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本日の超最新情報
2005.12.24.SAT
☆準決勝進出★
第85回天皇杯全日本選手権準々決勝結果
鹿島0−1大宮
(仙台・6298人)
≪得点者≫
大宮:森田55
浦和2−0川崎
(埼玉・27589人)
≪得点者≫
浦和:マリッチ69、堀之内83
G大阪1−3C大阪
(長居・15329人 )
≪得点者≫
G大阪:シジクレイ58
C大阪:森島40、古橋51、ファビーニョ53
磐田0−1清水
(香川丸亀・7354人)
≪得点者≫
清水:マルキーニョス89
第85回天皇杯全日本選手権は本日24日、大阪・長居陸上競技場などで、いずれもJ1勢による準々決勝の全4試合を行い、ベスト4が出揃った!29日の準決勝はJ1勢の大宮vs浦和、C大阪vs清水に決まった。C大阪は3―1でG大阪との「大阪ダービー」を制し、清水は1―0で前回準優勝の磐田を振り切り、ともに2大会ぶりの4強入りを果たした。大宮は1―0で鹿島を破り、初の準決勝進出。浦和は2―0で川崎に快勝し、2大会連続でベスト4に進んだ。
【チームが団結】
寒風も関係ない。サポーターの応援は普段に増して熱気を帯びる。C大阪はリーグ戦、ナビスコ杯を含めて5度目の対戦で、今季初めてG大阪との“大阪ダービー”を制した。前半は中盤でボールの奪い合い。両チームともパスミスが目立ち、決定機をつくれなかったが、森島寛が流れを変えた。左サイドで久藤からのパスを受け、右足を思い切り振り抜いた。相手DFに当たりコースが変わった先制点を「ラッキーだと思いますけど」と、はにかみながら喜んだ。現在の差がそのまま結果に表れた。大黒、アラウージョが欠けたG大阪に対し、C大阪はほぼベストメンバー。モチベーションも上回った。最終節でリーグ優勝をさらわれ、さらに1度も直接対決で勝てずにシーズンを終えることだけは避けたい。森島寛は「試合にいい入り方ができた。チームが団結できていた」と話した。初タイトルまであと2つ。小林監督も手応えを感じている。「たくましいチーム。次も勝って前にいきたい」と頼もしかった。
【2冠の夢消える】
Jリーグ王者のG大阪は、最後まで優勝を争ったリーグ戦の雪辱に燃えるC大阪に敗れ、2冠の夢は消えた。西野監督は「新しいメンバーでコンビネーションをつくるには時間がなかった」と敗因を挙げた。33ゴールでリーグ得点王のアラウージョはすでに退団し、16得点の大黒は右足首捻挫で欠場。フェルナンジーニョ、若手の三木の2トップに二川がトップ下の陣容で臨んだ。だが、今季の攻撃力を支えた2人のいないチームは、シュート数こそ相手を上回ったが、決定力を欠いた。来季は攻守に再構築を図りながら、2連覇のかかるリーグ戦やアジアチャンピオンズリーグに挑む厳しい状況。宮本は「今季は失点が多かったので、来シーズンは減らしたい」と気を引き締めた。
☆移籍決定★
J1、G大阪の日本代表FW大黒将志(25)がフランスリーグ2(ドゥ)のグルノーブルに移籍することが本日24日、決まった!27日に記者会見する。グルノーブルの田部和良ゼネラルマネジャーによると、完全移籍で契約期間は来年1月2日から複数年という。フランスでのデビュー戦は、リーグ再開後の来年1月中旬になる見込み。大黒は今季のJ1で16得点を挙げ、G大阪のリーグ初制覇に貢献した。今年1月に初めて代表に招集され、15試合で5得点と活躍。日本のW杯ドイツ大会出場に大きな役割を果たした。グルノーブルはフランス南東部に本拠を置き、日本の携帯電話向け情報配信大手の「インデックス」(本社・東京)が昨秋に買収した。3位まで1部に昇格できる2部リーグで、現在20チーム中8位。
大黒将志(おおぐろ・まさし)
G大阪の下部組織で育ち、18歳だった1999年3月、市原(現千葉)戦でJリーグデビュー。2000年3月のV川崎(現東京V)戦で初ゴール。両足、頭と多彩な得点パターンを持ち、2004年に日本人最多の20得点を挙げた。Jリーグ通算115試合48得点。日本代表では15試合5得点。177センチ、74キロ。大阪府豊中市出身。25歳。
グルノーブル
正式名称はグルノーブル・フット38。フランス南東部のイゼール県に本拠を置き、1997年に2つのクラブが合併して誕生した。昨夏に財政難に陥ったが、日本企業のインデックスが買収。現在は2部リーグ20チーム中8位。ホームスタジアムは1万4000人収容。
【サポーターに感謝】
