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本日の超最新情報
日本代表DF長友佑都が途中出場でインテルデビュー!!2011.02.07.MON

INDEX

MVP
全国のサッカー担当記者の投票による2010年度のフットボーラー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手)に、CSKAモスクワの日本代表のMF本田圭佑(24)が初選出!

vsクウェート
U-22日本代表が中止となったサウジアラビア戦に代わり、9日にクウェートで同国代表と強化試合を実施!

デビュー
イタリアセリエA第24節
インテル5−3ローマ
ボローニャ1−0カターニャ
ジェノア1−1ミラン
長友佑都は後半30分から出場してインテル・デビューを果たし、攻撃で実力アピール!森本貴幸は後半39分から出場!3位インテルは3連勝で首位ミランと勝ち点5差!

及第点
6日のローマ戦でインテルでのデビューを果たした日本代表DF長友佑都について、イタリア各紙は及第点の採点!

デビュー
オランダエールディビジ第22節
フィテッセ1−1フェイエノールト
ユトレヒト1−1トゥヴェンテ
フェイエノールトにレンタル移籍した宮市亮はフル出場してオランダデビュー!安田理大も3試合連続のフル出場!

ベンチ外
ドイツブンデスリーガ第21節
フライブルク0−0フランクフルト
矢野貴章はベンチ入りせず!6位フランクフルトは4戦連続の無得点!

6位浮上
イングランドプレミアリーグ第26節
チェルシー0−1リバプール
リバプールは4試合連続の完封勝利で6位浮上!リバプールから移籍したチェルシーFWトーレスは不発!

大勝
スペインリーガエスパニョーラ第22節
レアル・マドリード4−1レアル・ソシエダ
バレンシア2−0エルクレス
セビージャ0−0マラガ
2位レアルはクリスティアーノ・ロナウドの2ゴールなどで大勝し、首位バルセロナとの勝ち点7差をキープ!

勝ち点5差
フランスリーグ1第22節
リヨン0−0ボルドー
オセール1−1リール
首位リールは追い付かれてドローも、2位パリSGとの勝ち点差を5に広げる!

チーム合流
シュツットガルトに移籍した日本代表FW岡崎慎司(24)がチーム練習に合流!

退院
アジアカップで右第5中足骨を骨折し、手術を受けていたドルトムントの日本代表MF香川真司(21)が退院!

発表
9日のドイツ戦のイタリア代表メンバー23名発表!ブラジル生まれのインテルMFモッタ(28)が初選出!

本日の超サカFLASH
清水の新主将が元日本代表MF小野伸二に決定ほか


本文
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MVP
 全国のサッカー担当記者の投票による2010年度のフットボーラー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手)に、日本代表のMF本田圭佑(CSKAモスクワ)が初選出された。東京運動記者クラブのサッカー分科会が本日7日、発表した。
 24歳の本田は昨夏のワールドカップ(W杯)で2得点するなど日本の16強入りの原動力となり、1月のアジアカップ優勝にも貢献。有効投票202票のうち、75票を集めた。
 2位は主将として名古屋をJリーグ初制覇に導いたGK楢崎正剛で33票。3位はドイツブンデスリーガのドルトムントで活躍するMF香川真司と、W杯で日本の守備を支えたDF田中マルクス闘莉王(名古屋)が22票で並んだ。
 1961年に創設されたこの賞はプロ、学生、女子などを問わず、シーズンを通して最も活躍した選手を表彰するもので、今回が50回目。


vsクウェート
 日本サッカー協会は本日7日、中止となったU-22(22歳以下)日本代表のサウジアラビア戦に代わり、9日にクウェートで同国代表と強化試合を行うと発表した。日本協会によると相手は、フル代表だが普段は先発しない選手が主体になる。
 サウジ戦は同国サッカー協会の混乱のため、4日に中止決定。日本協会は代替試合開催のため、周辺国に打診していた。6月にロンドン五輪アジア2次予選を控える日本にとって、この遠征は西アジア勢対策が主目的。関塚隆監督は「アウェーに来て、試合までの流れを掴むことが大事。2試合やって帰りたい」と希望していた。
 また、日本協会は同日、ウイルス性腸炎のためU-22日本代表の中東遠征への参加が遅れていたDF実藤友紀(川崎)が、不参加になったと発表した。代替選手の招集はない。

