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本日の超最新情報
広州アジア大会、U-21日本代表が開催国・中国に快勝!!2010.11.08.MON

INDEX

快勝発進
広州アジア大会サッカー男子グループリーグ第1戦(開幕戦)
グループA
U-21中国代表0−3U-21日本代表
マレーシア2−1キルギス
グループB
ベトナム3−1バーレーン
イラン4−1トルクメニスタン
グループC
韓国0−1北朝鮮
パレスチナ0−0ヨルダン
グループD
クウェート2−0インド
カタール0−0シンガポール
グループE
UAE1−1香港
ウズベキスタン3−0バングラデシュ
グループF
モルディブ0−3オマーン
タイ6−0パキスタン
日本は超アウェーの中で開催国中国に快勝して白星発進!

先制ゴール
ドイツブンデスリーガ第11節
ハノーバー0−4ドルトムント
シュツットガルト6−0ブレーメン
香川真司はフル出場して先制ゴールをGET!ドルトムントは4ゴール大勝で首位快走!

フル出場
イタリアセリエA第10節
ユベントス3−1チェゼーナ
サンプドリア0−0カターニャ
ラツィオ0−2ローマ
バーリ2−3ミラン
長友佑都は開幕から10試合連続のフル出場!森本貴幸はベンチ外!首位ラツィオはローマ・ダービーに敗れて連勝が5でストップ!

後半出場
ロシアプレミアリーグ第27節
CSKAモスクワ4−3クリリア・ソビエトフ
シビル・ノボシビルスク2−5ゼニト・サンクトペテルブルク
本田圭佑は後半から出場!CSKAは打ち合いを制して暫定2位浮上!

3連勝
イングランドプレミアリーグ第11節
リバプール2−0チェルシー
アーセナル0−1ニューカッスル
ウェスト・ブロムウィッチ0−2マンチェスター・シティー
リバプールはトーレスの2ゴールで首位チェルシーに快勝し、3連勝で9位浮上!アーセナルは3位後退!

揃って快勝
スペインリーガエスパニョーラ第10節
ヘタフェ1−3バルセロナ
レアル・マドリード2−0アトレティコ・マドリード
ビジャレアル4−1アスレティック・ビルバオ
第147回マドリード・ダービーは首位レアルが快勝!2位バルセロナも快勝して4連勝!

敗れる
フランスリーグ1第12節
パリ・サンジェルマン2−1マルセイユ
リール3−1ブレスト
昨季王者の3位マルセイユ、昇格組の首位ブレストは揃って黒星!

競り勝つ
オランダエールディビジ第13節
アヤックス0−1ADO
ユトレヒト1−2PSV
フェイエノールト1−1ローダ
PSVは競り勝って2位キープ!3位アヤックスはADOに24年ぶりの敗戦!

初優勝
U-16アジア選手権決勝
ウズベキスタン0−2北朝鮮
北朝鮮は後半の2ゴールで開催国のウズベキスタンを下して初優勝!

PK戦44人
第89回全国高校選手権福岡大会決勝(7日・レベスタ)のPK戦で延べ44人が蹴る異例の展開!九州国際大付が全国大会出場!

本日の超サカFLASH
湘南のブラジル人DFジャーン(33)が今季限りで退団ほか


本文
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快勝発進
広州アジア大会サッカー男子グループリーグ第1戦(開幕戦)結果

グループA:

U-21中国代表0−3U-21日本代表
(天河体育場・43000人)
≪得点者≫
日本:山崎亮平11、永井謙佑58、鈴木大輔64
≪出場メンバー≫
U-21日本代表
GK:
18.安藤駿介
DF:
6.鎌田翔雅
(46分5.比嘉祐介)
13.鈴木大輔
3.薗田淳
2.實藤友紀=90+1分
MF:
10.水沼宏太
8.山村和也(Cap)
16.山口螢
7.山崎亮平
(90+3分17.登里享平)
15.東慶悟=28分
(71分20.富山貴光)
FW:
11.永井謙佑
ベンチ:
GK:
1.増田卓也
DF:
4.當間建文
12.菅沼駿哉
MF:
9.黒木聖仁
14.大塚翔平
FW:
19.工藤壮人

マレーシア2−1キルギス

グループB:

ベトナム3−1バーレーン
イラン4−1トルクメニスタン

グループC:

韓国0−1北朝鮮
パレスチナ0−0ヨルダン

グループD:

