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本日の超最新情報
2011.07.17.SUN
INDEX
★世界一★
女子W杯決勝
女子日本代表2−2(PK3−1)女子アメリカ代表
なでしこジャパンは2度追い付き、延長&PK戦の末に初優勝!FIFA主催大会での日本の優勝は男女を通じて史上初!澤穂希は得点王&MVPをW受賞!
★首位浮上★
J1第5節第2日
鹿島3−0仙台
磐田1−1浦和
山形0−2名古屋
大宮1−1横浜M
横浜Mは終盤に追い付かれて連勝が5でストップも、今季初の首位浮上!名古屋は3連勝で3位浮上!
J2第21節第2日
横浜FC2−2大分
北九州1−2岡山
FC東京4−0岐阜
湘南2−0千葉
熊本1−1富山
FC東京はロベルト・セザーの2ゴールなどで大勝し、今季初の首位浮上!首位千葉は完敗して2位転落!
★6位後退★
JFL後期第3節最終日
カマタマーレ讃岐1−2MIOびわこ草津
長野パルセイロ0−0佐川印刷
栃木ウーヴァ3−2ソニー仙台
V・ファーレン長崎1−1松本山雅
アルテ高崎1−0横河武蔵野
2位讃岐が敗れて6位後退!3位松本山雅も引き分けて5位転落!
★最終調整★
女子日本代表が本日17日の女子W杯決勝のアメリカ戦に向けて最終調整!予想スタメンUP!
★3位★
女子W杯3位決定戦
スウェーデン2−1フランス
準決勝で日本に敗れたスウェーデンが競り勝って3位!
★敗退★
コパ・アメリカ準々決勝
コロンビア0−2ペルー
アルゼンチン1−1(PK4−5)ウルグアイ
開催国アルゼンチンが延長&PK戦の末に敗退!ウルグアイは5大会連続の4強入り!ペルーも延長戦の末に準決勝進出!
★後半出場★
親善試合
ドルトムント1−2ポロニア・ワルシャワ(ポーランド)
ヘルモント・スポルト(オランダ2部)1−1VVV
ロサンゼルス・ギャラクシー1−4レアル・マドリード
香川真司は後半出場、カレン・ロバートは新背番号『10』でスタメン出場!レアルはクリスティアーノ・ロナウドのゴールなどで大勝!
★初練習★
バイエルンに移籍した日本代表FW宇佐美貴史(19)がチームに合流して初練習!
★獲得★
チェルシーがゲンク(ベルギー)からベルギー代表GKクルトワ(19)を獲得!5年契約で移籍金は約10億円!
★陽性反応★
女子W杯の女子北朝鮮代表の5選手がドーピング検査でステロイド(筋肉増強剤)に陽性反応!
★死去★
1968年メキシコ五輪サッカー銅メダリスト、元日本代表監督で、浦和初代監督の森孝慈氏(67)が腎盂(じんう)がんで死去
本日の超サカFLASH
ボルフスブルクがフランクフルト(ドイツ2部)からDFルス(25)を獲得ほか
本文
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★世界一★
女子W杯決勝結果
女子日本代表2−2(PK3−1)女子アメリカ代表
会場:ヴァルトシュタディオン(フランクフルト)
観衆:48817人
主審:STEINHAUS(ドイツ)
天気:曇り
風:弱風
気温:16℃
湿度:77%
ピッチ表面:乾燥
ピッチ状態:全面良芝
≪得点者≫
女子日本代表:宮間あや80、澤穂希117
女子アメリカ代表:モーガン69、ワンバック104
≪PK戦≫
アメリカ:ボックス×、ロイド×、ヒース×、ワンバック○
日本:宮間○、永里×、阪口○、熊谷○
≪出場メンバー≫
【女子日本代表】
GK:
21.海堀あゆみ
DF:
2.近賀ゆかり
3.岩清水梓■=120+1分
4.熊谷紗希
15.鮫島彩
MF:
11.大野忍
(66分18.丸山桂里奈)
(119分20.岩渕真奈)
10.澤穂希(cap)
6.阪口夢穂
8.宮間あや■=97分
FW:
7.安藤梢
(66分17.永里優季)
9.川澄奈穂美
ベンチ:
GK:
1.山郷のぞみ
12.福元美穂
DF:
5.矢野喬子
14.上尾野辺めぐみ
16.田中明日菜
MF:
13.宇津木瑠美
FW:
19.高瀬愛実
フォーメーション
(4-2-2-2)
9 7
8 11
6 10
15 4 3 2
1
≪各種データ≫
日本:アメリカ
ボール支配率:
53%:47%
シュート数:
17:27
直接FK数:
11:10
間接FK数:
3:2
CK数:
4:8
GK数:
22:16
PK数:
0:0
サッカーの第6回女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会は17日(日本時間18日)、フランクフルトで決勝が行われ、日本代表「なでしこジャパン」は2−2の激闘からのPK戦を3−1で制し、3大会ぶり3度目の優勝を狙ったアメリカを破って、初優勝した。欧米勢以外での初制覇で、国際サッカー連盟(FIFA)主催大会での日本の優勝は男女を通じて史上初めての快挙となった。
後半24分に先制された日本は、36分にMF宮間あや(岡山湯郷)のゴールで追い付いた。延長前半14分に再び先行を許したが、同後半12分に主将のMF澤穂希(INAC)が同点ゴールを決め、PK戦に持ち込んだ。PK戦ではGK海堀あゆみ(INAC)が2人のキックを止めた。
澤は大会の最優秀選手(MVP)に選出され、通算5ゴールで大会得点王にもなった。
FIFAランキングはアメリカが1位で、日本が4位。これまで日本女子のW杯、五輪での最高成績だった北京五輪の4位を大きく塗り替えた。
海堀あゆみ
「あんまり実感が沸かないんですが、すごいことやったんですね。W杯トロフィーをテレビの中の世界だと思っていたので、本当に信じられません。PK戦は試合で失点してしまったので、絶対止めてやるという気持ちだけで臨みました。アメリカはうまかったけど、それ以上にみんな頑張ったから優勝できたと思う」
熊谷紗希
「(優勝の瞬間は)うれしいのとビックリしたのと半分ずつくらいの気持ちでした。(試合を決めるPKを任され)自分の足で決めたいと、思い切って蹴るだけでした。決まって良かったです。最高でした。たくさんの人の応援があってここまで勝ち上がることができました。これからまたみんなで次のステップへ力を合わせていきたいです」
鮫島彩
