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本日の超最新情報
J2第36節、3位福岡の5シーズンぶりのJ1昇格が決定!!2010.11.23.TUE

INDEX

初優勝
広州アジア大会サッカー女子
決勝
女子北朝鮮代表0−1女子日本代表
3位決定戦
韓国2−0中国
なでしこジャパンが3連覇を目指した北朝鮮を破って初優勝!日本のアジア制覇は史上初!

決勝進出
広州アジア大会サッカー男子準決勝
U-23イラン代表1−2U-21日本代表
韓国0−1UAE
日本は水沼宏太と永井謙佑のゴールで逆転勝ちし、2002年釜山大会以来2度目の決勝進出!25日の決勝でUAEと激突!

2位浮上
J1第32節
鹿島1−2磐田
横浜M1−4浦和
清水2−1広島
名古屋0−1FC東京
G大阪2−1湘南
大宮2−2神戸
川崎1−2C大阪
新潟1−1仙台
山形1−0京都
G大阪が今季初の2位浮上、鹿島は3位転落!16位神戸は次節にもJ2降格が決定!
J2第36節
栃木0−1水戸
岐阜0−2福岡
北九州0−1鳥栖
大分1−1熊本
札幌1−0徳島
草津2−0千葉
岡山1−2富山
2−0横浜FC
東京V1−0愛媛
3位福岡が勝ち、4位千葉が敗れたため、福岡の5シーズンぶりのJ1昇格が決定!首位柏は快勝してJ2優勝が決定!

J2入り消滅
JFL後期第16節
流通経済大学FC0−3佐川印刷
栃木ウーヴァ4−1ソニー仙台
ホンダロック1−2V・ファーレン長崎
FC琉球2−2Honda FC
松本山雅1−0ガイナーレ鳥取
町田ゼルビア1−1SAGAWA SHIGA
ジェフリザーブズ0−0MIOびわこ草津
アルテ高崎0−1ブラウブリッツ秋田
ツエーゲン金沢2−1横河武蔵野
6位松本山雅が敗れて4位以内の可能性がなくなり、来季のJ2入りが消滅!

退団
熊本の元日本代表のMF藤田俊哉(39)が家庭の事情を理由に今季限りで退団!藤田は現役続行を希望!

本日の超サカFLASH
G大阪のMF明神智和(32)が本日の湘南戦で、史上6人目のJ1通算400試合出場を達成ほか


本文
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初優勝
広州アジア大会サッカー女子結果

決勝:

女子北朝鮮代表0−1女子日本代表
≪得点者≫
日本:岩清水梓74
≪出場メンバー≫
女子日本代表
GK:
1.山郷のぞみ
DF:
2.岩清水梓
3.矢野喬子
4.近賀ゆかり
(82分16.川澄 奈穂美)
13.熊谷紗希
MF:
6.阪口夢穂
7.上尾野辺めぐみ
(64分5.鮫島彩)
8.宮間あや(Cap)
10.澤穂希
FW:
11.大野忍
(89分9.北本綾子)
18.高瀬愛実

3位決定戦:

韓国2−0中国

 広州アジア大会のサッカーは22日、女子の決勝が行われ、日本が3連覇を目指した北朝鮮を1−0で破り、初優勝を飾った。日本のアジア制覇は初めて。
 日本は後半28分、宮間(岡山湯郷)の右CKを岩清水(日テレ)が頭で合わせて決勝点を奪った。立ち上がりから終始、北朝鮮に押され気味だったが、粘り強い守りでグループリーグから4試合連続の無失点で切り抜けた。
 3位決定戦は韓国が中国を2−0で破った。1990年北京大会で女子が採用されてから、韓国のメダル獲得と中国がメダルを逃すのはともに初。

