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本日の超最新情報
U-22日本代表がU-22マレーシア代表に快勝して白星発進!!
2011.09.21.WED

INDEX

白星発進
ロンドン五輪アジア最終予選第1戦
グループA
韓国2−0オマーン
サウジアラビア1−1カタール
グループB
オーストラリア0−0UAE
ウズベキスタン2−0イラク
グループC
U-22日本代表2−0U-22マレーシア代表
シリア3−1バーレーン
日本は東慶悟&山崎亮平のゴールで快勝して白星発進!

15位
最新FIFAランキング発表、アジア最上位の日本は前回同様15位!スペインはオランダと入れ替わって1位返り咲き!

暫定首位
J2第5節第2日
札幌4−2東京V
2位札幌は岡本賢明の2ゴールなどで打ち合いを制し、4連勝で暫定首位浮上!

日本人対決
イタリアセリエA第4節
ノバーラ3−1インテル
セリエAで7年ぶりとなる日本人対決は、森本貴幸&長友佑都が揃ってフル出場し、森本はPK獲得など2得点に絡む活躍!大金星のノバーラはセリエAで55年ぶりの白星!

フル出場
KNVBカップ2回戦
フィテッセ0−0(PK5−4)NAC
VVV0−2ヘーレンフェーン
フェイエノールト4−0AGOVV(2部)
安田理大、吉田麻也、カレン・ロバートはともにフル出場!フィテッセは延長&PK戦の末に3回戦進出!

初スタメン
スペインリーガエスパニョーラ第5節
ビジャレアル2−0マジョルカ
家長昭博は今季初のスタメン出場!マジョルカは完敗して3連敗!

デビュー
カーリングカップ3回戦
アーセナル3−1シュルーズベリー・タウン(4部)
リーズ(2部)0−3マンチェスター・ユナイテッド
宮市亮は後半27分から出場し、アーセナルで公式戦デビュー!アーセナルは逆転勝ちで4回戦進出!マンUはオーウェンの2ゴールなどで完勝!

ドロー
フランスリーグアン第7節
ボルドー1−1リール
昨季王者の4位リールは追い付いてドロー!

本日の超サカFLASH
本田圭佑が所属するCSKAモスクワが公式ウェブサイトの日本語版を開設ほか


本文
=
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白星発進
ロンドン五輪アジア最終予選第1戦結果

グループC:

U-22日本代表2−0U-22マレーシア代表

会場:ベストアメニティスタジアム
観衆:22504人
主審:アブドゥラ・バリデー(クウェート)
天気:曇り
風:弱風
気温:25℃
湿度:43%
ピッチ表面:乾燥
ピッチ状態:全面良芝

≪得点者≫
U-22日本代表:東慶悟10、山崎亮平77

≪出場メンバー≫
U-22日本代表
GK:
1.権田修一(FC東京)
DF:
4.酒井宏樹()
13.鈴木大輔(新潟)
12.濱田水輝(浦和)
2.酒井高徳(新潟)
MF:
17.清武弘嗣(C大阪)
3.扇原貴宏(C大阪)
(81分16.山口螢(C大阪))
8.山村和也(流通経大)(cap)
14.原口元気(浦和)
10.東慶悟(大宮)
(68分7.山崎亮平(磐田))
FW:
9.大迫勇也(鹿島)
(59分11.永井謙佑(名古屋))
ベンチ:
GK:
18.安藤駿介(川崎)
DF:
5.比嘉祐介(流通経済大)
6.高橋祥平(東京V)
MF:
15.山田直輝(浦和)

フォーメーション
(4-2-3-1)

    9
14  10   17
   8  3
2  12  13  4
    1

≪各種データ≫
U-22日本代表U-22マレーシア代表
ボール支配率:
68%:32%
シュート数:
26:2
直接FK数:
10:13
間接FK数:
0:1
CK数:
5:2
GK数:
3:16
PK数:
0:0
オフサイド:
1:0

シリア3−1バーレーン
≪得点者≫
シリア:ファレス15、15、アル・ジャファル45
バーレーン:マホルフィ84=PK

グループA:

韓国2−0オマーン
≪得点者≫
韓国:ユン・ビッカラム24、キム・ボギョン74

サウジアラビア1−1カタール
≪得点者≫
サウジアラビア:ダグリーリ12
カタール:アル・ネハミ90

グループB:

