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本日の超最新情報
日本代表がカタール戦に向けて最終調整!!2011.01.20.THU

INDEX

最終調整
アジアカップ準々決勝日程
21日(金)
日本時間22:25〜
日本代表vsカタール代表
(アルガラファ・スタジアム)
日本代表が明日21日のカタール戦に向けて最終調整!予想スタメンUP!

追放
カタール代表が練習を途中で放棄した主将のMFヤセル(27)を追放!

8強出揃う
アジアカップ・グループリーグ第3戦(最終戦)
グループD
イラク1−0北朝鮮
UAE0−3イラン
前回王者イラクが準々決勝進出を決め、8強が出揃う!北朝鮮とUAEは3試合無得点で敗退!

ベンチ
オランダエールディビジ第19節延期分
VVV1−2ユトレヒト
トゥヴェンテ5−0ヘラクレス
アヤックス2−0フェイエノールト
VVVのカレン・ロバートはベンチ入りもオランダデビューはお預け!2位トゥヴェンテはヤンコの4ゴールなどで5ゴール圧勝!

5連勝
イタリアセリエA第16節延期分
インテル3−2チェゼーナ
長友佑都はアジアカップ出場で欠場!インテルはレオナルド監督就任後、公式戦5連勝で4位浮上!

首位堅守
フランスリーグ1第18節延期分
リール3−0ナンシー
リールはジェルビーニョの2ゴールなどで完勝して首位堅守!

準々決勝進出
コパ・イタリア5回戦
ローマ2−1ラツィオ
サンプドリア2−2(PK5−4)ウディネーゼ
ローマはシンプリシオの決勝弾でローマダービーを制して準々決勝進出!

4回戦進出
FAカップ3回戦再試合
リーズ(2部)1−3アーセナル
アーセナルはファン・ペルシのゴールなどで快勝して4回戦進出!

29戦ぶり黒星
スペイン国王杯準々決勝第2戦
ベティス(2部)3−1(TOTAL3−6)バルセロナ
バルセロナは準決勝に進出するも、主力を温存して公式戦29試合ぶりの黒星!

連覇王手
フランスリーグカップ準決勝
オセール0−2マルセイユ
前回王者マルセイユが快勝し、2大会連続2度目の優勝に王手!

本日の超サカFLASH
G大阪がインテルナシオナル(ブラジル)からFWアドリアーノ(28)を獲得ほか


本文
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最終調整
アジアカップ準々決勝日程

21日(金)

日本時間22:25〜
日本代表vsカタール代表
(アルガラファ・スタジアム)
≪予想スタメン≫
日本代表
GK:
1.川島永嗣(リールセ)
DF:
2.伊野波雅彦(鹿島)
22.吉田麻也(VVV)
4.今野泰幸(FC東京)
5.長友佑都(チェゼーナ)
MF:
9.岡崎慎司(シュツットガルト)
17.長谷部誠(ボルフスブルク)(cap)
7.遠藤保仁(G大阪)
10.香川真司(ドルトムント)
18.本田圭佑(CSKAモスクワ)
FW:
11.前田遼一(磐田)

予想フォーメーション
(4-2-3-1)

   11
10   18   9
   7  17
5  4  22  2
    1

日本時間25:25〜
ウズベキスタンvsヨルダン
(カリファ・スタジアム)

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超最新TVスケジュール

 サッカーのアジアカップで、2大会ぶり4度目の優勝を狙う日本は明日21日午後4時25分(日本時間同10時25分)からドーハで開催国カタールとの準々決勝に臨む。本日20日はザッケローニ監督が記者会見し、「いい準備はできている。手応えを感じている」と自信を漂わせた。
 過去の対戦成績で、日本はカタールに1勝4分け2敗と負け越している。地元の大声援を受ける相手と戦う重圧も加わるが、同監督は「過去からは選手も変わるし、チームも変わる。重視していない」と自然体を強調。「アウェーでやる経験も我々の成長には必要になる」と平均年齢約25歳の若い選手達の奮起に期待をかけた。
 その後、チームは試合会場で冒頭の15分程度を公開して公式練習し、主将の長谷部(ボルフスブルク)ら選手達は爽やかな気候の中、パス回しなどで汗を流し、ミニゲームなどで最終調整した。
 最終調整後、主将のMF長谷部(ボルフスブルク)は「相手の研究はしている。どれだけ冷静にやれるかが大事」と表情を引き締め、アジア杯3大会連続出場のベテランMF遠藤(G大阪)も「会場の雰囲気にのまれないようにやりたい」と平常心で戦う大切さを強調した。
 国際サッカー連盟(FIFA)ランキングでは日本の29位に対し、カタールは105位。過去の対戦成績で日本は通算1勝4分け2敗とリードを許している。2007年の前回大会はグループリーグ初戦で対戦し、1−1で引き分けた。
 ウズベキスタン(グループA・1位)vsヨルダン(グループB・2位)も行われる。

