☆審判変更★
国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）は19日、Ｗ杯アジア最終予選の北朝鮮vs日本戦（6月8日・バンコク）の審判団を変更し、ベルギー人のドゥブリッケーレ氏が主審を務めると発表した！日本サッカー協会にファクスが届いた。当初は主審にはイラン戦でも笛を吹いたシンガポール人のマイディン氏が予定されていた。新たな審判団は４人ともベルギー人。ドゥブリッケーレ氏は今季の欧州チャンピオンズリーグで準々決勝第１戦のリバプールvsユベントスなど３試合で主審を務めた。ＦＩＦＡは第三国・無観客開催となった特殊事情を考慮し、実績を積んでいるドゥブリケーレ氏を起用したとみられる。

☆無料開放★
バーレーンサッカー協会が6月3日に同国マナマで行われるＷ杯アジア最終予選、バーレーンvs日本戦の無料開放を決めたことが19日、明らかになった！同予選グループＢで３位のバーレーンにとって、試合は２位の日本を自力で上回る最後のチャンス。ファンの後押しも借りたいようで、シェークサルマン会長は「バーレーンの命運が懸かる試合だけに、ファンも競技場に駆け付け、代表チームに声援を送りたい気持ちでいっぱいだから」と決定理由を話す。会場の国立競技場は収容人員約３万人。バーレーンの観客動員策が成功すれば、アウェーの日本にとっては厄介な強敵になりそうだ。

☆発表★
ブラジル代表のパレイラ監督は19日、ドイツで6月に開かれるコンフェデレーションズカップの同国代表メンバー２３名を発表した！ＦＷのロナウド、アドリアーノ、ＭＦのロナウジーニョとカカ、新鋭ＦＷロビーニョらが順当に選ばれた。ベテランＤＦのロベルトカルロスとカフーは、同時に発表された6月上旬のＷ杯予選代表に入ったが、コンフェデ杯メンバーからは外れた。日本は同杯グループリーグでブラジルと対戦する。

☆代表復帰★
ポルトガルサッカー協会は19日、Ｗ杯欧州予選グループ３のスロバキア戦（6月4日）とエストニア戦（同8日）に臨む代表２６名を発表し、ＭＦフィーゴが９か月ぶりに復帰した！代表として同国最多タイの１１０試合に出場している32歳のフィーゴは、昨年の欧州選手権（ユーロ2004）後の8月に代表活動の停止を宣言していた。

☆司会に挑戦★
元アルゼンチン代表の英雄、ディエゴ・マラドーナ氏(44)が、母国のテレビ局「カナル１３」で8月から始まる週１回のバラエティー番組「ラ・ノチェ・デル・ディエス（１０番の夜）」の司会を務めることが19日、明らかになった！同氏は代表時代、背番号１０でプレーした。地元紙クラリンによると、番組では同氏がゲストらとゲームやトークなどを繰り広げる。同氏は「ペレやロナウド、（現役時代にプレーした）イタリアのサッカー選手も招きたい」と意欲満々。引退後もコカイン中毒や劇太りなど話題に事欠かないだけに、高視聴率が期待されている。

☆最高額で落札★
イングランド協会（ＦＡ）杯で授与された優勝カップで、現存する最古のカップが19日、ロンドンで競売にかけられ、サッカーの歴史上の記念品としては過去最高となる４７万８０００ポンド（約９６００万円）で落札された！カップは1896年に製作されたもので、電話での参加者が競り落とした。これまで、サッカー関連の品で最高値をつけたのは、1997年に出品されたＷ杯優勝トロフィー、ジュール・リメ杯の複製品で、２５万４０００ポンド（約５１００万円）だった。

☆合宿３日目★
Ｗ杯アジア最終予選への強化試合、キリンカップに向けて合宿中の日本代表は19日、新潟市内で午前、午後の２部練習を行い、ＭＦ稲本（ウェスト・ブロムウィッチ）が合流した午後はチーム戦術を確認した！右脚を打撲していた小笠原（鹿島）は午後から通常練習に復帰。左足首捻挫の加地（ＦＣ東京）は別メニュー調整だった。午前はシュート練習主体の内容だった。チームは20日、Ｊ１新潟のユースと練習試合を行う。日本代表はキリン杯のペルー戦（22日・新潟ス）とアラブ首長国連邦戦（27日・国立）を経て、Ｗ杯最終予選のバーレーン戦（6月3日・マナマ）と北朝鮮戦（同8日・バンコク）に臨む。

稲本潤一（ウェスト・ブロムウィッチ）
「多少時差ボケは残っているが、それはいつものこと。まずはコンディションを整えたい」

☆現役引退★
元日本代表ＭＦの前園真聖(31)が19日、現役引退を表明した！日本にとって２８年ぶりの出場となった1996年アトランタ五輪で主将を務め、ブラジルを破る「マイアミの奇跡」を起こすなど、切れ味鋭いドリブルで活躍した。Ｊ１通算１９１試合で３４得点、日本代表では２０試合４得点。前園は2003年から韓国でプレー。昨年末に仁川から契約を解除された。4月にセルビア・モンテネグロのＯＦＫベオグラードでテストを受けたが、契約に至らず引退を決めた。今後は指導者を目指す方針で、「プロ、アマ問わずサッカーを愛している人に、これまでの経験を伝えていきたい」と話した。鹿児島実高から1992年に横浜フリューゲルス（当時）入り。1996年にはＪのベストイレブンに選ばれた。1997年以降はヴェルディ川崎（現東京Ｖ）、ブラジルのサントス、ゴイアス、Ｊ２湘南などでプレーしたが、動きに精彩を欠くことが多く、目立った活躍は少なかった。前園はこの日、日本サッカー協会の川淵三郎会長に引退のあいさつ。「いつか決断しないといけないと思った。アトランタ五輪が良い思い出。辛かったことはたくさんありすぎるが、どこに行ってもボールを蹴っている時は幸せだった」と振り返った。川淵キャプテンは「アトランタ五輪と言えば、前園抜きにしては語れない。いろいろ苦労もあっただろうが、これからも頑張ってほしい」と激励した。

