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本日の超最新情報
日本代表vsシリア代表戦の平均視聴率が10.8%の高視聴率を記録!!2011.01.14.FRI

INDEX

劇勝
アジアカップ・グループリーグ第2戦
グループB
シリア代表1−2日本代表
ヨルダン1−0サウジアラビア
日本は不可解なPK判定から失点して追い付かれるも、本田圭佑の決勝PK弾で競り勝って首位浮上!前回準優勝のサウジアラビアは2連敗で敗退が決定!

出場停止処分
13日のシリア戦で退場処分を受けた日本代表GK川島永嗣は最低1試合の出場停止処分!日本協会は認識不足で抗議文書を提出できず!

軽めの調整
日本代表が17日のサウジアラビア戦に向けて軽めの調整を実施!本田圭佑は左足首捻挫、松井大輔は右太もも痛で静養!

高視聴率
テレビ朝日系列で14日深夜に生中継されたアジアカップの日本代表vsシリア代表戦の平均視聴率が10.8%の高視聴率を記録!

発表
宮崎合宿のU-17日本代表候補メンバー30名発表!元プロ野球選手、高木豊氏の三男の東京VジュニアユースMF高木大輔(15)らが選出!

新体制発表
広島が今季の新体制を発表!ペトロビッチ監督(53)は就任6年目!

新体制発表
4年ぶりにJ1に復帰する甲府が新体制を発表!三浦俊也監督は「目標は10位以内」

欠場
コパ・イタリア5回戦
ユベントス2−0カターニャ
森本貴幸は左膝負傷で欠場!ユベントスはGKブッフォンが約半年ぶりに復帰!

先勝
スペイン国王杯準々決勝第1戦
レアル・マドリード3−1アトレティコ・マドリード
レアルはクリスティアーノ・ロナウドのゴールなどで逆転勝ちして先勝!

勝ち点剥奪
イタリア連盟がセリエAのボローニャの勝ち点2を賃金未払いを理由に剥奪!

レンタル
ビジャレアルがローマから元ブラジル代表DFシシーニョ(30)を期限付き移籍で獲得!

新加入
元フランス代表FWアンリ(33)が所属するNYレッドブルズ(アメリカ)にイングランド代表FWルーニー(25)の弟のMFジョン・ルーニー(20)が新加入!

後半戦開幕
ドイツブンデスリーガのウィンターブレイクが明け、シーズン後半戦がスタート!

本日の超サカFLASH
浦和が元日本代表GK都築龍太(32)に戦力外通告ほか


本文
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劇勝
アジアカップ・グループリーグ第2戦結果
グループB:

シリア代表1−2日本代表

会場:QSC(カタール・スポーツ・クラブ)スタジアム
観衆:10453人
主審:モーセン・トルキ(イラン)
天気:晴れ
風:弱風
気温:17℃
湿度:32%
ピッチ表面:乾燥
ピッチ状態:全面良芝

≪得点者≫
シリア:F・アル・カティブ76=PK
日本:長谷部誠25、本田圭佑82=PK

≪出場メンバー≫
シリア代表
GK:
1.M・バルホウス(cap)
DF:
2.B・アブデルダイム
3.A・ディアブ
17.A・ダッカ=61分
13.N・サッバグ=90+4分、=90+5分=警告2枚
MF:
6.J・アル・フセイン
(77分18.F・アルアグハ=90分)
7.A・アル・フセイン
5.F・イスマイル
14.W・アッヤン
23.S・アワド=21分
(後半開始10.F・アル・カティブ)
FW:
12.M・アルゼイノ
(64分19.S・マルキ)
ベンチ:
GK:
16.M.R・アル・アズハル
22.A・ハフェス
DF:
4.J・アルバウオ
15.A・アルサレー
21.B・サヒオン
MF:
8.T・ディアブ
11.A・アブダッラー
20.L・チャンコ
FW:
9.Q・ハビブ

フォーメーション
(4-3-2-1)

   12
23       6
 14  5  7
13 17  3  2
    1

日本代表
GK:
1.川島永嗣(リールセ)=72分一発退場
DF:
6.内田篤人(シャルケ)=53分
22.吉田麻也(VVV)=67分
4.今野泰幸(FC東京)
5.長友佑都(チェゼーナ)
MF:
8.松井大輔(トム・トムスク)=10分
(90+2分13.細貝萌(レバークーゼン))
17.長谷部誠(ボルフスブルク)(cap)
7.遠藤保仁(G大阪)
10.香川真司(ドルトムント)
(65分9.岡崎慎司(シュツットガルト))
18.本田圭佑(CSKAモスクワ)
FW:
11.前田遼一(磐田)
(74分21.西川周作(広島))
ベンチ:
GK:
23.権田修一(FC東京)
DF:
3.岩政大樹(鹿島)
20.永田充(浦和)
2.伊野波雅彦(鹿島)
12.森脇良太(広島)
MF:
14.藤本淳吾(名古屋)
15.本田拓也(清水)
16.柏木陽介(浦和)
FW:
19.李忠成(広島)

フォーメーション
(4-2-3-1)

   11
10  18   8
   7  17
5  4  22  6
    1

≪各種データ≫
シリア日本
ボール支配率:
39%:61%
シュート数:
11:15
直接FK数:
17:17
間接FK数:
3:1
CK数:
5:4
GK数:
6:6
PK数:
1:1
オフサイド:
2:0

