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本日の超最新情報
2005.09.03.SAT

☆J★
J1第22節結果

広島1−1千葉
(広島ビ・10561人)
≪得点者≫
広島:ガウボン46
千葉:山岸74

大宮1−4新潟
(埼玉・9233人)
≪得点者≫
大宮:藤本59
新潟:菊地37、アンデルソン・リマ54、エジミウソン84、ファビーニョ87

鹿島2−2浦和
(カシマ・35467人)
≪得点者≫
鹿島:小笠原17=PK、アレックス・ミネイロ27
浦和:田中達77、ポンテ86

柏4−2FC東京
(柏の葉・13085人)
≪得点者≫
柏:レイナウド14、26、玉田46、55
FC東京:ササ1、阿部74

東京V0−1G大阪
(味スタ・14177人)
≪得点者≫
G大阪:アラウージョ77

横浜M2−2名古屋
(日産ス・25885人)
≪得点者≫
横浜M:グラウ23、山瀬功89=PK
名古屋:ルイゾン46、84

清水3−2川崎
(日本平・12727人)
≪得点者≫
清水:マルキーニョス29、杉山82、斉藤88
川崎:ジュニーニョ22、我那覇55

C大阪2−1神戸
(長居・10878人)
≪得点者≫
C大阪:古橋59、ファビーニョ75
神戸:菅原48

大分1−2磐田
(大分ス・28143人)
≪得点者≫
大分:高松30
磐田:前田34、金珍圭89

J1第22節は本日3日、全9試合が行われ、G大阪が2000年第2ステージ第11節以来約5年ぶりに首位に立った!アラウージョのゴールで東京Vに1―0で競り勝って勝ち点を44とし、浦和に2―2で引き分けた鹿島の同43を上回った。鹿島は2位に陥落、浦和は同37の3位。広島は千葉と1―1で引き分け、勝ち点36で4位。磐田は大分を、C大阪は神戸をともに2―1で下した。新潟は4―1で大宮に、柏は4―2でFC東京に圧勝し、清水は3―2で川崎に逆転勝ちした。横浜M―名古屋は2―2で引き分けた。

【1758日ぶりの首位】
G大阪が1758日ぶりに首位に立った!連戦の疲労と東京Vの速攻に苦しんだ後半32分、MFアラウージョ(28)がこぼれ球を拾って決勝ゴールを叩き込んだ。アラ様の得点王レース独走の21点目を、DF宮本恒靖(28)を中心に守って1−0の完封勝ち。2点差を浦和に追いつかれドローに終わった鹿島を抜き、2000年11月11日に陥落して以来、約5年ぶりの首位に浮上した。残り12試合、悲願の初タイトルへ突っ走る。アラウージョの左足が、閉ざされた歴史の扉を開いた。東京Vの堅い守備に苦しんだ0−0の後半32分、こぼれ球を拾って放ったシュートが千金の1発になった。浦和に引き分けた鹿島を抜き、G大阪を1758日ぶりの首位に押し上げる1−0勝利を呼び込んだ。「最後まであきらめず、勝とうという気持ちだった。首位に立てたことがうれしい」。得点王レース独走の今季21点目。わずか3日前、ナビスコ杯準決勝の横浜戦でも1−0の決勝弾を決めていた助っ人が、G大阪の歴史を突き動かした。西野監督の決断が速ければ、生まれていない決勝弾だった。試合後の会見で指揮官が明かす。「代えるつもりでした。今日もかなり消耗して判断も鈍っていた。残り5分まで引っ張って、松波を投入しようと思っていた」。常に全力で前線からボールを追いかけ、時には最終ラインの守備にも回るのがまじめ助っ人のスタイル。8月20日から15日間で5試合を消化する強行日程の中でフル稼働した背番号「9」の疲労を察し、交代のタイミングを計っていた。だが、172センチ、62キロに秘めた無尽蔵のエネルギーは、西野監督の想像も超えていた。「それでもギアチェンジできるアラウージョを今日は見た。残していて良かった」。故郷ブラジルのペルナンブコ州では夏は平均気温40度。他の選手が試合後、Tシャツ、短パンでもアラ様は上下スェット姿で涼しい顔をしているほどの夏男だ。「確かに疲れているけど、それでも勝たないといけないから」。前日2日には名門クルゼイロが来季契約の合意を発表してしまうなど脅威の点取り屋の存在は母国でも注目され始めた。「オファーがあるのがうれしいが、今は目標に向かってG大阪でやっている」。目指すは開幕前に公言した得点王と優勝のWタイトル。残り12試合、まだ見ぬ栄冠に向かってアラ様は走り続ける。

【143日ぶりの首位陥落】
4月13日の大宮戦以来、143日ぶりの首位陥落に、鹿島のロッカールームは静まり返った!ピッチ上で、負けたかのようにうつむいた選手達は、G大阪勝利の報に言葉を失った。2点リードで折り返し、後半15分からは数的に有利となり完全に勝ち試合だった。それを残り13分から、わずか9分間で同点とされ勝ち点2を失った。左足を引きずる小笠原の口からは、一言も言葉が出なかった。ハーフタイムに、あと1点を取りにいくと全員で確認したが、リスクを負ってまで前には出なかった。そこを1人減った浦和の猛攻に遭うと、DFラインは下がり中盤が間延びした。「中盤の運動量が落ちたのは間違いない。球の奪われ方が悪い。向こうの方が、人が多いくらいに感じた」とDF大岩はつぶやいた。トニーニョ・セレーゾ監督は「個人がプラスアルファを出そうという気持ちになれば問題ない」と希望を失わなかったが、DF新井場の分析は手厳しかった。「自分達のペースでやろうと言ったのが、悪い意味で働いた。余裕でいなそうとしてやられた。最近は反省ばかり。しっかり追求しなければいけないところに来ている」。次節川崎戦はDF岩政が復帰も、MF本山と新井場が出場停止となる。鹿島が岐路に立たされた。