【2部練習を実施】
 中東に遠征しているサッカーのU-22(22歳以下)日本代表は6日、バーレーンのマナマ市内などで午前と午後の2部練習を行い、FW永井(名古屋)らが切れのある動きを見せた。
 午前はサイドを突破してからシュートまで持ち込む形を繰り返し、午後は10対10の試合形式のメニューで互いの連係を確かめた。宇佐美(G大阪)は攻撃的な左MFに入ってプレーした。
 体調不良のMF小野(横浜M)と左足首を痛めたMF水沼(栃木)は全体練習には加わらなかった。

U-22日本代表21名
GK:
守田達弥(京都)
安藤駿介(川崎)
DF:
薗田淳(川崎)
比嘉祐介(流通経済大)
鈴木大輔(新潟)
高橋峻希(浦和)
浜田水輝(浦和)
丸橋祐介(C大阪)
岡本拓也(浦和)
MF:
山崎亮平(磐田)
青木拓矢(大宮)
山本康裕(磐田)
清武弘嗣(C大阪)
山村和也(流通経済大)
水沼宏太(栃木)
東慶悟(大分)
山口螢(C大阪)
宇佐美貴史(G大阪)
小野裕二(横浜M)
FW:
永井謙佑(福岡大)
指宿洋史(CEサバデル/スペイン3部)


デビュー
イタリアセリエA第24節結果

インテル5−3ローマ
≪得点者≫
インテル:スナイデル3、エトー35、63=PK、チアゴ・モッタ71、カンビアッソ90
ローマ:シンプリシオ13、ブチニッチ75、ロリア81

ボローニャ1−0カターニャ
≪得点者≫
ボローニャ:ポルタノーバ41

ジェノア1−1ミラン
≪得点者≫
ジェノア:フローロ・フローレス45
ミラン:パト29

パルマ1−1フィオレンティーナ
ブレシア2−0バーリ
ラツィオ1−1キエーボ
レッチェ2−4パレルモ
ナポリ2−0チェゼーナ

 イタリアセリエAは6日、第24節の残り8試合が行われ、6連覇を狙うインテルに加入したばかりの日本代表DF長友佑都が、ホームでのローマ戦で4−1の後半30分から出場し、左サイドバックで新天地デビューを果たした。試合は5−3で勝った。
 長友は先制点を決めたオランダ代表のスナイデルと交代してピッチに立った。左サイドを攻め上がって好クロスを送ったが、得点には結び付かなかった。長友が出場してから1人少ない相手に2失点したチームは、終了間際にダメ押しした。
 1月31日にセリエAのチェゼーナから期限付きで移籍した長友は3日のバーリ戦でベンチ入りしたが、出番はなかった。同じ左サイドバックのキブが4試合の出場停止となったため、初出場の可能性が高まっていたが、先発はサネッティだった。
 長友はワールドカップ(W杯)南アフリカ大会後の昨年7月、JリーグのFC東京からセリエAのチェゼーナに移籍。先のアジアカップで日本の優勝に貢献し、1月31日にインテルに期限付きで移籍した。インテルでは初の日本人選手となった。
 リーグ戦3連勝を飾った3位インテルの次戦は13日で、敵地でユベントスと対戦する。
 一方、FW森本貴幸が所属するカターニャは、アウェーでボローニャに0−1で敗れた。森本は後半39分から途中出場したが、目立った活躍はなかった。カターニャの次節は13日、ホームでレッチェと対戦する。
 首位ミランは12位ジェノアと敵地で対戦し、1−1で引き分けた。ミランは前半29分にパトのゴールで先制するも、前半ロスタイムに失点。最後まで勝ち越しゴールを奪うことはできず、2戦連続で勝ち点1獲得にとどまった。一方、2位ナポリは18位チェゼーナをホームに迎え、現在リーグ得点ランク首位のカバーニが今季18ゴール目を挙げるなどして2−0で快勝した。
 この結果、ナポリは勝ち点を46まで伸ばし、首位ミラン(勝ち点49)との差を「3」に縮めた。また、1試合消化が少ないインテルも同44とし、ミランと5ポイント差にまで迫った。

【長友 攻撃で実力アピール】
 4−1とリードした後半30分、長友はオランダ代表MFスナイデルと交代でホームのピッチに登場。直後に10人の相手に得点を許したが、4分後にはFWディエゴ・ミリートのパスを受けて左サイドをドリブルで抜け出し、ゴール前に鋭いクロス。FWエトーには合わなかったが、背番号55の攻撃参加はスタンドを沸かせた。
 「出て行けるタイミングがあるなら、どんどん行こうと思っていた」という長友は、同37分には左サイドをオーバーラップしてエトーからパスを受けると、中央のMFカンビアッソにクロス。果敢な攻め上がりで好機を演出し、ジュゼッペ・メアッツァ(サン・シーロ)のサポーターの前で、その実力を強烈にアピールした。