オーストラリア0−0UAE

ウズベキスタン2−0イラク
≪得点者≫
ウズベキスタン:テムルフジャ71、トゥラエフ78

 来年のロンドン五輪出場を目指すサッカー男子のU-22(22歳以下)日本代表は本日21日、佐賀県鳥栖市のベストアメニティスタジアムでのアジア最終予選グループC初戦でU-22マレーシア代表に2−0で快勝し、5大会連続9度目の五輪出場へ好スタートを切った。
 日本は前半に東慶悟(大宮)が先制点を決め、後半にも山崎亮平(磐田)が追加した。
 同予選は来年3月まで。女子の日本代表「なでしこジャパン」との3大会連続となるアベック五輪出場を狙う。

山村和也(流通経大)
「(追加点がなかなか入らなかったが)焦らずに次の点を取りにいこうと話した。(今後は)まずは決めるところで決めて、あと中盤も簡単なミスが多かったので修正したい。次も勝って、しっかり(五輪)本戦に出場したいと思う」

清武弘嗣(C大阪)
「もっともっと点を決められたし、自分も3、4回チャンスがあったので悔しい。でもまずは勝って良かった。(前半早い時間に点が取れたが、その後はなかなか取れなかった)ちょっとミスも多かったし、そういうことを修正してやらないといけない。でも慶悟(東)が1点目を決めてくれてよかったと思います。(1点目のシーンは)慶悟しか見えなかったんで。自分で打つ選択肢もあったが、サコ(大迫)も走ってたが、サコは見えてなかった。自分で打つか、慶悟か。うまく相手が食いついてくれたんで、パスを出せた。(2点目は)謙佑(永井)を生かしてあげたかったし、うまくあそこでオフサイドにならないようにタイミングを計ってくれたんで良かった。(後半40分くらいに足を痛めたが?)全然問題ない」

原口元気(浦和)
「点を取れなかったのは正直悔しい。点を取ることが自分の仕事だと思ってるから、そこは悔しいが、でもプレーの質という面では今日は良かったと思うし、うまくプレーできてたかなと思う。(周囲との連係という意味では)そういう質は良かったなとホント思う。受ける場所も良かったし、状況判断もうまくいってたんで、ドリブルも何回かできたし、あとは結果だけ。でも、結果を出さないと満足はできないから、そこはまた強くこだわらないといけないかなと思う」

永井謙佑(名古屋)
「(ゴールは取れなかったが)追加点を、ザキさん(山崎)と途中から入ったメンバーで決められたんで、良かった。(サブスタートは)まあ、サブでもスタメンでもやることはそんなに変わらないんで、ホント特にそんな落ち込んでるわけでもないし、出たら結果を残すだけだった。(ゴールシーンは)キヨ(清武)のボールが良かった。オフサイドだけ気をつけて、あとザキさんがフリーだったんで。勝ったなというのはなかったですけど、まだ2点だったんで、3点目を取りにいきたかった。自分が取りたい気持ちもあったが、チームとして得失点差が後々絡んでくるんで、そういう部分でもう1点くらいはほしかった」

山崎亮平(磐田)
「途中から入ったからには試合の流れを変えるプレーだったり、そういう仕事をしないといけないと思ったんで、点が取れて良かった。1−0であのままいくのと、もう1点取って2−0になるのとは全然違うと思うので。点を取れたのは良かったが、もっと早い時間に2点目を取る必要があったと思うし、そこが課題(2次予選の後、病気になって離脱したが)今回は直前の合宿も呼ばれなかった。その中で呼んでもらえたってことで、試合で結果を残さないといけないと思っていた。今日は1点取れたが、こういう試合をどんどん続けてやっていきたい」

U-22日本代表・関塚隆監督
「(選手達には)やるべきことはやってきたので、ピッチで自信と勇気を持って、目標に向かってチャレンジしようと言って送り出した。先制点は早い時間帯で取れて、それを大事にしながら追加点を狙っていたが、チャンスがありながらも、決め切れなかった。1点目を守ろうという気持ちと、追加点を取りたいという気持ちの中で、中盤にスムーズさがなかった。これは次に向けての課題として修正していきたい。(永井のベンチスタートは)前半はマレーシアが引いてくると思っていたので、(先発した)大迫を起点にしてのサイド攻撃を考えていた。後半に相手が疲れてきたところで永井を使いたいと思っていた。(今後は)我々は成長しながらロンドン五輪の出場権を手にしたいと思っているので、是非応援をよろしくお願いします」

