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本日の超最新情報
日本代表vsサウジアラビア代表戦が23.4%の高視聴率を記録!!2011.01.18.TUE

INDEX

首位通過
アジアカップ・グループリーグ第3戦(最終戦)
グループB
サウジアラビア代表0−5日本代表
ヨルダン2−1シリア
日本は岡崎慎司のハットトリックなどで5ゴール圧勝し、首位通過で決勝トーナメント進出!21日の準々決勝で開催国のカタールと対戦!

調整開始
日本代表が21日のアジアカップ準々決勝のカタール戦に向けて調整開始!左足首捻挫の本田圭佑が回復の兆し!

帰国
グルノーブルの日本代表MF松井大輔(29)が右太もも肉離れで代表を離脱して帰国!

高視聴率
テレビ朝日系列で17日夜に生中継されたアジアカップの日本代表vsサウジアラビア代表戦の平均視聴率が23.4%の高視聴率を記録!

発表
JリーグがJ1&J2各クラブのホーム開幕戦のカードを発表!昨季J1王者の名古屋は開幕戦で横浜Mと対戦!

新体制発表
新潟が今季の新体制を発表!今季の目標はアジアチャンピオンズリーグ出場権獲得!

新体制発表
大宮が今季の新体制を発表!今季の目標は勝ち点50!

融資承認
Jリーグが経営難の水戸に公式試合安定開催基金からの3000万円の融資を承認!

提訴
甲府のチームエンブレムとロゴを巡り、商標権の名義人となっている前身クラブの元監督(74)が使用差し止めを求めて提訴!

ベンチ外
スペインリーガエスパニョーラ第19節
アトレティコ・マドリード3−0マジョルカ
マジョルカに新加入した家長昭博は遠征に帯同するもベンチ外!

移籍
横浜Mから戦力外通告を受けた元日本代表FW坂田大輔(28)がギリシャ1部のアリス・サロニカに移籍!1年半契約で年俸約3000万円!

練習参加
アーセナルと契約した愛知・中京大中京FW宮市亮(18)が期限付き移籍先として有力なフェイエノールトの練習に参加!

獲得
フィオレンティーナがアトレティコ・パラナエンセ(ブラジル)からブラジル代表GKネト(21)を獲得!

本日の超サカFLASH
アトレティコ・マドリードのポルトガル代表MFティアゴ(29)が代表引退ほか


本文
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首位通過
アジアカップ・グループリーグ第3戦(最終戦)結果

グループB:

サウジアラビア代表0−5日本代表

会場:アルライヤン・スタジアム
観衆:2022人
主審:ラブシャン・イルマトフ(ウズベキスタン)
天気:曇りのち雨
風:弱風
気温:14℃
湿度:45%
ピッチ表面:水含み
ピッチ状態:全面良芝

≪得点者≫
日本:岡崎慎司8、13、80、前田遼一19、51

≪出場メンバー≫
サウジアラビア代表
GK:
1.ワリード
DF:
2.シュハイル
3.ハウサィ
5.オサマ
7.カミル=67分
MF:
15.アブドー
(28分8.マナフ)
17.タイシル
6.アフメド
10.アルシャルフーブ
FW:
20.ヤセル(cap)
9.ナイフ
(後半開始13.モタズ=68分)
ベンチ:
GK:
21.マブラク
22.シャイアン
DF:
4.アルモンタシャリ
19.マサド
MF:
16.アブドゥラジズ
18.ナワフ
FW:
11.ナシル

フォーメーション
(4-2-2-2)

   9  20
10      15
   6  17
7  5  3  2
    1

日本代表
GK:
21.西川周作(広島)
DF:
6.内田篤人(シャルケ)=7分=累積2枚=次戦出場停止
(後半開始2.伊野波雅彦(鹿島))
22.吉田麻也(VVV)
(63分3.岩政大樹(鹿島))
4.今野泰幸(FC東京)
5.長友佑都(チェゼーナ)
MF:
9.岡崎慎司(シュツットガルト)
17.長谷部誠(ボルフスブルク)(cap)
7.遠藤保仁(G大阪)
(82分15.本田拓也(清水))
10.香川真司(ドルトムント)
16.柏木陽介(浦和)
FW:
11.前田遼一(磐田)
ベンチ:
GK:
23.権田修一(FC東京)
DF:
20.永田充(浦和)
12.森脇良太(広島)
MF:
14.藤本淳吾(名古屋)
13.細貝萌(レバークーゼン)
18.本田圭佑(CSKAモスクワ)
FW:
19.李忠成(広島)

フォーメーション
(4-2-3-1)

   11
10  16    9
   7  17
5  4  22  6
   21

≪各種データ≫
サウジアラビア日本
ボール支配率:
54%:46%
シュート数:
7:13
直接FK数:
21:7
間接FK数:
0:1
CK数:
2:5
GK数:
4:5
PK数:
0:0
オフサイド:
0:1

