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本日の超最新情報
チャリティーマッチ、Jリーグ選抜戦の日本代表メンバー26名発表!!2011.03.18.FRI

INDEX

発表
東日本大震災の復興支援チャリティーマッチ(29日・長居)としてJリーグ選抜『Jリーグ チーム アズ ワン』と対戦する日本代表メンバー26名発表!海外組からはインテルDF長友佑都ら12名が選出!

発表
U-22ウズベキスタン戦のU-22日本代表メンバー23名発表!試合は東京・国立から変更され、ウズベキスタンで26、29日に計2試合を実施!

組み合わせ
欧州チャンピオンズリーグ準々決勝組み合わせ
※左が初戦ホーム
1.レアル・マドリード(スペイン)vsトッテナム(イングランド)
2.チェルシー(イングランド)vsマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
3.バルセロナ(スペイン)vsシャフタール・ドネツク(ウクライナ)
4.インテル(イタリア)vsシャルケ(ドイツ)
準決勝組み合わせ
4の勝者vs2の勝者
1の勝者vs3の勝者
長友佑都が所属する前回王者インテルは内田篤人のシャルケと激突!チェルシーとマンUはイングランド勢対決!

組み合わせ
欧州リーグ準々決勝組み合わせ
※左が初戦ホーム
1.ポルト(ポルトガル)vsスパルタク・モスクワ(ロシア)
2.ベンフィカ(ポルトガル)vsPSV(オランダ)
3.ビジャレアル(スペイン)vsトゥヴェンテ(オランダ)
4.スポルティング・ブラガ(ポルトガル)vsディナモ・キエフ(ウクライナ)
準決勝組み合わせ
4の勝者vs2の勝者
1の勝者vs3の勝者
Jリーグの東京Vなどで活躍したフッキが所属するポルトは、スパルタク・モスクワと激突!

フル出場
欧州リーグ・決勝トーナメント2回戦第2戦
ポルト(ポルトガル)2−1(TOTAL3−1)CSKAモスクワ(ロシア)
マンチェスター・シティー(イングランド)1−0(TOTAL1−2)ディナモ・キエフ(ウクライナ)
リバプール(イングランド)0−0(TOTAL0−1)スポルティング・ブラガ(ポルトガル)
ビジャレアル(スペイン)2−1(TOTAL5−3)レバークーゼン(ドイツ)
パリ・サンジェルマン(フランス)1−1(TOTAL2−3)ベンフィカ(ポルトガル)
ゼニト・サンクトペテルブルク(ロシア)2−0(TOTAL2−3)トゥヴェンテ(オランダ)
スパルタク・モスクワ(ロシア)3−0(TOTAL4−0)アヤックス(オランダ)
レンジャーズ(スコットランド)0−1(TOTAL0−1)PSV(オランダ)
本田圭佑は守備的MFでフル出場も、CSKAは完敗して敗退!マンCとリバプールが敗れ、イングランド勢は全滅!ポルトガル勢はポルトなど3チームが準々決勝進出!

訪問
鹿島の元日本代表MF小笠原満男(31)が東日本大震災で甚大な被害が出た岩手県大船渡市の母校・県立大船渡高を訪問し、学校関係者や避難所の人達を激励!

活動休止
東日本大震災の影響で3月中のJリーグが中止されたのを受け、J1の山形が27日までの活動休止を発表!

慈善試合
香川真司のドルトムント、内田篤人のシャルケ、鄭大世のボーフムの3チームが29日に東日本大震災の被災者支援の慈善試合を開催!

立候補
アジア連盟(AFC)のハマム会長(61)が6月の国際連盟(FIFA)会長選挙への立候補を発表!

新監督
日本代表DF内田篤人が所属するシャルケの新監督に前ホッフェンハイム監督のラングニック氏(52)が就任!

新監督
日本代表MF長谷部誠が所属するボルフスブルクの新監督にシャルケの監督を解任されたマガト氏(57)が就任!2シーズンぶりの復帰!

現役復帰
アーセナルが2003〜2008年まで同クラブでプレーし、昨季限りで現役引退した元ドイツ代表GKレーマン(41)を獲得!契約期間は今季終了まで!

今季絶望
マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表DFリオ・ファーディナンド(32)が右足ふくらはぎ負傷で今季絶望!

今季絶望
アーセナルのベルギー代表DFフェルマーレン(25)が左足アキレス腱負傷で今季絶望!

