☆最終調整★
日本代表は明日29日、横浜国際総合競技場で、Ｗ杯アジア最終予選初戦の北朝鮮戦（2月9日・埼玉）に向けた強化試合のキリンチャレンジカップでカザフスタン代表と対戦する。キックオフは午後7時20分の予定。横浜で合宿を続けてきた日本は本日28日、試合会場で約１時間半の最終調整を行った！ボールを素早くサイドに展開し、中央でクロスに合わせるパターンを繰り返した。25日からの横浜合宿で初めて、本格的なセットプレーの練習も行った。ジーコ監督は「本当の意味での試合勘を取り戻す大事な試合。可能な限りの選手を使いたい」と話した。28日に来日したばかりのカザフスタンは日本に続き、シュート練習などで軽めに調整した。
日本代表・ジーコ監督
「今まで準備は順調にきている。持っている全ての力を出し切って、北朝鮮戦に備えるべくきちんとした戦いをしたい。気持ちを強く持って、各個人が後悔しないような試合をしてほしい」
カザフスタン代表・ティモフェーエフ監督
「今回は若手をたくさん連れてきた。日本はアジアで一、二を争う強いチームだから、我々にとっては挑戦になる」
【予想スタメン】
日本代表
GK：
23.川口能活
DF：
2.田中誠
3.松田直樹
22.中沢佑二
MF：
21.加地亮
15.福西崇史
4.遠藤保仁
14.三都主アレサンドロ
8.小笠原満男
FW：
11.鈴木隆行
28.玉田圭司
☆問題なし★
日本サッカー協会の小倉純二副会長は27日、Ｗ杯アジア最終予選に向け、北朝鮮を視察したアジアサッカー連盟（ＡＦＣ）から報告書が届き、宿舎や競技場には問題がなかったと明らかにした！内容は日本協会の質問状に答えた形。宿舎については北朝鮮側が５カ所の視察を認め、うち１つは日本側が求める調理人の同行も可能という。また、会場予定の金日成競技場の照明は、試合基準を満たす１２００ルクス以上で、夜の試合でもテレビ中継に支障がないことが分かった。報告書はこの日の日本協会Ｗ杯アジア最終予選対策委員会で討議された。
【準備も順調】
アジアサッカー連盟（ＡＦＣ）は27日、Ｗ杯アジア最終予選へ向け、北朝鮮を視察したＡＦＣ代表団の報告を公表し、Ｗ杯予選の試合運営に向けた準備は順調に進んでいるとした！Ｗ杯予選で北朝鮮は日本などと同グループ。ＡＦＣのベラパン事務局長によると、チームが滞在予定のホテルに問題はなく、さらに北朝鮮サッカー協会は携帯電話など通信手段や、試合を国外に中継するための環境も整えると約束したという。「北朝鮮協会は協力的で、平壌での試合開催のため、できることは何でもしてくれると確信している」と話した。また、試合会場は人工芝グラウンドの金日成競技場で予定され、アウェーのチームには到着後、同グラウンドでの練習機会が保証されるという。
Ｗ杯ｱｼﾞｱ最終予選日程
☆ドロー★
練習試合結果
北朝鮮代表１−１浙江緑城（中国２部リーグ）
Ｗ杯アジア最終予選の日本代表戦（2月9日・埼玉）に向け、中国・海南島で合宿中の北朝鮮代表は27日、中国リーグ２部の浙江省のクラブ、浙江緑城と練習試合を行い、１―１で引き分けた！控え中心のメンバーが出場した前半が１―１で、主力とみられる選手が後半に出場した。Ｊリーグでプレーする在日選手の李漢宰（広島）と安英学（名古屋）は主力組に入り、それぞれトップ下、左ＭＦでプレー。安英学は「フィニッシュが決まらなかったから、結果は出なかった。だが、内容は悪くない。今は内容が大切」と話した。両チームの選手は背番号なしのユニホームを着用。写真、映像の撮影が禁じられ、警備員の目が光る中で試合は行われた。
☆到着★
フランスリーグ１(アン)、マルセイユへ移籍する日本代表ＭＦ中田浩二(25)が27日、正式契約に向けてマルセイユに到着した！Ｔシャツにジャケット姿でくつろいだ様子の中田は、念願だった海外でのプレーに向け「もちろんすぐに帰るつもりはないし（契約期間は）長い方がいい」と意欲十分。今回は短い滞在の予定だが、スパイクも持参したという。日本代表前監督だったフィリップ・トルシエ監督(49)が率いるマルセイユとは、メディカルチェックを経て、正式契約を結ぶ。