ヨルダン1−0サウジアラビア
≪得点者≫
ヨルダン:バハー42

アジアカップ・グループリーグ順位表
(第2戦終了時)

グループA

1位 ウズベキスタン
勝点6 得4 失1
得失点差 +3
2勝

2位 中国
勝点3 得2 失2
得失点差 ±0
1勝1敗

2位 カタール
勝点3 得2 失2
得失点差 ±0
1勝1敗

4位 クウェート
勝点0 得1 失4
得失点差 -3
2敗

グループB

1位 日本
勝点4 得3 失2
得失点差 +1
1勝1分け

2位 ヨルダン
勝点4 得2 失1
得失点差 +1
1勝1分け

3位 シリア
勝点3 得3 失3
得失点差 ±0
1勝1敗

4位 サウジアラビア
勝点0 得1 失3
得失点差 -2
2敗

 サッカーのアジアカップ第7日は13日、カタールのドーハで行われ、2大会ぶり4度目の優勝を狙う日本はグループリーグ・グループBの第2戦でシリアと対戦し、1−1で迎えた後半37分に本田圭が日本代表通算1000ゴール目となるPKを決めて、2−1で競り勝った。アルベルト・ザッケローニ監督は就任後、公式大会で初勝利を挙げた。
 引き分けに終わった9日のヨルダン戦と同じ先発メンバーで臨んだ日本は、前半35分に長谷部のミドルシュートで先制。1−0とリードして前半を折り返した。
 後半も押し気味にゲームを進めていたが、後半27分にGK川島がレッドカードで一発退場、シリアにPKを与えて同31分に同点とされた。しかし、その6分後に岡崎が倒されて得たPKを本田圭が左足で決めて勝ち越し。1人少ない状況でシリアの猛攻をしのぎ、何とか逃げ切った。
 同グループのヨルダンはサウジアラビアを1−0で破り、勝ち点4。前回大会準優勝のサウジは2連敗で敗退が決まった。
 これで日本はヨルダンと並び勝ち点4ながら得失点差で同グループ首位に立ち、グループリーグ突破に大きく前進。17日のサウジアラビア戦で引き分け以上なら、準々決勝進出が決まる。

川島永嗣
「どんな形であれ、チームに迷惑をかけた。その後チームメイトがしっかり戦ってくれて、勝ち点3を取ってくれたことはチームメイトに感謝したい。あの場面は映像を見れば明らかだと思うけど、こういう大会だとこういうことも起こる。そういう中で僕自身もそうだし、チームとして今日の勝ちを次につなげられればいい。勝ち越しゴールが決まったシーンは見ていないけど、点が入ったのを聞いてかなり安心した。マネージャーが入ってきて教えてくれた」

吉田麻也
「試合を重ねるごとにどんどんよくなると思っている。コミュニケーションも深められればいいし、個人的な能力も上げていきたい。僕も今ちゃん(今野)もゼロで抑えることを意識していたけど、レフェリングとか関係なしに結果的に失点したことは事実なので、サウジアラビア戦ではゼロで抑えたい。今日に限って言えば崩された場面はほとんどなかった。でも、警戒していたGKからのロングキックの競り合いは僕が全部競ることになっていて、そこをうまく対応できなかったところだけが自分達のピンチにつながっていたし、個人的に空中戦の結果は試合結果に関係なく譲れない大きな部分なので、そのヘディングの対応が今日出た課題だと思う」

松井大輔
「10人になってから勝ち越せたことで得るものが何かあったと思う。PKで同点にされた場面は、本当はオフサイドだったと思うけど、中東では何が起こるかわからないし、自分たちが2点目を早めに決めていれば状況も違っていた。そういうところが自分達にまだ足りないところだと思う。サウジアラビアは負けているけど簡単じゃない。しっかり準備して次に備えたい」

長谷部誠
「主審は(川島)永嗣が蹴ったボールを味方が触ったと言っていたけど、明らかに相手が触っていたから、僕は相手が触ったと審判に言った。『僕はあなたのために言っている。いろんな人が見ているからしっかりしたレフェリングをしてくれ』と言った。みんなが全員で言うとレフェリーも興奮してしまうので、1人で言うべきだと思ったし、ああいうところでは冷静に言った。それがつながったかどうかわからないけど、その後、僕らにもPKを与えてくれたし、ああいう風に(レフェリーに)対応することは大事だと思う。先制点は決めるだけだった。ウッチー(内田)や(本田)圭佑、(香川)真司や松井さんがつないでくれたので、チームで取った点だと思う。僕は本当に入れるだけだった。あそこにいたらちょうどいいボールが来た」

遠藤保仁
「アジアのレフェリーの難しさは多々あることだけど、ベンチから飛び出してみんなが抗議したり、ゴール裏でアップしている選手が抗議にいったのはチームとして非常にいいことだと思うし、ああいう気持ちを持てばさらに成長できると思う。PKはその前に原因があって、自分達で招いた結果なので十分反省しなければいけないが、それでもチームが1つになったことをああいう場面で感じた。PKは圭佑(本田圭)が蹴りたがっていた。蹴りたい人が蹴ればいい」

香川真司
「前への意識は強かった。それが良い方向に出た場面があった。(PKを献上した後に)立て直し、日本もPKを決めたことはチームとしてあきらめずに戦ったから。それは良かったと思う。こういう試合はアジアカップではあるから、そういう試合を勝ち切ったことは良かった」

