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本日の超最新情報
2011.08.04.THU
INDEX
★死去★
松本山雅(JFL)の元日本代表DF松田直樹(34)が本日4日午後1時6分、長野県松本市内の信州大付属病院で急性心筋梗塞のため死去
★発表★
韓国戦(10日・札幌ド)の日本代メンバー23名発表!海外組は香川真司(ドルトムント)ら14名が招集され、清武弘嗣(C大阪)がA代表初選出!
★発表★
U-22エジプト戦(10日・札幌ド)のU-22日本代表メンバー22名発表!永井謙佑(名古屋)ら国内組のみで招集され、宇佐美貴史(バイエルン)はバイエルンが許可すれば追加招集!
★エール展望★
2011−2012年シーズンのオランダエールディビジが明日5日に開幕!吉田麻也とカレン・ロバートのVVVは高木善朗が新加入したユトレヒトと激突!
★PO進出★
欧州チャンピオンズリーグ予備予選3回戦第2戦
トラブゾンスポル(トルコ)1−1(TOTAL1−3)ベンフィカ(ポルトガル)
バスルイ(ルーマニア)0−0(TOTAL0−2)トゥヴェンテ(オランダ)
ルビン・カザン(ロシア)2−1(TOTAL4−1)ディナモ・キエフ(ウクライナ)
マルメ(スウェーデン)1−1(TOTAL2−1)レンジャーズ(スコットランド)
スロバン・ブラチスラバ(スロバキア)0−2(TOTAL0−2)アポエル(キプロス)
チューリヒ(スイス)1−0(TOTAL2−1)スタンダール・リエージュ(ベルギー)
ビクトリア・プルゼニ(チェコ)3−2(TOTAL4−2)ローゼンボリ(ノルウェー)
シュトゥルム・グラーツ(オーストリア)1−0(TOTAL2−1)ゼスタポニ(グルジア)
ビスワ・クラクフ(ポーランド)3−1(TOTAL5−2)リテックス・ロベチ(ブルガリア)
パルチザン(セルビア)1−1(TOTAL2−3)ゲンク(ベルギー)
ディナモ・ザグレブ(クロアチア)1−0(TOTAL3−1)ヘルシンキ(フィンランド)
マリボル(スロベニア)1−1(TOTAL3−2)マッカビ・ハイファ(イスラエル)
ベンフィカ、トゥヴェンテなどがプレーオフ進出!バイエルンやアーセナルも出場するプレーオフの組み合わせ抽選は明日5日に実施!
★引退試合★
ファン・デル・サール引退試合
アヤックス1−2ファン・デル・サール・ドリームチーム
親善試合
広州恒大(中国)1−7レアル・マドリード
チバス・グアダラハラ(メキシコ)4−1バルセロナ
バシャシュ(ハンガリー)0−1ローマ
元オランダ代表GKファン・デル・サール(40)の引退試合はサハとベルカンプのゴールでドリームチームが勝利!
★決勝T進出★
U-20W杯グループリーグ第2戦
グループC
エクアドル0−2スペイン
オーストラリア2−3コスタリカ
グループD
サウジアラビア6−0グアテマラ
クロアチア2−5ナイジェリア
スペイン、サウジアラビア、ナイジェリアがともに2連勝で決勝トーナメント進出が決定!
★入団会見★
グルノーブルからディジョンに移籍した日本代表MF松井大輔(30)が入団会見!背番号は『28』!
★獲得断念★
ディジョンがFC東京の日本代表MF今野泰幸(28)の獲得を断念!
★獲得★
パリ・サンジェルマン(フランス)がパレルモ(イタリア)からアルゼンチン代表MFパストーレ(22)を獲得!5年契約で移籍金はフランス史上最高額の約47億3000万円!
本日の超サカFLASH
アーセナルのスペイン代表MFセスク・ファブレガスが今季初めてチーム練習に参加ほか
本文
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★死去★
サッカー元日本代表DFで、日本フットボールリーグ(JFL)松本山雅FCの松田直樹が本日4日午後1時6分、長野県松本市内の信州大付属病院で死去した。34歳だった。松田は2日午前、同市内で練習中に倒れ、病院に救急搬送された。急性心筋梗塞と診断され、人工心肺による治療を受けていたが、4日の午後0時過ぎに容体が急変し、家族に見守られて息を引き取った。松本山雅の大月弘士社長は「家族の方が我々のところに来て、亡くなったと報告を受けた。8月2日から全国の松田直樹ファンの方から様々な応援をいただいていた」と話した。
松田は群馬県出身。群馬・前橋育英高から1995年に横浜F・マリノス入団。183cmの長身を生かした守備で長く中心選手としてプレーした。U-23(23歳以下)日本代表として2度五輪代表となり、2000年に日本代表デビュー。2002年ワールドカップ(W杯)日韓大会では日本の全4試合で先発出場するなど主力として活躍した。日本代表通算40試合出場。今季から松本山雅でプレーしていた。
サッカー選手がプレー中などに倒れて急死した事例は、2003年のコンフェデレーションズカップ準決勝のコロンビア戦で試合中に倒れ、間もなく死亡したカメルーンのフォエらがいる。
日本代表・ザッケローニ監督
「松田選手のご冥福をお祈りしたい。直接知り合うことはなかったが、昨年彼のプレーを見て素晴らしい選手だと思った」
U-22日本代表・関塚隆監督
「対戦相手として日本を代表する素晴らしい選手でしたし、そういう選手が亡くなったことを残念に思います。ご冥福をお祈りします」