【守備の寄せ&こぼれ球が鍵】
 カタールの攻撃パターンの1つが、ウルグアイ出身のセバスティアンのポストプレー。中盤を省略したロングボールが同選手に簡単に収まるようだと、前線で動き回るアハメドへの対処が難しくなる。運動量豊富にサイドから仕掛けてくるエルサイドの動きにも気を配りたい。
 日本はまずボールの出どころをしっかりと抑え、パスを通されても今野、吉田のセンターバック陣がきっちり体を寄せて、こぼれ球を拾いたい。
 カタールの守備は組織力が高くない上に、攻守のキーマンである右サイドバックのカソラが出場停止。遠藤らを中心に中盤でしっかりとパスをつないで揺さぶり、サウジアラビア戦のように岡崎が斜めの動きも織り交ぜて守備の裏を繰り返し突けば、得点機は広がる。日本が先制し、相手が攻撃的にくれば、さらに畳み掛ける隙は増えてくるはずだ。
 グループリーグ3試合では本来のプレーができなかった香川にも期待したい。故障から復帰する見込みの本田圭ともっと近い距離でプレーできる関係を築ければ、攻撃の厚みが増す。
 地元の大声援に押されるカタールは、試合開始直後から飛ばしてくるだろう。日本が最も注意を払わなければならないのがその時間帯。序盤の猛攻に冷静に対処し、まずは自分達のペースに持ち込みたい。

【カタール監督「日本はバルセロナ」】
 カタールは19日に主力選手の主将ヤセルの追放を発表した。メツ監督は公式記者会見で「チームにはモラルと調和が必要だ。集団の一員になれない選手なら一緒にいない方がいいとの判断だ」と説明した。日本については「華麗なプレーをする日本はアジアのバルセロナだ。パス回しが巧みでワールドカップ(W杯)より強くなっている。攻略法を何とか見つけたい」と話した。
 一方、日本のザッケローニ監督は「詳細を知らずにコメントするのは相手監督に失礼だ。態度の悪い選手を外した経験は私にもある」と慎重に話し、試合への影響についても意見を控えた。

【物議醸したマレーシア主審が笛】
 アジアサッカー連盟(AFC)は本日20日、アジアカップ準々決勝の日本vsカタール(21日)の主審をマレーシア人のサレハ氏が務めると発表した。
 2004年のアジア杯準々決勝で日本が大苦戦の末にヨルダンにPK勝ちした試合でも主審を務めた。この試合でサレハ主審は当時日本の主将だった宮本(神戸)の訴えを受けてPK戦の途中で、使用するゴールを逆のサイドに変更し物議を醸した。
 サレハ氏は昨年のワールドカップ(W杯)審判団にも入り、今大会は4試合目の担当になる。

【正GK争いにわかに熱】
 サッカー日本代表のGKの先発争いが、にわかに熱を帯びている。アジアカップグループリーグ第2戦のシリア戦途中に川島(リールス)が退場となり、それ以降、日本のゴール前を守った西川(広島)が安定感を感じさせるプレーを披露。準々決勝のカタール戦でザッケローニ監督がどちらを起用するかが1つの注目点だ。
 大舞台での経験には川島に一日の長がある。昨年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会直前に正GKの座を獲得。気迫溢れるプレーでチームの16強進出に貢献した。出場停止が明けるカタール戦では当然、ピッチに立つつもりで「自分の仕事はゴールを守ること」と気合いを入れた。
 日本の守護神には長年、ベテランの川口(磐田)と楢崎(名古屋)が君臨。1998年W杯フランス大会から2006年W杯ドイツ大会まで交互に正GKを務めた。2人の争いを間近で見てきた西川は「練習中からお互いがピリピリして、いい緊張感があった」と言う。今の川島、西川にもその相乗効果が期待される。
 川島に劣る点は、と問われた西川は「特にない。自分の理想のGKに近づくためにやっていきたい」と負けん気をのぞかせた。27歳の川島と24歳の西川。ドーハの地で激しくしのぎを削る。