本日の超サカFLASH
G大阪が神戸と慈善試合を実施ほか


本文
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発表
 日本サッカー協会は本日18日、東日本大震災の復興支援チャリティーマッチとして29日に大阪・長居スタジアムで行われる日本代表とJリーグ選抜『Jリーグ チーム アズ ワン』との慈善試合に出場する日本代表メンバー26名を発表した。
 海外組からは、長友佑都(インテル)、本田圭佑(CSKAモスクワ)、長谷部誠(ボルフスブルク)、内田篤人(シャルケ)ら12名を招集。今冬にスペインリーガエスパニョーラのマジョルカに移籍した家長昭博も選出された。海外組の12名については、所属クラブと最終調整中だという。
 また、国内組からは、遠藤保仁(G大阪)、李忠成(広島)らがメンバー入りし、GKの東口順昭(新潟)はA代表初選出となった。
 この試合に向けて、現在イタリアに一時帰国しているアルベルト・ザッケローニ監督も再来日し、指揮を執る予定。
 ザッケローニ監督は「この試合は、インターナショナルAマッチとは異なる形式の試合、また通常とは異なる状況での試合となる。しかし、我々日本代表チームは普段と変わることなく、これまでと同様に高いモチベーションを保ち、全力で試合に臨む。日本という素晴らしい国を代表するにふさわしい試合にしたい。アジアカップのチームをベースに、いくつかの新しい力を加えることにした。最後に、ファン・サポーターの皆様には、ぜひスタジアムにお越しいただき、このチャリティーマッチに参加していただきたい。そして、今回の震災で、大きく被害を受けた地域の方々、被災者の方々への支援を皆でしていきたい。そして、日本全体で一丸となって復興への第一歩を踏み出したい」とリリースを通じてコメントを発表した。
 チームは26日に大阪で始動する。
 日本代表メンバー26名は以下の通り。

日本代表26名
GK:
川島永嗣(リールセ)
東口順昭(新潟)
西川周作(広島)
DF:
岩政大樹(鹿島)
今野泰幸(FC東京)
栗原勇蔵(横浜M)
伊野波雅彦(鹿島)
森脇良太(広島)
長友佑都(インテル)
槙野智章(ケルン)
内田篤人(シャルケ)
吉田麻也(VVV)
MF:
遠藤保仁(G大阪)
阿部勇樹(レスター・シティー)
長谷部誠(ボルフスブルグ)
本田拓也(鹿島)
細貝萌(アウクスブルク)
柏木陽介(浦和)
FW:
松井大輔(グルノーブル)
前田遼一(磐田)
藤本淳吾(名古屋)
李忠成(広島)
岡崎慎司(シュツットガルト)
家長昭博(マジョルカ)
本田圭佑(CSKAモスクワ)
乾貴士(C大阪)

【日本代表はベストメンバーを招集】
 Jリーグ選抜との慈善試合だが、ザッケローニ監督は欧州組12選手を含むベストメンバーを招集した。日本代表にとっては9月に始まるワールドカップ(W杯)ブラジル大会予選に向けた貴重な強化の場になる。
 代表チームとしては、優勝した1月のアジアカップ以来の試合。主力の顔触れは変わらないが、監督は家長、乾ら勢いのある攻撃陣を初めてメンバーに加えた。
 原委員長は26日に始まる合宿を「強化のための4日間」と位置付け「しっかり練習をして、いい勝負をする」と、あくまで強化優先を強調した。次に集まるのは、6月のキリンカップ。限られた時間の中で、チーム力の上積みを狙う。
 欧州組全員が帰国できるかはまだ流動的。ただ、選手は日本協会の慈善試合の趣旨に賛同している。長友は被災者のため「プレーする姿を見せたい」と話しているという。


発表
 日本サッカー協会は18日、来年のロンドン五輪出場を狙うU-22(22歳以下)日本代表がU-22ウズベキスタン代表と戦う強化試合を、ウズベキスタンで26、29日に計2試合を行うと発表した。開催地は未定。当初は29日に東京・国立霞ヶ丘競技場で対戦する予定だったが、東日本大震災の影響で変更された。
 代表にはFW永井(名古屋)やMF宇佐美(G大阪)ら23名が選ばれた。チームは22日に出発し、30日に帰国する。
 U-22日本代表メンバー23名は以下の通り。

