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本日の超最新情報
クラブW杯開幕戦、柏が快勝して11日の準々決勝に進出!!
2011.12.08.THU

INDEX

準々決勝進出
クラブW杯1回戦(開幕戦)
2−0
オークランド・シティー(ニュージーランド)
柏は2トップの田中順也と工藤壮人のゴールで快勝!11日の準々決勝では北中米カリブ海王者のモンテレイ(メキシコ)と激突!

来日
クラブW杯に出場する南米王者のサントス(ブラジル)が来日!サントスは14日の準決勝(豊田ス)から登場!

元日決勝
来季の天皇杯の決勝は従来の元日開催を維持し、2013年1月1日に実施!2012年9月1日に開幕!

新監督
J1広島がペトロビッチ監督(54)に代わる新監督に元日本代表の森保一氏(43)の就任を発表!

フル出場
欧州チャンピオンズリーグ・グループリーグ第6節(最終節)
グループA:
マンチェスター・シティー(イングランド)2−0バイエルン(ドイツ)
ビジャレアル(スペイン)0−2ナポリ(イタリア)
グループB:
インテル(イタリア)1−2CSKAモスクワ(ロシア)
リール(フランス)0−0トラブゾンスポル(トルコ)
グループC:
バーゼル(スイス)2−1マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
ベンフィカ(ポルトガル)1−0オツェルル・ガラツィ(ルーマニア)
グループD:
アヤックス(オランダ)0−3レアル・マドリード(スペイン)
ディナモ・ザグレブ(クロアチア)1−7リヨン(フランス)
本田圭佑は右膝のケガで欠場、長友佑都はフル出場、宇佐美貴史は後半36分から出場してCL初出場!CSKAモスクワ、ナポリ、バーゼル、リヨンの決勝トーナメントに進出が決まり、16強が出揃う!昨季準優勝のマンUとマンCがまさかの敗退!

ベンチ外
スペインリーガエスパニョーラ第13節延期分
グラナダ2−2マジョルカ
家長昭博はベンチ外!傘が当たった副審の負傷で中断された試合は無観客で後半15分から再開され、マジョルカが追い付いてドロー!

スコアレス
オランダエールディビジ第13節延期分
エクセルシオール0−0AZ
濃霧のために前半終了時点で中断となった試合は、スコアレスドローでAZが首位キープ!

交渉
日本代表前監督の岡田武史氏(55)が杭州緑城(中国)と監督就任に向けた交渉を実施!年俸は約6200万円で交渉中!

辞任
吉田麻也とカレン・ロバードが所属するVVVのデ・ブック監督(40)が成績不振を理由に辞任!後任は未定!

解任
韓国代表の趙広来=チョ・グァンレ監督(57)が成績不振で解任!後任候補に元韓国代表主将の洪明甫=ホン・ミョンボ氏(42)らが浮上!

本日の超サカFLASH
G大阪が日本代表MF遠藤保仁(31)に3年契約で契約延長オファーほか


本文
=
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準々決勝進出
クラブW杯1回戦(開幕戦)結果

レイソル2−0
オークランド・シティー(ニュージーランド)
(豊田スタジアム・18754人)
≪得点者≫
:田中順也37、工藤壮人40
≪出場メンバー≫

GK:
21.菅野孝憲
DF:
4.酒井宏樹
(67分29.水野晃樹)
5.増嶋竜也
3.近藤直也
=78分
22.橋本和
MF:
10.レアンドロ・ドミンゲス
20.茨田陽生
(82分28.栗澤僚一)
7.大谷秀和(cap)
15.ジョルジ・ワグネル
FW:
18.田中順也
(85分9.北嶋秀朗)
19.工藤壮人
ベンチ:
GK:
1.桐畑和繁
16.稲田康志
DF:
2.中島崇典
MF:
6.パク・ドンヒョク
8.澤昌克
13.兵働昭弘
17.安英学
32.山中亮輔
FW:
11.林陵平

フォーメーション
(4-2-2-2)