クウェート2−0インド
カタール0−0シンガポール

グループE:

UAE1−1香港
ウズベキスタン3−0バングラデシュ

グループF:

モルディブ0−3オマーン
タイ6−0パキスタン

 広州アジア大会は本日8日、サッカー男子のグループリーグ第1戦が行われ、U-21(21歳以下)代表で臨んだグループAの日本は地元中国に3−0で快勝し、初戦を白星で飾った。日本は10日の第2戦でマレーシアに勝てば、16チームによる決勝トーナメント進出が決まる。
 12日の開会式に先立ち、日本選手団の先陣を切って登場したチームは前半に山崎(磐田)が左足で強烈なシュートを決めて先制。後半に永井(福岡大)と鈴木(新潟)が加点した。
 グループCは北朝鮮が韓国との「南北対決」を1−0で制し、グループAのもう1試合はマレーシアがキルギスに2−1で勝利。グループBはベトナムがバーレーンに3−1で勝った。
 日本選手団は本日8日、サッカー女子や重量挙げの代表が広州入りした。競泳男子の北島康介(日本コカ・コーラ)や旗手を務めるバドミントン女子の潮田玲子(日本ユニシス)ら本隊は、9日に広州に到着する。

山崎亮平
「(先制点の場面は)永井がいいボールを出してくれた。先制点を取ればいけると思った。こういう雰囲気でやるのもいい経験。楽しくやれた」

永井謙佑
「スタジアムの雰囲気は、中国の人がたくさんいて緊張感があった。(得点場面は)センタリングのこぼれ球を狙っていた。うまく合わせることができた」

山村和也
「全体的に協力してプレスをかけられたし、試合の入りも良かった。最初の試合で勝てたのは自分としてもチームとしても大きい」

U-21日本代表・関塚隆監督
「初戦は中国戦ということで緊張感のある戦いになった。選手が試合にどういう入り方をするかが一番のポイントだったが、リラックスして入ってくれた。中国のリズムが出る前に先制点を取れたのが良かった」

U-21中国代表・孫衛監督
「結果として負けたが、選手達の勝とうとする意欲は強かった。日本とはまだ実力の差がある。グループリーグは残り2試合あるので、しっかり戦いたい」

原博実・チームリーダー(日本サッカー協会強化担当技術委員長)
「いろんなことがある中で、選手達は冷静にやってくれた。今後、日本へのマークが厳しくなるので、またレベルアップしてほしい」

【日本、アウェー跳ね返し完勝】
 2年後のロンドンを目指して始動したばかりの21歳以下の日本が、初陣を勝利で飾った。アウェーの重圧を跳ね返して3ゴール。地元中国への大声援に包まれたスタジアムで、日本の選手はたくましさを見せた。自身も公式大会初戦の関塚監督は「非常に緊張感のある戦いだった。中国のリズムが出る前に先制点を取れたのが良かった」とホッとした様子だった。
 10月のチーム立ち上げから広州入りまでに練習できたのはわずか7日間だけ。決して準備は万全とはいえない。日程が重なるJリーグの各クラブへの配慮から、主力となるべき選手を招集できない事情もあった。
 さらにこの年代は2年前のU-19(19歳以下)アジア選手権でベスト8に終わり、U-20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)出場を逃している。今大会でも苦戦が予想された。
 逆境で力を発揮した。先制点をアシストした快足自慢のFW永井は後半13分に左足でゴール。チーム2点目を挙げ、中国を後押ししていた観衆を黙らせた。「初戦で勝ったことで雰囲気も良くなる」と永井が言うように、チームは上々のスタートを切った。

【日本サポーターの表情複雑】
 「こんな雰囲気で観戦するのは奇妙な感じ」。中国広東省広州市で本日8日に開かれたアジア大会サッカー男子グループリーグの中国vs日本戦。日中関係悪化の影響による騒動が懸念される中、会場全体が物々しい雰囲気に包まれ、日本人サポーターは複雑な表情で歓声を送った。
 高層ビルに囲まれた広州市の天河体育場。金網で囲まれた外側には装甲車が横付けされ、警察犬を連れた治安要員や小銃で武装した警官が巡回。来場者に厳しい視線を向けていた。
 スタジアムには地元サポーターとの接触を避けるため、日本人専用席が設置。観客席では100人近くの警官が子供連れを含む日本人客の周囲を固めた。
 試合開始に先立つ「君が代」の斉唱時には中国人観客らも聞き入り、ブーイングなどはなく斉唱が終わると歓声が。最初は警戒していた日本人サポーターも前半が終わる頃にはサムライブルーの応援用ユニホームを着用し始めるなど徐々に「通常モード」に変わった。

