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本日の超最新情報
日韓戦の平均視聴率が22.2%の高視聴率を記録!!
2011.08.11.THU

INDEX

完勝
国際親善試合
日本代表3−0韓国代表
日本は香川真司の2ゴールと本田圭佑のゴールで韓国相手に3ゴール完勝!

逆転勝利
国際親善試合
U-22日本代表2−1U-22エジプト代表
日本は山田直輝&永井謙佑のゴールで逆転勝ち!

22.2%
昨夜TBS系で生中継された日本代表vs韓国代表戦の平均視聴率が22.2%の高視聴率を記録!瞬間最高視聴率は32.1%!

JFL速報
JFL前期第4節
ジェフリザーブズ3−1SAGAWA SHIGA FC
MIOびわこ草津0−2松本山雅
アルテ高崎2−3カマタマーレ讃岐
FC琉球0−1ブラウブリッツ秋田
首位独走中のSAGAWAは完敗して連勝が6でストップ!松本山雅は5試合ぶりの勝利で7位浮上!

18年ぶり勝利
国際親善試合
イタリア2−1スペイン
ドイツ3−2ブラジル
フランス1−1チリ
ウクライナ0−1スウェーデン
ノルウェー3−0チェコ
スコットランド2−1デンマーク
ロシア1−0セルビア
トルコ3−0エストニア
リヒテンシュタイン1−2スイス
アルバニア3−2モンテネグロ
ボスニア・ヘルツェゴビナ0−0ギリシャ
オーストリア1−2スロバキア
アイルランド0−0クロアチア
ハンガリー4−0アイスランド
スロベニア0−0ベルギー
ポーランド1−0グルジア
サンマリノ0−1ルーマニア
ウェールズ1−2オーストラリア
クウェート0−0北朝鮮
中国1−0ジャマイカ
オマーン1−1バーレーン
カザフスタン1−1シリア
アメリカ1−1メキシコ
コスタリカ0−2エクアドル
ホンジュラス2−0ベネズエラ
コートジボワール4−3イスラエル
セネガル0−2モロッコ
チュニジア4−2マリ
南アフリカ3−0ブルキナファソ
ニジェール3−3トーゴ
ドイツはブラジルから18年ぶりに白星!イタリアはW杯王者スペインを撃破!

3位浮上
ユーロ2012(欧州選手権)予選第6戦
北アイルランド4−0フェロー諸島
北アイルランドは4ゴール完勝で3位浮上!

8強決定
U-20W杯決勝トーナメント1回戦
ナイジェリア1−0イングランド
スペイン0−0(PK7−6)韓国
ブラジル3−0サウジアラビア
フランス1−0エクアドル
優勝候補のスペインは延長、PK戦の末に準々決勝進出!ナイジェリアはイングランドを撃破!

トーナメント方式
J1に昇格する3番目のクラブを決めるJ2プレーオフの実施方式はリーグ戦の3位vs6位、4位vs5位のトーナメント方式で実施!

100万部突破
ボルフスブルクの日本代表MF長谷部誠(27)の著書『心を整える。』が21度目の重版で発行部数100万部を突破!

本日の超サカFLASH
横浜FCが元ブラジル代表で昨季までJ1柏でプレーしたFWフランサ(35)を獲得ほか


本文
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完勝
国際親善試合結果

日本代表3−0韓国代表

会場:札幌ドーム
観衆:38263人
主審:ラフシャン・イルマトフ(ウズベキスタン)
天気:屋内
風:無風
気温:26℃
湿度:71%
ピッチ表面:乾燥
ピッチ状態:全面良芝

≪得点者≫
日本代表:香川真司35、54、本田圭佑52

≪出場メンバー≫
日本代表
GK:
1.川島永嗣(
リールセ)
DF:
6.内田篤人(シャルケ)
20.吉田麻也(VVV)
15.今野泰幸(FC東京)
3.駒野友一(磐田)
(56分16.槙野智章(ケルン))
MF:
9.岡崎慎司(シュツットガルト)
(36分11.清武弘嗣(C大阪))
17.長谷部誠(
ボルフスブルク)(cap)
(66分22.阿部勇樹(レスター・シティー))
7.遠藤保仁(G大阪)
(73分14.家長昭博(マジョルカ))
10.香川真司(ドルトムント)
(85分13.細貝萌(アウクスブルク))
18.本田圭佑(CSKAモスクワ)
FW:
19.李忠成(
広島)
ベンチ:
GK:
23.東口順昭(
新潟)
12.西川周作(
広島)
DF:
4.栗原勇蔵(
横浜M)
2.伊野波雅彦(
ハイデュク・スプリト)
MF:
21.柏木陽介(
浦和)
FW:
8.松井大輔(
ディジョン)
24.森本貴幸(
ノバーラ)

フォーメーション
(4-2-3-1)

   19
10  18   9
   7  17
3  15  20  6
    1

韓国代表
GK:
1.チョン・ソンリョン
DF:
22.チャ・ドゥリ
14.イ・ジョンス
3.イ・ジェソン=54分
4.キム・ヨングォン
(25分12.パク・ウォンジェ)
(37分2.パク・チュホ)
MF:
13.ク・ジャチョル
16.キ・ソンヨン=18分
6.イ・ヨンレ
(52分24.キム・シンウク)
11.イ・グノ
(52分7.キム・ボギョン=71分)
8.キム・ジョンウ
(84分20.ナム・テヒ)
FW:
10.パク・チュヨン(cap)
(58分19.ユン・ビッカラム)
ベンチ:
GK:
21.キム・ジンヒョン
23.キム・ヨングァン
DF:
5.カク・テヒ
18.チョ・ヨンチョル
MF:
15.パク・ヒョンボム

フォーメーション
(4-2-3-1)

   10
11   8   13
   6  15
4  3  14  22
    1

≪各種データ≫
日本代表韓国代表
ボール支配率:
56%:44%
シュート数:
23:20
直接FK数:
18:12
間接FK数:
0:1
CK数:
11:4
GK数:
14:9
PK数:
0:0
オフサイド:
0:0

