☆最終調整★
日本代表は本日21日、Ｗ杯アジア最終予選に向けた強化試合のキリンカップ、ぺルー戦（22日）に向けての最終調整を試合会場の新潟スタジアム・ビッグスワンで行い、セットプレーの攻撃パターンを確認した！腰を捻挫したＤＦ中沢（横浜Ｍ）は別メニューで調整。追加招集されたＤＦ茶野（磐田）が合流した。日本はキリン杯でペルー、ＵＡＥ（27日・国立）と対戦後、Ｗ杯最終予選でバーレーン（6月3日・マナマ）北朝鮮（同8日・バンコク）と連戦する。
日本・ジーコ監督
「今の日本代表は大きな目標に向かって精一杯努力している。この２試合を活用して最後の良い準備をしたい。攻撃も守備もコンパクトに保てれば、いいサッカーができる」
【中沢は出場断念】
20日の練習試合で腰を痛めた中沢は、ウオーキング主体の別メニューで調整。「ペルー戦は無理。まだ歩くときに腰が気になる」と出場をあきらめた様子だった。今季も横浜ＭでＪリーグとアジアチャンピオンズリーグの両方をこなす厳しい日程に耐えてきた。Ｗ杯予選を前に無理を避けたいようで「まだ膝も痛い。完璧に体を治すのは難しいが、本番はなるべくいい状態で出たい」と語った。
【坪井が先発出場】
中沢に代わり３バックの一角に入る坪井は左太ももに重傷を負った昨年7月のキリンカップ、スロバキア戦以来の先発となる。「久々なので気持ちをうまく高めたい。スピードと粘り強い守りで貢献したい」と闘志をみなぎらせた。宮本、田中と最終ラインを組むのは初めて。坪井は「今まで練習でしてきたことを出せれば問題はない」と自信に満ちた口ぶりだった。
【右サイドでアピール】
ベテラン三浦淳が不慣れな右アウトサイドで定位置奪取を目指す！ジーコ監督就任後、４度目の先発出場となるペルー戦を前に「攻撃に絡む。サイドからの崩しを積極的にやりたい」ときっぱり。運動量と守備が評価される加地とはひと味違う攻撃力で、アピールの機会を狙っている。昨年5月のアイスランド戦から２１試合連続で加地が務めてきたポジションだが、加地の負傷で左サイドが本職の三浦淳にチャンスが巡ってきた。左膝に痛みを抱えるものの「そんなことを言っている状況じゃない。一生懸命やるだけ」と強い使命感を口にする。ＧＫ以外では最年長の30歳。経験に加え、鋭く変化する右足のＦＫも健在だ。しかし現在の立場は左サイドの三都主（浦和）の控え。三都主出場停止で先発した3月のＷ杯最終予選のイラン戦も守備に追われ、攻撃力を生かす場面はなかった。20日の新潟ユースとの練習試合では再三、右サイドを突破し、「クロスの精度も悪くなかった。連係もまったく問題ない」と手応えを示した。くしくも代表デビューは1999年キリンカップのペルー戦。同年の南米選手権のペルー戦では、自身の代表唯一の得点も挙げた。ベテランに転機の一戦になるかも知れない。
☆ナビスコ★
ナビスコカップ第３節結果
グループＡ：
浦和２−１新潟
(埼玉･30744人)
≪得点者≫
浦和：エメルソン6、鈴木60
新潟：エジミウソン74=PK
神戸０−１大宮
(神戸ウ･5884人)
≪得点者≫
大宮：クリスティアン81=PK
グループＢ：
Ｇ大阪５−３東京Ｖ
(万博･5472人)
≪得点者≫
Ｇ大阪：吉原20、46、アラウージョ31、77、シジクレイ48
東京Ｖ：小林慶57、ワシントン69=PK、89
広島１−４川崎
(広島ス･4496人)
≪得点者≫
広島：ガウボン53
川崎：中村14、ジュニーニョ54、アウグスト70、谷口77
グループＣ：
柏０−１大分
(柏･5204人)
≪得点者≫
大分：ドド80
