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本日の超最新情報
日本代表vsチェコ代表戦の平均視聴率が23.3%の高視聴率を記録!!2011.06.08.WED

INDEX

23.3%
昨夜TBS系で生中継されたキリンカップの日本代表vsチェコ代表戦の平均視聴率が23.3%の高視聴率を記録!瞬間最高視聴率は28.6%!

合宿終了
練習試合
U-22日本代表5−0湘南
日本は大迫勇也(鹿島)の2ゴールなどで大勝して合宿打ち上げ!次回は13日から静岡で直前合宿!

発表
女子W杯ドイツ大会(26日〜7月17日)の女子日本代表メンバー21名発表!5大会連続出場の澤穂希(INAC)らが選出!

全勝キープ
ユーロ2012(欧州選手権)予選第5、6、7戦
グループA
アゼルバイジャン1−3ドイツ
グループC
フェロー諸島2−0エストニア
グループD
ベラルーシ2−0ルクセンブルク
ボスニア・ヘルツェゴビナ2−0アルバニア
グループE
スウェーデン5−0フィンランド
サンマリノ0−3ハンガリー
グループAで首位のドイツは7戦7勝で予選突破に大きく前進!グループEで2位のスウェーデンはイブラヒモビッチのハットトリックなどで大勝!

快勝発進
ゴールドカップ・グループリーグ第1戦
グループC
アメリカ2−0カナダ
パナマ3−2グアドループ
前回大会準優勝の開催国アメリカはデンプシーのゴールなどで快勝発進!

引退試合
国際親善試合
ブラジル1−0ルーマニア
ベネズエラ0−3スペイン
イタリア2−0アイルランド
ロシア0−0カメルーン
オーストリア3−1ラトビア
ノルウェー1−0リトアニア
パラグアイ0−0ボリビア
エクアドル1−1ギリシャ
オーストラリア0−0セルビア
韓国2−1ガーナ
元ブラジル代表FWロナウド(34)の引退試合となったブラジルvsルーマニア戦では、ロナウドが前半30分からハーフタイムまで出場も、3度の決定機を決めれず無得点!

発表
コパ・アメリカ(南米選手権)のブラジル代表メンバー22名発表、サントスFWネイマールらが選出!ビジャレアルFWニウマールら6名が落選!

入団会見
J2水戸に新加入する元日本代表FW鈴木隆行(35)が入団会見!今季は無報酬で背番号は『30』!

男性救助
J2札幌の元選手、曽田雄志氏(32)が橋から落下して流された男性(39)を約800メートル走って追跡して救助!

0−0
キリンカップ第3戦(最終戦)
日本代表0−0チェコ代表
日本は2試合連続の0−0!キリンカップは3試合全て0−0のため、史上初の3チーム同時優勝!観客数は史上5位の6万5856人!

本日の超サカFLASH
J2熊本がMF加藤健太(23)の現役引退を発表ほか


本文
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23.3%
 サッカーの国際親善試合のキリンカップで、日本が引き分けたチェコ戦の平均視聴率(TBS系・7日夜)が、関東地区で23.3%の高視聴率を記録したことが本日8日、ビデオリサーチの調べで分かった。関西地区は19.8%、名古屋地区は18.1%、北部九州地区は19.6%、札幌地区は23.7%だった。
 瞬間最高視聴率は関東が28.6%、関西が26.8%で、後半の選手交代の場面などだった。

【“カズ会”パワーUP】
 “カズ会”がパワーアップした。J2横浜FCの元日本代表FW三浦知良(44)が7日、横浜市内での練習後、日本代表MF長谷部誠らと計画していた食事会の参加メンバーが増えたことを明かした。これまでには長谷部のほか、同DF長友佑都とMF香川真司(ドルトムント)が確定していた。
 カズとの食事会が3人でとどまるわけがなく、「晩さん会やるよ。5、6人来る」。世代を超えた交流を図る絶好のチャンスに、参加者が増えるのも当然。
 練習後は、家族とともに日産スタジアムで行われた日本代表vsチェコ戦を観戦した。日本サッカー協会と数回連絡を取り合い、試合会場がパニックにならないよう観戦場所を調整。後輩達の奮闘を、頼もしそうに見守った。


合宿終了
練習試合結果

U-22日本代表5−0湘南

 ロンドン五輪アジア2次予選を控えるサッカー男子のU-22(22歳以下)日本代表候補は本日8日、横浜市内でJ2湘南と練習試合を行い、5−0で大勝した。3日間の合宿を終えた関塚監督は「やるべきことができた。いい結果を残せるメンバーを選考していきたい」と総括した。
 前半に山崎(磐田)と清武(C大阪)がゴールを決め、後半から出場した大迫(鹿島)が2得点した。原口(浦和)も加点した。
 19、23日にU-22クウェート代表と対戦する五輪予選に向けたメンバー(登録は18名)は10日に発表される。チームは第1戦(愛知・豊田スタジアム)に備え、13日から静岡県内で直前合宿に入る。

【21名程度発表の見通し】
 日本サッカー協会の原強化担当技術委員長は10日のメンバー発表について、21名程度になるとの見通しを示した。「登録は18名だが、ケガとかアウェーへ行くというのもある」と説明した。試合ごとのメンバーの入れ替えは可能。日本は19日の第1戦の後、20日にクウェートへ出発する。
 原委員長はFW指宿(サバデル)について、所属クラブに招集の可能性があるとの文書を送付したことも明らかにした。

【大迫、2得点で存在感アピール】
 メンバー発表前の最後の練習試合で、選手達は持ち味を出そうと懸命にプレーした。大迫は頭と左足で2点を挙げて存在感を十分にアピール。「ゴール前の仕事をしっかりやろうと思っていた。まだ点を取れるところがあった」と貪欲に話した。
 当落線上にいる扇原(C大阪)は前半はセンターバック、後半は守備的MFに入った。利き足の左足から長短のパスを供給したが、周囲との連係に未熟さものぞかせ「パスの出しどころに困った。前の選手を自分がもっと動かせるようにならないと」と反省した。

【成長認める反町監督】
 湘南は昨年の広州アジア大会前にも練習試合で対戦し、2−4で敗れている。反町監督は当時と比較し「大人のサッカーになりつつある。動き出しなど、共有の意識がある」と話した。
 北京五輪で日本を率いた反町監督は、予選で苦しんだ経験を持つが「タレントはこちらの方がいる。各クラブで一皮むけた選手が出てきた。顔と名前が一致する選手ばかり」と期待を寄せた。

