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本日の超最新情報
日本代表は岡崎慎司のゴールで追い付き、ウズベキスタンとドロー!!
2011.09.06.TUE

INDEX

DRAW
W杯アジア3次予選第2戦
グループC
ウズベキスタン代表1−1日本代表
日本は6試合ぶりの失点も、岡崎慎司の同点弾で追い付いてドロー!

初勝利
W杯アジア3次予選第2戦
グループC
北朝鮮1−0タジキスタン
初戦で日本に敗れた北朝鮮はホームで勝って初勝利!タジキスタンは2連敗!

控え組が練習
女子日本代表は8日の北朝鮮戦に向け、5日のオーストラリア戦の控え組が練習、先発組はプールやジムで調整!澤穂希は33歳の誕生日!

19.7%
5日にNHK総合で生中継された女子日本代表vs女子オーストラリア代表戦の平均視聴率が19.7%の高視聴率を記録!瞬間最高視聴率は24.0%!

3連勝
ロンドン五輪アジア最終予選第3戦
女子日本代表1−0
女子オーストラリア代表
韓国2−3北朝鮮
中国
2−0タイ
なでしこジャパンは川澄奈穂美の決勝ゴールで競り勝ち、3連勝でロンドン五輪出場に大きく前進!

正式発表
清水が元スウェーデン代表MFリュングベリ(34)の加入を正式発表!背番号は『21』で10日の磐田戦でデビュー!

全治1〜2ヶ月
アーセナルのベルギー代表DFフェルマーレン(25)が左足アキレス腱の手術を受けて全治1〜2ヶ月!

1年ぶり復帰
国際親善試合
ブラジル1−0ガーナ
ボリビア0−0ペルー
ブラジルはロナウジーニョ(31)が約1年ぶりに復帰してフル出場!

発表
アルゼンチン戦(14日&28日)のブラジル代表メンバー24名発表、ロナウジーニョが再招集!

本日の超サカFLASH
NHK総合で5日に生中継された女子日本代表vs女子オーストラリア代表戦の平均視聴率が19.7%の高視聴率を記録ほか


本文
=
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DRAW
W杯アジア3次予選第2戦結果

グループC:

ウズベキスタン代表1−1日本代表

会場:パフタコル・マルカジー・スタジアム
観衆:30000人
主審:ハリル・イブラヒム・アリ・ガムディ(サウジアラビア)
天気:晴れ
風:弱風
気温:22℃
湿度:12%
ピッチ表面:乾燥
ピッチ状態:全面良芝

≪得点者≫
ウズベキスタン代表:ジェパロフ8
日本代表:岡崎慎司65

≪出場メンバー≫
ウズベキスタン代表
GK:
12.ネステロフ
DF:
22.カルペンコ
(75分2.イスマイロフ)
3.ムラダジャノフ
20.トゥフタフジャエフ
19.デニソフ
MF:
18.カパーゼ
9.アフメドフ
7.ハイダロフ
8.ジェパロフ
FW:
15.ゲインリフ
(78分16.シャツキフ)
10.バカエフ
(53分17.トゥルスノフ)
ベンチ:
GK:
1.ズフロフ
21.モチャロフ
DF:
13.トゥラエフ
14.アンドレーフ
MF:
11.ナシモフ
FW:
4.イスマツラエフ
5.マスタファエフ
6.ラクマツラエフ

フォーメーション
(4-2-2-2)

  10  15
8      18
   7  9
19 20  3 22
   12

日本代表
1.川島永嗣(リールセ)
DF:
6.内田篤人(シャルケ)
20.吉田麻也(VVV)
15.今野泰幸(FC東京)
3.駒野友一(磐田)
(82分5.槙野智章(
ケルン))
MF:
9.岡崎慎司(シュツットガルト)
22.阿部勇樹(レスター・シティー)
(46分11.清武弘嗣(
C大阪))
7.遠藤保仁(G大阪)
10.香川真司(ドルトムント)
17.長谷部誠(ボルフスブルク)(cap)
FW:
19.李忠成(
広島)
(65分18.ハーフナー・マイク(
甲府))
ベンチ:
GK:
12.西川周作(
広島)
23.権田修一(
FC東京)
DF:
4.栗原勇蔵(
横浜M)
2.伊野波雅彦(
ハイデュク・スプリト)
MF:
14.増田誓志(
鹿島)
13.細貝萌(
アウクスブルク)
8.柏木陽介(
浦和)
FW:
16.田中順也()
21.原口元気(
浦和)

フォーメーション
(4-2-3-1)

   19
10  17   9
   7  22
3  15  20  6
    1

≪各種データ≫
ウズベキスタン代表日本代表
ボール支配率:
50%:50%
シュート数:
14:10
直接FK数:
16:15
間接FK数:
2:2
CK数:
2:5
GK数:
10:9
PK数:
0:0
オフサイド:
2:2

W杯アジア3次予選順位表
(第2戦終了時)

グループA:

1位 ヨルダン
勝ち点6 得4 失1
得失点差 +3
2勝

2位 中国
勝ち点3 得3 失3
得失点差 ±0
1勝1敗

3位 イラク
勝ち点3 得2 失2
得失点差 ±0
1勝1敗

4位 シンガポール
勝ち点0 得1 失4
得失点差 -3
2敗

グループB:

1位 韓国
勝ち点4 得7 失1
得失点差 +6
1勝1分

2位 クウェート
勝ち点4 得4 失3
得失点差 +1
1勝1分

3位 レバノン
勝ち点3 得3 失7
得失点差 -4
1勝1敗

4位 UAE
勝ち点0 得3 失6
得失点差 -3
2敗

グループC:

1位
日本
勝ち点4 得2 失1
得失点差 +1
1勝1分

2位 ウズベキスタン
勝ち点4 得2 失1
得失点差 +1
1勝1分

3位 北朝鮮
勝ち点3 得1 失1
得失点差 ±0
1勝1敗

4位 タジキスタン
勝ち点0 得0 失2
得失点差 -2
2敗

グループD:

1位 オーストラリア
勝ち点6 得5 失2
得失点差 +3
2勝

2位 タイ
勝ち点3 得4 失2
得失点差 +2
1勝1敗

3位 サウジアラビア
勝ち点1 得1 失3
得失点差 -2
1分1敗

4位 オマーン
勝ち点1 得0 失3
得失点差 -3
1分1敗

グループE:

1位 イラン
勝ち点4 得4 失1
得失点差 +3
1勝1分

2位 バーレーン
勝ち点4 得2 失0
得失点差 +2
1勝1分

3位 カタール
勝ち点2 得1 失1
得失点差 ±0
2分

4位 インドネシア
勝ち点0 得0 失5
得失点差 -5
2敗

 サッカーの2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア3次予選第2戦は6日、各地で行われ、5大会連続の本大会出場を目指すグループCの日本代表はタシケントでウズベキスタンと対戦し、岡崎(シュツットガルト)が同点ゴールを挙げて1−1で引き分けた。日本、ウズベキスタンともに1勝1分けで勝ち点4。
 日本は序盤にジェパロフに蹴り込まれて先制点を許した。相手の力強い攻めに苦しんだが、後半20分に右クロスを岡崎が得意のヘディングで決めて追い付いた。
 ザッケローニ監督が指揮した試合は通算7勝6分け(PK戦勝ち1を含む)で無敗を守った。
 グループCのもう1試合は北朝鮮がホームの平壌でタジキスタンを1−0で下し、1勝1敗の勝ち点3とした。タジキスタンは2連敗で同0。
 4チームずつ5グループに分かれた3次予選は、ホームアンドアウェー方式で争われ、各グループ上位2チームが最終予選に進む。

川島永嗣(リールセ)
「立ち上がりから自分達のペースでできなかったが、最低限の勝ち点は取れた。こういうアウェーの戦いに簡単な試合はない。次は勝ち点3を目指したい。(日本の同点ゴールの前と後で2本、大事なところでの好セーブがあったが)自分としては、前半の立ち上がりでああいった形で入ってしまったので、自分もそうだし、チームとしてもあそこで自分達でゲームを難しくする必要はないと思った。要所要所で、自分がしっかり対応することでゲームも落ち着くかなとは考えていたので、あの1失点で逆に切り替えられたのかなとは思う」

内田篤人(シャルケ)
「(先発メンバーが代わったが)監督は試合に起用する人とそうでない人に関係なく、コンセプトをチーム全体に広めようとしている。ある程度は皆理解していることだから、個人の特徴が変わるだけ。(得点場面は)GKの出られないところに蹴ろうと。チュンさん(李)もいたのかな?ぼやけていたけど。あの芝だからボールに(足を)うまく乗せることだけを考えて蹴りました。(失点場面は)中に行こうか、岡ちゃん(岡崎)に任せようか迷ったけど、僕の足に当たって変なボールになった分、跳ね返せなかった。(難しい試合になってしまったが)アウェーでの試合はヒヤヒヤする場面はあるから。こんなもの。ただもっと良くなると思う。コンセプト通りにできると思ったら大間違い。失点したし、危ない場面もあったけど、後半はゼロで押さえて同点に追い付いた。全ては結果だから。韓国に3−0で勝っても課題はあった。まだ長いからもっとよくなると思うし、キヨ(清武)や麻也(吉田)はオレよりも(歳が)下だから。もう若くない(笑)。最後は体を張って防ぐことができたし、そういうところはドイツに行って学びたかった部分。それが試合で出るようになったかなと。アウェーのギリギリの戦いでプレーもギリギリの中で足が出るのは良いこと。皆さん、前を向いていきましょう」

吉田麻也(VVV)
「(日本は)ワンサイドに絞るので、(サイドを)変えられるとどうしてもスペースを広く使われてしまう。もうちょっとコンパクトにして(ボールを)取る時は囲んで(サイド)チェンジさせないこと、そのへんが大事だったかなと。最低限の勝ち点1は取れたし、まだ(試合は)続く。1試合、2試合で終わるわけじゃないんで、前進していかないといけない。僕はそんなに混乱していなかったけど、15番(ゲインリフ)が落ちたり、9番(アフメドフ)が深く入ってきたりして、前半特に、ボランチのところでうまくつかまえることができなかった。後半はそんなに迷いはなかったけど、前半は修正できなくて。フリーで前を向かれてシュートまでいかれた時もあった。失点の場面も18番(カパーゼ)が中に入ってきて、フリーでターンされた結果、その後のシュートにつながったんで、そこは甘かったかな?(阿部の起用と戦い方については)昨日の練習でもしっかりやっていて、阿部さんは後ろとのバランスを凄く大切にする人なんで、バランスが大崩れしたわけではなかった。でも、芝の関係もあってちょっとビルドアップのボールが遅くなってしまった。もっともっと速くボールを回せれば、22番(カルペンコ)の裏はもっとスペースがあったんで、そういうところを突けるように、ホームではボールを速く動かしていければと思う」

今野泰幸(FC東京)
「ウズベキスタンは勢いがあった。ホームということで歓声も凄かった。でも、立ち上がりを凌げば自分達のサッカーができると思っていた。そこを何とか切り抜ければ先制できたと思う。試合の立ち上がりは今日の鍵だった。(失点の場面は)相手の勢いもあるけど、しっかりマークができていなかった。サイドからボールを上げられても中でしっかりマークに付いていればやられない。だから、あそこにマークがいなかったことが問題。(ゲインリフは)本当に自由に動いていた。ボランチが捕まえるのか、センターバックが捕まえるのか、そこが曖昧だった。前線には人も多かったから、マークの受け渡しがうまくいかなかった。ウズベキスタンは技術が高かったし、ドリブルもうまかった。相手の勢いに押されて後手に回ってしまったところがある。(メンバーが代わったことは)影響はないけど、相手が結構攻め残っていたから。多い時は4人ぐらいいた。後ろは皆で守備を頑張ってカウンターを狙うような戦いで、今までとは違う相手だった。カウンターの精度も高い。いつもと違う攻め残り方をされてしまったから、どうやって対応するのかはっきりしなかった。日本はサイドバックを含めて全員で攻撃するのが持ち味だから、どうやってリスクマネジメントすればよいのかがあいまいだったと思う」

