NEW!
Jリーグ&ブンデスリーガを完全収録☆
日本代表vsJ選抜を完全収録♪

PS3版ウイニングイレブン2011
完全修正データ限定販売


本日の超最新情報
U-22日本代表がホームでU-22クウェート代表に快勝!!2011.06.19.SUN

INDEX

先勝
ロンドン五輪アジア2次予選第1戦
U-22日本代表3−1U-22クウェート代表
日本は大迫勇也のゴールなどで快勝してホームで先勝!

白星発進
U-17W杯グループリーグ第1戦(開幕戦)
グループA
メキシコ3−1北朝鮮
オランダ0−1コンゴ
グループB
U-17日本代表1−0U-17ジャマイカ代表
フランス3−0アルゼンチン
日本は松本昌也(JFAアカデミー福島)の決勝ゴールで白星発進!

首位浮上
J2第17節
栃木2−1北九州
FC東京1−0徳島
横浜FC1−1千葉
富山1−5東京V
岐阜1−3札幌
鳥取4−0湘南
岡山0−1水戸
草津2−4京都
鳥栖1−2愛媛
大分2−2熊本
栃木はリカルド・ロボの決勝弾で今季初の首位浮上!千葉は終盤に追い付かれて2位転落!

3位転落
JFL前期第16節最終日
Honda FC0−1SAGAWA SHIGA FC
佐川印刷2−2アルテ高崎
ブラウブリッツ秋田2−1栃木ウーヴァ
MIOびわこ草津2−0横河武蔵野
ジェフリザーブズ0−2松本山雅
町田ゼルビア2−2長野パルセイロ
FC琉球0−2ホンダロック
首位の琉球が敗れて3位転落!勝ったホンダロックは2位浮上!

逆転勝利
ゴールドカップ準々決勝
コスタリカ1−1(PK2−4)ホンジュラス
メキシコ2−1グアテマラ
連覇を目指すメキシコはエルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)の決勝弾で逆転勝ち!

先制アシスト
ロシアプレミアリーグ第14節
スパルタク・ナリチク0−2CSKAモスクワ
ボルガ・ニジニー・ノブゴロド0−2ゼニト・サンクトペテルブルク
アンジ・マハチカラ0−0アムカル・ペルミ
ロストフ1−3ルビン・カザン
本田圭佑は5試合連続のフル出場で先制点をアシスト!CSKAは快勝して首位堅守!

昇格決定
スペインリーガエスパニョーラ昇格プレーオフ決勝第2戦
エルチェ1−1(TOTAL1−1)グラナダ
グラナダがアウェーゴールで競り勝ち、1975−1976年シーズン以来35年ぶりの1部復帰が決定!

移籍
長谷部誠が所属するボルフスブルクの元ブラジル代表FWグラフィッチ(32)がUAEのアル・アハリに移籍!

首位キープ
J1第16節
浦和1−3清水
G大阪2−1横浜M
甲府0−2C大阪
山形2−0神戸
鹿島2−0磐田
川崎2−0広島
新潟1−1仙台
名古屋2−2大宮
福岡0−2
柏は快勝して首位キープ、2位仙台は終了直前に追い付いてドロー!川崎は3位広島を下して3位浮上!

本日の超サカFLASH
G大阪のMF明神智和が左大腿二頭筋肉離れで全治4週間ほか


本文
=INDEXに戻る

先勝
ロンドン五輪アジア2次予選第1戦結果

U-22日本代表3−1U-22クウェート代表

会場:豊田スタジアム
観衆:17873人
主審:アルザレ・ファガニ(イラン)
天気:雨のち曇り
風:弱風
気温:22℃
湿度:88%
ピッチ表面:水含み
ピッチ状態:全面良芝

≪得点者≫
日本:清武弘嗣18分、濱田水輝37、大迫勇也61
クウェート:ジャゼア68

≪出場メンバー≫
U-22日本代表
GK:
1.権田修一(FC東京)
DF:
4.酒井宏樹()
13.鈴木大輔(新潟)
12.濱田水輝(浦和)
5.比嘉祐介(流通経大)
MF:
17.清武弘嗣(C大阪)
6.山本康裕(磐田)
(69分16.山口螢(C大阪))
8.山村和也(流通経大)(cap)
7.山崎亮平(磐田)
(63分14.原口元気(浦和))
10.東慶悟(大宮)
(85分15.登里享平(川崎))
FW:
9.大迫勇也(鹿島)=27分
ベンチ:
GK:
18.安藤駿介(流通経大)
DF:
2.村松大輔(清水)
3.吉田豊(甲府)
11.永井謙佑(名古屋)

フォーメーション
(4-2-3-1)

    9
7   10   17
   8  6
5  12  13  4
    1

≪各種データ≫
日本クウェート
ボール支配率:
64%:36%
シュート数:
22:5
直接FK数:
7:22
間接FK数:
0:4
CK数:
13:1
GK数:
7:19
PK数:
0:0
オフサイド:
3:0

 22歳以下によるサッカー男子のロンドン五輪アジア予選で初戦を迎えたU-22日本代表は本日19日、愛知県豊田市の豊田スタジアムでU-22クウェート代表とホームアンドアウェー方式の2次予選第1戦を行い、3−1で五輪への第一歩を白星で踏み出した。
 第2戦は23日(日本時間24日未明)にクウェートで行われる。2試合合計スコアでの争いで、日本は引き分けるか、1点差で敗れても最終予選進出が決まる。
 5大会連続9度目の本大会出場を目指す日本は序盤から主導権を握り、前半に清武(C大阪)が頭で決めて先制した。2−0で迎えた後半にも大迫(鹿島)のゴールでリードを広げた。その後も好機を量産したが、追加点を奪えず逆に1点を失った。
 最終予選は12チームが3グループに分かれて、9月から来年3月まで争う。アジアの五輪出場枠はアフリカとのプレーオフを含めて3.5枠。