  19  18
 15    10
   7  20
22  3  5  4
   21

クラブW杯日程

準々決勝:

11日(
)
16:00〜
[M3]エスペランス(チュニジア)vsアル・サッド(カタール)
(豊田ス)

11日()
19:30〜
[M2]柏レイソルvsモンテレイ(メキシコ)
(豊田ス)

5位決定戦:

14日(水)
16:30〜
[M4]M2の敗者vsM3の敗者
(豊田ス)

準決勝:

14日(水)
19:30〜
[M5]M2の勝者vsサントス
(豊田ス)

15日(木)
19:30〜
[M6]M3勝者vsバルセロナ
(横浜国際)

3位決定戦:

18日(
)
16:30〜
[M7]M5の敗者vsM6の敗者
(横浜国際)

決勝:

18日()
19:30〜
[M8]M5の勝者vsM6の勝者
(横浜国際)

 サッカーのクラブ世界一を争うトヨタ・クラブワールドカップ(W杯)は本日8日、愛知・豊田スタジアムでの1回戦で開幕し、J1覇者として開催国枠で初出場の柏レイソルはオセアニア代表のオークランド・シティー(ニュージーランド)に2−0で快勝した。11日の準々決勝で北中米カリブ海代表のモンテレイ(メキシコ)と対戦する。
 日本勢として2008年のG大阪以来、3年ぶり出場の柏は前半に田中、工藤の2トップが得点し、逃げ切った。
 3年ぶりの日本開催となった今大会には、6大陸連盟の王者など7チームが参加。欧州代表のバルセロナ(スペイン)と南米代表のサントス(ブラジル)は準決勝から登場する。

【柏・菅野が好セーブ連発】
 柏のGK菅野が好セーブを連発して勝利に貢献した。後半34分、相手のFKをジャンプして弾き出すと、その直後にも相手のヘディングシュートを素早い反応で阻止した。身長179センチとGKとしては高くないが、国際大会でも通用する身体能力を示した。「自分の仕事ができた。個人としても(失点)ゼロを意識している」と無失点で勝利し、満足そうな表情だった。

【オークランド、前半の失点響く】
 J1王者に挑んだアマチュアクラブのオークランドは前半の2失点が響いた。引いて守備に重きを置いた序盤は柏の攻撃をしのいだが、残り10分を切って立て続けに失点。後半は柏のGK菅野の好守に決定機を阻まれ、無得点に終わった。
 1回戦を突破した2年前の再現を狙ったトリブリエチ監督は「ゴールのチャンスはあった。本来なら引き分けられた」と逸機を悔やんだ。

【空席目立った開幕戦】
 開幕戦は空席が目立ち、観衆は1万8754人にとどまった。日本サッカー協会の小倉純二会長は「Jリーグ王者がギリギリまで決まらないと切符が売りにくい」と、大会直前まで開催国枠の出場チームが決まらなかったことを不入りの一因に挙げた。
 大会合計で20万人の動員を目指しているという。横浜・日産スタジアムで行われる3試合(2日間)の入場券は完売しており、小倉会長は「横浜で13万人が入れば、豊田での3日間(5試合)で7万人と考えている」と話した。


来日
 トヨタ・クラブワールドカップ(W杯)に出場する南米王者のサントス(ブラジル)が本日8日、中部国際空港に到着した。
 日本在住のブラジル人や、ブラジルの報道陣も含め200人が集結。サポーターは応援歌を合唱しながら選手を出迎えた。ブラジルの年間MVPに輝いた同国代表FWネイマールの姿が見えると、より一層大きな歓声があがった。
 サントスは14日の準決勝(豊田ス)から登場する。


元日決勝
 日本サッカー協会は本日8日、名古屋市内で理事会を開き、来季の天皇杯全日本選手権について、決勝は従来の元日開催を維持し、2013年1月1日の実施を決めた。開幕は2012年9月1日。
 日本協会は代表選手の休養確保などのため、国内大会の日程改革に着手している。田嶋幸三副会長は「改革案は2014年のワールドカップ(W杯)を考慮したもの。来年の変更は考えていないし、天皇杯だけの日程を変えることもない」と述べた。
 また青森や山形など11県の施設整備のため、総額約7億6千万円の助成金交付を承認した。