岡崎慎司(シュツットガルト)
「(ゴールは)1点を追っていたのでホッとした気持ちはあった。納得できないところはある。もったいない試合。圧倒して勝ちたい気持ちがあったが、焦りすぎた。自分のプレーとしては北朝鮮戦の時より躍動感があったし、うまく裏に抜けられた。ゴールも決めれたので、そんなに悪くはなかったと思う。ただ、ミスが多かったんで、そういうことでチームの流れを崩してしまったところがあった。アウェーで勝ち点1なんで、最低限、次に向けては良かったかなと思う。(後半は)相手もちょっと引いてきたんで、そういうところで起点も作れていたし、清武とかもうまくサイドでキープして起点を作るんで、自分も裏に抜けやすかった。そういう意味では、うまくスムーズに攻撃を組み立てられたんじゃないかなと思う。(本田、長友が不在だが)いるメンバーでやんなきゃいけないし、いないメンバーのことを考えている余裕は今はあまりない。自分達がやるんだっていう気持ちを試合でも見せないといけない。日本の一番の良さは、どういう試合状況でも(やり方を)変えられるということ。状況に応じて、みんなが1人1人が気を使ってサッカーを変えていくところだと思うんで、パスサッカーが自分達のサッカーとこだわらなくてもいいのかなと思う」

阿部勇樹(レスター・シティー)
「(今日のスタメンは)ミーティングで言われた。前半途中に指示があってシステムが変わった。試合中は上がれと言われていたが、15番(ゲインリフ)がフリーになっていたので前にいけなかった。チームとしては守備でのボールの取りどころが良くなかった。周りとのコミュニケーションもとれず、個人的にも試合にうまく入れなかった。7番(ハイダロフ)と9番(アフメドフ)がドリブルで仕掛けてきて、取りどころがなかった。(今日が誕生日だったが)昔は早く年を取りたかったが、最近は誕生日が来るのが悲しい。嬉しくない。うまくやれていたら良かったけど。どんな緊急事態でもやっていかないといけない」

遠藤保仁(G大阪)
「(アウェーでの勝ち点1について)満足はしていない。勝ち点3を取るために来たし、それができれば自分達が優位に進められる。ただ、勝ち点1を次につなげていければいい。まだ2戦が終わっただけ。次はホームで戦えるから、あまり勝ち点3を取れなかったからと考えずにやっていければいいと思う。(若い選手が多かったことが影響したか)各クラブでビッグゲームを戦っている選手もいる。前回よりはアウェー感はなかったから、もう少し自分達の特徴を生かした戦い方ができれば良かったかなと。パスを回せば崩せた相手だったと思う。少し攻め急ぎ過ぎた部分はあるし、最後の部分が雑になっていたから、その辺はコントロールしないといけない。(代表出場記録が歴代3位になったが)そうですね。ありがたいことだし、大きなケガもなくここまで来てます。周りの方のサポートのおかげだし、これに満足せずに自分はもっと伸ばしていければいいかなと思う。代表の試合は常にいい刺激を受けるし、この雰囲気でやるのを毎回楽しみにしている。自分自身ももっとパフォーマンスをあげてやっていければいいと思う」

香川真司(ドルトムント)
「いいチャンスがあったから決めたかった。もっとボールをつないでチャンスを作りたかったけど、相手のフィジカルやスピードは脅威だった。(前半のシステムについて)別にやることは一緒だし、阿部さんが入ったからといって何も変わることはなかった。前半からもっとボールを回せたはずだけど、ちょっと判断が遅かった。もっと逆サイドに出せば、パスは回せたのかなと思う。(中盤でボールを失ってカウンターを受けたが)それは個人の技術ミスもあるし、アウェーの難しさもあったと思う。でも今日に限っては特にプレッシャーが速いとは感じなかった。芝のこともあるけど、前半もゆっくり回せるチャンスはあったんじゃないかと思う。そこまで相手が攻略してきているとは感じなかった。チャンスも作れていたので。ただ、守備でのボールの取りどころがチームとして見つけられなかったというか、相手もいやらしいポジション取ってきたり、サイドを起点に崩しにきたので、前半はそういうところで苦労した。外から追い込んだところでサイドを変えられるシーンも多々あったし、どこで(ボールを)取りに行けばいいか分からなかったので、難しかった。もちろん、結果を残さないといけない立場だし、そういう意味ではこの2試合は自分の役割を果たせてないというか、納得いってない部分もある。もう1回ドルトムントに帰って、得点や精度、強さなど、いろいろなものを改善して、来月しっかりチームが勝てるように頑張る」

長谷部誠(ボルフスブルク)
「誰があそこ(トップ下)でプレーしても同じようにやろうと思っていた。チャンスで点を取りたかったんで、ゴールに絡むプレーをしたかったです。(練習では)やっていない。昨日軽く言われただけ。チームでも今シーズン1回か2回、(トップ下を)やっているんで、イメージの部分ではあまり問題なかった。時間という意味でも問題なかったが、トップ下でのプレーに関しては、もうちょっと頭を使って、ゲームの中の動きとかを読んでやれたら良かった。どちらかというとウチの方がチャンスが多かったと思う。でも、決めるところを決めないと。それはいつもそうだと思うが、決めるところを決めないと苦しいゲームになるし、逆に相手に数回危ないチャンスを作られたので。3次予選の6試合で今日のアウェーが一番難しい試合だと思っていた」

清武弘嗣(C大阪)
「(ザッケローニ監督からの指示は)あまりない。いつも通り外から中へ入るようにプレーした。(リードされた状況だったが)ゴールに絡めるように、流れを変えられるように考えてピッチに立った。(前半は)なかなか守備がはまらない印象だった。ただ、後半は相手が疲れるからスペースが空いてくると思っていた」

ハーフナー・マイク(甲府)
「与えられたチャンスでしっかり結果を残したいし、その中で今日も惜しいところはあったんで、決めなければいけないかなと思う。2点目を取りにいきたかったし、勝ちたかった。相手はホームということもあって、最後は気持ちが入っていたと思う。(前線にターゲットができたが)それでも勝たなければ意味がないんで、次にまた(代表に)呼ばれるようにチームに戻って頑張りたい。国を背負って戦うのは本当にいい経験」