日本サッカー協会・川淵三郎名誉会長
「7月3日の信州ダービーマッチで松田選手が元気にプレーするのを見ていただけに、突然の訃報に言葉もありません。思い出は2004年のアジアカップ。控えだったにも関わらず、先頭に立ってチームを盛り上げたことが優勝につながった。優勝を心から喜び、無邪気にはしゃいでいた姿が今でも強烈に残っています」
日本サッカー協会・小倉純二会長
「JFLのチームをJリーグに昇格させるべく、新たにチャレンジしていたにも関わらず、道半ばで逝去されたことは我々にとっても大きな痛手。松田選手の華麗なプレーをサッカーファミリーは決して忘れることはありません。彼の遺志を継ぎ、サッカーの発展に尽くしたい」
日本サッカー協会・田嶋幸三副会長
「残念で、残念でならない。スケールが大きく、独特の個性で日本人にないものを持っていた。世界に通用する選手だった」
日本サッカー協会・原博実技術委員長
「松田選手が亡くなったことは今でも信じられない気持ちで一杯。私自身監督として対戦しましたが、素晴らしい選手でした。サッカーファミリーとして彼の意志を引き継ぎ、日本のサッカーよりよく発展させたいと思います」
Jリーグ・大東和美チェアマン
「Jリーグを代表するプレーヤーとして活躍された松田選手の突然の悲報に接し、言葉を失っております。Jリーグ入会という新たな目標に向けてチャレンジを始めた矢先のことだけに、残念でなりません」
JFL・桑原勝義理事長
「松田選手が松本山雅に入団したことで例年にないメディアでの露出の多さ、観客動員など、JFLの活性化を担っていただいた。日本のサッカー界にとっても大事な宝を失い、とても残念でたまりません」
長野県・阿部守一知事
「松田選手なら『信州に初のJクラブを』という多くの県民の願いに応えていただけると期待していた。これからの長野県のサッカー界のために存分に力を発揮していただきたいと考えていたところで、残念でならない」
フィリップ・トルシエ元日本代表監督
「松田選手は五輪代表から私の采配の下でたくさんの試合に出場し、強い存在感を残してきた。4年にわたった私の「実験室」の全てを知っていた選手。フラット3のシステムでキーマンの1人だった。今すごく、悲しんでいる」
中山雅史(札幌)
「言葉がない。突然のことで、何と言っていいのか分からない。一緒に戦った男が、若くしてこの世を去ってしまったことは悔しくて仕方がない」
川口能活(磐田)
「頭が真っ白で、今、言葉にできることはありません」
小野伸二(清水)
「悲しいとしか言いようがない。サッカーだけでなく、人間としても素晴らしい選手がこの若さで亡くなるのは悲しすぎる」
高原直泰(清水)
「マツ(松田)さんならまた戻ってプレーしてくれると信じていた。残念でしょうがない」
栗原勇蔵(横浜M)
「本当に負けず嫌いで、いつになってもおまえに負ける気がしないと言われていた。昨日(病床に見舞った時)の状態を見てそれなりに覚悟はしていたが、辛いです」
森岡隆三・元日本代表(京都コーチ)
「本当に残念でならない。マツ(松田)と組んでプレーするのが好きだったし、マツのプレーを見るのが好きだった。日本最高のDFだったと思う。彼の情熱を日本サッカー界は忘れてはいけない」
森島寛晃・C大阪アンバサダー(元日本代表選手)
「今はまだ信じられない。W杯という同じ舞台で戦い、またJリーグでともに戦ってきたメンバーなだけに残念でならない。サッカーに対して人一倍の情熱を持っていた」
FIFA・ゼップ・ブラッター会長
「松田直樹選手は日本代表の伝説的なDFだった。悲しみで心が痛む。FIFAと世界中のサッカーファミリーを代表してお悔やみ申し上げたい」
【口下手もピッチでは“雄弁”】
不器用にサッカーを愛し、愚直にボールを追う姿は、サポーターから熱烈に支持された。昨年12月、プロ入り後の16年を過ごし、戦力外となった横浜Mでの最終戦で松田は「オレ、マジでサッカーが好きなんですよ。もっとサッカーがやりたい」と涙まじりに笑みを浮かべながら純粋な心情を吐露し、ファンの大歓声に包まれた。
サッカーへの熱い心やチームの課題、自身のアピールを、うまく言葉にできないもどかしさを常に抱えていたように思える。「オレ、バカだから…」。そんなセリフを何度か聞いた。飾らない真っすぐな言動が時に人の心に響き、時に周囲の反感を買った。日本代表で当時のジーコ監督と衝突するなど、首脳陣との確執も多々あった。
ただ、口下手な分、プレーには「1試合1試合、気持ちを込めた」と、何よりピッチ上で雄弁な選手だった。高い身体能力と攻守に貢献できる技術を備え、日韓共催のW杯の舞台でも戦った。
一筋にプレーした横浜Mを去る時は怒りや悔しさもあったが「今度はマリノスと戦って恩返ししたい」とJ2よりさらに下のJFLでの再スタートを選んだ。松本山雅入りから半年あまり、夢半ばで練習中に倒れた。
【JFLが松田を追悼】
サッカーの日本フットボールリーグ(JFL)の加藤桂三専務理事は本日4日、松本山雅の松田直樹の死去を受け、6、7日に行われる後期第6節の各会場で半旗を掲げ、試合前に黙祷を捧げるとともに選手らが喪章をつけることを明らかにした。
松田は昨季まで16シーズン、J1の横浜Mでプレーした。Jリーグも5〜7日に開催するJ1第20節、J2第3節の各会場で同様に半旗を掲揚。黙祷も実施し、選手は喪章をつける。