 サッカーの2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア3次予選を9月に控える日本代表は10日、札幌ドームに3万8263人の大観衆を集めて国際親善試合のキリンチャレンジカップを行い、香川(ドルトムント)の2得点などで韓国代表に3−0で完勝した。
 右足小指付け根を骨折した1月のアジアカップ以来となる代表復帰の香川は、前半35分に右足で先制し、2−0の後半10分にも清武(C大阪)のパスをダイレクトで決めた。日本の2点目は後半8分に本田(CSKAモスクワ)が左足で蹴り込んだ。
 就任後、ザッケローニ監督が指揮した日本は6勝5分け(PK戦勝ち1を含む)で無敗を守った。韓国に勝つのは2005年8月以来7試合ぶり、ホームでは1999年3月以来6試合ぶりで、対戦成績は日本の12勝22分け(PK戦3勝1敗を含む)38敗となった。
 日本は9月2日、W杯3次予選初戦で埼玉スタジアムに北朝鮮代表を迎える。

内田篤人(シャルケ)
「韓国は疲れているという感じがあった。でも日本は今日、距離感が良かった。本田さん、真司(香川)、忠成(李)、オカちゃん(岡崎)が、ボールを取ったら空いていた。そういう受け手の距離感が良かった。みんなそれぞれ欧州でやっているから、噛み合えばよくなる。ただ、予選は今日みたいにうまくはいかないと思う」

吉田麻也(VVV)
「試合中に行き詰まるなら3枚に変えればいいし、3枚で行き詰ったらまた変えればいい。臨機応変にできるところを武器にしたい。3枚がダメ、4枚が良いという割り切り方ではなく、時と場合に応じて使い分けていければ。それは監督が考えることだけど。(最終ラインの連係は)佑都君(長友)は馬力がある。まあ、駒野君でも槙野君でもタイミングを見てしっかりやってくれれば問題ない。これから予選をずっと同じメンバーで戦えることはないと思うし、その中で競争もある。誰が出ても同じクオリティのサッカーをしないといけない」

岡崎慎司(シュツットガルト)
「(ケガは)打撲。やっていれば治るかと思ったけど動けなかったから交代かと思った。自分から申し出たわけではないが、たぶん交代するだろうと。試合は自分達のリズムから入れた。緊張感もあってW杯予選に向けて良い試合ができた。ただ、今日のような試合は予選ではできない。W杯予選では引かれる。それに試合の終盤はリードしていた安心からか軽いミスが出た。アジア予選では一番怖いことだから、しっかりしなければいけない。韓国は底力があるし、後半はパワープレーで戦ってきた。あれが入っていたら危なかったと思う。ホームだから勝たなければならないという強い気持ちがあって、その点は良かった」

長谷部誠(ボルフスブルク)
「前半で点が取れたのが大きかった。最初の15分は向こうにも、こっちにもチャンスがあったが、それ以外の75分、80分は自分達のペースでできたと思う。(勝因は)僕達はチームとしてしっかり戦えた。守備面もそうだけど、個々の能力も日本の方がレベルが高いと思う。それに、みんなが1人1人のプレーではなくて、周りを使って良いテンポでボールを回せた。個でも組織でも勝っていたと思う。(攻撃で、あえて課題を挙げると)センタリングの場面で、人数が足りなかった。ただ、いろんなバリエーションができてきたから、あとは僕達ボランチがゴール前に行ったり、ロングシュートを打ったりする場面が増えてくれば良い」

遠藤保仁(G大阪)
「結果的には3−0だが、後半は危ない場面が多かったのでビデオ見直したい。いい形で勝てたので、予選に向けて弾みがついたと思う。清武に関しては初めてのA代表の試合で緊張もしたと思うが、いい形で彼も入れたし、アシストもしてるし、1つ結果を出したってことで次呼ばれた時にまたいい形で入れると思う。特に攻撃面に関しては非常にいいものを持ってると思うので、次の試合もまた存分に発揮してほしい。(香川)真司もアジアカップなり、その前からずっと一緒にやっているし、4−2−3−1という慣れたポジションでもやっていたし、何の違和感もなくやれたと思う。真司もしっかり結果を出してくれたし、(本田)圭佑なりチュンソン(李)なりもオカ(岡崎)といいコンビネーションが見られたと思うので、あれくらいのびのびやらせたらやる選手なので、僕らが彼をしっかりとサポートして生かせるようにしていければいいと思う」

香川真司(ドルトムント)
「どこかで怖さというのがあったが、それを整理して、しっかり準備したと自分に言い聞かせて臨んだ。1点目はしっかり相手を見て冷静に決めることができた。ケガをした時は落ち込んだが、それを受け止めてやらなければいけなかった。松田さんとは面識はないが、映像は見ていた。そういう意味では、試合前に松田さんが力をくれると思っていた。今日の試合は自分の中で精神的な余裕があった。今までになかった感覚で、落ち着いてボールを蹴れた。ブンデスリーガが開幕していて自分の身体の切れも良かったし、移動での疲れはあったが、前半から案外身体が動いていた。最低限だけど、準備をしっかりした結果だと思う。この半年間でいろいろ考えたし、クラブのキャンプで準備できたからだと思う」

本田圭佑(CSKAモスクワ)
「勝負ごとは結果的に勝たないといけないと思って臨んでいる。ただ、今回は内容にこだわった部分があった。どのようにしてシュートまで持ち込むか、ということを僕の中ではテーマにしていた。欧州のチームと戦う時とアジアのチームと戦う時は戦い方が変わってくると思う。ただ、どこが相手でも自分達のサッカーは常にできる。大事なのは良い内容で勝つこと。何となく勝つのではなくて、自分達のサッカーをして勝ったことが次につながる。今日はそういう試合ができた。(清武は)本当に良かった。宇佐美も含め、若くて技術が高い選手が増えてきたという印象がある。(良いターゲットとしてボールが収まっていたが)代表では一番長い間戦ってきたシステム。同じメンバーでやれたことが大きかった。前半の最初20分くらいは、点は入らなかったけどリズムは良かったと思う。あそこで(点を)取ることができれば、もう1つチームとしてレベルを上げられるかなと。相手が出てきてから取るのではなく、相手が必死にやってる中で1点目が取れれば良い。(香川)真司の個人技の点だったけど、もう1つ前くらいの段階でチャンスは何回かあった。そこで取れていればどういう相手でもやれる」

李忠成(広島)
「(パク・チュヨンは)同じFWだったから意識していた。彼よりも良いプレーをしなくてはいけないと思っていた。自分がもし韓国代表にいたら、彼とポジションを争っていたと思うから。得点を取りたかった。FWだから良いプレーをしただけでは満足できない。(ヘディングシュートは)入ったと思った。タイミングがバッチリだった。(ヒールパスやスルーを選択する場面が多かったが)(香川)真司が反応してくれたし、真司とはすごくサッカー観が合うから、あのようなコンビネーションができたと思う。試合は楽しかったし、良い結果が出た。たた、9月2日からのW杯予選からが本番。そこにしっかりとコンディションを合わせていきたい。今のままの自分では、まだ全然足りない。ここで3点、4点、5点目を自分が決められるような選手になりたい。課題がすごく見えたから、これから一生懸命やっていくだけ」