本田圭佑
「アウェーの試合はこんなもの。勝てて良かった。でもこれで(グループリーグ突破が)決まったわけではない。PKはちょっと危なかったけど、入って良かった。次は譲るかもしれない」

岡崎慎司
「(川島が退場となった)レフェリングには納得がいかないけど、自分のPKも取る人もいれば取らない人もいる。というか、ほとんど取らないと思う。ただ、あれは裏に抜けたプレーからだったので、そこは良かった。最初はターンしてシュートのイメージだったけど、そのイメージ通りにいかなくて、耐えようと頑張ったけどコケてファウルになった。あれはファウルではなかったかもしれない。相手の(PKの)こともあって、取ってくれたのかもしれない」

日本代表・ザッケローニ監督
「プレー面に関してはさほどタフなゲームだとは思っていない。よくなかった点は、前半にあれだけチャンスがあったのに決められなかったこと。前半で決定付けなければいけなかった。試合としては、日本が一方的に支配した展開だと思っている。ヨルダン戦からの修正もできていた。試合に集中しすぎて、公式大会初勝利となることはすっかり忘れていた」

シリア代表・チタ監督
「10番のフィラス・アル・ハティブが入ってから試合の流れが変わった。引き分けが妥当な結果だったと感じるので残念。GK(川島)の退場は得点機会の阻止なので、当然の結果だ。しかし、我々のチームの退場は違う。それにロスタイムもあと1分30秒はあったはずだ。アル・ハティブはケガの影響で45分間しかプレーできない。グループリーグ突破のチャンスは少なくなったが、ヨルダン戦でも攻めて勝ちたい」

日本代表23名
GK:
1.川島永嗣(リールセ)
21.西川周作(広島)
23.権田修一(FC東京)
DF:
3.岩政大樹(鹿島)
4.今野泰幸(FC東京)
20.永田充(浦和)
2.伊野波雅彦(鹿島)
12.森脇良太(広島)
5.長友佑都(チェゼーナ)
6.内田篤人(シャルケ)
22.吉田麻也(VVV)
MF:
7.遠藤保仁(G大阪)
8.松井大輔(トム・トムスク)
17.長谷部誠(ボルフスブルク)
14.藤本淳吾(名古屋)
15.本田拓也(清水)
13.細貝萌(レバークーゼン)
18.本田圭佑(CSKAモスクワ)
16.柏木陽介(浦和)
10.香川真司(ドルトムント)
FW:
11.前田遼一(磐田)
19.李忠成(広島)
9.岡崎慎司(シュツットガルト)

【日本の突破条件】
 勝ち点4の日本はサウジアラビアに勝つか引き分ければ自力でグループB・2位以内に入ってグループリーグ突破となるが、負けた場合でも突破の可能性は十分にある。
 日本と同じ勝ち点4のヨルダンが同3のシリアに勝つか引き分ければ、日本は2位で準々決勝進出。シリアには直接対決で勝ったため、勝ち点で並んでも日本が上位となるためだ。
 シリアがヨルダンに勝った場合は、シリアが1位通過。日本はヨルダンとの得失点差などの争いとなる。

【遠藤「チームが1つになった」】
 引き分ければグループリーグ突破が厳しくなった苦境から、一丸で勝利をもぎ取った。微妙なPKの判定に「アップをしていた選手も一緒に抗議をしてチームが1つになった」と遠藤は言う。
 1−0の後半25分だった。日本ゴールへ向かったキックに対し、副審はすぐに旗でオフサイドを示した。そのボールを追ったGK川島がペナルティーエリア内で相手選手を倒した。
 蹴ったのがシリア選手ならオフサイドで、今野ならバックパス。日本選手は「完全なオフサイド」と口を揃えた。しかし、主審は長谷部に説明したように「バックパス」と判定し、川島は一発退場。今野は「心が折れそうになった」、長谷部は主審に対して「本当に怒りたかった」と振り返った。猛抗議にも判定は覆らず、31分のPKで追い付かれた。
 圧倒的なシリア側の応援に包まれたスタジアムで、その後は10人での戦いを強いられた。それでも松井が「中東の試合では何が起こるか分からない」と気持ちを切り替えたように、選手たちは下を向かなかった。
 遠藤の縦パスに抜け出した岡崎がペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。これを37分に本田圭が力強く蹴り込んだ。ザッケローニ監督は「10人になってからも11人であるかのようにプレーしてくれた」と、逆境を跳ね返したチームの底力を褒めた。

【勝利呼び込んだスーパーサブ・岡崎】
 ヨルダン戦に続く途中出場で、日本に勝利を呼ぶ活躍。後半37分の勝ち越しPKを獲得した岡崎は「雰囲気は初戦に比べたら良かったし、それが結果につながった」と言葉を弾ませた。
 後半20分に登場。GK川島の退場で10人になってからは、攻撃的な左MFから1トップに上がり、ヨルダン戦と同様、積極的にDFの裏へ仕掛けた。35分、遠藤のパスに反応して抜け出すと、ペナルティーエリア内でDF2人に挟まれ、倒された。「ターンしてシュートのイメージだったけど、できなかった。うまくコケたらファウルになった」と照れ笑いした。
 途中出場で攻撃を活性化させるスーパーサブ的存在になりつつある。「まだまだチームはよくなる。勝ちながらザッケローニ監督のサッカーを表現したい」と頼もしい言葉を並べた。