「まだ実感が沸きませんけど、素直にうれしいです。アメリカ戦は1人に1人から1.5人をつけて全員で守り切った勝利だと思います。試合前から細かい部分を確認して、コミニケーションの部分がうまくいきました。朝から日本でたくさんの一緒に戦ったくれたことに感謝します。私に関わってくれた全ての人に感謝します」
澤穂希
「信じられません。自分自身、最後まで走り続け、全力を出し切りました。ずっと世界一を目指して頑張ってきたので、本当にうれしいです。5回目のワールドカップで、しっかり結果を出せました。日本の皆さんの応援が励みとなりました。金メダル持って日本に帰ります」
阪口夢穂
「W杯に優勝したよりも、アメリカに勝ったことがメッチャうれしいです。ピッチの中で『あきらめんな!』という声が飛び交っているし、ベンチからも大きな声で励ましてもらいました。アメリカ戦は最初守備の時間が多くて疲れたけど、アメリカが疲れて来たので、澤さんをドンドン前出すようにできました」
宮間あや
「ホッとしています。みんなが頑張った結果。みんなが最優秀選手賞だと思っています」
安藤梢
「なでしこジャパンをドイツでアピールするつもりでやって来たので良かったです。とにかく1人1人が最後まであきらめずに戦っているので、チームのためにしっかりと戦おうと思っていました。先輩達が築き上げてきたものがあったからだと思います」
丸山桂里奈
「(表彰台からは)今まで生きてきた中で一番いい景色でした。信じられない気持ち、夢みたいな気持ちでした。みんなで1つになって勝ち取った大会。震災以来、日本が苦しい状態が続いている中で、立ち上がる人の姿を見て力になったし、その力が優勝を導いてくれた。日本が1つになって勝ち取った優勝です」
女子日本代表・佐々木則夫監督
「本当に粘り強く、よくやってくれました。日本でテレビを見てくれてた方が一杯いたんでしょう。その思いが伝わったんじゃないですか。選手は本当に最後まで戦ってくれて、本当にありがとう。PK戦になっても意外と冷静でしたよ。ここまでくればいいじゃないですか。ちっちゃな娘達が、よく戦ってくれた」
女子アメリカ代表・スンダーゲ監督
「前半は試合を支配し、チャンスもたくさんあったが、それをものにできなかった。日本はいいサッカーをした。PK戦で敗れるのは本当に悔しい」
日本サッカー協会・川淵三郎名誉会長
「大きな夢を持って、一生懸命練習して最後まであきらめずにフェアプレーでひたむきに頑張ったからこそ、勝利の女神が微笑んでくれた」
【女子日本代表21名】
GK:
1.山郷のぞみ(浦和レッズレディース)
12.福元美穂(岡山湯郷Belle)
21.海堀あゆみ(INAC神戸レオネッサ)
DF:
2.近賀ゆかり(INAC神戸レオネッサ)
5.矢野喬子(浦和レッズレディース)
14.上尾野辺めぐみ(アルビレックス新潟レディース)
3.岩清水梓(日テレ・ベレーザ)
15.鮫島彩(未所属)
16.田中明日菜(INAC神戸レオネッサ)
4.熊谷紗希(浦和レッズレディース)
MF:
10.澤穂希(INAC神戸レオネッサ)
8.宮間あや(岡山湯郷Belle)
9.川澄奈穂美(INAC神戸レオネッサ)
6.阪口夢穂(アルビレックス新潟レディース)
13.宇津木瑠美(モンペリエ/フランス)
FW:
7.安藤梢(デュイスブルク/ドイツ)
18.丸山桂里奈(ジェフユナイテッド市原・千葉)
11.大野忍(INAC神戸レオネッサ)
17.永里優季(ポツダム/ドイツ)
19.高瀬愛実(INAC神戸レオネッサ)
20.岩渕真奈(日テレ・ベレーザ)
【「なでしこスタイル」貫き頂点】
日本女子代表が編成されてから30年。節目の年に、世界の頂点を極めた。2011年7月17日、フランクフルト。日本のサッカー史に金字塔が打ち立てられた。
過去24戦して一度も勝てなかったFIFAランキング1位のアメリカが相手でも恐れず「なでしこスタイル」を貫いた。個々の身体能力で劣る分は、運動量と足元の技術、判断の速さと連動性で補う。2度先行されても、宮間(岡山湯郷)と澤(INAC)のゴールで追い付いた。PK戦ではGK海堀(INAC)が2人を止めた。4位に終わった北京五輪後に「世界の頂点を狙う」と心を合わせた選手達の誓いが、現実になった。
東日本大震災が起き、特別な思いも抱えて臨んだ大会だった。なでしこたちは決勝の舞台で気持ちでも負けず、大きな花を咲かせた。
【澤がMVPと得点王】
サッカー女子ワールドカップ(W杯)最終日の17日、日本の澤穂希(32)=INAC=が最優秀選手(MVP)に選ばれ、得点王も獲得した。ともに初めて。
澤はグループリーグのメキシコ戦でハットトリックを達成し、準決勝のスウェーデン戦で1得点。決勝のアメリカ戦で5点目を挙げ、4得点のマルタ(ブラジル)、ワンバック(アメリカ)を抑えた。
澤はこれで国際Aマッチ173試合で80得点とし、日本代表の最多記録を更新した。男子の最多は釜本邦茂の75得点(76試合)。澤は今大会を含めて日本が出場したW杯6度のうち5度、五輪は3度とも代表に選ばれている。
【澤は優勝&MVP&得点王の3冠】
女子W杯ドイツ大会で優勝した日本主将のMF澤は、優勝に加えドイツ大会の最優秀選手、そしてこの日も延長に同点ゴールを決め今大会5ゴールで得点王にも輝いた。
試合後、澤は「最後まであきらめずに戦った結果。120分間、自分を信じて走り続けた。全力を出し切った」と喜びを表した。今大会で5度目の世界一挑戦で、初の栄冠。「まだ現実を受け止められないが、本当にうれしい」と語った澤は「金メダルを持って帰ります!」と、とびきりの笑顔を見せた。
【澤穂希Q%A】
優勝の感想は?
「まだ実感はないです。得点王もMVPも、みんながいたから取れた。本当にみんなに感謝している。最高の舞台で最高の仲間と、一緒にメダルを取れたことはうれしい。北京五輪の時もすごくいいチームだったが、北京の時に若手だった選手が中堅になって、成長して頼もしくなったことが今回のポイントだった」
同点ゴールは?
「宮間がニア(サイド)に蹴ると言ったので、じゃあ私がいくねって言った。本当にうれしかった。みんなが最後まであきらめずに走り続けた結果が、あの点だった」
今後は?
「18年間、代表でプレーしてきて、厳しい時代も見てきた。本当にここに来るまでの道のりは長かった。今後は女の子がもっとサッカーをやってくれたらいいと思う」
ロンドン五輪は?