U-22日本代表21名
GK:
1.権田修一(FC東京)
23.増田卓也(流通経大)
18.安藤駿介(川崎)
DF:
2.實藤友紀(川崎)
5.比嘉祐介(流通経大)
22.吉田豊(甲府)
20.酒井宏樹()
12.濱田水輝(浦和)
3.扇原貴宏(C大阪)
MF:
14.山本康裕(磐田)
17.清武弘嗣(C大阪)
8.山村和也(流通経大)
6.村松大輔(清水)
10.東慶悟(大宮)
16.山口螢(C大阪)
21.登里享平(川崎)
15.原口元気(浦和)
FW:
11.永井謙佑(名古屋)
7.山崎亮平(磐田)
19.大津祐樹()
9.大迫勇也(鹿島)


発表
 日本サッカー協会は本日8日、女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会(26日〜7月17日)に臨む女子日本代表メンバー21名を発表し、5大会連続出場のMF澤(INAC)やドイツで活躍する安藤(デュイスブルク)と永里(ポツダム)の両FW、18歳のFW岩淵(日テレ)らが選出された。
 大会は16チームが4グループに分かれてグループリーグを戦い、各グループ上位2チームが準々決勝に進出。6大会連続出場の日本はグループリーグ・グループBで、27日にニュージーランド、7月1日にメキシコ、同5日にイングランドと対戦し、1995年大会(当時は世界選手権)以来のベスト8入りを狙う。
 東京都内で記者会見した佐々木監督は「グループリーグ1位突破が目標。(北京五輪での)4強の壁を破り、頂点を目指したい」と抱負を述べた。キャプテンの澤は「5度目のW杯、サッカー人生の集大成にしたい。この21名でぜひメダルを取りにいきたい」と意気込んだ。
 日本は18日に松山市のニンジニアスタジアムで韓国と国内ではW杯前最後の強化試合を行い、21日にドイツへ出発する。
 女子日本代表メンバー21名は以下の通り。

女子日本代表21名
GK:
山郷のぞみ(浦和レッズレディース)
福元美穂(岡山湯郷Belle)
海堀あゆみ(INAC神戸レオネッサ)
DF:
近賀ゆかり(INAC神戸レオネッサ)
矢野喬子(浦和レッズレディース)
上尾野辺めぐみ(アルビレックス新潟レディース)
岩清水梓(日テレ・ベレーザ)
鮫島彩(未所属)
田中明日菜(INAC神戸レオネッサ)
熊谷紗希(浦和レッズレディース)
MF:
澤穂希(INAC神戸レオネッサ)
宮間あや(岡山湯郷Belle)
川澄奈穂美(INAC神戸レオネッサ)
阪口夢穂(アルビレックス新潟レディース)
宇津木瑠美(モンペリエ/フランス)
FW:
安藤梢(デュイスブルク/ドイツ)
丸山桂里奈(ジェフユナイテッド市原・千葉)
大野忍(INAC神戸レオネッサ)
永里優季(ポツダム/ドイツ)
高瀬愛実(INAC神戸レオネッサ)
岩渕真奈(日テレ・ベレーザ)
バックアップメンバー2名
有吉佐織(日テレ・ベレーザ)
山口麻美(ハマルビー/スウェーデン)

【女子W杯出場歓迎イベント】
 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会組織委員会と国際サッカー連盟(FIFA)は本日8日、東京都内の日本協会で女子W杯に出場する日本女子代表の歓迎イベントを開き、FIFAのブラッター会長のメッセージや日本がグループリーグ3試合を戦う各都市紹介の映像が披露された。
 大会組織委のジョーンズ会長は「既に65万枚の入場券が売れた」と盛り上がりをアピールし「日本は優勝候補の1つと思っている」と期待を表した。日本協会の小倉会長は「ドイツでは2006年に(男子が)極めて残念な結果だった。ぜひ、リベンジしてほしい」と女子代表を激励した。

【澤「集大成としてメダルを」】
 前身の世界選手権時代を含め、5大会連続で代表入りした32歳の澤は「自分のサッカー人生の集大成として、メダルを取りに行きたい」と力強く話した。
 16歳で初出場を果たしてから16年。今回はフィールドプレーヤー最年長で、主将も務める。「今までと違う状況で、楽しみ。世界は甘くないと知っているが、最後まで諦めないプレーを見せたい」と本番を見据えた。

【安藤&永里、舞台ドイツで思い特別】
 ドイツの強豪クラブでプレーする安藤と永里にとって、今回のW杯は思い入れのある特別な舞台となるようだ。
 安藤は「ドイツはW杯に向けて盛り上がっている。その舞台でなでしこジャパンをアピールしたい。早く合宿に入りたい」と張り切る。永里は「ドイツで積み重ねてきたものが自信になっている。自分がゴールを奪えば勝てる」と意気込んだ。

【「楓」がなでしこジャパンを後押し】
 女子W杯代表の発表会見にはサッカー漫画「キャプテン翼」の作者で知られる高橋陽一さんも出席。韓国との強化試合に向けたポスターでは、なでしこジャパンを後押しするため、新キャラクター「楓」を描いた。
 エースの澤をイメージしたという楓はポニーテールの髪形で背番号は澤がINACで背負う「8」。高橋さんは「8を横にすると無限大(∞)になる。夢は無限大」とエールを送った。


全勝キープ
ユーロ2012(欧州選手権)予選第5、6、7戦結果

グループA:

アゼルバイジャン1−3ドイツ
≪得点者≫
アゼルバイジャン:ヒュセイノフ89
ドイツ:エジル30、ゴメス41、シュールレ90
≪出場メンバー≫
【ドイツ】
GK:
ノイアー
DF:
ヘベデス、フンメルス、バートシュトゥーバー、ラーム
MF:
アオゴ、エジル(81分ゲッツェ)、クロース、ポドルスキ(76分シュールレ)
FW:
ミュラー(88分ホルトビー)、ゴメス

グループC:

フェロー諸島2−0エストニア
≪得点者≫
フェロー:ベンヤミンセン43=PK、A・ハンセン47

グループD:

ベラルーシ2−0ルクセンブルク
≪得点者≫
ベラルーシ:カルニレンカ48=PK、プツィラ73

ボスニア・ヘルツェゴビナ2−0アルバニア
≪得点者≫
ボスニア:メジュニャニン67、マレティッチ90

グループE:

スウェーデン5−0フィンランド
≪得点者≫
スウェーデン:シェルストレーム11、イブラヒモビッチ31、35、53、バイラミ83

サンマリノ0−3ハンガリー
≪得点者≫
ハンガリー:リプターク40、サビチュ49、コマン83

 サッカーのユーロ2012(欧州選手権)予選は7日、各地で行われ、グループAで首位のドイツはアゼルバイジャンを3−1で破り、7戦7勝とした。残り3試合で2位ベルギーに勝ち点10差、1試合消化が少ない3位トルコに同11差をつけ、予選突破に大きく前進した。
 グループEでは6戦全勝の首位オランダを追うスウェーデンが、イブラヒモビッチのハットトリックなどでフィンランドを5−0と圧倒して5勝1敗。グループDのベラルーシはルクセンブルクに2−0で勝ち、3勝3分け1敗で2位を守った。


快勝発進
ゴールドカップ・グループリーグ第1戦結果

グループC:

アメリカ2−0カナダ
≪得点者≫
アメリカ:アルティドール15、デンプシー62

パナマ3−2グアドループ
≪得点者≫
パナマ:B・ペレス29、テハダ32、G・ゴメス57=PK
グアドループ:ジョビアル65、79

 北中米カリブ海王者を決めるCONCACAF (北中米カリブ海サッカー連盟) ゴールドカップ2011は7日、パサディナ(アメリカ)でグループリーグ第1戦の残り2試合が行われ、グループCで前回大会準優勝の開催国アメリカは、デンプシーのゴールなどでカナダに快勝し、白星発進した。
 パナマはグアドループに3−2で競り勝った。
 第2戦は明日9日から行われる。


引退試合
国際親善試合結果

ブラジル1−0ルーマニア
≪得点者≫
ブラジル:フレッジ21
≪出場メンバー≫
【ブラジル】
GK:
ビクトル
DF:
マイコン、ルシオ(70分ルイゾン)、ダビド・ルイス、アンドレ・サントス
MF:
サンドロ(59分ルーカス・レイヴァ)、エリアス、ジャジソン、フレッジ(30分ロナウド)(46分ニウマール)
FW:
ネイマール(76分チアゴ・ネーヴィス)、ロビーニョ(65分ルーカス)

ベネズエラ0−3スペイン
≪得点者≫
スペイン:ビジャ5、ペドロ20、シャビ・アロンソ45
≪出場メンバー≫
【スペイン】
GK:
バルデス(89分カシージャス)
DF:
イラオラ、ラウール・アルビオル、マルチェナ、アルベロア(63分カプデビラ)
MF:
ブスケッツ、シャビ・アロンソ(46分シルバ)、イニエスタ(46分サンティ・カソルラ)
FW:
ペドロ、ビジャ(46分デル・モラル)、ジョレンテ(63分トーレス)

イタリア2−0アイルランド
≪得点者≫
アイルランド:アンドリュース36、コックス90
≪出場メンバー≫
【イタリア】
GK:
ビビアーノ
DF:
ガンベリーニ、カッサーニ、キエッリーニ、クリシート(66分バルツァレッティ)
MF:
マルキージオ、ピルロ(46分パロンボ)、ノチェリーノ(59分ジョビンコ)、モントリーボ
FW:
G・ロッシ(46分マトリ)、パッツィーニ(59分ジラルディーノ)

ロシア0−0カメルーン

オーストリア3−1ラトビア
≪得点者≫
オーストリア:ディボン74、ハルニク81、90=PK
ラトビア:ミハジュクス49

ノルウェー1−0リトアニア
≪得点者≫
ノルウェー:M・ペデルセン83

パラグアイ0−0ボリビア

エクアドル1−1ギリシャ
≪得点者≫
エクアドル:エラソ58
ギリシャ:ツィオリス15

オーストラリア0−0セルビア

韓国2−1ガーナ
≪得点者≫
韓国:チ・ドンウォン12、ク・ジャチョル90
ガーナ:アサモアー・ギヤン62

ガボン0−1ガンビア
シンガポール4−0モルディブ

 国際親善試合は7日、世界各地で行われ、2月に現役引退したサッカーの元ブラジル代表FWロナウド(34)の引退試合となるブラジルvsルーマニアがサンパウロ(ブラジル)で行われた。
 ロナウドはワールドカップ(W杯)通算最多の15得点を挙げた思い出の代表ユニホームに身を包み、前半30分からハーフタイムまで出場。現役時代よりふっくらした体形になり、3度の決定機でもゴールは奪えなかった。セレモニーではピッチからファンへ「皆さんの応援に感謝したい」とあいさつ。試合はブラジルが1−0で勝った。
 特別出場は、最後に所属したコリンチャンスの監督だったメネゼス現代表監督の計らいで実現。「怪物」と呼ばれた全盛期のスピードやボールさばきは影を潜めたが、前半30分からハーフタイムまでのプレーに観客から惜しみない拍手が送られた。ロナウドは「ありがとう。でも3度の得点機を逃して申し訳ない」と話し、代表チーム(セレソン)に別れを告げた。
 一方、欧州王者にしてW杯王者のスペインはベネズエラに3─0で完勝した。
 スペインは前半5分、ビジャがFKで自身の持つ同国最多得点記録を47に伸ばすゴールを決めて先制すると、同20分にはペドロが加点。さらにスペインは前半終了間際、今度はシャビ・アロンソがFKを直接叩き込むと、後半も試合を優勢に進めて勝利した。
 この勝利により、ビセンテ・デルボスケ監督は就任44試合で39勝目を記録し、前任者のルイス・アラゴネス氏が残した記録を塗り替えた。
 イタリアはアイルランドに0−2で敗れた。


発表
 ブラジル代表のマノ・メネゼス監督は7日、コパ・アメリカ(南米選手権)の同国代表メンバー22名を発表し、サントスFWネイマールらが選出された。
 国際親善試合のオランダ戦(4日)、ルーマニア戦(同7日)のメンバー28名からは、ニウマール(ビジャレアル)ら6名が落選した。
 コパ・アメリカのグループリーグでブラジルはグループBに属し、パラグアイ、エクアドル、ベネズエラと対戦する。
 ブラジル代表メンバー28名は以下の通り。