ヨルダン2−1シリア
≪得点者≫
ヨルダン:オウンゴール30、サイファ59
シリア:ゼノ15

アジアカップ・グループリーグ順位表
(第3戦2日目終了時)
…決勝トーナメント進出

グループA

1位 ウズベキスタン
勝点7 得6 失3
得失点差 +3
2勝1分け

2位 カタール
勝点6 得5 失2
得失点差 +3
2勝1敗


3位 中国
勝点4 得4 失4
得失点差 ±0
1勝1分け1敗

4位 クウェート
勝点0 得1 失7
得失点差 -6
3敗

グループB

1位 日本
勝点7 得8 失2
得失点差 +6
2勝1分け

2位 ヨルダン
勝点7 得4 失2
得失点差 +2
2勝1分け


3位 シリア
勝点3 得4 失5
得失点差 -1
1勝2敗

4位 サウジアラビア
勝点0 得1 失8
得失点差 -7
3敗

グループC

1位 オーストラリア
勝点4 得5 失1
得失点差 +4
1勝1分け

2位 韓国
勝点4 得3 失2
得失点差 +1
1勝1分け

2位 バーレーン
勝点3 得6 失4
得失点差 +2
1勝1敗

4位 インド
勝点0 得2 失9
得失点差 -7
2敗

グループD

1位 イラン
勝点6 得3 失1
得失点差 +2
2勝


2位 イラク
勝点3 得2 失2
得失点差 ±0
1勝1敗

3位 北朝鮮
勝点1 得0 失1
得失点差 -1
1分け1敗

4位 UAE
勝点1 得0 失1
得失点差 -1
1分け1敗

アジアカップ・決勝トーナメント日程

準々決勝:

21日(金)

日本時間22:25〜
日本代表vsカタール代表
(アル・ガラファ・スタジアム)

日本時間25:25〜
ウズベキスタンvsヨルダン
(カリファ・スタジアム)

 サッカーのアジアカップ第11日は17日、ドーハ(カタール)でグループリーグ・グループBの最終戦が行われ、2大会ぶり4度目の優勝を狙う日本は岡崎(清水)のハットトリックの活躍などでサウジアラビアに5−0で圧勝し、勝ち点7で同グループ1位での突破を決めた。ヨルダンと勝ち点で並んだが、得失点差で上回った。日本は21日午後4時25分(日本時間同10時25分)からの準々決勝で、グループA・2位の開催国カタールと対戦する。
 日本は左足首を痛めた本田圭(CSKAモスクワ)が先発を外れたが、序盤から主導権を握った。岡崎は前半8、13分に立て続けにゴールを奪うと、後半35分にも加点した。前田(磐田)も今大会初ゴールを含む2点を挙げ、守備陣は3戦目で初めて無失点で切り抜けた。
 もう1試合はヨルダンがシリアを2−1で下し、グループB・2位で通過。準々決勝ではグループA・1位のウズベキスタンと対戦する。

西川周作
「ゼロにこだわって今日の試合に入った。立ち上がりからみんな集中していたし、早い時間に先制点を取って、追加点を取ったことが今日の5−0につながったと思う。守備範囲を広く守ろうというテーマはできていたと思うし、攻撃では(前田)遼一さんを狙ってうまく蹴れたところもあった。チームとしてゼロで抑えることが最大の目標だったので、目標を達成できたことは凄い良かった。(今日の攻撃は)後ろから見ていても、リズムがあった。ゆっくり回すところではゆっくり回して、メリハリがあって有効だった」

内田篤人
「(サウジは)予想以上にモチベーションがなかった。ビックリするくらいだった。国際試合であそこまでモチベーションがないチームも珍しい。もう少し試合をするなら、それなりの気持ちで来てほしかった。サウジはオリンピックの時は強かったから。日本だったら予選敗退が決まっていても、日本人は真面目だからああいう風にはならないと思う。(イエローカードの累積は)頭の中にあったけど、時間も早かったし、出ちゃいました。次の次の試合にベストコンディションを持っていきたい。チームが勝つことを信じて。1試合少ない分、しっかり助走を取ってやりたい」

吉田麻也
「相手を抜きにしても、ゼロで抑えられたことは良かった。ちょっとケガ人や累積でいない選手が出ても、こうやって戦えた。サウジは最初の予想ではグループリーグで一番強い相手だと思っていたけど、実際にはそんなに強い相手ではなかった」

岡崎慎司
「狙い通りのゴールができた。最初は激しい試合になると思っていたので先制点が取れて良かった。元々、裏を取りやすいと聞いていた。裏を狙わないと相手を引かせることができないし、自分の特徴を出していこうと思っていた。前田さんは引き出してくれて、動きやすい。前田さんは足元で受けるのがうまいし、クロスにも強いから、自分は裏に入る。感覚的にやればうまくやれると思っていた。タイプ的に合う。あまり一緒にはやっていないけど試合は見ているし、前田さんの良さはだいだい分かる。前田さんのプレーは特別でいい選手。ああいう選手とやりたいと常に思っていた。これからもやれれば嬉しい。前田さんもゴールゲッターなのでお互い点を取らないといけない」

遠藤保仁
「(柏木)陽介には実質的に今日が代表のスタートなので、あまりミスを恐れず、(所属する)浦和のように自由に自信を持ってやれば、あとは僕らがサポートすると言った。出場停止やケガ人がこれから出てくる可能性はある。陽介、伊野波はいい仕事をしてくれたと思う。これから全員の力が必要になってくるので、若い選手は出番が来れば、伸び伸びやってもらいたい」

香川真司
「相手が1点取られて、完全にリズムを失った。前半で勝負が決まった。早く決められて良かった。ゴールを狙っていたが、なかなかリズムが変わらなかった時間があったり、こういう相手は難しい。周りとのプレー、コンディションは、チームとして結果をみんなが残しているし、チームとしての手応えはあると思うので、あとは個人的にやるべきことをやらないといけない。それを自分の中で整理して、決勝トーナメントに臨みたい」

