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本日の超最新情報
2005.12.29.THU

☆決勝進出★
第85回天皇杯全日本選手権準決勝結果

C大阪0−1清水
(静岡ス)
≪得点者≫
清水:チョ・ジェジン101

大宮2−4浦和
(国立)
≪得点者≫
大宮:片岡26、富田89
浦和:マリッチ23、長谷部62、102、山田95

第85回天皇杯全日本選手権は本日29日、東京・国立競技場などでJ1勢による準決勝を行い、来年1月1日の決勝(国立)は清水vs浦和の対戦となった!清水は初制覇した第81回大会以来4大会ぶり4度目の決勝進出。浦和の決勝進出は、前身の三菱重工が4度目の優勝を果たした第60回大会以来25大会ぶり8度目となった。C大阪と顔を合わせた清水は延長前半11分にチョ・ジェジンが決勝点を挙げ、1−0で競り勝った。大宮と対戦した浦和は2−2で迎えた延長前半に山田と長谷部が連続得点し、4−2で振り切った。

【チョ・ジェジンの一撃】
清水に4大会ぶりの決勝進出をもたらしたのは韓国代表FW、チョ・ジェジンの一撃だった!0−0の延長前半11分。森岡からの右クロスに185センチの体をいっぱいに伸ばし、正確なヘディングシュートを叩き込んだ。右膝などの痛みで約1カ月も試合から遠ざかっていた。「ケガで周りに迷惑をかけていたので、チームが勝てて最高。シュートを外してもまた次のチャンスが来ると信じていた」と喜びをかみしめた。
 来年のW杯出場を目指し、来年1月中旬からの韓国代表合宿と遠征に参加する。チーム復帰はリーグ開幕直前の2月末の予定。それだけに「優勝して気持ち良く代表に行きたい」と、今大会での結果にこだわる気持ちが強い。就任1年目での初タイトルにあと1勝と迫った長谷川監督はやや興奮気味だ。殊勲のFWを「ケガで本調子ではなかったが、この試合に期するものがあったようだ」と讃える声はやや上ずっていた。多くの主力を故障で欠く状況だが、チームは勢いに乗っている。

【セレッソ、雪辱ならず】
またもC大阪はタイトルに届かなかった!Jリーグ制覇を目前で逃し、天皇杯も準決勝で力尽きた。「大事なところで勝ち切れない。もう一段レベルアップしないと」。森島寛は悔しさを押し殺して話した。なかなか決定機さえもつくれなかった。「引いた相手をどう崩すのかも来季の課題」と小林監督。守備を徹底した清水に対し、パスミスも多く、西沢のプレー位置が下がる悪循環に陥った。準々決勝は宿敵のG大阪に快勝し、一気に頂点まで駆け上るような雰囲気もあった。だが、勢いは続かず、公式戦21試合ぶりの黒星。これで清水には2分け3敗でC大阪の2005年は終わった。小林監督は「最後のところは取れなかったが、成長のあった1年だった。さらにたくましくなって来季を戦いたい」と締めくくった。

【長谷部、大活躍】
浦和が「さいたまダービー」の死闘を制し、実に25大会ぶりの元日決戦に駒を進めた!後半44分、大宮のハイボール攻撃で同点とされた。逃げ切りを意図し、司令塔ポンテは既に交代して突入した延長戦。嫌な流れを断ち切ったのは、守備的MFからポジションを上げた長谷部だった。延長前半5分、相手ゴール前を右から左へドリブルし、好パスで山田の勝ち越し点をアシストした。圧巻は7分後。自陣からドリブルで突き進み、DF2人をかわしてダメ押し点を決めた。観客の目をくぎ付けにする得点にも、本人は「相手が飛び込んできたのでうまく外せただけ」と冷静だった。むしろ、2度同点とされるまずい試合運びを反省した。W杯に向け、1月末に始動する日本代表に初選出された21歳。ブッフバルト監督は「今日の試合は彼のダイナミックさと頭の良さが如実に出た」と賛辞を惜しまなかった。決勝は、2位に終わったリーグ戦を雪辱する舞台。長谷部にとっては、W杯の代表争いに弾みをつける一戦でもある。

☆初優勝★
高円宮杯全日本ユース選手権決勝結果

浦和ジュニアユース2−0FC東京U-15深川
(国立)

高円宮杯全日本ユース選手権は本日29日、東京・国立競技場で決勝が行われ、浦和ジュニアユースが初出場初優勝の偉業を成し遂げた!前半から個人技と組織が融合された高レベルなサッカーでFC東京U-15深川を圧倒。前半16分に左CKからの混戦をFW岸が押し込み先制。後半24分にもMF田仲が左サイドを華麗なターンで突破すると、最後は途中出場のFW藤田が左足で決めて、ダメ押しした。この日同じ国立競技場で天皇杯準決勝を控えた「兄貴分」の浦和サポーターの大声援に後押しされ、完封で栄冠を掴み取った。