U-22日本代表23名
GK:
権田修一(FC東京)
守田達弥(京都)
安藤駿介(川崎)
DF:
比嘉祐介(流経大)
山本康裕(磐田)
村松大輔(清水)
濱田水輝(浦和)
本田慎之介(磐田)
酒井高徳(新潟)
扇原貴宏(C大阪)
岡本拓也(浦和)
MF:
青木拓矢(大宮)
清武弘嗣(C大阪)
山村和也(流経大)
山田直輝(浦和)
東慶悟(大宮)
山口螢(C大阪)
米本拓司(FC東京)
宇佐美貴史(G大阪)
FW:
永井謙佑(名古屋)
山崎亮平(磐田)
大津祐樹()
大迫勇也(鹿島)


組み合わせ
欧州チャンピオンズリーグ準々決勝組み合わせ

※左が初戦ホーム

1.レアル・マドリード(スペイン)vsトッテナム(イングランド)

2.チェルシー(イングランド)vsマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)

3.バルセロナ(スペイン)vsシャフタール・ドネツク(ウクライナ)

4.インテル(イタリア)vsシャルケ(ドイツ)

準決勝組み合わせ

※左が初戦ホーム

4の勝者vs2の勝者
1の勝者vs3の勝者

 サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝以降の組み合わせ抽選が本日18日、スイスのニヨンで行われ、DF長友佑都が所属する前回王者インテル(イタリア)がDF内田篤人のシャルケ(ドイツ)と準々決勝で対戦することが決まった。
 マンチェスター・ユナイテッドは3季前の決勝で破ったチェルシーとのイングランド勢対決。勝った方が準決勝でインテルvsシャルケの勝者と顔を合わせる。
 前々回覇者のバルセロナ(スペイン)はシャフタール・ドネツク(ウクライナ)の挑戦を受け、9季ぶりの優勝を狙うレアル・マドリード(スペイン)は初出場のトッテナム(イングランド)と戦う。両カードの勝者が準決勝で対戦する。
 準々決勝第1戦は4月5、6日、第2戦は4月12、13日に行われる。なお、この抽選会で準決勝以降の組み合わせも決まった。決勝は5月28日に、ロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われる。


組み合わせ
欧州リーグ準々決勝組み合わせ

※左が初戦ホーム

1.ポルト(ポルトガル)vsスパルタク・モスクワ(ロシア)

2.ベンフィカ(ポルトガル)vsPSV(オランダ)

3.ビジャレアル(スペイン)vsトゥヴェンテ(オランダ)

4.スポルティング・ブラガ(ポルトガル)vsディナモ・キエフ(ウクライナ)

準決勝組み合わせ

※左が初戦ホーム

4の勝者vs2の勝者
1の勝者vs3の勝者

 欧州リーグ(EL)準々決勝の組み合わせ抽選会が本日18日、スイスのニヨンで行われ、Jリーグの東京ヴェルディなどで活躍したフッキが所属するポルト(ポルトガル)は、スパルタク・モスクワ(ロシア)と対戦することが決定した。ポルトは2回戦でMF本田圭佑を擁するCSKAモスクワ(ロシア)を破っている。
 また現在ッスペインリーガエスパニョーラで4位につけるビジャレアル(スペイン)は、昨シーズンのオランダ王者・トゥヴェンテと激突する。
 準々決勝の第1戦は4月7日に、第2戦は翌週の14日に実施。なお、この抽選会で準決勝以降の対戦カードも決定した。決勝は5月18日にアイルランドの首都ダブリンにあるダブリン・アリーナで開催される。
 準々決勝以降の組み合わせは以下の通り。


フル出場
欧州リーグ・決勝トーナメント2回戦第2戦結果

ポルト(ポルトガル)2−1(TOTAL3−1)CSKAモスクワ(ロシア)
(エスタディオ・ド・ドラゴン・32712人)
≪得点者≫
ポルト:フッキ1、グアリン24
CSKAモスクワ:トシッチ29

マンチェスター・シティー(イングランド)1−0(TOTAL1−2)ディナモ・キエフ(ウクライナ)
(シティー・オブ・マンチェスター・27816人)
≪得点者≫
マンC:コラロフ39

リバプール(イングランド)0−0(TOTAL0−1)スポルティング・ブラガ(ポルトガル)
(アンフィールド・37494人)

ビジャレアル(スペイン)2−1(TOTAL5−3)レバークーゼン(ドイツ)
(エル・マドリガル・20000人)
≪得点者≫
ビジャレアル:サンティ・カソルラ33、ロッシ61
レバークーゼン:デルディヨク82

パリ・サンジェルマン(フランス)1−1(TOTAL2−3)ベンフィカ(ポルトガル)
(パルク・デ・プランス・20000人)
≪得点者≫
PSG:ボドメル35
ベンフィカ:ガイタン27

