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本日の超最新情報
いよいよ本日、アジアカップが開幕!!2011.01.07.FRI

INDEX

本日開幕
アジア王者を決める第15回アジアカップが本日7日、開催国のカタールvsウズベキスタン戦で開幕!

実戦練習
日本代表は2日連続で紅白戦などの実戦練習を実施!DF槙野智章は両足首捻挫で別メニュー調整、DF酒井高徳は腰痛で休養!

欠場
日本代表DF岩政大樹が右足足底筋腱損傷で9日のヨルダン戦を欠場!

高校サッカー展望
第89回全国高校選手権大会準決勝日程
8日()
12:05〜
流経大柏(千葉)vs久御山(京都)
(国立)
14:25〜
立正大淞南(島根)vs滝川二(兵庫)
(国立)
明日8日は第89回全国高校選手権大会準決勝!

落選
アジア連盟(AFC)選出の国際連盟(FIFA)理事選で日本協会の田嶋幸三副会長(53)が落選!日本はFIFA理事のポストを9年ぶりに失う!

正式発表
清水がイラクリス(ギリシャ)から元日本代表MF小林大悟(27)の獲得を正式発表!

現役引退
バンクーバー・ホワイトキャップス(カナダ)の元日本代表MF平野孝(36)が現役引退!

分配金
FIFAが昨年のW杯南アフリカ大会に出場した選手の所属する400クラブに、総額約33億2千万円の分配金を割り当て!

11位
2010年代表監督ランキング発表、W杯南アフリカ大会で日本代表を16強に導いた岡田武史監督(54)は11位!

発表
アジアカップの北朝鮮代表メンバー23名発表、在日選手のボーフムFW鄭大世=チョン・テセらが選出!

欠場
イタリアセリエA第18節
ブレシア1−2チェゼーナ
ローマ4−2カターニャ
インテル3−1ナポリ
カリアリ0−1ミラン
ユベントス1−4パルマ
長友佑都はアジアカップ出場で、森本貴幸は左膝負傷で欠場!インテルはレオナルド新監督の初陣で快勝!首位ミランは新加入のカッサーノが決勝アシスト!

ベンチ外
スペイン国王杯5回戦第2戦
マジョルカ3−4(TOTAL6−8)アルメリア
レバンテ2−0(TOTAL8−2)レアル・マドリード
ビジャレアル4−2(TOTAL4−2)バレンシア
エスパニョール1−1(TOTAL1−2)アトレティコ・マドリード
新加入の家長昭博はベンチ入りせず!レアル・マドリードは主力温存で敗れるも準々決勝進出!

途中出場
VVVに新加入するFWカレン・ロバート(25)が練習試合に後半15分から途中出場!

本日の超サカFLASH
J2参入を目指すJFLのツエーゲン金沢がJリーグに準加盟申請ほか


本文
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本日開幕
 サッカーのアジア王者を決めるAFC第15回アジアカップ2011・カタール大会は本日7日、カタールのドーハで開幕し、グループリーグ・グループAのカタールvsウズベキスタンの1試合を行う。2大会ぶり4度目の優勝を狙う日本は本日7日、グループB初戦の9日のヨルダン戦に向けて調整する。
 日本にとっては、16強入りしたワールドカップ(W杯)南アフリカ大会後に就任したザッケローニ監督が率いて初の公式大会。ヨルダン戦の後、13日にシリア、17日にサウジアラビアと対戦する。

アジアカップ・グループリーグ組み合わせ

グループA:

カタール
クウェート
中国
ウズベキスタン

グループB:

サウジアラビア
日本
ヨルダン
シリア

グループC:

韓国
インド
オーストラリア
バーレーン

グループD:

イラク
北朝鮮
UAE
イラン

アジアカップ・グループリーグ日程
※開催地は全てドーハ

第1戦:

7日(金)

グループA:

日本時間25:15〜
カタールvsウズベキスタン

8日()

グループA:

日本時間22:15〜
クウェートvs中国

9日()

グループB:

日本時間22:15〜
日本vsヨルダン

日本時間25:15〜
サウジアラビアvsシリア

10日()

グループC:

日本時間22:15〜
インドvsオーストラリア

日本時間25:15〜
韓国vsバーレーン

11日(火)

グループD:

日本時間22:15〜
北朝鮮vsUAE

日本時間25:15〜
イラクvsイラン

第2戦:

12日(水)

グループA:

日本時間22:15〜
ウズベキスタンvsクウェート

日本時間25:15〜
中国vsカタール

13日(木)

グループB:

日本時間22:15〜
ヨルダンvsサウジアラビア

日本時間25:15〜
シリアvs日本

14日(金)

グループC:

日本時間22:15〜
オーストラリアvs韓国

日本時間25:15〜
バーレーンvsインド

15日()

グループD:

日本時間22:15〜
イランvs北朝鮮

日本時間25:15〜
UAEvsイラク

第3戦(最終戦):

16日()

グループA:

日本時間25:15〜
カタールvsクウェート

日本時間25:15〜
中国vsウズベキスタン

17日(月)

グループB:

日本時間22:15〜
サウジアラビアvs日本

日本時間22:15〜
ヨルダンvsシリア

18日(火)

グループC:

日本時間22:15〜
韓国vsインド

日本時間22:15〜
オーストラリアvsバーレーン

19日(水)

グループD:

日本時間25:15〜
イラクvs北朝鮮

日本時間25:15〜
UAEvsイラン

アジアカップ・決勝トーナメント日程

準々決勝:

21日(金)

日本時間22:25〜
(1)グループB・1位vsグループA・2位

日本時間25:25〜
(2)グループA・1位vsグループB・2位

22日()

日本時間22:25〜
(3)グループC・1位vsグループD・2位

日本時間25:25〜
(4)グループD・1位vsグループC・2位

準決勝:

25日(火)

日本時間22:25〜
(2)の勝者vs(4)の勝者

日本時間25:25〜
(1)の勝者vs(3)の勝者

3位決定戦:

28日(金)

日本時間24:00〜
準決勝の敗者vs準決勝の敗者

決勝:

29日()

日本時間24:00〜
準決勝の勝者vs準決勝の勝者


実戦練習
 サッカーのアジア王者を決めるアジアカップは本日7日、カタールのドーハで開幕し、グループリーグ・グループAのカタールvsウズベキスタンの1試合が行われる。ザッケローニ監督が就任後、初の公式大会に臨む日本は6日、グループB初戦の9日のヨルダン戦に向けて調整した。
 練習は冒頭と最後だけを公開。選手によると、前日の5日に続いて紅白戦を行い、実戦形式の中で連係の熟成を図ったという。MF遠藤(G大阪)は「いい練習ができている」と仕上がりへの手応えを口にした。DF槙野(ケルン)は両足首を捻挫して別メニューで調整。酒井(新潟)は腰痛のために宿舎で静養した。
 大会は16チームが4グループに分かれてグループリーグを戦い、各グループ2位までが準々決勝に進出。2大会ぶり4度目の優勝を目指す日本はヨルダン戦の後、13日にシリア、17日にサウジアラビアと顔を合わせる。

【主将続投?長谷部苦笑い】
 昨年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で主将を務めたMF長谷部誠(ボルフスブルク)は「練習でもみんな激しくいっているし、やる気を感じる」と仕上がり具合に手応えを口にした。
 W杯南ア大会で16強入り。その後、ザッケローニ監督が就任して初めて指揮を執った10月の強豪アルゼンチン戦に勝利し、順風の中で日本は2014年W杯ブラジル大会へ再スタートを切った。
 そんな状況だからこそ、長谷部は気を引き締め直している。指揮官就任後初めての公式大会に向けて「W杯、アルゼンチンと強い相手にいい試合をできた。逆にアジアレベルの中でうまくいかないこともある。そういう時にいかに自分達のやりたいことをできるかが大事」と語った。
 昨年末に始まった合宿中に風邪をひき、チームと別で調整したこともあったが、今は体調も万全に戻り、若手の多い代表の中心にいる。アジア杯も主将を務めるかどうかは「監督に聞いてください」と苦笑いを浮かべて付け加えた。「(主将を)やるにしてもやらないにしても、自分が引っ張る形でやりたい」と意気込んだ。