山郷のぞみ
「終わった瞬間は、ホッとしたような気持ちだった。たまたまこういう機会にピッチにいられたことを、いろんな人に感謝したい」

岩清水梓
「(ゴールは)狙っていなかった。運良くマークが外れて、運良く当たった」

澤穂希
「代表17年目で初めてアジアを制覇できた。いろんな思いがあって感極まってしまった」

鮫島彩
「素直にうれしかった。優勝できて、最後にピッチにいられてよかった」

熊谷紗希
「優勝できて素直にうれしい。アジア初制覇もそうだが、わたしにとってはすべてが初めての体験。ここからレベルアップしたい」

【“守備の要”が決勝点】
 日本を優勝に導く決勝点を挙げたのは、センターバックの岩清水だった。宮間からの右CKをヘディングでゴール左に流し込んだ。
 細身で162センチとDFとしては決して体格に恵まれているわけではないが、24歳の若さですでになでしこジャパンの守備の要として活躍する。チームのムードメーカーの一人でもある背番号「2」は、ゴールを決めると仲間の歓喜の輪にもみくちゃにされた。

【新主将・宮間が決勝アシスト】
 キャプテンマークを巻いた宮間が決勝点をアシストした。後半28分、右CKを左足で蹴り、中央の岩清水に合わせた。
 157センチと小柄なMFは今大会、ベテランの澤に代わって主将を務めた。明るいキャラクターで通すが、以前は海外遠征で荷物がなくなっただけで涙を流すほどもろい一面もあったという。今では練習中から大声を張り上げて仲間を鼓舞。成長した姿でチームを引っ張った。

【GK山郷、左手一本の好守】
 GK山郷が好セーブでチームを救った。前半37分、相手の左サイドからのクロスに、中央の選手がヘディングシュート。ボールは勢い良くゴールの枠に飛んだが、山郷が横っ跳びし左手一本で防いだ。
 35歳の守護神は、グループリーグの北朝鮮戦も好守を見せた。この大会4試合を全て無失点で切り抜け、ベテランの存在感を示した。

【ザッケローニ監督も称賛】
 アジア大会のサッカー女子で日本が金メダルを獲得したことについて、アルベルト・ザッケローニ日本代表監督は本日23日、日本協会を通じ、「とてもうれしく思う。日本女子は強さと成長の証しを残したと思う」と談話を出した。全試合無失点で終えたことを評価し、「プレーの内容も伴った優勝だ」と称えた。

女子日本代表18名
GK:
1.山郷のぞみ(浦和)
12.海堀あゆみ(INAC)
DF:
4.近賀ゆかり(日テレ)
30矢野喬子(浦和)
2.岩清水梓(日テレ)
5.鮫島彩(東京電力)
15.長船加奈(東京電力)
13.熊谷紗希(浦和)
MF:
10.澤穂希(ワシントン・フリーダム)
8.宮間あや(岡山湯郷)
16.川澄奈穂美(INAC)
7.上尾野辺めぐみ(新潟)
17.中野真奈美(岡山湯郷)
6.阪口夢穂(新潟)
FW:
9.北本綾子(浦和)
11.大野忍(日テレ)
14.山口麻美(日テレ)
18.高瀬愛実(INAC)


決勝進出
広州アジア大会サッカー男子準決勝結果

U-23イラン代表1−2U-21日本代表
≪得点者≫
イラン:アフシン6
日本:水沼宏太38、永井謙佑60
≪出場メンバー≫
U-21日本代表
GK:
18.安藤駿介
DF:
2.實藤友紀
3.薗田淳
5.比嘉祐介
13.鈴木大輔=81分
MF:
7.山崎亮平
8.山村和也(Cap)
10.水沼宏太=77分
(90+1分6.鎌田翔雅)
15.東慶悟
(75分4.當間建文)
16.山口螢
FW:
11.永井謙佑
(83分20.富山貴光)

韓国0−1UAE

 広州アジア大会・サッカー男子は本日23日、中国・広州で準決勝が行われ、初優勝を狙うU-21(21歳以下)日本代表はU-23イラン代表に2−1で逆転勝ちし、2002年釜山大会以来2度目の決勝進出を決めた。日本は25日の決勝でUAEと対戦し、初の金メダルを目指す。
 立ち上がりの前半6分、日本は今大会初失点となる先制ゴールを許した。しかし同38分に永井のクロスを水沼が左足で同点ゴール。試合はそのまま後半へ。日本待望の勝ち越しゴールを生んだのはエース永井。後半14分に中央を突破し、今大会通算5ゴール目となる右足シュートを見事に決めた。
 準決勝のもう一試合はUAEが韓国を延長戦の末に1−0で下した。