ＦＣ東京０−１千葉
(味スタ･13853人)
≪得点者≫
千葉：ポペスク20
グループＤ：
鹿島１−３Ｃ大阪
(カシマ･8218人)
≪得点者≫
鹿島：増田61
Ｃ大阪：西沢24、森島56、古橋67
名古屋０−３清水
(瑞穂陸･7574人)
≪得点者≫
清水：チェ・テウク1、76、チョ・ジェジン11
ヤマザキナビスコカップ・グループリーグ第３節は本日21日、埼玉スタジアムなどで全８試合が行われ、前回準優勝したグループＡの浦和はエメルソンと鈴木がゴールを決め、２−１で新潟を下してただ１チーム３連勝とした！グループＢのＧ大阪は吉原の２ゴールなど５−３で東京Ｖに勝ち、勝ち点７で首位を守った。川崎は４−１で広島に快勝した。グループＣでは、大分に０−１で敗れた柏と、ＦＣ東京を１−０で下した千葉が勝ち点６でトップに並んだ。２連覇を狙うＦＣ東京は１分け２敗。グループＡの大宮は１−０で神戸を破った。グループＤでは清水が名古屋を３−０で破り、勝ち点７で首位。Ｃ大阪は鹿島を下した。
☆Ｊ★
Ｊ２第１３節結果
草津０−３京都
(群馬サ･3287人)
≪得点者≫
京都：アレモン35、田原89、リカルド89=PK
横浜ＦＣ１−１福岡
(三ツ沢･4890人)
≪得点者≫
横浜ＦＣ：ジェフェルソン83
福岡：グラウシオ67
湘南０−３札幌
(平塚･5220人)
≪得点者≫
札幌：上里15、相川37、田畑71=PK
甲府１−１山形
(小瀬･4903人)
≪得点者≫
甲府：バレー68
山形：林84
徳島０−１水戸
(鳴門･4028人)
≪得点者≫
水戸：吉本15
鳥栖１−０仙台
(鳥栖･8324人)
≪得点者≫
鳥栖：高林19
Ｊ２は本日、各地で第１３節の全６試合を行い、首位の京都は３―０で草津を下し、勝ち点を３２に伸ばした！鳥栖は１―０で仙台を破り、勝ち点２２で２位に浮上した。山形は甲府と、福岡は横浜ＦＣと１―１で引き分けた。山形は勝ち点２１で３位、福岡は同２０で４位。札幌は３―０で湘南に快勝し、水戸は徳島に１―０で競り勝った。
Jﾘｰｸﾞﾃﾞｨﾋﾞｼﾞｮﾝ2
順位表＆得点ﾗﾝｷﾝｸﾞ
☆圧勝★
国際親善試合結果
日本女子代表６−０ニュージーランド女子代表
女子サッカーの国際親善試合キリンチャレンジカップ2005は本日、東京・西が丘サッカー場で行われ、日本代表がニュージーランド代表に６−０で圧勝した！日本は前半２７分に沢が先制し、同３５分には17歳の永里（ともに日テレ）が代表初ゴール。後半にも沢と永里がともに２点目を挙げるなど４点を加えて突き放した。沢は国際Ａマッチ通算得点を５１とした。日本は26、28日にモスクワでロシア代表と対戦する。
☆vsリバプール★
欧州チャンピオンズリーグ決勝進出を決めているイングランドプレミアリーグの名門リバプールが7月下旬に来日し、Ｊ１の清水、鹿島と対戦することになった！主催者が本日、発表した。清水戦は7月27日に静岡スタジアムで、鹿島戦は同30日にカシマスタジアムで行われる。
☆スクデット★
イタリアセリエＡ結果
ミラン３−３パレルモ
≪得点者≫
ミラン：セルジーニョ8、16、トマソン32
パレルモ：オウンゴール9、トニ77、バローネ79
イタリアセリエＡで20日、ユベントスの２シーズンぶり２８度目の優勝が決まった！20日はミラノでミランvsパレルモの１試合が行われ、３―３で引き分けた。残り１試合となった２位のミランは勝ち点７８。首位ユベントスとの勝ち点差は４で、逆転優勝の可能性がなくなった。25日に、イスタンブール（トルコ）で行われる欧州チャンピオンズリーグ決勝で、リバプール（イングランド）と対戦するミランは、控え選手中心のメンバーを起用。セルジーニョの２ゴールとトマソンのゴールで前半を３―１のリードで折り返したが、後半３２分、トニにＰＫを許して１点差とされると、その２分後にバローネのゴールで追いつかれた。