日本サッカー協会の原博実強化担当技術委員長も、10日の国際親善試合、日本代表vs韓国代表(札幌ドーム)で何らかの形で追悼の意を表す考えを示した。
【ファンに宛て、家族から手紙】
サッカー元日本代表の松田直樹の死去を受けて開かれた記者会見の席上、同選手の家族からファンに宛てた手紙が、松本山雅の大月弘士社長によって公表された。内容は次の通り。
「今回、このようなことになりましたが、松田直樹はよく頑張ったと思います。関係者各位、選手、サポーターの皆様から温かい応援のメッセージをいただき、家族も直樹も勇気づけられました。ありがとうございました。直樹は横浜F・マリノスで16年間、その後、現在の松本山雅で8ヶ月になりますが、大切な仲間と大好きなサッカーをすることができました。本当に松田直樹は幸せでした。皆様、本当にありがとうございました」。
【加藤監督らが会見】
「とにかく、非常に残念というか、悔しい」―。サッカー元日本代表DFで日本フットボールリーグ(JFL)松本山雅所属の松田直樹が死去したのを受け、クラブの大月弘士社長、加藤善之監督と信州大学医学部付属病院(長野県松本市)の岡元和文医師らが4日午後、記者会見を開いた。冒頭にそう語った加藤監督は終始、うつむき加減で、厳しい表情だった。
松田が倒れた際、グラウンドなどに自動体外式除細動器(AED)の準備がなかった。急性心筋梗塞を発症した際のAEDの有効性について記者から質問された岡元医師が、「我々には常識になっている」と答えると、加藤監督は口をきつく結び、涙をこらえるように表情をこわばらせた。同監督は「今でも選手の、仲間のところに戻ってほしい。それだけです」と言い残し、涙を拭きながら会見場を後にした。
一方、大月社長は、最期をみとった松田の兄から「直樹がお世話になりました。直樹の夢は本当にJリーグに上がることだった。途中でこういう形になって申し訳ないが、夢をみなさんに託したんで頑張ってほしい」と伝えられたことを明かした。また、ファンから届いたお守りを松田の胸に置くと、脈が安定したと話していたという。大月社長は「約束は必ず果たさなければいけない。改めて決意を誓った」と語った。
【俊輔「今すぐサッカーしそう」】
長年一緒にプレーしてきたJ1横浜Mの中村俊輔や所属する松本山雅の同僚らが4日午後、長野県松本市の病院で松田直樹の遺体と対面した。回復を祈っていた関係者に悲しみが広がった。
訃報を聞き病院に駆け付けた中村によると、松田は松本山雅のユニホームとスパイクを身に着け、笑顔で「今すぐにでもサッカーをしそうだった」という。
ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会でスタメンから外れた際「おまえのいない試合はつまらない」と気にかけてくれた松田。中村は「気持ちを切り替えてというけど、切り替えられるわけがない…」と沈痛な表情だった。
J2昇格を目指し、ともに戦っていた松本山雅の木島良輔は「倒れた後もずっと信じていましたが…」とショックを隠しきれない様子。加藤善之監督は病院内の記者会見で目を真っ赤にして「家族が亡くなったような気持ち」と話した。
J2の横浜FCの三浦知良も病院に駆け付け、松田が「カズさんが(サッカー)辞めるまで辞めません」と言っていたエピソードを紹介。「どこまでやれるか分からないけど、マツの分まで頑張ってやりたい」と静かに語った。
【GK飯倉「ミスターマリノスだった」】
松田が16年間所属した古巣のJ1横浜Nのクラブハウスは4日午後、深い悲しみに包まれた。同じDFのポジションの後輩で、3日に日本代表候補合宿を終えた直後に、松田を見舞った栗原の目は真っ赤だった。「それなりに覚悟はしていた。わがままばかり言う人で、最後ぐらいみんなの言うことを聞いてほしかったけれど…聞いてくれなかったですね」と話すと涙が溢れた。
栗原は3日に松田の兄と対面したという。「弟の分まで頑張って下さいと言われたのが、一番ずしっと来た。思い出を振り返ると辛いけれど、(リーグ)優勝して、マツさんを悔しがらせたいですね」と託された思いに応えようと前を向いた。
同じく前日に松田の入院先に駆けつけたGK飯倉は「男気があったし、ファンにも好かれていた。ミスターマリノスだった。どんな状態でも生きていてほしかった」と沈痛な表情。横浜Mユースで育ち、今季川崎から加入したMF谷口も「ユースの時からマツさんの試合は100試合ぐらい見ている。残念」と目を伏せた。
【中田英寿氏「マツには伝えた」】
サッカーの元日本代表の松田直樹が死去したことを受け、2002年ワールドカップ(W杯)日韓大会などで一緒にプレーした中田英寿氏の所属事務所社長が4日、中田氏のコメントとして「俺はもうマツには伝えたから。わざわざ他の人に言うことじゃない」とツイッターに記した。中田氏は報道陣に直接コメントすることはなかった。
中田氏は各年代別代表や、アトランタ、シドニー両五輪で松田とともにプレー。2002年W杯では、ともに主力として決勝トーナメント進出に貢献した。
中田氏は「腐れ縁」と表現し、松田は「ヒデを殴れるのはオレだけ」と語っていた。中田氏が主催した今年1月の慈善試合(宮崎)でも共演。中田氏の言葉は、2人の特別な関係を表していた。
【トルシエ氏「似ている部分あった」】
16強入りした日韓共催の2002年W杯を松田とともに戦ったトルシエ元監督や仲間達も、悲しみに包まれた。