【優勝なら1人400万円】
 日本代表はアジアカップの成績に応じて日本協会からボーナスが支給される。2004年のアジアカップ優勝時は、ベンチ入り22人全員に300万円ずつが支給された。2007年アジアカップは優勝で1人400万円だったが、4位に終わった。
 今大会も同程度が支給される。また、アジアカップでは1勝ごとに勝利給が30万円。ちなみにW杯で優勝なら1人3000万円以上、同16強で200万円。

【日本はグループリーグ最多得点】
 アジアサッカー連盟は20日、カタールで開催中のアジアカップのグループリーグ終了までのゴール数、観客動員数などを発表した。
 グループリーグ24試合の総ゴール数は64で1試合平均は約2.7点。最多得点はサウジアラビア戦で5ゴールを挙げた日本の8で、最少失点はオーストラリア、イランの1だった。得点ランクでは具滋哲=ク・ジャチョル(韓国)とラティフ(バーレーン)が4ゴールで並んでいる。
 24試合の観客動員数は約26万7000人で1試合平均では約1万1000人。入場券はグループリーグ分で約44万枚が売られたが、企業向けチケットなどが使用されなかったとみられ、実際の入場者数は販売数を大きく下回った。

日本代表22名
GK:
1.川島永嗣(リールセ)
21.西川周作(広島)
23.権田修一(FC東京)
DF:
3.岩政大樹(鹿島)
4.今野泰幸(FC東京)
20.永田充(浦和)
2.伊野波雅彦(鹿島)
12.森脇良太(広島)
5.長友佑都(チェゼーナ)
6.内田篤人(シャルケ)
22.吉田麻也(VVV)
MF:
7.遠藤保仁(G大阪)
17.長谷部誠(ボルフスブルク)
14.藤本淳吾(名古屋)
15.本田拓也(清水)
13.細貝萌(レバークーゼン)
18.本田圭佑(CSKAモスクワ)
16.柏木陽介(浦和)
10.香川真司(ドルトムント)
FW:
11.前田遼一(磐田)
19.李忠成(広島)
9.岡崎慎司(シュツットガルト)


追放
 明日21日に行われるサッカーのアジアカップ準々決勝で日本と対戦する開催国のカタールは19日、練習を途中で放棄したなどとして中心選手で主将のMFフセイン・ヤセル(27)を追放したと発表した。アジア連盟(AFC)公式ホームページが伝えた。
 カタールのチームマネジャーによるとヤセルはグループリーグ初戦のウズベキスタン戦で途中交代させられたことに不満を示し、その後2試合は先発から外された。
 カタールのメツ監督は「彼は火曜日(18日)の練習後にチームを離れた」と明かした。先発で起用されないことに不満を訴え、クビを宣告された。
 カタールはオイルマネーをつぎ込み、多数の選手を帰化させて多国籍軍を形成。ブラジル出身のMFファビオ・セサルや、スーダン出身のDFビラル・モハメド、ウルグアイ出身のFWセバスチャン・キンタナらが主力を務める。“寄せ集め”の弱点が出た形だ。
 一方、カタール協会は日本戦で、選手1人当たり200万カタールリヤル(約460万円)もの勝利給を与える得意の“オイルマネー作戦”を準備した。2022年W杯招致を実現したカタールは、アジアカップ優勝がノルマ。打倒・日本へと躍起になっている。
 「なぜ優勝できないと言える?夢を見る権利が我々にはある」と燃える指揮官。ただ、この内紛は日本の追い風になりそうだ。

【カタール、優勝ならプール付き豪邸】
 カタールは2022年W杯開催国に決定しており、今大会を是が非でも成功させたい。そのためにも、開催国として上位進出は絶対条件。優勝した場合にはボーナスとして、選手、スタッフにプール付きの豪邸や高級車などを贈るプランも浮上している。
 試合会場の変更要求が通るかどうかはともかく、国を挙げてのサポートを受けるカタールが、ザックジャパンの大きな脅威となりそうだ。