U-22マレーシア代表・キム・スウィー・オン監督
「強いチームに負けた。レベルが違った。瞬間的な集中力が途切れたところをうまく利用された。ただ、我々のGKとキャプテンは大変良いプレーをした。今日の試合によって、自分達が何を改善するべきかということがわかったし、学ぶ点は多くあった」

U-22日本代表21名
GK:
権田修一(
FC東京)
増田卓也(流通経済大)
安藤駿介(
川崎)
DF:
比嘉祐介(流通経済大)
鈴木大輔(
新潟)
吉田豊(
甲府)
酒井宏樹(
)
濱田水輝(
浦和)
酒井高徳(
新潟)
高橋祥平(
東京V)
MF:
清武弘嗣(
C大阪)
山村和也(流通経済大)
山田直輝(
浦和)
東慶悟(
大宮)
山口螢(
C大阪)
扇原貴宏(
C大阪)
水沼宏太(栃木)
FW:
永井謙佑(
名古屋)
山崎亮平(
磐田)
大迫勇也(
鹿島)
原口元気(
浦和)

【関塚ジャパンが白星発進】
 初戦でマレーシアを2−0で下し、関塚ジャパンが白星スタートを切った。試合前「やるべきことをやってきたので、自信を持って目標に向かってチャレンジしよう」と選手をピッチに送り出した指揮官は、ホームでしっかり勝ち点3を奪ったことに、安堵の表情を浮かべた。とはいえ、早い時間帯に先制点を奪いながら、なかなか追加点が奪えなかったことには反省。「1点を守り切ろうとする気持ちと、追加点を決めようという気持ちで迷いがあった。中盤のところで、もう1つスムーズさがなかったことは次への課題」と振り返った。

【清武、アシストで白星貢献】
 U-22日本代表の中心は、やはり清武だった。まずは前半10分、エリア内に持ち込み右の東に絶妙パスを送り先制点をアシスト。「決めてくれて良かった」と笑顔で振り返った。さらに後半31分。「(永井)謙佑が見えたので出すだけだった」とゴール右の永井に浮き球で柔らかくパスを出すと、そこから貴重な2点目へとつながった。
 後半40分過ぎには左足に違和感を訴え、苦痛に顔をゆがめたが、ザックジャパンでも存在感を発揮し続ける男は最後までピッチに“君臨”。試合後には「勝つだけだったので、勝てて良かった」としながらも、再三の得点機に決められなかったことを悔しがり「次は決めます。次は(足を)つらないようトレーニングして臨みます」と話した。

【永井、俊足生かし期待に応える】
 切り札として後半途中から投入された永井は俊足を生かし、関塚監督の期待に応えた。31分には相手守備陣の裏側に飛び出し、清武のパスを折り返して山崎のゴールをお膳立て。「点は取りたかったけれど、アシストできたので良かった」と満足そうだった。
 先発の座は1トップの定位置を争う大迫に譲ったが、持ち味は十分に発揮した。「予選を戦っていくには、大迫と2人でやっていくことが大事。別にサブ(控え)として出たからといって、やることは変わらない」と話した。

【山崎が貴重な追加点】
 後半途中から出場した山崎が貴重な追加点を決めた。31分、空いたゴール前に走り込み、右サイドの永井からの折り返しを右足のワンタッチで合わせた。「途中から出たからには、流れを変えるのが仕事」と誇らしそうだった。
 6月の五輪アジア2次予選を終えた後、甲状腺機能亢進症のバセドー病を発症し、その後は代表に招集されていなかった。「呼んでもらったからには、結果を残さないといけないと思っていた」という執念のゴールだった。

【大迫、4本のシュートも無得点】
 先発で1トップを務めた大迫は無得点に終わり「前で起点はつくれたと思うが、ゴール前にもっと入っていければ良かった」と少し冴えない表情だった。
 前半24分、原口のシュートをGKが弾いたところを、詰めにいったが、蹴り込めなかった。後半14分に永井と交代するまでに放ったシュートは4本。「相手が結構、引いて守ってきて難しかった」と話した。