トルシエ氏は総監督を務めるFC琉球を通じ「衝撃を受けた。私の日本での素晴らしい経験の中で強い存在感を残してきた選手」と故人をしのんだ。当時、松田とトルシエ氏は衝突することもあったが「彼を見ていた時、私の現役時代を思い出していた。プレー、性格とも似ている部分がたくさんあった」と親近感をにじませた。
トルシエ・ジャパンの代名詞だったのが「フラット3」。その守備ラインを松田と組んだ宮本(神戸)は「W杯のロシア戦で勝利した時、抱き合って喜んだことは忘れられない」。同じく京都の森岡コーチは「マツ(松田さん)と組んでプレーするのが好きだった」と、それぞれクラブを通じて話した。
元C大阪で2002年W杯のチュニジア戦でゴールを挙げた森島氏は「今はまだ信じられない。サッカーに対して人一倍の情熱を持っていた」とコメントした。
【小嶺氏「日本を担う人材を失った」】
高校サッカーの強豪、国見で長く監督を務め、U-17(17歳以下)日本代表監督としても松田を指導した小嶺忠敏・長崎総合科学大教授は「指導者としても日本を担う人材を失ってしまった」と悼んだ。
小嶺氏は松田の資質を見抜き、FWからDFにコンバート。長身と身体能力に加え「意外と素直なところがあり、DFに大事な周囲との信頼関係を築ける選手だったこと」が理由だった。
松田はその後「日本最高のDF」と呼ばれるまでに成長し、2002年W杯日韓大会などで活躍。今季からは日本フットボールリーグ(JFL)の松本山雅で再出発したが「そこまで活躍した選手がJFLでやるのは勇気がいる。その経験は指導者になって生きるはずだった」と悔やんだ。
最後に会ったのは「2年前くらいに横浜でやったU-17代表の同窓会」という。7月には小嶺氏が1月まで社長を務めたJFL、V・ファーレン長崎が、本拠地で松本山雅と対戦。松田は「あいさつがしたい」と恩師の姿を探していたというが、小嶺氏は海外に出かけていて会えなかったという。
【沈痛な横浜Mサポーター】
サッカー元日本代表の松田直樹が昨季まで所属していたJ1横浜Mのサポーターにも本日4日、死去の報を受け、悲しみが広がった。
「マツは当然、起きてまたサッカーをすると信じていたのに」。横浜Mの試合はほとんど応援に行くという神奈川県鎌倉市の大学生加藤友洋さん(21)は呆然とした様子。「感情を剥き出しにし、何に対しても本気で取り組む姿勢は人生の手本だった。まだ(死を)呑み込めない」と声を震わせた。
横浜市西区の横浜の練習拠点「マリノスタウン」を訪れた同市栄区の高校生佐藤菜月さん(17)は「亡くなってやっぱり『ミスターマリノス』だと感じた。支えられていたものが大きい」と目に涙を浮かべて話した。
【少年に見せた松田の優しさ】
忘れられないシーンがある。2月末のキックオフイベントでの1コマだ。選手のサイン会が行われ、当然のように松田の前には長蛇の列が出来た。
最後に並んだ少年の前で「時間が来たので終了です」とのアナウンス。その少年に気づかなかった松田は一瞬席を立ちかけたが、残念そうにたたずむ少年の姿を見つけ、「ごめん、ごめん」と言いながらすぐに戻り、サインと握手に応じた。少年のはしゃぐ姿に、松田も心底嬉しそうだった。
誰よりもサポーターを愛し、だからこそ誰よりもサポーターから愛される存在だった松田直樹。その早すぎる死が残念でならない。
【AED常備などを徹底】
松田の急死を受け、サッカー界では自動体外式除細動器(AED)の常備など再発防止に向けた方策が求められる。日本フットボールリーグ(JFL)によると、各クラブにAEDを備えるように指導していたが、松本山雅は練習場に置いていなかった。加藤桂三専務理事は「徹底されていなかったのは管理不足。改めて各クラブに話をする」と説明した。
Jリーグでは2003年にJ1、J2全クラブにAEDを常備するように通達。日本女子リーグは現在、各クラブの判断に任せているが、田口禎則専務理事は「今後は検討しないといけない。9月の実行委員会、理事会で議題に上がると思う」と話した。
日本協会の田嶋幸三副会長は「今後こういうことが起こらないように協会の医学委員会で検証しないといけない」と再発防止に全力を尽くす姿勢を示した。
【東大・武藤教授「極めて珍しいケース」】
34歳の現役選手だった松田直樹が心筋梗塞で倒れてそのまま亡くなったことについて、東大副学長の武藤芳照教授(身体教育学)は「極めて珍しいケース」と驚きを口にした。
30歳代の若い男性が心筋梗塞で倒れる要因として(1)幼少時に「川崎病」を患った経験がある(2)喫煙習慣がある(3)家族に若くして突然死した人がいる―という点が考えられるという。「川崎病」は主に乳幼児がかかり、高熱や発疹といった症状が出る病気で、武藤教授は「若い人が急死する原因の一つとして知られている」と説明した。
松田が今季から加入した松本山雅FCの百瀬能成チームドクターは「1〜2月のメディカルチェックでは全く予兆がなかった。血液検査や心電図、負荷をかけた場合の心電図など、Jリーグ並みの検査をしていた」と述べ、体調面に問題がなかったとしている。
予防策として武藤教授は「普段と違う異様なだるさ、疲れを感じたら休むこと」と力説。体力に自信がある人ほど体が発する警告サインに鈍感なため「元気な人ほど要注意」と警鐘を鳴らした。
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★発表★