8強出揃う
アジアカップ・グループリーグ第3戦(最終戦)結果

グループD:

イラク1−0北朝鮮
≪得点者≫
イラク:ジャシム22

UAE0−3イラン
≪得点者≫
イラン:アフシン70、モハメド・ノリ83、オウンゴール90

アジアカップ・グループリーグ順位表
(全日程終了)
…決勝トーナメント進出

グループA

1位 ウズベキスタン
勝点7 得6 失3
得失点差 +3
2勝1分け

2位 カタール
勝点6 得5 失2
得失点差 +3
2勝1敗


3位 中国
勝点4 得4 失4
得失点差 ±0
1勝1分け1敗

4位 クウェート
勝点0 得1 失7
得失点差 -6
3敗

グループB

1位 日本
勝点7 得8 失2
得失点差 +6
2勝1分け

2位 ヨルダン
勝点7 得4 失2
得失点差 +2
2勝1分け


3位 シリア
勝点3 得4 失5
得失点差 -1
1勝2敗

4位 サウジアラビア
勝点0 得1 失8
得失点差 -7
3敗

グループC

1位 オーストラリア
勝点7 得6 失1
得失点差 +5
2勝1分け

2位 韓国
勝点7 得7 失3
得失点差 +4
2勝1分け


2位 バーレーン
勝点3 得6 失5
得失点差 +1
1勝2敗

4位 インド
勝点0 得3 失13
得失点差 -10
3敗

グループD

1位 イラン
勝点9 得6 失1
得失点差 +5
3勝

2位 イラク
勝点6 得3 失2
得失点差 +1
2勝1敗


3位 北朝鮮
勝点1 得0 失2
得失点差 -2
1分け2敗

4位 UAE
勝点1 得0 失4
得失点差 -4
1分け2敗

アジアカップ準々決勝日程

21日(金)

日本時間22:25〜
日本代表vsカタール代表
(アルガラファ)

日本時間25:25〜
ウズベキスタンvsヨルダン
(カリファ)

22日()

日本時間22:25〜
オーストラリアvsイラク
(アルサッド)

日本時間25:25〜
イランvs韓国
(QSC)

 サッカーのアジアカップ第13日は19日、ドーハ(カタール)でグループリーグ・グループDの最終戦の2試合が行われ、前回覇者のイラクが準々決勝進出を決め、8強が出揃った。準々決勝は21、22日に行われる。
 イラクは北朝鮮を1−0で下し、2勝1敗の勝ち点6で2位通過。既に首位突破を決めていたイランはアラブ首長国連邦(UAE)を3−0で退け、出場16チームで唯一の3戦全勝となった。昨年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に出場した北朝鮮は1分け2敗の勝ち点1で、得失点差の3位で敗退した。北朝鮮とUAEは3試合無得点で大会を終えた。
 イランはグループC・2位の韓国と、イラクは同1位のオーストラリアと対戦する。

【前回王者イラクが8強入り】
 スタンドに無数の国旗が舞う。カタール在留のイラク人の観客、そして国内外でプレーする代表選手達が一体感に包まれた。熱狂的な声援を浴びた前回王者イラクが前半の先制点を粘り強く守り抜き、勝利と準々決勝への切符をもぎ取った。
 引き分けでも8強進出を決められたが、立ち上がりから果敢に攻めた。前半22分、ムスタファのミドルシュートがGKに弾かれたこぼれ球を詰め寄ったジャシムが右足で蹴り込んだ。
 戦後復興へ歩を進めるイラクには国内リーグがある。だが施設の不備などでアジアチャンピオンズリーグへの出場資格を与えられないなど選手の待遇は悪い。当然、好選手は国外へ流出する。
 殊勲のジャシムはイランでプレーし、ムスタファや主将のユーニス、ナシャトらはカタールのクラブに所属する。代表チームでの試合は愛国心を示す貴重な場だ。中東での経験豊富なドイツ人のジドカ監督は「空回りしないよう落ち着かせるのがいつも大変だが、今日は指示通りに仕事をしてくれた。プロの集団になってきた」と感慨に浸った。

【北朝鮮「美女軍団」は不在】
 北朝鮮といえば、スポーツの国際大会で選手を応援する「美女軍団」が有名だが、どういうわけか、今回のアジアカップでの北朝鮮サポーターは、美女どころか女性の姿は1人もなく、スタンドを埋めたのは男ばかりだった。
 今回、北朝鮮が1得点もできずに終わったのは「美女軍団」不在の影響が大きかった?

