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本日の超最新情報
2011.01.13.THU
INDEX
★劇勝★
アジアカップ・グループリーグ第2戦
グループB
シリア代表1−2
日本代表ヨルダン1−0サウジアラビア
日本は不可解なPK判定から失点して追い付かれるも、本田圭佑の決勝PK弾で競り勝って首位浮上!前回準優勝のサウジアラビアは2連敗で敗退が決定!
★初勝利★
アジアカップ・グループリーグ第2戦
グループA
ウズベキスタン2−1クウェート
中国0−2カタール
開催国カタールが快勝して初白星!ウズベキスタンは2連勝!
★国内日程改革★
日本サッカー協会が日本代表選手の休養期間確保などを目的にした国内大会の日程改革プロジェクトを立ち上げ!
★復帰★
2013年のU-20W杯出場を目指すU-18日本代表監督に吉田靖氏(50)が復帰!
★正式発表★
清水が全国高校選手権で優勝と得点王を獲得した滝川二高FW樋口寛規(18)の新加入を正式発表!
★正式発表★
千葉が熊本から元日本代表MF藤田俊哉(39)を獲得したことを正式発表!
★新監督★
S級ライセンスを取得した鳥栖の尹晶煥=ユン・ジョンファンヘッドコーチ(37)が新監督に就任!
★新体制発表★
昨季リーグ戦1勝でJ2最下位に終わった北九州が新体制を発表!三浦泰年新監督(45)は「戦力が整った」
★逆転負け★
イングランドプレミアリーグ第19節延期分
ブラックプール2−1リバプール
リバプールは逆転負けでダルグリッシュ新監督就任後公式戦2連敗で13位転落!
★準々決勝進出★
コパ・イタリア5回戦
インテル3−2ジェノア
前回王者インテルはエトーのドッピエッタ(2ゴール)などで逃げ切って準々決勝進出!
★敗れる★
カーリングカップ準決勝第1戦
イプスウィッチ(2部)1−0アーセナル
6年ぶりのタイトル獲得を狙うアーセナルはベストメンバーで2部チームに敗れる!
★ハット★
スペイン国王杯準々決勝第1戦
バルセロナ5−0ベティス(2部)
ビジャレアル3−3セビージャ
バルセロナはFIFAバロンドールのメッシのハットトリックなどで5ゴール圧勝!
★暫定監督★
吉田麻也が所属するVVVのウィル・ブーセン・コーチが今季終了までの暫定監督に就任!元名古屋監督のフェルホーセン氏はアドバイザーに就任!
★入団会見★
ミランからフラメンゴへの移籍が決まったブラジル代表FWロナウジーニョ(30)が入団会見!背番号は『10』!
★レンタル★
ウェストハムがマンチェスター・シティーから元イングランド代表DFブリッジ(30)を期限付きで移籍で獲得!
★復帰★
インテルの元ブラジル代表MFマンシーニ(30)がアトレティコ・ミネイロ(ブラジル)に8年ぶりの復帰!
★選出★
FIFAの今年注目の若手13人にドルトムントの日本代表MF香川真司が選出!
★誤投票★
FIFAバロンドールで誤投票が発覚!シャビ・エルナンデスがシャビ・アロンソに間違えられる!
本日の超サカFLASH
レバークーゼンがドイツ3部のブラウンシュバイクからU-20ドイツ代表FWベララビ(20)を獲得ほか
本文
※
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★劇勝★
アジアカップ・グループリーグ第2戦結果
グループB:
シリア代表1−2
日本代表
会場:QSC(カタール・スポーツ・クラブ)スタジアム
観衆:10453人
主審:モーセン・トルキ(イラン)
天気:晴れ
風:弱風
気温:17℃
湿度:32%
ピッチ表面:乾燥
ピッチ状態:全面良芝
≪得点者≫
シリア:F・アル・カティブ76=PK
日本:長谷部誠25、本田圭佑82=PK
≪出場メンバー≫
【
シリア代表】
GK:
1.M・バルホウス(cap)
DF:
2.B・アブデルダイム
3.A・ディアブ
17.A・ダッカ
■=61分
13.N・サッバグ
■=90+4分、
■=90+5分
■=警告2枚
MF:
6.J・アル・フセイン
(77分18.F・アルアグハ
■=90分)
7.A・アル・フセイン
5.F・イスマイル
14.W・アッヤン
23.S・アワド
■=21分
(後半開始10.F・アル・カティブ)
FW:
12.M・アルゼイノ
(64分19.S・マルキ)
ベンチ:
GK:
16.M.R・アル・アズハル
22.A・ハフェス
DF:
4.J・アルバウオ
15.A・アルサレー
21.B・サヒオン
MF:
8.T・ディアブ
11.A・アブダッラー
20.L・チャンコ
FW:
9.Q・ハビブ
フォーメーション
(4-3-2-1)
12
23 6
14 5 7
13 17 3 2
1
【
日本代表】
GK:
1.川島永嗣(
リールセ)
■=72分一発退場
DF:
6.内田篤人(
シャルケ)
■=53分
22.吉田麻也(
VVV)
■=67分
4.今野泰幸(
FC東京)
5.長友佑都(
チェゼーナ)
MF:
8.松井大輔(
トム・トムスク)
■=10分
(90+2分13.細貝萌(
レバークーゼン))
17.長谷部誠(
ボルフスブルク)(cap)
7.遠藤保仁(
G大阪)
10.香川真司(
ドルトムント)
(65分9.岡崎慎司(
シュツットガルト))
18.本田圭佑(
CSKAモスクワ)
FW:
11.前田遼一(
磐田)
(74分21.西川周作(
広島))
ベンチ:
GK:
23.権田修一(
FC東京)
DF:
3.岩政大樹(
鹿島)
20.永田充(
浦和)
2.伊野波雅彦(
鹿島)
12.森脇良太(
広島)
MF:
14.藤本淳吾(
名古屋)
15.本田拓也(
清水)
16.柏木陽介(
浦和)
FW:
19.李忠成(
広島)
フォーメーション
(4-2-3-1)
11
10 18 8
7 17
5 4 22 6
1
≪各種データ≫
シリア:
日本ボール支配率:
39%:61%
シュート数:
11:15
直接FK数:
17:17
間接FK数:
3:1
CK数:
5:4
GK数:
6:6
PK数:
1:1
オフサイド:
2:0
ヨルダン1−0サウジアラビア
≪得点者≫
ヨルダン:バハー42
アジアカップ・グループリーグ順位表
(第2戦終了時)
グループA
1位 ウズベキスタン
勝点6 得4 失1
得失点差 +3
2勝
2位 中国
勝点3 得2 失2
得失点差 ±0
1勝1敗
2位 カタール
勝点3 得2 失2
得失点差 ±0
1勝1敗
4位 クウェート
勝点0 得1 失4
得失点差 -3
2敗
グループB
1位
日本
勝点4 得3 失2
得失点差 +1
1勝1分け
2位 ヨルダン
勝点4 得2 失1
得失点差 +1
1勝1分け
3位 シリア
勝点3 得3 失3
得失点差 ±0
1勝1敗
4位 サウジアラビア
勝点0 得1 失3
得失点差 -2
2敗
サッカーのアジアカップ第7日は13日、カタールのドーハで行われ、2大会ぶり4度目の優勝を狙う日本はグループリーグ・グループBの第2戦でシリアと対戦し、1−1で迎えた後半37分に本田圭が日本代表通算1000ゴール目となるPKを決めて、2−1で競り勝った。アルベルト・ザッケローニ監督は就任後、公式大会で初勝利を挙げた。
引き分けに終わった9日のヨルダン戦と同じ先発メンバーで臨んだ日本は、前半35分に長谷部のミドルシュートで先制。1−0とリードして前半を折り返した。
後半も押し気味にゲームを進めていたが、後半27分にGK川島がレッドカードで一発退場、シリアにPKを与えて同31分に同点とされた。しかし、その6分後に岡崎が倒されて得たPKを本田圭が左足で決めて勝ち越し。1人少ない状況でシリアの猛攻をしのぎ、何とか逃げ切った。
同グループのヨルダンはサウジアラビアを1−0で破り、勝ち点4。前回大会準優勝のサウジは2連敗で敗退が決まった。
これで日本はヨルダンと並び勝ち点4ながら得失点差で同グループ首位に立ち、グループリーグ突破に大きく前進。17日のサウジアラビア戦で引き分け以上なら、準々決勝進出が決まる。
川島永嗣
「どんな形であれ、チームに迷惑をかけた。その後チームメイトがしっかり戦ってくれて、勝ち点3を取ってくれたことはチームメイトに感謝したい。あの場面は映像を見れば明らかだと思うけど、こういう大会だとこういうことも起こる。そういう中で僕自身もそうだし、チームとして今日の勝ちを次につなげられればいい。勝ち越しゴールが決まったシーンは見ていないけど、点が入ったのを聞いてかなり安心した。マネージャーが入ってきて教えてくれた」
吉田麻也
「試合を重ねるごとにどんどんよくなると思っている。コミュニケーションも深められればいいし、個人的な能力も上げていきたい。僕も今ちゃん(今野)もゼロで抑えることを意識していたけど、レフェリングとか関係なしに結果的に失点したことは事実なので、サウジアラビア戦ではゼロで抑えたい。今日に限って言えば崩された場面はほとんどなかった。でも、警戒していたGKからのロングキックの競り合いは僕が全部競ることになっていて、そこをうまく対応できなかったところだけが自分達のピンチにつながっていたし、個人的に空中戦の結果は試合結果に関係なく譲れない大きな部分なので、そのヘディングの対応が今日出た課題だと思う」
松井大輔
「10人になってから勝ち越せたことで得るものが何かあったと思う。PKで同点にされた場面は、本当はオフサイドだったと思うけど、中東では何が起こるかわからないし、自分たちが2点目を早めに決めていれば状況も違っていた。そういうところが自分達にまだ足りないところだと思う。サウジアラビアは負けているけど簡単じゃない。しっかり準備して次に備えたい」
長谷部誠
「主審は(川島)永嗣が蹴ったボールを味方が触ったと言っていたけど、明らかに相手が触っていたから、僕は相手が触ったと審判に言った。『僕はあなたのために言っている。いろんな人が見ているからしっかりしたレフェリングをしてくれ』と言った。みんなが全員で言うとレフェリーも興奮してしまうので、1人で言うべきだと思ったし、ああいうところでは冷静に言った。それがつながったかどうかわからないけど、その後、僕らにもPKを与えてくれたし、ああいう風に(レフェリーに)対応することは大事だと思う。先制点は決めるだけだった。ウッチー(内田)や(本田)圭佑、(香川)真司や松井さんがつないでくれたので、チームで取った点だと思う。僕は本当に入れるだけだった。あそこにいたらちょうどいいボールが来た」
遠藤保仁
「アジアのレフェリーの難しさは多々あることだけど、ベンチから飛び出してみんなが抗議したり、ゴール裏でアップしている選手が抗議にいったのはチームとして非常にいいことだと思うし、ああいう気持ちを持てばさらに成長できると思う。PKはその前に原因があって、自分達で招いた結果なので十分反省しなければいけないが、それでもチームが1つになったことをああいう場面で感じた。PKは圭佑(本田圭)が蹴りたがっていた。蹴りたい人が蹴ればいい」
香川真司
「前への意識は強かった。それが良い方向に出た場面があった。(PKを献上した後に)立て直し、日本もPKを決めたことはチームとしてあきらめずに戦ったから。それは良かったと思う。こういう試合はアジアカップではあるから、そういう試合を勝ち切ったことは良かった」
本田圭佑
「アウェーの試合はこんなもの。勝てて良かった。でもこれで(グループリーグ突破が)決まったわけではない。PKはちょっと危なかったけど、入って良かった。次は譲るかもしれない」
岡崎慎司
「(川島が退場となった)レフェリングには納得がいかないけど、自分のPKも取る人もいれば取らない人もいる。というか、ほとんど取らないと思う。ただ、あれは裏に抜けたプレーからだったので、そこは良かった。最初はターンしてシュートのイメージだったけど、そのイメージ通りにいかなくて、耐えようと頑張ったけどコケてファウルになった。あれはファウルではなかったかもしれない。相手の(PKの)こともあって、取ってくれたのかもしれない」