清武弘嗣(C大阪)
「(前半途中からの出場になったが)最初のプレーをうまくできれば、その後もうまくできると思った。ただ、シュートを打てなかった。もう少し積極的に打てれば良かったと思う。(収穫は)海外組の選手と一緒にプレーできたのは、自分の成長につながる。(球離れが早かったが)中盤では(ボールを)取られたくなかった。ヤットさん(遠藤)には、シンプルにすることが大事で、ゴール前では自由にしていいと言われていた。(U-22代表と比べて違うと感じた部分は)パススピードが速い。上手くトラップできれば良かったが、まだまだミスが多い」

日本代表・ザッケローニ監督
「フレンドーマッチとはいえ、これだけ明らかな結果が出たことは満足している。こうした結果が出た理由は、チームが試合開始から集中力を保ち、やるべきことをピッチ上で表現できたから。特に前半、韓国の良いところを抑えることができたのは良かったと思う。ボールを動かして相手の的を絞らせず、ディフェンスラインの裏に飛び出していく部分は良かった。技術もフィジカルもあるチームに勝てたことは評価したい。試合前、選手達にはシステムは二の次で、11人で守って攻めるのが日本のサッカーの良いところだと伝えた。どのチームにも個性はあるが、日本人選手の特徴を最大限に生かせるシステムを採用していくことが念頭にある。イニシアティブを取り、自分達で仕掛けて試合を支配するように言った。韓国は予想通り引いてカウンターという形を狙ってきた。なかなかスペースが見つからない中で、非常にうまくプレーしてくれた。(香川については)昨シーズン終了時からプレーできる状態にあったが、しっかり休み、ドルトムントのプレシーズンキャンプに参加した。リーグの開幕戦も活躍しており準備ができていることに疑いの余地はないと感じていた。アジアカップから比べると、一段と成長している。(清武に関しては)テクニカルスタッフと協会のスタッフが手分けして、毎週末のJリーグを全て把握している。その中でパーソナリティーを持ち、継続して高いクオリティーを発揮していた選手を代表に選ぶのは当然。代表の門戸は全ての選手に開かれている。海外組、Jリーグでプレーする選手に関わらずだ」

韓国代表・趙広来=チョ・グァンレ監督
「今日の試合は私達のチームにとって、いい薬になったと思う。試合前に心配していたことが現実となってしまった。海外組の選手達の試合感覚が落ちているのが心配だったが、そういった部分が今日の試合にそのまま出てしまった。一番痛手となったのは、DFのキム・ヨングォンが前半で負傷退場してしまい、その後、パク・ウォンジェを投入したのだが、彼も負傷してしまい、さらにパク・チュホを投入したのだが、そのことによってディフェンスラインに混乱をきたしてしまった。(1年3ヶ月で日本に圧倒的な差を付けられたが)私が思うに、日本と韓国に大きな差はない。日本は大変素晴らしい試合をしたし、しっかり準備もしてきたと思う。しかし、それほど大きな差があるようには思えない。ご存じと思うが、韓国代表は様々な変化があった。負傷のため、あるいは様々な事情のため出場できない選手が多くいて、私が本来願っていた通りのチームを作ることができなかった。そういった点で以前に比べて組織力が低下した点は否めないと思う」

日本代表23名
GK:
1.川島永嗣(
リールセ)
23.東口順昭(
新潟)
12.西川周作(
広島)
DF:
3.駒野友一(
磐田)
15.今野泰幸(
FC東京)
4.栗原勇蔵(
横浜M)
2.伊野波雅彦(
ハイデュク・スプリト)
16.槙野智章(
ケルン)
6.内田篤人(
シャルケ)
20.吉田麻也(
VVV)
MF:
7.遠藤保仁(
G大阪)
22.阿部勇樹(
レスター・シティー)
17.長谷部誠(
ボルフスブルク)
13.細貝萌(
アウクスブルク)
14.家長昭博(
マジョルカ)
21.柏木陽介(
浦和)
FW:
8.松井大輔(
ディジョン)
19.李忠成(
広島)
9.岡崎慎司(
シュツットガルト)
18.本田圭佑(CSKAモスクワ)
24.森本貴幸(
ノバーラ)
10.香川真司(
ドルトムント)
11.清武弘嗣(
C大阪)

【ザック「大きな自信になった」】
 就任以来、過去2戦し90分以内に決着のつかなかった相手への完勝に、ザッケローニ監督は「試合結果以上に、いいプレーを見せてくれたことに満足している」と内容への充実感をにじませた。
 また、9月から始まるW杯3次予選へ向け「強い韓国相手に90分間、自分達のプレーをしてくれたことは大きな自信になった」「今日の出来を見る限り期待できる」と手応えを口にした。残された時間は「新たに代表に入ってくる選手の視察、コンディションのチェックに費やしたい」と新戦力発掘へ意欲を見せた。

【背番号『10』の2発で韓国撃破】
 香川が復活の2ゴールだ。日本代表はライバル韓国に3−0で圧勝。1月のアジアカップ準決勝の韓国戦で右足小指付け根を骨折したMF香川が前半35分の先制弾を含む2得点と大活躍した。
 日本は韓国にホームで13年ぶりに勝ち、さらには37年ぶりに3点差以上の勝利を記録した。9月2日に開幕するW杯ブラジル大会アジア3次予選を前にザック・ジャパンが加速した。
 22歳の若きエースが復活の2ゴールを決めた。まずは前半35分、FW李のヒールパスをゴール前で受けたMF香川は左足でボールを浮かせて、DF2人を抜き去り、最後は右足で叩き込み先制。後半10分にはMF清武とのワンツーから再び右足で自身2点目を決めた。韓国戦で2点以上を決めた日本代表選手は釜本邦茂(日本サッカー協会顧問)に次いで史上2人目の快挙。「今日の2点は気持ち良かった。イメージ通り。自分らしいゴールだった」。普段は自己評価の厳しい男がこの日ばかりは納得の表情を浮かべた。
 この日は、アジア杯で苦しんだ左MFのポジションでも輝いた。前半22分にはトップ下の本田のパスに合わせ、左サイドへ走り込み右足でダイレクトシュート。本田とのアベック弾も初めてだった。