柏木陽介
「スタメンは今日のミーティングの前に言われた。スタメン抜擢はメチャメチャ緊張したけど、試合に入ったら普通だったし、緊張していてもしょうがないので自分らしく思い切りいこうという気持ちでやった。特に自分どうこうよりも、チームが勝つために何をすべきかを考えて試合に臨んだのでちょっと気は楽だった。入る前からチームのためにやって、チームが勝てば自分の評価にもつながると思ってやっていた。香川との連携は久しぶりにやったけど、もっとあいつの近くでプレーしてあげれば特徴が生きるのかなと思った。ちょっと遠かったので申し訳ない気持ちはあるけど、オレも一生懸命だったので全部が全部はできなかった。今の目標は試合に出ることよりも残ること。チームでいつ出番が来てもいいように準備しておくことが自分の中では大事だと思っている。トップ下でのプレーは、受けるのが怖いことが多かった。後ろ向きで受けることが多いので、そこでトラップが大きくなったり、消極的なトラップが多かった。真司とかホンディ(本田圭)のうまさを身につけて、いい体の向きで受けられるようになりたい」

日本代表・ザッケローニ監督
「今日の結果には満足している。アジアカップの第一関門を突破したなと思っている。その突破の仕方も、1戦目よりも2戦目、2戦目よりも3戦目と成長していってくれたことが良かった。唯一不安に思っていたのがきちんとミスなくゲームに臨めるかだった。選手達は試合に臨んでくれて、先制点を取った後もしっかりと戦ってくれた。そのことでサウジの一縷の望みを断ち切ることができた。(準々決勝のカタール戦は)カタールは1試合目で負けながらも、それから立て直して非常に勢いのあるチームだと考えている。ただ、私はポジティブな人間だからあまり悪い方向には捉えていない。日本代表は良い状態にあるので、いい試合ができると思っている。日本代表は非常に若いチーム。今大会は南アフリカW杯を戦った力のあるベテランよりも、Jリーグで頑張っている若手にチャンスをあげようと思ったので、思い切って招集した。チームのリアクションに関しては非常にいい。プレー内容にも満足している。唯一課題を挙げるとすればパーソナリティー。まだまだ成長してほしいと思っている」

サウジアラビア代表・ジョハル監督
「今日は美しい試合をファンにプレゼントしようと思っていたが、我々本来のパフォーマンスを取り戻すことはできなかった。今大会で対戦したチームのような準備が我々にはできていなかった。どんな時でも、私は(前任監督が解任後に)代表チームを引き継いできたし、自分の仕事に対するあらゆるコメントも恐れることはない。サウジ代表は強いチーム。たとえ挫折することがあっても、いつも立ち直ってきた。今回の結果は残念だが、サウジ協会は今回の状況を克服し、将来に向けて必要なことを実行してくれるだろう」

日本代表22名
GK:
1.川島永嗣(リールセ)
21.西川周作(広島)
23.権田修一(FC東京)
DF:
3.岩政大樹(鹿島)
4.今野泰幸(FC東京)
20.永田充(浦和)
2.伊野波雅彦(鹿島)
12.森脇良太(広島)
5.長友佑都(チェゼーナ)
6.内田篤人(シャルケ)
22.吉田麻也(VVV)
MF:
7.遠藤保仁(G大阪)
17.長谷部誠(ボルフスブルク)
14.藤本淳吾(名古屋)
15.本田拓也(清水)
13.細貝萌(レバークーゼン)
18.本田圭佑(CSKAモスクワ)
16.柏木陽介(浦和)
10.香川真司(ドルトムント)
FW:
11.前田遼一(磐田)
19.李忠成(広島)
9.岡崎慎司(シュツットガルト)

【日本、収穫多い一戦】
 序盤で勝負を決した日本のゴールラッシュだった。先発起用された岡崎はハットトリックの活躍をみせ、前の2試合では見せ場が少なかった前田も2ゴール。前回大会準決勝で敗れた中東の強豪を圧倒し、ザッケローニ監督は「立ち上がりのゴールに満足せず、前半で試合を決めてくれた。非常に満足」と誇らしげだった。
 長谷部が「守備にルーズな面がある」と指摘していた通り、攻撃重視のサウジは苦戦したシリア、ヨルダンに比べ、最終ラインが心許ない。その弱点を見逃さず、24歳の岡崎が躍動する。前半8分、縦パスに鋭く反応し、GKをかわして先制点。13分には得意のダイビングヘッドで2点目。後半35分には左足で3点目を押し込んだ。
 「やってやろう、という気持ちだった。自信があった。チームに一体感が出てきている」。ハットトリックを決めた背番号「9」はこう胸を張った。
 前田は高さとタイミングの良さで、相手を完璧に崩してみせた。これまで結果を残せなかっただけに、「決められて良かった」と実感を込めた。相手は既にグループリーグ敗退が決まっており、モチベーションに大きな差があったとはいえ、難敵に5ゴールを浴びせた“インパクト”は少なくない。
 右太もも肉離れの松井が離脱し、本田圭も左足首捻挫でベンチスタートと台所事情は苦しいが、トップ下で先発した柏木ら控えメンバーが貴重な経験を積んだ。特に警告累積で準々決勝に出場できなくなった内田と交代でテストされた伊野波は、見事なアシストで起用に応えた。完全アウェーが予想される地元カタールとの大一番に向け、弾みを付ける1勝になった。