日本代表・ザッケローニ監督
「プレー面に関してはさほどタフなゲームだとは思っていない。よくなかった点は、前半にあれだけチャンスがあったのに決められなかったこと。前半で決定付けなければいけなかった。試合としては、日本が一方的に支配した展開だと思っている。ヨルダン戦からの修正もできていた。試合に集中しすぎて、公式大会初勝利となることはすっかり忘れていた」
シリア代表・チタ監督
「10番のフィラス・アル・ハティブが入ってから試合の流れが変わった。引き分けが妥当な結果だったと感じるので残念。GK(川島)の退場は得点機会の阻止なので、当然の結果だ。しかし、我々のチームの退場は違う。それにロスタイムもあと1分30秒はあったはずだ。アル・ハティブはケガの影響で45分間しかプレーできない。グループリーグ突破のチャンスは少なくなったが、ヨルダン戦でも攻めて勝ちたい」
【
日本代表23名】
GK:
1.川島永嗣(
リールセ)
21.西川周作(
広島)
23.権田修一(
FC東京)
DF:
3.岩政大樹(
鹿島)
4.今野泰幸(
FC東京)
20.永田充(
浦和)
2.伊野波雅彦(
鹿島)
12.森脇良太(
広島)
5.長友佑都(
チェゼーナ)
6.内田篤人(
シャルケ)
22.吉田麻也(
VVV)
MF:
7.遠藤保仁(
G大阪)
8.松井大輔(
トム・トムスク)
17.長谷部誠(
ボルフスブルク)
14.藤本淳吾(
名古屋)
15.本田拓也(
清水)
13.細貝萌(
レバークーゼン)
18.本田圭佑(
CSKAモスクワ)
16.柏木陽介(
浦和)
10.香川真司(
ドルトムント)
FW:
11.前田遼一(
磐田)
19.李忠成(
広島)
9.岡崎慎司(
シュツットガルト)
【日本の突破条件】
勝ち点4の日本はサウジアラビアに勝つか引き分ければ自力でグループB・2位以内に入ってグループリーグ突破となるが、負けた場合でも突破の可能性は十分にある。
日本と同じ勝ち点4のヨルダンが同3のシリアに勝つか引き分ければ、日本は2位で準々決勝進出。シリアには直接対決で勝ったため、勝ち点で並んでも日本が上位となるためだ。
シリアがヨルダンに勝った場合は、シリアが1位通過。日本はヨルダンとの得失点差などの争いとなる。
【遠藤「チームが1つになった」】
引き分ければグループリーグ突破が厳しくなった苦境から、一丸で勝利をもぎ取った。微妙なPKの判定に「アップをしていた選手も一緒に抗議をしてチームが1つになった」と遠藤は言う。
1−0の後半25分だった。日本ゴールへ向かったキックに対し、副審はすぐに旗でオフサイドを示した。そのボールを追ったGK川島がペナルティーエリア内で相手選手を倒した。
蹴ったのがシリア選手ならオフサイドで、今野ならバックパス。日本選手は「完全なオフサイド」と口を揃えた。しかし、主審は長谷部に説明したように「バックパス」と判定し、川島は一発退場。今野は「心が折れそうになった」、長谷部は主審に対して「本当に怒りたかった」と振り返った。猛抗議にも判定は覆らず、31分のPKで追い付かれた。
圧倒的なシリア側の応援に包まれたスタジアムで、その後は10人での戦いを強いられた。それでも松井が「中東の試合では何が起こるか分からない」と気持ちを切り替えたように、選手たちは下を向かなかった。
遠藤の縦パスに抜け出した岡崎がペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。これを37分に本田圭が力強く蹴り込んだ。ザッケローニ監督は「10人になってからも11人であるかのようにプレーしてくれた」と、逆境を跳ね返したチームの底力を褒めた。
【勝利呼び込んだスーパーサブ・岡崎】
ヨルダン戦に続く途中出場で、日本に勝利を呼ぶ活躍。後半37分の勝ち越しPKを獲得した岡崎は「雰囲気は初戦に比べたら良かったし、それが結果につながった」と言葉を弾ませた。
後半20分に登場。GK川島の退場で10人になってからは、攻撃的な左MFから1トップに上がり、ヨルダン戦と同様、積極的にDFの裏へ仕掛けた。35分、遠藤のパスに反応して抜け出すと、ペナルティーエリア内でDF2人に挟まれ、倒された。「ターンしてシュートのイメージだったけど、できなかった。うまくコケたらファウルになった」と照れ笑いした。
途中出場で攻撃を活性化させるスーパーサブ的存在になりつつある。「まだまだチームはよくなる。勝ちながらザッケローニ監督のサッカーを表現したい」と頼もしい言葉を並べた。
【香川、先制点に絡むも反省】
香川はヨルダンとの初戦と同じ左サイドに入った。縦への突破は威力を欠いたが、中へ切り込んで先制点に絡んだ。
前半35分、走り込みながら本田圭のパスを受けると、切り返して左足でシュート。GKに当たった球を松井がつなぎ、長谷部がダイレクトシュートで決めた。「あの場面は冷静にやれた。得点につながって良かった」と喜んだ。
ただ後半は存在感が薄れ途中交代。「後半の出来には納得していない。前半のリズムを続けたい」と反省した。
【川島、退場に「納得できない」】
GK川島は相手の足元に飛び込んでボールを奪おうとしたが、強く接触して倒してしまった。一発退場の判定に「納得できるものではない」と目をむいて抗議し、眉間にしわを寄せたままピッチを後にした。
交代でゴールマウスに立ったGK西川は「川島さんが『頑張れ』という顔をしてくれた。気合いが入った」という。直後のPKは「完全にコースを読めた」と右へ跳んだが、わずかにボールに手が届かなかった。
【接戦の要因は決定力不足】
微妙な判定のPKで失点し、退場者も出した試合を勝ち切ったことは評価に値するが、反省点がないわけではない。