U-22日本代表22名
GK:
権田修一(FC東京)
増田卓也(流通経大)
守田達弥(京都)
安藤駿介(川崎)
DF:
比嘉祐介(流通経大)
村松大輔(清水)
鈴木大輔(新潟)
吉田豊(甲府)
酒井宏樹()
濱田水輝(浦和)
酒井高徳(新潟)
扇原貴宏(C大阪)
MF:
山本康裕(磐田)
清武弘嗣(C大阪)
山村和也(流通経大)
東慶悟(大宮)
山口螢(C大阪)
登里享平(川崎)
FW:
永井謙佑(名古屋)
山崎亮平(磐田)
大迫勇也(鹿島)
原口元気(浦和)

【清武、1ゴール1アシストの活躍】
 清武が1得点、1アシストと前半の2点に絡み「攻めていたし、取れるだけ取りたかった。いい形で勝てたのは良かった」と及第点をつけた。
 前半18分、日本を重圧から解き放つ先制点。「決定的チャンスが入らず、まずいなと思っている中で冷静に決められた」と自賛した。さらに、19分後には右CKで浜田の頭へ完璧なボールを送り「どフリーだったので、うまく合わせられた」と喜んだ。
 ドイツに移籍した香川(ドルトムント)の後釜に座ったC大阪では、今季J1の8試合で3得点と好調。ロンドン五輪出場を目指すチームでも欠かせない戦力となった。アウェーでの第2戦に向け「次も先制点が大事だし、取りたいですね」と力強く言った。

【代役大迫 起用に応える活躍】
 ケガの永井に代わり1トップで先発した大迫は、後半にチームの3点目を挙げるなど、ひとまずは起用に応えた。後半16分にゴールやや右で山崎のパスを受け、狙い澄まして右に突き刺した。前半にもゴール前で相手を引きつけた動きが、清武の先制点の呼び水になった。
 ただ、前半から再三あった得点機を逃し「もっと決めたかった。点を取ったことは良かったけれど、満足はしていられない」と第2戦を見据えていた。

【浜田、価値ある2点目】
 前半37分の価値ある2点目は、浜田が決めた。清武の右CKに走り込み、185センチの長身を利して相手の上から頭で合わせた。先制点の後、早く2点目が欲しい状況での一発に「いい球が来たので確実に決めたかった。入って良かった」と喜んだ。
 ただ、DFとしては1失点が悔しかった様子。「とりあえず勝てたけど、ミスから失点したのでもったいない。次の試合に課題を持っていきたい」と気を引き締めた。

【酒井宏、失点の原因悔やむ】
 右サイドバックの酒井宏は再三いいクロスを送って攻撃面で存在感を示したが、後半22分の失点の原因をつくった。
 自陣右サイドの深い位置で相手を抜こうとして奪われた。酒井は「クリアするかどうか悩んで、中途半端になった。あの場面だけ集中が切れた。切り替えて、次の試合はきっちりやりたい」と反省しきりだった。

【永井「自分も中に入ってやりたい」】
 試合直前の合宿中に左足首を捻挫した永井(名古屋)は、ベンチから戦況を見守った。最後まで出番はなかったが「いい雰囲気でやっていた。自分もその中に入ってやりたいと思った」と刺激を受けたようだ。
 ケガについては「痛みは大丈夫」と軽症を強調。ここまでチームを引っ張ってきたエースFWは「自分は1試合(出場が)少ない。一番フレッシュでやれる」と第2戦出場へ意欲満々だった。

【シェマリ監督ガッカリ】
 クウェートは自陣に引いて守る作戦がうまくいかず、3失点。シェマリ監督はCKから失点した2点目を悔やみ「前日(18日)にセットプレーを心配していると話したが、その通りにゴールを奪われた」とガッカリした表情だった。
 シュートは日本の22本に対し、わずか5本。フル代表経験のあるワントップのY・ナセルも、日本を脅かすことはできなかった。
 ただ、1点を返した意味は小さくない。同監督は「ホームでまだチャンスはある」と気持ちを切り替えるように言った。

≪超サカ採点表≫
U-22日本代表
GK:
1.権田修一 6.0
前半に放たれた枠内へのボールを落ち着いて処理
DF:
4.酒井宏樹 5.0
タイミングの良い攻め上がりで高精度のクロスを供給も失点シーンでは痛恨のボールロスト
13.鈴木大輔 5.0
高さを見せるもラインコントロールでは危険な場面も。また、失点シーンは中途半端な対応
12.濱田水輝 6.5
少し嫌な時間帯になりかけた所で2点目を決めた。印象以上に価値は大きい
5.比嘉祐介 5.5
良いクロスを何度か送ってアシストも記録。しかし、後半は裏のスペースを使われるシーンも
MF:
17.清武弘嗣 6.5
効果的なパス&ムーブを繰り返し、攻撃にアクセントをつける
6.山本康裕 5.5
山村に比べると存在感に欠けた。GKと1対1のチャンスを決めきれず
(69分16.山口螢 5.5)
攻守のバランスを取って無難にプレー
8.山村和也 6.5
高精度のパスで巧みな展開をして攻撃のリズムを生んだ
7.山崎亮平 6.0
個人技からチャンスをつくる。良いタイミングで中央にも入り、1アシスト
(63分14.原口元気 6.0)
中央バイタルエリアで積極的に仕掛けてチャンスを創出
10.東慶悟 6.0
豊富な運動量で相手最終ラインと中盤のギャップを上手く利用した
(85分15.登里享平 --)
FW:
9 大迫勇也 6.0
1ゴールも、前後半15分に訪れた決定機は決めなければいけなかった
監督:
関塚隆 6.0
相手が相手だけに評価しずらいが、チームバランスや連係などは今の時期としてはまずまず


白星発進
U-17W杯グループリーグ第1戦(開幕戦)結果

グループA:

メキシコ3−1北朝鮮
≪得点者≫
メキシコ:フィエッロ37、オウンゴール68、カシージャス86
北朝鮮:チョ・グァン3

オランダ0−1コンゴ
≪得点者≫
コンゴ:クンク53

グループB:

U-17日本代表1−0U-17ジャマイカ代表
(モンテレイ)
≪得点者≫
日本:松本昌也61
≪出場メンバー≫
U-17日本代表
GK:
中村航輔
DF:
岩波拓也、植田直通、早川史哉、室屋成
MF:
望月嶺臣、石毛秀樹、野沢英之、秋野央樹(71分深井一希)
FW:
鈴木隆雅(46分鈴木武蔵)、中島翔哉(56分松本昌也)

フランス3−0アルゼンチン
≪得点者≫
ベンジア35、45、アレ38

 サッカーのU-17(17歳以下)ワールドカップ(W杯)が18日、メキシコのモンテレイなどで24カ国・地域が参加して開幕し、グループリーグ・グループBの日本はジャマイカを1−0で破り、初戦を白星で飾った。
 日本は後半16分にFW松本(JFAアカデミー福島)が先制ゴールを決め、この1点を守り切った。同グループのフランスはアルゼンチンに3−0で快勝した。
 グループAで開催国のメキシコは北朝鮮に3−1で逆転勝ち。オランダはコンゴに0−1で敗れた。
 グループリーグは4チームずつ6グループに分かれて争い、16チームが決勝トーナメントに進む。グループBの日本は21日にフランス、24日にアルゼンチンと対戦する。

U-17日本代表21名
GK:
21.牲川歩見(磐田ユース)
18.阿波加俊太(札幌ユース)
1.中村航輔(柏ユース)
DF:
12.早川史哉(新潟ユース)
2.川口尚紀(新潟ユース)
3.岩波拓也(神戸ユース)
4.植田直通(熊本県立大津高)
15.新井純平(浦和ユース)
19.高木大輔(東京Vユース)
6.室屋成(青森山田高)
MF:
16.野沢英之(FC東京ユース)
13.喜田拓也(横浜Mユース)
8.石毛秀樹(清水ユース)
17.秋野央樹(柏ユース)
7.望月嶺臣(滋賀県立野洲高)
5.深井一樹(札幌ユース)
FW:
20.鈴木武蔵(桐生第一高)
10.鈴木隆雅(鹿島ユース)
14.中島翔哉(東京Vユース)
9.南野拓実(C大阪ユース)
11.松本昌也(JFAアカデミー福島)


首位浮上
J2第17節結果

栃木2−1北九州
(栃木グ・6800人)
≪得点者≫
栃木:崔根植2、リカルド・ロボ81
北九州:安田晃大25

FC東京1−0徳島
(味スタ・14530人)
≪得点者≫
FC東京:梶山陽平45

横浜FC1−1千葉
(ニッパ球・7012人)
≪得点者≫
横浜FC:カイオ86
千葉:オーロイ61

富山1−5東京V
(富山・2695人)
≪得点者≫
富山:苔口卓也45
東京V:阿部拓馬27、29、河野広貴31、土屋征夫42、高木善朗83

岐阜1−3札幌
(長良川・3945人)
≪得点者≫
岐阜:染矢一樹75=PK
札幌:宮澤裕樹2、オウンゴール34、横野純貴39

鳥取4−0湘南
(とりスタ・3509人)
≪得点者≫
鳥取:美尾敦2、戸川健太14、吉野智行46、53

岡山0−1水戸
(カンスタ・7031人)
≪得点者≫
水戸:常盤聡37

草津2−4京都
(正田スタ・3106人)
≪得点者≫
草津:櫻田和樹46、萬代宏樹62
京都:中山博貴14、鈴木慎吾31、伊藤優汰77、86

鳥栖1−2愛媛
(ベアスタ・3837人)
≪得点者≫
鳥栖:豊田陽平88
愛媛:ジョジマール69、89

大分2−2熊本
(大銀ド・6637人)
≪得点者≫
大分:土岐田洸平48、西弘則53
熊本:松橋章太13、矢野大輔89

NEW!
Jリーグディビジョン2
順位表&得点ランキング


 J2第17節は本日19日、フクダ電子アリーナなどで全10試合が行われ、栃木が2−1で北九州を下して勝ち点を23に伸ばし、得失点差で首位に浮上した。1−1で横浜FCと引き分けた千葉も勝ち点23ながら2位後退。愛媛は2−1で鳥栖を退け、同20で3位に順位を上げた。
 4位湘南は鳥取に0−4の大敗を喫して6位後退、5位草津も京都に2−4で敗れて7位に落ちた。
 一方で、8位FC東京は徳島を1−0で下し、2連勝で4位にまで順位を上げた。


3位転落
JFL前期第16節最終日結果

Honda FC0−1SAGAWA SHIGA FC
(都田)
≪得点者≫
SAGAWA:旗手真也85

佐川印刷2−2アルテ高崎
(太陽が丘)
≪得点者≫
佐川印刷:中筋誠74、76=PK
高崎:松尾昇悟35、83=PK

ブラウブリッツ秋田2−1栃木ウーヴァ
(仁賀保)
≪得点者≫
秋田:松田正俊3、57
栃木:濱岡和久72

MIOびわこ草津2−0横河武蔵野
(湖南)
≪得点者≫
びわこ:阪本晃司20=PK、秦賢二22

ジェフリザーブズ0−2松本山雅
(東総)
≪得点者≫
松本山雅:弦巻健人1、木島良輔39

町田ゼルビア2−2長野パルセイロ
(町田)
≪得点者≫
町田:ディミッチ11、鈴木崇文66
長野:宇野沢祐次40、75=PK

FC琉球0−2ホンダロック
(沖縄市陸)
≪得点者≫
ホンダロック:原田洋志64、釘ア康臣82

NEW!
JFL
順位表&得点ランキング


 日本フットボールリーグ(JFL)は本日19日、前期第16節の残り7試合が行われ、首位のFC琉球はホンダロックにホームで0−2と敗れ、前日に勝利した讃岐に首位を譲って3位に後退した。勝ったホンダロックは2位に浮上した。
 この他、町田はホームで長野と2−2の引き分けに終わり、佐川印刷も高崎と2−2で引き分けた。


