んでいたが、シュートは打てず
(60分9.岡崎慎司 5.0)
長友からのクロスはゴールに繋げたかった
監督代行:
原博実 6.0
選手達の意識を攻撃に専念させた。全体的にプレーし易かったはず
パラグアイ代表
GK:
1.ビジャール 5.5
失点は仕方ない。果敢な飛び出しを見せた
DF:
2.M・カセレス 5.0
長友と香川に手を焼いた
(60分5.ロマン 5.0)
見せ場をもっと作りたい
14.ダ・シルバ 5.5
森本や岡崎にシュートを打たせず
3.アルカラス 5.5
内田のクロスを止め、決定機を作らせなかった
17.A・トーレス 5.5
セットプレーのキッカーを務めたが、もう少しチャンスを演出したい
MF:
13.ベラ 5.5
前線へ上がり、チャンスメイクも得点に繋がらず
(81分16.オルティス --)
20.N・オルティゴサ 6.0
攻守に渡り効果的なプレーを見せていた
11.サンターナ 6.0
チャンスに顔を出した。あとはシュートの精度
(72分8.エルナン・ペレス 5.5)
ペナルティーエリア内でチャンスを迎えたが、DFにブロックされる
FW:
9.サンタクルス 5.5
前半の決定機は決めたい
(81分7.J・オルティゴサ --)
19.バリオス 6.0
ゴールに向かう姿勢が相手にプレッシャーを与えていた
(86分18.エスティガリビア --)
15.カマチョ 5.5
前半は躍動も、後半は試合から消えた
(60分10.アキノ 5.0)
チャンスに絡むプレーが欲しかった
監督:
マルティーノ 5.5
守備の連携に不備が見られる日本から1点も取れず


超サカFLASH

ドロー
国際親善試合結果

ポーランド1−1ウクライナ
≪得点者≫
ポーランド:イェレン41
ウクライナ:セレズニョフ90

タイ1−0インド
ベネズエラ0−2コロンビア
パナマ2−2コスタリカ
カナダ0−2ペルー

 国際親善試合は4日、各地で行われ、ユーロ2012(欧州選手権)共催国のポーランドとウクライナの試合は1−1の引き分けに終わった。

辞任
 アルジェリア・サッカー連盟は、ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で同国代表を指揮したラバフ・サーダン監督(64)が辞任したと4日発表した。3日にホームで行われた2012年アフリカ選手権予選のタンザニア戦で1−1で引き分けた後、辞任を申し出て了承された。


[提携サイト]
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