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本日の超最新情報
クラブW杯決勝に向け、サントスとバルセロナが最終調整!!
2011.12.17.SAT

INDEX

準々決勝進出
第91回天皇杯全日本選手権4回戦
横浜M4−0松本山雅(長野)
鹿島0−1京都
川崎0−1湘南
水戸0−1FC東京
愛媛1−3浦和
C大阪1−1(PK4−2)
仙台
清水2−0千葉
故・松田直樹氏の古巣対決は小野裕二のハットトリックなどで横浜Mが完勝!連覇を狙った鹿島はJ2京都に敗れる!

最終調整
クラブW杯日程
18日(
)
16:30〜
3位決定戦
vsアル・サッド(カタール)
(横浜国際)
19:30〜
決勝
サントス(ブラジル)vsバルセロナ(スペイン)
(横浜国際)
明日の3位決定戦&決勝に向け、各チームが最終調整!予想スタメンUP!

モロッコ開催
2013年と2014年のクラブW杯はアフリカのモロッコでの開催が決定!

途中出場
ドイツブンデスリーガ第17節
バイエルン3−0ケルン
宇佐美貴史はベンチ外、槙野智章は負傷選手に代わって前半14分から出場!バイエルンは10人で完勝し、前半戦を首位で折り返し!

逮捕
今月6日にニューカッスルで車が破壊された事件で、サンダーランドのデンマーク代表FWベントナー(23)と元U-21イングランド代表MFカッターモール(23)が器物損壊容疑で逮捕!

本日の超サカFLASH
オランダエールディビジ第17節結果ほか


本文
=
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準々決勝進出
第91回天皇杯全日本選手権4回戦結果

横浜M4−0松本山雅(長野)
(富山・10120人)
≪得点者≫
横浜M:小野裕二28、73、75、中村俊輔87
≪出場メンバー≫
横浜M
GK:
飯倉大樹
DF:
小林祐三、栗原勇蔵、中澤佑二
、金井貢史
MF:
小椋祥平、兵藤慎剛(84分松本怜)、長谷川アーリアジャスール(70分森谷賢太郎)、中村俊輔
FW:
小野裕二、渡邉千真(76分谷口博之)
【松本山雅】
GK:
白井裕人
DF:
玉林睦実、飯田真輝、飯尾和也、鐡戸裕史
MF:
大橋正博、北村隆二、小松憲太(57分弦巻健人)、久富賢(46分船山貴之
FW:
木島良輔(82分片山真人)、木島徹也

鹿島0−1京都
(丸亀・5671人)
≪得点者≫
京都:宮吉拓実59
≪出場メンバー≫
鹿島
GK:
曽ヶ端準

DF:
新井場徹、岩政大樹、青木剛、アレックス
MF:
野沢拓也、柴崎岳(71分タルタ)、増田誓志、本山雅志(63分小笠原満男)
FW:
大迫勇也、興梠慎三
京都
GK:
水谷雄一
DF:
森下俊、秋本倫孝、福村貴幸、安藤淳
MF:
チョン・ウヨン
、中山博貴、工藤浩平、中村充孝(90分加藤弘堅)、ドゥトラ
FW:
宮吉拓実
(83分駒井善成)

川崎0−1湘南
(等々力・8291人)
≪得点者≫
湘南:山薫63
≪出場メンバー≫
川崎
GK:
杉山力裕
DF:
田中裕介、菊地光将
、伊藤宏樹、小宮山尊信(87分黒津勝)
MF:
中村憲剛、柴崎晃誠、田坂祐介、山瀬功治(61分横山知伸)
FW:
矢島卓郎(70分楠神順平)、小林悠
湘南
GK:
野澤洋輔
DF:
臼井幸平(87分岩尾憲)、山口貴弘、遠藤航、鎌田翔雅(84分小澤雄希)
MF:
永木亮太、ハングギョン、菊池大介(92分猪狩佑貴)、坂本紘司
FW:
山薫、田原豊

水戸0−1FC東京
(Ksスタ・6242人)
≪得点者≫
FC東京:オウンゴール8
≪出場メンバー≫
水戸
GK:
本間幸司
DF:
岡田佑樹、加藤広樹、塩谷司、尾本敬