逆転勝利
ゴールドカップ準々決勝結果

コスタリカ1−1(PK2−4)ホンジュラス
≪得点者≫
コスタリカ:マーシャル57
ホンジュラス:ベングトソン50

メキシコ2−1グアテマラ
≪得点者≫
メキシコ:デ・ニグリス48、エルナンデス66
グアテマラ:ルイス5
≪出場メンバー≫
【メキシコ】
GK:
タラベラ
DF:
マルケス、サルシド、H・モレノ、グアルダド
MF:
トッラード、カストロ(46分デ・ニグリス)、バッレーラ(83分サバラ)、フアレス、G・ドス・サントス(78分レイナ)、J・エルナンデス

ゴールドカップ準々決勝日程

19日(日)
アメリカvsジャマイカ
パナマvsエルサルバド

ゴールドカップ準決勝日程

22日(水)
ホンジュラスvsメキシコ

 サッカーの北中米カリブ海の大陸王者を争うゴールドカップは18日、米ニュージャージー州イーストラザフォードで準々決勝2試合が行われ、メキシコとホンジュラスが4強入りした。前回王者メキシコはグアテマラに2−1で逆転勝ち、ホンジュラスはコスタリカをPK戦の末に退けた。本日19日に準々決勝の残り2試合が行われる。優勝チームは2013年のコンフェデレーションズカップ・ブラジル大会の出場権を得る。
 グループリーグ3戦全勝と貫禄を見せ付けたメキシコだが、この日は7万8000人を超える大観衆の前で開始5分にいきなり失点。その後なかなか追い付けず、前半を0−1で折り返した。それでも、後半に入るとここまで14得点と自慢の攻撃陣が機能し、開始直後の3分にデ・ニグリスが同点弾。21分にはマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)のエース、J・エルナンデスの逆転ゴールで2−1と試合を引っくり返す。メキシコはそのまま1点差を守り切り、4強入りを決めた。エルナンデスはこれで大会得点ランクトップの6ゴールとなっている。
 先に行われたもう1試合、コスタリカvsホンジュラスの一戦は120分を回っても1−1のまま決着せず、PK戦に突入。4人全員がキックを決めたホンジュラスに対し、コスタリカは2人が決められず、4−2でホンジュラスに軍配が上がった。


先制アシスト
ロシアプレミアリーグ第14節結果

スパルタク・ナリチク0−2CSKAモスクワ
≪得点者≫
CSKAモスクワ:ドゥンビア19、イグナシェビッチ65=PK
≪出場メンバー≫
【CSKAモスクワ】
GK:
アキンフェエフ
DF:
A・ベレズツキ、イグナシェビッチ、ナバブキン、V・ベレズツキ
MF:
本田圭佑、ジャゴエフ(88分オリセー)、ママイェフ(78分セムベラス)、アルドニン
FW:
ドゥンビア(53分トシッチ)、ヴァグネル・ラブ

ボルガ・ニジニー・ノブゴロド0−2ゼニト・サンクトペテルブルク
≪得点者≫
ゼニト:ケルジャコフ9、19

アンジ・マハチカラ0−0アムカル・ペルミ

ロストフ1−3ルビン・カザン
≪得点者≫
ロストフ:キリチェンコ50=PK
ルビン:レベデンコ14、リャザンツェフ82、キスリャク90

ディナモ・モスクワ3−0トム・トムスク
≪得点者≫
D・モスクワ:サメドフ27、クラニー38、ココリン44

テレク・グロズヌイ2−0クリリア・ソベトフ
≪得点者≫
テレク:パブレンコ28、アシリダロフ50=PK

クバン・クラスノダル0−1クラスノダール
≪得点者≫
クラスノダール:ドリンチッチ67

ロコモティフ・モスクワ0−2スパルタク・モスクワ
≪得点者≫
S・モスクワ:アナニーゼ43、セルヒオ・ロドリゲス45

 ロシアプレミアリーグは18日、第14節の全8試合が行われ、MF本田圭佑が所属する首位CSKAモスクワはアウェーでスパルタク・ナリチクと対戦し、2−0で快勝した。本田はこの試合で決勝点をアシストした。
 ここ4試合で4得点と好調の本田は前半18分、右サイドでボールを奪い返すと、鋭い切り返しでディフェンダーを突破して右足でクロス。これをドゥンビアが決めて、先制点をアシストする形となった。
 CSKAは後半20分にイグナシェビッチが1点を追加し、2−0で勝利。本田は5試合連続のフル出場を果たした。
 CSKAの次戦は22日に行われ、ホームでロコモティフ・モスクワと対戦する。

【争奪戦がますます過熱?】
 CSKAモスクワの日本代表MF本田圭佑(25)が決勝アシストを記録した。前半18分に右サイドでフリーになると、利き足ではない右足でクロスを上げた。そのボールを胸でトラップしたFWドゥンビアが右足でシュートを打つと、相手DFに当たってからゴールネットを揺らした。
 本田は日本代表としてキリンカップの2試合に出場し、8日にロシアに戻った。その後、10日のテレク・グロズヌイ戦、14日のアンジ・マハチカラ戦で2試合連続ゴール。好調をキープしていたが、この試合でもいきなり得点に絡んで存在感を見せつけた。イングランドプレミアリーグのマンチェスター・シティーやアーセナルなど複数のクラブが獲得に名乗りを上げている“本田争奪戦”も、ますます過熱するかもしれない。


昇格決定
スペインリーガエスパニョーラ昇格プレーオフ決勝第2戦結果

エルチェ1−1(TOTAL1−1)グラナダ
≪得点者≫
エルチェ:チュメトラ81
グラナダ:イガロ28

 スペインリーガエスパニョーラ2部は18日にプレーオフ決勝第2戦が行われ、エルチェとグラナダの一戦は、1−1の引き分けに終わり、敵地で1点を挙げたグラナダがアウェーゴールルールにより35年ぶりの1部復帰を決めた。
 ホームで行われた第1戦を0−0で終えてこの試合に臨んだグラナダは、前半28分に先制し優位に立つと、80分に同点に追い付かれるもそれ以上の失点は許さず。晴れて1975−1976シーズン以来の1部昇格を決めた。
 これにより、グラナダはベティスとラジョ・バジェカーノとともに、来季はトップリーグを戦うこととなった。