【好調岡崎がハットトリック】
 有言実行の活躍だった。「今調子がいいので、DFの裏を狙ってゴールを目指したい」。力強く話していた24歳の岡崎が代表で自身3度目のハットトリックを達成し、日本を8強へ導いた。
 前半8分、遠藤の縦パスに抜け出すと、飛び込んでくるGKを、フワリとボールを浮かせてかわして無人のゴールに先制点。13分には香川の左サイドからのクロスに走り込み、代名詞のダイビングヘッドで叩き込んだ。いずれもタイミング良く動き出し、パスの出し手との絶妙な呼吸が生んだゴールだった。締めくくりは後半35分、左足で3点目を蹴り込んだ。
 初戦のヨルダン戦、第2戦のシリア戦は途中出場で停滞気味だった攻撃を活性化させた。「足元で受ける選手が多い中で自分みたいにDFの裏に抜ける選手がいてもいい」。本田圭、松井の故障で回ってきた先発のピッチで、その特長をいかんなく発揮。所属する清水が元日の天皇杯決勝まで進み「コンディションを維持できている」と好調の要因を語る。
 岡崎の活躍に触発されるように、不振だった前田も2得点。既にグループリーグ敗退が決まり、精彩を欠くサウジアラビアを叩いた。準々決勝のカタール戦に弾みをつける勝利に「チームは一体感が出てきている」と笑顔になった。

【前田 ボレーとヘッドで2ゴール 】
 ゴールに飢えていた29歳のストライカーが、ついに鬱憤(うっぷん)を晴らした。前田が鮮やかな2点を決め、2年連続でJ1得点王に輝いた点取り屋の本領を発揮した。「1、2戦目で結構外していたので、決められて良かった」とホッとした表情を見せた。
 前半19分、長友の左クロスに合わせてゴール前に走り込み、右足のアウトサイドで絵になるボレーシュートを決めた。これが今大会初得点。後半6分にもゴール前へダッシュして伊野波の右クロスを力強く頭で合わせ、2点目を叩き込んだ。
 負傷で招集を見送られた森本(カターニャ)に代わり、エースFWとして期待される。今大会を代表定着への最後のチャンスと位置付ける背番号11は「もっと質の高いプレーをして、もっとチームに貢献したい」とさらなる活躍を誓った。

【柏木「納得できない」】
 代表では2試合目の出場となった23歳の柏木は過去2戦で本田圭が務めたトップ下で精力的に動き回ったが「あまり納得できない」と自己採点は辛めだった。
 今大会のメンバーは内田、香川ら海外で活躍する若手が多く「いい刺激になる」と練習に没頭してきた。本田圭と松井の負傷で回ってきたチャンスは、序盤から一方的な展開となったこともあり「プレッシャーのある中でできないと駄目」と浮かれたところはなかった。

【西川が初の無失点に貢献】
 GK川島の出場停止で先発出場した西川は安定したプレーで日本の今大会初の無失点に貢献した。「点を取られていたら後味も悪かったし、無失点で終われて良かった」とうなずいた。
 試合途中からカタールには珍しく雨が強まったが、相手のミドルシュートをガッチリとキャッチするなど危なげなかった。「雨は気になったが、いい判断ができたと思う」と納得顔だった。

【内田がカタール戦出場停止】
 内田がシリア戦に続いてイエローカードを受け、21日の準々決勝のカタール戦は警告累積のために出場停止。グループリーグ3試合とも先発した主力の右サイドバックの不在を余儀なくされることになった。
 ザッケローニ監督は後半から内田に代えて伊野波を起用し、次戦に備えた

【代表でハット3度以上は3人目】
 岡崎は2009年10月のトーゴ戦以来、代表で自身3度目のハットトリックを達成した。
 代表戦の1試合3点以上を挙げたのは釜本邦茂の8度が最多。三浦知良(横浜FC)も3度達成しており、3度は岡崎が3人目となる。

≪超サカ採点表≫
サウジアラビア代表
GK:
1.ワリード 4.5
5失点は評価できず
DF:
2.シュハイル 5.0
攻撃参加は良かったが、長友に手こずりアシストを許す
3.ハウサィ 4.5
DFラインを立て直すことができず
5.オサマ 4.5
前田に仕事をさせてしまった
7.カミル 4.5
岡崎を捕まえ切れず
MF:
15.アブドー 4.0
前半途中で負傷交代
(28分8.マナフ 5.0)
左サイドに入り、反撃を試みた
17.タイシル 5.5
ミドルシュートを狙うなど、気を吐いた
6.アフメド 5.0
先発抜擢に応えれず
10.アルシャルフーブ 5.5
左サイド、右サイド、トップ下とポジション変化に対応
FW:
20.ヤセル 5.0
危険な存在ではあったが、消えている時間が長かった
9.ナイフ 5.5
ボールに絡もうとしていたが、前半終了時に無念の交代
(後半開始13.モタズ 5.0)
流れを変えるには至らず
監督:
ジョハル 4.5
状況を好転させる策はなかった
日本代表
GK:
21.西川周作 6.0
クロスに対する対応やFKのセーブなど堂々としたプレーぶり
DF:
6.内田篤人 5.5
ここ2試合より印象が薄かった。次戦は痛恨の出場停止
(後半開始2.伊野波雅彦 6.0)
慣れない右サイドバックでアシストを記録
22.吉田麻也 6.0
相手FWに危なげなく対応して無失点に貢献
(63分3.岩政大樹 5.5)
終了間際には高さを生かしてゴールを狙う場面も
4.今野泰幸 5.5
ヤセルに仕事をさせず
5.長友佑都 6.0
アシストを記録。前半の出来は素晴らしかった
MF:
9.岡崎慎司 8.0
3得点でハットトリック達成
17.長谷部誠 5.5
前半のボレーは決めたかった
7.遠藤保仁 6.0
貴重な先制点をアシスト
(82分15.本田拓也 --)
10.香川真司 5.5
アシストを記録。これを復調のきっかけにしたい
16.柏木陽介 5.5
3点目の起点となり、終盤にはシュートを放ちアピール
FW:
11.前田遼一 6.5
2ゴールを奪ったことを転機にしたい
監督:
ザッケローニ 7.0
岡崎の起用が当たり、後半は準々決勝を見据えて上手く試合を活用した