【主力不在でチャンス狙う吉田】
 日本は今大会、昨年のワールドカップ(W杯)で守備を支えた中澤(横浜M)と闘莉王(浦和)の両センターバックが故障で不在。新たに生まれたチャンスに意気込んでいるのが吉田麻也(VVV)だ。
 189センチ、80キロの恵まれた体格。現地入り後、非公開が続く実戦形式の練習では、カバーリング力や対人の強さに秀でる今野(FC東京)と最終ラインの中央を組むケースが多く、ヨルダン戦先発の可能性も出てきた。
 昨年は我慢の1年。ちょうど1年前のアジア杯最終予選、イエメン戦で代表デビューしたが、直後に移籍が決まったばかりのVVVの合宿で左足を骨折。10月にようやく復帰した。「(復帰後)数試合しか出てないのに評価してもらってうれしい」と話し、「(昨年は)充実した年ではなかった。アジア杯で弾みを付けたい」。22歳は飛躍を誓っている。

日本代表23名
GK:
1.川島永嗣(リールセ)
21.西川周作(広島)
23.権田修一(FC東京)
DF:
3.岩政大樹(鹿島)
4.今野泰幸(FC東京)
2.伊野波雅彦(鹿島)
5.長友佑都(チェゼーナ)
20.槙野智章(ケルン)
6.内田篤人(シャルケ)
22.吉田麻也(VVV)
12.酒井高徳(新潟)
MF:
7.遠藤保仁(G大阪)
8.松井大輔(トム・トムスク)
17.長谷部誠(ボルフスブルク)
14.藤本淳吾(名古屋)
15.本田拓也(清水)
13.細貝萌(レバークーゼン)
18.本田圭佑(CSKAモスクワ)
16.柏木陽介(浦和)
10.香川真司(ドルトムント)
FW:
11.前田遼一(磐田)
19.李忠成(広島)
9.岡崎慎司(シュツットガルト)


欠場
 サッカーのアジアカップ(7日開幕・カタール)の9日のグループリーグ初戦のヨルダン戦を、日本代表のDF岩政大樹(鹿島)が欠場することが6日、明らかになった。
 昨年12月25日の天皇杯準々決勝・名古屋戦で右足足底筋腱(けん)を損傷。年明けから代表に合流したものの、5日の練習後には「まだ別メニュー。合流できなくはないが、初戦は難しい」と話した。
 また、DF槙野智章(ケルン)は両足首を捻挫して別メニューで調整。酒井高徳(新潟)は腰痛のために宿舎で静養した。
 日本代表のザッケローニ監督はDF永田充(浦和)を帯同させており、初戦の試合開始6時間前まではメンバー入れ替えが可能となっている。


高校サッカー展望
第89回全国高校選手権大会準決勝日程

8日()
12:05〜
流経大柏(千葉)vs久御山(京都)
(国立)
14:25〜
立正大淞南(島根)vs滝川二(兵庫)
(国立)

第89回全国高校選手権大会トーナメント表
※携帯以外からの閲覧では正しく表示されません。

山梨学付─┐
国  見─┘┐
星  稜┐ │┐
徳 島 商┘┐┘│
駒澤大高┐┘ │
大  津┘  │
前橋育英┐  │┐
神村学園┘┐ ││
室蘭大谷┐┘┐││
四日市中┘ │┘│
流経大柏─┐┘ │
明徳義塾─┘  │
水  橋─┐  │┐
那 覇 西─┘┐ ││
座  間┐ │┐││
香  芝┘┐┘│││
中京中京┐┘ │││
久 御 山┘  │┘│
丸  岡┐  │ │
初芝橋本┘┐ │ │
尚  志┐┘┐│ │
佐 賀 北┘ │┘ │
羽  黒─┐┘  │
関大第一─┘   │
         ├
佐野日大─┐   │
作  陽─┘┐  │
秋 田 商┐ │┐ │
九州国際┘┐┘│ │
西 武 台┐┘ │ │
香 川 西┘  │ │
松商学園┐  │┐│
野  洲┘┐ │││
帝京可児┐┘┐│││
立正淞南┘ │┘││
新 潟 西─┐┘ ││
宇  部─┘  │┘
宮 城 工─┐  │
日章学園─┘┐ │
静岡学園┐ │┐│
米 子 北┘┐┘││
遠  野┐┘ ││
宇和島東┘  │┘
都立駒場┐  │
滝川第二┘┐ │
鹿島学園┐┘┐│
大分鶴崎┘ │┘
広島皆実─┐┘
青森山田─┘