【レオナルド監督も賞賛】
 ローマ戦で途中出場し、新天地デビューを果たしたインテルの日本代表DF長友佑都。後半30分にオランダ代表MFスナイデルと交代でピッチに登場した背番号55は「入る時は心が震えた。前半からピッチに立ちたい、立ちたい、と思っていた。監督にその思いが通じるようにずっと念じていた」と試合開始から出場までの心境を振り返った。
 ジュゼッペ・メアッツァ(サン・シーロ)の大観衆にも臆せず、再三の攻撃参加でサポーターを沸かせた長友。レオナルド監督も「みんながビックリするようなスピードを見せた。攻撃も守備も良くやっていた」と高く評価した。

【長友佑都Q&A】
ピッチに出る前のレオナルド監督の指示は?

「ディフェンスをやって、それからどんどんお前の特徴でもある攻撃に出て行ってくれと言われた」

一本、オフサイドになった惜しいものがあったが?

「カンビアッソと左で話していて、1本のパスの後でタイミングを見計らって、まぁ次からこのタイミングでやれば大丈夫だろうということで、どんどん攻撃に出ていけるタイミングならそうしようと思っていた。そういう気持ちでやるしかない」

勝利の後、チームメイト、監督から何と声をかけられた?

「コンプリメンティ(おめでとう)。マテラッツィは"ブラーボ、ナガ"と言ってくれた。監督も"コンプリメンティ、ブラーボ"って」

初のサン・シーロは?

「興奮した。前半から早く(ピッチに)入っていきたかった。そういう気持ちだったんで、監督に思いが伝わるよう念じた」

緊張はしなかった?

「いや、それは全然。それよりも大事な経験をさせてもらっているので、日本代表でもそうだし、W杯でもそうだし。そういう意味では上がらない。いい緊張感でうまく入っていけたかと思う」

チームメイトとの呼吸は?

「まだ2回ぐらいしかちゃんと練習していない。スタメン組とは本当にまだ1回とか、2回ぐらい。これからもっと良くなると思うし、みんないい人でコミュニケーションは取れている。みんなよくしてくれているし、いじられている。そういう部分では問題ない」

チェゼーナのような小クラブとは違う?

「チェゼーナにはその良さがあって、本当に大好きなんですけれど、サン・シーロというのはやっぱり特別。今日、来る時に心が震えた」

憧れのマイコンとも一緒にプレーしたが?

「もう憧れとも言っていられないので。切磋琢磨してやるくらいじゃないと。憧れとはもう言いたくない」

3位浮上でスクデット(優勝)は見えてきた?

「本当に取りに行きたい。世界一になるためにこのクラブを選んだので、イタリアでも優勝しないと。(欧州チャンピオンズリーグは)日々、練習からアピールしていって、ある程度はわかってくれていると思うので、自分をしっかり貪欲にアピールしていきたい」

コンディションは?

「正直、アジ・カップが終って寝れない日も結構あった。契約のこととか移籍のこととかでけっこうバタバタしていた。疲れていたかな?というのはあった。ただここにきて、だいぶ落ち着いてきた。コンディションも上がってきている」

カンビアッソのゴールの時、すごく喜んでいたが?

「彼が取ってくれてうれしかった。今度は僕が取れるぐらいじゃないとダメ。左でずっと話していたし…」

決めてくれと思って突破していくこともあった?

「パスを出していて、ああいうのを続けていると絶対、点を取ってくれる、点を取れるメンツがいる。しっかりやっていきたい。まだまだ良くなる。ディフェンスラインで左右をちょっと見たりして、まだ前に行くかどうか躊躇してしまう。微調整が必要。2、3回試合に出て、みんなの特徴を徐々にわかってきたので、どんどん良くなっていくと思う」

お辞儀パフォーマンスが出たが?

「日本人式の礼儀という部分で、僕もファン、サポーターのみんなにこうやってみた。ウケ狙いです。サネッティがよくやる。日本人のイメージだとそういう礼儀正しい感じがするそうで。みんな本当にいい奴ら」

家探しは?