☆八百長認める★
ドイツサッカー界を揺るがす不正判定疑惑で、渦中のロベルト・ホイツァー元審判員(25)が27日、一転して勝敗操作を認めた！弁護士を通じて声明文を発表し「私に関して公になっていることは、基本的には本当だ」と、これまでの弁明を１８０度転換した。ホイツァー元審判員は昨年8月、自分が裁いたドイツ杯１回戦ハンブルガーＳＶvsパーダーボルン戦で、格下のパーダーボルンに有利な判定を繰り返した。試合は４−２でパーダーボルンが勝利し、この試合に不自然な巨額がかけられていたことなどから、騒動に発展した。元審判員がクロアチアのマフィアと接触した目撃情報など、次々と新事実が明らかになっていた。ドイツサッカー協会は独自調査の結果、合計５試合で勝敗操作の疑いがあるとし、そのうち４試合はホイツァー元審判員が笛を吹いた試合だった。声明の中で元審判員は「検察やドイツ協会に全て説明する用意ができている」と、今後の捜査に全面的に協力する意向を示している。これに対してドイツ協会の幹部は「審判員は高い報酬を受け取り、社会的に尊敬を得ている。その理想像を汚されたことを許すことはできない」と話した。
☆ドイツ合宿★
日本サッカー協会は27日のＷ杯アジア最終予選対策委員会で、日本がアウェーで臨む予選第２戦のイラン戦（3月25日・テヘラン）の移動日程を決め、ドイツで事前合宿を行うことが決定した！日本代表は3月17日、成田発のチャーター機でフランクフルト（ドイツ）入り。ドイツ国内で合宿後、22日にフランクフルトからテヘランに移動する。
☆協力要請★
日本サッカー協会の川淵三郎キャプテン(68)は27日、2月7日に予定される北朝鮮代表の来日後、節度ある対応を各方面へ要請した！北朝鮮サイドと日本滞在のスケジュール詳細を詰め、空港での会見や練習を公開することなどが決定。同キャプテンは「北朝鮮は非常に友好的。試合に集中できる環境をつくってほしい」と協会のトップ自ら異例の「お願い」をした。拉致問題など政治的なことも絡み、北朝鮮代表の話題がワイドショーのトップで報じられるなど通常のＷ杯を超えたフィーバーが続く。「ホテルへ押しかけるのはやめてほしい」とマスコミ、ファンに協力を呼びかけた。
【超サカFLASH】
☆招集見送り★
日本サッカー協会の川淵三郎キャプテンは27日、12月に左足首の手術を受けたフェイエノールトMF小野伸二を2月9日に行われる北朝鮮代表戦には招集しない方針を明らかにした！
☆５．５★
26日に行われたイタリアカップのローマ戦でフル出場したフィオレンティーナMF中田英寿のガゼッタ・デロ・スポルト、コリエレ・デロ・スポルトでの採点は「５．５」！
☆来日延期★
Ｊ１浦和は27日、FWエメルソンが左膝のリハビリをブラジルで行うため来日が遅れることになったと発表した！来日の日程は未定。
☆移籍★
Ｊ１のＦＣ東京は本日、ＭＦケリー(29)の名門クルゼイロ（ブラジル）への移籍を発表した！ケリーは2001年から４年間プレーし、リーグ戦９７試合に出場し３０得点を記録、昨年のナビスコ杯優勝にも貢献した。
☆手術★
Ｊ１のＣ大阪は27日、ＦＷ徳重隆明が26日の練習中に右足を負傷して「右足第５中足骨骨折」と診断され、この日大阪市内で手術を受けたと発表した！全治は２〜３か月の見込み。
☆予算倍増★
Ｊ１大宮の今季予算が25億円（昨季は12億円）に倍増したことが明らかになった！ユニホーム胸と背中のスポンサーとなっているＮＴＴグループが、昨季から倍増の計１２億円の広告料を出したことが要因。
☆承認★
全日本大学サッカー連盟は27日の理事会で、東海大総監督を務める宇野勝氏の理事長就任を承認した！国士大の部員集団わいせつ事件のため引責辞任した大沢英雄前理事長の後任。上田亮三郎副理事長の退任も決定し、後任は宇野氏が後日、人選を行う。
☆ドロー★
国際親善試合結果
メキシコ０−０スウェーデン
(アメリカ･サンディエゴ)
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