「人間、欲が出ちゃうんで。今度は五輪のメダルもほしい」
【海堀がスーパーセーブ】
2−2で迎えたPK戦で2人を止め、W杯初優勝に貢献したGKの海堀は「試合で2失点したんで、ここは絶対に止めたいと思っていた」と語った。
延長を終え、PK戦に突入する時には佐々木監督から「自分を信じて、皆を信じて思い切りやって来い」と声を掛けられた。その通り1人目のボックスを足で止め、2人目のロイドが大きく枠を外した後、3人目のヒースも止め、勝利に大きく貢献。「頑張り続けることで、夢見ていたところに来られた」と笑顔を見せた。
【宮間「人生ここしかない」】
値千金の同点ゴールを決めたMF宮間は「みんなが最優秀選手」と優勝の喜びを爆発させた。
こぼれ球を拾って、慌てることなく決めたゴールだったが「最終的には勝ったが、アメリカに試合をされた時間が長かった。これをステップにしていきたい」と反省の言葉も忘れなかったが、勝利の味はやはり格別。「人生のうちで盛り上がるのはここしかない!」と最高の笑顔をみせた。
【佐々木監督「ちっちゃな娘達がやってくれた」】
これまで3分け21敗と1度も勝てなかったアメリカに雪辱。しかも2度のビハインドを跳ね返して、PKに持ち込んでの死闘を制したなでしこジャパンの佐々木監督は「PKの場面は意外に冷静に見ることができた。ここまでくれば十分だから」と満足そうに語った。
FIFAランキングはアメリカが1位で、日本が4位。これまで日本女子のW杯、五輪での最高成績だった北京五輪の4位を大きく塗り替えての世界一には「僕もびっくり」と言いながらも「ちっちゃな娘達が粘り強くやってくれました!」と讃えた。
【記憶に残る名勝負】
「記憶に残る名勝負だ」。ドイツ・フランクフルトで17日(日本時間18日早朝)行われたサッカーの女子ワールドカップ(W杯)決勝。日本代表「なでしこジャパン」がPK戦の末にアメリカを破ると、会場の日本人サポーターらは抱き合い、大歓声を上げて喜びを爆発させた。
曇り空の下、競技場には満員の約4万9千人が詰め掛けた。激しい攻防が続く日米の“死闘”。「頑張れ日本」と声援を送り続けたフランクフルト在住の会社員加藤吉彦さん(39)は「ドキドキする試合。日本の女子サッカーの新たな歴史が今、つくられている」と興奮気味に語った。
日米双方ともゴール前で好プレーが続出。場内では「ニッポン」「USA」の大きな掛け声が交互に湧き上がった。
【女子代表今後の日程】
女子W杯を制した「なでしこジャパン」は明日19日朝、成田空港に凱旋する予定だ。次の目標は来年のロンドン五輪となる。
9月1日からは中国山東省の済南で五輪アジア最終予選が行われる。3大会連続出場を狙う日本は北朝鮮、中国、韓国、オーストラリア、タイと総当たりで対戦し、出場権獲得条件の2位以内を目指す。
国内リーグの「プレナスなでしこリーグ」は24日に再開され、MF澤、GK海堀ら7人が所属するINACはFW丸山を擁する千葉と対戦する。DF鮫島がいる米女子プロリーグのWPS、ブレーカーズも24日にフラッシュ戦を控える。
【ワンバック「深い悲しみの結果になった」】
格下のはずの日本の驚異的な粘りに、最後はPK戦で屈したアメリカ。スンダーゲ米監督は「前半は試合を支配し、チャンスもたくさんあったが、それをものにできなかった。日本はいいサッカーをした。PK戦で敗れるのは本当に悔しい」と静かに語った。
延長戦で一度は勝利を確信するゴールを決めたワンバックは「たくさんあったチャンスを掴めなかった。互いを信じ合って戦ったが、深い悲しみの結果になった。最後まで諦めなかった日本チームを祝福したい」となでしこジャパンの初優勝に敬意を表した。
【オバマ大統領もテレビ観戦】
米ホワイトハウスは17日、日米が対戦したサッカーの女子ワールドカップ(W杯)決勝をテレビ観戦するオバマ大統領一家の写真を公表した。
オバマ氏は白いシャツにノーネクタイ姿。ホワイトハウス内の書斎で軽食を前にミシェル夫人、2人の娘とリラックスした様子。
オバマ氏は来年の大統領選用の公式ホームページで、対戦前に支持者2人と電話でサッカー談議に花を咲かせたことも紹介した。
オバマ米大統領は試合後、短文投稿サイト「ツイッター」を通じ、「おめでとう、日本」と、日本チームの勝利に祝意を表明した。米チームに対しても「誇りに思う」と称えた。
【外国通信社、なでしこ優勝を速報】
サッカー女子のワールドカップ(W杯)で初優勝した日本の快挙を、外国通信社はフランクフルト発の速報で伝えた。ロイター通信は「日本チームは母国に劇的な勝利と喜びをもたらした」との見出しを掲げ、東日本大震災に遭った日本に朗報をもたらしたと紹介。敗れたアメリカのオバマ大統領が、ホワイトハウスでテレビ観戦したことにも触れた。
AFP通信は「日本は2度勝ち越されて追い付き、PK戦を制した」とし、アメリカから初勝利を挙げたことなどを詳報。アメリカのスンダーゲ監督が「勝敗に大きな違いはない」などと語った敗戦コメントも記した。
【独タコの“予言”日本優勝多数派に軍配】
サッカーの女子ワールドカップ(W杯)決勝を巡り、開催国のドイツ各地で飼育されているタコ7匹が行った勝敗の“予言”は17日夜(日本時間18日早朝)、日本がアメリカに勝ったことで、多数派の4匹が占った通りとなった。
強敵のアメリカを破っての初優勝だけに、ベルリンに住む日本人主婦(50)は「ドイツのタコ君の助けも大きかった。占いのように、大接戦で勝利できた」と、満面の笑みで語った。
15日に公開で行われた“予言”では、ミュンヘンの水族館のタコなど4匹が日本に、3匹はアメリカに軍配を上げ「日本が勝つものの接戦」と受け止められていた。
昨年のW杯南アフリカ大会で、ドイツ戦と決勝の計8試合の結果を全て的中させたタコ「パウル君」の後継を決めようと、今回の女子W杯に合わせ、パウル君を飼育していた水族館の運営会社がコンテストを実施していた。
【経済効果は1兆円超】
なでしこの活躍は、金メダルを超えた。CM総合研究所の関根建男代表は、なでしこジャパンの経済効果が「1兆円を超える」と予想した。最大の理由は準々決勝でドイツに勝ったことという。「開催国で優勝候補のドイツに勝ち、彼女達の価値が世界に発信されたことで、商品価値がグンと上がった。世界を相手にしたマーケットだから1兆円を超える効果は期待できる」。その上で「彼女達の活躍が、女性だけではなく、国内の内向きだった10〜20代の草食系男子にも刺激を与え、やる気にさせた可能性もある。日本全体の生産力アップにつながるのではないか」と指摘した。
時期も影響している。「日本にとっては、震災後、初めての明るいニュース。日本経済は大きな打撃を受けて、現在復興に向けて立ち上がろうとしているが、具体的な方策が見つかっていない。この時期に頑張る象徴として、なでしこジャパンは各企業から注目されているはず」。
今後、なでしこジャパンのCM起用に動く企業の候補としては「トヨタ、日産など自動車業界や、パナソニック、東芝など家電メーカーは何としてもCM起用したいでしょうね。ソフトバンクの犬との共演も考えられる」と予想。起用法については「練習風景をドキュメント風に撮影して、最後に企業名だけを入れる。コメントも明るくてしっかりしているので、ユニホーム姿だけではなく、私服もいいですね」と話した。
【澤は商店街の“星”?】
なでしこクイーン澤穂希(32)は商店街の“星”でもあった?