 サッカーの第89回全国高校選手権大会は明日8日、東京・国立霞ヶ丘競技場で準決勝が行われる。流通経大柏は2度目の、ほかの3校は初めての決勝を目指す。
 流通経大柏は勝てば、初優勝以来、3大会ぶりの決勝進出。久御山は京都府勢として山城以来、18大会ぶりの決勝がかかる。
 立正大淞南は4試合で12得点の攻撃力を武器に、島根県勢初の決勝進出を狙う。4度目のベスト4の滝川二は勝てば、チーム初で、兵庫県勢としても63大会ぶりの決勝進出となる。
 10日の決勝(国立)に進出するのはどこか。見どころを探った。

流通経大柏vs久御山
 レベルの高い試合運びで、前評判通りの強さを見せる流通経大柏が有利か。準々決勝では前回優勝の山梨学院大付を攻めあぐむと、前半のうちに攻撃の布陣を変更。逆転につなげるなど、本田監督の采配が冴え渡っている。左足小指を骨折していながら途中出場で流れを変えるエース吉田ら、選手層も厚い。
 久御山はショートパスを多用するサッカーで勢いに乗る。まずは粘り強い守備で流通経大柏の攻撃をしのぎ、パスで崩す展開に持ち込みたい。

立正大淞南vs滝川二
 ともに攻撃が持ち味だが、滝川二が樋口と浜口の2トップの破壊力で優位に立つ。2人は1回戦から縦への強さでゴールを量産。3回戦では前回準優勝の青森山田を撃破した。まずはこの2人の出来が、決勝進出へのカギとなる。
 立正大淞南も大会トップの7得点を挙げている加藤らの攻撃は鋭いが、準々決勝の西武台戦で終了間際に追い付かれるなど守備には不安も。相手2トップをどう抑えるかがポイント。

【小兵ドリブラーと岡崎2世が激突】
 全国高校選手権は明日8日に準決勝を行う。大詰めを迎え、得点王争いも激しさを増した。現時点では立正大淞南(島根)の加藤が7点で最多。滝川二(兵庫)の樋口が6点で追う。ともに全4試合で得点。2大会前に大迫勇也(現J1鹿島)が樹立した10得点の大会記録(首都圏開催となった第55回大会以降)更新も視野に入る。
 168センチと小柄な右MFの加藤は、ドリブルや鋭い飛び出しから利き足の左足で決めるのが得意。「今年は絶対的エースがいなかったが、自分がなってやろうと思っている。得点は毎試合取りたい」と意気込む。同校の南監督は「不器用な選手だが、ドリブルシュートに1つの形ができたから」とゴール量産の理由を分析。「勝ち上がるチームにはラッキーボーイがいる」とさらなる活躍を望んだ。
 樋口は一瞬のスピードで守備ラインの裏に抜け、ゴールを奪う。「仕掛けて前に出るのが相手には怖いFW。ワンタッチでDFを置いていく速さを意識している」。右脚付け根や右足首の痛みに耐えながらの出場が続く“岡崎2世”の、卒業後の進路は未定。「どこかに声をかけてほしい」との思いもプレーに込める。
 準決勝は5得点の滝川二・浜口も含めた直接対決。チームを決勝へ導く得点を求め、エースたちが火花を散らす。

【滝川二が前日練習】
 高校選手権で初の決勝進出を目指す滝川二(兵庫)が本日7日、都内で準決勝・立正大淞南戦(8日・国立)に向けて練習を行った。
 右足内転筋と同足首を痛めながら得点ランキング2位の6ゴールを決めているFW樋口(3年)は別メニューで調整。得点王の立正大淞南FW加藤(7点)との直接対決を控えたエースは「国立は高校サッカーをやっていれば立ちたい舞台。得点王は意識しないと言ったら嘘になる。だがチームが勝つことが最優先。点を取って勝てればいい」と話した。栫監督も「ここまで来たら樋口が無理と言うまではやらせたい。本人もやる気だ」と信頼を寄せた。