【余裕のイランが3連勝】
 イランがグループリーグを3連勝で締めくくった。細かくパスをつないでゴールに迫る攻撃は鋭く後半25分の先制点、38分の2点目はサイドを起点に鮮やかに奪った。
 グループリーグ第2戦とは先発メンバーを大幅に入れ替え、5大会連続で準々決勝で顔を合わせる韓国戦への備えも万全。韓国代表で分析担当を務めたこともあるゴトビ監督は「準々決勝で彼らは(大会を)終えなきゃいけない」と自信たっぷりに話した。

【頭抱えるUAE指揮官】
 UAEは3試合で1点も奪えないまま敗退。グループリーグ突破のためには勝つしかないこの日は前半こそ攻め込んだが、ゴールは割れなかった。
 2002年ワールドカップ(W杯)でスロベニアを率いた経歴を持つカタネツ監督は「我々はもっとレベルアップしないといけない」と得点力不足を嘆いた。

【目立つ空席、チケット所持も来場せず】
 カタールで開催されているサッカーのアジアカップで、19日に終了したグループリーグの1試合平均観客数は約1万2000人と低調だった。大会組織委員会広報担当のルマイヒ氏は「入場券を持っていても、競技場に足を運ばないケースが多い」と困り顔だ。
 アジアサッカー連盟(AFC)によると、1試合平均観客数は、インドネシアなど4カ国が共催した2007年大会が2万2630人で、中国で開かれた2004年大会は3万1877人。今大会は、AFCに記録が残る1992年広島大会以降では2000年レバノン大会の約1万900人に次ぐ寂しさだ。
 ただ入場券の売れ行きは順調で、完売となった試合も少なくない。組織委によると、入場券保持者の約3割が競技場に現れなかったという。テレビに映し出される空席の多さに、入場券を入手できなかった地元ファンから不満の声が噴出した。
 招致に成功した2022年ワールドカップ(W杯)に向けた機運が盛り上がらないことも懸念される。ルマイヒ氏は「法人名義で大量に買い占めるケースが散見されたので、グループリーグ途中から1回10枚までに購入の上限を定めた。また特例で査証取得を容易にして、国外からの来場も促している」と話した。


ベンチ
オランダエールディビジ第19節延期分結果

VVV1−2ユトレヒト
≪得点者≫
VVV:レイマンス38
ユトレヒト:デムージュ37、イルディリム90

トゥヴェンテ5−0ヘラクレス
≪得点者≫
トゥヴェンテ:ヤンコ4、45+2、60、70、デ・ヨング39

アヤックス2−0フェイエノールト
≪得点者≫
アヤックス:アルデルバイレルト31、スレイマニ77=PK

AZ2−2NEC
≪得点者≫
AZ:スハールス30、ファルケンブルフ35
NEC:フレミンクス22、77

 オランダエールディビジは19日、寒波の影響で延期になっていた第19節延期分の4試合が行われ、17位VVVフェンロに移籍したFWカレン・ロバートは、ホームの10位ユトレヒト戦で初めてベンチ入りしたが出場機会はなかった。試合は1−2で敗れた。
 カレンは昨季限りでJ2熊本を退団。その後はVVVの練習に参加し、14日に入団が決定した。試合では後半から準備を開始したが、VVVが退場者を出したこともあって出番はなく、「まだ信頼されていないと感じた。早く試合に出て活躍したい。切り替えて、新たな気持ちで頑張る」と話した。
 4位アヤックスと13位フェイエノールトによる伝統の一戦「デ・クラシケル」は、アヤックスが2−0で快勝を収めた。2位トゥヴェンテはヤンコの4ゴールなどでヘラクレスに5−0で大勝し、首位PSVとの勝ち点差を1に縮めた。