調整開始
 サッカーのアジアカップで、グループリーグをグループB・1位で突破した日本は21日午後4時25分(日本時間同10時25分)からドーハ(カタール)での準々決勝でグループA・2位の開催国カタールと対戦する。日本は本日18日、4強入りへ向けて調整を開始した。
 17日のサウジアラビア戦は5−0と完勝。この試合を左足首捻挫で欠場した本田圭(CSKAモスクワ)は、練習で控え組に入り、ボールを手で回すゲームで走り回って回復の兆しを見せた。サウジ戦の先発組はランニングで汗を流した。
 日本はカタールと過去の対戦で1勝4分け2敗と相性が良くない。最近では2009年6月にワールドカップ(W杯)南アフリカ大会アジア最終予選で1−1で引き分けた。

【長谷部主将が27歳の誕生日】
 快勝したサウジアラビア戦から一夜明けた本日18日、長谷部誠主将が27歳の誕生日を迎えた。「朝食の際に皆におめでとうと言われた」と照れ笑い。チームは3戦目で圧勝して8強入りを決め、「たくさんの選手が試合に出て経験を積めているし、チーム一丸、総力戦で戦えている」と手応えを得ている。「苦しい戦いになると思うが、頭をサッカーに集中させ、冷静に戦うことが大事」と地元カタールとの準々決勝を見据えた。

【さすがのザック采配】
 アジアカップで17日、日本はグループリーグ・グループB最終戦のサウジアラビア戦に5−0で完勝し、8強入りを決めた。早々と大勢が決した試合で、ザッケローニ監督は巧みな用兵で代表経験の少ない選手のテストの場に切り替え、準々決勝へ大きな収穫を得た。
 指揮官は右サイドバックの内田(シャルケ)が前半に今大会2度目の警告を受けて次戦の出場停止が決まると、後半開始から伊野波(鹿島)を起用した。3点リードの状況で出た伊野波は「出るからには少しでもアピールしようと思った」と言うように、鮮やかな右クロスで4点目をアシスト。カタール戦に向けた“試運転”を済ませた。
 後半途中に、シリア戦で警告を受けたセンターバックの吉田(VVV)に代えて岩政(鹿島)を入れ、本田拓(清水)も投入した。主力選手に警告がかさむことを避けながら、新戦力のプレーを見極めた。
 本田圭(CSKAモスクワ)、松井(グルノーブル)を負傷で欠いた攻撃陣は先発に代表2試合目の柏木(浦和)を抜擢。香川(ドルトムント)、岡崎(清水)と試した2列目の組み合わせで新たな可能性を引き出した。
 「故障者、出場停止の選手はこれからも出てくる。そういう意味で(柏木)陽介、伊野波がいい仕事をした。全員の力が必要になってくる」と遠藤(G大阪)は言う。より厳しい戦いが待ち受ける今後へ、チームの底上げができたことは心強い。

日本代表22名
GK:
1.川島永嗣(リールセ)
21.西川周作(広島)
23.権田修一(FC東京)
DF:
3.岩政大樹(鹿島)
4.今野泰幸(FC東京)
20.永田充(浦和)
2.伊野波雅彦(鹿島)
12.森脇良太(広島)
5.長友佑都(チェゼーナ)
6.内田篤人(シャルケ)
22.吉田麻也(VVV)
MF:
7.遠藤保仁(G大阪)
17.長谷部誠(ボルフスブルク)
14.藤本淳吾(名古屋)
15.本田拓也(清水)
13.細貝萌(レバークーゼン)
18.本田圭佑(CSKAモスクワ)
16.柏木陽介(浦和)
10.香川真司(ドルトムント)
FW:
11.前田遼一(磐田)
19.李忠成(広島)
9.岡崎慎司(シュツットガルト)


帰国
 日本サッカー協会は17日、アジアカップ日本代表のMF松井大輔(29)=グルノーブルが右太もも肉離れの治療を優先させるためチームを離れ、帰国すると発表した。
 松井は2試合に先発したが、13日のシリアとの第2戦で負傷し、この日のサウジアラビア戦のメンバーから外れた。18日に日本に到着し、リハビリを行う。
 規定上、追加招集はできないため、日本は今大会の残りを22選手で戦う。


