☆最終調整★
Ｗ杯アジア最終予選グループＢの第３戦、日本vsバーレーン戦は明日30日、午後7時半から埼玉スタジアム2002で行われる。日本は25日のイラン戦に敗れてグループＢの３位に後退。バーレーンは北朝鮮を下し、イランと並ぶ同１位に浮上した。３大会連続の本大会出場を狙う日本にとって、絶対に負けられない一戦になる。本日29日は試合会場の埼玉スタジアムで日本、バーレーンがそれぞれ公式練習を行って最終調整を行った！日本は明るい雰囲気の中、約１時間半の調整。ＣＫなどセットプレーでの攻撃と守備を入念に確認した。試合前日恒例のミニゲームの後、中村、三都主らがＦＫとＰＫの練習に取り組んだ。日本は過去、バーレーンと２度対戦して２勝しているが、昨年のアジアカップでは延長に持ち込んで４−３で辛勝しており、侮れない相手。最新の国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）ランキングは日本が１８位で、バーレーンは５２位。なお、明日の日本代表のスターティングメンバーは、先日ジーコ監督が発表したとおり、この日の練習でも主力組に入ったメンバーと見られる。

日本代表・ジーコ監督
「予選は全部大切だが、特に明日は確実に勝ち点３を取るサッカーをしたい。バーレーンは運動量が豊富で縦に速い。その特長を消すことをチームとして考えている」

中田英寿
「チームの雰囲気は悪くない。（１年ぶりの合流については）以前も、頻繁に代表に合流していたわけではないし、チームも前と同じ感じで、特別なことは何もない。ボランチのポジションはボローニャでもやっていたので、特に新しいことはない。バーレーンの印象は、ビデオを見ていないので、よく分からない。（明日の試合への意気込みは？）勝たないといけない。それ以外に何かありますか？（８年前の予選と今回とで役割の違いは？）前回も今回も何も変わらない。全力を尽くすだけ」

宮本恒靖
「チームの状態がイラン戦からあまり時間がなかったので、コンディションの調整や疲労回復に重きを置いて、戻ったと思う。バーレーンに関しては、特にカウンターへの対応が重要になる。ボールの失い方に気をつけて、シュートで終わるようにしたい。ボールを失ってから、どれだけバランスを保てるかが重要。（３−５−２は）普段のやり方で違和感なくできる。とにかく勝ち点３。ただし、あまり気負いすぎずに行きたい」

中澤佑二
「前節負けているので、無意識に変に力が入らないように、緊張しないようにしたい。こういう時だからこそ、自分達のサッカーをしないといけない。システムのことでいろいろもめたけど、今はもう勝つだけ。まず勝利！いろいろと意見もあるけど、求めるものは１つだけ。自分は勝つためにどうしたらいい方に向かうかを考えている」

楢崎正剛
「カウンターとセットプレーでの失点はしたくない。こちらが攻めている時は特に注意したい。イラン戦の結果については、失点して負けたというのは事実。自分自身がどうこうというよりも、敗れたという結果はすごく残念。想像していた状況と違ってきただけに、明日は勝たないといけない。イラン戦は負けてもちろん悔しいけれど、大切なのは予選を突破すること」

≪スターティングメンバー≫
日本代表
GK：
1.楢崎正剛(名古屋)
DF：
2.田中誠(磐田)
5.宮本恒靖(Ｇ大阪)
22.中沢佑二(横浜Ｍ)
MF：
21.加地亮(ＦＣ東京)
7.中田英寿(フィオレンティーナ)
15.福西崇史(磐田)
14.三都主アレサンドロ(浦和)
10.中村俊輔(レッジーナ)
FW：
11.鈴木隆行(鹿島)
20.高原直泰(ハンブルガーＳＶ)

フォーメーション
(3-5-2)

　 20　　11
14　　10　 　21
　 15 　　7
　22　 5　　2
　　 　1

☆全て公開★
Ｗ杯アジア最終予選グループＢ、北朝鮮vsイランは明日30日、平壌の金日成競技場で行われる。日本を倒したイランは本日29日、平壌での公式練習を全て報道陣に公開し、最終調整した！日本戦で２得点したハシェミアンは精力的にシュート練習をこなし「調子はいいし、北朝鮮戦も２点取る」と余裕の笑み。マハダビキアは「人工芝が硬くて慣れないが、３−０で勝つ」と宣言した。日本戦で太ももを痛めたダエイは別メニューで調整。イバンコビッチ監督は「ダエイの負傷やアジジの不在などチーム内に問題もあるし、厳しい戦いになるだろう」と話した。北朝鮮はほとんどを非公開で調整した。

☆敗れる★
練習試合結果

オーストラリア女子代表２−１日本女子代表

日本女子代表は本日29日、シドニー郊外でオーストラリア女子代表と練習試合を行い、１−２（前半０−２）で敗れた！日本はエース沢（日テレ）らアテネ五輪代表５人に17歳の新鋭ＦＷ永里（同）らを加えた布陣で臨んだが、前半２０分と３１分に連続失点。後半３６分に途中出場の宮間（岡山湯郷）が１点を返すにとどまった。日本は26日にオーストラリア代表を破っており、通算１勝１敗で同国遠征を終了した。