5連勝
イタリアセリエA第16節延期分結果

インテル3−2チェゼーナ
≪得点者≫
インテル:エトー14、ディエゴ・ミリート15、キブ45+1
チェゼーナ:ボグダニ23、ジャッケリーニ29

 イタリアセリエAは19日、インテルのクラブワールドカップ(W杯)の出場で未消化だった第16節の残り1試合が行われ、インテルがホームでDF長友佑都の所属するチェゼーナを3−2で下した。インテルはレオナルド監督が就任してから公式戦5連勝となるリーグ戦4連勝。勝ち点を35に伸ばして4位に浮上し、消化が1試合多い首位ミランとの勝ち点差を6ポイントに縮めた。長友はアジアカップ出場で欠場。
 週末のボローニャ戦でも4−1と圧勝していたインテルは前半14分、ボローニャ戦で2得点を挙げたエトーが、ドリブル突破からディエゴ・ミリートとお手本のようなパス交換を見せ、最後は強烈なシュートを叩き込む。エトーの今季12得点目で均衡を破ると、さらにその1分後、エトーの絶妙なパスを受けたパンデフがミリートへアシスト。すぐにリードを2点に広げる。
 だが21分、インテルはミリートが負傷でピッチを去ると、チェゼーナに反撃を許す。ボックス内でボグダニに胸トラップからターンしながらのシュートを決められると、ヒメネスの浮き球パスに反応したジャッケリーニにボレーを沈められ、一気に2点差を追い付かれてしまった。
 だが、前半終了間際のロスタイム、インテルはマイコンの完璧なクロスから、キブのヘディングで再び勝ち越しに成功。後半に入ると、エトーのシュートがクロスバーを叩くなど、追加点こそ奪えなかったものの、ジャッケリーニが2枚目のイエローカードで退場となったこともあり、インテルがそのまま逃げ切った。
 レオナルド監督は試合後、「我々は素晴らしいスタートを切ったが、チェゼーナは称賛に値する。精神的に彼らの反撃に向けて準備できていなかった。それまで我々の守備陣にすることはなかったが、それからボロボロになってしまった」とコメント。2点を追い付かれた守備のまずさを反省した上で、「だが、後半のチームの巻き返しには満足。最終的には我々が勝利にふさわしかった」と、逃げ切ったことへの喜びを表している。
 なお、この試合でインテル主将DFハビエル・サネッティが520試合目のセリエA出場となり、ジュゼッペ・ベルゴミが持つインテルの最多出場記録を更新した。


首位堅守
フランスリーグ1第18節延期分結果

リール3−0ナンシー
≪得点者≫
リール:ジェルビーニョ47、61、アザール49

 フランスリーグ1は19日、第18節の延期分1試合が行われ、首位リールが13位ナンシーに3−0で完勝を収め、2位以下3チームとの勝ち点差を4に広げた。
 大混戦の今季リーグ1の中で最も強力な攻撃陣を擁し、前半戦を首位で折り返したリール。この日行われたナンシー戦でも好調ぶりを発揮し、0−0で迎えた後半2分にエースのジェルビーニョがネットを揺らして先制すると、その2分後にもアザールが追加点。16分にもジェルビーニョの今季10ゴール目となる得点でリードを広げ、ナンシーを寄せ付けなかった。
 この結果、勝ち点を38に伸ばしたリールは、勝ち点34で並ぶ2位以下の3チーム(パリ・サンジェルマン、レンヌ、リヨン)との勝ち点差を4に広げた。