新監督
 J1のサンフレッチェ広島は本日8日、今季限りで退任したミハイロ・ペトロビッチ監督(54)に代わる来季新監督に、元日本代表MFの森保一氏(43)の就任を発表した。
 この日、広島市内で記者会見した森保氏は「まだ実感は湧いていない。自分の持てる力全てを注ぎ、いいチームづくりをしていきたい」と抱負を語った。契約は複数年となる。
 広島で初の監督業をスタートさせる。「人として、選手として、指導者として、広島には育ててもらった。クラブから受けた恩を返していきたい」と笑顔で話した。
 森保氏は広島、仙台などでプレー。日本代表でも守備的MFとして活躍し、1993年のワールドカップ(W杯)アジア予選では主力メンバーとして「ドーハの悲劇」を経験した。J1では通算293試合に出場して15得点、日本代表では35試合で1得点。
 2004年1月に現役引退を発表。その後は広島のコーチなどを務め、今季は新潟のヘッドコーチだった。


フル出場
欧州チャンピオンズリーグ・グループリーグ第6節(最終節)結果

グループA:

マンチェスター・シティー(イングランド)2−0バイエルン(ドイツ)
(シティー・オブ・マンチェスター・46002人)
≪得点者≫
マンC:シルバ36、Y・トゥレ52
≪出場メンバー≫
【マンC】
GK:
ハート
DF:
サビッチ、コンパニー、レスコット、クリシー
MF:
Y・トゥレ(81分バロテッリ)、バリー、ナスリ、シルバ(83分A・ジョンソン)
FW:
アグエロ、ジェコ(77分デ・ヨング)
【バイエルン】
GK:
ブット
DF:
ラフィーニャ、ボアテング、バートシュトゥーバー、コンテント
MF:
ティモシチュク、ルイス・グスタボ
、プラニッチ、アラバ
FW:
オリッチ
、ペテルゼン(81分宇佐美貴史)

ビジャレアル(スペイン)0−2ナポリ(イタリア)
(エスタディオ・エル・マドリガル・18500人)
≪得点者≫
ナポリ:インレル65、ハムシク77
≪出場メンバー≫
【ビジャレアル】
GK:
ディエゴ・ロペス
DF:
アンヘル
、C・サパタ(75分G・ロドリゲス)、ムサッチオ、オリオル
MF:
デ・グスマン
、マルコス・セナ(73分ホセル)、ブルーノ・ソリアーノ、H・ペレス
FW:
ニウマール(64分カムーニャス)、ルベン
【ナポリ】
GK:
デ・サンクティス
DF:
カンパニャーロ
、P・カンナバーロ、アロニカ
MF:
マッジョ、インレル、ガルガノ、スニガ(90分グラーバ)
FW:
ハムシク(78分ジェマイリ)、ラベッシ、カバーニ(82分パンデフ)

グループB:

インテル(イタリア)1−2CSKAモスクワ(ロシア)
(スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ・23295人)
≪得点者≫
インテル:カンビアッソ51
CSKA:ドゥンビア50、V・ベレズツキ87
≪出場メンバー≫
【インテル】
GK:
L・カステッラッツィ
DF:
長友佑都、ラノッキア、サムエル、キブ(46分M・サラテ)
MF:
ファラオーニ、サネッティ、カンビアッソ、オビ(69分アルバレス)、コウチーニョ(46分カルディローラ

FW:
D・ミリート
【CSKA】
GK:
ガブロフ
DF:
ナバブキン
、V・ベレズツキ、イグナシェビッチ、A・ベレズツキ
MF:
シェンベラス
(76分アルドニン)、オリセー(76分カウニャ)、ママイェフ、ジャゴエフ
FW:
ヴァグネル・ラブ、ドゥンビア(92分シチェンニコフ)