今年1月に神戸に本拠地を置くINACに移籍。「ほとんど毎日自炊」という澤の胃袋を支えているのは、地元でも庶民的な市場で知られる神戸・春日野道の商店街、大安亭市場(おおやすていいちば)だった。「今の環境なら1ヶ月3万円の食費で抑えられます」と胸を張っていた澤のパワーの根源は、高級スーパーでも百貨店でもない、昭和の薫りが漂う市場だった。
神戸の繁華街、三宮から各駅停車でわずか1駅。「ほぼ毎日自炊する」という澤が好んで買い物するのは、地元でも庶民的なことで知られる大安亭市場だった。
その名の通り、特に野菜が安いことで知られる同市場は200メートルほどのアーケードに八百屋や鮮魚店、肉店に豆腐店が軒を連ねる昔ながらの商店街。どこもが活気溢れる市場に澤は自宅から自転車で通う。「あそこの方が30円安いって分かるとキャベツ1つでも、そっちの店で買う」と胸を張っていた澤は、商店街でも知られた存在だった。
「ミートのマエダ」の奥藤英和さん(61)は「初めて来た時から“あっ澤ちゃんや”と思ったよ。でも、自分から名乗るわけじゃないしね。ホントにおとなしい、普通の人」と控えめな印象を明かす。「買っていくのはほとんど豚肉。ミンチとかね」とその庶民的な一端を明かした。
近くの八百屋の店主は「ワシはサッカーあんまり知らんからな。あれが澤さんって知ったんは最近。ユニホーム着たまま、この前の道を5、6人で自転車でシャーッと通って行くんや」と笑った。「お姉ちゃんら、何やっとんの?」と声を掛けると「サッカーです。また応援してくださいね」と気軽に答えたという。
「私、1個も好き嫌いがない」と言い切る澤はパスタはもちろん、カレーも様々な種類を作る。後輩で日テレからINACに一緒に移籍してきたMF大野忍(27)も「澤さんの作るものは何でもおいしい」とうなるほどの腕前だ。自信の逸品は、レンコンやゴボウ、ジャガイモを入れた「根菜ドライカレー」。父が調理師の免許を持ち、料理好きの母の影響で自然に料理の腕を磨いたという澤は「今なら私、1ヶ月食費3万円で抑えられますよ」と言い切る。決して金銭的に恵まれているとは言えない女子サッカー界。しかし、エース澤は地元の安い商店街で食品を調達し、パワーに変えていた。
【熱血FW永里は男子をバッサリ】
グループリーグ初戦のニュージーランド戦で先制ゴールを決めた永里は、1987年7月15日、神奈川県厚木市出身の24歳。日テレ・ベレーザで9シーズンを過ごした後、2009年にドイツブンデスリーガのポツダムに移籍。定位置を獲得し、欧州CL制覇と2度のリーグVに貢献した。
なでしこでは2004年に初招集されて以来、68試合で32得点。昨年末、日本プロサッカー選手会が勝利給などを巡って日本サッカー協会と対立した際には「おまえら何のためにサッカーやってんだ?と思った。女子は世界一になりたい、うまくなりたいという純粋な思いでやっている」と男子をバッサリ斬った熱い一面も。兄はJ1甲府のMF源気、妹は日テレ・ベレーザの亜紗乃。
【鮫島は“女の子走り”で人気急上昇】
W杯では全6試合に先発フル出場。攻撃の起点として活躍した不動の左サイドバック、鮫島は1987年6月16日、栃木県宇都宮市出身。名門・常盤木学園から2006年に東京電力に加入し、1年目から主力として活躍した。なでしこジャパンには2008年に初選出。昨年は女子アジア杯3位、広州アジア大会金メダルに貢献した。
今年6月には、福島第1原発事故の影響で活動を自粛した東京電力から米女子プロリーグ、WPSのボストン・ブレーカーズに移籍した。国内の他チームへの移籍は「心情的に難しく踏み出せなかった」という24歳。ドルトムントの日本代表MF香川も「凄くうまい」と注目し、ネット上ではキュートなルックスと左サイドを駆け上がる“女の子走り”で人気が集まっている。1メートル62、53キロ。
【安藤はウッチーとも仲良し】
なでしこジャパンのエースストライカーとして、W杯での躍進に貢献した安藤。全6試合に先発しノーゴールに終わったが、豊富な運動量を武器に前線で起点となり、守備でも積極的にプレスを掛け続けた。
1982年7月9日、栃木県宇都宮市出身の29歳。なでしこリーグ浦和時代の2009年にはMVPと得点王をダブル受賞し、翌2010年からドイツのデュイスブルクでプレー。現地では男子日本代表のメンバーとも交流があり、DF吉田(VVV)の試合を応援したことも。ともに食事をすることもあるというシャルケのDF内田らからは「コズコズ」と呼ばれている。1メートル64、57キロ。
≪超サカ採点表≫
【女子日本代表】
GK:
21.海堀あゆみ 8.0
立ち上がりのピンチを好セーブで凌ぐ。その後も、数え切れないほどのファインセーブを連発
DF:
2.近賀ゆかり 7.0
最後まで衰えない豊富な運動量で攻守に貢献。延長戦では、前線への鋭い飛び出しであわやというシーンも作り出した
3.岩清水梓 7.0
体を張った守備と、鋭い縦パスでチームに貢献。試合最終盤には、自らの退場と引き換えにチームを救う
4.熊谷紗希 7.0
ワンバック相手に懸命の戦いを見せる。PKの場面では冷静なキックで大会を締めくくった
15.鮫島彩 7.0
守勢に回る時間が多い中でも、勇気を持って前線に飛び出し、攻撃に参加
MF:
11.大野忍 7.0
得意のドリブルで相手をかく乱し、なでしこの数少ない攻め手となる
(66分18.丸山桂里奈 6.0)
同点ゴールの場面では、ニアサイドでDFを引き付け、影のアシストを見せた
(119分20.岩淵真奈 --)
タイムアップ直前に試合に出場し、ピッチの上で優勝を経験。次回大会では、この経験を糧にチームの中心選手になりたい
10.澤穂希 8.0
守備の嗅覚を発揮し、ピンチの芽を幾度も摘み取る。攻撃面では、鋭いスルーパスでチャンスを演出し、当たり前のようにチームを救うゴールを挙げた
6.阪口夢穂 7.0
澤が高いポジションを取ったこともあり、中盤での守備面の役割が大きくなったが、その任務を見事にこなした
8.宮間あや 7.5
低い位置に引いてボールを受け、得意のロングキックで局面を打開。チームを救う同点ゴールを挙げた
FW:
7 安藤梢 6.5
守備もサボらず、果敢にディフェンスラインの裏を狙い続け、アメリカゴールを脅かす
(66分17.永里優季 6.0)
失点の遠因となってしまったものの、強引なドリブル突破でゴールを演出し、名誉を挽回
9.川澄奈穂美 7.0
FWとサイド、ポジションを幾度も切り替えることになったが、豊富な運動量で前線を掻き回し続ける
←
★首位浮上★
J1第5節第2日結果
鹿島3−0仙台
(カシマ・17120人)
≪得点者≫
鹿島:増田誓志13、野沢拓也18、田代有三69
≪出場メンバー≫
【鹿島】
GK:
曽ヶ端準
DF:
新井場徹(82分西大伍)、岩政大樹、中田浩二、アレックス
MF:
増田誓志(87分遠藤康)、小笠原満男、野沢拓也、フェリペ・ガブリエル
FW:
田代有三、興梠慎三(75分青木剛)
【仙台】
GK:
林卓人
DF:
菅井直樹、曹秉局■、鎌田次郎、朴柱成
MF:
関口訓充、富田晋伍(63分松下年宏)、角田誠、梁勇基(79分中島裕希)
FW:
柳沢敦(68分高橋義希)、赤嶺真吾
磐田1−1浦和
(エコパ・18623人)
≪得点者≫
磐田:前田遼一90+3=PK
浦和:柏木陽介29
≪出場メンバー≫
【磐田】
GK:
川口能活
DF:
駒野友一、加賀健一■、藤田義明、山本脩斗(82分菅沼実)
MF:
小林裕紀、那須大亮、山本康裕(62分船谷圭祐)、山田大記
FW:
金園英学(59分ジウシーニョ)、前田遼一■
【浦和】
GK:
加藤順大
DF:
高橋峻希、スピラノビッチ、永田充、平川忠亮
MF:
鈴木啓太、柏木陽介、マルシオ・リシャルデス
FW:
エスクデロ・セルヒオ(83分山田暢久)、原口元気(68分田中達也)、高崎寛之(65分デスポトビッチ)
山形0−2名古屋
(NDスタ・11757人)
≪得点者≫
名古屋:玉田圭司43、ケネディ57
≪出場メンバー≫
【山形】
GK:
清水健太
DF:
園田拓也(81分宮本卓也)、西河翔吾■、石井秀典、石川竜也
MF:
宮崎光平、秋葉勝、太田徹郎(55分長谷川悠)、下村東美、宮沢克行(64分佐藤健太郎■)
FW:
大久保哲哉
【名古屋】
GK:
楢崎正剛
DF:
田中隼磨、田中マルクス闘莉王、増川隆洋、阿部翔平
MF:
中村直志(79分磯村亮太)、ダニルソン、小川佳純
FW:
永井謙佑(79分ブルザノビッチ)、ケネディ、玉田圭司(90分吉田眞紀人)
大宮1−1横浜M
(NACK・11037人)
≪得点者≫
横浜M:小野裕二37
大宮:ラファエル74
≪出場メンバー≫
【大宮】
GK:
北野貴之
DF:
杉山新、深谷友基(46分坪内秀介)、金英權、村上和弘
MF:
青木拓矢、上田康太、東慶悟(69分渡部大輔)、藤本主税■
FW:
ラファエル、李天秀(85分渡邉大剛)
【横浜M】
GK:
飯倉大樹
DF:
小林祐三、栗原勇蔵、中澤佑二、波戸康広
MF:
小椋祥平、谷口博之■、中村俊輔(83分天野貴史)、兵藤慎剛
FW:
小野裕二■(46分大黒将志)、渡邉千真(72分キムクナン)
J1第5節最終日日程
18日(月)
18:00〜
広島vs福岡
(広島ビ)
Jリーグディビジョン1
順位表&得点ランキング
J1第5節第2日は本日17日、カシマスタジアムなどで4試合が行われ、横浜Mは大宮と1−1で引き分けて連勝は5で止まったが、勝ち点34で柏に並び、得失点差で上回って今季初めて首位に立った。
名古屋は玉田とケネディのゴールで山形を2−0で退け、3連勝で勝ち点30の3位に浮上した。同30の川崎が得失点差で4位。鹿島は仙台に3−0と快勝して5試合ぶりの白星を挙げ、磐田vs浦和は1−1で引き分けた。
鹿島3−0仙台
【鹿島が5試合ぶりの勝ち点3】
増田が攻守に大車輪の活躍で、チームを5戦ぶりの勝利に導いた。前半13分にはヘディングで先制ゴール。その後は小笠原と、中盤で相手攻撃の芽を摘み、3戦ぶりの無失点に貢献した。それでも「相手がチャンスで外してくれたことが大きい。そんなに差はなかった。これからも相手がどうだろうと、自分達のサッカーを続けないといけない」と謙虚に振り返った。
★仙台、運動量に陰り
仙台は開幕から12戦負けなしの後、これで5試合勝ちなしとなった。チームを支えてきた運動量に陰りが見え、攻守に迫力を欠いた。前半はシュート1本に終わり、後半も決定力不足。途中交代した柳沢は「責任を感じている」とうつむいた。
手倉森監督は試合後、選手に対して「完敗を認めよう」と声を掛けたという。シーズンの半分を終えて勝ち点26。指揮官は「残りの半分で、それ以上を取る努力をしたい」と誓った。
磐田1−1浦和
【磐田は後半ロスタイムに追い付く】
磐田が0−1の後半ロスタイムに前田のPKで追い付き、引き分けに持ち込んだ。後半に仕掛けた猛攻が、土壇場で実った。
自身5試合ぶりのゴールで、得点ランクのトップに1点差と迫る今季8点目。「入れてやるという強い気持ちだった。(勝ち点が)ゼロと1ではだいぶ違う」と笑みを浮かべた。
後半はサイドを有効に使った攻撃で相手を押し込む時間が続いていただけに、柳下監督も「自分達のリズムでやれていた。最後まで動けていた」と納得の表情だった。
★浦和 喪章でプレーも…土壇場で追いつかれる
浦和は前半29分に柏木が思い切りのいい左足のミドルシュートを決めて先行したが、逃げ切れなかった。
この日午前、1968年メキシコ五輪銅メダリストで、浦和の初代監督を務めた森孝慈氏が67歳で死去した。試合前のミーティングで選手にも悲報は伝えられた。腕に喪章を巻き試合に臨んだが、磐田に追い付かれ、目前まで迫った勝ち点3は最後の最後に逃げてしまった。
主将の鈴木は「森さんはレッズにとって大きな存在。どんな試合でも勝ちたいが、こういう結果になって残念」。天国に勝利を届けられず、無念の表情だった。
山形0−2名古屋
【名古屋は11試合負けなし3連勝】
好機を確実に得点につなげた名古屋が快勝した。前半43分、「オレがあそこに詰めれば人数が多くなるし、相手のマークが分散する」と、永井からのパスをフリーで受けた玉田が先制点。貴重な先制点は得点王争いでトップに並ぶ今季9点目。力強く、両手を握り締めた。後半12分には右クロスからケネディが加点した。
名古屋は11試合負けなし。1試合少ない状況ながら、首位横浜Mに勝ち点4差で3位に浮上した。
★山形、名古屋上回る9本のシュートも完敗
山形は名古屋を上回る9本のシュートを放ちながら、0−2で完敗した。小林監督が「90分を通したら悪くない」と言うように、狙い通り速攻から好機はあったが、後半に宮崎がフリーのシュートをポストに当てるなど詰めを欠いた。
わずか勝ち点9で前半戦を終了。厳しい残留争いが待つ後半戦に向け、指揮官は「めげずに一戦一戦を戦う」と悲壮感を漂わせた。
大宮1−1横浜M
【横浜Mが約5年ぶり首位】
横浜Mの連勝は5で止まったが、勝ち点34で柏に並び、得失点差で上回って2006年3月24日以来となる約5年ぶりの首位に立った。
前半37分に中村のCKを小野が頭で押し込んで先制。木村監督は「勝って1位になりたかったが、この暑さの中でよくやっている」と選手をねぎらった。
横浜Mでゼネラルマネジャーを務めたこともある森孝慈さんがこの日、亡くなった。師と仰いだ木村監督は「優勝するところを見せたかった。それが悔しい」と話した。久々に主役に躍り出た古豪にとって、ここからが正念場だ。
★大宮・鈴木監督「まだ甘い」