MF:
西岡謙太(77分代健司)、島田祐輝
(73分吉原宏太)、小澤司、ロメロ・フランク(63分村田翔)
FW:
小池純輝、鈴木隆行

FC東京
GK:
権田修一
DF:
徳永悠平
、森重真人、今野泰幸、椋原健太
MF:
高橋秀人、梶山陽平、石川直宏(73分田邉草民)、谷澤達也(90分鈴木達也)、羽生直剛(57分ロベルト・セザー)
FW:
ルーカス

愛媛1−3浦和
(熊谷陸・9234人)
≪得点者≫
愛媛:福田健二90+4
浦和:マルシオ・リシャルデス9、原一樹38、柏木陽介77
≪出場メンバー≫
愛媛
GK:
兼田亜季重
DF:
関根永悟、高杉亮太、大野和成(91分三上卓哉)、前野貴徳
MF:
田森大己、越智亮介(62分赤井秀一)、東浩史、大山俊輔、石井謙伍(74分福田健二)
FW:
齋藤学
浦和
GK:
山岸範宏
DF:
平川忠亮(83分野田紘史)、坪井慶介、濱田水輝、山田暢久
MF:
鈴木啓太、マルシオ・リシャルデス、山田直輝
(79分小島秀仁)、柏木陽介、梅崎司(69分宇賀神友弥)
FW:
原一樹

C大阪1−1(PK4−2)
仙台
(金鳥スタ・5316人)
≪得点者≫
C大阪:村田和哉115
仙台:武藤雄樹98
≪出場メンバー≫
C大阪
GK:
キム・ジンヒョン
DF:
茂庭照幸
、藤本康太、丸橋祐介、上本大海
MF:
扇原貴宏、山口螢(104分大竹洋平)、清武弘嗣、キムボギョン、倉田秋(87分村田和哉)
FW:
杉本健勇(74分播戸竜二)
仙台
GK:
林卓人
DF:
菅井直樹、曹秉局(91分渡辺広大)、鎌田次郎、田村直也
MF:
富田晋伍、角田誠、関口訓充、梁勇基(85分松下年宏)
FW:
太田吉彰(68分武藤雄樹)、赤嶺真吾

清水2−0千葉
(アウスタ・6855人)
≪得点者≫
清水:アレックス49、伊藤翔62
≪出場メンバー≫
清水
GK:
山本海人
DF:
平岡康裕、岩下敬輔、ボスナー、ヨン・ア・ピン
(46分太田宏介)
MF:
枝村匠馬(92分竹内涼)、杉山浩太、アレックス
FW:
大前元紀、高原直泰、伊藤翔(78分高木俊幸)
千葉
GK:
岡本昌弘
DF:
竹内彬、マーク・ミリガン、山口慶、渡邊圭二
MF:
ファン・ゲッセル、佐藤勇人、村井慎二(83分井出遥也)、林丈統(64分久保裕一)
FW:
深井正樹、米倉恒貴

第91回天皇杯全日本選手権4回戦日程

21日(水)
19:00〜
名古屋vs
(瑞穂陸)

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超最新TVスケジュール

第91回天皇杯全日本選手権準々決勝日程

24日(
)
13:00〜
名古屋の勝者vs横浜M
(瑞穂陸)
15:00〜
湘南vs
京都
(等々力)
13:00〜
FC東京vs浦和
(熊谷陸)
13:00〜
C大阪
vs清水
(長居)

 サッカーの天皇杯全日本選手権第9日は本日17日、富山県総合運動公園陸上競技場などで4回戦の7試合が行われ、J1の横浜Mは小野の3得点などで来季J2入りする日本フットボールリーグ(JFL)の松本山雅(長野)に4−0で完勝し、ベスト8入りした。Jリーグ勢以外は、全て姿を消した。
 2連覇を狙ったJ1の鹿島は、J2の京都に0−1で敗れた。J2の湘南は1−0でJ1の川崎を破った。J2勢同士の対戦は、来季J1のFC東京が水戸に勝った。J1勢の浦和、清水、C大阪も準々決勝に進んだ。
 クラブワールドカップ(W杯)に出場している柏と名古屋の4回戦は21日に行われる。