グルノーブルへの移籍が決まった大黒は本日24日、右足首捻挫のため天皇杯準々決勝のC大阪戦(長居)を欠場し、会場で観戦した。この日で移籍が確定すると知らされていたようで、チームが敗れた試合後は、競技場の南側スタンドに陣取ったG大阪サポーターの近くに駆け寄り、深々と一礼。「G大阪の大黒」としての最後の舞台で、長年の応援に感謝を示した。
【海外初挑戦】
大黒が満を持して海外に初挑戦する!G大阪でリーグ制覇の初タイトルを取り、心残りはなくなった。目覚ましい成長を続けるストライカーが、さらなる飛躍を求めてフランスに渡る。昨季、同じフランスリーグ2でプレーした松井大輔(ルマン)は「とにかく体をぶつけるサッカー。ボールを持つとすぐ潰ぶされるので、ワンタッチプレーが増えた」と語っている。その中で、大黒の鋭い動き出しや精度の高いトラップが生きる可能性は高い。もちろん非凡なゴールセンスも通用するはずだ。ただ、海外では技術だけでなくコミュニケーション能力や戦術理解力がさらに問われる。実力を発揮できるか否かは、シーズン途中のチームにどれだけ早く順応できるかにかかっている。開幕まで6カ月に迫ったW杯の前に環境を変えるのはリスクも伴う。さらに2部リーグというレベルを懸念する声もある。だが、本人は「いろんな意味でプラスになる」と不安は感じていない。どんな状況も、今の大黒なら成長の糧とするだろう。
☆正式発表★
スペインリーガエスパニョーラ、レアル・マドリードは23日、世界クラブ選手権で世界王者に輝いたサンパウロからブラジル代表DFシシーニョ(25)を獲得したと正式に発表した!5年契約で、移籍金は400万ユーロ(約5億5000万円)。クリスマス休暇後の今月29日からチームの練習に合流する。シシーニョはイタリア国籍を保有しており、EU圏内の選手扱いとなる。レアルはこれで、ロナウド、ロベルトカルロス、ジュリオ・バプティスタ、ロビーニョに続き、5番目のブラジル代表選手をラインナップに加えた。
☆帰国★
J1鹿島への復帰の可能性のある日本代表、メッシーナFW柳沢敦が23日、帰国した!時折笑顔を見せながらも「(フランツァ)会長とも話してはないし、今の時点では(報道陣に)話すことは何もありません」と今後については明言しなかった。「鹿島とは会えるかどうか分からない」と言葉を濁したものの「天皇杯(準々決勝)はいつ?」と気に掛けている様子。早ければ26日にも鹿島側との話し合いが持たれる見込み。「W杯やその先のことというよりは、今を大切に考えたい」。メッシーナは28日から合宿を張るが、柳沢は30日に合流する予定。
【超サカFLASH】
☆合宿★
J1浦和が来年2月中旬にオーストラリアリア・シドニーで合宿を行うことが明らかになった!
☆サイン★
J1の横浜Mは本日、日本代表DF中沢佑二、DF河合竜二、MF山瀬功治の3選手と来季の契約を更新したと発表した!中沢は複数年契約を結んでおり、契約期間は2009年1月末まで。
☆サイン★
J1名古屋DF増川隆洋が22日に契約更改交渉を行い、300万円アップの1100万円(推定)でサインした!
☆新監督★
フラメンゴで監督を務めていたジョエル・サンタナ氏(56)がJ2仙台の新監督に就任することが事実上決定した!正式発表は1月になる見込み。
☆留任★
J2鳥栖は23日、松本育夫監督(64)が来季も指揮を執ることが決定したと発表した!就任3年目となる。また、岸野靖之ヘッドコーチ(47)の留任も発表された。
☆留任★
J2水戸は23日、前田秀樹監督(51)が来季も指揮を執ることが決定したと発表した!
☆全治8週間★
イングランドプレミアリーグ、ミドルスブラは23日、オランダ人MFジョージ・ボアテング(30)が足首靭帯損傷のため、約8週間欠場すると発表した!ボアテングは21日のイングランドリーグ杯準々決勝のブラックバーン戦で負傷した。
☆獲得★
スペインリーガエスパニョーラ、マラガは23日、ブラジルリーグのフルミネンセ所属の元ブラジル代表DFガブリエル・ロドリゲス・ドスサントス(24)を獲得したと発表した!3年半の契約で、移籍金は不明。
☆全治6週間★
ドイツブンデスリーガ、ハノーバーに所属するドイツ代表DFパー・メルテザッカーが、21日のブレーメン戦で右足首外側靱帯断裂の重傷を負い、全治6週間以上と診断された!近日中に手術を受ける。
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