日本の超サッカー情報

本日の超最新情報

2005.10.07.FRI

☆最終調整★
欧州遠征中の日本代表は明日8日午後1時20分（日本時間同午後7時20分）からリガ（ラトビア）でラトビア代表と国際親善試合を行う。日本チームは本日7日、試合会場で約１時間半、紅白戦などを行い、連係を確認して最終調整を行った！この日は三都主と坪井（ともに浦和）も合流して、遠征メンバーが初めて揃った。紅白戦で主力組は柳沢（メッシーナ）と高原（ハンブルガーＳＶ）が２トップを組むなどＭＦ４人も含めて攻撃陣は欧州組で固めた。しかし小野（フェイエノールト）は途中で右足首を痛め、練習を切り上げた。代わりには松井（ルマン）が入った。ジーコ監督はラトビア戦に小野を先発させず、代役に松井を起用すると明言。小野がウクライナ遠征にも帯同するかどうかは、ドクターの診断を待つことになる。なお、日本の予想布陣は４－４－２だが、従来のボックス型から、稲本を１人守備的MF、中村をトップ下に置くダイヤモンド型の新構成を採用する。当初は左右ＭＦに中田英、小野を起用し、昨年3月のシンガポール戦以来となる「黄金の中盤」の揃い踏みが見込まれたが、松井が代わって起用される。9月のホンジュラス戦で露呈した攻守のバランスの乱れを修正し、欧州組の攻撃力を最大限発揮できるかがポイントとなる。

【ラトビア戦スターティングメンバー】
日本代表
GK：
土肥洋一(ＦＣ東京)
DF：
駒野友一(広島)
茂庭照幸(ＦＣ東京)
田中誠(磐田)
中田浩二(マルセイユ)
MF：
稲本潤一(ウェスト・ブロムウィッチ)
中田英寿(ボルトン)
松井大輔(ルマン)
中村俊輔(セルティック)
FW：
高原直泰(ハンブルガーＳＶ)
柳沢敦(メッシーナ)

【小野が負傷】
日本代表の欧州遠征に参加しているＭＦ小野伸二（フェイエノールト）が本日7日、リガ（ラトビア）での練習中に右足首を痛めた！紅白戦の途中で負傷したもので、小野は自力で歩いて競技場を離れた。リガの病院で検査を受ける。小野は今年6月3日のＷ杯アジア最終予選のバーレーン戦の直前にも、右足甲を骨折し、戦列を離れている。今回の遠征で日本代表に復帰したばかりだった。

☆功労者表彰★
日本サッカー協会の川淵三郎会長は本日7日、元会長の長沼健日本協会最高顧問(75)がドイツサッカー協会から功労者表彰を受けると明らかにした！ドイツのライプチヒで12月9日に行われるＷ杯グループリーグ組み合わせ抽選会で表彰される。長沼氏は日本がＷ杯に初挑戦した1954年アジア予選の韓国戦で先制ゴールをマーク。東京、メキシコ両五輪では監督として代表を率い、メキシコでは銅メダルを獲得した。1994年から1998年までは日本協会会長を務めた。ドイツ協会は競技発展に尽くした各国の功労者を抽選会に招待する。

☆ＭＶＰ候補★
アジアサッカー連盟（ＡＦＣ）は本日7日、2005年最優秀選手の候補１０人を発表し、日本勢は２度受賞経験を持つＭＦ中田英寿（ボルトン）と、ＭＦ中村俊輔（セルティック）が選ばれた！韓国代表ＭＦ朴智星（パク・チソン）（マンチェスター・ユナイテッド）や昨年受賞のイラン代表ＭＦカリミ（バイエルン・ミュンヘン）も入った。最優秀選手はＡＦＣ加盟４５協会の代表監督やＡＦＣ理事らの投票で決まる。11月30日にクアラルンプールで発表される。

☆申請に不備★
Ｊリーグの鈴木昌チェアマンは本日7日、日本フットボールリーグ（ＪＦＬ）ＦＣホリコシ（群馬）の来季Ｊリーグ加盟申請に不備があることを明らかにした！ＦＣホリコシ側は申請期限の9月末、入会意思を文書で伝えてきたが、申請書があるだけで、必要書類が揃っていないという。鈴木チェアマンは加盟断念を求める文書を送付することも示唆した。

☆予算可決を報告★
来季のＪリーグ加盟を申請している日本フットボールリーグ（ＪＦＬ）愛媛ＦＣの筆頭株主、愛媛県の加戸守行知事らは本日7日、東京都内のリーグ事務局を訪れ、２部（Ｊ２）入りに向けて懸案だった本拠地競技場改修費の予算可決を、鈴木昌チェアマンに報告した！同県議会は6日、改修費約１億８０００万円を盛り込んだ補正予算を可決。既に9月の加盟申請の段階で支援策はリーグ側から高い評価を得ており、加戸知事は「好意的に受け止めてもらっていると思った」と述べた。鈴木チェアマンも３段階評価で、限りなく１番目に近い２番目との評価を明らかにした。Ｊリーグは12月の臨時理事会で、来季の加盟クラブを決める。