U-21日本代表・関塚隆監督
「選手がタフになった。たくましく感じた。僕自身も満足。チームとしても、まとまりがでてきた」

U-23イラン代表・ペイラバニ監督
「最初の10分は良かった。日本はいいチームだった。終盤はFWを増やしたが、残念な結果に終わった」

【逆転勝利は成長の証】
 4度の優勝を誇るイランを相手に、日本は今大会で初めて追いかける展開となった。格下との対戦ばかりだったチームは浮き足だってもおかしくなかったが、逆転勝ちで決勝の舞台をたぐり寄せた。成長を証明する90分間だった。
 前半6分、速攻を許して今大会初の失点。それでも、山村主将は「焦りはなかった」と言う。自分達の長所を信じ、冷静に対処した。素早くプレスをかけ、ミスを誘った。徐々に日本のパスが回るようになる。10月に立ち上げたばかりのチームとは思えない落ち着いた戦いぶりで、主導権を奪った。
 前半38分、永井の突破から最後は水沼が同点ゴール。後半15分には永井が力強いドリブルで中央を抜け出し、相手DFを振り切って決勝点を挙げた。今大会通算5点目のエースは「前を向いたら仕掛けようと思っていた。試合を決めるゴールになって良かった」と誇った。
 終盤はDFを5人に増やし、イランの波状攻撃を耐え切った。関塚監督は「選手はタフになってきている。成長を非常に感じている」と満足感を漂わせた。金メダルを獲得したなでしこジャパンに続き、男子もアジア大会の初頂点を目指す。

【体張った日本守備陣】
 守備陣は前半6分に今大会初失点を喫したが、その後はイランの攻撃をしのぎ切った。
 2−1の後半30分にはDF当間が入り、5バックの布陣となった。中央で攻撃を跳ね返し続けた鈴木は「全体的に引き過ぎて受けてしまったけど、最後は体を張れた」と納得の表情。「ここまで来たら優勝するしかない。これまでの勝利が無駄にならないようにしたい」と日本男子初の金メダル獲得へ意欲十分だった。

U-21日本代表20名
GK:
1.増田卓也(流通経済大)
18.安藤駿介(川崎)
DF:
2.實藤友紀(高知大)
3.薗田淳(川崎)
4.當間建文(鹿島)
5.比嘉祐介(流通経済大)
6.鎌田翔雅(千葉)
13.鈴木大輔(新潟)
12.菅沼駿哉(G大阪)
MF:
7.山崎亮平(磐田)
8.山村和也(流通経済大)
9.黒木聖仁(C大阪)
10.水沼宏太(栃木)
14.大塚翔平(G大阪)
15.東慶悟(大分)
16.山口螢(C大阪)
17.登里享平(川崎)
FW:
11.永井謙佑(福岡大)
19.工藤壮人()
20.富山貴光(早稲田大)


2位浮上
J1第32節結果

鹿島1−2磐田
(カシマ・18575人)
≪得点者≫
鹿島:岩政44
磐田:前田4、ジウシーニョ13

横浜M1−4浦和
(日産ス・29691人)
≪得点者≫
横浜M:兵藤45+1
浦和:ポンテ3、44、サヌ50、エジミウソン53

清水2−1広島
(アウスタ・17143人)
≪得点者≫
清水:兵働15、岩下39
広島:李81

名古屋0−1FC東京
(豊田ス・33655人)
≪得点者≫
FC東京:大黒27

G大阪2−1湘南
(万博・11347人)
≪得点者≫
G大阪:橋本1、佐々木75
湘南:馬場27

大宮2−2神戸
(NACK・8979人)
≪得点者≫
大宮:マト67、石原85
神戸:朴康造14、オウンゴール77

川崎1−2C大阪
(等々力・16194人)
≪得点者≫
川崎:ヴィトール・ジュニオール80
C大阪:小松57、アドリアーノ69

新潟1−1仙台
(東北電ス・24928人)
≪得点者≫
新潟:田中90+1
仙台:赤嶺78

山形1−0京都
(NDスタ・8582人)
≪得点者≫
山形:田代51

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2010年シーズン
J1試合日程&結果


 J1第32節は本日23日、万博記念競技場などで全9試合が行われ、G大阪が湘南を2−1で退け、勝ち点59で鹿島に代わって2位に浮上した。鹿島は磐田に1−2で屈して同56の3位に後退した。
 3位以上が獲得するアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の出場権争いは、C大阪が川崎に2−1で勝って勝ち点55、広島に2−1で快勝した清水が同54と鹿島に迫った。川崎が同52で続く。横浜Mと広島は同48で3位以内の可能性が消えた。
 山形はJ1残留が確定した。残留争いのFC東京は既に初優勝を決めた名古屋を1−0で破り、勝ち点35で15位を維持。2部(J2)降格圏の16位神戸は大宮と2−2で引き分けて同32。