横浜M4−0松本山雅(長野)
【小野「山雅の分も優勝できるように」】
 横浜Mの小野がハットトリックを達成。チームを3大会ぶりの8強に導き「勝てて良かった」とうなずいた。
 相手の気迫とサポーターの声援に「最初は圧倒された」そうだが、前半28分、こぼれ球に右足を合わせて先制ゴールを決め、後半にも2点を挙げた。今季J129試合で4得点だった18歳のFWは「(3得点は)チームのみんなのおかげ」と感謝。木村監督は「リーグ戦で取っておけ、という感じ」と苦笑した。
 試合後、選手は昨季までのチームメートで、8月に他界した松田直樹選手が所属した松本山雅のサポーターの元へも足を運んだ。小野は「山雅の分も優勝できるように頑張りたい」と誓った。

★松田さんの古巣に完敗
 JFLで4位となり、来季のJ2入りが正式に決まった松本山雅はJ1の横浜Mに0−4で敗れ、初のベスト8進出はならなかった。
 8月に34歳で急逝した元日本代表の松田直樹さんが、昨季まで16年間所属していた横浜Mとの一戦。序盤は押し気味だったが、28分に横浜M・小野に先制点を許し、1点を追う形で前半を終えた。
 後半は少し足が止まり、終始劣勢。何度か決定機を作ったがゴールを割れず無得点に終わった。結局、後半30分前後に立て続けに2点、終盤にも1点を許し、0−4で完敗した。

鹿島0−1京都
【京都はパスサッカーで前回王者を撃破】
 パスサッカーが機能した京都が鹿島に勝った。「鹿島という素晴らしいチームに勝ったのは1つの進歩」と大木監督は成長を続ける選手たちを称賛した。
 個人の能力で上回る鹿島を、細かいパス回しや素早い攻守の切り替えで圧倒した。後半にはエース宮吉が「スペースでうまく受けられた」と自陣からの縦パスに抜け出して、待望の決勝点を奪取。前回王者を退けて8強入りを決めた。
 試合後に鹿島のオリベイラ監督に「鹿島に勝ったということは責任がある。そう簡単には負けられない」と伝えた大木監督。破った敵のためにも準々決勝での勝利を目指す。

川崎0−1湘南
【反町監督「明日からオフのはずが」】
 湘南は最後まで集中力を保ち、格上を破った。今季で退任する反町監督は「バルサやサントスのようなプレーはできないが、ユニホームを汚して一生懸命やった結果。明日からオフのはずだったけど…」と冗談を交え、選手を称えた。
 守備陣は川崎の猛攻にも、ゴール前でマークを外さず耐え抜いた。指揮官は「食らい付く姿勢があった」と称えた。
 攻撃陣も、1点をもぎ取って応えた。後半18分に坂本の右クロスから、高山が得点。川崎ユースから専大を経て入団したルーキーは「僕にとって等々力は聖地。点を取って、しかも勝てるなんて」と喜んだ。

★相馬監督「あってはならない結果
 川崎は格下相手に無得点で敗れ、今季を終えた。相馬監督は「あってはならない結果だと思う。リーグを含めてスッキリしないシーズンになってしまった。残念」と表情を曇らせた。
 個々の技術で上回り、素早いパス回しで何度も相手ゴールに迫るが、湘南の粘り強い守りもあってシュートが枠に飛ばない。指揮官は「ボールを持ちながら点を取れない。今年を象徴するような試合だった。来季こそ期待に応えられるようにしたい」と懸命に気持ちを前に向けた。試合後は、サポーターから珍しくブーイングが起きた。

水戸0−1FC東京
【FC東京は攻撃面に不満】
 FC東京はJ2リーグ戦を含め、水戸に今季3連勝で、J1昇格組としての意地を見せた。
 ただ、攻め続けながら得点はオウンゴールによる1点だけ。大熊監督は「守備の粘りはやってきたことが出せた」と守りは評価したが「脅威という意味で足りなかった」と攻撃面の不満を口にした。

★水戸はホーム敗戦も充実感
 水戸はホームでオウンゴールの1点に泣き、2011年を終えた。3月の東日本大震災を転機に加入した元日本代表FW鈴木は「こういう終わり方で申し訳ない」と悔やみつつも「来年につながる成長が(チームに)見られた」と充実感を噛みしめた。
 震災でメーンスタジアムが損壊し、練習できない時期もあった。柱谷監督は「よく乗り越えてここまできた。今日が一番のゲームだった」と選手の頑張りを称えた。

愛媛1−3浦和
【浦和、2大会連続8強】
 J1で15位と不振を極めた浦和が、2大会連続のベスト8入り。中盤で攻撃を引っ張り、後半32分にはチームの3点目を挙げた柏木は「ここまで来たら優勝しか考えるつもりはない」と優勝への意欲を見せた。
 試合会場には、来季から浦和を指揮するペトロビッチ氏が視察に訪れた。広島時代に指導した柏木のゴールを見届け「凄く綺麗なゴールだった。嬉しく思う」と笑みを見せた。