☆紅白戦★
欧州遠征中の日本代表は6日、ラトビア代表との国際親善試合（8日）に備えてリガ（ラトビア）で９対９の紅白戦形式の練習を行った！主力組のＦＷには高原（ハンブルガーＳＶ）、中盤には中田英（ボルトン）、稲本（ウェスト・ブロムウィッチ）、小野（フェイエノールト）が入った。ナビスコカップに出場して6日夜に到着する三都主（浦和）に代わり、中田浩（マルセイユ）が左サイドバックを務めた。ラトビア代表も同日、会場のスコント競技場で練習した。試合は明日8日午後1時20分（日本時間同午後7時20分）にキックオフされる。

【生き残り懸けた大久保と松井】
欧州遠征中の日本代表に、アテネ五輪に出場した大久保（マジョルカ）と松井（ルマン）が生き残りを懸けて臨んでいる！6日、実戦形式の練習でゴールを決めた大久保は「練習なのでまだまだ」と表情を崩さなかった。大久保は2003年5月に初招集されてから１７試合に出場してゴールなし。期待を裏切り、昨年12月のドイツ戦を最後に代表に呼ばれなかった。「今回こそ点を取りたい。ラストチャンスだと思う」と自覚を口にする。少ないチャンスに燃えるのは松井も同じだ。日本代表で唯一、出場した2003年コンフェデ杯のコロンビア戦は後半２９分からだった。「めっちゃ短かった。出場時間さえもらえれば、なんとかしたい」。昨季、フランス２部リーグだったルマンの１部昇格に大きく貢献し「体力面で著しく成長した。近くで見てみたい」とジーコ監督の関心を引きつけた。明日8日のラトビア戦はともに途中出場が濃厚だ。Ｗ杯に向け、日本の新しい武器となれるか。「結果が一番大事」と大久保。松井は「流れを変える自信は持っている」と不敵に話している。

【スタメン、土肥】
最年長32歳のＧＫ土肥洋一に出番が回ってきた！6日、主力組に入りラトビア戦の先発が有力になった。実戦形式のメニューでも的確な指示で４バックを操り、練習後も最後までピッチに残って調整を続けた。川口、楢崎の陰に隠れがちだったが、完封勝ちした8月7日の東アジア選手権・韓国戦以来、今年２度目のチャンスが巡ってきた。ジーコ監督は「土肥はこれまでチャンスは少なかったが、欧州に来てから非常に良い状態を保っている。実力については全く心配していない」と信頼感を示した。土肥にとっては8月の東アジア選手権（韓国）の韓国戦以来、４試合目の国際Ａマッチ出場となる。

【パスポート忘れた】
ＤＦ坪井慶介が6日、パスポートをさいたま市内の自宅に忘れ、ドタバタの出発となった！幸い、出発の２時間半前に成田空港でチェックインしたため、早い時間帯で判明。急遽、浦和スタッフが自宅でパスポートを受け取り、空港に駆けつけてセーフ。「いやー。参りましたね」と苦笑い。空港側の配慮もあって出発定刻の１５分前には飛行機に乗り込んだ。

☆看病疲れで合流★
イングランド代表ＭＦデイヴィッド・ベッカム(30)が6日、心身ともにボロボロの状態で代表合宿に合流した！４２度の発熱で引き付けを起こした次男ロミオくん(3)を伴って帰国。症状は落ち着きつつあるが、看病疲れは明らかで、睡眠不足と涙で腫れ上がった両目を、サングラスで隠し続けているという。ただ、ロミオ君が倒れた翌日のマジョルカ戦では、出場を直訴して２アシストをマーク。英国民は「息子の病状は気掛かりだけど、パパは体調不良の方が活躍してくれそうだ」と見守っている。

☆休養★
ブラジル代表を率いるパレイラ監督は6日、Ｗ杯南米予選のボリビア戦（9日）でロナウジーニョ、ロナウド、カカ、ロベルトカルロスら主力８選手を休養させて臨むことを明らかにした！ブラジルは既に来年のＷ杯ドイツ大会の出場を決めており、同監督は「何人かの選手にチャンスを与えたい。メンバーを変えても勝つ自信はある」と話した。

☆スコーリオ★
イタリアセリエＡで日本代表ＦＷ柳沢敦の所属するメッシーナのホームスタジアムに、3日に死去したフランコ・スコーリオ氏の名が付けられることが6日、明らかになった！同氏はメッシーナの出身。三浦知良（横浜ＦＣ）が1994年夏に当時セリエＡのジェノア入りした時の監督で、1980年代には当時２部のメッシーナを率いた。