ゼニト・サンクトペテルブルク(ロシア)2−0(TOTAL2−3)トゥヴェンテ(オランダ)
(ペトロフスキ・15000人)
ゼニト:シロコフ16、ケルジャコフ37

スパルタク・モスクワ(ロシア)3−0(TOTAL4−0)アヤックス(オランダ)
(ルズスキ・15000人)
≪得点者≫
S・モスクワ:コムバロフ21、ベリトン30、アレックス54

レンジャーズ(スコットランド)0−1(TOTAL0−1)PSV(オランダ)
(アイブロックス・スタディオン・35373人)
≪得点者≫
PSV:レンス13

 サッカーの欧州リーグは17日、各地で決勝トーナメント2回戦第2戦の全8試合が行われ、日本代表MF本田圭佑が所属するCSKAモスクワ(ロシア)はアウェーでポルト(ポルトガル)に1−2で敗れ、2戦合計1−3で敗退した。守備的MFでフル出場した本田は得点に絡めず、見せ場はつくれなかった。
 CSKAは前半、守りのミスから2失点。同29分にトシッチが1点を返したが、攻撃で連係を欠いた。
 ベスト8が出揃い、マンチェスター・シティー(イングランド)はディナモ・キエフ(ウクライナ)に2戦合計1−2で敗退。ビリャレアル(スペイン)はレーバークーゼン(ドイツ)を退けた。スポルティング・ブラガ(ポルトガル)は敵地でリバプール(イングランド)と引き分けて8強入りした。
 この結果、イングランド勢が全て姿を消すことになり、ポルトガル勢はベンフィカも含めて3チームが8強入りした。
 準々決勝以降の組み合わせ抽選は本日18日に行われる。

【本田、被災者へメッセージ】
 CSKAモスクワの欧州リーグ敗退が決まった後、悔しさを抑えて本田が口を開いた。「今こそ前を向いて、希望を持って一緒に頑張ってほしい。あきらめずにこの現状を乗り越えてほしい。頑張ってください」。テレビのインタビューで、東日本大震災の被災者に向けてメッセージを送った。
 29日に日本代表がJリーグ選抜と対戦する慈善試合には「僕らができることと言えば、一生懸命プレーすること。全員は見られないかもしれないけど、見られる人が何かを感じてくれればいい」と出場に意欲を見せた。
 昨季は欧州チャンピオンズリーグで、日本選手では初めて準々決勝の舞台に立った。今季はふがいない結果に終わったが、慈善試合では大災害に苦しむ日本のファンの前に、雄姿を見せてくれるだろう。

【先制ゴールは元東京Vのフッキ】
 かつてJリーグの東京Vなどでプレーしたフッキがポルトの攻撃の中心として活躍し、先制ゴールも挙げた。東日本大震災については「日本には良い思い出がたくさんある。ぜひサポートしたい」と話した。
 ブラジル人FWは大震災のニュースを受け、14日の国内リーグ戦ではPKを決めた後、喜びもせずにテレビカメラに近寄ってTシャツに書いた「日本よ。僕の心は泣いている」とのメッセージを見せていた。


訪問
 「何とか力になりたい」。サッカー元日本代表で、J1鹿島アントラーズのMF小笠原満男(31)が本日18日、東日本大震災で甚大な被害が出た岩手県大船渡市の母校、県立大船渡高を訪れ、学校関係者や避難所の人達を励ました。
 小笠原は生徒や被災者に向け、色紙に「がんばってください」と書き込んだ。約40人が避難中の体育館にも足を運び「足りない物はありますか?」と話し掛けた。
 同校によると18日現在、生徒24人の安否が不明。小笠原は「大変な状況なのに避難所の皆さんは『大丈夫です』と話してくれた。これから現場でいろいろ見て聞いて、何ができるかを考えたい」と心配そうに話した。
 小笠原はこれに先立ち、妻の出身地で隣接する同県陸前高田市の避難所も訪問した。