ブラジル代表22名
GK:
ヴィクトル(グレミオ)
ジュリオ・セーザル(インテル/イタリア)
DF:
ルシオ(インテル/イタリア)
マイコン(インテル/イタリア)
チアゴ・シウバ(ミラン/イタリア)
ダビド・ルイス(チェルシー/イングランド)
ルイゾン(ベンフィカ/ポルトガル)
アンドレ・サントス(フェネルバフチェ/トルコ)
ダニエウ・アウベス(バルセロナ/スペイン)
アドリアーノ・コレイア(バルセロナ/スペイン)
MF:
ルーカス(サンパウロ)
ルーカス・レイバ(リバプール/イングランド)
エラーノ(サントス)
ガンソ(サントス)
エリアス(アトレティコ・マドリード/スペイン)
ジャドソン(シャフタール・ドネツク/ウクライナ)
サンドロ(トッテナム/イングランド)
ラミレス(チェルシー/イングランド)
FW:
アレシャンドレ・パト(ミラン/イタリア)
ロビーニョ(ミラン/イタリア)
ネイマール(サントス)
フレッジ(フルミネンセ)


入団会見
 サッカーの元日本代表でJ2水戸ホーリーホックに加入が決まったFW鈴木隆行(35)が本日8日、水戸市内で記者会見し「目標はチームをJ1に上げること。それ以外にない」と抱負を述べた。今季は無報酬でプレーすることを明らかにし「経営も苦しいと聞いたので、僕の強い希望でアマチュア契約となった」と説明した。
 2008年からアメリカでプレーし、昨季限りで現役引退して今季からコーチに就任する予定だった。ところが東日本大震災で出身地の茨城県が被災し、心境が変わったという。水戸の柱谷哲二監督に電話で「何か協力したい」と相談したところ「選手としてプレーしてくれ」と言われて現役続行を決断した。
 J1鹿島などで活躍し、2002年ワールドカップ(W杯)日韓大会では日本の初ゴールを決めたベテランは「また地元でプレーできて幸せ」と笑顔で話した。
 背番号は鹿島、ゲンク(ベルギー)、ポートランド・ティンバーズ(アメリカ)時代と同じ「30」に決まった。


男性救助
 7日午後4時35分ごろ、札幌市白石区の環状北大橋の欄干から身を乗り出していた男性(39)が豊平川に落下した。偶然通りかかったJ2のコンサドーレ札幌の元選手、曽田雄志氏(32)が、流される男性を土手沿いに約800メートル走って追跡し、約20分後に救助した。
 道警白石署によると、曽田氏は車で橋を渡っている途中に男性が落ちるのを目撃。近くに車を止め、土手を下りて男性を追跡し、約800メートル川下で、川岸に近づいてきた男性を引っ張り上げた。
 曽田氏は2001年、当時J1の札幌に入団。主にDFとしてプレーし、入団以来札幌一筋だったことから「ミスターコンサドーレ」などの愛称で親しまれた。2009年に現役引退、現在は札幌のアドバイザリースタッフとしてサッカーの普及活動などに携わっている。


0−0
キリンカップ第3戦(最終戦)結果

日本代表0−0チェコ代表

会場:日産スタジアム
観衆:65856人
主審:マーティン・アトキンソン(イングランド)
天気:曇り
風:弱風
気温:21℃
湿度:66%
ピッチ表面:乾燥
ピッチ状態:全面良芝

≪出場メンバー≫
日本代表
GK:
1.川島永嗣(リールセ)
DF:
22.吉田麻也(VVV)
15.今野泰幸(FC東京)
2.伊野波雅彦(鹿島)
(64分3.槙野智章(ケルン))
MF:
6.内田篤人(シャルケ)
17.長谷部誠(ボルフスブルク)(cap)
7.遠藤保仁(G大阪)
(64分10.家長昭博(マジョルカ))
5.長友佑都(インテル)
FW:
18.本田圭佑(CSKAモスクワ)
19.李忠成(広島)
9.岡崎慎司(シュツットガルト)
(89分16.関口訓充(仙台))
ベンチ:
GK:
23.東口順昭(新潟)
12.西川周作(広島)
DF:
4.栗原勇蔵(横浜M)
21.安田理大(フィテッセ)
MF:
14.柴崎晃誠(川崎)
8.森脇良太(広島)
13.細貝萌(アウクスブルク)
20.西大伍(鹿島)
FW:
11.前田遼一(磐田)
24.興梠慎三(鹿島)
25.宇佐美貴史(G大阪)

フォーメーション
(3-2-2-3)

 9  19  18
5       6
   7  17
 2  15  22
    1

チェコ代表
GK:
1.ペトル・ツェフ(チェルシー/イングランド)(cap)
DF:
5.ロマン・フブニク(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
6.トマーシュ・シボク(ベシクタシュ/トルコ)=35分
(46分2.セオドル・ゲブレ・セラシエ(スロバン・リベレツ))
4.ヤン・ライノフ(アンカラギュジュ/トルコ)
3.ミハル・カドレツ(レバークーゼン/ドイツ)
MF:
11.ミラン・ペトルジェラ(ビクトリア・プルゼニュ)
(83分14.バツラフ・ピラジ(フラデツ・クラロベ))
10.ダニエル・コラージ(ビクトリア・プルゼニュ)=40分
20.カミル・バチェク(スパルタ・プラハ)
19.ヤン・レゼク(ビクトリア・プルゼニュ)
(90+2分12.ペトル・ヤンダ(スラビア・プラハ))=90+2分
FW:
21.ダビド・ラファタ(バウミト・ヤブロネツ)
(66分15.ミハル・フブニク(レギア・ワルシャワ/ポーランド))
9.マルティン・フェニン(フランクフルト/ドイツ)
(80分7.トマーシュ・ネチド(CSKAモスクワ/ロシア))
ベンチ:
GK:
16.トマーシュ・グリガル(テプリツェ)
23.アレシュ・フルシュカ(プジブラム)
DF:
13.オンジェイ・クシュニール(スパルタ・プラハ)
MF:
18.ペトル・トラップ(ビクトリア・プルゼニュ)

フォーメーション
(4-2-2-2)

   9  21
19      11
  20  10
3  4  6  5
    1

≪各種データ≫
日本チェコ
ボール支配率:
63%:37%
シュート数:
11:6
直接FK数:
22:11
間接FK数:
2:2
CK数:
3:5
GK数:
10:11
PK数:
0:0
オフサイド:
2:2