☆解雇★
元ドイツ代表ＤＦノボトニーが、レバークーゼンから解雇されたことが6日、明らかになった！ノボトニーが、膝のリハビリで戦列から離れながら、給料の前借りを要求したことが決裂のきっかけだったが、争いは法廷闘争まで発展。2008年まで契約が残るため、給料は支払われるものの、クラブ側は「２度とうちで試合に出ることは許されない」と三くだり半を突きつけた。

☆携帯で観戦★
イタリアの通信大手テレコムイタリアは6日、来年から欧州初という携帯電話向けのテレビ地上デジタル放送を開始し、サッカーの同国１部リーグ（セリエＡ）や欧州チャンピオンズリーグが視聴できるようになると発表した！セリエＡの強豪ミランのオーナーでもあるベルルスコーニ首相が所有する民放テレビ局との共同事業。デジタル技術によって移動中でも画像の乱れがなく、イタリア国内ならどこでも受信可能という。これで、仕事やデート中でもこっそり観戦できる？

☆歓迎会★
来年6月に開幕する2006年Ｗ杯ドイツ大会組織委員会が6日、出場を決めた日本のサッカー協会やＷ杯スポンサーなどの関係者を招いた「歓迎」レセプションを東京都内で開催した！選手、監督の双方でＷ杯を制したベッケンバウアー組織委会長も出席し、大会の準備状況などを紹介した。Ｗ杯予選を突破した３１か国で実施する予定で、アジア４カ国がその皮切り。同会長は「2002年のＷ杯日韓大会は最も成功した大会の１つ。ドイツも同じ水準とするためにはすごく頑張らないといけない」と話した。日本協会の川淵三郎会長は「組織委の、大会を成功させようという強い意識がもてなしに表れている」と感心していた。

【巨大モニュメント披露】
Ｗ杯ドイツ大会組織委員会は6日、東京都内のドイツ大使館に隣接したイベント会場でＷ杯のＰＲ活動の一環として高さ９メートル、直径６メートルの巨大なサッカーボールをかたどったモニュメントをお披露目した！組織委のベッケンバウアー会長と日本サッカー協会の川淵三郎会長らが記念撮影。モニュメントはドイツの開催１２都市を巡回する巨大サッカーボール型の展示館「サッカー・グローブ（球体、地球）」の姉妹版。今後はイタリアのミラノなど計４都市を回り、来年6月にＷ杯決勝の地ベルリンに運ばれる。

☆続投要請★
Ｊ１、横浜Ｍの左伴繁雄社長は6日、今季で２年契約が切れる岡田武史監督(49)に続投を要請する意向を明らかにした！長期的展望に立った育成と強化を委ねる方針で「岡田監督の考えを聞いて、10月末までには決めたい」と語った。横浜Ｍは今季、史上初の３連覇を狙ったＪ１で現在１０位と低迷。アジアチャンピオンズリーグはグループリーグで敗退し、5日にはナビスコカップ決勝進出も逃した。しかし左伴社長は、過密日程の影響や故障者の続出などを不振の理由に挙げて「岡田監督が責任を取るのはおかしい」と話した。岡田監督は2003年から横浜Ｍを指揮し、Ｊ１連覇に導いた。今季はＪリーグの日本人監督で史上最高額とみられる推定年俸１億円で契約内容を変更していた。

☆準決勝進出★
高円宮杯第１６回全日本ユース（18歳以下）選手権は6日、東京・国立競技場などで準々決勝を行い、明日8日に同競技場で行われる準決勝は札幌ユースvs滝川二高（兵庫）、東京Ｖユースvs広島ユースの対戦となった！札幌ユースは高校総体優勝の青森山田高（青森）に４―０で圧勝。東京Ｖユースと広島ユースもそれぞれ星稜高（石川）、鹿児島実高（鹿児島）を退けた。滝川二高は広島観音高（広島）に１―０で競り勝った。

【超サカFLASH】

☆内定★
Ｊ１鹿島は本日、静岡・清水東高のU-18（18歳以下）日本代表DF内田篤人(17)の来季新加入が内定したと発表した！

☆全治８ヶ月★
Ｊ１のＦＣ東京は本日、MF石川直宏が6日に右膝前十字靱帯および外側半月板の手術を受けたと発表した！全治は約８か月。9月17日の横浜Ｍ戦で負傷した。

☆レンタル移籍★
Ｊ１神戸は本日、DF仲里航(20)が来年1月末までの期限付きで九州リーグのＦＣ琉球に移籍したと発表した！

☆敗れる★
韓国遠征中のＪ１神戸は6日、昌原市で韓国プロリーグ（Ｋリーグ）のソウルと親善試合を行い、１―３（前半０―２）で敗れた！

☆手術★
ドイツブンデスリーガのドルトムントは6日、チェコ代表FWヤン・コラーが本日7日に左膝十字靱帯の手術を受けることになったと発表した！コラーは9月24日に行われた国内リーグのマインツ戦で負傷しており、全治６カ月とみられている。

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