【死力尽くして王者撃破】
 敵地でリーグ王者を破った直後、FC東京に歓喜の輪はできなかった。今野は座り込み、米本はあおむけに倒れた。残留争いの中、死力を尽くした90分間。今野は「勝ち点3が必要だった。ものすごくでかい勝ち点3」と充実感を漂わせた。
 序盤から激しい攻撃の応酬が続いた。リカルジーニョが再三、サイドを突破すれば、名古屋も負けじと5試合ぶりに先発した闘莉王が中央をドリブルで攻め上がり、ロングシュートを放った。
 均衡が破れたのは前半27分。大黒がゴール前の密集で、足元にきたボールを右足でふわりと浮かせた。山なりのシュートは、後ろに跳んで防ごうとするGK楢崎を越えてゴールへ。元日本代表FWは「前に出ていたのが見えたし、練習でしているイメージ通りにできた」と静かに喜んだ。
 守備も光った。前半終了間際には19歳の米本が小川のシュートを頭で跳ね返し、失点を免れた。
 J2降格チームはあと1つ。15位のFC東京は、残り2試合も絶対に落とせない。大熊監督は「全力でやることが大切」と勝利の余韻に浸ることはなかった。

【名古屋、初Vの凱旋】
 20日にアウェーで優勝を決めた名古屋にとって、この試合がホームへの凱旋だったが、白星を挙げられなかった。ストイコビッチ監督は「疲れはあったが、責任感のあるプレーを見せてほしかった」と、約3万3千人の観衆の前で敗れた選手に苦言を呈した。
 楢崎が「どうしようもない試合ではなかった」と振り返ったように、内容は悪くなかった。5試合ぶりに先発出場の闘莉王を中心に、攻撃は機能した。だが、後半、玉田が杉本からの絶好の右クロスを外すなど、決定機を逃し続けた。
 まだ最終節にホームの試合が残っている。闘莉王は「最後は勝利でね」と誓っていた。

【ピクシー、森重に怒!】
 前半終了間際、接触プレーをきっかけに両チームが小競り合いとなった。
 名古屋の闘莉王がFC東京のゴール前で森重と交錯。プレーが止まった後、森重への怒りをあらわにするなどした闘莉王が「反スポーツ的行為」で警告を受けた。前半終了で引き揚げる際には、興奮する闘莉王を控えGKの高木がなだめる場面もあった。
 試合後、ストイコビッチ監督はこの日の森重のプレーぶりを批判し「もっと試合や(相手)選手に敬意を払うべきだ」と話した。

【G大阪、今季初の2位浮上】
 リーグ制覇の夢は潰えたが、G大阪の闘志はくじかれてはいなかった。「プロである以上、公式戦は結果を求めていかなければいけない」と遠藤は言う。その言葉通りにしぶとく勝ち点3を上乗せし、今季初めて2位に浮上した。
 試合開始30秒足らずで先制したが、前半27分に追い付かれている。何度もつくった好機は決めきれなかった。打開したのは途中出場の佐々木だった。後半30分、遠藤のクロスで抜け出し、右足でゴールを射抜く。17日の天皇杯4回戦に続く活躍に、佐々木は「ゴールに絡むのが途中で出る僕の役割」。
 G大阪はシーズン序盤に低迷していた。ワールドカップ(W杯)による中断明け以降はしぶとい戦いを続けて、着実に順位を上げてきた。よりどころは圧倒的な攻撃力。西野監督は「本来のG大阪のサッカーを追求した結果」と胸を張る。
 アジアチャンピオンズリーグの出場権を確実なものとするためには、残り2試合の戦いが重要になる。遠藤は「最低限の目標だし、確実に取りたい」と言葉に力を込めた。

