日本の超サッカー情報

本日の超最新情報

2005.11.29.TUE

☆続投★
Ｊ１、横浜Ｆ・マリノスの岡田武史監督(49)が来季も指揮を執ることが本日29日、確実となった！３年目の今季で契約が切れる岡田監督はこの日、クラブから複数年契約を求める正式な留任要請を受け「気持ちとしてはやってみたい」と前向きに話した。金銭面など具体的な条件提示はまだ受けていない。今季はＪ１で史上初の３連覇を狙ったが、現在９位。アジアチャンピオンズリーグもグループリーグで敗退した。岡田監督は「今年の成績は私の責任。ただ、戦いの中で新たにトライしたいこともできた。新しい挑戦として４年目というのもいい」と心境を説明した。クラブ側は今季の不振を監督だけの責任ではないとみており、長期的なチーム強化を任せる方針。交渉に臨んだ中村勝則取締役は「非常に感触が良かった」と話した。年内にも正式契約を結ぶ。

☆新監督★
現在、ＵＡＥ（アラブ首長国連邦）のアルジャジーラで指揮を執るフェルホーセン氏(58)が来季、Ｊ１の名古屋グランパスエイトの新監督に就任することが明らかになった！本日29日付けオランダ全国紙『アルヘメーン・ダッハブラット』が報じた。今季途中、ネルシーニョ監督を解任後、中田仁司監督が指揮を執っている名古屋。しかし、かねてから新監督候補としてフェルホーセン氏の名前が日本メディアでも挙がっていた。同紙のフェルホーセン氏インタビューによれば、契約は１年と短い。名古屋は２年契約プラス延長オプションを提示したが、これまで短期間の契約で実績を挙げてきたフェルホーセン氏が１年契約を希望したという。また、アシスタントコーチは元フローニンゲン監督のローデウェーヘス氏で、12月10日の天皇杯をフェルホーセン氏とともに観戦する予定。組織的で攻撃的なパスサッカーを信条としているフェルホーセン氏は、オランダで長くＶＶＶ、ＭＶＶ、ローダＪＣというリンブルフ地方の指導者を務め、「リンブルフの父」と呼ばれていた。また、ベルギーリーグのゲンクでは監督就任後１年で優勝へと導いている。

☆練習再開★
優勝への王手をかけたＪ１のＣ大阪が本日29日、最終節のＦＣ東京戦（12月3日、長居）に向け練習を再開した！フィジカル中心のメニューを約２時間みっちりとこなした後、ミーティングも行った。５クラブに優勝の可能性が残されているが、小林監督は「勝てば自分達にタイトルが来る。長い人生でそんなに（優勝が懸かった試合に）巡り合える可能性はないから、必ず取る」とキッパリ。ＭＦファビーニョも「クラブの歴史を懸けた一戦になる」と気を引き締めていた。

☆大黒合流★
前節で首位から陥落したＪ１のＧ大阪が本日29日、逆転優勝を懸ける最終節の川崎戦（等々力）に向けて練習を再開した！フィジカルメニューを中心に約２時間、汗を流した。左膝打撲で３試合欠場したＦＷ大黒将志も合流。ＦＷアラウージョも出場停止から戻り、４試合ぶりにほぼベスト布陣が整う。右ＭＦ渡辺は「結果がどうなるにせよ自分達は勝って終わりたい。開き直ってやるしかない」と表情を引き締めた。