★愛媛、番狂わせ再現ならず
 87回大会で浦和を破る番狂わせを演じた愛媛だったが、再現はならなかった。ドリブル突破などで見せ場をつくった21歳の斎藤は「球際、1対1で勝っていた部分もあった。チームとしてもチャンスはあった」と、敗戦の中にも手応えを感じた様子だった。
 試合終了間際には、かつて名古屋やFC東京などでプレーし、海外での経験もある福田が一矢を報いた。福田は「自分にとっても、チームにとっても来季につながるゴールだと思う」と話した。

C大阪1−1(PK4−2)
仙台
【C大阪が執念の8強入り】
 C大阪が執念で8強入りを引き寄せた。1点を追う延長後半10分、大竹からの縦パスを播戸が浮き球でつなぎ、村田が右足で決めた。好判断で同点ゴールをお膳立てした播戸は「追い付いて、PKで勝てたのは良かった」とうなずいた。
 得点に絡んだ3人はいずれも途中出場。起用が当たったクルピ監督は「監督冥利に尽きる」と満足そうだった。

★仙台の“特別な一年”終わる
 仙台はJ1最少失点を誇る堅守を発揮したが、最後の最後に追い付かれた。PK戦でも流れを引き戻せず、敗退した。東日本大震災のハンディを負いながらJ1で過去最高の4位に躍進した今季を終え、手倉森監督は「全力で戦い抜いた一年だった。力の限り出し尽くしてくれた選手に感謝したい。この敗戦でまた絆を強めて、来季を迎えたい」と語った。
 駆け付けた多くのサポーターに向け、梁勇基は「応援のおかげで今年は力以上のものが出せた。皆さんもゆっくり休んでほしい」と感謝を口にする。関口は「胸を張って仙台に帰りたい」と言った。

清水2−0千葉
【伊藤「役割を果たせた」】
 前半を0−0で折り返した清水だったが、しっかりと順当勝ちした。ゴトビ監督は「寒い夜でしたが、後半で(皆さん)温められたかなと思う」と笑わせた。
 前半は格下相手に簡単にボールを奪われるなど、集中力を欠いたプレーが目立った。監督が活を入れ、後半に修正。1−0の17分に右からのパスを受けた伊藤が右足でシュートを決めて2点目を挙げ、試合を落ち着かせた。伊藤は「難しい試合になるのは分かっていた。役割を果たせたと思う」と振り返った。

★千葉は好機生かせず
 9本のシュートを放った千葉は、好機を生かせなかった。神戸監督は「最後のところをこじ開けられず、今季を象徴していた」と話した。
 守備でも前半は無失点でしのいだが、後半に我慢できなかった。監督は「ちょっとした隙を突かれた。隙を逃さず取ってくるのは、さすがJ1のチームだなと思う」と相手を称えた。


最終調整
クラブW杯日程

18日(
)

16:30〜
3位決定戦
vsアル・サッド(カタール)
(横浜国際)
≪予想スタメン≫

GK:
21.菅野孝憲
DF:
4.酒井宏樹
5.増嶋竜也
3.近藤直也

22.橋本和
MF:
29.水野晃樹
20.茨田陽生(
7.大谷秀和(cap)
15.ジョルジ・ワグネル
FW:
18.田中順也
19.工藤壮人

フォーメーション
(4-2-2-2)

  19  18
 15    29
   7  20
22  3  5  4
   21

19:30〜
決勝
サントス(ブラジル)vsバルセロナ(スペイン)
(横浜国際)
≪予想スタメン≫
サントス
GK:
1.ラファエウ・カブラル
DF:
4.ダニーロ
2.エドゥ・ドラセナ(cap)
14.ブルーノ・ロドリゴ
6.ドゥルバル
MF:
8.エラーノ
7.エンリケ
5.アロウカ
10.ガンソ
FW:
9.ボルジェス
11.ネイマール

フォーメーション
(4-1-3-2)