「実はこれからチェゼーナに帰って準備しないといけない。いろいろとまだやらないといけないことがある」


及第点
 6日にサッカーのイタリアA、インテルでのデビューを果たした日本代表DF長友佑都について、本日7日付のイタリア各紙はまずまずの採点をした。
 大手スポーツ紙、ガゼッタ・デロ・スポルトは10点満点で6点とし、「左サイドバックを埋めるべく15分間起用され、少し疲れの見えた(相手の右サイドの)カセッティに2度の急襲をかけた」とした。コリエ・デラ・セラ紙も同じく6点で、「(本拠地)サンシーロ(のサポーター)は彼に、まるでマイコンであるかのような拍手を送った」と、右サイドバックのベテランを引き合いに出して評価した。


デビュー
オランダエールディビジ第22節結果

フィテッセ1−1フェイエノールト
≪得点者≫
フィテッセ:アイサティ63=PK
フェイエノールト:カステグノス56

ユトレヒト1−1トゥヴェンテ
≪得点者≫
ユトレヒト:デ・コーヘル37
トゥヴェンテ:チャドリ50

ヘラクレス1−0ローダ
フローニンゲン7−1ヴィレムU

 オランダエールディビジは6日、第22節の残り4試合が行われ、FW宮市亮が加入した15位フェイエノールトは、アウェーでDF安田理大が所属する14位フィテッセと対戦し、18歳の宮市は3トップの左でフル出場し、欧州デビューを果たした。安田も左サイドバックで3試合連続でフル出場した。試合は1−1で引き分けた。
 宮市は試合序盤、クロスを頭で合わせたシュートを放ち、その後もドリブルで積極的に攻撃を仕掛けた。得点こそ奪えなかったが、初戦からキレのある動きを披露した。
 愛知・中京大中京高3年の宮市はイングランドプレミアリーグのアーセナルと長期契約を結んだ後、今季終了までの期限付きでフェイエノールトに移籍した。
 フェイエノールトとフィテッセの次戦は12日に予定され、フェイエノールトはホームでヘラクレスと、フィテッセはアウェーでトゥヴェンテと対戦する。
 一方、2位トゥヴェンテは8位ユトレヒトと1−1で引き分けた。前日に首位PSVが敗れていたため、首位浮上の可能性もあったトゥヴェンテだが、チャンスを活かすことができなかった。

【フィテッセ安田も宮市に感心】
 アーセナルから期限付き移籍でフェイエノールトに加入したFW宮市亮が6日の敵地フィテッセ戦で新天地デビュー。先発フル出場した18歳はスルーパスでチャンスを演出するなど、アーセナルのベンゲル監督も認めた実力を存分に見せ付けた。
 試合後には地元メディアがインタビューを求めたほど目立つ動きで、フィテッセのDF安田理大も「さすがアーセナルからのレンタル。存在感があった」と感心しきり。本人も「得意のスピードあるドリブルとかが通用したので良かった」と興奮を隠せない様子だった。


ベンチ外
ドイツブンデスリーガ第21節結果

フライブルク0−0フランクフルト

ハンブルガーSVvsザンクトパウリ
(豪雨で中止)

 ドイツブンデスリーガは6日に第21節の残り1試合が行われ、FW矢野貴章が所属する9位フライブルクは、ホームで6位フランクフルトと0−0で引き分けた。矢野はベンチ入りしなかった。
 フライブルクの次節は12日、アウェーでDF内田篤人の所属するシャルケと対戦する。
 フランクフルトは2011年に入ってから4試合続けて無得点と、ゴールの遠い状況が続いている。
 この日予定されていたもう1試合、7位ハンブルガーSVと14位ザンクトパウリの一戦は、豪雨によるピッチコンディションの悪化により延期となった。


6位浮上
イングランドプレミアリーグ第26節結果

チェルシー0−1リバプール
≪得点者≫
リバプール:ラウール・メイレレス69

ウェストハム0−1バーミンガム
≪得点者≫
バーミンガム:ジギッチ65

 イングランドプレミアリーグは6日、第26節の残り2試合が行われ、4位チェルシーはホームで7位リバプールに0−1で敗れた。チェルシーに新加入したスペイン代表FWトーレスは古巣との試合に先発出場したものの無得点に終わった。
 英国史上最高額となる移籍金5000万ポンド(約66億)でチェルシーに加入したトーレスにとって、同チームでのデビュー戦が古巣対決となったこの試合。開始2分にいきなりシュートチャンスを手にするもボールは枠を捉え切れず、その後の好機も活かせなかったトーレスは、キャラガーらリバプールDF陣の前に沈黙を強いられる。トーレスはその後次第に勢いがなくなり、後半20分に途中交代を告げられピッチを後にした。
 この試合唯一のゴールシーンは同24分に訪れた。右サイドからジェラードがクロスを送ると、チェルシーGKツェフとDFイバノビッチがお見合いをし、これをラウール・メイレレスが押し込んだ。この1点を守り切って白星を手にしたリバプールは、4試合連続で完封勝利。今季は失点を重ねる試合も多かったが、このところは鉄壁の守備を見せるようになり、この勝利で6位に浮上した。