【育成校選手「戻れると信じて頑張る」】
 ロシアのソチで行われた国際親善大会、クバン・スプリングで優勝したサッカーのU-19(19歳以下)日本女子代表が本日18日、成田空港に到着したが、喜びとは程遠い帰国になった。遠征中に東日本大震災が発生。ともに17歳の川島はるな、田中陽子両選手が所属するエリート選手育成校「JFAアカデミー福島」は福島第1原発の事故で避難地域に含まれた。
 心配そうな表情の川島だったが「福島に戻れると信じて頑張る」と気丈に話した。
 2人が練習の場とする楢葉、広野町のトレーニングセンター「Jヴィレッジ」は同原発から約20キロ南に位置。地震発生時に現地にいた関係者によると、グラウンドが波打つなど大きな被害を受けた。原発は依然として深刻な状況が続いており、拡散する放射性物質の影響も懸念されている。
 アカデミーの選手、関係者は既に東京などに避難した。川島は「遠征から戻る時は、みんなと会うのが楽しみだったけど、バラバラ。正直落ち込む」と目を潤ませた。田中も「仲間に何と言葉をかけていいのか…」とうつむいた。
 今後、川島は静岡県、田中は山口県の実家に帰る予定。いつまた仲間と福島でボールを蹴る日が来るかは、分からない。

【活性化願い日程通り開幕】
 東日本大震災の影響でスポーツのイベントが相次いで中止となる中、サッカーのサニックス杯国際ユース大会が本日18日、福岡県宗像市で日程通り開幕した。震災の影響でU-16(16歳以下)の日本代表とニュージーランド代表などが不参加となったが、代替チームを加えて当初の予定通りの16チームで実施された。
 家族や知り合いに被災者を抱え、悩みながらも前向きな姿勢で出場を決めたチームもあった。主催のサニックススポーツ振興財団の宗政伸一理事長は「相当話し合った。子供達の育成のためにやってきたので開催するしかないと思った。いい意味で活性化につながれば」と経緯を説明した。開会式では参加者が犠牲者に黙祷を捧げた。
 J1柏ユースの下平隆宏監督は青森県の実家が被災。さらに関東の多くのチームが計画停電や燃料不足の影響で遠征などを中止しているが、「下を向いていても変わらない。選手はサッカーをしている時が一番いい顔をする」と前を向いた。
 16年前の阪神大震災を経験した滝川二高(兵庫)の栫裕保監督は「何でも自粛はよくない。周りが元気を見せてくれたから神戸も頑張れた」と激励。海外から唯一の出場となったトルロカレッジ(イングランド)は選手が喪章を付けてプレーし、クリストファー・コーチは「これが復興の第一歩となれば」と話した。


活動休止
 サッカーのJリーグで3月中の公式戦が東日本大震災の影響で中止されたのを受け、J1のモンテディオ山形は17日、活動を27日まで休止すると発表した。ウーゴ、マイコンの両選手はいったんブラジルに帰国する。
 J1の鹿島アントラーズは朴東赫=(韓国)ら外国出身選手が17日に母国に一時帰国し、ネルシーニョ監督も19日にブラジルに帰ると発表。チームは25日までオフとなる。J1清水エスパルスも20日までの練習を取りやめた。
 J2のFC東京はペドロ・ジュニオールら3選手がブラジルに一時帰国した。


慈善試合
 サッカーのドイツブンデスリーガ(ドイツ1部)のシャルケと同2部のボーフムは17日、同1部のドルトムントと合わせた3クラブで、東日本大震災の被災者支援の慈善試合を各クラブOBを集めて27日にドイツのボーフムで開催すると発表した。
 シャルケに日本代表DF内田篤人、ボーフムに北朝鮮FW鄭大世、ドルトムントにMF香川真司が所属している。3クラブが活躍した1996−1997年シーズンのOBが中心で、ドルトムントのOBには1997年に欧州チャンピオンズリーグを初制覇したリードレ、リッケン両氏らが名を連ねた。


立候補
 アジア・サッカー連盟(AFC)のモハメド・ビン・ハマム会長(61)は本日18日、6月の国際サッカー連盟(FIFA)会長選挙に立候補すると発表した。日本サッカー協会の小倉純二会長も同日、支援を要請されたことを、明らかにした。会長選への出馬は初めてで、ハマム会長はFIFA理事会を24人から41人に拡大し、不正撲滅を狙う「透明性委員会」新設などの公約を掲げた。
 カタール出身のハマム会長は昨年12月のFIFA理事会で行われた2018、2022年ワールドカップ(W杯)開催地投票で多大な影響力を発揮し、母国を2022年大会の招致成功に導いた。
 6月のFIFA総会で行われる会長選には、原則としてFIFAに加盟する全協会・連盟が投票する。任期は4年。
 FIFA会長選については、これまで立候補の意思を表明しているのは4選を目指すゼップ・ブラッター現会長(74)だけ。小倉会長は、ハマム会長の公約を見極めた上で支持するかどうかを決めるとした。
 なお、イングランド・サッカー協会(FA)はブラッター会長の対立候補を支援する意向を示している。イングランドは、2018年ワールドカップ(W杯)の開催地を決める昨年12月のFIFA理事会投票で惨敗。ブラッター体制への不信感を募らせている。