準々決勝進出
コパ・イタリア5回戦結果

ローマ2−1ラツィオ
≪得点者≫
ローマ:ボッリエッロ53=PK、シンプリシオ77
ラツィオ:エルナネス57=PK

サンプドリア2−2(PK5−4)ウディネーゼ
≪得点者≫
サンプドリア:マケダ32、パッツィーニ108
ウディネーゼ:イスラ89、デニス92

 コパ・イタリア(イタリアカップ)は19日、5回戦の2試合が行われ、ローマvsラツィオのローマダービーは、ローマが2−1で勝利を収め、ベスト8進出を決めた。また、サンプドリアもPK戦の末にウディネーゼを下して、準々決勝に駒を進めた。
 宿敵ラツィオと準々決勝の切符を争うこととなったローマは、スコアレスで迎えた後半8分、リヒトシュタイナーのハンドでPKを獲得すると、これをボッリエッロが確実に沈めて先制点を奪う。しかし、ローマはその4分後にジュアンがサラテをエリア内で倒し、今度は逆にPKを献上。これをエルナネスに決められ、試合を振り出しに戻されてしまう。
 再び試合が動いたのは32分。ローマはメネズの突破から、最後はシンプリシオがネットを揺らして再び勝ち越しに成功。終盤にフロッカーリに危ない場面を作られるも、何とか逃げ切りライバル対決を制した。
 この日行われたもう1試合、サンプドリアvsウディネーゼの一戦は、前半にマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)からレンタルで加入したFWマケダのゴールでホームのサンプドリアが先制。しかし、このまま終了かと思われた後半ロスタイムにウディネーゼに同点に追い付かれ、延長戦にもつれ込む。延長戦では両チームが互いに1点ずつを奪い合い、勝負はPK戦へ突入。サンプドリアがこのPK戦を制し、ベスト8進出を決めた。
 コパ・イタリアは本日20日に5回戦の残り1試合が行われ、リーグ戦で首位を走るミランがバーリと対戦する。


4回戦進出
FAカップ3回戦再試合結果

リーズ(2部)1−3アーセナル
≪得点者≫
リーズ:B・ジョンソン37
アーセナル:ナスリ5、サニャ35、ファン・ペルシ76

 FA(イングランド協会)カップは19日、再試合となった3回戦の1試合が行われ、アーセナルがリーズ(2部)を3−1で下し、4回戦進出を決めた。
 アーセナルは8日にホームで行われた同カードでは、試合終了間際にセスク・ファブレガスのPKでなんとかドローに持ち込んだ。場所をリーズのホームに移したこの日の一戦では、開始からわずか5分にナスリがネットを揺らし、アーセナルが幸先良く先制。さらに、35分にもサニャが角度のない位置から強烈なシュートを決めてリードを広げたアーセナルは、その後1点を返されるものの、後半にもベントナーのピンポイントクロスにファン・ペルシが頭で合わせ、再試合となった一戦を3−1で制した。
 勝ち抜きを決めたアーセナルは、4回戦では3部のハダーズフィールドと対戦する。


29戦ぶり黒星
スペイン国王杯準々決勝第2戦結果

ベティス(2部)3−1(TOTAL3−6)バルセロナ
≪得点者≫
ベティス:ホルヘ・モリーナ2、7、アルス45
バルセロナ:メッシ38

デポルティボ2−3(TOTAL2−4)アルメリア

 スペイン国王杯は19日、準々決勝第2戦の2試合が行われ、バルセロナは敵地で2部のベティスに1−3と敗北を喫し、公式戦の無敗記録が「28」でストップした。しかし、ホームでの第1戦で5−0と圧勝していたバルサは、2戦合計6−3で準決勝進出を決めた。
 前週の第1戦で圧勝していたバルセロナのグアルディオラ監督は、ビジャやブスケッツ、ペドロといった主力を温存。それでも、疲労がうかがえるバルサは、開始7分間でモリーナに2得点を許してしまう。
 36分にお得意の突破からメッシが1点を返したバルサだが、前半終了間際にはアルスに決められ再び2点差とされてしまう。さらに後半、メッシがPKをクロスバーの上へと外してしまい、そのまま敗北を喫した。この敗戦によりバルセロナが4ヶ月間続けていた公式戦の連続無敗が途絶え、記録は28試合でストップしている。
 スペイン国王杯準々決勝ではすでにセビージャがベスト4進出を決めており、残る一枠を争うレアルとアトレティコのマドリード勢は、本日20日に対戦。前週の第2戦では、レアルがホームで3−1と快勝している。