リール(フランス)0−0トラブゾンスポル(トルコ)
(メトロポール・16551人)

グループC:

バーゼル(スイス)2−1マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
(ザンクト・ヤコブ・パルク・36894人)
≪得点者≫
バーゼル:シュトレラー9、フライ84
マンU:P・ジョーンズ87
≪出場メンバー≫
【マンU】
GK:
デ・ヘア
DF:
スモーリング、ヴィディッチ(44分エバンス)、R・ファーディナンド、エブラ

MF:
朴智星=パク・チソン(82分マケダ)、ギグス、P・ジョーンズ、A・ヤング
(64分ウェルベック)、ナニ
FW:
ルーニー

ベンフィカ(ポルトガル)1−0オツェルル・ガラツィ(ルーマニア)
(エスタディオ・ダ・ルス・37116人)
≪得点者≫
ベンフィカ:O・カルドソ7

グループD:

アヤックス(オランダ)0−3レアル・マドリード(スペイン)
(アムステルダム・アレナ・51557人)
≪得点者≫
R・マドリード:カジェホン14、90+2、イグアイン42
≪出場メンバー≫
【アヤックス】
GK:
フェルメール
DF:
ファン・デル・ヴィール、ベルトンゲン
、ブリント、アニータ
MF:
エリクセン、エノー、ヤンセン(76分クラーセン)
FW:
スレイマニ、エベシリオ、ロデイロ(74分ブリキン)
【R・マドリード】
GK:
アダン
DF:
アルベロア
(67分ペドロ・メンデス)、ラウール・アルビオル、バラン、ファビオ・コエントラン
MF:
シャヒン、グラネロ(59分シャビ・アロンソ)、カジェホン、カカ
FW:
ベンゼマ(54分ハミト・アルトゥントップ)、イグアイン

ディナモ・ザグレブ(クロアチア)1−7リヨン(フランス)
(スタディオン・マクシミール・25657人)
≪得点者≫
D・ザグレブ:コバチッチ40
リヨン:ゴミ45、49、52、70、ゴナロン47、リサンドロ・ロペス64、ブリアン75
≪出場メンバー≫
【リヨン】
GK:
ロリス
DF:
ダボ、B・コネ、ロブレン(54分L・ロペス)、シッソコ

MF:
ゴナロン、フォファナ
、ブリアン、グルキュフ
FW:
ラカゼット(66分エデルソン)、ゴミ


欧州チャンピオンズリーグ・グループリーグ順位表
(全日程終了)