☆正式発表★
フランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」制定の2005年欧州年間最優秀選手（バロンドール）に、スペインリーガエスパニョーラのバルセロナに所属するブラジル代表ＭＦロナウジーニョが28日、初選出し、正式に発表された！昨季バルセロナの６季ぶりリーグ優勝の原動力になったことが評価された。ブラジル人の受賞はＭＦリバウド、2002年のＦＷロナウド以来、３人目の受賞。同賞は欧州各国の記者投票によって決まるもので、２位はイングランドプレミアリーグ、チェルシーのＭＦランパード、３位はＭＦジェラード（リバプール）。昨季受賞のＦＷシェフチェンコ（イタリア・ミラン）は５位。ロナウジーニョは9月に国際プロサッカー選手協会による昨季の最優秀選手賞を受賞。12月に発表される国際サッカー連盟（FIFA）年間最優秀選手の候補にも挙がっている。今年で５０回目になる同賞を記念してパリで行われたパーティーに出席したロナウジーニョは、「夢が叶った。これからもサッカーで多くの人を幸福な気持ちにし、自分も楽しみたい。（過去に受賞した）偉大な選手達と肩を並べたいという気持ちがかき立てられる」と喜びを語った。ロナウジーニョは内定後の今月16日、既に主催するフランスフットボール誌の関係者がバルセロナを訪れ、トロフィーを持っての撮影を済ませていた。

【魅了続けるロナウジーニョ】
スペインリーガエスパニョーラの強豪、バルセロナのＭＦロナウジーニョ(25)が28日、半世紀の歴史を刻んだ欧州年間最優秀選手（バロンドール）に初選出された！「一番欲しかった個人のタイトル。この名誉は決して僕一人のものでない。バルセロナの仲間、多くのファンのおかげだ」。授賞式を終え、バルセロナに戻ると、謙虚さを失わないいつもの言葉で地元マスコミに答えた。フランスリーグ１のパリ・サンジェルマンから移籍した一昨季は、言葉や習慣の違いに戸惑った。低迷する名門クラブの再建という重圧の中、それでもひたすらゴールを狙う積極性を見せた。２年目の昨季にプレースタイルが変わる。エトーやジュリ、デコの新しい仲間とともに組織力で戦い、左サイドで非凡な個人技を開花させた。変幻自在のドリブル、フェイント、相手の意表を突くループシュート。地元紙は「異次元のサッカー」と讃え、６季ぶりリーグ制覇の原動力になった。昨年末、国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）の年間最優秀選手を初受賞した。サッカーの手ほどきをした兄アシス（元札幌）は「来年はバロンドールを手にするだろう。ロニー（ロナウジーニョ）のプレーは勝敗を超えた楽しみで多くの人を魅了し続け、当分はロニーの時代がやってくる」と予言したが、その言葉通りになった。

☆調査開始★
国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）は28日、2006年Ｗ杯ドイツ大会欧州予選のプレーオフ第２戦、トルコvsスイス戦（16日・イスタンブール）で生じた乱闘行為などに対する規律委員会の調査を開始した！対象になるのは両国チームの監督や選手、協会関係者など２０人に上る見込みで、ＦＩＦＡでは過去最大規模になる模様。同試合では、トルコのＤＦアルパイらがスイスの選手を蹴って内臓出血で入院させたほか、トルコチームのコーチが辞任している。処分の決定は来年早々になる見込みだが、ＦＩＦＡのブラッター会長は先に、トルコの次回2010年Ｗ杯予選からの締め出しなど厳罰の可能性も示唆している。

☆横断幕掲示★
イタリアサッカー協会は12月4日までに予定される公式戦全ての開始を５分間遅らせ、ピッチ中央で選手に「人種差別反対」を訴える横断幕を掲げさせると２８日発表した！27日の同国１部リーグ（セリエＡ）、メッシーナvsインテルで一部サポーターから黒人選手に対する人種差別的なヤジが続き、選手が試合中断を求めたことに対応した。

☆開校★
イングランド代表主将のデイヴィッド・ベッカムが28日、故郷に近い英ロンドン南東部にサッカーアカデミーを開校した！欧州では最大と言われ、２面のフルサイズの室内サッカー場や、教室、食堂、医療施設などが完備されている。8歳から15歳の少年少女１５０００人を受け入れる予定で、大半が無料で通える。ベッカムはもちろん、マンチェスター・ユナイテッド時代の同僚スコールズ、ネビル兄弟らも指導を買って出るという。ベッカム自身も、少年時代に元イングランド代表のボビー・チャールトンのサッカー教室に通ってプロ選手を目指した。この日、開校式に合わせてロンドンに入ったベッカムは「自分もサッカーアカデミーを造るのが夢だった」と語った。２日前に一足早くロサンゼルス校を開校させており、「これからも世界中に、できる限り多くの学校を造りたい」と話していた。