 サッカーの国際親善試合、キリンカップ最終戦は7日、横浜・日産スタジアムに6万5856人の大観衆を集めて行われ、日本代表はチェコ代表と0−0で引き分けた。今大会の3試合とも0−0で終わったため、大会史上初めてペルー代表を含む3チームが同時優勝となった。日本は4連覇。
 日本は長友(インテル)や本田(CSKAモスクワ)が先発に復帰したが3−4−3の新布陣は機能しなかった。前半には遠藤(G大阪)の右足FKが、後半には本田の左クロスを合わせた岡崎(シュツットガルト)のヘディングシュートが、ともにGKツェフ(チェルシー)の好守に阻まれた。
 就任後、ザッケローニ監督が指揮した日本は5勝5分け(PK勝ち1を含む)で無敗を守った。
 日本は8月10日に札幌ドームで韓国と国際親善試合を行い、9月からのワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア3次予選に臨む。

川島永嗣(リールセ)
「引き分けは残念。自分達がもっとフリーマンを使えれば、攻撃の面で脅威になれたかなというのはある。イメージをお互い共有してやらないといけないと思うし、続けていく必要があると思う。守備の面でも攻撃の面でも、オートマチックに動けるようになってきてるし、これを常に高いレベルでやるために自分達がもっと成長していかないといけない。1人1人の意識もこれから大事になってくる」

吉田麻也(VVV)
「まだまだラインコントロールで俺も今ちゃんも遅れているところはあったし、お互いの距離感も守備のところで修正しないといけないところはあった。(3−4−3は)監督も言っているけど、オプションの1つだし、相手によって使ったり使わなかったりすると思う。うまくいかなければペルー戦のように代えてもいい。時間がない中で、いろんなオプションができたのは良かった。(惜しいシュートは)練習では何回か浮かしていたので叩き付けないといけないと思っていたが、とっさにボールが来たので難しかった」

今野泰幸(FC東京)
「試合が少ないし、やられてもいいわけじゃないけど、積極的にラインを上げようと思っていた。同サイドに寄せるというのはできたし、ハマった感はちょっとあった。ボールも奪えた。でも、もっと相手のレベルが高くなって、ボランチがうまくて、サイドチェンジされたらどうなるか分からない。完璧だったとは思っていない。相手は前半からロングボールが多かったし、誰かが競ってセカンドボール勝負だと思っていた。3枚の真ん中というよりセンターバックという意識でやっているので、状況次第でサイドに行くこともある。(攻撃の意図は)サイドに行った時に数的優位を作って崩すというのはやろうとしていた。ただ、精度がまだ低いし、相手を混乱させるようなところまではいってなかった」

内田篤人(シャルケ)
「(ザッケローニ監督から)ハーフタイムにポジショニングは良いから続けていこうという話があった。点が取れれば良かったけど、守備では危ないシーンはなかった。(後ろにいる)吉田が指示を出すということだった。ポジショニングは問題ない。もう少し高いポジションでボールを持つことができたら面白い。(4バックの時とは)視野も違うし、まだまだだと思う。(高い位置で味方と絡んでいたが)そのためのポジションなので、もう少し絡めれば面白かった。うまくいかない時間帯もあったけど、前半は裏に抜けたりしようと思っていた。自分もゴール前に入っていくシーンがあった」

長谷部誠(ボルフスブルク)
「3−4−3に手応えは感じているし、メンバーもいつもやっているメンバーだったので、前の試合より良かったのは間違いない。ただ、やっぱり勝てなかったから。これだけお客さんが来てくれて、たくさんの人が応援してくれているんで、2試合連続でスコアレスっていうのは選手として本当に悔しい。代表は結果を残していく場所だと思ってるんで、今日は手応えよりも悔しさの方がある。とにかく前へ前へという気持ちをプレーで見せていったのは、チームメートも感じてくれてると思う。個人的にもこの2試合はチャンスがあったんで、そこで決められなかったのはまだまだかなと思っている。まだまだ監督が満足できる動きには達してないと思う。前の試合よりは、確実に進歩しているとは思うけど、本番でも3−4−3で勝負するのかといったら、絶対的な確信があるわけではない。4−2−3−1のやり方にはある程度の自信を持っているんで、こういうオプションにトライしても、戻れるシステムがあるという意味では強みはある。ただ、どうするかは監督しか分からない」

長友佑都(インテル)
「この1週間でいろいろなことを詰め込んだんで、考えながらやっているのはあった。でも、今日1試合やったことで自然と反応できるようになると思うから、これから。(インテルで磨いたことを出して迫力をつけたかった?)サッカーは個人でやるものじゃないから、チームプレーに徹しないといけないし、自分が自分がとなっても良くないと思うんで。(フィニッシュまでなかなかいけなかったのは)相手もフィジカルが強かったし。引いた時にどう崩すか、どういうアイデアを出していくのかは課題。(3−4−3で一番意識してることは)逆サイドにボールがある時に、中央に絞らないといけないんで。今日も僕とウッチー(内田)は、試合中に監督から言われて、サイドにボールがあったら絞る、そこからサイドチェンジされたら開くっていう動きが難しかった。今日は考えながらやってたが、次は自然と体が動くようになると思う。1試合で全てを判断するのは難しいし、みんなが考えずにできるようにならないと、新しいフォーメーションは難しいと思う」

本田圭佑(CSKAモスクワ)
「何を目指すかだと思う。前の試合(ペルー戦)の後半は4−2−3−1だったので、今日の試合との比較はできない。欧州のチームとやる時は、基本的に後半勝負だと思っているので。全体的にまだまだだと思う。もちろん、いろんな要素があるので、監督はたぶんポジティブなことを言っていると思うけど、そのレベルで会話をしていたらいけないと思う。もうちょっと全体的に『さすがやな』というサッカーをしていかないと。最低ラインという意味では良かったと思う。これくらいやれたという最低ラインから上がっていくしかない。所属チームに戻って、それぞれが意識しないと技術は簡単に上がらない。これはどれだけアンビション(野心)を持ってやれるか。非常に難しい。オレがよくしゃべっている連中はそういうのを持っているけど、サッカーは3、4人でやるわけじゃないから。現代のサッカーではちょっとしたところが得点に結びつくから、戻った時に佑都(長友)みたいに個を追求する人もいるし、体を張って1人で止める能力を高める人もいる。どれだけ意識できるかが、全員で集まった時に重要になってくる。代表に集まった時に求めても遅い。今日からスタート。オレは欧州組にはあんまり休むなと言いたい。特に麻也(吉田)は若いし、1週間休めば十分なので、あとの3週間はトレーニングしろと言っといた(笑)」