守りを固めたヨルダンとの初戦で引き分けた日本が、シリア戦でテーマの1つに挙げたのは「縦へのスピード」。前半35分の長谷部(ボルフスブルク)の先制点は、内田(シャルケ)の縦パスと右サイドを縦に突破した本田圭(CSKAモスクワ)のプレーから生まれた。だが、全体を通し、決定力不足の課題は残されたままだ。
前半11分、内田のクロスをフリーの前田(磐田)が頭で合わせながら、シュートは枠の左に外れた。先制後も押し込み続けたが、2点目がなかなか奪えず後半31分、PKを与えて同点に追い付かれた。37分の決勝点につながったPKの獲得には運も味方した。
ザッケローニ監督は「ヨルダン戦に比べ、スピードが上がった」と見たが、接戦となった要因は「審判のせいではない。日本がもっと早く試合を決定付けなければいけなかった」と、苦言を呈した。グループリーグ突破への道筋はついたが、主将の長谷部は「このままではアジアカップを取れる感じはない」と厳しい言葉でチームを鼓舞した。
【日本がAFCに抗議】
日本サッカー協会の原博実強化担当技術委員長は13日、アジアカップ・グループリーグの日本vsシリア戦の判定についてアジア連盟(AFC)に文書で抗議し、GK川島(リールセ)の次戦出場停止処分の取り消しを求めることを明らかにした。
日本が1点をリードした後半27分、川島がオフサイドの位置にいた相手選手をペナルティーエリア内で倒してシリアにPKが与えられ、同点ゴールを許した。川島は一発退場処分となった。副審はオフサイドの判定で旗を揚げていたが、主審がパスは日本のバックパスと判断し、抗議を受け入れなかった。
処分が撤回されない場合、川島は最低でも1試合の出場停止となる。原技術委員長は「審判員は日本のバックパス、オフサイドは関係ないと説明していたが、明らかな誤審。ビデオを見れば分かること。あとはアジアサッカー連盟の判断になる」と話した。
【本田圭が通算1000得点】
13日にドーハ(カタール)で行われたアジアカップの日本vsシリア戦で、本田圭佑(CSKAモスクワ)が決めた日本の2点目が、日本代表の国際Aマッチ通算1000ゴール目となった。9日のヨルダン戦で吉田麻也(VVV)が得点し、通算998点になっていた。
初ゴールは1923年5月23日、大阪市で行われた第6回極東選手権大会のフィリピン戦で清水隆三が決めた。この試合が日本の初めての国際Aマッチで、結果は1−2の敗戦だった。
【槙野がチーム離脱】
日本サッカー協会は13日、日本代表DF槙野智章(ケルン)がドーハ(カタール)で開催中のアジアカップに出場している日本チームから14日に離れると発表した。
アジア杯のメンバーに選ばれていた槙野は開幕前の6日の練習中に左足首を捻挫。DF永田充(新潟)と入れ替わって出場登録から外れた後も、ドーハにとどまって治療を続けていた。槙野は昨年末にJ1広島からドイツブンデスリーガのケルンへ移籍した。
≪超サカ採点表≫
【
シリア代表】
GK:
1.M・バルホウス 6.0
何度か危険な場面を勇気を持って防いだ
DF:
2.B・アブデルダイム 5.0
無闇なファウルでPKを献上
3.A・ディアブ 5.5
ゴール前で体を張って奮闘した
17.A・ダッカ 5.5
日本の攻勢を跳ね返していた
13.N・サッバグ 4.5
攻撃参加でチャンスメイクも、ロスタイムには興奮して退場
MF:
6.J・アル・フセイン 5.5
ドリブルでの仕掛けは良かったが、決定機を作るには至らず
(77分18.F・アルアグハ --)
7.A・アル・フセイン 5.5
サウジアラビア戦のようにチャンスに絡むことはできず
5.F・イスマイル 5.5
中盤で守備の仕事に奔走
14.W・アッヤン 6.0
素早い展開でカウンターの起点となり、中盤での潰しも効果的
23.S・アワド 5.5
前半序盤は良さを見せていたが、徐々に沈黙
(後半開始10.F・アル・カティブ 6.0)
冷静にPKを決めた他、終盤にも積極的にシュートを放つ
FW:
12.M・アルゼイノ 5.5
高さでは危険な存在だったが、あまりシュート打てず
(64分19.S・マルキ 6.0)
PKを獲得。また、サイドに開いて味方を生かした
監督:
チタ 6.0
序盤は守備固め、終盤は攻撃的な選手を投入するなど積極的な采配をした
【
日本代表】
GK:
1.川島永嗣 4.5
判定にも見放され、無念の一発退場
DF:
6.内田篤人 6.0
彼の攻撃参加で右サイドからのチャンスメイクができていた
22.吉田麻也 5.0
ゼノのマークに付いていたが、時折不安定さを露呈
4.今野泰幸 5.5
前半、左CKからのヘッドを決めたかった
5.長友佑都 5.5
いつもより躍動感がなかった
MF:
8 松井大輔 5.5
先制点をアシストも、本来のキレは影をひそめた
(90+2分13.細貝萌 --)
17.長谷部誠 6.0
貴重な先制点を決めたが、PKを誘発する痛恨のバックパスミス
7.遠藤保仁 6.0
好守にそつのないプレーをこなす
10.香川真司 5.0
バイタルエリアからのラストパスは良かったが、ドリブルやシュートが見られず
(65分9.岡崎慎司 6.0)
決勝点となるPKを獲得
18.本田圭佑 6.5
右サイドからチャンスメイクして先制点を生み出し、決勝点も挙げた
FW:
11.前田遼一 5.0
何度かあった絶好機を決められず
((74分21.西川周作 6.0)
急遽途中出場も、冷静な対応見せた
監督:
ザッケローニ 5.5
公式戦初勝利を挙げたが、チームの出来は良くなかった
←
★初勝利★
アジアカップ・グループリーグ第2戦結果
グループA:
ウズベキスタン2−1クウェート
≪得点者≫
ウズベキスタン:シャツキフ41、ジェパロフ65
クウェート:アル・ムトワ49=PK
中国0−2カタール
≪得点者≫
カタール:ユセフ・アーメド27、47