落選
 アジア・サッカー連盟(AFC)は6日、ドーハでの総会で役員選挙を行い、AFC選出の国際サッカー連盟(FIFA)理事に立候補した日本協会の田嶋幸三副会長(53)は落選した。現職で日本協会の小倉純二会長(72)は定年を迎えるため、9年ぶりに日本人のFIFA理事が不在となる。東アジアのFIFA理事はいなくなった。
 任期4年のFIFA理事の改選枠は2で、1回目の投票で現職のマクディ氏(タイ)が24票、フェルナンドAFC副会長(スリランカ)は23票の過半数を得て当選し、張吉龍AFC副会長(中国)は18票で落選した。田嶋副会長は19票を獲得したが、当選となる過半数に4票及ばなかった。
 日本協会が挑んだ最近のFIFA役員選挙では当時副会長の村田忠男氏が1994年の副会長選に敗れ、当時副会長の川淵三郎氏が1997年、当時専務理事の小倉会長が1998年の理事選に敗れて3連敗を喫した。しかし、小倉会長は副会長だった2002年にFIFA理事に初選出され、その座を守っていた。
 このほか、ハマムAFC会長(カタール)は無投票で3選を果たした。AFC選出のFIFA副会長にはヨルダン王族のフセイン氏が初当選し、現職の鄭夢準=チョン・モンジュン氏(韓国)は敗れた。

【アジア勢力図は東から西へ】
 昨年12月のワールドカップ(W杯)招致に続く、FIFA理事選での落選には、日本の世界やアジアのサッカー界における影響力の低下が如実に現れている。
 当初から旗色の悪い選挙戦だった。東アジア連盟内で田嶋副会長の候補一本化を狙った日本だが、将来のW杯開催をにらみ、発言力強化を狙う中国を抑え切れず、張吉龍AFC副会長が出馬。結果は共倒れした。
 日本は対立関係にあるAFCのハマム会長の息がかかった協会を避け、ロビー活動を展開。「反ハマム」陣営の票固めを狙ったが、2022年W杯招致に成功し、力を増したハマム会長の牙城は崩せなかった。
 2002年に現職の小倉会長が理事に当選した時には、日本主導で東アジア連盟を立ち上げ、日韓共催のW杯を成功させた直後。日本がアジアをリードする勢いだった。
 理事ポストを失う痛手は大きい。発言力の低下はもちろん、日常的にFIFAから入ってくる「トップシークレット」(日本協会関係者)の情報も今後は途絶える。
 FIFA副会長選でも現職の鄭夢準氏が敗れた。東アジアからFIFA役職の名前が消え、アジアのサッカー政治の勢力図が「東から西へ」と推移していることがはっきり示された。小倉会長が指摘するようにポストを維持するよりも、一度失った地位を取り戻す労力ははるかに大きい。日本にそのチャンスは再び訪れるだろうか。

【アジア情勢に変化】
 6日にドーハで開かれたアジアサッカー連盟(AFC)総会の役員選挙で、日本サッカー協会の田嶋幸三副会長はAFC選出の国際サッカー連盟(FIFA)理事選に初挑戦し、敗れた。ただ、田嶋副会長は「30カ国を回ったことや日本の正攻法のやり方は共感を得た」と、4年後の次期選挙に向けた収穫も口にした。
 AFC選出のFIFA副会長選では、ハマムAFC会長と結束した現職で59歳の鄭夢準氏(韓国)が35歳のヨルダン王族、フセイン氏に敗れた。韓国出身のAFC関係者は「フセイン氏はハマム会長と反目するアジア・オリンピック評議会会長の協力を得て、ブラッターFIFA会長も味方にした。鄭氏はこれで終わり。ハマム会長も危うくなった」と、アジアのサッカー界の“双頭体制”が崩れた象徴とみた。
 田嶋副会長は張吉龍AFC副会長(中国)と東アジア出身候補を一本化できずに劣勢を強いられたが、当選ラインの過半数に4票足りない19票を獲得した。AFC加盟各国への育成資金援助や指導者派遣など地道な活動が評価されていると実感したようだ。
 田嶋副会長はじっくりと敗因分析して出直すという。クリーンさは保ちながら、情勢を見渡した実利的な選挙戦略も必要だ。AFC内での政治力では圧倒的に劣るフセイン氏が鄭氏を破った例は参考になるだろう。