【7試合ぶりの無失点】
 日本の守備陣はほとんど危なげなかった。チーム全体が連動した守りでゴール前にボールを運ばせず、マレーシアに2本のシュートしか許さなかった。
 7試合ぶりの無失点。最後尾で守備を支えたGK権田は「僕のところに来るまでに、遮断してくれた。チームみんなでしっかりやった結果」と手応えを口にした。

【小倉会長「勝てて良かった」】
 5大会連続9度目の五輪出場へ好スタートを切った日本だが、2点目がなかなか奪えなかったことで小倉純二・日本サッカー協会会長は「見ている人はいらいらしたかもしれないけれど、まずは勝てて良かった」と語った。それでも「慣れてくれば、とてもいいチームになる。女子に負けずに、男子もロンドン五輪に出場してもらいたい」と、なでしこフィーバーに続く、男子の躍進にも期待したいた。

≪超サカ採点表≫
U-22日本代表
GK:
1.権田修一 6.0
特にピンチらしいピンチはなかった
DF:
4.酒井宏樹 6.0
タイミングの良い攻め上がり
13.鈴木大輔 5.5
やや攻め急ぎすぎるパスが目についた
12.濱田水輝 6.0
的確な繋ぎを見せていた
2.酒井高徳 5.5
ザカリアの対応にやや手を焼く
MF:
17.清武弘嗣 6.5
中盤で存在感を示したが、決定機を生かし切れず
3.扇原貴宏 6.5
的確な捌きを見せ、タイミングの良い縦パスで攻撃のスイッチを入れた
(81分16.山口螢 --)
8.山村和也 6.0
攻守に存在感を示すも、パスの精度をやや欠く
14.原口元気 6.0
ゴールへの積極性は感じられた
10.東慶悟 6.0
前半は好機に絡むも徐々に姿を消す
(68分7.山崎亮平 6.0)
しっかりと結果を残す1ゴール
FW:
9.大迫勇也 5.5
あまりボールを収められず
(59分11.永井謙佑 6.0)
持ち味を生かしきれなかったが1アシスト
監督:
関塚隆 5.5
選手の組み合わせや試合運びに再考の余地あり


15位
 国際サッカー連盟(FIFA)は本日21日付の最新世界ランキングを発表し、アジア最上位の日本は前回と同じ15位だった。オーストラリアが19位で、韓国は29位。
 ワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア3次予選で日本と同グループのウズベキスタンは79位、北朝鮮は121位、タジキスタンは157位。
 スペインがオランダと入れ替わって1位に返り咲いた。3位はドイツ。ウルグアイが5位から過去最高の4位に浮上し、3つ上げたポルトガルが5位で続いた。

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暫定首位
J2第5節第2日結果

札幌4−2東京V
(札幌ド・11368人)
≪得点者≫
札幌:古田寛幸2、近藤祐介61、岡本賢明88、89
東京V:河野広貴4、小林祐希77

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Jリーグディビジョン2
順位表&得点ランキング


 J2第5節第2日は本日21日、札幌ドームで1試合が行われ、札幌が同点で迎えた試合終了間際に岡本が2得点し、東京Vを4−2で下して4連勝とした。札幌は勝ち点49となり、1試合少ないFC東京の同48を上回って暫定首位に浮上した。東京Vは勝ち点37で7位のまま。


日本人対決
イタリアセリエA第4節結果

ノバーラ3−1インテル
(スタディオ・シルヴィオ・ピオーラ・11450人)
≪得点者≫
ノバーラ:メッジョリーニ38、リゴーニ86=PK、90+1
インテル:カンビアッソ89
≪出場メンバー≫
【ノバーラ】
GK:
ウイカニ
DF:
デッラフィオーレ
、ラドバノビッチ(65分マリアニーニ)、パーチ、リズッツォ
MF:
ポルカーリ、ゲミティ、マッツァラーニ(69分ジェダ)、リゴーニ
FW:
メッジョリーニ(63分ジョルジ)、森本貴幸
【インテル】
GK:
ジュリオ・セーザル
DF:
ラノッキア
(85分)、ルシオ、キブ
MF:
サネッティ、カンビアッソ、スナイデル(68分M・サラテ)、長友佑都
FW:
カスタニョス(46分オビ
)、フォルラン(46分パッツィーニ)、D・ミリート