【引退撤回迫る】
ビーチサッカーの第１回Ｗ杯で日本を４位に導いたラモス瑠偉監督(48)が19日、現役引退を発表した元日本代表ＭＦ前園真聖(31)を慰留した！この日、日本サッカー協会の川淵三郎キャプテンにビーチサッカーＷ杯の結果報告を行ったが、会長室で現役引退の報告に訪れていた前園と同席すると報告が一転して詰問の場になった。「まだまだやれるじゃん。何でやめるのだ。オレがどこかの監督になったら引っ張ろうと思っていたのに」と厳しい言葉。Ｊリーグの監督を目指すラモス氏からの強引な慰留に、前園は「言われるとは思ってました」と苦笑いした。

☆現地ＰＶ交渉★
日本サッカー協会の小倉純二副会長は19日、無観客で行われるＷ杯アジア最終予選、北朝鮮vs日本（6月8日・バンコク）で、現地でのパブリックビューイング実現に向け、日本協会関係者が来週にも現地を訪れ、放送権を持つ関係者などと交渉することを明らかにした！日本は6月3日のバーレーン戦の結果次第で、北朝鮮戦でＷ杯出場が決まる可能性が出てくる。在留邦人が多い上、無観客試合でも日本サポーターが現地入りすることも予想され、小倉副会長は「日本人向けでやりたいが、調整が必要になる」と話した。

☆Ｓ級取得★
日本サッカー協会は19日、元日本代表ＭＦ水沼貴史氏(44)が公認Ｓ級コーチに合格したと発表した！公認Ｓ級は日本協会が認定する指導者資格の最高ランクで、Ｊリーグクラブの監督を務める条件となる。本年度の公認Ｓ級コーチ養成講習会は、元日本代表主将の井原正巳氏(37)、元日本代表ＦＷ武田修宏氏(37)、下半身不随の障害がある羽中田昌氏(40)、これまでの最年少受講者となる田坂和昭氏(33)ら２５人が受講する。

☆大幅減★
日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）の19日の理事会で、売り上げ不振が続くサッカーくじ（ｔｏｔｏ）からの助成金が大幅減となり、2002年度の約３億６８００万円から2005年度は１０８６万５０００円にまで落ち込んだことが報告された！ｔｏｔｏを財源とするスポーツ振興くじ助成は2003年度は約１億９０００万円に減り、昨年度は約２８００万円まで激減。本年度は５０７８万５０００円を求めたのに対し、内定額は約２１％だった。日本自転車振興会からの助成金は１億２５１８万円となった。

【影響を懸念】
日本オリンピック委員会の河野一郎理事は19日、サッカーくじ（ｔｏｔｏ）の助成金減額の影響で日本アンチ・ドーピング機構（ＪＡＤＡ）の財源確保が厳しく、2007年に大阪で開かれる世界陸上選手権への影響を懸念した！ＪＡＤＡの予算は年間約１億円で、検査は民間会社に委託する方式。近年は抜き打ち検査や新種の薬物対応なども増え、河野理事は「今から国に働き掛けるなどしないと、国際大会など誘致できない。５〜６億円の予算規模は必要」と話した。

☆名誉終身会員★
日本サッカー協会は19日の理事会で、日本協会国際委員の藤田一郎氏(66)がスリランカ・サッカー協会の名誉終身会員となったことを報告した！アジア連盟（ＡＦＣ）技術委員などを務めた藤田氏は南アジアや東南アジアの技術指導に携わったことを評価され、3月26日のスリランカ協会年次総会で名誉終身会員に選ばれた。

☆逮捕★
那覇署は19日、窃盗容疑で、サッカーの九州リーグＦＣ琉球ＤＦの大石玲容疑者(27)を逮捕した！調べでは、大石容疑者は4月23日早朝、那覇市のアパートで、靴箱の上に置かれていた現金約２万円が入った女性の財布を盗んだ疑い。ＦＣ琉球によると、最近は練習に参加せず、連絡が取れなかったという。ＦＣ琉球の野口必勝代表は「事実であれば誠に遺憾。詳細な事実確認をしたい」としている。大石容疑者は元清水ＤＦとして1997年に２試合出場、ＪＦＬのプロフェソール宮崎（現九州リーグ・サン宮崎）を経て昨年4月にＦＣ琉球へ移籍していた。

【超サカFLASH】

☆外国人獲得★
Ｊ１新潟の反町康治監督は19日、外国人選手１人を獲得する方針を明らかにした！また、練習に参加していたMFウェリントン(18)、FWカンテーロ(19)の獲得を見送る方針を明らかにした。

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