新監督
 ドイツブンデスリーガで日本代表DF内田篤人が所属するシャルケは17日、解任したフェリックス・マガト監督(57)の後任にラルフ・ラングニック氏(52)が決まったと発表した。ラングニック氏は今季途中の今年1月に同リーグのホッフェンハイムの監督を辞任していた。契約期間は2014年まで。
 ラングニック氏の就任会見は21日に行われ、20日のレバークーゼン戦ではアシスタントコーチのゼップ・アイクコーン氏がチームの指揮を執る。その後は国際Aマッチウィークによるリーグ中断に入るため、ラングニック新監督の初采配は4月1日のザンクトパウリ戦となる。
 ラングニック氏は2004−2005年シーズンにもシャルケの指揮官を務め、ドイツブンデスリーガで2位の好成績を収めていたが、フロントとの対立が原因でクラブを去った。当時シャルケのサポーターは、ラングニック氏を解任したクラブに抗議するとともに、監督としての最後のホームゲームに臨んだ同氏に対し温かい声援を送り、別れを惜しんでいた。
 ラングニック氏は几帳面な性格で“教授”というニックネームで親しまれており、ドイツではここ最近、マガト前監督の有力な後任候補と噂されていた。
 ラングニック氏は今年1月までホッフェンハイムを指揮。2006年に同クラブ指揮官に就任すると、当時3部だったクラブをわずか2年で1部に昇格させ、昇格したシーズンの前半戦を首位で折り返すなど、旋風を巻き起こす手腕を発揮していた。今季は前半戦終了時点で8位につけていたが、選手の売却を巡ってクラブと対立して辞任していた。


新監督
 サッカーのドイツブンデスリーガで日本代表MF長谷部誠が所属するボルフスブルクは本日18日、シャルケの監督を16日に解任されたフェリックス・マガト氏(57)が、監督に就任したと発表した。2シーズンぶりの復帰。
 マガト監督は2008−2009年シーズン、ボルフスブルクをリーグ初優勝に導いた。


現役復帰
 イングランドプレミアリーグのアーセナルは17日、2003〜2008年まで同クラブでプレーした元ドイツ代表GKのイェンス・レーマン(41)と、今季終了までの契約で獲得したと発表した。レーマンは2008年にシュツットガルト(ドイツ)に移籍したが、昨シーズン限りで現役から引退していた。
 アーセナルのGK陣では、ルカシュ・ファビアンスキ、ボイチェフ・シュチェスニーの2人が相次いで負傷離脱。現在試合に出場できる状態なのはマヌエル・アルムニアしかいない。このGKが不足している状況を受け、クラブはかつて所属していたレーマンとの契約に乗り出し、同氏も「喜んでチームに加わる」と語った。
 ベンゲル監督は、「彼はすでに練習に参加していて以前のようなモチベーションを保っている。私はそれが嬉しい。彼を起用しなければならない時、モチベーションの高さが非常に重要になってくる」とコメント。2003年から5年間在籍し、2003−2004シーズンの国内リーグ無敗優勝、2005−2006シーズンの欧州チャンピオンズリーグ準優勝に貢献した元守護神の復帰に喜びをあらわにした。
 ただ、アーセナルに所属していた当時、公然とチームメートを批判したり、控えに回ることを拒否するなどアクの強い性格で知られ、しばしばチームに問題を起こしていたレーマンだけに、この契約がチームにとって新たな火種になる可能性も秘めている。
 かつて、正GKの座を巡り、激しく対立したアルムニアと再会することになるレーマンだが、アーセナルと契約するにあたり、「今回は、たとえ控えでもワクワクしている。アルムニアをサポートしていきたい。まだタイトルを獲得するチャンスはある」と殊勝なコメントを残している。
 しかし、英国メディアはこの発言をはなから信じてはいないようで、『ザ・サン』紙は、「これで、ベンゲルはアーセナルの今季を棒に振った」と切り捨てれば、『ザ・デイリー・テレグラフ』紙も、レーマンの加入でチームワークが乱される可能性を指摘。英国のテレビ局ESPNも、「ベンゲルは狂っている」と同監督の判断を手厳しく批判した。
 優勝争いが佳境に入った終盤に、ベンゲル監督がレーマンを獲得する賭けに出たことが吉と出るか凶と出るか、注目される。