 11    9
 5  10  8
    7
6  14  2  4
   21

バルセロナ
GK:
1.ビクトール・バルデス
DF:
2.ダニエウ・アウベス
5.プジョル(cap)
14.マスチェラーノ
21.アドリアーノ
MF:
6.シャビ・エルナンデス
15.ケイタ
8.イニエスタ
FW:
17.ペドロ
10.メッシ
4.セスク・ファブレガス

フォーメーション
(4-1-2-3)

4   10  17
   8  6
   15
21 14  5  2
    1

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超最新TVスケジュール

 サッカーのクラブ世界一を争うトヨタ・クラブワールドカップ(W杯)は明日18日に横浜・日産スタジアムで決勝を行い、午後7時30分からバルセロナ(スペイン)とサントス(ブラジル)が対戦する。欧州と南米の代表が決勝で当たるのは2大会ぶり。両チームは本日17日、横浜市内の別々のグラウンドで、冒頭の15分のみを公開して練習した。
 横浜市内のホテルで記者会見したバルセロナのグアルディオラ監督は「素晴らしい試合になることは間違いない」と余裕を漂わせた。試合会場で調整したサントスのラマーリョ監督は「勇気を持っていい試合をしたい」と話した。
 J1で初優勝した柏とアジア王者のアル・サッド(カタール)が顔を合わせる3位決定戦は、18日午後4時30分から行われる。柏は試合会場で前日練習を行い、ネルシーニョ監督は「勝てば世界で3位になれるので、非常に重要な試合だ」と意気込みを示した。

【バルセロナが最終調整】
 サントスとのクラブワールドカップ(W杯)決勝を翌日に控えたバルセロナは本日17日、横浜市内のグラウンドで練習を行った。冒頭15分のみの公開となったが、来日直後と同じく16日午後から丸1日近く自由時間を与えられた後の練習だけに、グラウンド到着から選手はリラックスした様子でトレーニングに入っていった。
 15日の準決勝アル・サッド戦でダビド・ビジャが左足脛骨の骨折を負って4〜5ヶ月の長期離脱となったことから、決勝では攻撃陣の顔ぶれが変わることになるが、ビジャと交代で入ったアレクシス・サンチェスも準決勝で左足に違和感を覚え、大事を取って交代。17日の練習ではサンチェスの状態に注目が集まった。
 グアルディオラ監督は練習前にサンチェスを呼び、激しいジェスチャーを交えて話をしていたが、その後、全体練習に入ることなく別メニューでフィジカルコーチとランニングを始めた。練習前に行われた記者会見でグアルディオラ監督はサンチェスについて、「今日の練習で様子を見て、明日の状況を見てから判断したい」と述べているが、前日での別メニュー調整ということで先発起用の可能性は低いと見られている。
 一方、記者会見ではセスク・ファブレガスとグアルディオラ監督にサントスの注目選手であるネイマールについての質問が続いた。セスク・ファブレガスは「素晴らしい選手だが、彼1人に注目することではない」と語り、「(ネイマールに)特別なマークも考えているか?」と質問を受けたグアルディオラは「それはない。できる限り彼がプレーに関与しないよう試合を支配したい」とあくまでコレクティブに、バルセロナらしいサッカーを貫く姿勢を示した。

【バルサ監督、苦い記憶口に】
 バルセロナのグアルディオラ監督はサントスの試合映像を分析し「1992年のサンパウロを思い起こさせる」と、現役時代の苦い記憶を口にした。19年前、クラブW杯の前身となるトヨタカップで、ブラジルの名門に1−2で逆転負けしたことがあるためだ。
 40歳の名将は「あの時も優位と言われながら、試合では苦戦した。全ての面で完璧にプレーしないと勝てない」と気を引き締めた。
 冒頭のみが公開された練習では、メッシやシャビ・エルナンデスらがリラックスした様子でボール回しなどを行った。セスク・ファブレガスは「普通の試合とは違う。全力を尽くして王者になりたい」と意気込んだ。

【ネイマールに世界中が矢継ぎ早質問】
 ラマーリョ監督と公式記者会見に同席したサントスのネイマールは、世界各国の報道陣からの矢継ぎ早の質問にも冷静な口調で答えた。
 準決勝での鮮やかな先制点に続くゴールが期待されるが「誰が点を決めようが関係ない。一番大事なのはサントスが勝つこと」と強調。メッシとの対戦については「メッシ対ネイマールじゃなくて、バルセロナ対サントス。選手個人の対決ではない」と受け流した。