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順位表&得点ランキング


☆帰国★
ボルトンの日本代表MF中田英寿が本日3日、ホンジュラス戦に出場するためマンチェスター空港からロンドン経由の成田到着で日本に帰国した!ホンジュラス戦に向けた明日4日からの代表合宿に参加する。個人トレーナーが運転する車に乗り、大きめのサングラスに半袖のシャツ、ジーパン姿で黒のジャケットも持参していた。前日までチームでフルメニュー練習をこなしていただけに、調子は上向きだ。

【ジョニー・デップに完敗】
さすがのヒデもハリウッドスターには勝てなかった?日本代表のボルトンMF中田英寿(28)が本日3日、ホンジュラス戦(7日・宮城スタジアム)に向けた代表合宿に参加するため帰国した。昼過ぎから成田空港は多くの人で騒然。日本のエースのお出迎え…ではなく、お目当ては米俳優ジョニー・デップ。10年ぶりの来日に約2000人のファンが駆けつけていた。午後3時45分にデップが到着口に姿を現すと、黄色い悲鳴とフラッシュが交錯。その2分後に混乱を回避するため別の出口から出てきた中田英も数十人の空港利用客に気付かれたが、足早にすぐに出迎えの車に搭乗した。ハリウッドスターとニアミスだったことは知る由もなかった。新天地のボルトンではフルメニューをこなすなど仕上がりも上々。ジーンズのお尻部分の右ポケットには「Love me」のプリント。W杯イヤーの最初の公式戦でサポーターを虜にしてみせる。

☆新監督★
J1大分の新監督に、ブラジル・ボタフォゴ前監督のペリクレス・シャムスカ氏(39)が就任することが本日、内定した!近日中に契約を結ぶ。シャムスカ氏はプロ選手としての経験はないが、今月まで名門ボタフォゴを率いて全国選手権を戦っていた。選手の能力を最大限に生かしてチーム力を高める手腕には定評がある。

☆途中出場★
オランダエールディビジでFW平山相太が所属するヘラクレスは2日、ドイツ・フレーデンでドイツブンデスリーガのデュイスブルクと親善試合を行い、平山は後半開始から出場した!平山は終盤、頭でボールをゴールに押し込んだが、GKへのファウルで得点は認められなかった。ヘラクレスは1―3で敗れた。足首の故障が完治していない平山は「まだ思うように動けない」とコメント。ボス監督は「調子は上がってきているが、まだ足の痛みがあるようだ。徐々に活躍の場が増える」と話した。

☆アフリカ★
W杯アフリカ最終予選結果

グループ3:
リビア0−0スーダン

2006年W杯ドイツ大会アフリカ最終予選は2日、リビアのトリポリで行われ、グループ3で4位のリビアが5位のスーダンと0−0で引き分け、勝ち点をそれぞれ12と6とした!首位は勝ち点19のコートジボワール。

☆発表★
日本サッカー協会は2日、国際親善試合キリン・チャレンジカップ(7日・宮城スタジアム)で日本代表と対戦するホンジュラス代表の来日予定メンバー18人を発表し、イタリアセリエAのカリアリ所属でW杯北中米カリブ海予選5得点のFWスアソらが含まれた。チームは5日に来日する。

☆債務超過★
J1の大分トリニータを運営する大分フットボールクラブが、約3億円の債務超過に陥ったことが2日までに明らかになった!スポンサーの撤退やチケット収入の落ち込みが主因。同社は第三者を含めた経営諮問委員会を設置、経営安定化策の策定を急いでいる。同委員会のメンバーは「一般の会社であれば、存続が危うい状況」と指摘している。同社は今後、増資や社債発行による資金調達を検討する。大分フットボールクラブの2005年3月期決算では、純損益が1994年の設立以来最大となる約4億の赤字を計上した。2004年度はメーンスポンサーの撤退により、法人広告収入が大幅に落ち込んだことや、外国人選手獲得のためのコンサルタント料が増加したことなどから、赤字が膨らんだ。

【超サカFLASH】

☆視察★
日本代表ジーコ監督は本日行われる東京VvsG大阪戦を視察!

☆合意★
クルゼイロは2日、J1のG大阪FWアラウージョと来季の契約が合意したと発表した!契約期間はG大阪との契約が切れる2006年1月2日から3年間。G大阪の佐野泉社長は2日、アラウージョとの契約延長を熱望していることを明らかにしている。

☆来日★
J1大分の新監督に就任する見込みとなったペリクレス・シャムスカ氏が2日、来日した!

☆全治3ヶ月★
イングランドプレミアリーグ、ミドルスブラは2日、膝の手術を行ったイングランド代表MFスチュアート・ダウニング(21)が少なくとも3カ月欠場する見込みと発表した!ダウニングは0―3で敗れた8月28日のチャールトン戦で右膝を負傷。1日に同箇所の手術を行った。

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