【香川、先制点に絡むも反省】
 香川はヨルダンとの初戦と同じ左サイドに入った。縦への突破は威力を欠いたが、中へ切り込んで先制点に絡んだ。
 前半35分、走り込みながら本田圭のパスを受けると、切り返して左足でシュート。GKに当たった球を松井がつなぎ、長谷部がダイレクトシュートで決めた。「あの場面は冷静にやれた。得点につながって良かった」と喜んだ。
 ただ後半は存在感が薄れ途中交代。「後半の出来には納得していない。前半のリズムを続けたい」と反省した。

【川島、退場に「納得できない」】
 GK川島は相手の足元に飛び込んでボールを奪おうとしたが、強く接触して倒してしまった。一発退場の判定に「納得できるものではない」と目をむいて抗議し、眉間にしわを寄せたままピッチを後にした。
 交代でゴールマウスに立ったGK西川は「川島さんが『頑張れ』という顔をしてくれた。気合いが入った」という。直後のPKは「完全にコースを読めた」と右へ跳んだが、わずかにボールに手が届かなかった。

【接戦の要因は決定力不足】
 微妙な判定のPKで失点し、退場者も出した試合を勝ち切ったことは評価に値するが、反省点がないわけではない。
 守りを固めたヨルダンとの初戦で引き分けた日本が、シリア戦でテーマの1つに挙げたのは「縦へのスピード」。前半35分の長谷部(ボルフスブルク)の先制点は、内田(シャルケ)の縦パスと右サイドを縦に突破した本田圭(CSKAモスクワ)のプレーから生まれた。だが、全体を通し、決定力不足の課題は残されたままだ。
 前半11分、内田のクロスをフリーの前田(磐田)が頭で合わせながら、シュートは枠の左に外れた。先制後も押し込み続けたが、2点目がなかなか奪えず後半31分、PKを与えて同点に追い付かれた。37分の決勝点につながったPKの獲得には運も味方した。
 ザッケローニ監督は「ヨルダン戦に比べ、スピードが上がった」と見たが、接戦となった要因は「審判のせいではない。日本がもっと早く試合を決定付けなければいけなかった」と、苦言を呈した。グループリーグ突破への道筋はついたが、主将の長谷部は「このままではアジアカップを取れる感じはない」と厳しい言葉でチームを鼓舞した。

【本田圭が通算1000得点】
 13日にドーハ(カタール)で行われたアジアカップの日本vsシリア戦で、本田圭佑(CSKAモスクワ)が決めた日本の2点目が、日本代表の国際Aマッチ通算1000ゴール目となった。9日のヨルダン戦で吉田麻也(VVV)が得点し、通算998点になっていた。
 初ゴールは1923年5月23日、大阪市で行われた第6回極東選手権大会のフィリピン戦で清水隆三が決めた。この試合が日本の初めての国際Aマッチで、結果は1−2の敗戦だった。

【日本がAFCに抗議】
 日本サッカー協会の原博実強化担当技術委員長は13日、アジアカップ・グループリーグの日本vsシリア戦の判定についてアジア連盟(AFC)に文書で抗議し、GK川島(リールセ)の次戦出場停止処分の取り消しを求めることを明らかにした。
 日本が1点をリードした後半27分、川島がオフサイドの位置にいた相手選手をペナルティーエリア内で倒してシリアにPKが与えられ、同点ゴールを許した。川島は一発退場処分となった。副審はオフサイドの判定で旗を揚げていたが、主審がパスは日本のバックパスと判断し、抗議を受け入れなかった。
 処分が撤回されない場合、川島は最低でも1試合の出場停止となる。原技術委員長は「審判員は日本のバックパス、オフサイドは関係ないと説明していたが、明らかな誤審。ビデオを見れば分かること。あとはアジアサッカー連盟の判断になる」と話した。

【槙野がチーム離脱】
 日本サッカー協会は13日、日本代表DF槙野智章(ケルン)がドーハ(カタール)で開催中のアジアカップに出場している日本チームから14日に離れると発表した。
 アジア杯のメンバーに選ばれていた槙野は開幕前の6日の練習中に左足首を捻挫。DF永田充(新潟)と入れ替わって出場登録から外れた後も、ドーハにとどまって治療を続けていた。槙野は昨年末にJ1広島からドイツブンデスリーガのケルンへ移籍した。