☆大勝★
6月のＷ杯アジア最終予選の強化試合となるキリンカップ（22〜27日）に向けて合宿中の日本代表は20日、新潟市内でＪ１アルビレックス新潟のユースチームと練習試合（３５分×２本）を行い、７−０（１本目２−０、２本目５−０）で大勝した！22日のキリンカップ初戦、ペルー代表戦（新潟スタジアム）に備えての実戦調整で、１本目には先発が予想される主力組が出場し、鈴木（鹿島）と２トップを組んだ玉田（柏）が２得点。控え組が加わった２本目は、途中から４バックに切り替えるなどし、大黒（Ｇ大阪）が２得点３アシストと全得点に絡んだ。１本目で先発した中沢（横浜Ｍ）は腰に違和感を訴え、途中から３バックの左は坪井（浦和）が務めた。21日は日本、ペルー両チームが公式練習で最終調整を行う。
☆発表★
日本サッカー協会は20日、国際親善大会のキリンカップで日本代表と対戦するアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）代表の来日予定選手２１名を発表し、2003年ワールドユース選手権の最優秀選手、ＦＷマタルらが名を連ねた！既にＷ杯アジア１次予選で敗退したＵＡＥは、ＦＷサードら予選の主力も来日する。世界ランキング８８位のＵＡＥは24日にペルー（豊田）、27日に日本（国立）と戦う。
☆発表★
6月にＪ１の横浜Ｍ、ＦＣ東京と親善試合を行うイタリアセリエＡ、ユベントスの来日予定選手２０人が20日、主催者から発表された！メッシーナのＦＷ柳沢敦が特別参加するほか、イタリア代表ＦＷデルピエロ、フランス代表ＦＷトレゼゲ、元チェコ代表ＭＦネドベドらが名を連ねた。
☆退団★
Ｊ１名古屋は20日、監督批判で戦力構想から外れていたＦＷウェズレイ(33)が母国ブラジルのＥＳバイーアに今年12月末まで期限付きで移籍すると発表した！2000年に入団したウェズレイは2003年に得点王に輝くなど、Ｊ１リーグ戦で８１得点を挙げていた。名古屋は同じブラジル人ＦＷのマルケスも５月限りで契約切れしており、助っ人２人が退団することになった。
【超サカFLASH】
☆追加招集★
日本サッカー協会は本日21日、キリンカップのペルー戦（22日・新潟スタジアム）とＵＡＥ戦（27日・国立競技場）に出場する日本代表にＤＦ茶野隆行（磐田）を追加招集したと発表した！
☆スタメン★
フィオレンティーナのMF中田英寿が２カ月ぶりにリーグ戦に出場する可能性が濃厚になった！19日のフォーメーション練習で先発組に入ったもので、明日22日のラツィオ戦に出場すれば、3月20日のインテル戦以来８試合ぶりの出場となる。
☆スタメン★
ハンブルガーＳＶのFW高原直泰が本日行われるボーフム戦でスタメン出場予定！
☆vsベトナム選抜★
Ｊ１磐田は20日、ハノイでベトナム選抜と28日に親善試合を行うと発表した！アジアチャンピオンズリーグのグループリーグ最終戦となる25日のホアンアンジャライ（ベトナム）戦の遠征に合わせて組んだ。
☆親善★
プレミアリーグの覇者チェルシーとＫリーグ王者の水原の親善試合が20日、韓国で行われ、チェルシーが１−０で勝利した！
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