…決勝トーナメント進出
…EL決勝トーナメント出場

グループA

1位 バイエルン
勝点13 得11 失6
得失点差 +5
4勝1分1敗

2位 ナポリ
勝点11 得10 失6
得失点差 +4
3勝2分1敗

3位 マンチェスター・シティー
勝点10 得9 失6
得失点差 +3
3勝1分2敗


4位 ビジャレアル
勝点0 得2 失14
得失点差 -12
6敗

グループB

1位 インテル
勝点10 得8 失7
得失点差 +1
3勝1分2敗

2位 CSKAモスクワ
勝点8 得9 失8
得失点差 +1
2勝2分2敗

3位 トラブゾンスポル
勝点7 得3 失5
得失点差 -2
1勝4分1敗


4位 リール
勝点6 得6 失6
得失点差 ±0
1勝3分2敗

グループC

1位 ベンフィカ
勝点12 得8 失4
得失点差 +4
3勝3分

2位 バーゼル
勝点11 得11 失10
得失点差 +1
3勝2分1敗


3位 マンチェスター・ユナイテッド
勝点9 得11 失8
得失点差 +3
2勝3分1敗


4位 オツェルル・ガラツィ
勝点0 得3 失11
得失点差 -8
6敗

グループD

1位 レアル・マドリード
勝点18 得19 失2
得失点差 +17
6勝

2位 リヨン
勝点8 得9 失7
得失点差 +2
2勝2分2敗

3位 アヤックス
勝点8 得6 失6
得失点差 ±0
2勝2分2敗


4位 ディナモ・ザグレブ
勝点0 得3 失22
得失点差 -19
6敗

グループE

1位 チェルシー
勝点11 得13 失4
得失点差 +9
3勝2分1敗

2位 レバークーゼン
勝点10 得8 失8
得失点差 ±0
3勝1分2敗


3位 バレンシア
勝点8 得12 失7
得失点差 +5
2勝2分2敗


4位 ゲンク
勝点3 得2 失16
得失点差 -14
3分3敗

グループF

1位 アーセナル
勝点11 得7 失6
得失点差 +1
3勝2分1敗

2位 マルセイユ
勝点10 得7 失4
得失点差 +3
3勝1分2敗

3位 オリンピアコス
勝点9 得8 失6
得失点差 +2
3勝3敗


4位 ドルトムント
勝点4 得6 失12
得失点差 -6
1勝1分4敗

グループG

1位 アポエル
勝点9 得6 失6
得失点差 ±0
2勝3分1敗

2位 ゼニト・サンクトペテルブルク
勝点9 得7 失5
得失点差 +2
2勝3分1敗


3位 ポルト
勝点7 得7 失7
得失点差 ±0
2勝2分2敗


4位 シャフタール・ドネツク
勝点5 得6 失8
得失点差 -2
1勝2分3敗

グループH

1位 バルセロナ
勝点16 得20 失4
得失点差 +16
5勝1分

2位 ミラン
勝点9 得11 失8
得失点差 +3
2勝3分1敗

3位 プルゼニ
勝点5 得4 失11
得失点差 -7
1勝2分3敗


4位 BATEボリソフ
勝点2 得2 失14
得失点差 -12
2分4敗

 サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は7日、各地でグループリーグ・グループA〜Dの最終戦8試合が行われ、本田圭佑が所属するグループBのCSKAモスクワ(ロシア)は2−1で、既に1位通過を決めたインテル(イタリア)を下し、勝ち点8の2位で決勝トーナメントに進んだ。
 右膝を痛めている本田は欠場し、インテルの長友佑都は右サイドバックとしてフル出場した。
 グループAのナポリ(イタリア)、グループCのバーゼル(スイス)、グループDのリヨン(フランス)も決勝トーナメントに進出し、16強が揃った。昨季準優勝のグループC、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)は1−2でバーゼルに敗れ、3位となって敗退。欧州リーグの決勝トーナメントに回った。
 バイエルン(ドイツ)のMF宇佐美貴史はマンチェスター・シティー(イングランド)戦の後半36分から投入され、自身の欧州CL初出場を果たした。試合は0−2で敗れた。

【長友、ミスにも前向き】
 インテルの長友は積極的に攻め上がってシュートも放ったが、チームを白星に導く活躍はできなかった。後半は失点につながるパスミスや、守備の切り替えが遅れる場面もあった。
 それでもチームが既に1位通過を決めていたということもあり「(パスミスは)連係の問題だけ。体調は上がってきているし、個人的には良くなっていると思う。これを続けたい」と前向きだった。

【自信深める元柏ドゥンビア】
 CSKAモスクワは敵地でインテルに勝利。2季ぶりの決勝トーナメント進出を果たし、スルツキ監督は「今夜は我々の方がいいプレーをした」と誇らしげだった。
 0−0で迎えた後半5分、ドゥンビアが守備ラインの裏に抜けて先制。1分後に同点とされてもひるまず、同41分にはCKをV・ベレズツキが頭で決めて勝ち点3を掴んだ。
 グループ1位が確定済みのインテルとは気迫が違った。かつてJ1の柏などでプレーし、今大会5得点のドゥンビアは「グループリーグを突破できてうれしい。今日のようなスピリットがあれば、もっと勝ち進める」と落ち着いた口ぶりだった。