今季絶望
 イングランドプレミアリーグで首位に立つマンチェスター・ユナイテッドは17日、イングランド代表DFのリオ・ファーディナンド(32)が今季は復帰できないことを明らかにした。同選手は2月5日のウォルバーハンプトン戦の試合前に右足ふくらはぎを痛め、戦列を離れていた。
 マンUは明日19日にボルトンをホームに迎えるが、ボルトン戦にはファーディナンドに加え、ヴィディッチ、オシェイ、ラファエウ・ダ・シウバも欠場する見込みで、ディフェンス陣に不安を抱えることになる。
 マンUにとって唯一の安心材料は、故障明けのエバンスが練習を再開したことくらいだが、ファーガソン監督は1ヶ月以上も戦列を離れていたエバンスの復帰には慎重な構えを示しており、ボルトン戦ではセンターバックにスモーリングとブラウンを起用する可能性が高い。残るDFはファビオ・ダ・シウバとエブラのみという状況の中、ファーガソン監督はチームの戦力不足を「我々は現在非常に苦しい状況にある。数週間前までは全員好調だったというのに、今になってこんなことが起こってしまった」と嘆いていた。


今季絶望
 イングランドプレミアリーグのアーセナルは17日、ケガで離脱中のベルギー代表DFトーマス・フェルマーレン(25)について、今季中の復帰は見込めないと発表した。
 アーセン・ベンゲル監督は記者会見で、左足アキレス腱の負傷で戦列を離れているフェルマーレンについて「彼のシーズンは終了した」とコメント。「実のところ、シーズン終了前に彼が戻れると思ったことはなかった」と正直な気持ちを述べた。
 GK陣に負傷離脱が相次いだアーセナルはこの日、元ドイツ代表GKイェンス・レーマン氏との契約を発表。2004年に同クラブが無敗優勝を達成した当時の守護神が引退を撤回し、今季一杯ゴールを守ることになった。
 しかし、フェルマーレンの代役を期待されたDFヨハン・ジュールーは肩の脱臼で今季絶望。さらにMFセスク・ファブレガスはハムストリング、FWテオ・ウォルコットは足首に問題を抱えており、アーセナルの台所事情が苦しいことに変わりはない。
 現在2位のアーセナルにとって、プレミアリーグは今季残すところ10試合。首位マンチェスター・ユナイテッドとの決戦を残しているベンゲル監督には、慎重なやりくりが必要となる。


超サカFLASH

日程変更
 アジア・サッカー連盟(AFC)は17日に開いた理事会で、2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会のアジア最終予選に日本が勝ち進んだ場合、コンフェデレーションズカップ(ブラジル)と重複しないように最終予選の日程を一部変更した。コンフェデ杯は2013年6月16〜30日に開催予定のため、この間に日本の試合は組まれない。また1月の役員改選でAFC理事に選ばれた日本協会の田嶋幸三副会長は、AFCの技術委員長に任命された。

vsアメリカ
 日本サッカー協会は本日、6月にドイツで開幕する女子ワールドカップ(W杯)に向け、女子日本代表がアメリカ遠征で5月14、18日に女子アメリカ代表と強化試合を行うと発表した。日本は18日発表された女子の国際サッカー連盟(FIFA)世界ランキングで、過去最高の4位に浮上した。

承認
 日本サッカー協会は17日、東京都内で理事会を開き、来年1月1日決勝の第91回天皇杯全日本選手権を前回大会と同じ88チームで行うことを承認した。J1の18、J2の20、日本フットボールリーグ(JFL)2、大学1、都道府県代表47のチームで争われる。
 またU-18(18歳以下)による全日本ユース選手権を、今年からU-18リーグとし、大会方式を変更することを決めた。全国9地域のプリンスリーグの上に東西に分けた全国リーグを設置。優勝チーム同士でチャンピオンシップを行う。

候補地
 日本サッカー協会は17日に東京都内で開いた理事会でナショナルトレーニングセンター、J−GREEN堺のある堺市をエリート選手を育成する「JFAアカデミー」の候補地にすることを決めた。中学生年代の女子の育成を目的とし、2012年4月開校を目指す。また、Jリーグ監督を務めるために必要な指導者資格の公認S級コーチに池田太氏(40)を認定した。公認S級保持者は計331人。グアム代表監督の経験がある築舘範男氏(50)を東ティモールのU-23(23歳以下)代表など年代別の代表監督として派遣した。