 イタリアセリエAは20日、第4節の1試合が行われ、FW森本貴幸が所属するノバーラがホームでDF長友佑都のインテルと対戦し、森本と長友はともにフル出場してセリエAで初めて対戦した。セリエAでの日本人対決は2004年以来7年ぶり。試合はノバーラが3−1で快勝した。
 森本はゴールこそなかったが、終盤の2点目と3点目に絡み、今季1部に昇格したチームの初勝利に大きく貢献した。左MFの位置でプレーした長友は何度もクロスを上げたが、大きな見せ場はつくれなかった。
 強豪のインテルは3試合を終えて1分け2敗の勝ち点1で、またも白星を逃して早くも今季2敗目を喫した。
 国内リーグ開幕からの2試合を1分け1敗で終えた上、欧州チャンピオンズリーグのグループリーグ開幕戦でもホームでトラブゾンスポル(トルコ)に0−1で敗れ、最悪のスタートを切ったインテル。ガスペリーニ監督への風当たりが強まる中、昇格組のノバーラが相手となったこの日の試合でも悪い流れを引きずる形となった。
 まずは開始早々の1分、インテルはキブの不用意なパスミスから決定的なピンチを招くと、38分にはノバーラのマッジョリーニに決められ失点。エンドが代わった後半2分には、右サイドから長友が中央に切り込んで左足で強烈ミドルを放つも、これはポストの左に外れてしまう。
 一方、ホームのノバーラは後半、この日先発出場した森本が大活躍。8分、カウンターから上手く潰れて決定機を生みだすと、27分には絶妙なヒールパスで味方のシュートシーンを演出。そして迎えた42分、ロングボールを受けてエリア内に侵入すると、ラノッキアに倒されて値千金のPKを獲得するとともに、ラノッキアを一発退場に追いやる。
 このPKをリゴーニが決めて2点をリードしたノバーラは、その直後に長友の右クロスのクリアミスからカンビアッソに決められ1点差に詰め寄られるが、ロスタイムにはまたしても森本が輝きを放つ。右サイドのコーナーフラッグ付近でボールをキープした森本は、巧みな身のこなしでインテルMFオビと入れ替わると、そのパスからリゴーニの得点が生まれ、ダメ押しのゴールを演出する形となった。
 この結果、インテルは今季3試合目にして早くも2敗目。一方のノバーラは今季初勝利を挙げ、セリエAで55年ぶりの白星を手にすることとなった。
 インテルの次節は24日に予定され、敵地でボローニャと対戦。ノバーラは25日にアタランタとのアウェー戦に臨む。

【森本、仕事きっちり】
 派手なプレーはなかったが、森本はきっちり仕事をこなした。前線での頑張りでノバーラの今季初勝利と、インテルからの金星に貢献した。
 1−0で迎えた試合終盤にロングパスを受けてペナルティーエリア内に攻め込み、相手DFの反則を誘ってPKを獲得。これをMFリゴーニが決めた。ロスタイムにもボールキープからリゴーニの得点につなげ、テッセル監督も「森本の出来には満足している」と笑顔で評価した。

【長友、取材に応じず】
 セリエAのピッチで初めて森本と相対した。「負けたくない。シーズン前からお互いに頑張ろうと言っていた」と長友は意気込んで臨んだが、積極的な攻撃参加も勝利にはつながらなかった。インテルは開幕3戦目でまたも勝てず、2敗目を喫した。
 左サイドのMFの位置でスタートし、前半にはドリブルを仕掛けた場面で森本に蹴られて倒される場面も。1点を追って迎えた後半、右サイドに変わると再三クロスを供給したが、効果的なボールは少なかった。今季昇格したばかりの格下に完敗したショックからか、試合後は取材に応じなかった。
 ガスペリーニ新監督の下、より攻撃的な役割を担うが、連係はいまひとつだ。MFスナイデルも目立たず、チーム全体が機能していない。名門は不振に陥り、監督解任の声がさらに高まった。

【森本に高評価】
 イタリアセリエAで、20日に直接対決したノバーラのFW森本貴幸とインテルのDF長友佑都に対し、本日21日付のイタリア各紙は勝利に貢献した森本を高く評価したが、試合に敗れた長友は低く採点した。
 コリエレ・デロ・スポルトは森本を「とてもよく動き、PKを獲得した」と7点の高得点。ガゼッタ・デロ・スポルトも6.5点だった。一方、コリエレ紙は長友に対し「右サイドの後半では突破できなかった」と指摘し、4点。ガゼッタ紙も5点だった。