日本サッカー協会は本日4日、国際親善試合のキリンチャレンジカップ、韓国代表戦(10日・札幌ドーム)に臨む日本代を発表し、、本田圭佑(CSKAモスクワ)、香川真司(ドルトムント)、長谷部誠(ボルフスブルク)ら海外組14名を含む23名がメンバー入りし、3日までの代表候補合宿に参加した初招集組では清武弘嗣(C大阪)が選ばれた。右肩脱臼のDF長友佑都(インテル)は外れた。
アルベルト・ザッケローニ監督は会見の席で、初招集の清武について、「クラブチームでの活躍を見てきたし、五輪代表での活躍も踏まえて招集するに至った。大切なテストマッチに招集するということはワールドカップ(W杯)予選でもやってくれるだろうというポテンシャルがあると感じている。五輪代表の中で高いクオリティーを継続して持ち続けたことが招集に至った理由」と説明し、期待の高さをうかがわせた。韓国戦については「親善試合だが、韓国相手だとそういう雰囲気にはならない。大切な試合になる」と話した。
韓国とは日本が優勝した1月のアジアカップ準決勝以来の対戦で、通算成績は日本の11勝22分け(PK勝ち3、PK負け1を含む)38敗。
9月2日に始まる2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア3次予選を控える日本にとって、韓国戦は予選前最後の強化試合となる。
日本代表メンバー23名は以下の通り。
【日本代表23名】
GK:
川島永嗣(リールセ)
東口順昭(新潟)
西川周作(広島)
DF:
駒野友一(磐田)
今野泰幸(FC東京)
栗原勇蔵(横浜M)
伊野波雅彦(ハイデュク・スプリト)
槙野智章(ケルン)
内田篤人(シャルケ)
吉田麻也(VVV)
MF:
遠藤保仁(G大阪)
阿部勇樹(レスター・シティー)
長谷部誠(ボルフスブルク)
細貝萌(アウクスブルク)
家長昭博(マジョルカ)
柏木陽介(浦和)
FW:
松井大輔(ディジョン)
李忠成(広島)
岡崎慎司(シュツットガルト)
本田圭佑(CSKAモスクワ)
森本貴幸(ノバーラ)
香川真司(ドルトムント)
清武弘嗣(C大阪)
【清武招集は若手へのメッセージ】
ザッケローニ監督は、3日まで行われていた代表候補合宿に参加していた清武を「W杯3次予選でもやってくれる可能性を持っている選手」と初招集した。間近に迫った予選に向け、チームを活性化させたいとの意図が見える。
今回、復帰した駒野、阿部、森本も一度は現体制の下でプレーしており、チームの大枠はほぼ固まっていると言っていい。だが、同監督は「代表は全ての選手に門戸が開かれているというメッセージでもある」と話し、清武を抜擢したことでさらなる若手の奮起に期待している。
清武は今季、J1でここまで4ゴール。積極的に攻撃を仕掛ける姿勢が光り、同監督は「クラブ、U-22代表でも質の高いプレーを継続して見せている」と評価した。その選手を代表候補合宿で手元に置き、性格を含めてじっくりと観察した上で呼び寄せた。
長丁場のW杯予選で、新戦力の台頭は不可欠だ。清武の代表入りでハーフナーら候補組が刺激を受ければ、代表首脳陣の狙い通りになるだろう。
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★発表★
日本サッカー協会は本日4日、10日に行われる国際親善試合のU-22(22歳以下)エジプト代表戦(札幌ドーム)に臨むU-22日本代表メンバー22名を発表し、FW斎藤学(愛媛)、杉本健勇(C大阪)、MF田邉草民(FC東京)、DF和田拓也(東京V)の4人が初選出された。
メンバーは永井謙佑(名古屋)、原口元気(浦和)、大迫勇也(鹿島)ら全て国内の選手で固められた。また、宇佐美貴史(バイエルン)は追加招集の可能性があることも伝えられた。原博実強化委員長は「バイエルンからまだ返事が来ていない。バイエルンからOKが出れば宇佐美は招集する可能性はある。最終的な発表はもう少し待ってほしい」と話した。宮市亮(アーセナル)に関しては、「A代表で招集されればOK、それ以外は出さないとアーセナルから返事が来た」と説明した。
なお、山村和也、比嘉祐介(共に流通経済大学)らの大学生は、12日から中国で行われるユニバーシアードを優先させたため、今回は選考外となった。
ロンドン五輪出場を目指すU-22日本代表は、アジア最終予選の初戦で9月21日にマレーシアと佐賀県鳥栖市のベストアメニティスタジアムで対戦する。
U-22日本代表メンバー22名は以下の通り。
【U-22日本代表22名】
GK:
権田修一(FC東京)
守田達弥(京都)
安藤駿介(川崎)
DF:
薗田淳(川崎)
村松大輔(清水)
鈴木大輔(新潟)
酒井宏樹(柏)
高橋峻希(浦和)
濱田水輝(浦和)
和田拓也(東京V)
酒井高徳(新潟)
MF:
青木拓矢(大宮)
山本康裕(磐田)
田邉草民(FC東京)
東慶悟(大宮)
山口螢(C大阪)
扇原貴宏(C大阪)
FW:
永井謙佑(名古屋)
斎藤学(愛媛)
大迫勇也(鹿島)
原口元気(浦和)
杉本健勇(C大阪)
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★エール展望★
オランダエールディビジ第1節(開幕戦)日程
5日(金)
日本時間27:00〜
エクセルシオールvsフェイエノールト