【日本称賛する中国人観客も】
 中国広州市で8日行われたアジア大会男子サッカーの日中戦は3―0で日本が快勝。日中関係の悪化で当初懸念された大きな騒乱や嫌がらせも起きず、日本人サポーターらは安堵と喜びの表情をみせた。中国人サポーターからは日本のプレーを称える声も出た。
 広州日本総領事館の関係者は試合後、「特に混乱の報告はなく、ひとまず安心した」と胸をなで下ろした。
 現地の日系企業に勤める大槻高士さんは「広州は大都市。内陸部とは違い対日感情は冷静だ。今後も大丈夫なのではないか」と話した。
 広州在住者を中心にした約150人の日本人サポーターは大半が会場近くからバスに分乗してスタジアム入り。地元サポーターとの接触を避けるため日本人専用席が用意された。試合中は、100人近くの警官が子ども連れを含む日本人客の周囲をがっちり固めた。
 試合前の「君が代」斉唱の際も目立ったブーイングはなく、沖縄・尖閣諸島付近で起きた漁船衝突事件に絡む反日の横断幕などは見られなかった。
 点を加えるごとに勢いづく日本人サポーター。前半が終わる頃にはサムライブルーのユニホームに着替え、声援を送った。一方、日本が優勢に試合を進めたため、終了前に席を立つ中国人サポーターも多かった。「中国は何をやっているんだ」や「もっとしっかりしろ」と怒りをあらわにする人も。ある中国人会社員は「中国のレベルを考えると結果は仕方がない。日本のプレーは素晴らしかった」と称えた。

【ザックにアウェーの洗礼?】
 日本代表のザッケローニ監督が中国戦の視察に訪れ、選手と同様にアウェーの“洗礼”を受けた。
 同行した原チームリーダーによると、要請していたVIP席になかなか通してもらえず、「何とか説明して入れてもらえた」という。原氏は「アジアのアウェーの雰囲気を感じられて良かったんじゃないかな?欧州と違った難しさがある。監督も驚いたと言っていた」と話した。

【中国、大声援に応えられず】
 中国は地元のファンから大きな声援を受けて初戦に臨んだが、完敗した。孫衛監督は「日本とはまだ実力の差がある。90分間、集中力を保つことができなかった」と沈痛な表情だった。
 0−1の前半終了間際の同点機は、シュートがGKに防がれた。好機を生かせずに前半を折り返すと、後半は徐々にミスが目立ち始め、試合終了前に席を立つ観客も多かった。主将のチャン・リンペンは「初戦で緊張しすぎた」と反省し「残りの試合でいいプレーをしたい。決勝トーナメント進出はあきらめていない」と自分に言い聞かせるように話した。

【中国では4分の1が空席でも「完売」】
 厳戒下のアジア大会サッカー男子の日中戦で大きな騒ぎが起きなかった要因の一つとして、入場券の販売制限が考えられる。会場の天河体育場の収容人員は約5万人。公式発表で入場者数は4万3千人だったが、最高に入った時でも観客席の4分の1ほどは空席だった。
 一般向けの入場券は10月末に銀行の窓口などで販売されたが、約2万枚が売れた時点でストップされた。日本総領事館が地元公安当局と、観戦する日本人の安全確保について最初の協議を行った時期と重なる。
 「南北対決」の韓国vs北朝鮮が行われた越秀山体育場でも同様の現象が見られ、客席の3分の2以上が空席だったにも関わらず、入場券は完売とされた。聯合ニュースによると、買えなかった韓国人ファンが会場の外で不満の声を上げる光景もあった。