日本代表・ザッケローニ監督
「非常に難しいゲームになった。ウズベキスタンはアジアの中でも成長している国の1つだし、想像通り非常に良いチームだと思った。特に前半はウズベキスタンを褒めるべきだ。45分間集中してゲームに入っていったと思う。(前半途中にシステムを変え、ハーフタイムでは選手を入れ替えた理由は)システム自体はそんなにいじっていないが、長谷部が少し高い位置にいて、ゴールを背負ってのプレーに慣れていないこともあった。いかに長谷部を遠藤の近くでプレーさせるかというところで、その距離感を詰めた。特に阿部が悪かったわけではなく、長谷部と遠藤を近い距離でプレーさせたかったのが理由。スタメンに関しては、厳しい戦いになると予想していたので、経験のある選手を配置しようと考えた。(この2試合、香川の良さが出ていなかったと思うが)そうは思わない。私の指示を聞いてくれたし、やろうとする姿勢を見せていた。今日も後半は次第に良くなっていた。香川はケガ明けで、まだ試合をあまりやっていないこともあるので、コンディション面で100%戦えるくらいに戻ってくれることを願っている。このチームは攻撃的なサッカーを目指しているが、選手達は攻守ともに献身的にやってくれている」

ウズベキスタン代表・アブラモフ監督
「この試合に関しては残念な部分もあったが、試合全体としてはまずまずだったと思っている。(若手主体の日本に対してベテランの選手主体で対戦したことについて)今日のようなビッグマッチでは、我々は経験のある選手で戦うべきだと思った。確かにミスもあったが、もし若手主体のスタメンだったら、もっとミスが出たと思う。日本はアジア最強のチームだけに、引き分けでOKと言える。ただ、私としては、勝利すべきであったと思う。今日の日本戦はほかの試合以上にプレッシャーを感じていた」

日本代表23名
GK:
1.川島永嗣(
リールセ/ベルギー)
1983/03/20生/185cm/80kg
12.西川周作(
広島)
1986/06/18生/183cm/81kg
23.権田修一(
FC東京)
1989/03/03生/187cm/83kg
DF:
3.駒野友一(
磐田)
1981/07/25生/172cm/76kg
15.今野泰幸(
FC東京)
1983/01/25生/178cm/73kg
4.栗原勇蔵(
横浜M)
1983/09/18/184cm/80kg
2.伊野波雅彦(
ハイデュク・スプリト/クロアチア)
1985/08/28生/179cm/73kg
5.槙野智章(
ケルン/ドイツ)
1987/05/11生/182cm/75kg
6.内田篤人(
シャルケ/ドイツ)
1988/03/27生/176cm/67kg
20.吉田麻也(
VVV/オランダ)
1988/08/24生/187cm/81kg
MF:
7.遠藤保仁(
G大阪)
1980/01/28生/178cm/75kg
22.阿部勇樹(
レスター・シティー/イングランド)
1981/09/06生/177cm/77kg
17.長谷部誠(
ボルフスブルク/ドイツ)
1984/01/18生/177cm/65kg
14.増田誓志(
鹿島)
1985/06/19生/179cm/75kg
13.細貝萌(
アウクスブルク/ドイツ)
1986/06/10生/176cm/69kg
8.柏木陽介(
浦和)
1987/12/15生/175cm/68kg
FW:
19.李忠成(
広島)
1985/12/19生/182cm/73kg
9.岡崎慎司(
シュツットガルト/ドイツ)
1986/04/16生/174cm/76kg
18.ハーフナー・マイク(甲府)
1987/05/20生/194cm/86kg
16.田中順也()
1987/07/015生/180cm/75kg
10.香川真司(
ドルトムント/ドイツ)
1989/03/17生/172cm/63kg
11.清武弘嗣(
C大阪)
1989/11/12生/172cm/66kg
21.原口元気(
浦和)
1991/05/09生/177cm/63kg

【川島、好守を連発】
 GK川島が好守を連発した。0−1の後半16分にカパーゼ、同点に追い付いた直後の同22分にもジェパロフとの1対1のピンチを迎えたが、いずれも好セーブを見せた。
 前半8分にゴールを許し、日本は1月のアジアカップ準決勝の韓国戦以来、6試合ぶりに失点した。最長記録の7試合連続無失点には届かなかったが「最低限の勝ち点は取れた。こういうアウェーの戦いに簡単な試合はない」と納得の表情。最後まで奮闘し、アウェーでの勝ち点1を引き寄せた。

【誕生日の阿部、悔しい交代】
 阿部が昨年のW杯以来となる先発出場を果たした。6日は誕生日で、30歳を迎えた守備職人の経験にザッケローニ監督は信頼を寄せての起用だったが、リードを許したことで前半のみで退いた。
 阿部は2年前の対戦で、終盤にわずかだが途中出場している。相手攻撃の軸で、2列目から飛び出すジェパロフのプレースタイルを見て知っていることも、起用の要因とみられた。しかし前半、そのジェパロフに先制点を決められ、悔しい交代となった。

【長谷部、トップ下は不発】
 本田(CSKAモスクワ)の代役でトップ下として先発し、後半は守備的MFに戻された長谷部は「僕の位置が高すぎた」と機能しなかったことを認めた。
 トップ下起用は「昨日(5日)言われた」という。所属するボルフスブルクではサイドバックでもプレーするが、司令塔は適応に苦しんだ。前半7分にはGKのキャッチミスを誘う強烈なシュートを放ったが、他に見せ場はなかった。

【清武、後半から出場】
 後半から阿部に代わって清武がピッチに立った。代表にデビューした8月10日の韓国戦、2日の北朝鮮戦とも途中出場ながらいずれもアシストを記録するなど、早くもチームに欠かせない存在となっている。
 フル代表で過ごす日々について「緊張感を持ってやれている」と話していた21歳の若手は北朝鮮戦と同じく、右MFでプレーした。

【遠藤、出場試合数が歴代3位に】
 遠藤が中澤佑二(横浜M)を抜き、歴代単独3位となる国際Aマッチ通算111試合目のピッチに立った。2002年11月に代表デビューした31歳のMFは、ザッケローニ監督就任後も全試合で先発し、チームを引っ張っている。
 通算出場のトップは横浜Mなどでプレーした井原正巳の122試合で、2位は川口能活(磐田)の116試合。