【レアンドロ代役は水野】
 柏は攻撃の要のレアンドロを出場停止で欠く。ネルシーニョ監督は代わりに元日本代表の水野を起用することを明言し「彼は技術とスピードだけでなく、創造力もある」と期待した。
 昨年途中にセルティック(スコットランド)から加入したが、すぐに右膝前十字靱帯損傷の大ケガで長期離脱した。今季J1で10試合に途中出場したMFは「レアンドロがいないから負けたとは言われたくない」とプライドをにじませた。


モロッコ開催
 国際サッカー連盟(FIFA)のゼップ・ブラッター会長は本日17日、東京都内で行われた理事会後の記者会見で、2013年と2014年のクラブ・ワールドカップ(W杯)をアフリカのモロッコで開催することが決まったと発表した。
 また、ブラッター会長は日本で行われる次回大会の一部試合を、東日本大震災被災地で開催することを検討していると明かした。


途中出場
ドイツブンデスリーガ第17節結果

バイエルン3−0ケルン
(アリアンツ・アレナ・69000人)
≪得点者≫
バイエルン:ゴメス48、アラバ63、クロース88
≪出場メンバー≫
【バイエルン】
GK:
ノイアー
DF:
ラフィーニャ、ファン・ブイテン、バートシュトゥーバー、ラーム
MF:
ティモシチュク、クロース、ロッベン(76分ルイス・グスタボ)、ミュラー(52分アラバ)
FW:
リベリー
■■=(33分)、ゴメス(78分オリッチ)
【ケルン】
GK:
レンジング
DF:
ブレチュコ(14分槙野智章)、ペドロ・ジェロメウ、ジェマル、セレーノ

MF:
マッケンナ
、リーター、クレメンス(68分ロシ)、ペシュコ、ヤヤロ
FW:
ポドルスキ(68分フライス)

 ドイツブンデスリーガは16日、冬季中断期間前最後の試合となる第17節の1試合が行われ、FW宇佐美貴史が所属する首位バイエルンはDF槙野智章所属の10位ケルンを3−0で下した。この結果、バイエルンが首位で前半戦を折り返すことが確定した。槙野は負傷したブレチュコに代わって前半14分から途中出場。宇佐美はベンチから外れた。
 首位キープを目指しホームにケルンを迎えたバイエルンだが、前3分にリベリーが立て続けに2度の警告を受けて退場と、暗雲立ち込める気配。リベリーはエリア内での競り合いで倒れた際に、ケルンDFセレーノの挑発を受けて激高。小競り合いとなったため主審は両者にカードを提示したが双方収まらず、リベリーがセレーノに手を出したことで2枚目のカードを受けて退場となった。
 数的不利な状況となったバイエルンだが、後半開始早々の3分、相手のミスを突いてボールを奪うと、ミュラーのラストパスをゴメスが難なくゴール。得点ランクトップに立つゴメスの今季16点目で先制に成功する。
 バイルンはさらに18分、CKからアラバが決めて突き放すと、終了間際にはオリッチの突破から最後はクロースの技ありチップシュートでダメを押し、数的不利を感じさせない戦いで白星を手にした。
 この結果、バイエルンは勝ち点を37とし、翌日に試合を控える2位ドルトムントとの勝ち点差を6に広げ、首位でウインターブレイクに入る。宇佐美はこの試合はベンチ外、槙野は負傷したブレチュコに代わって前半14分から途中出場した。
 バイエルンの次戦は20日、DFB(ドイツ連盟)カップ3回戦でMF乾貴士の所属するボーフム(2部)と対戦する。ケルンは1月21日のブンデスリーガ第18節で、MF長谷部誠所属のボルフスブルクと顔を合わせる。

【槙野「凄く手応えを感じた」】
 ベンチ外も多かった槙野に、思わぬ形で出場機会が巡ってきた。前半14分にDFブレシュコが負傷したことで交代でセンターバックに入り、高い集中力を保って守備に貢献した。
 前半33分、MFリベリーが2枚目の警告で退場となり数的優位になるが、後半に首位バイエルンの猛攻で3点を奪われ、強豪の力を見せつけられた。しかし、第14節ボルシアMG戦以来、4試合ぶりの出場に存在をアピールし「個人的には凄く手応えを感じた」と振り返った。
 出場機会が少なく、シーズン途中での移籍報道も出ている槙野は「ドイツでやりたい気持ちもある。いい答えが出ればいい」と揺れる胸中を口にした。