正式発表
 J1の清水エスパルスは6日、ギリシャ1部リーグのイラクリスに所属する元日本代表MF小林大悟(27)の加入が決まったと正式に発表した。
 小林は静岡・清水商高から東京V、大宮を経て2009年からノルウェー1部リーグのスターベクでプレーし、昨年イラクリスに移籍。約2年ぶりにJリーグへ復帰することになった。J1通算194試合で18得点。日本代表としても国際Aマッチ1試合に出場している。
 小林は清水を通じ、「地元の清水に帰ってきて、またサッカーができることに幸せを感じている。精一杯頑張る」とコメントした。


現役引退
 サッカーの1998年ワールドカップ(W杯)フランス大会代表で、カナダのUSL(ユナイテッドサッカーリーグ)、バンクーバー・ホワイトキャップスに所属していた元日本代表MF平野孝(36)が2010年シーズン限りで現役を引退することを本日7日、明らかにした。
 平野は静岡・清水商高を経て、1993年にJ1名古屋に入団。左足のキックを武器に日本代表で通算15試合に出場し、4得点をマークした。Jリーグでその後は6チームを渡り歩き、2008年からはカナダでプレーした。
 平野は「18年間のプロ生活で(名古屋時代の)ベンゲル監督との出会い、W杯出場など数々の経験をさせてもらった。この経験を生かして、日本サッカー界のために活動していきたい」とコメントした。


分配金
 国際サッカー連盟(FIFA)は6日、昨年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に出場した選手の所属する400クラブに、総額4000万ドル(約33億2千万円)の分配金を割り当てると発表した。初めての試みで、2014年のW杯ブラジル大会では7000万ドル(約58億1000万円)を分配する予定。
 最高額は86万6267ドル(約7200万円)のバルセロナ(スペイン)で、2位はバイエルン(ドイツ)、3位はチェルシー(イングランド)だった。分配金は出場32チームの736選手の大会参加日数によって算定された。


11位
 国際サッカー歴史統計連盟は6日、世界86カ国の批評家らによる2010年代表監督ランキングを発表し、ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で日本を16強に導いた岡田武史監督(54)が11位に入った。
 昨年は上位25人に入らなかったが、W杯で同じく16強に進出したアメリカのブラッドリー監督、スロバキアのバイス監督と同ポイントでランクイン。1位にはW杯優勝のスペインのデルボスケ監督、2位はW杯3位のドイツのレーブ監督、3位はW杯準優勝のオランダのファン・マルバイク監督が選ばれた。


発表
 北朝鮮サッカー協会はアジアカップ(7日開幕・カタール)に出場する同国代表メンバー23名を発表し、ドイツ2部リーグのボーフムでプレーする在日選手のFW鄭大世=チョン・テセ、MF安英学=アン・ヨンハ(柏)ら昨年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会のメンバー10名が選出された。朝鮮中央通信が6日、伝えたが代表メンバー名簿は不明。
 W杯でグループリーグのブラジル戦で得点したチ・ヨンナムや、エースのホン・ヨンジョも23人の代表に入った。同通信は名前を挙げていないが、在日選手のMF梁勇基=リャン・ヨンギ(仙台)の選出も所属クラブから発表されている。
 北朝鮮はグループリーグ・グループDでUAE(アラブ首長国連邦)、イラン、イラクと対戦する。