【宇佐美「すごく楽しかった」】
 19歳の宇佐美が待ち望んだCL初出場は2点をリードされた終盤に訪れた。後半36分、右サイドの攻撃的な位置に入ると、いきなりドリブルで攻め上がるなど積極的に動いた。「時間は短かったが、やっていてすごく楽しかった」と欧州最高峰のクラブ大会の感触に浸った。
 チームは既に決勝トーナメント進出を決定。リベリーら主力選手を温存したために回ってきた出番ではあったが、「やれないという感じではなかった。練習でアピールして、チャンスをもらえるようにしたい」と意気込んだ。

【マンCは大型補強も実らず】
 近年の大型補強で注目されたマンチェスター・シティーだったが、決勝トーナメントには届かなかった。グループリーグ突破を決めていたバイエルンに2−0で快勝したが、2位を争ったナポリも勝ったため万事休した。
 マンチーニ監督は「今大会ではミスがあった」と敗退を悔やんだ。それでもイングランドプレミアリーグでは首位を快走中。イタリア人指揮官は「今後はリーグ戦に集中し、一段と強くなって戻ってきたい」と話した。

【勝負強さ影潜めたマンU】
 持ち味の勝負強さが影を潜めた。マンチェスター・ユナイテッドは、6季ぶりにグループリーグを突破できなかった。
 前半9分にあっさり先制され、攻勢に出たがゴール前でプレーの精度に欠けた。後半39分に2点目を失い、反撃は1点止まり。ファーガソン監督は「大きな打撃だ。得点機を生かせなかった」と嘆いた。
 チームはGKファン・デル・サールらが昨季限りで引退し、大幅に若返った。経験の少ない若手が増え、大舞台で力を十分に発揮できなかった。勝ち進んだベンフィカ、バーゼルからは1勝もできなかった。

【バーゼル指揮官「泣いた」】
 バーゼルが番狂わせを演じて2002−2003年シーズン以来のグループリーグ突破を果たした。
 20歳のスイス代表、シャキリが鋭いクロスで前後半に1点ずつをアシスト。守備陣はマンチェスター・ユナイテッドの反撃を終盤の1点に抑えた。フォーゲル監督は「泣いた!一体になって戦えば私達は負けないと信じている。今日はみんなが他の選手のために走っていた」と手放しで喜んだ。

【CL最短、7分でハット達成】
 リヨンのゴミがわずか「7分間」で3点を挙げ、チームの16強入りに大きく貢献した。欧州CLでは、最短時間でのハットトリック達成となった。
 ゴミは前半終了直前に1点目を挙げ、後半7分までに2点を追加。1995年、ブラックバーンのニューウェルがマークした記録を上回った。

【強豪リーグ勢の敗退目立つ】
 サッカーの欧州チャンピオンズリーグは7日、グループリーグが終了し、決勝トーナメントを争うベスト16が出揃った。アポエル(キプロス)やゼニト(ロシア)など新興勢力が台頭した一方で、強豪リーグのチームの敗退が目立った。
 4大リーグ(イングランド、スペイン、ドイツ、イタリア)からの16強入りは9チームにとどまった。これは、16チームによる決勝トーナメント制になった2003−2004年シーズン以降で最少。とりわけ、ともに2チームがグループリーグで敗退したイングランド、スペイン勢が不振だった。
 イングランドは最近4シーズンで優勝1度、準優勝2度のマンチェスター・ユナイテッド、国内リーグで現在首位のマンチェスター・シティーが敗退。チェルシーも最終戦までもたついた。マンUは若手へ切り替えを進めており、マンCはCL初出場。経験不足を挙げる向きもある。
 スペインからの16強入りは前回覇者バルセロナとレアル・マドリードのみ。昨季国内4位のビジャレアルは、強豪揃いのグループAとはいえ6戦全敗で敗退した。テレビ放映権料の配分のゆがみが問題になるなど、バルサとレアルの2強ばかりが恩恵を受け、戦力格差が広がっている国内の現状を映し出した。