6日(土)
日本時間25:45〜
ローダvsフローニンゲン
日本時間26:45〜
ヘーレンフェーンvsNEC
日本時間26:45〜
RKCvsヘラクレス
日本時間27:45〜
VVVvsユトレヒト
7日(日)
日本時間19:30〜
AZvsPSV
日本時間21:30〜
デ・フラーフスハップvsアヤックス
日本時間21:30〜
ADOvsフィテッセ
日本時間23:30〜
NACvsトゥヴェンテ
オランダエールディビジは明日5日、2011−2012年シーズンの開幕を迎える。全18チーム中9チームで新監督が就任した中、注目は昨季終盤まで優勝争いを繰り広げた新ビッグ3と、日本人選手が所属するVVV、フィテッセ、ユトレヒトだろう。
昨季はトゥヴェンテ、PSVとの熾烈な争いの末に7年ぶりのリーグ優勝を達成したアヤックス。昨季途中にマルティン・ヨル前監督が退任したものの、後を継いだフランク・デブール監督の下でタイトルを手にした。デブール監督は今季も自分達が優勝候補だと考えているようだが、すでにオランダ代表GKマールテン・ステケレンブルフをローマ(イタリア)へ売却しており、移籍市場での今後の動向がチームの命運を握っている。
2009−2010年シーズンにはクラブ史上初のリーグ優勝を果たしたものの、昨季は最終節でアヤックスとの直接対決に敗れ2位となったトゥヴェンテ。タイトル奪還を目指す同クラブを新たに率いるコ・アドリアーンセ監督は、バルセロナ(スペイン)流のチームづくりをしたいと語り、意気込みをあらわにしている。
一方、2008年以降タイトルから見放されているPSVは、3年連続で欧州チャンピオンズリーグ出場権を逃しており、経営面で苦しい状況。しかし、今夏はチームの若返りを図るべく、1800万ユーロ(約19億8000万円)を投じてオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムとケビン・ストロートマン、ベルギー代表FWドリース・メルテンスを獲得。虎視眈々と巻き返しを狙う。
また、名門フェイエノールトでは、ロナルド・クーマン氏が新監督に就任。兄であるエルウィン・クーマン氏も、今季からユトレヒトを指揮することになっており、兄弟対決にも注目が集まる。
吉田麻也とカレン・ロバートが所属するVVVは、昨季2部クラブとのプレーオフを制しての残留。吉田は在籍3シーズン目となり、カレンも背番号「10」を託されるなど、チーム内での存在感は確実に増している。
昨季途中にフィテッセに加入した安田理大は、移籍直後からチームの信頼を勝ち取り、4月には2013年まで契約延長。今季も若いチームを引っ張る活躍を期待したい。また、ユトレヒトには、J2の東京Vから高木善朗が加入。弱冠18歳の同選手だが、昨季フェイエノールトで旋風を巻き起こした宮市亮(現アーセナル/イングランド)のような存在となれるか注目される。
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★PO進出★
欧州チャンピオンズリーグ予備予選3回戦第2戦結果
トラブゾンスポル(トルコ)1−1(TOTAL1−3)ベンフィカ(ポルトガル)
≪得点者≫
トラブゾンスポル:パウロ・エンリキ32
ベンフィカ:ノリート19
バスルイ(ルーマニア)0−0(TOTAL0−2)トゥヴェンテ(オランダ)
ルビン・カザン(ロシア)2−1(TOTAL4−1)ディナモ・キエフ(ウクライナ)
≪得点者≫
ルビン:ジャジュ19、メドベージェフ88
D・キエフ:フシェフ90
マルメ(スウェーデン)1−1(TOTAL2−1)レンジャーズ(スコットランド)
≪得点者≫
マルメ:ハマド80
レンジャーズ:ネイスミス24
スロバン・ブラチスラバ(スロバキア)0−2(TOTAL0−2)アポエル(キプロス)
≪得点者≫
アポエル:アイウトン58、マンドゥーカ90
チューリヒ(スイス)1−0(TOTAL2−1)スタンダール・リエージュ(ベルギー)
≪得点者≫
チューリヒ:メーメディ58
ビクトリア・プルゼニ(チェコ)3−2(TOTAL4−2)ローゼンボリ(ノルウェー)
≪得点者≫
プルゼニ:バコシュ55、コラールシュ60、ペトルジェラ78
ローゼンボリ: ルスティ45、プリツァ77
シュトゥルム・グラーツ(オーストリア)1−0(TOTAL2−1)ゼスタポニ(グルジア)
≪得点者≫
シュトゥルム・グラーツ:キーナスト68
ビスワ・クラクフ(ポーランド)3−1(TOTAL5−2)リテックス・ロベチ(ブルガリア)
≪得点者≫
ビスワ・クラクフ:メリクソン42、56=PK、ビルク84
リテックス:ボドゥロフ68
パルチザン(セルビア)1−1(TOTAL2−3)ゲンク(ベルギー)
≪得点者≫
パルチザン:トミッチ40
ゲンク:ボセン58=PK
ディナモ・ザグレブ(クロアチア)1−0(TOTAL3−1)ヘルシンキ(フィンランド)
≪得点者≫
D・ザグレブ:イバニェス90
マリボル(スロベニア)1−1(TOTAL3−2)マッカビ・ハイファ(イスラエル)
≪得点者≫
マリボル:マルコス・タバレス32
マッカビ・ハイファ:ベレド10
欧州チャンピオンズリーグは3日、予備予選3回戦第2戦の残り12試合が行われ、ベンフィカ(ポルトガル)はトラブゾンスポル(トルコ)と1−1で引き分け、2戦合計スコア3−1でプレーオフ進出を決めた。また、トゥヴェンテ(オランダ)らも勝ち上がりを決めた一方、ディナモ・キエフ(ウクライナ)は3回戦で姿を消した。