【北朝鮮はW杯メンバー6人出場の実力証明】
 先発にワールドカップ(W杯)メンバー6人を揃えた北朝鮮が、若手有望株で構成された韓国との「南北対決」を制し、金メダル候補に挙げられる実力を証明した。
 「まるで大人の代表とユース代表のようだ」と韓国の洪明甫監督を嘆かせた体格とパワーの差は見た目にも歴然。立ち上がりの韓国のパスを生かした攻撃をゴール前で弾き返し、力強い逆襲からペースを掴んだ。
 前半36分、左CKをアン・チョルヒョクが高い打点のヘッドで落とし、リ・クァンチョンが頭で押し込んで先制。2人のW杯メンバーの経験と底力でもぎ取った決勝点だった。
 北朝鮮のチョ・ドンソプ監督は「高さを生かす得点パターンは練習してきた通り」と満足そう。後半に退場者を出してからは、持ち前の徹底した守備で焦る韓国の強引な攻撃を封じて見せた。
 日韓は2年後のロンドン五輪を見据え、21歳以下の経験の少ない選手が主力。中東勢もサウジアラビアが不参加の上に、ほかのチームも来年1月のアジアカップ(カタール)を見据えフル代表クラスの選手の多くを派遣していない今大会。優勝争いは北朝鮮を中心に回っていくことになりそうだ。

【北朝鮮の「美女軍団」登場せず】
 美女軍団」は登場せず…。北朝鮮の最初の競技となったサッカー男子グループリーグの韓国戦だったが、2002年釜山大会などで話題を呼んだ大人数の若い女性による応援はなかった。
 深い友好関係を持つ中国で開催される国際総合大会とあって、北朝鮮は大規模選手団を派遣。久々の大応援団の登場も期待されたが、この日のスタンドには数人の選手や役員の姿があるだけだった。

【冷静な韓国・洪明甫監督】
 2年後のロンドン五輪出場に向けてU-21(21歳以下)韓国代表を率いる元Jリーガーの洪明甫監督は、このチームでの公式大会初戦となった北朝鮮戦を白星で飾れなかった。
 敗れはしたが「北朝鮮は最初から強いとわかっていた。それでもワールドカップ(W杯)メンバーが10人いるというほどの差は感じなかった」と若手のプレーに手応えも感じた様子。「残り2試合あるのでグループリーグ突破に何の問題もない」と淡々と話し「南北対決」にも終始冷静だった。

U-21日本代表20名
GK:
1.増田卓也(流通経済大)
18.安藤駿介(川崎)
DF:
2.實藤友紀(高知大)
3.薗田淳(川崎)
4.當間建文(鹿島)
5.比嘉祐介(流通経済大)
6.鎌田翔雅(千葉)
13.鈴木大輔(新潟)
12.菅沼駿哉(G大阪)
MF:
7.山崎亮平(磐田)
8.山村和也(流通経済大)
9.黒木聖仁(C大阪)
10.水沼宏太(栃木)
14.大塚翔平(G大阪)
15.東慶悟(大分)
16.山口螢(C大阪)
登里亨平(川崎)
FW:
11.永井謙佑(福岡大)
19.工藤壮人()
20.富山貴光(早稲田大)


先制ゴール
ドイツブンデスリーガ第11節結果

ハノーバー0−4ドルトムント
≪得点者≫
ドルトムント:香川真司11、バリオス72、レバンドフスキ81、ブラスチコフスキ90+1

シュツットガルト6−0ブレーメン
≪得点者≫
シュツットガルト:マリカ10、カカウ31、45、ゲントナー68、ニーダーマイアー73、ボカ86

レバークーゼン3−1カイザースラウテルン
≪得点者≫
レバークーゼン:サム38、84、ヘルメス68
カイザースラウテルン:ディック15

 ドイツブンデスリーガは7日、第11節の残り3試合が行われ、MF香川真司が所属するドルトムントは、アウェーで6位ハノーバーに4−0で大勝し、首位をキープした。
 香川はトップ下でフル出場し、前半に左足でゴール右に今季リーグ戦5試合ぶり5点目となる先制点を決めた。チームは後半にも3点を加えた。
 ドルトムントは前半11分、香川がペナルティエリアの右サイドでパスを受けると、相手DFを引き付けながら中央へドリブル。そのまま左足でシュートを放つと、DFのわずかな隙間をすり抜けてゴール右隅に決まり、ドルトムントに先制点をもたらす。セレッソ大阪から35万ユーロ(約4000万円)と言われる移籍金で加入した香川は、これで今季リーグ5得点目を記録した。
 その後、後半27分にバリオスのゴールで加点したドルトムントは、5分後にハノーバーの選手が退場となって数的優位に立つと、試合終了までにさらに2点を追加。そのまま4−0で大勝し、首位の座をしっかりとキープした。
 得点はリーグ最多の「27」、失点はリーグ最少の「7」と、攻守ともに絶好調のドルトムント。クロップ監督は試合偽、「我々は今日の勝利には値したが、スコアは出来過ぎ。2点目がターニングポイントとなり、ハノーバーは自信を失ったと思う」と、この日の勝利を振り返っている。
 ドルトムントの次節は12日に行われ、ホームで6位ハンブルガーSVと対戦する。