【ザック監督、13戦負けなし】
 日本のザッケローニ監督は昨年10月のアルゼンチン戦以来、指揮を執った国際Aマッチで13戦連続負けなし。これまでの日本代表の監督としての最長無敗記録となった。トルシエ監督が2000年6月〜12月まで、ジーコ監督が2004年4月〜8月まで、12試合連続負けなしの記録を持っていた。
 日本代表は昨年のW杯南アフリカ大会グループリーグ第3戦のデンマーク戦以降、国際Aマッチ17試合連続負けなしとなり、歴代1位の連続無敗記録を更新している。

【日本が6試合ぶりの失点】
 日本は1月のアジアカップ準決勝の韓国戦以来、6試合ぶりの失点を喫した。前半8分、ゴール前のこぼれ球から相手のジェパロフに決められた。
 前の試合までの5戦連続無失点は過去2番目に長い記録に並んでいたが、最長記録の7試合連続無失点には届かなかった。

≪超サカ採点表≫
ウズベキスタン代表
GK:
12.ネステロフ 6.5
好セーブで勝ち点1をチームにもたらす
DF:
22.カルペンコ 6.0
高い位置に顔を出して攻撃にアクセントを付ける
(75分2.イスマイロフ --)
3.ムラダジャノフ 6.5
体躯を生かした守備で日本攻撃陣を苦しめる
20.トゥフタフジャエフ 6.0
最後まで集中力を切らさずセカンドボールを処理
19.デニソフ 6.5
粘り強いディフェンスで存在感を示す
MF:
18.カパーゼ 6.0
ポジションチェンジを繰り返しながらボールを引き出す
9.アフメドフ 7.0
よく動き、上手くボールを動かしていた
7.ハイダロフ 6.0
バランスをとりながらボールを捌いてポゼッションをコントロール
8.ジェパロフ 6.0
周囲がよく見えていた
FW:
15.ゲインリフ 6.5
攻守に渡って精力的な動きを見せる
(78分16.シャツキフ --)
10.バカエフ 5.5
ボールにあまり絡まなかったがDFを引っ張っていた
(53分17.トゥルスノフ 5.0)
岡崎の動きに対応し切れず
監督:
アブラモフ 6.0
選手の特性を上手く引き出していた
日本代表
GK:
1 川島永嗣 7.0
決定的な場面で好守を連発
DF:
6.内田篤人 6.0
1アシストも守備に重きを置いてプレー
20.吉田麻也 6.0
タイトなディフェンスで存在感を示す
15.今野泰幸 6.0
鋭い出足で起点を作らせず
3.駒野友一 6.5
左サイドから右足クロスで好機を演出
(82分5.槙野智章 --)
MF:
9.岡崎慎司 6.0
値千金の同点弾も足元で受ける場面が多かった
22.阿部勇樹 5.0
特につなぎの部分で課題を残す
(46分11.清武弘嗣 6.5)
今回も途中出場で存在感を示す
7.遠藤保仁 6.0
的確なつなぎで落ち着きを与える
10.香川真司 5.5
前半は周囲との距離感が今一つで力を発揮し切れず
17.長谷部誠 6.0
トップ下では存在感を示せなかったが、後半は本来の位置で奮闘
FW:
19.李忠成 5.0
起点になれず、絶好機も決めれなかった
(65分18.ハーフナー・マイク 5.5)
前回同様、武器になることは示した
監督:
ザッケローニ 5.5
結果的に阿部の起用は失敗に終わる


初勝利
W杯アジア3次予選第2戦結果

グループC:

北朝鮮1−0タジキスタン
≪得点者≫
北朝鮮:パク・ナムチョル14

 2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア3次予選は本日6日、各地で試合が行なわれ、日本が所属するグループCでは、ウズベキスタンvs日本戦に先立って、平壌で北朝鮮とタジキスタンが対戦。試合はホームの北朝鮮が1−0で勝利した。
 北朝鮮は開始14分にパク・ナムチョルのゴールで先制すると、あとはタジキスタンに得点を許さず逃げ切った。この結果、初戦で日本に敗れていた北朝鮮は3次予選初勝利を挙げ、勝ち点を3とした。一方、シリアの追放処分により急遽今予選に参加したタジキスタンは2連敗となった。
 4チームずつ5グループに分かれた3次予選は、ホームアンドアウェー方式で争われ、各グループ上位2チームが最終予選に進む。


控え組が練習
 サッカー女子のロンドン五輪アジア最終予選で3連勝し、五輪出場にあと1勝とした女子日本代表は本日6日、中国山東省の済南市内で5日のオーストラリア戦の控え組が練習を行い、安藤(デュイスブルク)らがハーフコートでの5対5などで汗を流した。先発組は疲労回復のため、宿舎のプールやジムで調整に努めた。
 勝ち点9で首位の日本は、8日に同7で2位の北朝鮮に勝てば、3大会連続4度目の五輪出場が決まる。佐々木監督は大事な一戦に向けて「コンディションと個人のスキルをしっかり調整していく。オーストラリア戦より動く量が多くなるし、競り合う局面も多くなる。明日(7日)はしっかり北朝鮮戦を想定してやる」と話した。丸山は「みんなすごく疲れている。そういう時に出場してゴールを決めたい」と意欲的に話していた。

【澤が33歳の誕生日】
 なでしこジャパンの主将・澤穂希は本日6日が33歳の誕生日。報道陣から33本のバラの花束などをプレゼントされ「たぶん、中国で誕生日を迎えるのは2度目か3度目。みんなと誕生日を一緒に過ごせるのはすごく嬉しい」と喜んだ。
 33歳の抱負については「同い年ぐらいの女性は年を取るのが嫌という人が多いが、自分は毎年すごく充実している。いろいろなことに挑戦して自分磨きをしたい」と話した。ロンドン五輪出場にあと1勝と迫って「出場権を獲得するのが、自分へのご褒美かな?」と意気込んだ。