第1戦を3−1で快勝しているベンフィカは、前半19分にノリートの2試合連続ゴールで先制。その後に同点弾を決められたものの、第1戦でのリードを守り、プレーオフ進出を決めた。また、トゥヴェンテは敵地でバスルイ(ルーマニア)と対戦し、0−0のスコアレスドロー。2戦合計スコア2−0で勝ち抜けを決めた。
一方、2009−2010年シーズンまで12年連続でCL本戦に出場していたディナモ・キエフは、新興勢力のルビン・カザン(ロシア)に1−2で敗戦。2戦合計スコア1−4で、2年連続の予選敗退となった。また、レンジャーズ(スコットランド)もマルモ(スウェーデン)と敵地で1−1で引き分け、2戦合計スコア1−2で敗退。レンジャーズはこの試合で2人が退場となったのが響き、痛恨の同点ゴールを喫して姿を消すこととなった。
なお、プレーオフは3回戦を勝ち抜いた15チームと、プレーオフから出場するバイエルン(ドイツ)やアーセナル(イングランド)ら5チームの計20チームで争われ、勝ち残った10チームが本戦への出場権を手にする。プレーオフの組み合わせ抽選は、明日5日にニヨンで行われる。
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★引退試合★
ファン・デル・サール引退試合結果
アヤックス1−2ファン・デル・サール・ドリームチーム
≪得点者≫
アヤックス:31デルク・ブリフテル42
ドリームチーム:ルイ・サハ31、ベルカンプ51
親善試合結果
広州恒大(中国)1−7レアル・マドリード
≪得点者≫
広州恒大:楊一虎87
R・マドリード:ケディラ7、エジル31、ベンゼマ39、48、クリスティアーノ・ロナウド56、ヘセ71、ディ・マリア83
≪出場メンバー≫
【R・マドリード】
GK:
カシージャス(61分アダン)
DF:
カルバーリョ、セルヒオ・ラモス(47分アルベロア)、ペペ(72分ヘセ)、マルセロ(61分ファビオ・コエントラン)
MF:
ケディラ(63分ヴァラン)、シャビ・アロンソ(65分ラウール・アルビオル)、エジル(62分イグアイン)、カジェホン(61分カカ)
FW:
クリスティアーノ・ロナウド(62分ディ・マリア)、ベンゼマ(64分ナチョ)
チバス・グアダラハラ(メキシコ)4−1バルセロナ
≪得点者≫
チバス:マルコ、ファビアン60、62、ジョバニ・カシージャス72、ヴェルデュスコ90
バルセロナ:ビジャ4
バシャシュ(ハンガリー)0−1ローマ
≪得点者≫
ローマ:ビアビアニ69
昨季限りで現役を引退した元オランダ代表GKエドウィン・ファン・デル・サール(40)の引退試合が3日、母国オランダのアムステルダムで行われた。この試合にはFWウェイン・ルーニーらマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)時代のチームメイトや、かつてオランダ代表でともにプレーした多くの名選手が駆け付け、同選手の引退に花を添えた。
5万人以上の観客を集めたこの日の試合では、かつてファン・デル・サールが所属した古巣アヤックス(オランダ)と、同選手と縁ある選手で構成されたドリームチームが対戦。マンUのアレックス・ファーガソン監督が指揮を執ったドリームチームは、ルーニーやMFライアン・ギグス、DFリオ・ファーディナンドなどマンU勢のほか、元オランダ代表のデニス・ベルカンプ氏、マルク・オーフェルマルス氏、エドガー・ダービッツ氏らが名を連ねた。
試合は前半31分、元フランス代表FWルイ・サハのゴールでドリームチームが先制。42分にアヤックスが同点に追い付いたものの、後半6分にベルカンプ氏のゴールで勝ち越したドリームチームが2−1で勝利。ファン・デル・サールは引退試合を勝利で締めくくった。
一方、中国遠征中のレアル・マドリード(スペイン)はフレンドリーマッチで広州恒大(中国)と対戦し、クリスティアーノ・ロナウドらのゴールで7−1と大勝した。なお、新戦力のヌリ・シャヒンは負傷により欠場している。
メキシコ遠征中のバルセロナ(スペイン)はチバス・グアダラハラ(メキシコ)に1−4で大敗し、31日のマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)戦に続き、プレシーズンマッチ2連敗となった。
このほか、ローマ(イタリア)はバシャシュ(ハンガリー)に1−0で勝利。バルセロナから加入したボージャンがトッティらとともに先発したが、得点は交代後に生まれた。
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★決勝T進出★
U-20W杯グループリーグ第2戦結果
グループC:
エクアドル0−2スペイン
≪得点者≫
スペイン:カナレス67、アルバロ・バスケス85
オーストラリア2−3コスタリカ
≪得点者≫
豪州:オアー26、オウンゴール64
コスタリカ:キャンベル22、27、ルイス72
グループD:
サウジアラビア6−0グアテマラ
≪得点者≫
サウジアラビア:ダグリリ17、アル・ファハミ27、アル・ファティ58、アル・シャハラニ66、アル・イブラヒム8、アル・ダウサリ89