サッカーのアジアカップ第6日は12日、ドーハ(カタール)でグループリーグ・グループA第2戦の2試合が行われ、地元カタールが中国に2−0で快勝し、初勝利を挙げた。ともに勝ち点3。初戦を落としたカタールは前半27分に先制し、前半終了直前に2点目を挙げた
ウズベキスタンは2−1でクウェートを下し、2連勝で勝ち点6とした。クウェートは2連敗。ウズベキスタンは前半41分に先制。後半4分にPKで追いつかれたが、同20分に初戦でも得点したMFジェパロフが勝ち越し点を決めた。
グループリーグ各グループ上位2チームが準々決勝に進むが、最終戦を残し4チームとも8強入りの可能性を残している。
アジアカップ・グループリーグ組み合わせ
グループA:
カタール
クウェート
中国
ウズベキスタン
グループB:
サウジアラビア
日本ヨルダン
シリア
グループC:
韓国
インド
オーストラリア
バーレーン
グループD:
イラク
北朝鮮
UAE
イラン
アジアカップ・グループリーグ日程
※開催地は全てドーハ
第1戦:
7日(金)
グループA:
カタール0−2ウズベキスタン
8日(
土)
グループA:
クウェート0−2中国
9日(
日)
グループB:
日本1−1
ヨルダンサウジアラビア1−2シリア
10日(
月)
グループC:
インド0−4オーストラリア
韓国2−1バーレーン
11日(火)
グループD:
北朝鮮0−0UAE
イラク1−2イラン
第2戦:
12日(水)
グループA:
ウズベキスタン2−1クウェート
中国0−2カタール
13日(木)
グループB:
日本時間22:15〜
ヨルダンvsサウジアラビア
日本時間25:15〜
シリアvs
日本
14日(金)
グループC:
日本時間22:15〜
オーストラリアvs韓国
日本時間25:15〜
バーレーンvsインド
15日(
土)
グループD:
日本時間22:15〜
イランvs北朝鮮
日本時間25:15〜
UAEvsイラク
第3戦(最終戦):
16日(
日)
グループA:
日本時間25:15〜
カタールvsクウェート
日本時間25:15〜
中国vsウズベキスタン
17日(月)
グループB:
日本時間22:15〜
サウジアラビアv
s日本
日本時間22:15〜
ヨルダンvsシリア
18日(火)
グループC:
日本時間22:15〜
韓国vsインド
日本時間22:15〜
オーストラリアvsバーレーン
19日(水)
グループD:
日本時間25:15〜
イラクvs北朝鮮
日本時間25:15〜
UAEvsイラン
アジアカップ・決勝トーナメント日程
準々決勝:
21日(金)
日本時間22:25〜
(1)グループB・1位vsグループA・2位
日本時間25:25〜
(2)グループA・1位vsグループB・2位
22日(
土)
日本時間22:25〜
(3)グループC・1位vsグループD・2位
日本時間25:25〜
(4)グループD・1位vsグループC・2位
準決勝:
25日(火)
日本時間22:25〜
(2)の勝者vs(4)の勝者
日本時間25:25〜
(1)の勝者vs(3)の勝者
3位決定戦:
28日(金)
日本時間24:00〜
準決勝の敗者vs準決勝の敗者
決勝:
29日(
土)
日本時間24:00〜
準決勝の勝者vs準決勝の勝者
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★国内日程改革★ 日本サッカー協会は本日13日、東京都内で理事会を開き、日本代表選手の休養期間確保などを目的にした国内大会の日程改革プロジェクトを立ち上げることを決めた。プロジェクトのリーダーは日本協会の田嶋幸三副会長が務め、4、5月をめどにして原案をまとめる。
カタールで開催中のアジアカップに出場している日本代表の一部選手は、元日決勝の天皇杯全日本選手権との兼ね合いで十分な休養を取れずに参加した。
4年後のアジアカップのオーストラリア大会も1月開催の可能性が高く、現行の国内日程のままでは今後も代表選手への重い負担が続く。田嶋副会長は「タブー抜きで話し合う。本当に何が一番いいのかを考えたい」と話した。
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★復帰★
日本サッカー協会は本日13日、2013年のU-20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)出場を目指すU-18日本代表監督に吉田靖氏(50)の復帰が決まったと発表した。
吉田氏は2007年のU-20W杯で監督として日本代表を決勝トーナメント進出に導いた。日本はその後2大会連続でU-20W杯出場を逃している。
U-15日本代表コーチに、前J2千葉監督の江尻篤彦氏(43)が就任した。
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★正式発表★
J1清水エスパルスは12日、全国高校選手権で優勝した兵庫・滝川二高のFW樋口寛規(18)の加入を正式に発表した。樋口は神戸市内で記者会見し「早く試合に出たい。日本代表に選ばれて世界で活躍できればいい」と力強く抱負を語った。
樋口は全国高校選手権で通算8ゴールを挙げて得点王となり、滝川二高の初優勝に貢献。清水には同校OBで日本代表でも活躍するFW岡崎慎司が所属しており「少しでも近づければいいと思う」と話した。
会見に同席した清水の望月達也強化育成本部長は「“岡崎2世”と呼ばれているが、エスパルスの樋口として成長してほしい」と期待を寄せた。
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★正式発表★
J2のジェフ千葉は本日13日、J2熊本の元日本代表MF藤田俊哉(39)の獲得を正式に発表した。日本プロサッカー選手会長を務める藤田は「新しい挑戦の場を与えてもらったことを感謝している。今までの全ての経験をチームの勝利に生かしたい」とクラブを通じてコメントした。