岡崎慎司(シュツットガルト)
「(3−4−3の)システムがハマるか、ハマらないかというよりは、最後のところで決められるかどうかだと思う。そういうところでまだまだだった。(惜しいシュートは)ちょっと弱かった。(李との関係は)近いところでできたので良かったと思うし、噛み合えばゴールも取れるというところまでいったのは収穫だと思う。前回より高い位置でボールをもらうことを心がけていたし、それはできたと思う。取られるのが多かったのは反省だけど、チャレンジして、いけるところならトラップからグッと中に入っていかないと相手は崩れないと思う。(相手のプレスが厳しかったように見えたが)あれが普通だと思う。背負っているなら近くの選手に預ければ、サイドバックも上げられる。相手がくるなら中にターンして入れると思うし、その辺は使い分けだと思う」

家長昭博(マジョルカ)
「もっとできると思うし、プレッシャーがなかったのでもっと前にボールを運びたかった。反省点は多い。自分がドリブルで運ぶシーンがもっと増えれば良かった。(相手の印象は)あまり強くなかったと思うし、自分達がパスミスをしたり、崩せなかったのは、自分達の力のなさだと思う。この相手に勝てないと厳しいと思うし、まだまだ力が足りない。(本田との久しぶりのプレーは)フリーだったらボールを預けられたらいいし、前の選手が欲しいタイミングで出せればいい。楽しさもあるけど、もっともっと自分自身いいプレーができたと思うし、自分の力を出し切れていないと思う。守備はあまり気にしていなかった。なるようになると思っていた。(今後は)まだまだ個人的な力を上げないといけないし、チームとして機能するのも大事だけど、個人能力を上げないと組織でいくら戦っても勝てないと思う。1年間のうち、代表がない時の方が長いので、力を上げることに努める」

李忠成(広島)
「決定機を止められた場面は)ツェフの手がそこにあるかって感じでしたね。あと、凄いゴールキックとか飛ぶなって。結果を求めないといけないが、内容はすごくポジティブで、今後に生きるようなパフォーマンスだったんで、あのシュートが入っても入ってなくても次につながるとは思う。もっともっと自分がうまくなって、決めなきゃいけない時に決められる選手になりたい。(組み立てにも参加していたが)試合の最後の方に良くなってきたんで、最初からやっていけば攻撃もうまく回るし、決定機も作れると思う。次にまた代表に選ばれたら突き詰めたい。(3−4−3は前進した?)それは監督が言うこと。大観衆の中でサッカーができて楽しかったし、選手としてすごく幸せなことなんで、今日はいい経験ができた」

日本代表・ザッケローニ監督
「今日の試合は、日本が勝利に近付こうとチャレンジしたゲームだった。対戦相手のチェコと比べてもゴールチャンスも多かったし、相手よりもチャンスを作っていたと思っている。早いコンビネーション、遅いコンビネーションとあったが、勝とうという意識は前面に出ていたと思う。選手達の出来にも非常に満足しているし、期待以上の出来だったと思っている。相手の素晴らしいGK(ツェフ)を称賛しなくてはいけない。あくまでもこのシステム(3−4−3)はバリエーションの1つだと話してきた。まだまだ始めたばかりだが、良くなっていくと期待している。ペルー戦に比べれば、かなり良くなった。この数日間の練習だけで、ここまでできるというのはたやすいことではないと思う。(後半、本田がタッチライン際ではなく内側にポジションを取っているように見えたが)「私と本田で決めた。本田は頭の良い選手で、サイドでなく中央にスペースがあったので、自分がトップ下のところに入りながら、岡崎を2トップの一角のように押し出した。また、右サイドからバイタルエリアに入れば、彼は左足に素晴らしいものを持っているので、そこで前を向いた時にチャンスも生まれる。また、チェコの両サイドのMF、FWが下がって対応していたので、中央にスペースができることをきちんと把握していた。サイドのスペースを埋められた際、縦にボールを入れる時には、ある程度キープ力のある選手にボールを入れないといけないが、本田はそれにうってつけの選手。本田の特徴は、90分間試合から消えずにプレーし続けられること。サイドに張るだけでなく、中に入る判断は間違いではない。手元にデータはないが、たぶん本田が今日一番ボールを触った選手だと思う」

チェコ代表・ビレク監督
「今日の試合は日本のホームゲームであり、しかも超満員だったので圧倒的に日本に有利な雰囲気だった。かなり大変な試合になることを予想していたが、結果としてペルー戦よりもうまく試合を運べたので満足している。日本はクオリティーが高く、かなりの強敵だったので、互角に戦えたのは喜ぶべきことだと思う。(日本のクオリティーの高さは)いくつもあって、コンビネーションの良さ、スピード感、そして本田のように創造性というか、作戦を変えて動いていく機敏な選手がいること。日本はアジアカップで優勝しているということで力があることは分かっていたが、今日の試合内容を見ても、これからもっと伸びていく手強い相手だと思った」

日本代表25名
GK:
1.川島永嗣(リールセ)
23.東口順昭(新潟)
12.西川周作(広島)
DF:
15.今野泰幸(FC東京)
4.栗原勇蔵(横浜M)
2.伊野波雅彦(鹿島)
5.長友佑都(インテル)
3.槙野智章(ケルン)
21.安田理大(フィテッセ)
6.内田篤人(シャルケ)
22.吉田麻也(VVV)
MF:
7.遠藤保仁(G大阪)
17.長谷部誠(ボルフスブルク)
14.柴崎晃誠(川崎)
8.森脇良太(広島)
13.細貝萌(アウクスブルク)
10.家長昭博(マジョルカ)
20.西大伍(鹿島)
FW:
11.前田遼一(磐田)
19.李忠成(広島)
16.関口訓充(仙台)
9.岡崎慎司(シュツットガルト)
18.本田圭佑(CSKAモスクワ)
24.興梠慎三(鹿島)
25.宇佐美貴史(G大阪)