【本田、日本を牽引】
 攻撃には必ずと言っていいほど絡んだ。25歳の本田が後半8分、日本の2点目を決めるなど攻撃を牽引。この日の内容なら「どんな相手にでも自分達のサッカーができる」とW杯予選に向け、手応えを口にした。
 勝利を引き寄せるゴールは冷静に奪った。清武のワンタッチパスを受け、ゴール左隅へ。流れの中での得点は昨年のW杯南アフリカ大会グループリーグ初戦のカメルーン戦以来だった。「初出場であれだけいいパスを出してくれた」と自らの得点を誇るより、アシストした4歳下の清武を褒めた。大黒柱の余裕が漂った。
 得点の後は両手の人差し指を天に向けた。「このパフォーマンスをやろうと考えていたことはない」とはぐらかしたが、故松田直樹さんへの思いもこもっていたはず。同じように強烈な個性で、日本を引っ張る背番号18が、鎮魂のゴールを捧げた。

【清武、デビュー戦で2アシスト】
 21歳の清武が負傷の岡崎に代わって前半35分から出場し、2アシストと大活躍した。代表デビュー戦で堂々たるプレーぶりだったが「それ(2アシスト)は良かったと思うけれど、もっとシュートを打っても良かった」と意欲的だった。
 ロンドン五輪出場を目指すU-22日本代表の中心選手。6月のキリンカップで同年代の宇佐美(バイエルン)がフル代表入りしたが、ザッケローニ監督は2人を比較し「(清武の方が)安定したプレーを見せている」と評価。清武は「雰囲気は掴めたけれど、もっと自分を出せれば良かった。全て勉強になった」と貪欲に話した。

【李「大きな1ページ」】
 在日韓国人4世として生まれ、2007年に日本国籍を取得した李が初めて日韓戦に出場した。先制点をアシストするなど快勝に貢献し「自分の人生にとって大きな1ページをつくれた」と誇らしげに話した。
 韓国のエース朴主永=パク・チュヨンを意識したそうで「僕が韓国代表になっていたら、ポジションを争う相手。彼よりいいプレーをしたかった」と話した。その手応えはあったようだが、この日放った4本のシュートは決まらず「点を取らないと満足できない」と反省した。

【岡崎「打撲だった」】
 岡崎は先制点が決まった直後の前半35分に、清武と交代した。「相手と当たって、打撲だったけど、全力でプレーできなそうだったので」と退いた。試合後は右太ももにアイシングを施して引き揚げた。
 短い出場時間だったが前半2分にドリブルで中に切れ込んで左足シュートを放つなど、好調ぶりは示した。「自分達のサッカーはこれだというのを出せた。個人的にもゴールから逆算してプレーできている」と表情には充実感が滲(にじ)んだ。

【駒野「成長感じた」】
 右肩脱臼で代表を外れた長友に代わり、左サイドバックで駒野が久々に先発出場し、得点にも絡んだ。「仕掛けようと思った」と後半8分に左サイドから中に切れ込んで左足でシュートを放ち、2点目となった本田のゴールに結び付けた。
 駒野の国際Aマッチ出場は、右腕を骨折した昨年10月の韓国戦以来だった。「韓国に3−0で勝ち、日本の成長を感じた」と手応えを口にした。

【日本の守備陣、無失点に納得】
 攻撃力の高い韓国に対し、無失点でしのいだ守備陣は納得の表情。GK川島は「結果も内容もついてきて良かった。いい結果が出たことが大事」とうなずいた。
 選手が多く入れ替わった後半に何度かゴールに迫られたが、DF吉田は「ミスからピンチを招いた中で、3−0で勝ったのは大きい」と収穫を口にした。

【韓国から3点以上は過去2度】
 日本代表が韓国代表と最初に対戦した国際Aマッチは、1954年W杯スイス大会予選だった。ホームの神宮競技場で1−5と大敗して始まった日韓戦で、日本は特にW杯予選で何度もライバルの高い壁を乗り越えられなかった。
 韓国から3点以上挙げたのは過去2度しかない。ともに東京・国立霞ヶ丘競技場で行われた1967年10月のメキシコ五輪予選で3−3と引き分け、1974年9月の定期戦で4−1と勝っていた。

【日本 国際Aマッチ連続無敗記録は15試合】
 日本は国際Aマッチの連続無敗記録を、15試合に伸ばした。昨年のW杯南アフリカ大会グループリーグでオランダに敗れたのを最後に、9勝6分け。PK戦で決着したW杯のパラグアイ戦と、1月のアジアカップの韓国戦は引き分けに数えられる。

【試合前に松田選手へ黙祷】
 4日に死去した元日本代表DFの松田直樹さんを悼み、日本代表は喪章をつけてプレーした。
 試合前には日韓両チームともピッチ上だけでなくベンチの選手、スタッフ全員が立って黙とうを捧げた。観客席には「松田選手を忘れない」のバナーが掲げられ、場内は静寂に包まれた。
 前座で試合を行ったU-22日本代表も喪章をつけて戦った。

【日韓戦の前に佐々木監督があいさつ】
 日韓戦の前に、女子ワールドカップ(W杯)で日本を初優勝に導いた佐々木則夫監督があいさつした。
 ポロシャツにブレザー姿でピッチ脇に立った同監督は、満員のスタンドから盛大な拍手を浴び「何とか優勝できました。9月の五輪予選も後押しをよろしくお願いします」と晴れやかな表情で話した。

【韓国紙、完敗に「札幌の恥辱」】
 韓国代表の完敗に、韓国紙ハンギョレ(電子版)は「札幌の恥辱」と報じた。聯合ニュースも試合結果を「惨敗」とした上で、日本に3ゴール差以上をつけられて敗北したのは1976年以来と指摘した。
 敗因については朴智星=パク・チソン(マンチェスター・ユナイテッド)が代表を引退したことなどから「ベストメンバーを構成するのが難しかった」と記し、W杯アジア3次予選に「不安を残した」とした。