クロアチア2−5ナイジェリア
≪得点者≫
クロアチア:レンドリッチ42、クラマリッチ66
ナイジェリア:カヨデ25、ススワン30、ムサ62、ヌウォフォル69、73
サッカーのU-20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)コロンビア大会は3日、各地で行われ、グループCのスペインがエクアドルを2−0で下して勝ち点を6とし、2連勝で決勝トーナメントに進んだ。コスタリカはオーストラリアに3−2で競り勝ち、勝ち点3。
グループDではサウジアラビアがグアテマラに6−0、ナイジェリアがクロアチアに5−2で大勝し、ともに勝ち点6の2連勝で決勝トーナメント進出を決めた。
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★入団会見★
サッカーのフランスリーグ1(フランス1部)のディジョンに、財政問題で同4部に降格するグルノーブルから移籍した日本代表MF松井大輔(30)が3日、ディジョン市内で入団会見し「1部リーグで戦った経験をもたらし、1部残留に貢献したい」と抱負を述べた。
会見はフランス語で行われ、昨年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会後から模索していた1部リーグのクラブへの移籍が叶った松井は「この時をほぼ1年待っていた。それだけに喜びは大きい」と語った。背番号は「28」に決まり、「2プラス8は10で自分の好きな数。いい番号だと思う」と話した。
初めて日本人選手を迎えたニェッキ会長は「彼の名前は獲得候補として長く我々の手帳に書かれていた」と満足げ。カルトロン監督は松井に期待することとして「多くのアシスト」を挙げた。
アジア3次予選の組み合わせが決まったワールドカップ(W杯)ブラジル大会に向けては「難しい試合が増えるが、日本はやらなければいけない」と気合い十分。自身の代表入りには「まずはこのチーム(ディジョン)で結果を残すのが大事」と気を引き締めた。
急性心筋梗塞で倒れたJFL松本山雅のDF松田については「彼の持ち前の精神力、体力できっと良くなり、また戻ってきてくれると信じたい」とエールを送った。
日本代表の先輩で、Jリーグ時代に対戦経験がある。「プロになってからずっと知っている。こんなことが起きてしまったのはすごく残念」とショックを隠せない様子だった。
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★獲得断念★
サッカーのフランスリーグ1(フランス1部)、ディジョンのパトリス・カルトロン監督は3日、日本代表MF今野泰幸(28)=FC東京の獲得を断念したことを明らかにした。2日から入団テストを行う予定だったが「代理人が伝えてきた、獲得となった場合の条件が財政的に我がクラブの許容範囲を大きく超えるものだった」と理由を説明した。
同監督は「松井にも意見を聞き、今野はいい選手だと言っていたので残念」と語った。
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★獲得★
フランスリーグ1のパリ・サンジェルマンが、イタリアセリエAのパレルモ(イタリア)からアルゼンチン代表MFハビエル・パストーレ(22)を獲得することが3日、明らかになった。パストーレが同日、パリSGに移籍することを自身の公式HPで認めた。
パストーレは「今なら公に言える。僕はパリSGの選手になる」とコメント。クラブ側の正式発表を待たず、目前とみられていた自らの移籍を明言した。なお、パレルモのマウリツィオ・ザンパリーニ会長は、移籍金が4300万ユーロ(約47億3000万円)になると話しており、これはフランス史上最高額。契約期間は5年。
昨季終盤にカタールの投資家に買収されたパリSGは、前インテル(イタリア)指揮官のレオナルド氏をゼネラルマネージャーに招聘。ローマ(イタリア)からフランス代表FWジェレミー・メネズ、ユベントス(イタリア)からマリ代表MFモハメド・シソッコらを今夏に獲得している。
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【超サカFLASH】
★練習合流★
頭蓋骨骨折と急性硬膜外血腫のため離脱していたJ1広島DF水本裕貴が3日、全体練習に合流した。
★練習復帰★
バルセロナ(スペイン)への移籍問題に揺れるイングランドプレミアリーグ、アーセナルのスペイン代表MFセスク・ファブレガスが3日、今季初めてチーム練習に参加した。同選手は筋肉の負傷を抱えており、ここまで練習や親善試合には参加していなかった。セスク・ファブレガスの移籍問題については、現在もなおバルセロナとの間で交渉が続けられているが、移籍金を巡り両者の間にはまだ大きな隔たりがあるとされている。
★全治6週間★
ドイツブンデスリーガで、MF香川真司が所属するドルトムントは3日、コパ・アメリカ(南米選手権)決勝(7月24日)で左大腿(だいたい)部を負傷したパラグアイ代表FWルーカス・バリオス(26)は、復帰まで6週間を要すると公式サイトで発表した。クラブは当初、全治3〜4週間と見込んでいた。
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