☆５つ巴Ｖ争いで大慌て★
史上初の５つ巴に大慌て！12月3日(土)の最終節を残し５チームにリーグ優勝の可能性がある異例の展開となったＪリーグ。首位のＣ大阪から５位の千葉までがそれぞれ別会場で試合を行うため、Ｊリーグは28日、本来は優勝チームに渡すＪリーグ杯、キャプテン杯、チャンピオンフラッグなどを鈴木昌チェアマンらリーグ幹部５人が５会場に分散して持参することを決定した。熾烈な優勝争いで注目を浴びるＪ１だが、その裏ではドタバタ劇を余儀なくされている。Ｊリーグ広報部は「３つどもえくらいまでは予想していたが、まさか５つどもえになるとは思っていなかった」とコメント。異例の展開で思わぬ難問が発生した。12月3日の最終節は優勝の可能性がある５チームが５会場に分かれて試合をするが、優勝チームに授与されるＪリーグ杯、キャプテン（日本サッカー協会会長）杯は１つしかない。しかも正式な授与者は、鈴木昌チェアマン１人だけである。Ｊリーグは会議を重ねた結果、鈴木チェアマンを首位に立つＣ大阪の試合会場（長居）に派遣し、他の会場には理事などの幹部を配置することを決めた。また、長居にはＪリーグ杯とキャプテン杯、２位・Ｇ大阪の会場（等々力）にはチャンピオンフラッグ、３～５位の各チームの試合会場にはチャンピオンフラッグと同材質のレプリカを置くことも決定した。2003年第２ステージも４チームに優勝の可能性を残し最終節を迎えている。だが、首位・磐田と３位・横浜Ｍが直接対決したため、２位・鹿島、４位・市原（現・千葉）の計３試合を視野に入れるだけでよかった。５チームを対象に５会場で優勝準備するのは史上初。どの会場で表彰式が行われ、何が授与されるか。混沌としたＪリーグが、いよいよ最終章を迎える。

【超サカFLASH】

☆時間変更★
日本サッカー協会は本日、12月10日に神戸ウイングスタジアムで予定されていた天皇杯全日本選手権５回戦のＧ大阪vs柏を同17日に変更すると発表した！柏がＪリーグ入れ替え戦に出場するため。会場と午後1時のキックオフ時間は変わらない。

☆欠場★
Ｊ１横浜ＭのDF松田直樹が持病の腰痛のため、12月3日のＪ１最終節の大宮戦を欠場することが明らかになった！26日のＣ大阪戦前の練習中に痛めた。

☆微妙★
左膝の負傷で離脱しているＪ１のＧ大阪のMF二川孝広は12月3日に行われる川崎戦での復帰は微妙！

☆全治３～４週間★
Ｊ１のＦＣ東京は本日、FWルーカスが23日の新潟戦で左足を負傷し、関節骨の挫傷で全治３～４週間と診断されたと発表した！これにより、12月3日のＪ１最終節のＣ大阪戦は欠場する。

☆新監督★
Ｊ１新潟の来季の新監督にＪ２山形の鈴木淳監督(44)が就任することが明らかになった！来月中旬にも正式発表される。

☆獲得★
フランスリーグ１のナントは28日、来月の移籍市場再開時にケニア人FWデニス・オリエチ(20)を獲得すると発表した！現在、カタール・リーグのアルアラビに所属するオリエチと、移籍金２５０万ユーロ（約３億５６００万円）で４年契約を結ぶ見通し。

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