チェコ代表20名
GK:
1.ペトル・ツェフ(チェルシー/イングランド)
16.トマーシュ・グリガル(テプリツェ)
23.アレシュ・フルシュカ(プジブラム)
DF:
2.セオドル・ゲブレ・セラシエ(スロバン・リベレツ)
3.ミハル・カドレツ(レバークーゼン/ドイツ)
4.ヤン・ライノフ(アンカラギュジュ/トルコ)
5.ロマン・フブニク(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
6.トマーシュ・シボク(ベシクタシュ/トルコ)
13.オンジェイ・クシュニール(スパルタ・プラハ)
MF:
10.ダニエル・コラージ(ビクトリア・プルゼニュ)
11.ミラン・ペトルジェラ(ビクトリア・プルゼニュ)
12.ペトル・ヤンダ(スラビア・プラハ)
14.バツラフ・ピラジ(フラデツ・クラロベ)
18.ペトル・トラップ(ビクトリア・プルゼニュ)
20.カミル・バチェク(スパルタ・プラハ)
FW:
7.トマーシュ・ネチド(CSKAモスクワ/ロシア)
9.マルティン・フェニン(フランクフルト/ドイツ)
15.ミハル・フブニク(レギア・ワルシャワ/ポーランド)
19.ヤン・レゼク(ビクトリア・プルゼニュ)
21.ダビド・ラファタ(バウミト・ヤブロネツ)

【日本、またノーゴール】
 新布陣による追試は、「合格点」には達しなかった。1日のペルー戦に続き、3−4−3で臨んだ日本だが、またもゴールは遠かった。
 長友、内田という海外組が両サイドMFに入り、ペルー戦よりは効果的な攻撃が生まれた。前半12分、高い位置でボールを奪い、長谷部が惜しいシュート。後半30分過ぎには本田のクロスを岡崎が頭で合わせ、最後は李も飛び込んだが、GKツェフの好守に阻まれた。
 長友が上がれば内田が下がるという約束事は浸透。5バックになることもなく、ピッチ上のバランスは取れた。だが、コンディションもよくなかったチェコ守備陣を完璧に崩す場面はなかった。

【長友&内田の両翼キーマンを評価】
 ザッケローニ監督が掲げる攻撃的な3−4−3の布陣で、キーマンは左の長友と右の内田の両翼だ。日本は2試合連続の無得点だったが、指揮官は「初戦はボールのないところで縦への動きがなかったが、今日の2人はしっかりやってくれた」と評価した。
 後半、継続して左の高い位置で攻めに絡んだ長友は「前回よりサイド攻撃は増えた。ただ、もっとサイドを使えないと。岡崎とコミュニケーションを取っていきたい」と高い意識で新システムの習得に取り組む。長友自身は実戦での3−4−3が初めてだったそうだが、持ち前の走力はより一層生かせそうだ。
 位置取りは問題ないと、同監督から言われたという内田は「まだスタート。もう少し慣れれば無駄な動きも減る」と手応えを口にした。

【本田、新システムには苦戦】
 個人の働きは際立っていた。右FWの本田は縦横無尽に動き、攻撃陣を引っ張った。「最低限これぐらいやれたという意味ではいいのかな」と冷静に振り返った。
 前半は3トップの中央に入る李のポストプレーに合わせ、好機をつくった。後半はさらに動きの幅を広げ、中盤にまで下がって試合を動かした。「欧州のチームとやる時は基本的に後半勝負と思っているので」と言い、当然といった表情だった。
 ただ、本田がポジションを崩したことで、ザッケローニ監督が描く3−4−3の布陣は狙い通りでなくなった。戦況から「FWの3人で話して、本田が下がった」と李は言う。本田は「(ボールが)つながらなかった。いろんな要素はある。ただ、どれだけ個を意識できるかが重要」と強調した。システムと個の融合には、まだ時間がかかりそうだ。

【李、無得点を悔やむ】
 アジアカップ決勝のヒーロー、李が代表初先発してフル出場。「すごく楽しみに入った。時間を追うごとにいいプレーができた」と話したが、笑顔はなかった。
 後半32分に岡崎のヘディングシュートのこぼれ球に詰めたが、阻まれた。「足で押し込んだけど、そこにツェフの手があった。決め切れれば勝っていたし、今後の課題」とストライカーらしく、得点できなかったことを悔しがった。

【好セーブ連発のツェフ】
 イングランドの強豪チェルシーでプレーする世界的なGKツェフが日本の前に立ちはだかった。前半に遠藤がゴール右上を直接狙ったFKを跳んでブロックしたのをはじめ、後半も好守を続けて得点を許さなかった。「重要なセーブをして、無失点で終わることができた」と温厚な笑みを浮かべた。
 日本代表の印象については「組織的で、コンパクトに戦っていた。本田は賢い選手。ボールを持てばミスをしない」と評していた。

【史上初、3チーム同時優勝】
 日本代表はチェコ代表と0−0で引き分けた。今大会の3試合とも0−0で終わったため、大会史上初めてペルー代表を含む3チームが同時優勝となった。日本は4連覇。
 1978年に始まったキリンカップで、同時優勝は過去に4度あった。いずれも優勝を分けたのは2チームで、3チームが優勝したのは今回が初めて。
 日本は2000年大会でスロバキアと栄冠を分けた。ペルーは1999年、2005年大会に続き3度目の同時優勝となった。
 日本は8月10日に札幌ドームで韓国との国際親善試合を行い、9月からのワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア3次予選に臨む。

【日本、連続無敗記録を更新】
 日本は国際Aマッチで14試合負けなしとなり、歴代1位の連続無敗記録を更新した。2位は2000、2004年にそれぞれ記録した12試合。
 昨年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の、デンマーク戦以降の成績は8勝6分け。PK戦で決着したW杯決勝トーナメント1回戦のパラグアイ戦と、1月のアジアカップ準決勝の韓国戦は引き分けに数えられる。

【チェコ戦の観客数は史上5位】
 国内で開催された日本代表の試合で史上5番目となる6万5856人が集まった。最多記録は1999年6月に行われたペルー戦の6万7354人で、2位は1998年5月に行われたチェコ戦の6万6930人。上位5試合はいずれも日産スタジアムでの開催。

【カズ、10年ぶり生観戦】
 J2の横浜FCの元日本代表FW三浦知良が、高級スーツに身を包み観戦に訪れた。
 「スタンドで(代表戦を)見るのは10年ぶり。ジーンときたね」。首にはルイ・ヴィトンのストールを巻き、ファンの声援に手を振る姿も。チェコ代表GKツェフを「超一流」と絶賛し、日本の3−4−3の布陣には「時間がかかるけど、信念を貫けばいい」とエールを送った。