≪超サカ採点表≫
シリア代表
GK:
1.M・バルホウス 6.0
何度か危険な場面を勇気を持って防いだ
DF:
2.B・アブデルダイム 5.0
無闇なファウルでPKを献上
3.A・ディアブ 5.5
ゴール前で体を張って奮闘した
17.A・ダッカ 5.5
日本の攻勢を跳ね返していた
13.N・サッバグ 4.5
攻撃参加でチャンスメイクも、ロスタイムには興奮して退場
MF:
6.J・アル・フセイン 5.5
ドリブルでの仕掛けは良かったが、決定機を作るには至らず
(77分18.F・アルアグハ --)
7.A・アル・フセイン 5.5
サウジアラビア戦のようにチャンスに絡むことはできず
5.F・イスマイル 5.5
中盤で守備の仕事に奔走
14.W・アッヤン 6.0
素早い展開でカウンターの起点となり、中盤での潰しも効果的
23.S・アワド 5.5
前半序盤は良さを見せていたが、徐々に沈黙
(後半開始10.F・アル・カティブ 6.0)
冷静にPKを決めた他、終盤にも積極的にシュートを放つ
FW:
12.M・アルゼイノ 5.5
高さでは危険な存在だったが、あまりシュート打てず
(64分19.S・マルキ 6.0)
PKを獲得。また、サイドに開いて味方を生かした
監督:
チタ 6.0
序盤は守備固め、終盤は攻撃的な選手を投入するなど積極的な采配をした
日本代表
GK:
1.川島永嗣 4.5
判定にも見放され、無念の一発退場
DF:
6.内田篤人 6.0
彼の攻撃参加で右サイドからのチャンスメイクができていた
22.吉田麻也 5.0
ゼノのマークに付いていたが、時折不安定さを露呈
4.今野泰幸 5.5
前半、左CKからのヘッドを決めたかった
5.長友佑都 5.5
いつもより躍動感がなかった
MF:
8 松井大輔 5.5
先制点をアシストも、本来のキレは影をひそめた
(90+2分13.細貝萌 --)
17.長谷部誠 6.0
貴重な先制点を決めたが、PKを誘発する痛恨のバックパスミス
7.遠藤保仁 6.0
好守にそつのないプレーをこなす
10.香川真司 5.0
バイタルエリアからのラストパスは良かったが、ドリブルやシュートが見られず
(65分9.岡崎慎司 6.0)
決勝点となるPKを獲得
18.本田圭佑 6.5
右サイドからチャンスメイクして先制点を生み出し、決勝点も挙げた
FW:
11.前田遼一 5.0
何度かあった絶好機を決められず
((74分21.西川周作 6.0)
急遽途中出場も、冷静な対応見せた
監督:
ザッケローニ 5.5
公式戦初勝利を挙げたが、チームの出来は良くなかった


出場停止処分
 アジアサッカー連盟(AFC)は本日14日、アジアカップで13日に行われたグループリーグ・グループBのシリア戦で退場処分を受けた日本代表GK川島永嗣(リールセ)に最低1試合の出場停止処分を科したと発表した。川島は17日のグループリーグ最終戦のサウジアラビア戦に出場できない。
 今後はAFCの規律委員会が問題となった場面の検証後に最終的な処分を下すため、川島の出場停止処分が2試合以上となる可能性もある。

【認識不足で抗議文書を提出できず】
 日本サッカー協会の原博実強化担当技術委員長は本日14日、アジアカップのシリア戦(13日)で日本代表のGK川島永嗣(リールセ)に退場を科した主審の判定への抗議文書を、規定の認識不足で期限内に提出していなかったことを明らかにした。
 アジアサッカー連盟(AFC)規定では、試合に関する一切の抗議は終了後2時間以内に文書で提出しなければ受理されない。原委員長は「知らなかった」と認めた上で、川島の出場停止処分取り消しを求める文書を提出する意向を示した。
 AFC競技部の鈴木徳昭部長は14日の定例会見で「期限後に提出された文書も受け取るが、正式な抗議文ではなく参考資料のような取り扱いになる」と処分撤回の可能性を否定。原委員長は試合直後にAFCのスーセイ事務局長に抗議の意思を伝えたとして「それでOKだと思った」と話したが、鈴木部長は「口頭では正式な抗議とは認識されない」と明言した。


軽めの調整
 サッカーのアジア・カップで、13日のグループリーグ・グループB・第2戦のシリア戦で初勝利を挙げた日本代表は本日14日、ドーハ(カタール)で17日のサウジアラビア戦に向けた調整を開始した。
 勝利の翌日とあって、リラックスしたムードの中、シリア戦出場選手はストレッチやランニングなど疲労回復メニューを主体に汗を流し、残りの選手がボールを使った練習に取り組んだ。PKで決勝点をマークした本田圭(CSKAモスクワ)は左足首の捻挫、松井(グルノーブル)は右太もも痛のため宿舎で静養した。
 日本はシリア戦で、不可解な判定によるPKで失点し、GK川島(リールス)が一発退場処分になったが、2−1で競り勝った。サウジ戦で引き分け以上なら無条件で8強入りする。シリア戦で途中出場し、次も出番が回ってきそうなGK西川(広島)は「いい準備をし、0点に抑えることをやっていきたい」と意気込んだ。

【本田圭、松井は軽傷】
 シリア戦で決勝PKを決めた本田圭と豊富な運動量で攻守を支えた松井が負傷のため全体練習を休み、宿舎で体を動かした。関係者によると自力で歩ける状態で次戦への影響はなさそうだ。
 厳しかったシリア戦を勝ち、選手達の自信は膨らんでいる様子。長友(チェゼーナ)は「チームの雰囲気が変わってきている。このまま勝ち続けたい」と話した。

【西川、集中してサウジ戦へ】
 シリア戦で退場処分を受けたGK川島(リールセ)の出場停止で、先発の座が確実になった西川(広島)は「サウジアラビア戦に向けて集中したい」。シリア戦ではPKを決められたが、その後は持ち前の安定した守備を披露した。
 川島はレッドカードの判定には「納得できない」と厳しい表情を浮かべたが「勝ち点3を取ってくれた。次もいい形で臨んでほしい」とチームの踏ん張りを期待した。