移籍
 ドイツブンデスリーガでMF長谷部誠が所属するボルフスブルクは18日、元ブラジル代表FWグラフィッチ(32)がアラブ首長国連邦(UAE)リーグのアル・アハリに移籍したと発表した。グラフィッチは2008−2009年シーズンに28ゴールで得点王に輝き、リーグ初優勝に大きく貢献した。
 グラフィッチはリーグ戦107試合に出場して59得点。2008−2009年シーズンには、エディン・ジェコ(現マンチェスター・シティー/イングランド)とのコンビで破壊的な前線を築き、28ゴールを挙げてリーグ得点王となり、年間最優秀選手賞にも輝いた。今季はリーグ戦9得点と当時の勢いこそなかったものの、チームが背水の陣で臨んだ最終節でゴールを挙げ、自力残留に貢献した。ブラジル代表としては昨年のワールドカップ(W杯)にも出場した。アル・アハリには元イタリア代表主将のDFファビオ・カンナバーロ(37)も所属している。
 ボルフスブルクでは来季に向け、すでに5選手を獲得。ポーランド代表MFマテウシュ・クリッヒ、FWスルジャン・ラキッチ、DFパトリック・オクスを獲得したほか、ユースチームからFWケビン・シャイトハウアー、DFミハエル・シュルツェを昇格させている。


首位キープ
J1第16節結果

浦和1−3清水
(埼玉・31921人)
≪得点者≫
浦和:梅崎司80
清水:ボスナー24、86、高原直泰64
≪出場メンバー≫
浦和
GK:
加藤順大
DF:
高橋峻希、坪井慶介(34分原一樹)、永田充、平川忠亮
MF:
鈴木啓太(60分マゾーラ)、山田暢久、柏木陽介、マルシオ・リシャルデス、田中達也(69分梅崎司)
FW:
エジミウソン
清水
GK:
碓井健平
DF:
辻尾真二、岩下敬輔、ボスナー、太田宏介
MF:
小野伸二(46分枝村匠馬)、平岡康裕、アレックス
FW:
大前元紀、高原直泰(77分永井雄一郎)、高木俊幸(58分小林大悟)

G大阪2−1横浜M
(万博・18001人)
≪得点者≫
G大阪:遠藤保仁9、山口智26
横浜M:キム・クナン87
≪出場メンバー≫
G大阪
GK:
藤ヶ谷陽介
DF:
加地亮、中澤聡太、山口智、下平匠
MF:
明神智和(43分横谷繁)、遠藤保仁、武井択也、二川孝広
FW:
宇佐美貴史(60分川西翔太)、平井将生(80分キムスンヨン)
横浜M
GK:
飯倉大樹
DF:
小林祐三、栗原勇蔵、中澤佑二、金井貢史(83分長谷川アーリアジャスール)
MF:
小椋祥平、狩野健太(53分渡邉千真)、兵藤慎剛、谷口博之
FW:
大黒将志(46分キムクナン)、小野裕二

甲府0−2C大阪
(中銀スタ・8402人)
≪得点者≫
C大阪:小松塁85、播戸竜二90+4
≪出場メンバー≫
甲府
GK:
荻晃太
DF:
市川大祐、小林久晃、山本英臣、内山俊彦
MF:
ダニエル(15分石原克哉)、伊東輝悦、片桐淳至、永里源気(66分柏好文)
FW:
阿部吉朗、松橋優(70分パウリーニョ)
C大阪
GK:
キム・ジンヒョン
DF:
茂庭照幸、藤本康太、丸橋祐介、高橋大輔
MF:
中後雅喜、マルチネス、キムボギョン、倉田秋
FW:
ホドリゴ・ピンパォン(82分小松塁)、永井龍(62分播戸竜二)

山形2−0神戸
(NDスタ・6587人)
≪得点者≫
山形:大久保哲哉53、伊東俊83
≪出場メンバー≫
山形
GK:
植草裕樹
DF:
宮本卓也、西河翔吾、石井秀典、小林亮
MF:
廣瀬智靖(82分下村東美)、船山祐二(76分秋葉勝)、太田徹郎、佐藤健太郎、伊東俊(94分宮沢克行)
FW:
大久保哲哉
神戸
GK:
徳重健太
DF:
近藤岳登、北本久仁衛、河本裕之、茂木弘人
MF:
松岡亮輔(71分ポポ)、ボッティ、朴康造(64分羽田憲司)、大久保嘉人
FW:
吉田孝行(58分森岡亮太)、都倉賢

鹿島2−0磐田
(カシマ・11830人)
≪得点者≫
鹿島:興梠慎三6、田代有三64
≪出場メンバー≫
GK:
曽ヶ端準
DF:
新井場徹(79分中田浩二)、岩政大樹、伊野波雅彦、アレックス
MF:
増田誓志、柴崎岳、野沢拓也(85分西大伍)、遠藤康(73分小笠原満男)
FW:
興梠慎三、田代有三
磐田
GK:
川口能活
DF:
駒野友一、加賀健一、藤田義明、パク・チュホ
MF:
小林裕紀、那須大亮、山田大記(54分菅沼実)、ジウシーニョ
FW:
金園英学(71分荒田智之)、前田遼一

川崎2−0広島
(等々力・13605人)
≪得点者≫
川崎:矢島卓郎35、菊地光将58
≪出場メンバー≫
GK:
安藤駿介
DF:
田中裕介、井川祐輔、菊地光将、小宮山尊信
MF:
柴崎晃誠、稲本潤一(82分横山知伸)、田坂祐介、山瀬功治
FW:
小林悠(54分ジュニーニョ)、矢島卓郎(72分中村憲剛)
広島
GK:
西川周作
DF:
森脇良太、森崎和幸、盛田剛平
MF:
石川大徳(46分ミキッチ)、中島浩司、トミッチ(53分ムジリ)、山岸智、李忠成(79分萩洋次郎)、森崎浩司
FW:
佐藤寿人