J1磐田の黄金期を支えた藤田はユトレヒト(オランダ)やJ1名古屋を経て、2009年からJ2熊本でプレー。家庭の事情を理由に退団した後も、現役続行に意欲を示していた。昨季はリーグ戦25試合に出場し、2得点。
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★新監督★
J2サガン鳥栖は本日13日、尹晶煥=ユン・ジョンファンヘッドコーチ(37)が新監督に就任すると発表した。佐賀県鳥栖市内で記者会見した尹新監督は「初めて監督ができることを誇りに思う。とにかく全力で最善を尽くしたい」と抱負を述べた。
尹新監督は昨季から指揮を執る方針だったが、Jリーグの監督を務めるために必要な公認S級ライセンスの取得が遅れ、この日の承認を受けて就任発表となった。尹新監督は「チームの組織力や実力、経験もまだまだなので向上させたい。1つになってJ1昇格を目指したい」と話した。
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★新体制発表★
J2初参戦の昨季はリーグ戦で1勝しかできず最下位に終わったギラヴァンツ北九州が本日13日、北九州市内で新体制発表会見を行い、今季から指揮を執る三浦泰年新監督(45)は「北九州という地域から全国に発信できる戦力が整った」と意気込みを口にした。
巻き返しに向けて若手の新戦力を獲得し、J1川崎の木村、J1のG大阪の安田晃、J1清水の永畑のMF3人を含む計10選手が加わった。コーチ陣も一新し、課題だった失点を減らすためにGKコーチも新設した。
J2熊本の高木監督やJ2大分の田坂新監督は三浦新監督と同じ日本代表経験者。三浦新監督は「ともに九州のサッカーを盛り上げていきたい。プロとして彼らに負けたくない」と話した。
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★逆転負け★
イングランドプレミアリーグ第19節延期分結果
ブラックプール2−1リバプール
≪得点者≫
ブラックプール:トーレス2
リバプール:テイラー・フレッチャー11、キャンベル69
イングランドプレミアリーグは12日、第19節延期分の1試合が行われ、12位リバプールは13位ブラックプールに1−2で敗れ、順位が入れ替わった。8日にケニー・ダルグリッシュ新監督が就任したリバプールだが、不振から抜け出すことはできていない。
9日に行われたFA(イングランド協会)カップではマンチェスター・ユナイテッドに敗れ、ダルグリッシュ監督の初陣を飾ることができなかったリバプールだが、この日は試合は開始早々の2分、トーレスがネットを揺らし、幸先良く1点を先制する。しかし、11分にテイラー・フレッチャーに同点弾を許し早くも追い付かれると、後半24分にはキャンベルに逆転ゴールを許し、1−2で敗戦して今季10敗目を喫した。ブラックプールは今季のリバプール戦を2戦2勝とした。
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★準々決勝進出★コパ・イタリア5回戦結果
インテル3−2ジェノア
≪得点者≫
インテル:エトー15、43、マリガ59
ジェノア:ハルヤ54=PK、スクッリ90
パレルモ1−0キエーボ
≪得点者≫
パレルモ:ミッコリ35=PK
コパ・イタリア(イタリアカップ)は12日、5回戦の2試合が行われ、前回王者インテルがホームでジェノアに3−2で勝利した。エトーが2得点を挙げ、レオナルド体制になって公式戦3連勝のインテルは、準々決勝へと駒を進めた。
インテルは前半15分、エトーのゴールで均衡を破ると、前半終了間際にもエトーがドッピエッタ(2ゴール)でリードを2点に広げる。後半に入ってハルヤのPKで1点差とされるも、CKからマリガのゴールで再びリードを奪い返す。その後はジェノアの反撃をスクッリの1点に抑え、逃げ切りに成功した。
なお、インテルはこの試合、今冬の移籍市場でジェノアから獲得した注目のDFラノッキアが古巣相手にデビューを飾った。
この日行われたもう1試合、パレルモvsキエーボは1−0でパレルモが勝利した。パレルモは準々決勝でパルマと対戦する。
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★敗れる★カーリングカップ準決勝第1戦結果
イプスウィッチ(2部)1−0アーセナル
≪得点者≫
イプスウィッチ:プリスキン78
カーリングカップ(イングランドリーグカップ)は12日、準決勝第1戦の残り1試合が行われ、アーセナルは2部イプスウィッチに0−1で敗戦。決勝進出に黄信号が灯った。
2005年以来タイトルから遠ざかっているアーセナルのベンゲル監督は、チームが負傷者を抱える中、イプスウィッチ戦に現状のベストメンバーを送り出して勝利を目指したが、何度か迎えた決定機を決めることができない。すると逆に後半33分にはイプスウィッチにゴールを許し、0−1でまさかの敗戦を喫した。
7日にロイ・キーン監督を電撃解任し、9日に行われたFA(イングランド協会)カップのチェルシー戦では0−7の大敗喫したイプスウィッチ。チームが揺れる中、この試合では大きな勝利を手にし、決勝進出に向け一歩前進した。
第2戦は25日に行われる。
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★ハット★スペイン国王杯準々決勝第1戦結果
バルセロナ5−0ベティス(2部)
≪得点者≫
バルセロナ:メッシ44、62、73、ペドロ77、ケイタ83
ビジャレアル3−3セビージャ
≪得点者≫
ビジャレアル:カニ25、ロッシ29、マルコ・ルベン56
セビージャ:ネグレド39、60、アレクシス88