≪超サカ採点表≫
日本代表
GK:
1.川島永嗣 6.0
好セーブを見せて無失点
DF:
6.内田篤人 6.5
機を見た攻め上がりで好機に絡む
20.吉田麻也 6.0
タイトな当たりで屈強なFW陣に応戦
15.今野泰幸 6.0
しっかりと身体を寄せて体格差を感じさせず
3.駒野友一 5.5
序盤に2度ほど裏を取られたが、その後は攻撃面で貢献
(56分16.槙野智章 5.5)
果敢な攻め上がりを見せたが試合勘がなかった
MF:
9.岡崎慎司 6.0
中央に入って内田が生きるスペースを作り出す
(36分11.清武弘嗣 6.5)
質の高い動きを見せて2アシストも、遠慮が感じられた
17.長谷部誠 7.0
球際で強さを見せるなどコンディションの良さを窺わせる
(66分22.阿部勇樹 5.5)
無難なプレー内容だった
7.遠藤保仁 6.5
的確な判断と精度の高いプレーで、チーム全体に落ち着きを与える
(73分14.家長昭博 5.0)
キープ力はさすがだが、不用意なパスミスが致命的だった
10.香川真司 7.5
攻撃を牽引し、2得点の活躍
(85分13.細貝萌 --)
18.本田圭佑 7.0
抜群の存在感で中盤に君臨
FW:
19 李忠成 6.5
上手く周囲を生かせていたが、ゴールを奪いたかった
監督:
ザッケローニ 6.5
最大のライバルを相手に完勝
韓国代表
GK:
1.チョン・ソンリョン 5.5
失点の場面は仕方なかった
DF:
22.チャ・ドゥリ 5.5
効果的な攻撃参加は脅威だったが、守備面に課題
14.イ・ジョンス 5.0
パスの精度を欠いていた
3.イ・ジェソン 5.0
守備面で後手を踏んでしまった
4.キム・ヨングォン 5.5
試合に慣れる前に無念の負傷交代
(37分2.パク・ウォンジェ --)
至近距離でシュートを頭に受け、早々に交代
(37分12.パク・チュホ 5.5)
何度か攻撃に顔を出すも効果的な攻めにはつながらず
MF:
13.ク・ジャチョル 5.0
独特の間合いを見せて才能の片鱗を示すが、決定機を外しすぎた
16.キ・ソンヨン 5.5
そつのないボールさばきだったが、バイタルエリアをカバーしきれず
6.イ・ヨンレ 5.0
攻撃面でセンスを見せたが脅威を与えることはできず
(52分24.キム・シンウク 5.5)
何度か得点機はあったモノにできなかった
11.イ・グノ 6.0
Jリーグでのプレー同様、積極果敢にゴールを狙った
(52分7.キム・ボギョン 6.0)
終盤の好機にはほとんど絡んでいた
8.キム・ジョンウ 5.5
質の高い動きだったが、周囲と上手く連動できず
(84分20 ナム・テヒ --)
FW:
10.パク・チュヨン 5.0
あまりボールが渡らず、好機も生かせず
(58分19.ユン・ビッカラム 5.5)
好プレーもあったがあまりボールが入らなかった
監督:
チョ・グァンレ 5.0
流れを変えられずに歴史的惨敗


逆転勝利
国際親善試合結果

U-22日本代表2−1U-22エジプト代表
(札幌ドーム・25345人)
≪得点者≫
U-22日本代表:山田直輝11、永井謙佑30
U-22エジプト代表:モフセン5
≪出場メンバー≫
U-22日本代表
GK:
1.権田修一(
FC東京)(cap)
DF:
4.酒井宏樹(
)=38分
(72分8.高橋峻希(浦和))
13.鈴木大輔(
新潟)
12.濱田水輝(浦和)
20.酒井高徳(
新潟)
MF:
10.東慶悟(大宮)
(7.青木拓矢(大宮))
6.山本康裕(
磐田)
(61分3.扇原貴宏(C大阪))
16.山口螢(
C大阪)
11.永井謙佑(名古屋)
(19.杉本健勇(C大阪))
14.山田直輝(浦和)
(22.茨田陽生())
FW:
9.大迫勇也(
鹿島)=76分
(17.斎藤学(愛媛)=81分)
ベンチ:
GK:
23.守田達弥(
京都)
18.安藤駿介(
川崎)
DF:
5.薗田淳(
川崎)
2.村松大輔(
清水)
21.和田拓也(
東京V)
MF:
15.田邉草民(
FC東京)

フォーメーション
(4-2-3-1)

    9
11  14   10
  16  6
20 12  13  4
    1

 ロンドン五輪出場を目指すサッカーのU-22(22歳以下)日本代表は10日、札幌ドームで同エジプト代表と国際親善試合を行い、2−1で逆転勝ちした。
 日本は前半5分に先制されたが、同11分に山田(浦和)が相手DFのクリアしたボールを豪快に蹴り込み同点。同30分には、山田のスルーパスに反応した永井(名古屋)が決勝点を決めた。後半は攻め込まれる時間帯もあったが、逃げ切った。
 U-22日本代表は、9月21日から来年3月14日までの五輪アジア最終予選グループCでマレーシア、バーレーン、シリアと対戦。同グループ1位になれば5大会連続9度目の五輪切符を手にする。

U-22日本代表23名
GK:
1.権田修一(
FC東京)
23.守田達弥(
京都)
18.安藤駿介(
川崎)
DF:
5.薗田淳(
川崎)
2.村松大輔(
清水)
13.鈴木大輔(
新潟)
4.酒井宏樹(
)
8.高橋峻希(
浦和)
12.濱田水輝(
浦和)
21.和田拓也(
東京V)
20.酒井高徳(
新潟)
MF:
7.青木拓矢(
大宮)
6.山本康裕(
磐田)
15.田邉草民(
FC東京)
10.東慶悟(
大宮)
16.山口螢(
C大阪)
3.扇原貴宏(
C大阪)
14.山田直輝(浦和)
22.茨田陽生()
FW:
11.永井謙佑(
名古屋)
17.斎藤学(
愛媛)
9.大迫勇也(
鹿島)
19.杉本健勇(
C大阪)

【永井、2列目から得点】
 永井(名古屋)はいつものFWではなく、左の攻撃的MFで先発し、前半30分に勝ち越し点を決めた。「入りましたね。サイドで点を取れたのは良かった」と笑みがこぼれた。
 持ち前の快足を生かし、山田の長いスルーパスでDFラインの裏へ抜け出した。左足で狙ったループシュートはGKに一度は弾かれたが、こぼれ球に鋭く詰めた。「一度、タイミングが合わずに『走り込むところを見てくれ』と話したら、すぐにいい球が出てきた」と山田に感謝した。

【原口代役・山田で同点!逆転】
 ピッチのど真ん中で輝きを放った。1点を追う前半11分、トップ下で先発したMF山田(浦和)がこぼれ球を右足で強振し、ゴール上を射抜いた。
 「アウトでうまく打てた。自分の所にボールがこぼれてくれて良かった」
 MF原口(浦和)が右足首捻挫で招集を辞退し、追加招集。転がってきた好機を一発で仕留めた。同30分にはFW永井にロングパスを送り、決勝点を“アシスト”。直前に永井から「裏に抜けるから」と声をかけられ、即対応した。
 「小学校の頃から、オリンピックという言葉の響きに憧れていた」。試合後、なでしこジャパンの佐々木則夫監督に「いいプレーだったな」と肩を叩かれた。