高視聴率
 テレビ朝日系列で17日夜に生中継したサッカーのアジアカップ・グループリーグ・グループB最終戦の、日本代表vsサウジアラビア代表戦の関東地区平均視聴率が23.4%と、高視聴率を記録したことが明らかになった。ビデオリサーチが本日18日、発表した。関西地区では22.8%だった。
 瞬間最高視聴率は関東が27.9%。関西が27.1%。いずれも前半が終了する時間帯だった。
 この試合はNHKのBS−1でも生中継された。


発表
J1第1節(開幕戦)日程

3月5日()
vs清水
(柏)
川崎vs山形
(等々力)
甲府vs磐田
(中銀スタ)
名古屋vs横浜M
(豊田ス)
G大阪vsC大阪
(万博)
広島vs仙台
(広島ビ)
福岡vs新潟
(レベスタ)
3月6日()
鹿島vs大宮
(カシマ)
神戸vs浦和
(ホームズ)

J1第2節日程

3月12日()
仙台vs名古屋
(ユアスタ)
浦和vsG大阪
(埼玉)
新潟vs山形
(東北電ス)
清水vs鹿島
(アウスタ)
C大阪vs
(金鳥スタ)
福岡vs甲府
(レベスタ)
3月13日()
大宮vs広島
(NACK)
横浜Mvs川崎
(日産ス)
磐田vs神戸
(ヤマハ)

J2第1節(開幕戦)日程

3月5日()
水戸vs京都
(Ksスタ)
FC東京vs鳥栖
(味スタ)
愛媛vs札幌
(ニンスタ)
3月6日()
栃木vs草津
(栃木グ)
横浜FCvs富山
(ニッパ球)
湘南vs岡山
(平塚)
岐阜vs大分
(長良川)
徳島vs鳥取
(鳴門大塚)
北九州vs千葉
(本城)
熊本vs東京V
(熊本)

J2第2節日程

3月12日()
草津vs愛媛
(正田スタ)
富山vs徳島
(富山)
岡山vsFC東京
(カンスタ)
鳥栖vs栃木
(ベアスタ)
3月13日()
札幌vs北九州
(札幌ド)
千葉vs湘南
(フクアリ)
東京Vvs水戸
(味スタ)
京都vs熊本
(西京極)
鳥取vs岐阜
(とりスタ)
大分vs横浜FC
(大銀ド)

 Jリーグは本日18日、1部(J1)と2部(J2)各クラブのホーム開幕戦のカードを発表し、昨季J1王者の名古屋は3月5日にホームで横浜Mと対戦することになった。降雪地の山形だけは第1〜2節をアウェーで行い、第3節の同19日に浦和を本拠地に迎える。
 このほかJ1の第1節では、同5日に昨季2位のG大阪と3位のC大阪による「大阪ダービー」を実施。昇格組の柏は清水と、甲府は磐田と、福岡は新潟とそれぞれホームで顔を合わせる。天皇杯全日本選手権を制した鹿島は同6日に大宮をホームに迎える。
 J1は18チーム、J2は1チーム増えて20チームとなり、ともに12月3日の最終節までホームアンドアウェー方式の2回戦総当たりで争う。残りの対戦カードは2月2日に発表される。


新体制発表
 J1のアルビレックス新潟は本日18日、新潟市の東北電力ビッグスワンスタジアムで今季の新体制を発表し、就任1年目の昨季は9位にとどまった黒崎監督はアジアチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得を今季の目標に掲げ、「常に攻撃的に戦う。昨季は(J1最多の)13試合あった引き分けを勝利につなげたい」と上位浮上を誓った。
 昨季16得点と引っ張ったMFマルシオ・リシャルデスがJ1浦和に引き抜かれたが、新加入したブラジル人FWブルーノ・ロペスは「自分の持ち味であるスピードとゴールへの嗅覚を発揮し、活躍する」と自信を示した。チームスローガンは「アグレッシブ・アンド・スピード」に決まった。
 新加入はJ2大分から移籍したMF菊地直哉ら8選手。6季ぶりの復帰となる菊地は「攻撃的な守備など自分の特徴を出してチームに貢献したい」と話した。


新体制発表
 J1の大宮アルディージャは本日18日、さいたま市内のNACK5スタジアム大宮で今季の新体制を発表し、昨季途中から指揮を執る鈴木監督は「他チームの主力の選手を補強できた。志は高く持って、質を高めていきたい」と抱負を述べた。昨季は勝ち点42の12位に終わったが、今季は勝ち点50を目標に設定した。
 J2大分から加入したU-22(22歳以下)日本代表のMF東は「僕が入って順位が上がったと思われたい」と決意を口にした。
 昨季、主催試合の観客数水増しの不祥事が発覚したため、外部有識者委員も起用した特別倫理委員会をクラブ内に設置した。

【大宮、特別倫理委を設置】
 昨年、入場者数を不正に水増し発表していたことが発覚し、Jリーグからけん責処分と制裁金を科されたJ1大宮は本日18日、コンプライアンス(法令順守)強化のため、「特別倫理委員会」を設置すると発表した。
 特別委には鈴木茂社長や岡本武行ゼネラルマネジャー(GM)らのほか、社外委員として弁護士も参加する。4半期ごとに委員会を開催。2月中に初会合を開き、事案発生時にはその都度集まる。法令順守の状況を検証するとともに、選手やスタッフに向けた研修などを行っていく。