逮捕
 今月上旬に英国・ニューカッスルで車が破壊された事件について、イングランドプレミアリーグ、サンダーランドのデンマーク代表FWニクラス・ベントナー(23)と元U-21イングランド代表MFリー・カッターモール(23)が器物損壊容疑で逮捕されていたことが16日、明らかになった。
 地元警察は「6日の午後10時ごろにニューカッスルの路上で複数の車が損傷を受ける事件が発生した。23歳の男2人を事情聴取の上、15日に器物損壊容疑で逮捕した」とコメント。聴取を受けたのはベントナーとカッターモールだった。なお、両選手はすでに保釈されている。
 デンマーク代表として2010年W杯にも出場したベントナーは、今季開幕前にアーセナル(イングランド)から期限付き移籍でサンダーランドに加入した。


超サカFLASH

全治4週間
 来季からJ1の鳥栖は17日、GK室拓哉が右膝関節滑膜炎で手術を受けたと発表した。全治まで4週間の見込み。

契約更新
 J2熊本は本日、高木琢也監督(44)が来季も指揮を執ることで合意したと発表した。来季が3季目となる。

準々決勝進出
 サッカーの全日本女子選手権は本日、各地で3回戦の4試合が行われ、なでしこリーグで初優勝し、2連覇を狙うINAC神戸、AS狭山、千葉、岡山湯郷の同リーグ勢が準々決勝に進んだ。INACは南山が挙げた1点を守って早大(関東1・東京)を1−0で下した。狭山も福岡(なでしこ)に1−0で勝った。千葉は愛媛(四国・愛媛)を2−0で下し、岡山湯郷は常盤木学園高(東北1・宮城)を3−1で退けた。 

承認
 国際サッカー連盟(FIFA)は本日、東京都内で理事会を開き、相次いだ金銭絡みの不正疑惑で揺れた組織を再建するために新設する独立ガバナンス(統治)委員会の構成メンバーを承認した。経営や司法の専門家ら外部有識者も含まれたほか、サッカー界からはアメリカ協会のグラティ会長らが入った。同委員会は、規則見直しや透明性確保などFIFA内の四つのタスクフォース(特別委員会)と連携し、改革案の策定に取り組む。

五輪から除外
 イングランドサッカー協会(FA)は16日、来年のユーロ2012(欧州選手権)にイングランド代表として出場する選手をロンドン五輪の英国代表に選出しない方針を発表した。欧州選手権は6月8日から7月1日まで開催され、7月25日から競技が始まる五輪までの間隔が短いため、両大会の代表になった場合に過密日程になることが懸念されていた。

逆転勝ち
オランダエールディビジ第17節結果

デフラーフスハープ1−3RKC
≪得点者≫
デフラーフスハープ:デ・レーウ16
RKC:ファン・モセルフェルト38、ファン・ペッペン65、オウンゴール88

 オランダエールディビジは16日、第17節の1試合が行われ、14位RKCが敵地で16位デフラーフスハープを3−1で下した。RKCは前半16分に先制を許したが前半のうちに追い付くと、後半にファン・ペッペンの逆転弾とオウンゴールで2点を加え、白星を手にした。

獲得
 サッカーの元フランス代表のFWダビド・トレゼゲ(34)がアルゼンチンの名門リバープレートと2年半の契約に合意したと16日、クラブが発表した。トレゼゲはアルゼンチンとフランスとの二重国籍を持つ。1998年ワールドカップ(W杯)フランス大会でフランスの優勝に貢献し、ユベントス(イタリア)などで活躍した後、バンニ・ヤス(UAE=アラブ首長国連邦)に移籍したが、2試合の出場にとどまった。リバープレートは国内リーグ33度の優勝を誇るが、昨季初めて2部に降格した。

15試合出場停止
 カメルーン・サッカー連盟は16日、同国代表主将のサミュエル・エトーを15試合の出場停止処分にしたと発表した。エトーは同連盟からのボーナスの支払いがないとして、11月のアルジェリア遠征をボイコットし、親善試合も中止になった。副主将のエノーも2試合の出場停止処分を受けた。

獲得
 サッカーの中国スーパーリーグ、大連実徳は16日、元韓国代表のDF朴東赫=パク・ドンヒョク(32)と1年契約を結んだと発表した。今季J1の柏でプレーした朴東赫は「アジアチャンピオンズリーグの出場権獲得に貢献したい」と話した。


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