【エジプト監督「断食の影響あった」】
 イスラムのラマダン(断食月)期間中ということもあってか、エジプトは動きに切れを欠く場面が目立った。
 ラマダンでは日の出から日没まで飲食が禁じられている。ラムジ監督は「(先発のうち)8人は夜中の2時に食べてからは何も飲んでいないし、食べていない。断食がプレーに影響した」と話した。


22.2%
 サッカーの国際親善試合キリンチャレンジカップ2011で、日本代表が3−0で完勝した韓国戦の平均視聴率(TBS系列・10日)は関東地区で22.2%、関西地区で19.9%の高視聴率を記録したことが本日11日、ビデオリサーチの調べで分かった。
 瞬間最高視聴率は、関東が32.1%、関西が28.2%で、いずれも試合終了間際の午後9時19〜20分だった。
 日本の韓国戦勝利は2005年8月の東アジア選手権以来6年ぶり。韓国との対戦成績は日本の12勝22分け(PK戦3勝1敗を含む)38敗となった。日本はワールドカップ(W杯)アジア3次予選前の強化試合を終え、9月2日に3次予選の初戦で北朝鮮と対戦する。


JFL速報
JFL前期第4節結果

ジェフリザーブズ3−1SAGAWA SHIGA FC
(市原)
≪得点者≫
ジェフ:西郡巧13、渡辺正嗣82、佐藤悠希90+1
SAGAWA:高橋延仁90+2

MIOびわこ草津0−2松本山雅
(湖南)
≪得点者≫
松本山雅:飯田真輝19、木島徹也82

アルテ高崎2−3カマタマーレ讃岐
(群馬サ)
≪得点者≫
高崎:布施有太70、益子義浩73
讃岐:福嶋洋9、西野泰正55、綱田大志83

FC琉球0−1ブラウブリッツ秋田
(沖縄北谷)
≪得点者≫
秋田:松ヶ枝泰介54

JFL前期第4節日程

13日(
)
13:00〜
ホンダロックvsV・ファーレン長崎
(宮崎市)
17日(水)
14:00〜
栃木ウーヴァvs町田ゼルビア
(栃木市)
19:00〜
ツエーゲン金沢vs長野パルセイロ
(金沢)
9月14日(水)
15:00〜
横河武蔵野vs佐川印刷
(江戸川)

災害復興支援試合日程

14日(
)
14:30〜
ソニー仙台vsHonda FC
(ユアスタ)

 日本フットボールリーグ(JFL)は本日11日と10日、前期第4節の4試合が行われ、6連勝中の首位SAGAWA SHIGA FCは17位ジェフリザーブズに1−3で完敗し、連勝が6で止まった。ジェフリザーブズは今季3勝目。
 松本山雅は敵地でMIOびわこ草津を2−0で下し、5試合ぶりの勝利で7位に浮上した。カマタマーレ讃岐もアルテ高崎との打ち合いを3−2で制し、5試合ぶりの勝利。


18年ぶり勝利
国際親善試合結果

イタリア2−1スペイン
≪得点者≫
イタリア:モントリーボ11、アクイラーニ84
スペイン:シャビ・アロンソ37=PK
≪出場メンバー≫
【イタリア】
GK:
ブッフォン
DF:
マッジョ、ラノッキア(77分ボヌッチ)、キエッリーニ
、クリシート
DF:
モッタ(46分マルキージオ)、ピルロ、デ・ロッシ(65分アクイラーニ)、モントリーボ(74分ノチェリーノ)
G・ロッシ(59分パッツィーニ)、カッサーノ(59分バロテッリ)
【スペイン】
GK:
カシージャス(46分V・バルデス)
DF:
イラオラ(46分チアゴ・アルカンタラ)、ピケ(45分ブスケッツ)、ラウール・アルビオル、アルベロア

MF:
ハビ・マルティネス、シャビ・アロンソ、サンティ・カソルラ(80分マタ)、イニエスタ(46分ビジャ)、シルバ
FW:
フェルナンド・トーレス(15分ジョレンテ)

ドイツ3−2ブラジル
≪得点者≫
ドイツ:シュバインシュタイガー61=PK、ゲッツェ67、シュールレ80
ブラジル:ロビーニョ72=PK、ネイマール90+2
≪出場メンバー≫
【ドイツ】
GK:
ノイアー
DF:
フンメルス(88分ボアテング)、バートシュトゥーバー、ラーム、トレッシュ
MF:
シュバインシュタイガー(85分ロルフェス)、クロース、ゲッツェ(88分カカウ)
FW:
ポドルスキ(46分シュールレ)、ミュラー、M・ゴメス(46分クローゼ)
【ブラジル】
GK:
ジュリオ・セーザル
DF:
ダニエウ・アウベス、ルシオ、チアゴ・シウバ、アンドレ・サントス(86分ルイス・グスタボ)
MF:
ラウフ、フェルナンジーニョ(69分ガンソ
)、ラミレス
FW:
ロビーニョ(86分レナト・アウグスト)、ネイマール、パト(77分フレッジ)

ポルトガル5−0ルクセンブルク
≪得点者≫
ポルトガル:ポスティガ、クリスティアーノ・ロナウド43、ファビオ・コエントラン46、ウーゴ・アルメイダ59、72
≪出場メンバー≫
【ポルトガル】
GK:
ルイ・パトリシオ
DF:
ブルーノ・アウベス
、ペペ(46分R・カルバーリョ)、ジョアン・ペレイラ(66分シルビオ)、ファビオ・コエントラン
MF:
アンドレ・サントス、ジョアン・モウティーニョ(46分ラウール・メイレレス)、ダニー
(59分バレラ)、ルベン・ミカエル
FW:
クリスティアーノ・ロナウド(46分ウーゴ・アルメイダ)、H・ポスティガ(46分ナニ)

フランス1−1チリ
≪得点者≫
フランス:レミ20
チリ:コルドバ76
≪出場メンバー≫
【フランス】
GK:
ロリス
DF:
サニャ(82分レヴェイェール)、クリシー
、カブル、アビダル
MF:
マルタン(78分マテュイディ)、ナスリ(69分カベイェ)、マルダ(69分メネズ)、ムビラ