女子日本代表20名
GK:
12.福元美穂(岡山湯郷Belle)
1.海堀あゆみ(INAC神戸レオネッサ)
DF:
2.近賀ゆかり(INAC神戸レオネッサ)
5.矢野喬子(浦和レッズレディース)
14.上尾野辺めぐみ(アルビレックス新潟レディース)
3.岩清水梓(日テレ・ベレーザ)
15.鮫島彩(ボストン・ブレーカーズ/アメリカ)
16.田中明日菜(INAC神戸レオネッサ)
4.熊谷紗希(フランクフルト/ドイツ)
MF:
10.澤穂希(INAC神戸レオネッサ)
8.宮間あや(岡山湯郷Belle)
9.川澄奈穂美(INAC神戸レオネッサ)
6.阪口夢穂(アルビレックス新潟レディース)
13.宇津木瑠美(モンペリエ/フランス)
FW:
7.安藤梢(デュイスブルク/ドイツ)
18.丸山桂里奈(ジェフユナイテッド市原・千葉)
11.大野忍(INAC神戸レオネッサ)
17.永里優季(トリビューネ・ポツダム/ドイツ)
20.永里亜紗乃(日テレ・ベレーザ)
19.高瀬愛実(INAC神戸レオネッサ)


19.7%
 サッカー女子のロンドン五輪アジア最終予選でNHK総合が5日夕に生中継された女子日本代表(なでしこジャパン)vs女子オーストラリア代表戦で、日本が決勝点を挙げた後半の平均視聴率が、関東地区で19.7%、関西地区で13.7%の高視聴率を記録したことが本日6日、ビデオリサーチの調べで分かった。同時間帯の同局の視聴率は通常5%程度。
 瞬間最高視聴率は、試合終了直後の午後6時22分の24.0%(関東地区)、18.2%(関西地区)だった。
 前半の平均視聴率は、関東地区で14.1%、関西地区で7.8%。


3連勝
ロンドン五輪アジア最終予選第3戦結果

女子日本代表1−0
女子オーストラリア代表
(山東スポーツセンター)
≪得点者≫
女子日本代表:川澄奈穂美62
≪出場メンバー≫
女子日本代表
GK:
1.海堀あゆみ
DF:
2.近賀ゆかり
3.岩清水梓
4.熊谷紗希
15.鮫島彩
MF:
11.大野忍
(81分18.丸山桂里奈)
10.澤穂希(cap)
=80分
6.阪口夢穂
8.宮間あや
FW:
17.永里優季
9.川澄奈穂美
(71分7.安藤梢)
ベンチ:
GK:
12.福元美穂
DF:
5.矢野喬子
14.上尾野辺めぐみ
16.田中明日菜
MF:
13.宇津木瑠美
FW:
19.高瀬愛実
20.永里亜紗乃

フォーメーション
(4-2-2-2)

   9  17
8       11
   6  10
15  4  3  2
    1

韓国2−3北朝鮮

中国
2−0タイ

ロンドン五輪アジア最終予選順位表
(第3戦終了時)

1位 日本
勝ち点9 得6 失1
得失点差 +5
3勝

2位 北朝鮮
勝ち点7 得4 失2
得失点差 +2
2勝1分

3位
中国
勝ち点5 得2 失0
得失点差 +2
1勝2分

4位 オーストラリア
勝ち点3 得5 失3
得失点差 +2
1勝2敗

5位 韓国
勝ち点1 得3 失5
得失点差 -2
1分2敗

6位 タイ
勝ち点0 得1 失10
得失点差 -9
3敗

 サッカー女子のロンドン五輪アジア最終予選第3日は本日5日、中国山東省の済南市で行われ、日本は川澄(INAC)の決勝点でオーストラリアを1−0で退け、3連勝の勝ち点9で首位を守った。8日の第4戦で北朝鮮に勝てば1位が確定し、3大会連続4度目の五輪出場が決まる。
 日本は2試合ぶりに先発したFW永里優(ポツダム)がポストに当たるシュートを放つなど前半から優勢。0−0の後半17分に川澄が左足でゴールし、日本が初優勝した女子ワールドカップ(W杯)でベスト8のオーストラリアを下した。オーストラリアは勝ち点3。
 北朝鮮は3−2で韓国に勝ち、勝ち点7で2位をキープした。中国はタイを2−0で下して初勝利を挙げ、勝ち点5とした。予選の上位2チームが五輪出場権を得る。

熊谷紗希
「しっかり準備して、予測して守れた。どの相手も強いので(オーストラリアが)最大のライバルという意識はなかった」

鮫島彩
「厳しい戦いだった。(オーストラリアは)スピードも高さもあったが、しっかり守れた。無失点だったのは次につながる」

澤穂希
「前半に決定機が何度かあった。決められなくて厳しい流れになったが、川澄が1点でも取ってくれたのは良かった。(北朝鮮戦まで)中2日あるのでしっかり休んで臨みたい」

川澄奈穂美
「中1日で、こっちも疲れがあった。ブロックを敷いてくる相手への攻撃が課題。決め切るところで決められなかったのは反省点」

女子日本代表・佐々木則夫監督
「韓国戦より動きは悪くなかったが、本調子には至っていない。オーストラリアは体が重く、助かった」

日本サッカー協会・小倉純二会長
「よく頑張って勝った。一山越えた。何とか次の試合で(五輪出場を)決めてもらいたい」

女子日本代表20名
GK:
12.福元美穂(岡山湯郷Belle)
1.海堀あゆみ(INAC神戸レオネッサ)
DF:
2.近賀ゆかり(INAC神戸レオネッサ)
5.矢野喬子(浦和レッズレディース)
14.上尾野辺めぐみ(アルビレックス新潟レディース)
3.岩清水梓(日テレ・ベレーザ)
15.鮫島彩(ボストン・ブレーカーズ/アメリカ)
16.田中明日菜(INAC神戸レオネッサ)
4.熊谷紗希(フランクフルト/ドイツ)
MF:
10.澤穂希(INAC神戸レオネッサ)
8.宮間あや(岡山湯郷Belle)
9.川澄奈穂美(INAC神戸レオネッサ)
6.阪口夢穂(アルビレックス新潟レディース)
13.宇津木瑠美(モンペリエ/フランス)
FW:
7.安藤梢(デュイスブルク/ドイツ)
18.丸山桂里奈(ジェフユナイテッド市原・千葉)
11.大野忍(INAC神戸レオネッサ)
17.永里優季(トリビューネ・ポツダム/ドイツ)
20.永里亜紗乃(日テレ・ベレーザ)
19.高瀬愛実(INAC神戸レオネッサ)