【欠かせない存在の香川】
 前半11分、相手ペナルティーエリア右側でボールを受けた香川が、速いドリブルで横に回る。付いていけないハノーバーDFをかわし、左足で放ったシュートはゴール右隅に吸い込まれた。ドルトムントは1−0で折り返すと、後半に3得点。鋭い動きで勝利に貢献した香川は「先制点を取れたのは大きかった」と、普段のポーカーフェースを崩して笑顔を見せた。
 前半24分にはゴール正面から右足を振り抜くなど、この日は4本のシュートを放った。「シュートで終わらないと。最初から打っていこうと思っていた」と積極的だ。
 クロップ監督も「90分間、ずっと素晴らしかった。彼はアイディアが多い」と絶賛する。7月に移籍したばかりの21歳が、今や首位を快走するドルトムントに欠かせない存在となっている。


フル出場
イタリアセリエA第10節結果

ユベントス3−1チェゼーナ
≪得点者≫
ユベントス:デル・ピエロ30=PK、クアリアレッラ42、イアクィンタ87
チェゼーナ:ヒメネス11

サンプドリア0−0カターニャ

ラツィオ0−2ローマ
≪得点者≫
ローマ:ボリエッロ52=PK、ブチニッチ87

バーリ2−3ミラン
≪得点者≫
バーリ:クトゥゾフ65、バレット89
ミラン:アンブロジーニ4、フラミニ30、パト72

フィオレンティーナ1−0キエーボ
≪得点者≫
フィオレンティーナ:チェルチ80

ナポリ2−0パルマ
≪得点者≫
ナポリ:カバーニ19、85

ウディネーゼ1−1カリアリ
≪得点者≫
ウディネーゼ:フローロ・フローレス44
カリアリ:コンティ12

パレルモ1−0ジェノア
≪得点者≫
パレルモ:ピニーラ42

 イタリアセリエAは7日、第10節の残り8試合が行われ、DF長友佑都が所属する17位チェゼーナは、アウェーで4位ユベントスと対戦し、1−3で逆転負けした。長友は開幕から10試合連続でフル出場したが、チームは3連敗となった。
 FW森本貴幸のカターニャはアウェーでサンプドリアと0−0で引き分けた。森本はベンチ入りしなかった。
 両チームの次節は10日に行われ、チェゼーナはラツィオと、カターニャはウディネーゼとそれぞれホームで対戦する。
 首位ラツィオは9位ローマとのローマ・ダービーを0−2で落とした。ラツィオはPK2本の前に沈み、連勝が5でストップした。
 一方、バーリと敵地で対戦した3位ミランは3−2で競り勝ち、首位ラツィオとの勝ち点差を2ポイントに縮めた。ミランは3位インテルを勝ち点1差で抜いて2位に浮上。インテルとは14日の第12節でミラノ・ダービーを迎える。

【指揮官「長友はよく相手を抑えていた」】
 チェゼーナの長友は右サイドバックで先発し、終盤は左サイドバックに回った。ユベントスの攻撃陣に立ち向かったが、前半で退場者が出た影響もあって逆転負け。長友は無言でスタジアムを後にした。
 開幕から10試合を終えたが勝ち点は8にとどまっている。フィッカデンティ監督は「弱いチームだとは思わない。守備、特に長友はよく相手を抑えていた」と苦境の中に光を見い出そうとしていた。


後半出場
ロシアプレミアリーグ第27節結果

CSKAモスクワ4−3クリリア・ソビエトフ
≪得点者≫
CSKAモスクワ:ベレズトスキ4、ネチド8、89、トシッチ68
クリリア・ソビエトフ:イバノフ72、レイトン81=PK、トカチェフ90+1

シビル・ノボシビルスク2−5ゼニト・サンクトペテルブルク
≪得点者≫
シビル:ナギビン2、グジェラク6
ゼニト:ビシュトフ13、オウンゴール15、ダニー61、セマク62、アニュコフ66