FW:
ベンゼマ(68分ガメイロ)、レミ
【チリ】
GK:
ブラボ
DF:
W・ポンセ、P・コントレラス
(89分ハラ)、ビダル、イスラ
MF:
カルモナ(84分エストラダ)、バルディビア、ヒメネス(46分A・サンチェス)、ボセジュール
(80分オレジャナ)
FW:
メデル
(46分セイムル)、ルビオ(69分コルドバ)

ウクライナ0−1スウェーデン
≪得点者≫
スウェーデン: ヒュセン90+2

ノルウェー3−0チェコ
≪得点者≫
ノルウェー:アブデラウェ22、88、J・リーセ72

スコットランド2−1デンマーク
≪得点者≫
スコットランド:オウンゴール22、スノッドグラス 44
デンマーク:エリクセン31

ロシア1−0セルビア
≪得点者≫
ロシア:ポグレブニャク53

トルコ3−0エストニア
≪得点者≫
トルコ:エムレ8=PK、カズム・リチャーズ28、36

リヒテンシュタイン1−2スイス
≪得点者≫
リヒテンシュタイン:リッツベルガー51
スイス:デルディヨク15、リヒトシュタイナー34

アルバニア3−2モンテネグロ
≪得点者≫
アルバニア:ボグダニ33、リカ64、サリヒ69
モンテネグロ:サビッチ40、47

ボスニア・ヘルツェゴビナ0−0ギリシャ

オーストリア1−2スロバキア
≪得点者≫
オーストリア:ホファー62
スロバキア:クツカ21、イェジュ30

アイルランド0−0クロアチア

ハンガリー4−0アイスランド
≪得点者≫
ハンガリー:コマン32、ルドルフ45、ジュジャーク67、エレク88

スロベニア0−0ベルギー

ポーランド1−0グルジア
≪得点者≫
ポーランド:ブワシチコフスキ36

サンマリノ0−1ルーマニア
≪得点者≫
ルーマニア:ヘレア72

ウェールズ1−2オーストラリア
≪得点者≫
ウェールズ:ブレイク82
オーストラリア:ケーヒル44、クルーズ60

クウェート0−0北朝鮮

中国1−0ジャマイカ
≪得点者≫
中国:チャオ・ポン9

オマーン1−1バーレーン
≪得点者≫
不明

カザフスタン1−1シリア
≪得点者≫
カザフスタン:カトリエフ70
シリア:サバフ65

アメリカ1−1メキシコ
≪得点者≫
アメリカ:ロジャース74
メキシコ:ペラルタ17

コスタリカ0−2エクアドル
≪得点者≫
エクアドル:スアレス53、66

ホンジュラス2−0ベネズエラ
≪得点者≫
ホンジュラス:コストリー58、69

コートジボワール4−3イスラエル
≪得点者≫
コートジボワール:Y・トゥレ45、ヤ・コナン45+3、コネ68、ドログバ81=PK
イスラエル:シェフテル76、メリクソン80、88=PK

セネガル0−2モロッコ
≪得点者≫
モロッコ:カルジャ10、ユセフ・エル・アラビ25

チュニジア4−2マリ
≪得点者≫
チュニジア:アラギ19、50、ジェマル29=PK、ジェマー83
マリ:マイガ45、ディアバテ56

南アフリカ3−0ブルキナファソ
≪得点者≫
南アフリカ:ムフェラ14、52、ツァバララ19

ニジェール3−3トーゴ
≪得点者≫
不明

ボリビア1−3パナマ
≪得点者≫
ボリビア:アルセ7
パナマ:テハダ68、77=PK、クーパー90

マルタ2−1中央アフリカ共和国
≪得点者≫
マルタ:ミフスド2、44
中央アフリカ:モミ25

アゼルバイジャン0−1マケドニア
≪得点者≫
マケドニア:パンデフ58

ガボン1−1ギニア
≪得点者≫
不明

リトアニア3−0アルメニア
≪得点者≫
リトアニア:クリマビチウス9、チェスナウスキス74、ベニウシス77

ラトビア0−2フィンランド
≪得点者≫
フィンランド:ハマライネン58、フルホルム87

ベラルーシ1−0ブルガリア
≪得点者≫
ベラルーシ:オウンゴール33

キプロス3−2モルドバ
≪得点者≫
キプロス:アブラアム13、51、ドブラシノビッチ89
モルドバ:アルマシュ23、オフシアンニコフ45

ガンビア3−0コンゴ民主共和国
≪得点者≫
不明

ジンバブエ2−0ザンビア
≪得点者≫
不明

ボツワナ1−0ケニア
≪得点者≫
不明

 サッカーの国際親善試合は10日、各地で行われ、ドイツはホームでブラジルに3−2で勝ち、ブラジルから18年ぶりに白星を挙げた。イタリアはホームで2010年ワールドカップ(W杯)王者のスペインを2−1で破った。
 敵地でのイタリア戦に臨んだスペインは、1−1で迎えた終盤にイタリアのアクイラーニに決勝点を奪われ1−2で敗戦。ドイツはゲッツェらのゴールでブラジル相手に3得点を挙げた。
 フランスは1−1でチリと引き分け、ポルトガルは5−0でルクセンブルクに大勝した。
 中国はジャマイカに1−0で勝利。2014年W杯アジア3次予選で日本と同グループのシリアは、1−1でカザフスタンと引き分けた。
 なお、ロンドンで予定されていたイングランドvsオランダの試合は、ロンドンでの暴動の影響で中止となった。

【ゲッツェが代表初得点】
 ドイツは19歳のゲッツェ(ドルトムント)が代表初ゴールを決めてチームを牽引した。日本代表MF香川真司のチームメートの攻撃的MFは「うまくいって幸せ」と喜んだ。
 1−0の後半22分、スルーパスを受けて守備ラインの裏に抜けだし、相手GKをかわして右の角度がほとんどないところからゴールを射抜いた。今後のドイツを担うと期待されている逸材を、レーウ監督は「驚くほど周りが見えている。彼はいつも打開策を見つける」と絶賛した。

【イタリア、終盤に勝ち越す】
 イタリアは1−1の後半39分にアクイラーニが決めた。シュートが相手選手に当たって角度が変わってゴールに吸い込まれた。
 世界ランキング1位のスペインはシャビ・エルナンデスやプジョルら主力の多数をケガで欠いていたが、2010年W杯のグループリーグ敗退から再建途上にあるイタリアにとっては大きな1勝だ。
 プランデッリ監督は「我々は正しい道を進んでいる。強豪を相手にこんな試合ができれば自信が増す」と満足そうだった。