新潟1−1仙台
(東北電ス・23602人)
≪得点者≫
新潟:三門雄大72
仙台:菅井直樹90+5
≪出場メンバー≫
新潟
GK:
東口順昭(90+6分小澤英明)
DF:
藤田征也、千葉和彦、大野和成、石川直樹
MF:
三門雄大、本間勲、田中亜土夢、木暮郁哉(69分小林慶行)
FW:
ブルーノ・ロペス、川又堅碁
仙台
GK:
林卓人
DF:
菅井直樹、渡辺広大、鎌田次郎、朴柱成
MF:
富田晋伍(81分柳沢敦)、角田誠、関口訓充、梁勇基(81分高橋義希)、太田吉彰(71分松下年宏)
FW:
赤嶺真吾

名古屋2−2大宮
(瑞穂陸・8345人)
≪得点者≫
名古屋:磯村亮太45、ケネディ52=PK
大宮:青木拓矢67、90+3
≪出場メンバー≫
名古屋
GK:
楢崎正剛
DF:
田中隼磨、田中マルクス闘莉王、増川隆洋、阿部翔平
MF:
磯村亮太(65分ブルザノビッチ)、ダニルソン、藤本淳吾
FW:
小川佳純(75分千代反田充)、ケネディ、玉田圭司(92分三都主アレサンドロ)
大宮
GK:
北野貴之
DF:
渡部大輔、深谷友基、坪内秀介、村上和弘
MF:
金澤慎(80分石原直樹)、上田康太、青木拓矢、藤本主税(43分金久保順)、ラファエル
李天秀

福岡0−2
(レベスタ・6087人)
≪得点者≫
:田中順也39、兵働昭弘90
≪出場メンバー≫
福岡
GK:
六反勇治
DF:
山形辰徳、丹羽大輝、小原章吾、和田拓三
MF:
末吉隼也、鈴木惇(60分成岡翔)、田中佑昌、松浦拓弥(69分牛之濱拓)、城後寿
FW:
重松健太郎(77分高橋泰)

GK:
菅野孝憲
DF:
村上佑介、増嶋竜也、近藤直也、ジョルジ・ワグネル
MF:
レアンドロ・ドミンゲス、栗澤僚一、大谷秀和、茨田陽生(87分兵働昭弘)
FW:
北嶋秀朗(72分工藤壮人)、田中順也(77分大津祐樹)

NEW!
Jリーグディビジョン1
順位表&得点ランキング


 J1第16節は18日、レベルファイブスタジアムなどで全9試合が行われ、首位の柏は2−0で未勝利の最下位福岡に快勝し、勝ち点を25に伸ばした。仙台は後半ロスタイムに菅井の2試合連続ゴールで1−1に追い付き、新潟と引き分けた。唯一無敗の仙台は同21で2位を守った。
 川崎は2−0で3位広島を下し、勝ち点20で3位に浮上。広島は4位後退。G大阪は遠藤が活躍して2−1で横浜Mに、清水は3−1で浦和に勝った。浦和は9試合連続白星なし。名古屋と大宮は2−2で引き分けた。復旧した本拠地で2試合目の鹿島は2−0で磐田を破った。

浦和1−3清水
【清水・高原、古巣相手にゴール】
 昨夏に浦和を離れた清水の高原が、今季初めて訪れた古巣のピッチで豪快なダイビングヘッドを決めた。後半19分に大前の右クロスを頭でゴールネットに突き刺した。2試合連続得点で勝利に貢献し「今日に限っては点を取らなきゃと思っていた」と満足感をにじませた。
 昨年、浦和では4試合の途中出場に終わった。追われるようにチームを去っただけに「やってやらないと、自分にも意地がある。見せることができて良かった」と笑みを浮かべ、相手サポーターからは大ブーイングを浴びたが「ブーイングされる覚えはない。オレは追い出された身だよ」と話した。

★浦和、9試合連続白星なし
 浦和は梅崎の得点以外、ほとんど見せ場をつくれなかった。リーグ戦では9試合連続で白星がない。ペトロビッチ監督は「非常に悪い内容。ホームでこういう試合はあり得ない」と悔しさを押し殺すように認めた。
 試合終了と同時に観客席から選手達に容赦ないブーイングが浴びせられた。移籍1季目の2008年以来となる浦和でのリーグ2点目を決めた梅崎は「苦しい状況だが、みんなで乗り越えていきたい」と前を向こうと必死だった。

G大阪2−1横浜M
【遠藤最多FK弾で5戦ぶり勝利】
 G大阪の遠藤が「記念弾」でチームを生き返らせた。前半9分、ペナルティーエリア左からFKを直接決めて先制。同26分にはCKを山口の頭に合わせ、横浜Mを下した。J1での直接FK15点目は、元日本代表MF三浦淳宏に並ぶ歴代最多タイ。前節まで6戦連発、得点ランクトップのFWアドリアーノがカタールに移籍し、戦力ダウンの危機から公式戦5試合ぶりの勝利に導いた。
 2000年7月福岡戦で初めて決めたJ1での直接FKは、これで15点目。無回転とブレ球を使いこなし、「FKの名手」と言われた三浦淳宏に並ぶ歴代トップ。「FKのコツ?いやあ、ないんですけどね」と照れるが、ボールと天候によって蹴る強弱を使い分けるほど繊細。「優しくパスを送るように」放つ武器は、数字も日本屈指だと証明してみせた。
 一方、アドリアーノの退団で、期待されたG大阪のFW平井は、後半の決定機を外すなど不発に終わった。
 昨季はチーム最多の14ゴールを挙げながら、出場機会の限られた今季はまだ無得点。「アドリアーノがいないとあかんって言われるのも嫌だし、必死にやった。もっと練習せな」と次戦を見据えた。
 また、G大阪のMF明神が左太もも裏を痛め、前半43分に退いた。19日に検査を受ける予定で、西野監督は「詳しくは分からないが、筋肉系なのは間違いない」と話した。