【なでしこ“らしさ”戻ってライバル撃破】
 本来のなでしこらしさが戻った。内容で圧倒された3日の韓国戦とは一転し、ボール保持率を高めてパスを回すサッカーが復活。今大会で最大のライバルとなるとみられていたオーストラリアを下して3連勝を飾り、ロンドン五輪がみえてきた。
 攻め続けながら得点が奪えないもどかしさを川澄が振り払った。0−0の後半17分、鮫島からのパスを受けた永里優がDFを背負いながら、左サイドを駆け上がってきた川澄にパス。GKと1対1になり、落ち着いて決勝ゴールを流し込んだ。
 世界女王といえども、決して侮れない相手だった。国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは、今大会で日本の4位に次ぐ9位。W杯への出場権も2010年のアジアカップで日本が3位で手にしたのに対し、堂々の優勝で獲得している。
 W杯では決勝トーナメント進出を果たし、セルマーニ監督が試合前に「W杯女王と対戦するのは楽しみ」と意気込むなどモチベーションも十分。佐々木監督も予選突破に向けて「最大の山になる」と気を引き締めていた難敵だった。
 山を越えたとはいえ、気を緩めるわけにはいかない。残る北朝鮮と中国は過去の対戦成績で大きく負け越している女子サッカーの伝統国。かつては格下だった日本に対する意地もあるだろう。女王らしく最後まで隙をみせるつもりはない。

【川澄が千金V弾】
 前半から終始ボールを支配し、何度も決定機がありながらゴールを奪えないモヤモヤを振り払ったのは身長1メートル57の小柄なFW川澄の左足だった。後半17分、永里優のポストプレーからDFラインの裏に抜け出した川澄が先制ゴール。日本はその後も主導権を渡さずに1−0で逃げ切った。
 川澄は初戦のタイ戦、2戦目の韓国戦とフル出場。中1日で迎えたオーストラリア戦は「疲れがあった」という。ただ、佐々木則夫監督が「オーストラリアは体が重く、助かった」と振り返ったように相手にも疲れが見える中、持ち前のスピードと豊富な運動量でチームの勝利に貢献。ロンドン五輪切符を引き寄せる値千金のゴールも決めた。
 次は中2日で北朝鮮と対戦。2勝1分けで勝ち点7と日本に次いで2位につける強豪との戦いを控えているだけに川澄は「ブロックを敷いてくる相手への攻撃が課題。決め切るところで決められなかったのは反省点」と反省も忘れなかった。

【阪口が冷静にパス配球】
 澤と中盤でコンビを組む阪口が、パスの配球役として活躍した。
 オーストラリアが前半、澤にマークをつけてきたことから、澤がおとりになり、阪口が攻撃を仕切った。時折、ミドルシュートも狙うなど存在感を発揮。「前に急がず、つなごうと言っていた。前半の展開だと焦って蹴ってしまうことが多いが、そうならなかった」と話した。

≪超サカ採点表≫
女子日本代表
GK:
1.海堀あゆみ 6.5
飛び出しの判断が良かった
DF:
2.近賀ゆかり 7.0
攻め上がりのタイミングは流石
3.岩清水梓 7.0
次のプレーを予測した動きで存在感を示す
4.熊谷紗希 6.0
精度の高いパスで攻撃の起点になったが危ないパスも…
15.鮫島彩 6.5
対峙したフォードの対応に苦慮も攻撃参加は○
MF:
11.大野忍 6.0
スペースの使い方が秀逸
(81分18.丸山桂里奈 --)
6.阪口夢穂 7.5
上手くボールを引き出し、中盤に落ち着きを与える
10.澤穂希 6.5
前への推進力でチームに勢いを与える
8.宮間あや 7.5
パス出しのタイミングが絶妙
FW:
17.永里優季 5.0
後半はボールを収めて起点となるも前半の好機を生かせず
9.川澄奈穂美 7.0
動きの質が高く、決めるところで決めた
(71分7.安藤梢 6.0)
交代選手の役割をきっちり果たす
監督:
佐々木則夫 6.5
オーストラリアの運動量にも助けられたが、忍耐が実を結ぶ


正式発表
 J1の清水エスパルスは本日6日、元スウェーデン代表MFフレドリック・リュングベリ(34)が完全移籍で加入したと正式に発表した。背番号は『21』に決まった。8月26日に来日し、今月3日から練習に参加していた。10日の磐田戦(エコパ)でデビューする見込み。9日に本拠地のアウトソーシングスタジアム日本平で入団会見する。
 リュングベリは同国代表で国際Aマッチ75試合に出場し、14得点をマーク。イングランドプレミアリーグで長くアーセナルの主力選手としても活躍し、同リーグ優勝などのタイトル獲得に貢献した。昨季はスコットランドプレミアリーグのセルティックでプレーした。


全治1〜2ヶ月
 イングランドプレミアリーグ、アーセナルのベルギー代表DFトーマス・フェルマーレン(25)が左足アキレス腱を痛めて手術を受けていたことが5日、明らかになった。
 アキレス腱を痛めたフェルメーレンはスウェーデンで手術を行った。復帰までには1〜2ヶ月ほど見通しで、今後の経過次第ではさらにずれ込む可能性があるという。
 セスク・ファブレガスやサミール・ナスリらを失ったアーセナルでは中盤の要として期待されていたジャック・ウィルシャーが右足首の故障により2〜3ヶ月戦線から離れることが分かったばかり。加えて、守備の要まで失うことになり、アーセナルはさらに厳しい戦いを強いられることになりそうだ。


1年ぶり復帰
国際親善試合結果

ブラジル1−0ガーナ
≪得点者≫
ブラジル:レアンドロ・ダミアン45
≪出場メンバー≫
【ブラジル】
GK:
ジュリオ・セーザル
DF:
ダニエウ・アウベス、ルシオ、チアゴ・シウバ、マルセロ
MF:
ルーカス・レイバ、フェルナンジーニョ
(46分フッキ)、ガンソ(11分エリアス
FW:
ロナウジーニョ、ネイマール、レアンドロ・ダミオン(78分パト)