ポイントで義援金
 サッカーくじ(toto)を運営する日本スポーツ振興センターは本日、東日本大震災の被災者支援として、全国の約110万人の会員がくじを購入した際につくポイントに応じて、義援金を日本赤十字社に送ると発表した。ポイントは100円が1点で、18日から5月31日までの累計ポイントと同額を寄付する。

思い語る
 オランダエールディビジ、フェイエノールトに所属するFW宮市亮(18)が17日、東日本大震災に関し「本当に胸が痛い」など思いをクラブの公式サイトで発表した。映像の中で、宮市は「今は大変な時だと思うが、1人でも多くの命が救えることを心から願っている」と日本語で話し、オランダ語の字幕もついている。

トップ昇格
 J1名古屋は本日、ユース所属のDF佐藤和樹(17)をトップチーム登録したと発表した。

慈善試合
 J1のG大阪と神戸は本日、東日本大震災の被災者支援で両チームが対戦する慈善試合を27日午後1時から万博記念競技場で行うと発表した。

現役引退
 昨季までJ1のG大阪でプレーしていた元韓国代表FWチョ・ジェジン(29)が本日、現役引退を発表した。チョ・ジェジンは「グラウンドから去らなければならない時が来た。僕はサッカー選手として致命的な先天性股関節異形成をわずらっている。医者からはもうプレーすることは無理だと言われた」と引退の理由を明かした。チョ・ジェジンは韓国代表として40試合に出場し10得点。Jリーグでは2004年に加入した清水のエースとして活躍し、2007年の退団までに53ゴールを記録した。2009年から昨季まで所属していたG大阪では33試合で12ゴールを挙げている。

寄付
 J1の仙台は本日、東日本大震災被災者に寄付することを決めた。手倉森誠監督が避難所となっている仙台市宮城野区の高砂市民センターを訪問。チームで使用しているトレーニングウエアを贈る。また、被害を受けた宮城・石巻市出身のアカデミースタッフ2人が、石巻市の石巻高を訪れ、ユースなどのトレーニングウエアを贈る。

一時帰国
 J1柏は17日、ネルシーニョ監督が19日に一時帰国すると発表した。外国人の選手、スタッフは17日に帰国した。練習再開に合わせて再来日する予定。

練習参加
 J1福岡は本日、ユース所属のFW中島賢星(14)がフランスリーグ1(1部)、ボルドーのユースチームの練習に参加すると発表した。19日に出発し、4月4日に帰国する予定。両チームの交流の一環として福岡の要望で実現した。

代表選出
 J2大分は本日、FW崔正漢=チェ・ジョンハン(21)がU-22(22歳以下)韓国代表に選出されたと発表した。U-22韓国代表は27日に韓国でU-22中国代表と親善試合を行う。

獲得
 J2岡山は本日、2004年にJ1広島でプレーしたブラジル人FWチアゴ(33)の加入が決まったと発表した。

出場辞退
 日本フットサル連盟は本日、全国女子選抜大会(25〜27日・高知県民体育館)に臨む予定だった福島県選抜と東京都選抜が、東日本大震災の影響で出場を辞退したと発表した。

ベンチ入り停止
 欧州サッカー連盟(UEFA)は17日、アーセナル(イングランド)のアーセン・ベンゲル監督にベンチ入り停止1試合と罰金1万ユーロ(約113万円)、MFサミール・ナスリに出場停止1試合の処分を科したと発表した。トッテナム(イングランド)のジョーダン・コーチにも1試合のベンチ入り停止処分を科した。アーセナルの2人はバルセロナ(スペイン)に敗れた8日の欧州チャンピオンズリーグでスイス人のマッシモ・ブサッカ主審に対して不適切な行為があった。ジョーダン・コーチは2月15日の欧州CLでACミラン(イタリア)のMFジャンナーロ・ガットゥーゾと衝突した。ガットゥーゾには既に4試合の出場停止処分が科されている。

手術成功
 スペインリーガエスパニョーラのバルセロナは17日、肝臓に腫瘍が発見されたフランス代表DFエリック・アビダルの手術が無事に成功したと発表した。クラブによると、手術は3時間ほどで問題なく終了したとのこと。経過が良好であれば、1週間ほどで退院できる見込みだという。本職の左サイドバックだけでなく、DFカルレス・プジョルやジェラール・ピケの不在時にはセンターバックの穴も埋め、好調のシーズンを送っていたアビダルだが、クラブはプライバシー尊重のため復帰時期や病状の詳細を明かしていない。


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