欠場
イタリアセリエA第18節結果

ブレシア1−2チェゼーナ
≪得点者≫
ブレシア:エデル50
チェゼーナ:ヒメネス33、チェカレッリ41

ローマ4−2カターニャ
≪得点者≫
ローマ:ボリエッロ5、47、ブチニッチ86、90+4
カターニャ:シルベストレ30、マキシ・ロペス38

インテル3−1ナポリ
≪得点者≫
インテル:モッタ3、55、カンビアッソ37
ナポリ:パチェンザ25

カリアリ0−1ミラン
≪得点者≫
ミラン:ストラッサー85

ユベントス1−4パルマ
≪得点者≫
ユベントス:レグロッターリエ60
パルマ:ジョビンコ41、48、クレスポ62=PK、パッラディーノ90+3

ボローニャ1−1フィオレンティーナ
≪得点者≫
ボローニャ:ディ・バイオ5
フィオレンティーナ:サンターナ67

ジェノア0−0ラツィオ

レッチェ0−1バーリ
≪得点者≫
バーリ:オカカ・チュカ78

パレルモ3−0サンプドリア
≪得点者≫
パレルモ:ミッコリ37、ミリャッチオ50、マッカローネ79

ウディネーゼ2−0キエーボ
≪得点者≫
ウディネーゼ:サンチェス14、ディ・ナターレ25

 イタリアセリエAは6日、第18節の全10試合が行われ、FW森本貴幸が所属する10位カターニャは、敵地で5位ローマに2−4で敗れた。昨年12月に左膝の手術を受けた森本はベンチから外れた。ローマは4位浮上。
 DF長友佑都がいる17位チェゼーナは敵地で同17位のブレシアを2−1で破った。長友はアジアカップ出場のため戦列を離れている。
 レオナルド新監督の初陣となった7位インテルは、2位ナポリに3−1で快勝した。首位ミランは13位カリアリに1−0で勝利。ミランは新加入のカッサーノが決勝アシストを挙げた。4位ユベントスは15位パルマに1−4で大敗して5位に後退した。
 昨年末にレオナルド新監督を招聘し、ミラン追撃の狼煙を上げたいインテルは、好調ナポリとホームで対戦。開始3分に華麗な連係からモッタのゴールで先制点を奪うと、同点に追い付かれて迎えた37分には、マイコンのクロスにカンビアッソが合わせて再びリードを奪う。インテルは後半にも、CKからモッタがこの日2点目となるゴールを決め、難敵ナポリに3−1で快勝。レオナルド監督の就任初戦を白星で飾った。
 一方、敵地でカリアリと対戦したミランは、エースのイブラヒモビッチを出場停止で欠き、なかなか得点を奪えない。スコアレスの中状況を打開したいミランは、後半に新加入のカッサーノを投入。すると同40分、そのカッサーノのパスから、20歳のストラッサーが決勝ゴールを挙げ、リーグ再開の初戦を1−0の勝利で飾った。
 ミランのアッレグリ監督は試合後、デビュー戦で決勝アシストを決めたカッサーノについて「カッサーノは決してトップコンディションではなかったが、2ヶ月間もトレーニングから遠ざかっていたのだから当然だし、十分にやってくれた。彼は期待以上に仕上がっている」と賛辞を送った。
 パルマをホームに迎えたユベントスは、レンタル移籍させているジョビンコに2ゴール、元ユーベのパッラディーノにも得点を許し、1−4でまさかの大敗。この試合では0−0の前半17分にフェリペ・メロが危険行為で一発退場、またクアアレッラが試合開始からわずか5分で負傷退場するなど、ショックの大きい敗戦となった。
 ラツィオはジェノアと0−0で引き分け、勝ち点で5差の2位。


ベンチ外
スペイン国王杯5回戦第2戦結果

マジョルカ3−4(TOTAL6−8)アルメリア
≪得点者≫
マジョルカ:カベナギ70、77、ベレラ76
アルメリア:ピアッティ1、42、ファンマ・オルティス3、34

レバンテ2−0(TOTAL8−2)レアル・マドリード
≪得点者≫
レバンテ:シスコ・ナダル63=PK、セルヒオ86

ビジャレアル4−2(TOTAL4−2)バレンシア
≪得点者≫
ビジャレアル:カソルラ46、ロッシ49=PK、マルコ・ルベン63、ロッシ90+3
バレンシア:バネガ5、ソルダード23