【神戸、次節にもJ2へ降格】
 J2降格圏の16位神戸は2度のリードを守り切れず、痛恨の引き分け。残り2試合で圏外の15位FC東京との勝ち点差は3に開き、次節にも2度目の降格が決まるところまで追い詰められた。
 オウンゴールで勝ち越しながら後半40分に同点を許し、選手はガックリと肩を落とした。和田監督は「可能性がある限り戦う」と懸命に前を向こうとしたが、チーム全体に悲壮感が漂っている。

J2第36節結果

栃木0−1水戸
(栃木グ・3547人)
≪得点者≫
水戸:中山47

岐阜0−2福岡
(長良川球・3064人)
≪得点者≫
福岡:永里10、71

北九州0−1鳥栖
(本城・5792人)
≪得点者≫
鳥栖:豊田14

大分1−1熊本
(大銀ド・14176人)
≪得点者≫
大分:井上54
熊本:片山56

札幌1−0徳島
(札幌ド・9507人)
≪得点者≫
札幌:西嶋67

草津2−0千葉
(正田スタ・5351人)
≪得点者≫
草津:アレックス59、尾本72

岡山1−2富山
(カンスタ・6026人)
≪得点者≫
岡山:小林66
富山:江添23、71

2−0横浜FC
(柏・8415人)
≪得点者≫
柏:藏川19、田中72

東京V1−0愛媛
(味スタ・2539人)
≪得点者≫
東京V:高木善89

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 J2第36節は本日23日、岐阜長良川球技場などで全9試合が行われ、福岡は永里の2ゴールで岐阜を2−0で下し、勝ち点65で3位以内が確定、2006年以来5シーズンぶりの1部(J1)復帰を決めた。4位千葉は草津に0−2で敗れて同57にとどまり、残り2試合に勝っても福岡に届かない。
 既にJ1復帰を決めていた柏が横浜FCに2−0で快勝してJ2優勝も決定。この日試合のなかった甲府と合わせ、昇格3チームの枠は埋まった。
 鳥栖に0−1で敗れた北九州は自己のリーグワースト記録を更新する32試合連続勝利なしで、J2年間最低勝率の更新も確定した。

【福岡 結束力で低評価覆す】
 今季の年間予算は昨季より2億円減の約9億円。主力に外国人選手はおらず、昨季のJ2でチームワーストの11位だった福岡が低い前評判を覆し、5季ぶりのJ1復帰を果たした。2008年7月に就任した篠田監督は「まとまりあるサッカーができた」と話し、元日本代表DFの田中誠も「全員が同じイメージで動けた」と強調した。
 守りは34試合で33失点と堅く、先制した試合は15勝1分け。特に3人の新加入MFが戦力を底上げした。永里はチーム最多の15得点。中町と末吉も献身的な守備が光り、中町は10得点を挙げた。篠田監督は「3人の存在は大きかった」と高く評価。天皇杯全日本選手権でもJ2勢で唯一の8強入りを果たした。
 経営陣交代も好調と無縁ではない。広告代理店から3月に転身した大塚社長は「できることは全部やる」と街でのビラ配りなど地道な営業活動に努めた。冷ややかだった周囲の見方を変えつつある。好影響は現場にも及び、篠田監督は「雑音や不審に思うことが減った」と明かした。
 来季はJ1での厳しい戦いが待つ。低予算の苦しい現状からどこまでスポンサーを獲得し、戦力を上積みできるか。