☆欧州王者の欧州予選★
昨年のユーロ2004（欧州選手権）で初優勝し、世界をあっと言わせたギリシャが、Ｗ杯の欧州予選グループ２で勢いづいてきた！昨年9月の初戦で格下の隣国アルバニアに敗れるなど２分け１敗と不振だったが、その後３連勝で同グループ２位に浮上した。アテネにアルバニアを迎える明日30日の第７戦が１つのヤマ場。好転のきっかけは第４戦。カザフスタンを３−１で破ると、強豪デンマーク、グルジアと連破した。26日のグルジア戦は先制を許したが、前半終了間際の２得点であっさり逆転。ドイツ人の名将レーハーゲル監督は「グルジアも良かったが、あの２点が我々の違いだな」と満足そうだ。第１戦でアルバニアに敗れた時には、熱狂的なギリシャ人が出稼ぎのアルバニア青年を刺殺する事件を起こした。明日30日を前にアテネに緊迫感が漂い始める中、ギリシャのブルガラキス公安相は「穏やかに試合を見て楽しむよう、皆さんに強く求める」と自制を促した。勝ち点３差で首位ウクライナを追っている状況での大切な試合。エースＦＷハリステアスは「僕たちにとっては単なる試合で、それ以外の意味はない」と言い切った。グラウンド外の騒音に惑わされずに試合に集中し、欧州王者の真価を示すつもりだ。

☆遠征終了★
練習試合結果

コリンチャンス（ブラジル）１−１U-20日本代表

ブラジル遠征中のU-20（20歳以下）日本代表は28日、サンパウロでブラジルリーグの強豪コリンチャンスと３５分ハーフの変則試合を行い、１―１（前半０―０）で引き分けた！通算成績は１勝２分け３敗でブラジル遠征の全日程を終えた。日本は後半２３分に先制点を許した直後の２５分にＦＷ平山（筑波大）からパスを受けたＦＷ原（駒大）が相手ＤＦをかわして同点ゴールを決めた。その後、コリンチャンスが攻勢に出たが、日本はしのぎ切った。

U-20日本代表・大熊監督
「結果より内容が良かった。各ポジションで底上げがされた」

☆開幕★
ブラジルのサンパウロ州アルジャ市で28日、北海道と千葉、滋賀、奈良各県計５チームとブラジル強豪５チームによる15歳以下のサッカー国際親善大会「ＪＡＬカップ」が開幕した！初日は日本勢が軒並み惨敗する中、滋賀選抜Ｂが強豪パルメイラスから金星を挙げた。4月1日まで開催される同大会は今年で１０回目。現ブラジル代表のカカやロビーニョもかつて出場した。

☆初練習★
Ｗ杯アジア最終予選グループＢで日本を倒したイランが28日、北朝鮮戦に向けて平壌に入り、金日成競技場で初練習した！イランは北朝鮮の練習後、夕方から約１時間、張り詰めた雰囲気の中、ゲーム形式やシュート練習に汗を流した。イバンコビッチ監督は、慣れない人工芝について「素晴らしいというほどではないが、練習で徐々に慣れてくれることを願う」と感想を話した。また、日本戦で太ももを痛めて練習を休んだＦＷダエイについて「北朝鮮戦はプレーしない」と明かした。

☆ポルトガル監督★
イングランドプレミアリーグ、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は28日、引退前にポルトガル代表監督を務めてみたいと語った！モウリーニョ監督は訪問先のイスラエルで、「あと１３年間、監督を続けたい。ポルトガルの代表監督を４年間務めることができるなら、イングランドで監督をやるのは９年間」と語った。

☆最悪事態を想定★
日本サッカー協会の川淵三郎会長は28日、東京都内で開かれた講談社のＷ杯公式ガイド出版記者会見に出席し、日本代表がＷ杯予選でアウェーのイラン戦に敗れたことについて、「負けて残念だが、想定の範囲内。次は勝たないといけない」などと語り、日本が30日のバーレーン戦（埼玉スタジアム）に敗れると、ジーコ監督の去就も取りざたされる事態になることについて、川淵会長は「人事の場合、いろいろ考えてますよと言うと、今の人に頑張らなくていいと言っているのと一緒になる。いろいろな場面を想定しているけれども、そういう質問に答えるトップはいない」と、受け取りようによっては、最悪の事態に備えていることを示唆した！同会長は「今はジーコを１００パーセント信頼していて、何も考えていないと断言することが、ジーコへの支援になる」とも話し、バーレーン戦で必勝を祈る気持ちを表した。

☆独占出版★
講談社は28日、2006年Ｗ杯ドイツ大会のアジア向け公式ガイドブックと公式総集編の独占出版権を国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）から獲得したと発表した！アジアの４４か国・地域向けに、来年春にガイドブックを、大会後には総集編を発行する。同社は約５０万部の発行を見込んでおり、記者会見した野間省伸副社長は「日本の本大会出場を信じての決断」と話した。

【超サカFLASH】

☆敗退★
デュッセルドルフ国際ユース大会・準々決勝結果

日本高校選抜１−２ドルトムント（ドイツ）

☆全治２〜３週間★
Ｊ１横浜ＭのMF遠藤彰弘が右ふくらはぎの肉離れで離脱した！全治は２〜３週間。

☆練習開始★
右手人差し指骨折で離脱しているＪ１磐田GK川口能活が28日、本格的なＧＫ練習を開始した！

☆全治３週間★
Ｊ１大宮は本日、ＦＷ桜井直人が左太ももの肉離れで全治３週間と診断されたと発表した！桜井は26日の浦和戦で負傷した。

☆全治３〜４週間★
Ｊ２山形は28日、リーグ戦で負傷した永井篤志が左足関節捻挫で全治３〜４週間と診断されたと発表した！

☆全治２週間★
Ｊ２札幌は本日、ＤＦ上田常幸が右足首の捻挫で全治２週間と診断されたと発表した！25日の練習中に痛めた。

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