【闘病中の塚本と契約更新】
 J1大宮は本日18日、DF塚本泰史(25)との契約を更新したと発表した。塚本は昨年2月に右大腿骨の骨肉腫を患ったことを公表。3月には骨腫瘍を切除し、人工関節に換える手術を受けた。大宮によると、Jリーグへの選手登録は患部の回復次第になるという。
 塚本はクラブを通じて「1日でも早くスタジアムのピッチの上で皆様の前でプレー出来るように1日1日を大事に努力していきますので、今後とも声援よろしくお願いいたします」とコメントした。


融資承認
 Jリーグは本日18日の理事会で、経営難の2部(J2)水戸ホーリーホックに対し、公式試合安定開催基金から3000万円を融資することを承認した。融資期間は31日から10月31日まで。Jリーグの大東和美チェアマンは「入場者数も予算規模も昨年以上に大きくなるよう、努力されることを強く期待する」と話した。
 水戸はスポンサー撤退などで収入が減り、昨年4月にJリーグのスポーツ振興投票対象試合安定開催特別会計から3千万円を借りた。しかし、期限の今月末までに返済不可能の状況となったため、公式試合安定開催基金へ振り替えを申請した。


提訴
 J1に復帰したヴァンフォーレ甲府のチームエンブレムとロゴを巡り、商標権の名義人となっている前身クラブの元監督(74)が本日18日、チームの運営会社「ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブ」が使用するのは違法だとして、差し止めを求め東京地裁に提訴した。
 訴状などによると、男性はヴァンフォーレ甲府の前身「甲府サッカークラブ」の監督や代表者を務め、1997年に2億4800万円でクラブ営業権を運営会社に譲渡する契約を結んだ。
 運営会社がその後、経営不振を理由に営業権の譲渡代金を支払わず、無断でエンブレムなどの商標権を男性名義で取得してユニホームやチラシなどに使用してきた、としている。
 男性は「チームのために私費を投じて尽くしてきたのに、運営会社の対応には誠意が感じられない」と主張している。
 運営会社は「営業権を巡る契約を交わしたことはなく、男性には商標権の使用料を毎月支払っており、クラブ側は使用する権利がある。市民の皆さんに応援してもらっている中で、このような訴訟になり非常に残念」とコメントした。


ベンチ外
スペインリーガエスパニョーラ第19節結果

アトレティコ・マドリード3−0マジョルカ
≪得点者≫
A・マドリード:バレラ12、フォルラン33、レジェス90+1

スペインリーガエスパニョーラは17日、第19節の残り1試合が行われ、MF家長昭博の所属する8位マジョルカは、敵地で6位アトレティコ・マドリードに0−3で完敗した。家長は遠征に帯同したが、ベンチ入りしなかった。マジョルカはEU域外の選手枠が既に埋まっており、MFカストロを期限付き移籍させて家長を選手登録する方向。
 アグエロをケガで欠く状況で臨んだアトレティコは、前半12分にCKからバレラのヘッドで幸先良く先制すると、33分には、昨年11月以来リーグ戦でのゴールから遠ざかっていたフォルランが、GKとの1対1を制してリードを2点に広げる。
 しかし、後半に入るとアトレティコのロペスがエリア内でファウルを犯し、マジョルカがPKを獲得。さらにこのファウルに対してレッドカードが提示され、ロペスは退場となる。しかし、GKデヘアがウェボのPKをセーブしてこの窮地を救うと、後半ロスタイムにはレジェスが試合を決める3点目を奪い、アトレティコがリーグ戦3試合ぶりの勝利を飾った。


移籍
 J1の横浜F・マリノスから戦力外通告を受けた元日本代表FW坂田大輔(28)が、ギリシャ1部リーグ8位のアリス・サロニカFCに移籍することが17日、明らかになった。坂田は1年半契約の正式オファーを受けており、この日、成田空港から現地に向け緊急出発した。2003年ワールドユース選手権で得点王となった“スピードスター”が、欧州で輝きを取り戻す。
 J1の甲府、J2の東京Vなどが獲得争奪戦を繰り広げていた坂田はこの日の午後、イタリア経由でギリシャに出発。この日までに正式オファーを受けていたギリシャ1部古豪のアリス・サロニカとの移籍手続きを完了させるためだった。
 「マリノスから出たことがなかった自分の移籍先がまさかギリシャになるとは思わなかった。とにかく先発の座を勝ち取りたい」。成田空港で意気込んだ坂田は、アリスから電撃オファーを受けた。
 昨季はリーグ20試合1得点と不発に終わり、育成年代から一筋だった横浜Mから戦力外を言い渡された。しかし、2006年8月のオシム・ジャパン発足時に招集されてトリニダード・トバゴ戦に出場し、2003年ワールドユースで得点王に輝いた実績十分のスピードスターをアリスが高く評価。延長オプション付きの1年半契約と推定年俸30万ユーロ(約3000万円)を提示した。
 18日のメディカルチェックやビザ取得手続きに問題がなければ、今月30日に行われるギリシャ第2の都市テッサロニキを本拠地とするPAOKとのダービー戦でリーグデビューする予定。さらに欧州リーグで2月15日にオイルマネーを背景に世界的強豪に急成長したマンチェスター・シティー戦が控えており、「テンションが上がる」と早くも闘志を燃やした。
 かつてバレンシア(スペイン)やインテル(イタリア)など名門を率いて2004年にマジョルカで現神戸FW大久保嘉人を指導したヘクトル・クーペル監督(55)は堅守と高速カウンターが身上。快足を武器とする坂田が世界的名将の下、完全復活を目指す。