【小倉会長「冷や冷やした」】
 日本サッカー協会の小倉純二会長は本日14日、アジアカップのシリア戦で後半途中から1人少ない10人だった日本代表が終盤の本田(CSKAモスクワ)のPKで辛勝して「ああいう展開になるとは思わなかった。冷や冷やしたが、たいしたもの」と興奮気味に語った。
 本田の得点は日本代表の国際Aマッチ通算1000点目の節目のゴールとなり、小倉会長は「お祝いの機会があれば、何かあげてもいいかもしれない」と話した。
 GK川島(リールセ)が微妙な判定で退場処分を受けたことに関し、同会長は「現場から抗議するつもりということは聞いた。今後のためにも(抗議文を)出した方が良い」との認識を示した。


高視聴率
 テレビ朝日系列で14日深夜に生中継されたサッカーのアジアカップ、日本代表vsシリア代表戦(午前0時35分〜)の平均視聴率が10.8%(関東地区)の高視聴率を記録したことが明らかになった。ビデオリサーチが同日、発表した。
 9日に生中継された日本vsヨルダン(午後9時54分〜)の平均視聴率17.2%よりは低いものの、深夜の時間帯で10%を超える高視聴率を記録した。番組占拠率は55.5%だった。この試合はNHKのBS−1でも生中継された。
 試合は2大会ぶり4度目の優勝を目指す日本がシリアに2−1で競り勝ち、勝ち点4でグループB首位に浮上した。


発表
 日本サッカー協会は本日14日、トレーニングキャンプに臨むU-17(17歳以下)日本代表候補メンバー30名を発表した。元プロ野球選手の高木豊氏の三男のMF高木大輔=東京Vジュニアユース(15)らが選ばれた。
 トレーニングキャンプは22日から同28日まで宮崎で行われ、23日、25日、27日に練習試合が予定されている。また、23日と25日には宮崎産業経営大学と対戦するが、27日の対戦相手は未定。
 U-17日本代表候補メンバー30名は以下の通り。

【U-17日本代表候補30名】
GK:
川田修平(大宮ユース)
牲川歩見(磐田ユース)
山田元気(京都ユース)
阿波加俊太(札幌ユース)
DF:
早川史哉(新潟ユース)
鈴木隆雅(鹿島ユース)
川口尚紀(新潟ユース)
岩波拓也(神戸ユース)
秋山大地(C大阪ユース)
江井亮太(清水ユース)
植田直通(大津高)
新井純平(浦和ユース)
高木大輔(東京Vジュニアユース)
MF:
室屋成(青森山田高)
野沢英之(FC東京ユース)
喜田拓也(横浜Mユース)
堀米悠斗(札幌ユース)
石毛秀樹(清水ユース)
秋野央樹(柏ユース)
吉野恭平(東京Vユース)
望月嶺臣(野洲高)
林祥太(久御山高)
菅嶋弘希(東京Vジュニアユース)
石川大貴(名古屋ジュニアユース)
FW:
鈴木武蔵(桐生第一高)
中島翔哉(東京Vユース)
神田夢実(札幌ユース)
ブーゾ・アモス(FC東京ユース)
南野拓実(C大阪ユース)
松本昌也(JFAアカデミー福島)


新体制発表
 J1のサンフレッチェ広島は本日17日、今季の新体制を発表した。就任6年目を迎えるミハイロ・ペトロビッチ監督(53)や、昨年限りで現役引退した下田崇GKコーチ(35)らの下、昨季7位からの浮上を目指す。
 明日15日は広島市内でJ2京都から移籍した元日本代表DF水本裕貴(25)ら新加入4選手が入団記者会見する。


新体制発表
 4年ぶりにJ1に復帰するヴァンフォーレ甲府が本日14日、甲府市内で新体制を発表し、今季から指揮を執る三浦俊也監督は「組織的な守備に加え、得点も取れないとJ1定着は難しい。前線の選手に期待したい」と語った。10位以内を目標に掲げた。
 清水から元日本代表のMF伊東輝悦とDF市川大祐を獲得したのを含め、10人が新加入。伊東は「勝利のために全力でプレーをしたい」と話した。


欠場
コパ・イタリア5回戦結果

ユベントス2−0カターニャ
≪得点者≫
ユベントス:クラシッチ35、ペペ54

 コパ・イタリア(イタリアカップ)は13日、5回戦の1試合が行われ、FW森本貴幸が所属するカターニャはユベントスに0−2で敗れて敗退した。12月に左膝を手術した森本は欠場した。ユベントスは準々決勝進出を決め、この試合では腰の負傷により長期離脱していたGKブッフォンが復帰した。
 2010年ワールドカップ(W杯)で腰を負傷し、手術により長期離脱を余儀なくされたGKブッフォン。同選手の復帰戦となったカターニャとの一戦で、ユーベは前半35分にクラシッチが先制点を奪うと、後半9分にはペペが追加点を挙げ、2点をリードする。守ってもGKブッフォンを中心にカターニャの攻撃を完封し、2−0で勝利を収め、8強進出を決めた。
 ユーベではブッフォン不在の間、GKストラーリが遜色ないパフォーマンスを見せていたため、ケガがちのブッフォンを放出するのではとの報道がなされていたが、ブッフォンはしっかりとゴールに鍵をかけ、存在感を示した。
 一方で、この試合では先日獲得したばかりのFWトニが前半のうちに負傷退場。負傷中のFWクアリアレッラやFWイアクィンタらの穴を埋めるべく加入したトニだったが、自身も負傷者リストに名を連ねることとなってしまった。


先勝
スペイン国王杯準々決勝第1戦結果

レアル・マドリード3−1アトレティコ・マドリード
≪得点者≫
R・マドリード:セルヒオ・ラモス14、クリスティアーノ・ロナウド61、エジル90+1
A・マドリード:フォルラン7