エスパニョール1−1(TOTAL1−2)アトレティコ・マドリード

ヘタフェ1−3(TOTAL3−4)ベティス

 サッカーのスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)は6日、各地で5回戦第2戦の残り5試合が行われ、MF家長昭博が加入したマジョルカはホームでアルメリアに3−4で敗れ、2戦合計6−8で敗退した。家長はベンチに入らなかった。
 レアル・マドリードはレバンテに0−2で敗れたが、2戦合計8−2で準々決勝に進んだ。他にアトレティコ・マドリード、ビリャレアルなどが勝ち進み、8強が出揃った。
 12月22日にホームで行われた第2戦でレバンテに8−0の大勝を収めていたレアルは、この日は出場機会の少ない選手を中心にメンバーを構成。3日のリーグ戦でケガからの復帰を果たしたカカも後半途中から前線で起用され、クロスバーに当てるヘディングなどチャンスに絡んだ。
 試合は後半にPKで先制したレバンテが終盤にも1点を追加し、2−0で勝利。しかし、第1戦でのスコアが大きく響き、レアルが2戦合計8−2で準々決勝へと駒を進めた。


途中出場
 サッカーのオランダエールディビジ、VVVフェンロ入団を前提に練習参加しているFWカレン・ロバート(25)が6日、同国2部リーグのチームと行われた練習試合に後半15分から出場し、昨年12月下旬の虫垂炎の手術後で好プレーを披露した。
 カレンはトップ下の位置でプレー。終盤に相手DF3人をかわしてシュートを放って「チャンスを外してしまったが、そこまで行けたのは良かった」と話した。J2のロアッソ熊本を退団したカレンは、8日からのトルコ合宿も同行する予定。


超サカFLASH

短期留学
 J1名古屋は本日、DF新井辰也(22)とMF田口泰士(19)が10日から2月15日までスペインに短期留学し、スペインリーガエスパニョーラ(1部リーグ)、レアル・ソシエダの練習に参加すると発表した。

手術
 J1のG大阪は本日、6日にMF明神智和が足根洞症候群のため、右足首の滑膜切除と靱帯(じんたい)修復の手術を受けたと発表した。復帰まで約10週間を要する見込み。

退団
 J1のG大阪は本日、ブラジル人FWドド(20)が契約満了に伴い退団すると発表した。

レンタル
 J1のC大阪は本日、J1のG大阪からMF倉田秋(22)が期限付き移籍で加入すると発表した。期間は2月1日から1年間。倉田は昨季、J2千葉に期限付き移籍していた。

スローガン
 J1広島は本日、新シーズンのスローガン「WE FIGHT TOGETHER 2011 奪取!!」を発表した。

獲得
 J2のFC東京は本日、J2千葉のMF谷沢達也(26)を獲得したと発表した。

レンタル
 J2東京Vは本日、J1大宮のFW市川雅彦(25)が2月1日から1年間の期限付き移籍で加入すると発表した。

レンタル
 J2富山は本日、J2のFC東京からU-19(19歳以下)日本代表のDF平出涼(19)が期限付き移籍で加入すると発表した。期間は2月1日から来年1月31日まで。

新加入
 J2富山は本日、高知大のMF酒井貴政(22)が新加入すると発表した。酒井はJ1広島の下部組織に在籍した経験がある。

契約更新
 J2に新参入する鳥取は本日、元日本代表のMF服部年宏(37)と、DF内間安路(26)との契約を更新したと発表した。

準加盟申請
 J2参入を目指す日本フットボールリーグ(JFL)のツエーゲン金沢は本日、Jリーグに準加盟申請書を提出したと発表した。2月のJリーグ理事会で承認されれば、J2入りに一歩前進する。クラブは今回の申請に際し、昨年12月に「株式会社ツエーゲン」を設立し、チームの運営体制を新たにした。ツエーゲン金沢は昨季のJFLは14勝8分け12敗で、18チーム中9位だった。

視察検討
 カタール・ドーハで合宿を行っているドイツブンデスリーガ、バイエルンの幹部が9日に行われるアジアカップの日本代表vsヨルダン代表戦の視察を検討していることが6日、明らかになった。


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