アラニア・ウラジカフカス0−0ロコモティフ・モスクワ

 ロシアプレミアリーグは7日、第27節の3試合が行われ、MF本田圭佑が所属するCSKAモスクワは、ホームでクリリヤ・ソビエトフに4−3で競り勝ち、4試合ぶりの白星を挙げた。本田は後半の最初から途中出場した。
 前戦の欧州リーグのパレルモ(イタリア)戦では2点に絡む活躍を見せた本田はベンチスタートとなったが、後半開始からピッチに登場。18分にスルーパスで決定機を作ると、その4分後にはパスカットされたこぼれ球を自ら拾ってトシッチへ預け、ここからチーム3点目が生まれた。
 CSKAは4試合を残して勝ち点54で暫定2位に浮上。次戦は10日に勝ち点63で首位のゼニト・サンクトペテルブルクと激突する。


3連勝
イングランドプレミアリーグ第11節結果

リバプール2−0チェルシー
≪得点者≫
リバプール:トーレス11、45

アーセナル0−1ニューカッスル
≪得点者≫
ニューカッスル:キャロル45

ウェスト・ブロムウィッチ0−2マンチェスター・シティー
≪得点者≫
マンC:バロテッリ20、27

 イングランドプレミアリーグは7日、第11節の残り3試合が行われ、13位リバプールと首位チェルシーの一戦は、トーレスの2ゴールにより、ホームのリバプールが2−0で快勝して3連勝を飾って9位に浮上した。
 名門クラブ同士の対決となったこの試合は、ホームのリバプールに軍配が上がった。リバプールは前半11分、カイトのパスを受けたトーレスが、巧みなボールコントロールから先制点を挙げると、44分にはカウンターから再びトーレスが躍動。左サイドから中央に切れ込むと、右足でカーブをかけた華麗なシュートを沈めてゴールGET。リーグ戦ここ10試合でわずか3失点と、堅守を誇るチェルシー相手に前半のうちに2得点を奪ってみせる。
 対するチェルシーは、後半からドログバを投入し反撃に出ると、アネルカがゴールバー直撃のシュートを放つなど試合を支配。しかし、最後まで得点が奪えず0−2で敗れ、今季2敗目を喫した。
 勝利の立役者となったリバプールのトーレスは試合後、「全ての試合でいいプレーをして、僕らは順位を上げていく」とコメント。序盤戦は最悪の出来で降格圏に沈んでいたリバプールだったが、ここからの巻き返しに強い意気込みを示した。
 2位アーセナルはホームで7位ニューカッスルに0−1で敗れ、3位に後退。4位マンチェスター・シティーはウェスト・ブロムウィッチに2−0で快勝した。