ベンチ外
スペインリーガエスパニョーラ第13節延期分結果

グラナダ2−2マジョルカ
≪得点者≫
グラナダ:シケイラ54、C・マルティンス58
マジョルカ:ビクトル23、ヘメド67=PK
≪出場メンバー≫
【マジョルカ】
GK:
アワト
DF:
チコ、ジョゼ・ヌネス
、ザイフェルローン、マルティ
MF:
ペレラ(90分パウ・センドロス)、ティッソーネ(86分トマス・ピナ)、ビジャル
、ビクトル
FW:
ヘメド、アルバロ

 スペインリーガエスパニョーラは7日、試合途中で中断となった第13節の12位グラナダvs14位マジョルカの一戦の残り30分が行われ、2−2で引き分けた。マジョルカのMF家長昭博はベンチから外れた。
 この試合は11月20日に行われたが、スタンドから投げ入れられた傘が副審に当たり負傷したため、途中で中断となっていた。無観客で後半15分から再開され、マジョルカがPKで1点を奪って追い付いた。


スコアレス
オランダエールディビジ第13節延期分結果

エクセルシオール0−0AZ
≪出場メンバー≫
【AZ】
GK:
アルバラド
DF:
ライネン、モイサンデル
(80分ベンスホップ)、フィールヘフェル、S・ポウルセン
MF:
ベアンブローム、マヘル(85分グズムンドソン)、R・エルム
FW:
ベーレンス、アルティドール、ホルマン

 オランダエールディビジは7日、濃霧の影響で前半で中断となった11月21日の17位エクセルシオールvs首位AZの残り45分が行われ、0−0のスコアレスドローに終わった。
 45分間で行われたこの試合では、首位を走るAZがエクセルシオールに攻め込むも、結局ゴールを割ることができず、0−0のスコアレスのまま試合を終えた。


交渉
 サッカーの2010年ワールドカップ南アフリカ大会で日本代表監督を務めた岡田武史氏(55)が7日まで中国浙江省杭州市に滞在し、プロチームの杭州緑城と監督就任に向けた交渉を行った。地元ニュースサイトの浙江在線などが伝えた。
 岡田氏は6日夜、上海経由で杭州入りし、クラブのオーナーらと会談。クラブ幹部によると、同氏は交渉の席で、日本人を含む外国人コーチ陣の起用や新たに獲得する外国人選手の人選など、具体的な要望を出した。年俸は約80万ドル(約6200万円)で交渉中という。
 岡田氏は7日朝にはホームグラウンドなどを見学し、午前のうちにWOWOWのテレビ解説の仕事のためスペインに向かった。サイトは、要求に応えるための関連費用は「クラブ側の想定を上回った」と伝え、現地に残った岡田氏の代理人と交渉を継続するとしている。
 杭州緑城は今季アジアチャンピオンズリーグに初出場するなど、近年力をつけているクラブ。
 同サイトは「最終的な結論を得るには、まだ時間がかかる」としているが、岡田氏自身が直接、チームを訪れたことは「大きな成果」と強調。岡田氏は施設について「高い評価を示した」としている。また、岡田氏が監督就任を受けるかどうかの結果に関わらず「中国サッカーは日本サッカーから学んでいく」との考えも示した。


辞任
 オランダエールディビジで、日本代表DF吉田麻也とMFカレン・ロバードが所属するVVVフェンロは、成績不振のためにグレン・デ・ブック監督(40)が辞任すると6日付の公式サイトで発表した。後任は未定。
 VVVフェンロは開幕から15試合で1勝しか挙げられず、最下位に低迷している。
 今季苦しい戦いが続いているVVVは、2日のヘラクレス戦では0−7と大敗。今季指揮官に就任したばかりのデ・ブック監督だが、これが決定打となり、自ら辞任を申し出た。