★横浜M、終盤ゴールも及ばず
 横浜Mは反撃が遅かった。前節に続いて切り札のDFキム・クナンがゴールしたのは2点を追う後半42分。終了間際にも渡辺のクロスを谷口が頭で合わせたが、相手GKの好セーブに阻まれた。木村監督は前半の2失点を悔やみ「最初のビッグチャンスを決めていれば違った」と話して足早に去った。

甲府0−2C大阪
【C大阪は小松&播戸がチーム救うゴール】
 チャンスを生かせなかったC大阪を救ったのは途中出場した小松、播戸の両FWだった。
 まず小松がピッチに入って3分後の後半40分、右足で先制点。「フラストレーションの溜まる展開だった。必ず自分が決めるという強い気持ちだった」と頬を緩めた。
 勝利を決定付けた2点目は播戸。元日本代表の31歳は「(柏の)北嶋とか(清水の)高原とか30歳を超えた人が頑張っている。自分も負けていられない」と胸を張った。

★甲府はハーフナー出場停止で完敗
 甲府は、6点を挙げているFWハーフナーを警告累積による出場停止で欠いたのが響いた。決定機をつくれず、リーグ戦で4試合ぶりの黒星。三浦監督は「得点力は落ち、ボールの収まりどころもなかった」と点取り屋の不在を嘆いた。
 C大阪の攻撃の前に終盤に力尽きた。同監督は「今日の内容なら、0−0で満足せざるを得なかったが、最後に耐え切れなかった」と、うなだれた。

山形2−0神戸
【山形・大久保のゴールで8試合ぶり勝利】
 山形はカップ戦を含めた公式戦で8試合ぶりの勝利。2試合連続ゴールで貢献した大久保は「決められて良かった。ここから連勝する」と笑顔だった。
 FW陣は長身の長谷川や古橋ら主力がケガで不在。この日ベンチ入りしたのは大久保だけと苦しい台所だが、中盤を含め運動量でカバーした。攻守で精力的に動きチーム2点目を挙げた伊東は「チームのスタイルはしっかりしているので続けたい」と力を込めた。

★神戸、シュートわずか3本で完敗
 神戸はシュートがわずか3本に終わり、2試合連続でゴールを奪えなかった。和田監督は「速い攻撃につなげられていない。中途半端だった」と悔しがった。
 右サイドバックの近藤らが積極的に攻撃に参加したが、クロスを上げる前にボールを奪われ、空いたスペースを突かれた。後半はゴールに近い位置でほとんどボールに触れなかった大久保は「サッカーにならない。気持ちがなえるよ」と弱気だった。

鹿島2−0磐田
【鹿島・柴崎が初先発フル出場】
 プロ初先発した鹿島の新人MF柴崎がフル出場し、カシマスタジアム再開後初勝利に貢献した。この日はMF小笠原の代役としてボランチで出場。前半10分にはFW興梠に絶妙なスルーパスを供給してビッグチャンスを演出。高卒ルーキーの初先発フル出場は、U-22日本代表FW大迫以来(2009年4月29日、対神戸)2年ぶり。「思っていたより自分のプレーができた。チームが勝てたのが良かった」。
 守備でも体を張った。これまで弱点だったフィジカル面は入団後、体幹トレーニングで克服。日本代表FW前田との競り合いでも当たり負けしない。「バランスを取りながらプレーした。いい試合運びができたので、今日みたいな試合をして勝っていきたい」と力強かった。

【鹿島、試合中に地震も影響なし】
 午後8時31分ごろにあった福島県沖を震源地とする地震で、カシマスタジアムでも後半28分ごろに揺れがあったが、試合は影響を受けずに続行された。
 スタンドはかなり揺れ、不安そうな表情を浮かべる観客もいたが、鹿島の野沢が「知らなかった」と話すなど、プレー中の選手は気付かなかったようだ。

★守備乱れて磐田完敗
 完敗した磐田にとって響いたのが、前半6分に許した先制点。立て続けのCKで守備のマークがずれてことごとくシュートを打たれ、最後は興梠に決められた。GK川口は「やってはいけない失点」と悔やんだ。
 日本代表FW前田がシュートゼロに終わるなど攻撃陣も不発。前節で首位柏を破った勢いを続けることはできなかった。

川崎2−0広島
【川崎、走るサッカーで圧倒】
 川崎が運動量で広島を圧倒し、今季初の連勝で3位に浮上した。1得点1アシストのFW矢島が「今年やっている、全員で走るサッカーができてきた」と話せば、MF稲本も「チームとして成長している」と充実の表情だ。ケガで前節を欠場したMF中村も復帰し、上昇気流に乗ってきた。
 今季就任した相馬監督は「満足することなく、もっと高いところを目指したい」と手応え十分の様子だった。

★広島、川崎に10試合連続未勝利
 好調だった広島が急停止した。パスがつながらず、前半はシュートなし。18日が25歳の誕生日だったGK西川は18本のシュートを浴び「ほろ苦い誕生日になってしまった。簡単なミスが多すぎる」と苦笑いした。
 これで川崎戦は2005年からJ1の10試合で白星がない。ペトロビッチ監督は「川崎とは相性が悪い」と疲れた表情だった。

新潟1−1仙台
【仙台、開幕11戦不敗】
 仙台は敗色濃厚だったが、後半ロスタイム5分で1−1の同点に追い付き、開幕からの連続不敗「11」は1シーズン制となった2005年以降のJ1新記録。殊勲の同点ヘッドを決めたDF菅井は「走れば(ボールは)来るだろうという感覚でした。何が何でも勝ち点1を取りたかった」と2試合連続弾に笑顔。東日本大震災からちょうど100日目の試合。2位キープに安堵の表情だった。