ボリビア0−0ペルー

 サッカーの国際親善試合が5日、英国・ロンドンなどで2試合が行われ、ロナウジーニョ(31)が昨年11月以来に代表復帰したブラジルがガーナに1−0で勝利した。
 ガーナが前半33分に退場者を出し、数的優位に立ったブラジルは、前半終了間際にレアンドロ・ダミアンのゴールで先制した。
 しかしブラジルはその後チャンスを多く作れずに苦戦。試合終盤にFKのチャンスがあったが、ロナウジーニョのシュートは相手GKにセーブされた。


発表
 ブラジル代表のマノ・メネゼス監督は5日、アルゼンチンとのホーム&アウェーでの親善試合(14日・アルゼンチン・コルドバ、28日・ブラジル・ベレン)に向けた同国代表メンバー24名を発表した。全員が国内リーグ所属選手で、FWネイマール(サントス)や5日のガーナ戦でフル出場したロナウジーニョ(フラメンゴ)も再び招集された。
 ブラジル代表メンバー24名は以下の通り。

ブラジル代表24名
GK:
ジェフェルソン(ボタフォゴ)
ファビオ(クルゼイロ)
ラファエウ(サントス)
DF:
ロドウフォ(サンパウロ)
ブルーノ・コルテス(ボタフォゴ)
ダニーロ(サントス)
デデ(バスコ・ダ・ガマ)
ロムロ(バスコ・ダ・ガマ)
エンリキ(パルメイラス)
クレーベル(インテルナシオナル)
マリオ・フェルナンデス(グレミオ)
レーベル(アトレチコ・ミネイロ)
MF:
ラウフ(コリンチャンス)
パウリーニョ(コリンチャンス)
シセロ(サンパウロ)
カゼミーロ(サンパウロ)
ルーカス(サンパウロ)
オスカル(インテルナシオナル)
チアゴ・ネービス(フラメンゴ)
レナト・アブレウ(フラメンゴ)
ロナウジーニョ(フラメンゴ)
FW:
ネイマール(サントス)
レアンドロ・ダミアン(インテルナシオナル)
フレッジ(フルミネンセ)


超サカFLASH

2アシスト
 ドイツブンデスリーガ、ボルシア・メンヘングラッドバッハに所属するMF大津祐樹が、4日に行われたデュイスブルク(2部)との練習試合に出場し、2アシストをマークした。試合はボルシアMGが3−1で勝利した。大津は「僕はいつも良いパフォーマンスを披露できるよう心掛けている。2アシストできたことは悪くない」とコメントし、「だいぶフィットしてきたが、まだまだ改善点しなければならないことはある」と今後に向けて意気込んだ。

役員3人処分
 J1柏は本日、川崎vs柏(7月16日・等々力)で発生した柏のサポーター同士による傷害事件を受け、御手洗尚樹社長ら役員3人に過怠金または減俸の処分を科したと発表した。御手洗社長が役員報酬(月俸)の10%、寺坂利之常務が同5%、吉田憲司事業本部長が同3%で、いずれも3カ月分。

一時帰国
 J2栃木は本日、MFパウリーニョが右腓骨骨折で全治約2ヶ月と診断され、治療のためブラジルに一時帰国すると発表した。再来日は11月上旬の予定。

手術
 J2徳島は6日、DF平島崇が左大腿直筋近位腱断裂、GK上野秀章が左膝外側半月板損傷などで手術を受けたと発表した。2人はそれぞれ8月の練習で負傷した。

全治10日
 J2水戸は本日、FW吉原宏太が左アキレス腱断裂手術縫合部の裂傷で全治10日間と診断されたと発表した。

ベンチ入り禁止
 欧州サッカー連盟(UEFA)は5日、2試合のベンチ入り禁止処分を受けたアーセナル(イングランド)のアーセン・ベンゲル監督の不服申し立てを却下したと発表した。処分は欧州チャンピオンズリーグ(CL)グループリーグの最初の2試合に適用される。FW宮市亮が所属するアーセナルは13日にアウェーでMF香川真司のドルトムント(ドイツ)と、28日にはホームでオリンピアコス(ギリシャ)と対戦する。ベンゲル監督は8月16日の欧州CLプレーオフ第1戦のウディネーゼ(イタリア)戦で、ベンチ入り禁止処分を受けていたにも関わらず、スタンドから電話で指示を出した。アーセナルには罰金1万ユーロ(約108万円)が科された。

9日開幕
 選手会のストライキで開幕が延期されていたサッカーのイタリアセリエA(1部)が5日、選手会とリーグ側が暫定的な労使協定を結んだため、9〜11日の第2節からスタートすることになった。9日はミランがラツィオと対戦する。セリエAは当初、8月27日が開幕予定日だった。協定では今後の30日間で、選手がトップチームの練習に参加する権利についての条項が盛り込まれることになった。

罰金
 ドイツブンデスリーガでMF長谷部誠が所属するボルフスブルクのフェリックス・マガト監督が、ヘルメスとマンジュキッチに対し、戦術を無視したとして1−4で敗れた8月中旬のボルシア・メンヘングラッドバッハ戦後にそれぞれ1万ユーロ(約108万円)の罰金を科していたことが5日、明らかになった。

恐怖症で負傷
 ドイツブンデスリーガのハンブルガーSVは5日、3日に行われたスイスのクラブとの親善試合に向かう飛行機で、ペルー代表FWパオロ・ゲレーロが太ももを負傷したと発表した。同選手は以前から飛行機恐怖症として知られている。ゲレーロはフライト中、極度の緊張から席で足をつり、その影響で筋肉を傷めた。

再入院
 ブラジルのメディアは本日、サッカー元同国代表のソクラテス氏(57)が深刻な病状とみられると報じた。同氏は8月20日に腸管出血と診断され、治療後に一度退院したが、このほど再入院した。ソクラテス氏はブラジル代表で主将を務め、ワールドカップでは1982年、1986年の2大会に出場、元日本代表監督のジーコ氏らとプレーした。


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