大宮はまたしても今季ホーム初白星を手にできなかった。J1全18チームで唯一本拠地での勝利がなく、サポーターの落胆の声が響いた。
後半29分に追い付いた後も藤本らが決定的な場面をつくりながら、横浜Mの堅守を破れなかった。下位グループからの脱却が図れない現状に、鈴木監督は「勝ち切れないのはまだ甘いところがあるから」と、もどかしそうな表情だった。
J2第21節第2日結果
横浜FC2−2大分
(ニッパ球・4770人)
≪得点者≫
横浜FC:森本良41、カイオ68=PK
大分:前田俊介36、75
北九州1−2岡山
(本城・4686人)
≪得点者≫
北九州:池元友樹72
岡山:竹田忠嗣22、白谷建人89
FC東京4−0岐阜
(味スタ・17183人)
≪得点者≫
FC東京:徳永悠平22、田邉草民52、ロベルト・セザー75、80=PK
湘南2−0千葉
(平塚・9340人)
≪得点者≫
湘南:大井健太郎18、中村祐也44
熊本1−1富山
(熊本・25005人)
≪得点者≫
富山:苔口卓也22
熊本:根占真伍74
J2第21節最終日日程
18日(月)
19:00〜
草津vs鳥取
(正田スタ)
19:00〜
愛媛vs京都
(ニンスタ)
Jリーグディビジョン2
順位表&得点ランキング
J2第21節第2日は本日17日、平塚競技場などで5試合が行われ、FC東京が最下位の岐阜を4−0と圧倒し、勝ち点32で今季初めて首位に浮上した。千葉が湘南に0−2で敗れ、同31のままでトップを明け渡して2位に後退した。勝ち点で31の徳島が3位、30の栃木が4位と混戦。
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★6位後退★
JFL後期第3節最終日結果
カマタマーレ讃岐1−2MIOびわこ草津
(香川サ)
≪得点者≫
讃岐:福嶋洋71
びわこ:半田武嗣11、伊藤和也20
長野パルセイロ0−0佐川印刷
(南長野)
栃木ウーヴァ3−2ソニー仙台
(栃木市)
≪得点者≫
栃木:若林学31、80、三輪宏真59
ソニー:桐田英樹57、澤口泉67
V・ファーレン長崎1−1松本山雅
(佐世保)
≪得点者≫
長崎:有光亮太32
松本山雅:玉林睦実40
アルテ高崎1−0横河武蔵野
(浜川)
≪得点者≫
高崎:布施有太52
JFL
順位表&得点ランキング
日本フットボールリーグ(JFL)は本日17日、後期第3節の残り5試合が行われ、2位讃岐はMIOびわこ草津に1−2と競り負け、6位に後退した。
3位松本山雅は長崎と1−1で引き分け、こちらも5位に転落。
長野は佐川印刷と0−0のスコアレスドローに終わり、勝ち点22。栃木ウーヴァはソニー仙台に3−2で競り勝ち、高崎も横河武蔵野を1−0で下した。
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★最終調整★
女子W杯決勝日程
17日(日)
日本時間27:45〜
女子日本代表vs女子アメリカ代表
(ヴァルトシュタディオン)
≪予想スタメン≫
【女子日本代表】
GK:
21.海堀あゆみ
DF:
2.近賀ゆかり
3.岩清水梓
4.熊谷紗希
15.鮫島彩
MF:
11.大野忍
10.澤穂希(cap)
6.阪口夢穂
8.宮間あや
FW:
7.安藤梢
9.川澄奈穂美
予想フォーメーション
(4-2-2-2)
9 7
8 11
6 10
15 4 3 2
1
サッカーの女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で女子日本代表(なでしこジャパン)は本日17日午後8時45分(日本時間18日午前3時45分)、初優勝を懸けてアメリカとの決勝に臨む。
16日はフランクフルトの試合会場での記者会見後、同市内で約1時間練習した。セットプレーの守備を確認する際には、控えGKの山郷(浦和)が指示を出して相手選手の配置を想定するなど入念にアメリカ対策を行った。
シュート練習やクロスへの対応などもチェック。宮間(岡山湯郷)のFK練習では、佐々木監督やコーチ陣が壁になるなど、チームの一体感を感じさせて練習を締めくくった。
主将の澤(INAC)は「気持ちも体もリラックスしている。とにかく金メダルが欲しい」とキッパリ。安藤(デュイスブルク)は「試合後に立てなくなるぐらい、全力を出し切って戦いたい」と力を込めた。岩清水(日テレ)は「クロスの対応では負けていない。アメリカ戦でも、自信を持ってやりたい」と意気込みを口にした。
準々決勝のドイツ戦で決勝ゴールを決めた丸山(千葉)も「ドイツから点を取れたので、アメリカからも取れる気がする」と自信をのぞかせた。
【決戦を前に前日会見】
16日はフランクフルトでの試合会場で前日記者会見が行われ、佐々木監督は「チームの作戦は今まで通り。決勝という名誉あるステージまで来られた。存分にやってくれると思う」と期待した。
同席した澤主将(INAC)は「世界の頂点を目指してやってきた。重圧はない。こんなチャンスは楽しむしかない」と意気込んだ。
会見後は同市内で練習した。練習場には漫画「キャプテン翼」の作者、高橋陽一氏がイラスト入り横断幕を持って激励。選手達から笑い声も起き、決勝前でも過度な緊張感はなかった。
日本女子が年齢制限のない世界大会で決勝に進んだのは初めて。過去の対戦成績は日本の3分け21敗。W杯では前身の世界選手権を含めて2度対戦し、1991年中国大会ではグループリーグで0−3、1995年スウェーデン大会では準々決勝で0−4と敗れた。国際サッカー連盟(FIFA)のランキングはアメリカが1位で日本は4位。
川澄奈穂美
「いい意味でW杯の決勝という意識はない。勝っても負けても残り1試合。思い切って、楽しんで試合をしたい」
丸山桂里奈
「みんなが疲れた時に、後から出る選手が勝敗を分けると思う。出たら得点を決めたい」
阪口夢穂
「5月の(アメリカ戦)2試合もずっと攻められたわけじゃなく、点が入らなかっただけ。点を決めて全員できっちり守れば勝てると思う」
熊谷紗希
「今までやってきたことをやるだけ。(大会後に移籍する)フランクフルトで決勝を戦えるのは嬉しい」
【「キャプテン翼」高橋陽一氏が激励】
決勝前最後の練習に人気サッカー漫画「キャプテン翼」の作者、高橋陽一氏が訪れた。女子サッカー応援キャラクターとして書き下ろした「楓」と「翼」が日の丸の両脇に描かれた旗をプレゼントした。
6月8日の代表発表の際にも選手を激励した高橋氏は「素晴らしい舞台なので、楽しんでほしい」とエール。楓のモデルとなった澤の活躍については「すごいのひと言。点を決めてMVPを取って、優勝してほしい」と期待を寄せた。
【古川さん、宇宙からエール】