スペイン国王杯(コパ・デル・レイ)は12日、準々決勝第1戦の2試合が行われ、バルセロナはメッシのハットトリックなどで、ホームで2部のベティスに5−0と圧勝した。
試合前、本拠地カンプ・ノウのピッチでFIFAバロンドール(年間最優秀選手賞)受賞を祝福されたメッシ。バルサは前半終了直前、そのメッシがイニエスタのパスからGKの頭上を越えるループシュートで先制に成功すると、メッシはさらに後半17分、28分と立て続けに加点してハットトリックを記録。終盤に交代してピッチを退く際には、スタンディングオベーションで見送られ、スタジアム全体からメッシの名前を叫ぶ声が沸き上がった。
バルセロナはその後、ペドロとケイタにも追加点が生まれ、2部のベティスに5得点を奪って圧勝。来週の第2戦に向けて大きなアドバンテージを手にした。
一方、ビジャレアルはホームにセビージャを迎え、2点を先行しながらも終了直前に失点し、3−3で引き分けた。
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★暫定監督★
サッカーのオランダエールディビジで、日本代表DF吉田麻也が所属するVVVフェンロは12日、ウィル・ブーセン・コーチが今季終了まで暫定的に指揮を執ると発表した。同クラブは昨年12月にファン・ダイク監督を成績不振のため解任。現在、リーグで18チーム中17位と低迷している。
また、元名古屋監督で、PSV(オランダ)元監督のセフ・フェルホーセン氏がアドバイザーに就任した。フェルホーセン氏は現在、オランダアマチュア4部リーグのスヒメルトの監督を務めている。吉田は名古屋時代にフェルホーセンの指導を受けている。
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★入団会見★
イタリアセリエAのミランからブラジルの強豪フラメンゴへの移籍が決まった同国代表FWロナウジーニョ(30)が12日、リオデジャネイロ(ブラジル)で記者会見し、母国ブラジルで開催される2014年ワールドカップ(W杯)を見据えて「W杯のためブラジルに戻ることを決めた」と抱負を語った。
ロナウジーニョはメネゼス監督就任後の昨年11月、ブラジル代表に復帰したばかり。「次のW杯までセレソン(代表)に残りたい」とした上で、「僕は(フラメンゴで背番号10を付けた)ジーコを見て育った。10番の名誉のために尽くしたい」と述べた。
スタジアムには赤と黒のフラメンゴのユニホームを着た2万人ものサポーターが殺到。群衆は入り口のゲートを破壊してスタジアムになだれ込み、歌い、踊り、さながらサンバカーニバルのような様相となった。ロナウジーニョが背番号「10」のユニホームを着て登場すると紙吹雪が舞い、大歓声に包まれた。
国際サッカー連盟(FIFA)年間最優秀選手を2度獲得しているロナウジーニョは、11日にフラメンゴと4年契約で合意。契約金は2億3500万ドル(約195億2600万円)と伝えられている。
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★レンタル★
イングランドプレミアリーグのウェストハムは12日、マンチェスター・シティー(イングランド)から元イングランド代表DFウェイン・ブリッジ(30)を期限付きで移籍で獲得したと発表した。移籍期間は今季終了まで。
ウェストハムは現在国内リーグで22試合を終え勝ち点20の最下位。降格圏に沈んではいるが、下位7チームは勝ち点差わずか2の中にひしめいており、まだ残留の可能性は十分残されている。
ブリッジはウェストハムの公式HP上で「ウェストハムのプレミアリーグ残留に向けて力になることができたら嬉しい。このチームはもっと上の順位にいることのできる力を持っている」と1部残留への強い意気込みを語った。
過去にチェルシー(イングランド)やサウサンプトン(現同3部)でプレーしたブリッジはイングランド代表としても36キャップを記録。昨年2月に代表からの引退を表明した。
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★復帰★
イタリアセリエAのインテルは12日、所属する元ブラジル代表MFマンシーニ(30)のアトレティコ・ミネイロ(ブラジル)への移籍が決定したと発表した。マンシーニはインテルとの契約を解除して、2002年に所属していたアトレティコ・ミネイロへ約8年ぶりに復帰する。
マンシーニは「イタリアでのプレーを希望していたが叶わなかった。インテルには僕の居場所がなかった。しかし、ローマ、インテルなどイタリアでプレーした8年間はとても素晴らしい時間を過ごせた。特に(ローマに在籍していた当時の監督である)カペッロやスパレッティには感謝している」とイタリアでの思い出を語った。
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★選出★
国際サッカー連盟(FIFA)は本日13日、公式ウェブサイト上で今年注目の若手13人を紹介し、ドルトムント(ドイツ)の日本代表MF香川真司やアジアカップで2得点の韓国代表のMF具滋哲=ク・ジャチョル、将来のブラジル代表エース候補のMFルーカスが入った。
香川は寸評で「最近数ヶ月の活躍ぶりを見る限り、伝統的に中盤の好選手を輩出した日本でも史上最高となるかもしれない。俊敏で技術が高く、タフな新鋭はドイツブンデスリーガで最も光る1人になった」と記載された。香川は今季加入したドルトムントで8ゴールを挙げ、ドイツブンデスリーガ前半戦の最優秀選手になり、ドイツの専門誌の「今季の新星」にも選ばれた。
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★誤投票★
バルセロナのスペイン代表MFシャビ・エルナンデスがバロンドールだった?