大勝
スペインリーガエスパニョーラ第22節結果

レアル・マドリード4−1レアル・ソシエダ
≪得点者≫
R・マドリード:カカ8、クリスティアーノ・ロナウド21、42、アデバヨール89
ソシエダ:オウンゴール72

バレンシア2−0エルクレス
≪得点者≫
バレンシア:43、ティノ53

セビージャ0−0マラガ

 スペインリーガエスパニョーラは6日、第22節の残り3試合が行われ、2位レアル・マドリードはクリスティアーノ・ロナウドが2ゴールを挙げるなど活躍し、9位レアル・ソシエダに4−1で大勝。首位バルセロナとの勝ち点7差をキープした。
 前節のオサスナ戦で今季2敗目を喫したレアルはこの日、新加入のアデバヨールを1トップに置き、中盤の攻撃的な位置にロナウド、エジル、カカを並べてソシエダ戦に臨んだ。レアルは前半8分、相手のクリアボールを拾ったカカが左足でネットを揺らして先制点を奪うと、21分にはロナウドがエリア外から左足で強烈なミドルシュートを突き刺してリードを広げる。
 レアルはその後も試合を支配し、そのパフォーマンスでホームのサポーターを魅了。42分にはCKから再びロナウドが決めて3点目を奪うと、ソシエダに1点を返されて迎えた試合終盤にはアデバヨールがリーガ初ゴールを挙げ、4−1で大勝を収めた。
 レアルのジョゼ・モウリーニョ監督はこの日4試合ぶりにゴールを挙げたロナウドについて、「彼は常に最大限の力と熱意を見せてくれる。彼はチームに全てを注いでいる」と記者会見でコメントし、ネットを揺らせないとしても、ロナウドの真価は変わらないと厚い信頼を寄せている。
 4位バレンシアは13位エルクレスとホームで対戦し、2−0で快勝。8位セビージャは最下位マラガと0−0で引き分けた。


勝ち点5差
フランスリーグ1第22節結果

リヨン0−0ボルドー

オセール1−1リール
≪得点者≫
オセール:ドゥドカ86
リール:ソウ9

トゥールーズ2−0モナコ
≪得点者≫
トゥールーズ:シッソコ48、76

 フランスリーグ1は6日、第22節の残り3試合が行われ、首位リールは15位オセールと1−1で引き分けた。リールは先制しながらも終盤のゴールで追い付かれ、勝ち点2を取りこぼした。しかし、前日に2位パリ・サンジェルマンが敗れたため、勝ち点差は5に広がった。
 序盤から試合を支配したリールは、得点ランクでトップを走るソウのゴールで前半9分に先制。しかし、その後の得点機を決められず1点リードのまま終盤を迎えると、後半41分にドゥドカに同点弾を決められ勝ち点2を逃す結果に終わった。2位パリSGとの勝ち点差を5と広げたものの、リールにとっては悔いの残る結末となった。
 3位リヨンと8位ボルドーの一戦は、0−0のスコアレスのまま試合終了を迎えた。リヨンではグルキュフが奮闘して古巣相手に何度もチャンスを作り出したものの、最後までゴールが遠く無得点。ホームのサポーターからブーイングを浴びせられることとなったリヨンは6位へと順位を落とした。


チーム合流
 ドイツブンデスリーガ、シュツットガルトに移籍した日本代表FW岡崎慎司(24)が6日、ドイツのシュツットガルトでチーム練習に合流し、ミニゲームで得点を挙げて軽快な動きを見せた。岡崎は生き生きした表情で「新鮮で刺激がある。体が動けばもっとできると思う」と話した。
 チームはリーグ下位に低迷し、岡崎の得点力に期待が懸かる。ラバディア監督は「キープ力もあり、(守備陣の)裏も取れる。ニュルンベルク戦で結果を出してくれる選手だと信じている」と話し、ホームで行われる12日のニュルンベルク戦で起用する考えを示唆した。