坂田大輔
 1983年1月16日、横浜市生まれ。28歳。2001年に横浜Mユースからトップチームに昇格後、10年間横浜Mに所属。2003、2004年のリーグ2連覇に貢献したが、昨季は20試合1得点にとどまり契約を打ち切られた。2003年ワールドユース選手権得点王。2007年Jリーグフェアプレー個人賞受賞。日本代表1試合出場。愛称はサカティ。

アリス・サロニカFC
 1917年創立。昨季は4位で、今季はギリシャ1部8位。リーグ戦3度の優勝を誇る古豪で、アルゼンチン人の名将ヘクトル・クーペル氏が指揮を執り、ギリシャ代表GKミカリス・シファキスらが所属。ギリシャ北東部のテッサロニキにあるホームのカレンシス・ビケリディス競技場は2万2800人収容


練習参加
 サッカーのイングランドプレミアリーグ、アーセナルと契約した愛知・中京大中京高3年のFW宮市亮(18)が17日、期限付き移籍先として有力なオランダエールディビジのフェイエノールトでチームの練習に参加した。
 宮市は1週間程度練習に加わった後、トップチームか19歳以下(U-19)チームに登録される見込み。期限付き移籍は正式に発表されていないが、フェイエノールトの広報担当によると、少なくとも今季終了までは在籍する予定。
 宮市はA代表での出場歴がないため英国でのプレーに必要な労働許可が取れず、アーセナルのベンゲル監督が期限付き移籍を明言していた。
 元日本代表MFの小野伸二もプレーした名門で練習した宮市は「(小野を)超えられるように頑張りたい。早く馴染めるようにやっていきたい」とフェイエノールト入りに前向きだった。
 フェイエノールトのビーン監督は「才能があり、スピードもある。非常にいい選手」と評価した。


獲得
 イタリアセリエAのフィオレンティーナは17日、アトレティコ・パラナエンセ(ブラジル)からブラジル代表GKネト(21)を獲得したと発表した。ネト獲得は9日に明らかになっていたが、このたび正式に発表された。
 ネトは入団会見で「フィオレンティーナに加入できて嬉しい。ジュリオ・セーザル(インテル)と比較されるが、偉大なGKが相手であっても、僕はネトと呼ばれたい。ポジション争いは激しいが、欧州でプレーすることがブラジル代表への可能性を広げてくれる」と喜びをあらわにした。
 フィオレンティーナは、正GKの元フランス代表GKセバスティアン・フレイが、昨年11月2日の練習中にヒザの前十時じん帯を損傷。補強が急務となっていた。


超サカFLASH

契約延長
 J1のC大阪は17日、MF柿谷曜一朗(21)のJ2徳島への期限付き移籍の期間を来年1月1日までに延長したと発表した。2009年6月から徳島でプレーしている。

始動
 J1の横浜Mが17日、横浜市内の横浜・マリノスタウンで始動した。

退団
 J1新潟は17日、ブラジルのコリンチャンス・アラゴアノから期限付き移籍していたFWファグネル(20)が契約期間満了で退団すると発表した。また、JFLのツエーゲン金沢に期限付き移籍しているDFマイケル・ジェームズ(22)のレンタル移籍期間延長も発表した。期間は2012年1月31日まで。

契約更新
 J1福岡は本日、城後寿(24)、鈴木惇(21)の両MFと契約を更新したと発表した。

移籍
 J1水戸は本日、FW中山悟志(29)がJFLのV・ファーレン長崎に完全移籍すると発表した。

復帰
 J2大分は本日、J2のFC東京に期限付き移籍していたFW前田俊介(24)が期間満了に伴い復帰すると発表した。またMF姜成浩(23)との契約を更新した。

審判担当
 アジアサッカー連盟は17日、アジアカップ・グループリーグ・グループC最終戦のオーストラリアvsバーレーン戦(18日)の審判を西村雄一国際主審と、相楽亨、名木利幸両国際副審の3人が担当すると発表した。第4審判員は、13日のシリア戦で日本のGK川島永嗣(リールセ)を一発退場にしたイラン人審判が務める。

陽性なし
 アジアサッカー連盟(AFC)は17日、開催中のアジアカップでの64件のドーピング検査で陽性反応はなかったと発表した。

罰金処分
 サッカーのイングランド協会(FA)は17日、リバプールのオランダ代表FWライアン・バベルが短文投稿サイト「ツイッター」で審判員を批判したとして1万ポンド(約131万円)の罰金を科した。FAは「ツイッターは公的なものであり、コメントには責任を負わねばならない」との見解を示した。

契約更新
 スペインリーガエスパニョーラのセビージャは17日、スペイン代表MFヘスス・ナバス(25)との契約を2年延長して2015年までとしたと発表した。

代表引退
 スペインリーガエスパニョーラ、アトレティコ・マドリードのポルトガル代表MFティアゴ(29)が17日、代表を引退する意向をポルトガル協会に文書で申し入れたことを明らかにした。同選手は、2002年に代表デビューし、通算58試合に出場。ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の北朝鮮戦で2得点を挙げた。

立候補
 国際サッカー連盟(FIFA)は17日、2015年女子ワールドカップ(W杯)の開催地に、カナダとジンバブエが立候補したと発表した。2月11日に招致合意書と開催計画書の提出が締め切られ、3月のFIFA理事会で開催地が決まる。


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