★新潟は東口が左膝負傷「全治3週間くらい」
 新潟はキリンカップの日本代表に選ばれ、好セーブを連発していたGK東口が左膝を痛め、負傷退場した。「内側(側副靱帯)です。ガクガクという感じだった。(全治)3週間くらい」と渋い表情だった。
 チームは終了間際に痛恨の同点ゴールを許し、7試合連続で勝利なし。審判員に激しく抗議した黒崎監督も退席処分を受け、後味の悪さが残った。

名古屋2−2大宮
【大宮・青木が2ゴール】
 大宮は青木のプロ初ゴールを含む2得点の活躍で引き分けに持ち込み、勝ち点1をもぎ取った。
 後半に2点目を奪われる苦しい展開の中、22分に村上の左クロスにGKが触れたこぼれ球を左足で押し込んで1点目。さらにロスタイムにも左足を振り抜いて価値ある同点弾を決めた。昨季、26試合に出場して出番を増やした。リーグ通算42試合目での得点に「去年から試合に出ていたので、取れて良かった」と控えめに喜んだ。
 U-22(22歳以下)日本代表候補の経験もある期待の若手は「次も出させてもらえるなら、チームに貢献したい」とさらなる活躍を誓っていた。

★名古屋・磯村が初先発初ゴール
 リーグ戦に初先発した名古屋の3年目MF磯村が先制点を決めた。前半46分に右足で記念のプロ初ゴール。しかし、チームは勝利目前の後半48分にMF三都主の軽率なパスミスから、まさかの同点ゴールを献上。磯村は「得点以外のプレーの方がよっぽど大事。これで満足してたら先はない」と硬い表情。
 磯村をかわいがるDF闘莉王も悪夢のドローになって「(今日は)しゃべる気ない」と怒り心頭だった。

福岡0−2
【柏が快勝して首位キープ】
 柏が福岡を2−0で破り首位をキープした。前節磐田戦で完敗後、守備からの速攻カウンターを徹底的に再構築。前半39分、FW田中のボレーシュートでの先制点に生かされた。
 後半も一瞬のスキを突くカウンター攻撃を継続。同45分にはMF兵働が追加点を挙げた。ネルシーニョ監督は「ハードな試合だったが、選手は集中力を切らさなかった」と満足げだった。

★福岡・篠田監督「非常に悔しい」
 福岡は前節の神戸戦で初の勝ち点を挙げたいい流れを保つことができなかった。ナビスコカップを含めて攻撃陣が4試合連続無得点。この日40歳の誕生日を迎えた篠田監督は「非常に悔しい思いでいっぱい」と暗い表情だった。
 ホームの観客動員数は今季最低の6087人で2戦連続で1万人を割った。それでもサポーターは試合後に選手に拍手を送るなど見放さなかった。開幕からただ1人フル出場を続けるDF丹羽は「いい意味で引きずらないのが大切」と必死に前を向いた。


超サカFLASH

契約延長交渉
 ドイツブンデスリーガのドルトムントが、日本代表MF香川真司と契約延長の交渉を始めたことが18日、明らかになった。独紙ビルト(電子版)が報じた。香川は2013年シーズンまでの契約を結んでいるが、香川の代理人が同紙に「ツォルク・スポーツディレクターと最初の交渉を行った。両者とも長期契約を望んでいる」と語った。香川は移籍1年目の昨季、1月のアジアカップで右足小指の付け根を骨折し、後半戦を欠場したが、リーグ前半戦で8ゴールを挙げ、優勝に大きく貢献した。

リストアップ
 オランダエールディビジでDF安田理大が所属するフィテッセが、J1仙台MF関口訓充(25)をリストアップしていることが明らかになった。フィテッセのスポーツディレクターと関口の代理人・大野祐介氏が18日に行われた新潟vs仙台戦を共に視察した。

完全移籍
 J1名古屋が、J2札幌から期限付き移籍しているコロンビア出身のMFダニルソン(24)を完全移籍で獲得することが18日、明らかになった。来季終了時まで同選手の保有権を持つ札幌に、名古屋が違約金を支払うことで合意した。

全治4週間
 J1のG大阪は本日、MF明神智和が大阪府吹田市の病院で左大腿(だいたい)二頭筋肉離れと診断されたと発表した。復帰まで約4週間の見込み。18日の横浜M戦で負傷した明神は「チーム全員でこれからという時に戦力になれず残念です」と話した。

退席処分
 J1新潟の黒崎久志監督が18日の仙台戦(東北電ス)で後半31分、審判に抗議して退席処分を受けた。試合後の記者会見も欠席した。

補強示唆
 降格圏の16位に低迷しているJ1浦和の柱谷幸一GMは18日、「こういう状況なので可能性あることを探っていきたい。やれることがあるのであれば、やっていかないといけない」と話し、補強の可能性を示唆した。ペトロビッチ監督の現時点での解任は否定した。

獲得
 イングランドプレミアリーグのニューカッスルは18日、レンヌ(フランス)からフランス人MFシルバン・マルボー(25)を獲得したと発表した。契約期間は5年で、移籍金は発生しない。

移籍
 ドイツブンデスリーガのブレーメンは18日、フィンランド代表DFペトリ・パサネン(30)がザルツブルク(オーストリア)に移籍したと発表した。契約期間は1年。2004年夏にブレーメンに加入したパサネンは、2010−2011年シーズンの公式戦32試合に出場。主力の1人として活躍した。

準決勝進出
 サッカーのロンドン五輪予選を兼ねたU-21(21歳以下)欧州選手権は18日、デンマークでグループリーグ・グループAの最終戦2試合が行われ、スイスがベラルーシに3−0で勝ち、3戦全勝の同グループ首位で準決勝に進んだ。アイスランドはデンマークに3−1で勝ち、3チームが1勝2敗で並んだが、当該間の得失点差でベラルーシが同グループ2位で4強入りした。


[提携サイト]
日本代表ニュース

日本の超サッカー情報
TOP PAGE


NEW!
夏の移籍市場全607名完全反映版♪
PS3版ウイイレ2010蒼き侍
の挑戦完全修正データ☆