シャビ・エルナンデスの同僚のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがFIFAバロンドールに輝いたが、投票権のあるグアテマラ代表主将のカブレラがフォルラン(アトレティコ・マドリード)、カシージャス(レアル・マドリード)、シャビ・エルナンデスに投票したものの、集計の時点でシャビ・エルナンデスがシャビ・アロンソ(レアル・マドリード)に間違えられてしまったと確認したと証言した。
集計結果ではベストイレブンに入っていないシャビ・アロンソが、バロンドール候補全体で10位となっており、確認したところ、他にも同様のミスがあったことも明らかになっている。
このことから、実際はシャビ・エルナンデスの投票数がメッシを上回っていたかもしれない?
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【超サカFLASH】
★獲得
★
J1のC大阪は本日、J1神戸からDF高橋祐太郎(23)を獲得したと発表した。昨年、福岡大から神戸入りしたが、リーグ戦には出場していない。
★獲得
★
J1鹿島は本日、J2千葉からブラジル出身のアレックス(27)を獲得したと発表した。千葉ではMFだったが、DFで登録する。
★始動
★
元日本代表DFの相馬直樹新監督(39)が就任したJ1の川崎が本日、川崎市で全体練習を開始し、同監督は「(これまでと)注目の違いは感じるが、ピッチの中でどれだけできるか。このクラブで指揮を執るからにはタイトル」と目標を掲げた。相馬監督は現役時代に鹿島、川崎などで活躍し、日本代表で1998年ワールドカップ(W杯)フランス大会に出場した。昨季は日本フットボールリーグ(JFL)の町田ゼルビアを指揮した。
★欠席
★
J1川崎のFWジュニーニョが本日13日までに来日せず、この日から始まった全体練習を欠席した。練習参加を要請したが、クラブへの説明はないという。庄子春男強化部長は「規律を重んじたいので来日してから事情を聴きたい」と困惑の表情で語った。さらに「退団という形にはしたくないが、本人がやりたくないと言えば分からない」と退団の可能性にも言及した。ブラジル出身のジュニーニョは2007年にJ1得点王を獲得した川崎のエースストライカー。
★契約延長
★
J1の横浜Mは本日、MF水沼宏太(20)のJ2栃木への移籍期間を来年1月31日まで延長すると発表した。
★獲得
★
J1大宮は本日、J1磐田からMF上田康太(24)を獲得したと発表した。上田は昨季リーグ戦26試合に出場し、1得点。
★獲得
★
J1福岡は本日、韓国出身のDFキム・ミンジェ(21)が加入すると発表した。
★始動
★
J2の横浜FCが12日、横浜市内の練習場で始動した。
★レンタル
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J2岐阜は本日、J1柏から岐阜・中京高出のブラジル人FWエフライン・リンタロウ(19)が期限付き移籍で加入すると発表した。期間は2月1日から来年1月末まで。
★獲得
★
J2徳島は本日、J1名古屋からMF福島新太(21)を獲得したと発表した。福島はJ1リーグ戦で通算4試合に出場して無得点。またツエーゲン金沢に期限付き移籍していたMF挽地祐哉(27)の現役引退も発表した。
★獲得
★
J2水戸は本日、ペルー出身で流通経大のMFフランク(23)と韓国出身のMF李強=イ・カン(18)が加入すると発表した。FW吉原宏太(32)との契約も更新した。
★獲得
★
J2富山は本日、J1大宮から韓国人MFの徐庸徳=ソ・ヨンドク(21)を完全移籍で獲得したと発表した。徐は昨季途中からFC東京に期限付き移籍していた。
★獲得
★
J2に新参入する鳥取はJ2湘南からDF鈴木伸貴(27)を完全移籍で、J1の横浜MからDF丁東浩=ジョン・ドンホ(20)を来年1月1日までの期限付きで獲得したと発表した。
★レンタル
★
イングランドプレミアリーグのバーミンガムは12日、トッテナム(イングランド)から元イングランド代表MFデイヴィッド・ベントリー(26)を今季終了までの期限付き移籍で獲得したと発表した。2008年7月に1500万ポンド(当時:約32億円)の移籍金でブラックバーン(イングランド)からトッテナムに移籍したが、これまでレギュラーポジションを掴めていなかった。
★逮捕
★
カーディフ(イングランド2部)のウェールズ代表FWクレイグ・ベラミー(31)が、暴行容疑により逮捕されていたことが12日、明らかになった。ベラミーは9日未明、カーディフ市内で2人の男性の顔に怪我をさせた疑いで逮捕され、12日に保釈された。ベラミーはマンチェスター・シティー(イングランド)所属で今季はカーディフに期限付き移籍している。ベラミーは過去にリバプール、ニューカッスル、ブラックバーンなどに所属していたが、所属先で何度も問題を起こしている。
★獲得
★
スペインリーガエスパニョーラのアトレティコ・マドリードは12日、オサスナ(スペイン)からMFフアンフラン(26)を4年半の契約で獲得したと発表した。フアンフランはブラジル代表MFエリアスに続いて、今冬の移籍市場で2人目のアトレティコ加入選手となった。移籍金は400万ユーロ(約4億4000万円)で、12月にベジクタシュ(トルコ)に移籍した元ポルトガル代表MFシモン・サブロサの代役を務める。
★獲得
★
ドイツブンデスリーガのレバークーゼンは12日、ドイツ3部のブラウンシュバイクからU-20ドイツ代表FWカリム・ベララビ(20)の獲得で合意に達したと発表した。契約期間は3年間で、今季終了後に加入する。
★処分
★
アフリカサッカー連盟は12日、試合中に不適切な行為があったとして、エスペランス・チュニス(チュニジア)に5万2500ドル(約437万円)の罰金と2試合のホーム無観客試合の処分を科したと発表した。DFベンアモールには6試合の出場停止と罰金を科した。昨年11月13日にチュニジアで行われたアフリカチャンピオンズリーグ決勝の第2戦で、VIP席に物を投げる行為などがあった。
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