3位浮上
ユーロ2012(欧州選手権)予選第6戦結果

北アイルランド4−0フェロー諸島
≪得点者≫
北アイルランド:ヒューズ5、S・デイビス66、マッコート71、88

 ユーロ2012(欧州選手権)予選は10日、グループCの1試合が行われ、北アイルランドがフェロー諸島に4−0で大勝し、3位に浮上した。
 ホームの北アイルランドは開始早々の5分に先制すると、1−0で迎えた後半、マッコートの2ゴールなどで3点を追加して4−0と快勝。この結果、北アイルランドは6試合を終えて勝ち点を9とし、イタリア、スロベニアに次ぐ3位に浮上した。首位のイタリアは勝ち点16(6試合消化)、2位のスロベニアは勝ち点11(7試合消化)。


8強決定
U-20W杯決勝トーナメント1回戦結果

ナイジェリア1−0イングランド
≪得点者≫
ナイジェリア:エグベディ52

スペイン0−0(PK7−6)韓国

ブラジル3−0サウジアラビア
≪得点者≫
ブラジル:エンリキ46、ガブリエウ・シウバ69、ドゥドゥ86

フランス1−0エクアドル
≪得点者≫
フランス:グリースマン75

U-20W杯準々決勝日程

14日(
)
日本時間07:00〜
ポルトガルvsアルゼンチン
日本時間10:00〜
メキシコvsコロンビア
15日(月)
日本時間05:00〜
フランスvsナイジェリア
日本時間08:00〜
ブラジルvsスペイン

 U-20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)コロンビア大会は10日、決勝トーナメント1回戦の残り4試合が行われ、優勝候補のスペインは0−0からの延長、PK戦の末に韓国を下し、8強進出を決めた。グループDを首位通過したナイジェリアはイングランドに1−0で競り勝った。
 ブラジルはサウジアラビアに3−0で快勝。もう1試合のフランスvsエクアドルは1−0でフランスが勝利した。
 ベスト8が全て出揃い13日(日本時間14日朝)からは準々決勝が行われる。


トーナメント方式
 Jリーグの中西大介事務局長は本日11日、J1に昇格する3番目のクラブを決めるJ2のプレーオフについて、実施方式の案を1つに絞ったと札幌市内で発表した。10日に開かれたJ1、J2合同実行委員会で決めた。18日の理事会に諮る。
 プレーオフは、J2の活性化を図るために来季から導入する。絞り込んだ案ではリーグ戦の3位対6位、4位対5位のカードで1回戦を行い、勝ち上がった両チームによる決定戦の勝者がJ1に昇格する。
 1回戦はそれぞれ3位と4位のチームの本拠地で1試合だけ行い、引き分けた場合はホームチームが決定戦に進出。決定戦は中立地で実施し、引き分けならリーグ戦で上位だったチームが昇格の権利を手にする。中西事務局長は「リーグ戦での勝ち点を尊重する方式を考えた」と説明した。


100万部突破
 ドイツブンデスリーガ、ボルフスブルクの日本代表MFの長谷部誠(27)の著書「心を整える。」(3月18日発売)が10日、21度目の重版で発行100万部に達した。
 長谷部は1月のアジアカップで主将として優勝に貢献。著書の副題は「勝利をたぐり寄せるための56の習慣」。勝つためにはむやみに熱くならず、自分の心を「整える」のが大切で、そのためにどんな生活をしたらよいかをつづる。
 版元・幻冬舎の担当者は「多くの人が震災で不安定になった。打ちかつために『心を整える』ことが求められたと思う」と話した。
 読者の66%は女性。30〜40代を中心に読まれているという。印税は東日本大震災からの復興のため、ユニセフを通じて全額寄付される。


超サカFLASH

日程変更
 日本サッカー協会の原博実強化担当技術委員長は10日、U-22日本代表が出場するロンドン五輪アジア最終予選でアウェーのバーレーン戦が11月23日から同22日に変更になったことを明らかにした。両国協会が合意し、アジア・サッカー連盟(AFC)も日程変更を承認した。原委員長は「その試合の後に、我々はホームに帰って27日にシリア戦がある。バーレーンもマレーシアに移動する。1日早くするということで合意した」と説明した。

出発
 サッカー日本代表のFW本田圭佑(CSKAモスクワ)が本日、成田空港からロシア・モスクワに出発した。8日の帰国時には全身白ずくめであったが、この日は対称的に帽子から靴まで全身黒で統一されていた。10日の韓国戦では、快勝につながる貴重な追加点を奪ったが、一夜明けて気持ちは9月に迫ったW杯予選モード。「どういうメンツになっても自分達のサッカーをするというのが、キチッと確実に予選を突破するポイント」と気を引き締めた。

全治3週間
 J1神戸は本日、DF相馬崇人が右太もも裏の肉離れで全治約3週間と診断されたと発表した。4日の練習で負傷した。

獲得
 J2の横浜FCは本日、元ブラジル代表で昨季までJ1柏でプレーしたFWフランサ(35)が加入したと発表した。契約期間は公表していない。

獲得
 J2札幌は本日、ブラジル人FWレモス(21)の獲得が決まったと発表した。

レンタル
 ドイツブンデスリーガのレバークーゼンは10日、同じドイツのシュツットガルトからドイツ人GKベルント・レノ(19)を、12月31日までの期限付き移籍で獲得したと発表した。レバークーゼンは正GKのレネ・アドラーが膝の手術で長期離脱中。このため、7月のDFB(ドイツ連盟)カップではGKデイヴィッド・イェルデルを起用したが、下部リーグのチーム相手に4失点を喫する低調な内容に終わったため、今月7日のブンデスリーガ開幕節ではGKファビアン・ギーファーを起用。しかし、ギーファーは試合中に相手選手との接触で激しい脳震盪を起こし、数日間の入院が必要となり、チームはGK不足の危機に直面していた。

永久資格停止
 国際サッカー連盟(FIFA)は10日、国際親善試合での八百長に関与したとして、ボスニア・ヘルツェゴビナとハンガリーの審判各3人の計6人に永久資格停止処分を科したと発表した。9日の規律委員会で処分を決めた。6人の審判は2月9日にトルコのアンタルヤで行われたボリビアvsラトビア戦、エストニアvsブルガリア戦で不正に関わった。この2試合での計7得点は全てPKによるものだった。


[提携サイト]
日本代表ニュース

日本の超サッカー情報

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