連覇王手
フランスリーグカップ準決勝結果

オセール0−2マルセイユ
≪得点者≫
マルセイユ:ブランドン45、ジニャク68

 フランスリーグカップは19日、準決勝の残り1試合が行われ、前回王者マルセイユがオセールを2−0で下し、2連覇に王手をかけた。
 昨シーズン同大会での初優勝を飾り、今季は連覇を狙うマルセイユ。この日の準決勝は、前半にオセールを力で圧倒すると、0−0で迎えたロスタイムにタイウォのクロスからブランドンがネットを揺らして先制点を奪い、前半をリードして折り返す。
 後半に入ってオセールにやや盛り返されたマルセイユだったが、再びペースを握り返すと、23分には今季トゥールーズからマルセイユに加入して以来、ゴール欠乏症に陥っていたジニャクが追加点。4月23日に「スタッド・ドゥ・フランス」にて行われるモンペリエとの決勝に駒を進めた。


超サカFLASH

獲得
 J1のG大阪は本日、ブラジルのインテルナシオナルからFWアドリアーノ(28)が完全移籍で加入すると発表した。昨季はC大阪に期限付き移籍しており、J1リーグ27試合出場で14得点を挙げた。

任命
 J1清水の元日本代表FW高原直泰が本日、血栓予防啓発サポーターに任命された。日本ナットウキナーゼ協会が都内で会見。気温が低く血栓症(脳梗塞など)による死亡数が最も多い1月の20日(ツマルの語呂合わせ)から、2月19日を血栓予防月間に制定した。高原は2002年、2004年の2度、エコノミー症候群として知られる深部静脈血栓症を発症。2002年日韓W杯と2004年アテネ五輪を棒に振ったが、生活習慣を見直すなどして第一線に復帰した。予防啓発の一翼を担うことになり「健康が一番大事。自分の体をいたわるような生活を送ってほしい」とメッセージを送った。

再来日
 昨年11月30日、12月3日に人工股関節置換術の手術を受けた広島のペトロビッチ監督が19日、再来日した。

契約更新
 J1の横浜Mは本日、GK榎本哲也、MF狩野健太、MF長谷川アーリアジャスール、FWバスティアニーニと今季の契約を更新したと発表した。

獲得
 J1山形は本日、ルーマニアのクルージから、ブラジル人DFウーゴ(31)が完全移籍で加入すると発表した。これまでルーマニアのほか、ポルトガルなどでプレーした。

契約更新
 J1福岡は本日、篠田善之監督(39)の続投を発表した。篠田監督は2008年7月、コーチから昇格。昨季、チームをJ1に導いた。また、J1の横浜MからMF清水範久(34)を獲得したことも発表した。

現役引退
 J2大分は本日、MF梅田高志(34)が現役を引退すると発表した。

獲得
 イタリアセリエAのウディネーゼは19日、ヘルシンボリ(スウェーデン)からスウェーデン代表DFジョエル・エクストランド(21)を獲得したと発表した。契約期間は2015年6月末までの4年半。

準々決勝進出
DFBカップ3回戦延期分結果

キッカーズ(3部)0−2ニュルンベルク
≪得点者≫
ニュルンベルク:ヘゲラー20、シモンス66

コブレンツ(3部)1−4カイザースラウテルン
≪得点者≫
コブレンツ:クラーゼン17
カイザースラウテルン:ラキッチ54、58、65、ネメツ64

 DFB(ドイツ連盟)カップは19日、悪天候のため延期されていた3回戦の延期分2試合が行われ、カイザースラウテルンはラキッチのハットトリックの活躍などでコブレンツ(3部)に4−1で大勝して準々決勝進出を決めた。また、ニュルンベルクもキッカーズ・オッフェンバッハ(3部)を2−0で下し、順当にベスト8に駒を進めた。準々決勝は25日から26日にかけて行われ、ニュルンベルクは25日にDF内田篤人が所属するシャルケと対戦。カイザースラウテルンは26日にデュイスブルク(2部)と顔を合わせる。

就任
 かつてイングランドプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドで活躍した元フランス代表FWエリック・カントナ氏(44)が、ニューヨーク・コスモス(アメリカ)のディレクターに就任したことが19日、明らかになった。かつて、元ブラジル代表FWのペレ氏、元ドイツ代表MFのフランツ・ベッケンバウアー氏といった伝説的選手を擁し、現在は消滅したNASL(北米サッカーリーグ)の強豪だったNYコスモス。1985年に消滅した同クラブは、昨年8月から以前トッテナム(イングランド)の副会長を務めていたポール・ケムズリー会長の下で再生を目指している。


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