アルメリア1−0デポルティボ
≪得点者≫
アルメリア:オウンゴール34

 スペイン国王杯(コパ・デル・レイ)は13日に準々決勝第1戦の残り2試合が行われ、レアル・マドリードはアトレティコ・マドリードとのマドリード・ダービーを3−1で制し、4強進出へ前進した。
 アトレティコをホームに迎えたレアルは開始早々の7分、フォルランに先制ゴールを許してしまう。それでも14分にCKのチャンスからセルヒオ・ラモスが同点弾を挙げて1−1で前半を折り返すと、後半16分にはクリスティアーノ・ロナウドが逆転ゴール。さらに終了間際にもエジルが1点を追加し、3−1で快勝したレアルは準決勝進出に向けてアドバンテージを得た。
 この日行われたもう1試合では、アルメリアが34分にオウンゴールで得た1点を守り切り、デポルティボに1−0で勝利した。
 準々決勝第2戦の全4試合は翌週に行われる。


勝ち点剥奪
 イタリアサッカー連盟は13日、セリエA(1部リーグ)のボローニャの勝ち点2を賃金未払いを理由に剥奪すると発表した。クラブは不服を申し立てるとみられる。
 ボローニャは昨年末には税金滞納で勝ち点1を差し引かれていた。選手側の反発もあり、オーナーが交代する事態になっていた。
 今回の処分によりボローニャの順位も10位から13位に後退し、降格圏まで勝ち点4差となった。


レンタル
 スペインリーガエスパニョーラのビジャレアルは13日、ローマ(イタリア)から元ブラジル代表DFシシーニョ(30)を期限付きで獲得することで合意したと発表した。移籍期間は今季終了までで、完全移籍のオプション付き。
 シシーニョは昨季、レンタル移籍によりサンパウロ(ブラジル)でプレーしていた。2005年から2007年にかけてレアル・マドリード(スペイン)に所属した同選手は14日にメディカルチェックを受ける予定で、移籍が正式に決まれば3シーズンぶりにスペインでプレーすることになる。
 主に右サイドバックとしてプレーするシシーニョは、膝の負傷により今季絶望と診断されたDFアンヘル・ロペスの穴を埋めることが期待されている。


新加入
 MSL(アメリカ・メジャーリーグサッカー)のドラフトが13日に行われ、イングランドプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表FWウェイン・ルーニー(25)の弟、MFジョン・ルーニー(20)がニューヨーク・レッドブルズに指名され、新加入することが明らかになった。
 J・ルーニーはアメリカの大卒選手や若手外国人がひしめくドラフトの2巡目で、元フランス代表FWティエリ・アンリ(33)の所属するレッドブルズから指名を受けた。これまでイングランド4部のマックルズフィールドでプレーしていた同選手は、先日MLS入りを目指しトライアルに参加していた。


後半戦開幕
 ドイツブンデスリーガは本日14日にウィンターブレイクが明け、シーズン後半戦がスタートする。その口火を切るのは日本代表MF香川真司が所属する首位ドルトムント。前半戦の快進撃の立役者となった香川が不在となる中、古豪レバークーゼンとのアウェー戦に臨む。
 前半戦の17試合を14勝1分け2敗という圧倒的な成績で終え、2位マインツおよび3位レバークーゼンに勝ち点10差をつけて首位を独走するドルトムント。チームトップタイの8得点を挙げている香川は、アジアカップに参加中のためレバークーゼン戦は欠場となるが、十字靭帯のケガで4月から離脱していたエジプト代表FWモハメド・ジダンがこのタイミングで復帰。同選手が香川の穴を埋めるとみられている。
 ドルトムントのユルゲン・クロップ監督は「ジダンは最近調子が良く、フィジカルの状態も良い。彼がプレーすればかつてないほど最高のジダンを見ることができるだろう」と同選手に期待を寄せた。ドルトムントではさらに、FWルーカス・バリオスとMFマリオ・ゲッツェがケガから復帰予定となっている。
 ドルトムント優勝に賭けた人にすでに払い戻しを行った賭博業者があるとの噂も飛ぶ中、クロップ監督はリーグ優勝について慎重な姿勢を貫いている。同監督はレバークーゼン戦について「これはあくまで1試合目。後半戦17試合に向け、我々はゼロからスタートするのだ。確かに、レバークーゼンに負ければ勝ち点差は7になり、勝てば13に広がる。だが、現時点ではその差に大きな違いはない」とコメント。「もう優勝予想をしている人の気が知れないね」と笑顔で語っていた。

【日本人のドイツ移籍続々】
 サッカーの日本代表クラスが、ドイツに挑む傾向が顕著だ。今冬も槙野と細貝が移籍。既にドイツブンデスリーガ(1部)では香川(ドルトムント)ら4人の日本選手がプレーしており、太いパイプを通して今後も増えそうだ。
 槙野はケルンに新天地を求めた。細貝はレバークーゼンへ渡り、まずは2部のアウクスブルクに貸し出されて経験を積む。
 槙野はかつて稲本(川崎)がフランクフルトに移った時と同様、代理人のクロート氏らを通じて移籍を実現させた。同じルートの中澤(横浜M)はワールドカップ(W杯)のために2005年にドイツ移籍寸前で断念したが、槙野の場合は最良のタイミングだった。
 香川は、クロート氏が高原(清水)から推薦を受けた。かつて高原のドイツでの移籍を仲介した間柄で、同氏がJリーグの試合を視察して気に入り、ドルトムントに売り込んだ経緯がある。
 細貝には浦和の先輩、長谷部が所属するボルフスブルクも興味を示していた。ドイツに詳しい浦和関係者に勧められて移籍先を決めた長谷部は、浦和や代表チームの後輩にもドイツ挑戦を進言。内田(シャルケ)もその1人だ。ボルフスブルクで長谷部を指導したのがシャルケのマガト監督で「監督の厳しい練習で鍛えられたいと思った」と話している。