【森本「やっていて楽しい」】
 イタリアセリエAで20日にインテルを3−1で破ったノバーラのFW森本貴幸が本日21日、クラブの練習場で取材に応じ「90分出られたのも、得点に絡めたのも良かった」と今シーズン初勝利を振り返った。
 森本は相手の反則を誘ってPKを獲得するなど、2点に絡んだ。今季加入した新天地で存在感を示し「自分はいいコンディションを保って、毎日いい準備をしていきたい。1人1人がチームのためにという気持ちを持っている。やっていて楽しい」と手応えを口にした。

【ガスペリーニ監督を解任】
 サッカーのイタリアセリエAで日本代表DF長友佑都が所属するインテルは本日21日、今季就任したばかりのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督(53)を成績不振により解任したと発表した。後任は未定。
 昨季は2位でリーグ6連覇を逃したインテルは、今季開幕から3試合で1分け2敗と大きく出遅れた。リーグ王者のミランと対戦した8月のイタリアスーパーカップに加え、欧州チャンピオンズリーグ(CL)のグループリーグ初戦でもトラブゾンスポル(トルコ)に敗れるなど、公式戦でまだ勝利がない。
 後任監督候補としては、クラブの親善大使を務めるルイス・フィーゴ氏やロベルト・バッジョ氏、カルロ・アンチェロッティ氏、クラウディオ・ラニエリ氏といったそうそうたる顔ぶれの名前が挙がっている。


フル出場
KNVBカップ2回戦結果

フィテッセ0−0(PK5−4)NAC

VVV0−2ヘーレンフェーン
≪得点者≫
ヘーレンフェーン:ナルシン14、ドスト20

フェイエノールト4−0AGOVV(2部)
≪得点者≫
フェイエノールト:S・シセ14、エル・アハマディ39、バカル51、アハフバル68

 サッカーのKNVB(オランダ協会)カップ2回戦は20日、オランダ各地で行われ、DF吉田麻也とMFカレン・ロバートが所属するVVVフェンロは、ホームでヘーレンフェーンに0−2で敗れた。吉田、カレンはともにフル出場した。チームは3日前のリーグ戦に続き、この日のカップ戦でもヘーレンフェーンに屈し、2回戦での敗退が決まった。
 DF安田理大のフィテッセはホームでNACブレダと対戦し、0−0からのPK戦を5−4で制した。安田は120分間フル出場したがPK戦の出番はなかった。
 そのほかの試合では、フェイエノールトなどが3回戦進出を決めている。
 なお、VVVとフィテッセの次戦は週末の国内リーグで、VVVは24日にADOと対戦。一方のフィテッセは25日にエクセルシオールと対戦する。


初スタメン
スペインリーガエスパニョーラ第5節結果

ビジャレアル2−0マジョルカ
(エル・マドリガル・18453人)
≪得点者≫
ビジャレアル:ロッシ8、ニウマール52
≪出場メンバー≫
【マジョルカ】
GK:
アワト
DF:
パウ・センドロス、チコ
、ラミス、P・カセレス
MF:
トマス・ピナ
、ティッソーネ(64分アルファロ)、エンスエ、テヘラ、家長昭博(72分カストロ)
FW:
ビクトル

オサスナ0−0セビージャ

レアル・ソシエダ1−0グラナダ
≪得点者≫
ソシエダ:エストラーダ53

 スペインリーガエスパニョーラは20日、第5節の3試合が行われ、MF家長昭博が所属するマジョルカはアウェーでビジャレアルに0−2で敗れ、3連敗を喫した。家長は今季初の先発出場を果たしたが、チームに得点をもたらす働きを見せることはできなかった。
 開幕戦に勝利して以降は連敗中のマジョルカは、今季初めて家長を先発起用。しかし、前半8分にロッシに決められてビジャレアルに先制を許すと、後半7分にもニウマールに決められリードを広げられてしまう。マジョルカはその後も得点を挙げることができず、3連敗となった。なお、家長は後半27分にピッチを退いた。
 一方、17日に行われたバルセロナ戦では0−8と歴史的大敗を喫したオサスナだが、この日は強豪セビージャ相手に0−0のドロー。また、レアル・ソシエダは、ホームで昇格組のグラナダを1−0と下した。