揃って快勝
スペインリーガエスパニョーラ第10節結果

ヘタフェ1−3バルセロナ
≪得点者≫
ヘタフェ:デル・モラル70=PK
バルセロナ:メッシ23、ビジャ35、ペドロ65

レアル・マドリード2−0アトレティコ・マドリード
≪得点者≫
R・マドリード:カルバーリョ13、エジル19

ビジャレアル4−1アスレティック・ビルバオ
≪得点者≫
ビジャレアル:ニウマール39、カソルラ45、ロッシ82、モンテロ86
ビルバオ:ジョレンテ6

アルメリア1−1スポルティング・ヒホン
≪得点者≫
アルメリア:コロナ15
ヒホン:ノヴォ73

レバンテ1−2デポルティボ
≪得点者≫
レバンテ:フアンル72
デポルティボ:リキ10、アイタミ52

オサスナ3−0エルクレス
≪得点者≫
オサスナ:モンレアル40、ロロ56、ファドゥーツ90+2

サラゴサ3−2マジョルカ
≪得点者≫
サラゴサ:ラフィタ56
マジョルカ:ウェボ19、マルキーニョス61

 スペインリーガエスパニョーラは7日、第10節の7試合が行われ、首位レアル・マドリードはホームで6位アトレティコ・マドリードとのマドリード・ダービーを2−0で制した。
 レアルは今季これまで中位・下位のチームとの対戦が多く、アトレティコとの第147回マドリード・ダービーは、真価を問われる最初のテストになると言われていたが、試合が始まってみると、10年ぶりのダービー勝利を目指すアトレティコを圧倒。アトレティコのフォルラン、アグエロの2枚看板にボールを触らせず、レジェスとシモンの両サイドにも仕事をさせなかった。
 レアルは開始12分、前線にオーバーラップしてきたカルバーリョのゴールで幸先良く先制に成功。さらに、その7分後の19分にはエジルの直接FKでリードを2点に広げてみせる。36分にはレジェスにチャンスを許すも、GKカシージャスが好セーブ。後半にはイグアイン、フォルランがそれぞれシュートをポストに嫌われる場面もあったが、アトレティコが試合を支配する時間帯はほとんどなく、レアルがそのまま逃げ切った。
 首位を維持したレアルのモウリーニョ監督は試合後、「選手達はとてもよくやった。スペクタクルじゃなかったのは、我々ではなく相手が原因だ。アトレティコ相手に6、7点差で勝つことはできない」とコメント。アトレティコの攻撃を消し、試合をよりコントロールするために、選手達にスローダウンするよう指示していたと明かした。
 一方、2位バルセロナも敵地でヘタフェに3−1で快勝して4連勝を飾った。
 バルサは前半22分、得意のパス交換から最後はメッシが先制。さらに33分、そのメッシの華麗なアシストからビジャが加点すると、後半19分にはメッシが高い位置からのプレスでボールを奪い、最後はペドロがダメ押し弾を奪った。
 その後、ピケがエリア内でのハンドでPKを献上し、おまけに2度目の警告で退場。数的不利になったバルセロナは、PKもマヌに沈められて1点を失う。だが、その後ヘタフェにも退場者が出たこともあって、逃げ切りに成功し、レアルとの勝ち点1差を守った。
 3位ビジャレアルはアスレティック・ビルバオに4−1で圧勝した。

【ビジャとメッシの相性抜群】
 スペインリーガエスパニョーラで7日、3連覇を狙うバルセロナはヘタフェを下し、4連勝となった。強力なホットラインを築いている今季加入のビジャとエースのメッシが抜群の連係で1点ずつを挙げ、3−1の快勝に導いた。
 お互いのプレーを驚くほど正確に予測し、相手守備陣を出し抜いた。前半23分、右クロスを受けたビジャが顔を上げるタイミングを見計らって縦へ走り抜けたメッシが、狙い通りに転がり込んだパスを難なく決めて先制。同35分には、相手DFの間を通すメッシのスルーパスをビジャが冷静に蹴り込んだ。
 ビジャはスペイン代表でシャビ・エルナンデスやイニエスタらバルセロナ勢と相性の良さを発揮し、2年前のユーロ2008(2008年欧州選手権)と今年のワールドカップ(W杯)で得点王に輝いた。それだけに期待は高かったが、予想以上に早くメッシと最高のコンビを形成した。
 グアルディオラ監督はあえて2人への賛辞を控えながらも「周りの選手が余裕を持て、チーム全体が良くなった」とご満悦。勝ち点1差で追う首位のレアル・マドリードをホームに迎える今月末の直接対決、伝統の一戦の「クラシコ」に早くも注目が集まっている。


敗れる
フランスリーグ1第12節結果

パリ・サンジェルマン2−1マルセイユ
≪得点者≫
PSG:エルディン9、オアロ19
マルセイユ:ゴンサレス23

リール3−1ブレスト
≪得点者≫
リール:ソウ40、ゲルビーニョ51、アザール76
ブレスト:ポイェ61

ランス2−0モンペリエ
≪得点者≫
ランス:ヘルマシュ7、アカレ41

ナンシー0−4モナコ
≪得点者≫
モナコ:オウンゴール55、62、パク・チュヨン82、87

ニース2−0トゥールーズ
≪得点者≫
ニース:リュボヤ18、ベン・サダ90+2

 フランスリーグ1は7日、第12節の残り5試合が行われ、3位マルセイユは7位パリ・サンジェルマンに1−2で敗れた。この結果、4位に後退したマルセイユをかわし、パリSGが3位へジャンプアップした。
 アウェー戦に臨んだ昨季王者・マルセイユは開始9分、GKマンダンダのミスからパリSGのエルディンクに先制点を奪われると、19分にはオアラウに決められ2点のビハインドを背負う。その4分後にルイス・ゴンサレスのゴールで1点差としたマルセイユは、後半は試合を支配しながらも、同点に追い付けないまま試合終了。1−2で敗れたマルセイユは、パリSGの本拠地で6年ぶりの黒星を喫することとなった。
 今季昇格組ながらも首位に立つブレストはリールに1−3で完敗した。