≪超サカ採点表≫
日本代表
GK:
1 川島永嗣 5.5
足元のプレーでやや不安を感じさせた
DF:
22.吉田麻也 5.5
攻撃面でのポジショニングに改善の余地ありも、高さと強さを見せた
15.今野泰幸 6.0
序盤は高さ勝負で苦戦したがその後は安定
2.伊野波雅彦 5.5
序盤に川島との連携ミスがあるも、その後は無難にプレー。攻撃時はもっとビルドアップに貢献したい
(64分3.槙野智章 5.5)
危険なパスミスが散見。攻撃面でも持ち味出せず
MF:
6.内田篤人 5.5
深くまで進入してクロスを上げるシーンをつくれず。コンディションが上がらず
17.長谷部誠 5.5
良い縦パスも送ったが、前半も後半のように、もっとリスクを犯して攻撃参加しても良かった
7.遠藤保仁 6.0
ツェフをヒヤリとさせるFKを披露。パスも無難にさばく
(64分10.家長昭博 5.5)
無難なプレーに終始した。持ち味は出せず
5.長友佑都 6.0
後半は何度か勝負を仕掛け、きっちりとクロスやファウルをもらうなど結果を出した
FW:
18.本田圭佑 6.0
後半はやや戦術を無視したが、さすがのキープ力で攻撃の起点となった
19.李忠成 5.5
時折、可能性を感じさせるタッチを見せたが消えていた時間帯も
9.岡崎慎司 5.5
逆サイドの本田が試合を組み立てる役割だっただけに、前半は裏を狙う動きなどがもっと欲しかった
(89分16.関口訓充 --)
監督:
ザッケローニ 5.5
勝負が懸かっていた中で、3−4−3というテストをやり抜いた。キリンカップタイトルも保持
チェコ代表
GK:
1.ツェフ 6.5
前半の遠藤のFKを両手セーブなど、相変わらずの安定感
DF:
5.フブニク 5.5
スピード不足だったが、勝負を仕掛けられなかったこともあり、そこまで露呈せず
6.シボク 5.5
高さを見せたがスピードでは苦しんだ
(46分2.セラシエ 5.5)
攻撃的に出て、日本陣内深くでクロスを上げるシーンも作る
4.ライノフ 5.5
ラインコントロールもまずまずで、及第点の出来
3.カドレツ 5.5
何度か鋭いクロスを送り、高精度の左足を見せた
MF:
11.ペトルゼラ 5.0
守備に追われ、存在感は希薄だった
(83分14.ビラーシュ --)
10.コラーシ 6.0
バイタルエリアでボールを奪い、上手く展開していた
20.バチェク 5.0
中盤で走らされた印象
19.レゼク 5.5
本田への対応で苦戦。攻撃面でも大きな役割を果たせず
(90+2分12.ヤンダ --)
FW:
21.ラファタ 5.5
守備時はトップ下に入った。最前線との繋ぎ役になれず
(66分15.M・フブニク 5.0)
前線で走り回ったが、決定機を演出することはできなかった
9.フェニン 5.0
最前線でボールを収めようとするも機能せず
(80分7. ネチド --)
監督:
ビレク 6.0
ベストメンバーから程遠い陣容でも、守備組織の良さを披露


超サカFLASH

協定
 日本サッカー協会は本日、ドイツ・サッカー協会と協定を締結した。東京都内で女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会組織委員会のシュテフィ・ジョーンズ会長と調印を交わした小倉純二会長は「ドイツは技術はもちろん、マーケティングや移籍に関する知識のレベルが高い」と話した。日本協会が協定を結んだのはフランス、スペイン、シンガポールに次いで4カ国目。今後は選手や指導者、マーケティング担当者の交流などを行っていく。

引退
 日本サッカー協会は本日、プロの審判員として活躍してきた柏原丈二主審(48)が、アジア・サッカー連盟(AFC)の審判部長に就任するため、11日のJ1の横浜Mvs柏(日産スタジアム)を最後に引退すると発表した。柏原氏は、小川佳実・現AFC審判部長の後任となる。

特別指定選手
 日本サッカー協会は本日、大学や高校などのサッカー部に所属しながらJリーグ公式戦に出場できる特別指定選手に、関大のDF寺岡真弘(19)を承認したと発表した。受け入れ先はJ1神戸。

現役引退
 J2熊本は本日、MF加藤健太(23)が現役を引退すると発表した。クラブによると、出身地の宮城県が東日本大震災で被災したことを受け、地元での貢献活動を考えているという。

節電呼び掛け
 J2熊本は7日、今夏の節電と二酸化炭素(CO2)削減対策のため、ホームの熊本県民総合運動公園陸上競技場のナイターで使用する照明用発電機の燃料として、使用済み天ぷら油などの食用廃油をサポーターらから回収し再利用すると発表した。12日のFC東京戦から実施。ペットボトルなどでの持ち込みをサポーターらに呼び掛ける。回収可能な油はサラダ油、コーン油、オリーブオイルなどの植物油で、鉱物油、魚油、動物性や固形のものは不可。4基ある照明の1基分の燃料を賄う予定で、クラブ関係者は「将来的には全ての照明を食用廃油で点灯したい」と話した。

契約解除
 栃木は7日、FWトリポジ(23)との契約を両者合意のもと解除したと発表した

全治4週間
 栃木は7日、MF小野寺達也が右膝内側側副靭帯損傷で全治4週間と診断されたと発表した。

解任&新監督
 JFLの松本山雅FCは7日、吉沢英生監督の解任、加藤善之GMの監督就任を発表した。Jリーグ準加盟の松本山雅は12位と低迷している。

手術
 ドイツ2部リーグのボーフムは7日、北朝鮮代表FWの鄭大世=チョン・テセが痛めていた右膝の関節鏡手術を先週末に日本で受けたと発表した。半月板の表面を平らにする手術で、3、4週間後にチーム練習に合流できる見込み。

獲得
 フランスリーグ1のマルセイユは7日、同じフランスのロリアンからフランス人MFモルガン・アマルフィタノ(26)を獲得したと発表した。アマルフィタノは今季、国内リーグで5得点13アシストを記録している。


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