デビュー
カーリングカップ3回戦結果

アーセナル3−1シュルーズベリー・タウン(4部)
(エミレーツ・スタジアム・46539人)
≪得点者≫
アーセナル:ギブス33、チェンバレン58、ベナユン78
シュルーズベリー:コリンズ16
≪出場メンバー≫
【アーセナル】
GK:
ファビアンスキ
DF:
ジェンキンソン、ミケル、ギブス、ジュールー
MF:
コクラン、フリンポン(77分オズヤクプ)、ベナユン、チェンバレン(90分アネケ)
FW:
朴主永(71分宮市亮)、シャマフ

リーズ(2部)0−3マンチェスター・ユナイテッド
(エランド・ロード・31031人)
≪得点者≫
マンU:オーウェン15、32、ギグス45
≪出場メンバー≫
【マンU】
GK:
アモス
DF:
L・バレンシア、キャリック、フライアーズ、ファビオ

MF:
朴智星、ギグス(46分ポグバ)、M・ディウフ
(70分ウェルベック)
FW:
オーウェン、マケダ(77分L・コール)、ベルバトフ

ストーク・シティー0−0(PK7−6)トッテナム
アストンビラ0−2ボルトン
ブラックバーン3−2レイトン
ノッティンガム・フォレスト3−4ニューカッスル
ウォルバーハンプトン5−0ミルウォール
クリスタル・パレス2−1ミドルズブラ
オルダーショット・タウン2−1ロックデイル
バーンリー2−1ミルトン・キーンズ・ドンズ

 カーリングカップ(イングランドリーグカップ)は20日、3回戦の10試合が行われ、アーセナルに所属するFW宮市亮は、4部のシュルーズベリー・タウン戦で後半27分から出場し、アーセナルでの公式戦デビューを果たした。アーセナルは3−1で逆転勝ちし、10月下旬の4回戦に進んだ。
 宮市は左の攻撃的MFとしてドリブル突破を仕掛ける場面はあったが、目立った活躍はできなかった。
 アーセナルの次戦は24日に行われ、イングランドプレミアリーグ第6節でボルトンをホームに迎える。
 マンチェスター・ユナイテッドは元イングランド代表のオーウェンが2得点し、3−0でリーズ(2部)を下して勝ち上がり。ストーク・シティーはトッテナムを0−0の後のPK戦で破った。

宮市亮
「正直、ちょっと緊張した。この試合で活躍してやろうという気持ちで準備してきた。ただこれが第一歩。次にチャンスがあったら、もっと活躍したい」


ドロー
フランスリーグアン第7節結果

ボルドー1−1リール
(ジャック・シャバン・ダルマ・17927人)
≪得点者≫
ボルドー:ディアバテ8=PK
リール:アザール57
≪出場メンバー≫
【リール】
GK:
ランドロー

DF:
ロゼフナル
、ベリア、ボナール(83分スアレ)、バシャ
MF:
バルモン、ペドレッティ(62分I・グエイェ)、マヴュバ
FW:
J・コール
、ソウ(68分イェレン)、アザール

 フランスリーグ1は20日、第7節の1試合が行われ、昨季王者の4位リールは13位ボルドーと1−1で引き分けた。
 負傷者や出場停止で守備の主力を数人欠いたリールは、開始8分にPKを献上すると、これをディアバテに決められ先制を許してしまう。それでも後半に入った12分、ジョー・コールとのワンツーからアザールが3試合連続となるゴールを挙げて追い付く。その後ボルドーにこの日2度目のPKを与え絶体絶命のピンチを迎えたリールだが、ここはディアバテが失敗し、なんとか勝ち点1を獲得した。


超サカFLASH

開設
 ロシアプレミアリーグでMF本田圭佑が所属するCSKAモスクワがこのほど、公式ウェブサイトの日本語版を開設、試合のスケジュールや結果などを日本語で伝え始めた。18日には、右膝の手術を受けた後スペインでリハビリ中の本田が「日本語サイトができたことをすごく嬉しく思います。日本のファンがCSKAのことをもっと知ることができますし、日本のファンの方々に自分が話をすることもできます」とメッセージを寄せるとともに、リハビリが順調で当初予想より早く復帰できる可能性があると書き込んだ。欧州の主要クラブでは、長友佑都が所属するイタリアのインテルや、イングランドプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドなどが日本語サイトを開設している。

新加入
 J1鹿島は本日、静岡学園高の右サイドバック、DF伊東幸敏(18)の来季新加入が内定したと発表した。


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