退院
 アジアカップで右足小指付け根(右第5中足骨)を骨折し、1月30日に手術を受けていたドイツブンデスリーガ、ドルトムントの日本代表MF香川真司(21)が、都内の病院を退院していたことが明らかになった。6日、香川の所属事務所が公式ホームページで発表した。
 香川はホームページでのビデオメッセージで近況を報告。「無事退院することができた。ケガをしてから皆さんのたくさんの応援メッセージ、感動しました。自分の心が本当に救われて、復帰に向けて頑張ろうと強い気持ちになった。1日も早くドルトムントのピッチに立てるように頑張りたい」と、思いを語った。帰国時には曇っていた表情にも、笑顔が戻った。
 香川は本日7日から国内で本格的にリハビリを開始する。その後はリハビリが終わり次第ドイツに戻り、今シーズン中の復帰を目指すことになる。


発表
 イタリア代表のチェーザレ・プランデッリ監督は6日、9日に行われるドイツとの国際親善試合に臨む同国代表メンバー23名を発表し、ブラジル生まれのMFモッタ(インテル)を初選出した。28歳のモッタはブラジルのU-23(23歳以下)代表で試合出場の経験があり、イタリア代表としてプレーするためには、国際サッカー連盟(FIFA)から許可を得る必要がある。
 そのほか、FWマトリ、MFジョビンコも初招集。腰のケガから復帰したGKブッフォンが昨年のW杯以来久しぶりに名を連ね、FWカッサーノも復帰した。
 イタリア代表メンバー23名は以下の通り。

GK:
ジャンルイージ・ブッフォン(ユベントス)
サルバトーレ・シリグ(パレルモ)
エミリアーノ・ビビアーノ(ボローニャ)
DF:
ダビデ・アストーリ(カリアリ)
レオナルド・ボヌッチ(ユベントス)
マッティア・カッサーニ(パレルモ)
ドメニコ・クリシート(ジェノア)
ジョルジョ・キエッリーニ(ユベントス)
クリスティアン・マッジョ(ナポリ)
アンドレア・ラノッキア(インテル)
MF:
アルベルト・アクイラーニ(ユベントス)
ダニエレ・デ・ロッシ(ローマ)
セバスティアン・ジョビンコ(パルマ)
ステファノ・マウリ(ラツィオ)
リッカルド・モントリーボ(フィオレンティーナ)
チアゴ・モッタ(インテル)
アントニオ・ノチェリーノ(パレルモ)
アンジェロ・パロンボ(サンプドリア)
FW:
マルコ・ボッリエッロ(ローマ)
アントニオ・カッサーノ(ミラン)
アレッサンドロ・マトリ(ユベントス)
ジャンパオロ・パッツィーニ(インテル)
ジュゼッペ・ロッシ(ビジャレアル/スペイン)


超サカFLASH

特別公開
 日本サッカー協会は本日、アジアカップで日本代表が優勝して獲得した優勝カップを11〜13日の3日間、手で触ることなどができる特別公開期間にすると発表した。カップは現在、東京都内の日本サッカーミュージアムで展示されている。

来日
 J1鹿島のオリベイラ監督が6日、成田空港着の航空機でブラジルから来日した。

新主将
 J1清水は本日、元日本代表MF小野伸二が来季の主将に決まったと発表した。副主将には新たに移籍加入した元日本代表FW高原直泰とDFエディ・ボスナーが決まった。

マスク寄贈
 J1清水は本日、鹿児島、宮崎県境に位置する霧島連山・新燃岳の噴火被害に対し、降灰対策として宮崎県都城市にマスク1万枚を寄贈すると発表した。清水は鹿児島県内で春季キャンプを実施している。

高知キャンプ
 J2岐阜は本日、高知市の高知県立春野総合運動公園球技場でキャンプを行うと発表した。期間は13日から20日まで。当初は宮崎市で行う予定だったが、霧島連山・新燃岳(しんもえだけ)の噴火の影響で4日に中止を決め、代替地を探していた。

解任
 イングランドプレミアリーグのウェスト・ブロムウィッチは6日、成績不振でロベルト・ディマッテオ監督を解任したと発表した。今後はトップチームのコーチを務めていたマイケル・アップルトン氏が暫定的に指揮を執る。WBAは5日のマンチェスター・シティー戦で0−3と完敗し、降格圏まで2ポイント差の16位から抜け出すことができず、クラブの首脳陣が監督の解任に踏み切った。


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