解任
 韓国サッカー協会は本日8日、趙広来=チョ・グァンレ代表監督(57)の更迭を正式発表した。皇甫官=ファンボ・カン協会技術委員長が記者会見で「このチームの力やチーム運営では、ワールドカップ(W杯)ブラジル大会出場は難しいと判断した」と述べた。
 趙氏は昨年7月、監督に就任。しかし、11月のW杯アジア3次予選でレバノンに1−2で敗れ、責任論が浮上していた。後任にはJ1清水のゴトビ監督や元韓国代表主将の洪明甫=ホン・ミョンボ氏、今年のKリーグで優勝した全北現代の崔康熙監督らの名が挙がっている。


超サカFLASH

回答届く
 日本サッカー協会の田嶋幸三副会長は本日、平壌で11月15日に行われたワールドカップ(W杯)アジア3次予選の北朝鮮戦の対応について送った意見書に対し、北朝鮮協会から回答が届いたことを明らかにした。9月2日に日本で行われた日本vs北朝鮮を巡る日本側の対応に不満を示す内容という。日本協会は日本代表が平壌国際空港で徹底検査を受けて4時間も足止めされたことなどを指摘した意見書を11月25日付で送付。北朝鮮協会の回答文を受け、日本側の事情を説明した文書を再度送るとしている。

1260万円
 日本サッカー協会は本日、東日本大震災の復興支援で8月19日に東京・国立霞ヶ丘競技場で女子日本代表となでしこリーグ選抜が対戦した慈善試合の収益と関連募金の合計は、1261万7599円だったと発表した。全額が「サッカーファミリー復興支援金」として被災地域のサッカー復興に使われる。

受賞報告
 アジア・サッカー連盟(AFC)の女子年間最優秀選手に選ばれたMF宮間あや(岡山湯郷)が本日、岡山県の石井正弘知事を表敬訪問した。宮間はワールドカップ(W杯)ドイツ大会を制覇し、ロンドン五輪アジア最終予選を1位で通過したなでしこジャパンの主力。「名実ともにアジアでナンバーワンになった(チームの)代表として頂いた賞だと思っているので、その名を汚すことないよう頑張りたい」と語り、石井知事は「素晴らしいご活躍は県民の誇り。引き続き全力で支援したい」と祝福した。表敬後、宮間はロンドン五輪に向け「日々のトレーニングを今まで通り自分のペースでやっていきたい」と語った。

退団
 J1名古屋は本日、DF松尾元太(25)が契約満了により今季限りで退団すると発表した。

契約延長オファー
 J1のG大阪がMF遠藤保仁(31)に3年契約での契約延長オファーを出したことが7日、明らかになった。年俸は1000万円アップの1億4000万円(推定)を提示した模様。

保留
 J1のG大阪のDF山口智、MF二川孝広が7日に契約更改交渉を行い保留した。山口は今季の推定年俸5000万円から大幅ダウン、二川も今季の推定年俸4500万円からダウン提示を受けた。2人は残留を基本線とみられているが、移籍も視野に入れている。

新加入
 J1仙台は本日、仙台ユース所属のMF越後雄太(18)の来季新加入が内定したと発表した。

戦力外通告
 J1広島は本日、J2愛媛に期限付き移籍しているMF内田健太(22)と来季の契約を更新しないと発表した。

続投
 J1清水は本日、アフシン・ゴトビ監督(47)の続投を発表した。来季が2季目となる。イラン出身で米国籍の同監督は、イラン代表監督を経て今季就任。リーグ戦は11勝12分け11敗で10位だった。

契約満了
 J2京都は本日、J1仙台に期限付き移籍しているFWディエゴ(27)の契約期間が満了したと発表した。

戦力外通告
 J2湘南は7日、DF小澤雄希、松尾直人、MF菅野哲也(ツエーゲン金沢にレンタル移籍中)、FW田原豊と来季の契約を更新しないと発表した。

復帰
 J2湘南は7日、J2草津へレンタル移籍しているDF古林将太が来季からチームに復帰すると発表した。

新加入
 J2岡山は本日、JFAアカデミー福島1期生のFW呉大陸(18)の来季新加入が内定したと発表した。

戦力外通告
 J2富山は7日、DF江添建次郎と来季の契約を更新しないと発表した。


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