日本時間18日早朝に行われるサッカー女子ワールドカップ(W杯)決勝を前に、国際宇宙ステーションに滞在している古川聡さん(47)ら日米の宇宙飛行士が16日、特別にビデオメッセージを作成、宇宙から両国の健闘を願うエールを送った。
ビデオの中で、古川さんは「選手の皆さん、サポーターの皆さん、全力を尽くせるよう応援してます」「行け日本、なでしこ」と力を込めた。
一方、アメリカ側はステーションにドッキングしている最後のスペースシャトル「アトランティス」の女性乗員で、11歳にサッカーを始めて以来、大のサッカーファンというサンドラ・マグナスさんが登場。「ゴー・USA」と声を張り上げて激励した。
国際宇宙ステーションには現在、日、米、ロシアの飛行士が滞在しており、地上の管制官から送られてくる試合の情報を毎日楽しみにしているという
【賞金総額3億円UPの約8億円】
女子W杯の大会組織委員会は16日、大会の賞金総額を当初予定の640万ドル(約5億円)から1000万ドル(約8億円)に引き上げることを発表した。
順位による分配額は不明だが、大会前は1位賞金を100万ドル(約8000万円)と発表していたことから、150万ドル(約1億2000万円)以上までアップする可能性が高い。
←
★3位★
女子W杯3位決定戦結果
スウェーデン2−1フランス
(ジンスハイム・ライン・ネッカー・アレーナ)
≪得点者≫
スウェーデン:シェリン29、M・ハマーストレーム82
フランス:トミ56
サッカーの女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会第14日は16日、ジンスハイムで3位決定戦が行われ、スウェーデンがフランスを2−1で下した。
スウェーデンは前半29分にFWシェリンが先制点。後半11分に追い付かれ、さらに退場者を出す苦境だったが、同37分にCKのこぼれ球を拾ったM・ハマーストレームが決勝点を挙げた。
スウェーデンは準決勝で日本に敗れた。
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★敗退★
コパ・アメリカ準々決勝結果
コロンビア0−2ペルー
≪得点者≫
ペルー:ロバトン101、J・バルガス112
≪出場メンバー≫
【コロンビア】
GK:
L・マルティネス
DF:
ジェペス、L・ペレア、スニガ、アルメロ
MF:
C・サンチェス■(108分J・マルティネス)、アベル・アギラル(104分グティエレス)、グアリン、ラモス(73分ロダジェガ)
FW:
ファルカオ・ガルシア、モレノ
【ペルー】
GK:
R・フェルナンデス
DF:
A・ロドリゲス■、ビルチェス、レボレド、C・ラモス
MF:
J・バルガス、バルビン、クルサド(118分バジョン)、チロケ(96分ヨトゥン)
FW:
ゲレーロ、アドビンクラ■(46分ロバトン)
アルゼンチン1−1(PK4−5)ウルグアイ
≪得点者≫
アルゼンチン:D・ペレス6
ウルグアイ:イグアイン18
≪PK戦≫
アルゼンチン:メッシ○、ブルディッソ○、テベス×、パストーレ○、イグアイン○
ウルグアイ:フォルラン○、スアレス○、スコッティ○、ガルガノ○、カセレス○
≪出場メンバー≫
【アルゼンチン】
GK:
ロメロ
DF:
サバレタ■、N・ブルディッソ■、G・ミリート■、サネッティ
MF:
マスチェラーノ■■=■(87分)、ガゴ■(97分ビリア)、ディ・マリア(73分パストーレ)
FW:
イグアイン、メッシ、アグエロ(84分テベス■)
【ウルグアイ】
GK:
ムスレラ
DF:
M・カセレス■、ルガノ、ビクトリーノ(20分スコッティ)、A・ペレイラ(111分エグレン)
MF:
M・ペレイラ、D・ペレス■■=■(39分)、アレバロ(111分ガルガノ)、A・ゴンサレス■
FW:
L・スアレス、フォルラン
サッカーのコパ・アメリカ(南米選手権)第13日は16日、アルゼンチンのサンタフェなどで準々決勝2試合が行われ、地元アルゼンチンが昨年のワールドカップ(W杯)ベスト4のウルグアイに屈して敗退した。ウルグアイのほか、1975年大会以来の優勝を狙うペルーが準決勝に進出した。
ウルグアイは1−1のまま延長でも決着せずに突入したPK戦を5−4で制した。ウルグアイは5人全員が決め、アルゼンチンはテベスがGKに止められた。スタジアムにブーイングが渦巻く中、1993年以来18年ぶりの優勝を目指した開催国が4強を前に姿を消した。
ペルーは0−0からの延長でコロンビアを2−0で退けた。
【ウルグアイ、消耗戦制して4強】
消耗戦の終盤、ウルグアイは神懸かり的なセーブを連発したGKムスレラを中心にアルゼンチンの猛攻をしのいだ。PK戦は5人目のカセレスが狙い澄まして蹴り込み、決着した。最後まで高い集中は途切れず5大会連続の4強入りを遂げた。
前半5分にペレスが先制し、12分後に追い付かれた。同38分にペレスが2度目の警告で退場。相手も1人退場となった後半41分まで数的不利を強いられた。押し込まれる中でもフォルラン、スアレスらが前線でゴールへの意欲をむき出しにし、気迫で一歩も引かなかった。
7月16日は1950年ワールドカップ(W杯)で開催国ブラジルを破って優勝を決めた記念日だ。スアレスは「この日付の重みは知っていたので、なおさらうれしい」と声を上ずらせた。ムスレラも「選手なら誰でも夢見るような試合だった」と感慨深げだった。
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★後半出場★
親善試合結果
ドルトムント1−2ポロニア・ワルシャワ(ポーランド)
≪得点者≫
ドルトムント:ジダン50
ポロニア・ワルシャワ:バシチンスキ62、カニ72
ヘルモント・スポルト(オランダ2部)1−1VVV
≪得点者≫
ヘルモント・スポルト:カルロス70
VVV:ウチェボ45
ロサンゼルス・ギャラクシー1−4レアル・マドリード
≪得点者≫
ギャラクシー:クリストマン67
R・マドリード:カジェホン31、ホセル40、クリスティアーノ・ロナウド53、ベンゼマ58
MF香川真司が所属するドイツブンデスリーガのドルトムントは16日、ポロニア・ワルシャワ(ポーランド)と親善試合を行い、1−2で黒星を喫した。
12日に行われたザンクト・ガレン(スイス)とのテストマッチでは、フンメルスらのゴールで6−1と大勝したドルトムントだが、この日の試合では、後半5分にジダンのゴールで先制したものの、その後2点を奪われてプレシーズンマッチ初の黒星を喫した。
なお、今月上旬に行われたザウアーラント選抜(アマチュア)との練習試合でハットトリックを達成した香川は、その後もコンスタントに実戦をこなしており、この日のポロニア戦では後半からピッチに立った。