超サカFLASH

表彰
 日本サッカー協会は13日の理事会で、昨年12月のクラブワールドカップ(W杯)決勝を担当した西村雄一主審、相楽亨、名木利幸両副審を表彰することを決めた。また、Jリーグの監督を務めるための指導者資格になる公認S級コーチに、J2鳥栖の新監督に決まった元韓国代表の尹晶煥氏を認定した。J1清水のゴトビ、J1浦和のペトロビッチ、J2千葉のローデベーヘス各新監督が所有している指導者資格が公認S級と同等以上であることも認定した。

完全移籍
 J1広島は本日、昨年にJ1のG大阪から期限付きで加入したFW山崎雅人(29)を完全移籍で獲得したと発表した。

戦力外通告
 J1浦和は本日、J2湘南に期限付き移籍していた元日本代表のGK都築龍太(32)との契約を更新しないと発表した。都築は現役続行を希望している。

完全移籍
 J1柏は本日、J2熊本から期限付きで加入しているGK稲田康志(25)を完全移籍で獲得すると発表した。

完全移籍
 J2湘南は本日、MF寺川能人(36)がJFLのFC琉球に完全移籍すると発表した。

派遣
 J2鳥栖の下部組織に所属するマレーシア国籍のMFタム・シイアン・ツン(15)が交流パートナーのイングランドチャンピオンシップ(イングランド2部)のカーディフに派遣されることになり、13日に佐賀県鳥栖市内で駐日マレーシア大使らが同席して記者会見に臨んだ。派遣期間は3月から約3ヶ月間の予定。生まれも育ちも日本だが、ブラジルにサッカー留学した経験もあるツンは「イングランドのサッカーはとてもレベルが高い。速さ、強さなど全部勉強したい」と意気込んだ。

獲得
 J2札幌は本日、ブラジル人MFアンドレジーニョ(25)の加入が決定したと発表した。2008年にJ2徳島でプレーした経験がある。

獲得
 J2徳島は本日、J1仙台からブラジル人DFエリゼウ(31)を獲得したと発表した。

レンタル
 J2大分は13日、J2岡山から韓国出身のFW李東明イ・ドンミョン(23)が期限付き移籍で加入すると発表した。期間は2月1日から来年1月31日まで。

交通事故
 J2岡山は13日、GK李彰剛(26)が9日に交通事故を起こしたと発表した。李選手は神戸市垂水区内で乗用車を運転中に、タクシーと接触した。タクシーの運転手は頸部捻挫、外傷性腰痛と診断された。李にケガはない。

現役引退
 J2富山は本日、DF堤健吾(32)が現役を引退すると発表した。

契約更新
 J2に新参入する鳥取は本日、元日本代表FW岡野雅行(38)との契約を更新したと発表した。岡野はクラブを通じ、浦和に所属した2008年以来となるJリーグの舞台に「とても楽しみ。思い切り走り回りたい」とコメントした。

異議申し立て
 国際サッカー連盟(FIFA)は13日、2018年と2022年のワールドカップ(W杯)開催地決定に関わる買収疑惑で、活動停止処分を受けたテマリー副会長(タヒチ)とアダム理事(ナイジェリア)が正式に異議申し立てを行い、近く聴聞会を開くことを明らかにした。2人はW杯開催地決定を巡って投票の見返りに金銭などを要求したとされ、昨年11月のFIFA倫理委員会で処分を受けた。

審判担当
 アジアサッカー連盟(AFC)は13日、アジアカップのグループリーグ第2戦で15日に行われるグループDのアラブ首長国連邦(UAE)vsイラクを西村雄一主審と相楽亨、名木利幸両副審の日本の審判団が担当すると発表した。

罰金処分
 アジアサッカー連盟(AFC)は13日、アジアカップの試合前日に行われる公式記者会見に選手を出席させなかったとして、カタール協会に2000ドル(約17万円)の罰金を科したと発表した。

レンタル
 スペインリーガエスパニョーラのレバンテは13日、アーセナル(イングランド)からブラジル人FWウェリントン(18)を今季終了までの期限付きで獲得することで合意したと発表した。アーセナルは2009年12月に、当時フルミネンセ(ブラジル)に所属していたウェリントンを獲得することで合意。ただし、18歳までは国外移籍ができないというFIFA(国際サッカー連盟)の規定により、アーセナルへの正式加入は今年1月にようやく実現した。

現役引退
 サッカーの元ブラジル代表でJ1浦和でも活躍したFWワシントン(35)が13日、現役引退を表明した。左足首の痛みで思うような動きができなくなったためだという。2005年に東京V入りしたワシントンは、浦和に移籍した2006年に26点で得点王になった。2007年12月にブラジルのフルミネンセに移籍。昨年は全国選手権制覇に大きく貢献した。


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