競り勝つ
オランダエールディビジ第13節結果

アヤックス0−1ADO
≪得点者≫
ADO:フェルフック44

ユトレヒト1−2PSV
≪得点者≫
ユトレヒト:デムージュ81
PSV:ジュジャク25、75=PK

フェイエノールト1−1ローダ
≪得点者≫
フェイエノールト:カステグノス87
ローダ:ユンカー24

フィテッセ1−1AZ
≪得点者≫
フィテッセ:アイサティ90
AZ:ペレ47

 オランダエールディビジは7日、第13節の残り4試合が行われ、2位PSVはユトレヒトに2−1で競り勝った。3位アヤックスはADOに0−1で敗れた。
 ユトレヒトとのアウェー戦に臨んだPSVは前半25分、ジュジャクのゴールで先制するも、その後に退場者を出して10人での戦いを強いられる。しかし、後半に相手も退場で1人を失うと、30分にはジュジャクが今度はPKを沈めてリードを2点に広げる。結局、相手の反撃を1点に抑え切ったPSVがそのまま勝利し、勝ち点3を獲得した。
 一方、ADOと対戦したアヤックスは、前半44分に許した先制点が最後まで響いて黒星。ADOとのホーム戦では、じつに24年ぶりの敗戦を味わうこととなった。
 この結果、首位トゥヴェンテ(勝ち点31)と2位PSV(同30)の差は変わらず。同27の3位にアヤックスが続いている。


初優勝
U-16アジア選手権決勝結果

ウズベキスタン0−2北朝鮮
≪得点者≫
北朝鮮:リ・グァンイル75、チョ・グァン85

 U-16アジア選手権は7日、ウズベキスタンのタシケントで決勝が行われ、北朝鮮が開催国ウズベキスタンを2−0で下し、初優勝を飾った。
 準決勝で日本を下して決勝へ駒を進めた北朝鮮は、後半30分にリ・グァンイルが先制点を奪い、40分にもチョ・グァンが追加点を挙げて2−0とすると、ウズベキスタンの攻撃を最後まで抑え切って初戴冠を果たした。
 なお、北朝鮮、ウズベキスタン、同大会ベスト4に入った日本とオーストラリアの4カ国は、2011年にメキシコで開催されるU-17ワールドカップ(W杯)の出場権を獲得している。


PK戦44人
 7日に福岡市のレベルファイブスタジアムで行われたサッカーの全国高校選手権福岡大会の決勝はPK戦にもつれた末、九州国際大付が21−20で制して東福岡を下した。決着まで延べ44人が蹴る異例の展開となった。
 試合は0−0で延長戦に入り、延長戦も1−1で決着がつかなかった。PK戦では延べ44人のうち、決められなかったのは3度だけ。福岡県サッカー協会の関係者は「(44人のPKは聞いたことが)ない。よく集中して蹴っていたということでしょう。個人個人のレベルが高い」と話した。


超サカFLASH

アドバイザリー契約
 スポーツ用品メーカーのアディダスジャパンは本日、サッカー日本代表のザッケローニ監督とアドバイザリー契約を締結することで合意したと発表した。同社は日本サッカー協会と公式サプライヤー契約を結んでいる。

決勝ゴール
 サッカー女子のドイツ1部リーグ、ポツダムのFW永里優季が7日、アウェーのハンブルガーSV戦に後半から出場し、同37分にゴールを決めた。これが決勝点となり、チームは1−0で勝利した。

全治4〜6週間
 J1の横浜Mは本日、日本代表DF栗原勇蔵(27)が左太もも裏の肉離れで全治4〜6週間と診断されたと発表した。6日の湘南戦で負傷した。センターバックの栗原は日本代表として10月のアルゼンチン戦や韓国戦でプレー。ザッケローニ監督が率いるチームで定位置の確保を狙う立場だが、来年1月7日にカタールで開幕するアジアカップへの出場が微妙になった。

退団
 J1湘南は本日、ブラジル人DFジャーン(33)が今季限りで退団すると発表した。本人は現役続行を希望しているが、ケガの治療のため11日に帰国する。2002年からFC東京で4季、2007年から湘南でも4季プレーし、今季はリーグ戦に15試合に出場して1得点だった。

獲得
 J1昇格が決まったJ2柏がサンパウロ(ブラジル)からMFジョルジ・ヴァグネル(32)を獲得することが7日、内定した。近日中に正式発表される。

新加入
 J2の横浜FCは本日日、同大からMF荒堀謙次(22)の来季新加入が内定したと発表した。荒堀は滋賀・野洲高時代に全国高校選手権で優勝した。

新加入
 J2札幌は本日、北海道・室蘭大谷高のDF櫛引一紀(17)の来季新加入が内定したと発表した。


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