昨季ブンデス王者のドルトムントは、23日に昨季DFB(ドイツ連盟)カップ王者のシャルケとスーパーカップで顔を合わせる。
一方、オランダエールディビジでDF吉田麻也とMFカレン・ロバートが所属するVVVフェンロも16日、ネーデルウィールトで2部のヘルモント・スポルトと親善試合を行い、先発したカレンは無得点で後半途中に交代した。吉田は左足打撲のため欠場した。チームは1−1で引き分けた。
今季の新背番号10をつけてプレーしたカレンは「期待されているのはすごく感じる」と意欲的に話した。
【レアルは4ゴール大勝】
スペインリーガエスパニョーラのレアル・マドリードは16日、ロサンゼルス・ギャラクシー(アメリカ)と親善試合を行い、クリスティアーノ・ロナウド、ベンゼマのゴールなどで4−1と大勝した。
プレシーズンツアーでアメリカを訪れているレアルはこの日、元レアルのベッカムを擁するギャラクシーと対戦。グラネロのパスに抜け出した新加入のカジェホンが31分にネットを揺らして先制に成功すると、その9分後にユースチーム所属のホセルが追加点を挙げ、前半を折り返す。
前半と大幅にメンバー入れ替えて臨んだ後半、レアルは8分にC・ロナウドが鮮やかなドリブルさばきで相手守備をかわしてゴールを奪う。その5分後にはこちらも新加入のコエントランがピンポイントのクロスを上げると、これをベンゼマが沈めて4点目。レアルはその後1点を返されたが、プレシーズン初戦を白星で飾った。
なお、古巣との対戦となったベッカムもこの試合にスタメン出場したものの、得点に絡む活躍はなかった。
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★初練習★
サッカーのドイツブンデスリーガの名門バイエルンに移籍した日本代表FW宇佐美貴史(19)が本日17日、チームに初めて合流してミュンヘン市内で練習を行い「最初だったが、戸惑わなかった。こういう環境を望んでいた」と感想を述べた。
2時間弱の練習では8対8のミニゲームが行われ、宇佐美はオランダ代表のロッベン、ドイツ代表のミュラーら主力組とは別のチームに入り、中盤の右サイドで汗を流した。パスがあまり回ってこなかったが「1日では難しい。早く自分を知ってもらいたい。練習が一番大事だから、そこに集中したい」と話した。
1000人近いサポーターの前でプレーし、練習後にサインも求められた。明日18日に入団会見を行う。
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★獲得★
イングランドプレミアリーグのチェルシーが、昨季のベルギー王者のゲンクからベルギー代表GKティボー・クルトワ(19)を獲得することが16日、明らかになった。ゲンクが同日、移籍することを発表した。契約期間は5年で、移籍金はゲンクのクラブ史上最高額となる900万ユーロ(約10億円)となっている。
ゲンクはクラブの公式HP上で、同選手の残留に全力を尽くしたとしながらも「チェルシーからのオファーを受け入れる以外、我々には選択肢がなかった」と述べた。
クルトワに関してはスペイン代表GKダビド・デ・ヘアをマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)に引き抜かれたアトレティコ・マドリード(スペイン)も興味を示していた。
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★陽性反応★
国際サッカー連盟(FIFA)の医事委員会のデフーゲ委員長が16日、記者会見し、開催中の女子ワールドカップ(W杯)で北朝鮮代表の計5選手がドーピング検査でステロイド(筋肉増強剤)に陽性反応を示したと明らかにした。
グループリーグの2試合終了後の検査で2選手が陽性反応だったため、第3戦のコロンビア戦後に全選手を対象に抜き打ち検査を行い、さらに3選手が陽性反応を示した。
北朝鮮はグループリーグで敗退。FIFAの事情聴取に対し謝罪した上で、大会前に雷に打たれた選手の治療に用いた麝香(じゃこう)を原料にした中国古来の薬が原因と弁明しているという。FIFAは今後、この件に関して規律委員会で話し合う見通し。
←
★死去★
1968年メキシコ五輪サッカー銅メダリスト、元日本代表監督で、浦和レッズ初代監督の森孝慈氏が本日17日午前9時21分、腎盂(じんう)がんのため死去した。67歳だった。葬儀・告別式は22日午前11時から、東京都世田谷区瀬田3の6の8の公益社用賀会館で。喪主は妻晴美(はるみ)さん。
広島・修道高から早稲田大を経て三菱重工入り。主にMFで活躍し、早稲田大では主将を務めた1966年度に関東大学リーグ、全国大学選手権、天皇杯全日本選手権の3冠を達成。日本リーグでは2度優勝した。1977年に引退するまで日本代表では国際Aマッチ56試合で2得点。1964年東京、1968年メキシコ両五輪の代表で、メキシコでは全試合出場して銅メダル獲得に貢献した。1981〜1985年には日本代表の監督も務め、ワールドカップ(W杯)メキシコ大会アジア最終予選では初の本大会出場まであと一歩に迫った。
Jリーグでは浦和レッズの創設に尽力し、1992年に初代監督となった。浦和では2001年から2006年までゼネラルマネジャーも務め、天皇杯で2連覇。2006年にサッカー殿堂入りした。
【加藤久氏「懐が大きかった」】
日本サッカー協会・原博実強化担当技術委員長
「信じられない。早過ぎる。(日本代表の)監督をやられている時に選手としていろいろと教わった。自分の今の仕事をする時にも相談させてもらい、背中を押してくれた」
浦和レッズ・柱谷幸一ゼネラルマネジャー
「僕は18歳の頃からずっとお世話になった。「森ファミリー」と言われるくらい森監督の時の日本代表はまとまっていた」
加藤久氏
「プロ化以前の日本サッカー界の土壌を必死で耕してくれた。それが今につながっていると思う。懐が大きくて、選手のために動いてくれた。こんなに早い別れがくるとは…」
←
【超サカFLASH】
★獲得★
ドイツブンデスリーガで長谷部誠の所属するボルフスブルクは16日、ドイツ2部降格のフランクフルトからDFマルコ・ルス(25)を獲得したと発表した。契約期間は3年。フランクフルトの下部組織で育ったルスは、これまでブンデスリーガで159試合13得点を記録。しかし、チームは昨季リーグ戦で17位に終わり、新シーズンを2部で戦うことが決定していた。
★正式発表★
ポルトガルスーペルリーガ(ポルトガル1部)のベンフィカは16日、レアル・マドリード(スペイン)からアルゼンチン代表DFエセキエル・ガライ(24)を獲得したと正式に発表した。
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