J2入り消滅
JFL後期第16節結果

流通経済大学FC0−3佐川印刷
≪得点者≫
佐川印刷:中井義樹27、中野大輔73=PK、塩沢勝吾92

栃木ウーヴァ4−1ソニー仙台
≪得点者≫
栃木:高橋駿太13、14、57、58
ソニー仙台:森原慎之佑63

ホンダロック1−2V・ファーレン長崎
≪得点者≫
ホンダク:前田悠佑76
長崎:オウンゴール5、神崎大輔90+1

FC琉球2−2Honda FC
≪得点者≫
琉球:山下芳輝46、田中康平90
Honda:西望実31、西望実77

松本山雅1−0ガイナーレ鳥取
≪得点者≫
松本山雅:小林陽介90+1

町田ゼルビア1−1SAGAWA SHIGA
≪得点者≫
町田:大前博行22
AGAWA:旗手真也90+4

ジェフリザーブズ0−0MIOびわこ草津

アルテ高崎0−1ブラウブリッツ秋田
≪得点者≫
秋田:深澤裕輝21

ツエーゲン金沢2−1横河武蔵野
≪得点者≫
金沢:斉藤陽介17、曽我部慶太69
横河武蔵野:関野達也44

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JFL
順位表&得点ランキング


 サッカーの日本フットボールリーグ(JFL)は19、20、23日、後期第16節の全9試合が行われ、既に優勝を決めている首位ガイナーレ鳥取は敵地で6位松本山雅に0−1で敗れた。松本山雅は勝ったものの、Honda FCが引き分けたため、1試合を残して4位以内に入る可能性が消滅し、来季のJ2入りはなくなった。
 3位町田ゼルビアはホームで2位SAGAWA SHIGAと対戦。町田1−0で迎えた後半終了間際に失点し、1−1で引き分けた。


退団
 J2のロアッソ熊本は22日、元日本代表のMF藤田俊哉(39)が今季限りで退団すると発表した。クラブ関係者によると来季の契約を打診していたが、本人から家庭の事情により退団したいとの申し出があったという。移籍先は未定で今後は他クラブからのオファーを待つが、ない場合は引退の可能性もある。
 藤田は2001年にJリーグの最優秀選手に輝くなどJ1通算で419試合に出場し、MFとして初の100得点を記録。昨季からはJ2熊本でプレーし、今年5月にはJリーグ選手協会の会長に再任(任期2年)され、3期目に入っていた。

【藤田は現役続行を希望】
 今季限りでJ2熊本を退団する元日本代表MF藤田俊哉(39)は本日23日、今後について「現役を続けることしか考えていない。体が動いてサッカーが面白いと思ううちはやりたい」と話した。
 22日に退団が発表され、クラブ関係者によると本人から家庭の事情により退団したいとの申し出があったという。藤田は「このタイミングが自分の体、チーム状況にとっていいかなと考えた。この先何年もできるわけじゃない」と説明。移籍先については「まだ何も考えていない」と話すにとどまった。


超サカFLASH

欠場
 サッカーのドイツ2部リーグでDF相馬崇人が所属するコットブスは22日、アウェーでデュイスブルクと2−2で引き分けた。相馬はベンチに入らなかった。

400試合出場
 J1のG大阪のMF明神智和(32)は本日の湘南戦(万博)で、史上6人目のJ1通算400試合出場を達成した。

契約延長
 J1のG大阪の西野朗監督(55)の来季の契約延長が内定したことが22日、明らかになった。G大阪の山本浩靖強化本部長は「基本的に(合意)している」と説明した。

新加入
 J1大宮は22日、大宮ユースのMF宮崎泰右(18)が来季から加入することが決まったと発表した。既に今季途中からトップチームでも選手登録され、リーグ戦でベンチ入りしている。

3試合出場停止
 イタリアセリエA、インテルのカメルーン代表FWサミュエル・エトー(29)が本日、3試合の出場停止処分を受けた。21日のキエボ戦で相手DFの胸に頭突きをしたためで、試合の審判員は見逃したが、リーグが映像を見直して処分を下した。エトーには3万ユーロ(約340万円)の罰金も科された。

ドロー
イングランドプレミアリーグ第14節結果

サンダーランド2−2エバートン
≪得点者≫
サンダーランド:ウェルベック23、70
エバートン:ケーヒル6、アルテタ83

 イングランドプレミアリーグは22日、第14節の残り1試合が行なわれ、6位サンダーランドは13位エバートンと対戦し、2対2で引き分けた。

ドロー
スペインリーガエスパニョーラ第12節結果

ヘタフェ1−1サラゴサ
≪得点者≫
ヘタフェ:コルンガ49=PK
サラゴサ:ベルトロ34

 スペインリーガエスパニョーラは22日、第12節の残り1試合が行われ、11位ヘタフェは最下位サラゴサと1−1で引き分けた。3連敗中のヘタフェはホームにサラゴサを迎えるも、先制を許す苦しい展開。それでも、後半3分に得たPKをコルンガが決めて追い付き、なんとか連敗を止めた。


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