☆高校サッカー展望★
第84回全国高校選手権は明日30日の甲府東(山梨)vs一条(奈良)戦の開幕戦(1回戦)から来年1月9日の決勝まで、47都道府県を勝ち抜いた代表48チーム(東京は2校)が東京・国立競技場など首都圏の9会場で高校日本一を争う!連覇を狙う鹿児島実(鹿児島)と9年連続出場の青森山田(青森)が優勝争いの中心になりそうだ。攻守にバランスが取れている鹿児島実は3年生が主体で前回大会の優勝メンバーが4人残っている。FW栫、MF赤尾ら昨季のチームを引っ張った選手の経験が大事な場面で生きそうだ。青森山田はFW小沢を中心としたスピード溢れる攻撃を武器に8月の全国高校総体を初制覇し、波に乗っている。史上最北の優勝校となる可能性が十分にある。全日本ユース選手権4強の滝川二(兵庫)も攻撃的な好チーム。186センチの長身FW森島は技術も高く、多彩な攻めを演出できる。強豪が揃う県大会を勝ち抜いた常葉学園橘(静岡)との1回戦は注目の好カード。那覇西(沖縄)は全国高校総体で準優勝し自信を深めた。パスを得意とするMF安里を中心とする攻撃サッカーで同県勢の過去最高成績8強を上回れるか。流通経大柏(千葉)は技術の高い大型選手を攻守に揃える。初出場だが上位に食い込む力がある。今季は十分な結果を出せていない常連校、国見(長崎)と東福岡(福岡)は今大会で巻き返しを狙う。前回4強の星稜(石川)は広島観音(広島)と激突する初戦も好カード。

☆就任★
オーストラリアサッカー協会は本日29日、オランダ代表の往年の名選手、ニースケンス氏がオーストラリア代表コーチに就任すると発表した!ニースケンス氏は同じオランダ人のヒディンク監督をサポートする。2人のコンビは、1998年のW杯フランス大会で母国をベスト4に導いた。選手時代のニースケンス氏は1974年、1978年と2大会連続でW杯の準優勝に貢献した。オーストラリアは来年のW杯ドイツ大会のグループリーグでは日本と同じグループF。

☆プレミア★
イングランドプレミアリーグ結果

アーセナル4−0ポーツマス
≪得点者≫
アーセナル:ベルカンプ7、レジェス13、アンリ37、43=PK

バーミンガム2−2マンチェスター・ユナイテッド
≪得点者≫
バーミンガム:クラパム19、パンディアニ78
マンチェスター・U:ファン・ニステルローイ4、ルーニー54

マンチェスター・シティー0−1チェルシー
≪得点者≫
チェルシー:J・コール79

エバートン1−3リバプール
≪得点者≫
エバートン:ビーティー42
リバプール:クラウチ11、ジェラード18、シセ47

ボルトンvsミドルスブラ
(試合延期)

ウェスト・ブロムウィッチ2−0トッテナム
≪得点者≫
WBA:カヌ23、52

ニューカッスルvsチャールトン
(試合延期)
ウェスト・ハム0−2ウィガン
フルハム3−3アストン・ビラ
ブラックバーンvsサンダーランド
(試合延期)

イングランドプレミアリーグは28日、第19節の全7試合(3試合は試合延期)が行われ、エバートンとリバプールによる「マージーサイドダービー」では、アウェーのリバプールが3−1で快勝し、1989年以来のリーグ戦9連勝を飾った!リーグ戦9試合ぶりの失点を喫したものの、クラウチの先制ゴール後、7分後にはジェラードの目の覚めるようなミドルシュートで追加点。その後、1点こそ返されたものの、後半開始直後にはシセのゴールで再びリードを広げると、そのまま同じ街のライバルを寄せ付けず白星を収めた。首位のチェルシーはマンチェスター・シティーにJ・コールの決勝点で1−0で競り勝ったが、2位のマンチェスター・ユナイテッドはバーミンガムと引き分けた。チェルシーは勝ち点を52とし、マンUとの差は11に開いた。試合消化が2試合少ないリバプールが勝ち点37で追っている。一方、日本代表MF稲本潤一の所属するウェスト・ブロムウィッチはホームでトッテナムを2−0で下した。太ももを痛めている稲本は2試合連続で欠場した。日本代表MF中田英寿の所属するボルトンは同日夜に予定されていたミドルズブラ戦をグラウンド状態不良のため中止すると発表した。クラブの広報担当者は「ピッチが凍っている状態で、選手の安全保護のため中止を決めた」と説明した。代替の開催日時は未定。

☆通過★
ブラジル代表DFシシーニョ(25)がスペインリーガエスパニョーラ、レアル・マドリードのメディカルチェックを通過した!レアルが28日、ウェブサイト上で明らかにした。レアルは世界クラブ選手権で優勝したサンパウロから5年契約でシシーニョを獲得。移籍金は約400万ユーロ(約5億5900万円)。同選手はクリスマス休暇を終えたチームが練習を再開する本日29日、レアルの選手として正式に紹介される。

☆死去★
元イングランド代表GKテッド・ディッチバーン氏が26日に死去していたことが分かった。84歳だった。イングランドプレミアリーグのトッテナムが28日、ウェブサイト上で明らかにした。ディッチバーン氏は1950年、トッテナムのセカンド・ディビジョン優勝に貢献。その翌年、チームをディビジョン・ワン優勝へと導いた。同氏はトッテナムに22年間所属したのち、1959年に退団。1948年4月から1954年3月までの間に達成した247試合連続出場はトッテナムのチーム記録。イングランド代表では合計6試合に出場した。

☆ランニング開始★
10月15日の柏戦で右足関節脱臼骨折して全治5〜6カ月と診断され手術したJ1浦和の田中達也が28日、ランニングを開始した!ジョギングシューズを履き約20分間、グラウンドを走った。「まだ怖いけど、年内に走るという少し早い目標を立てていた。W杯はあきらめていないし来年の開幕戦復帰が目標です」と表情は明るかった。

【超サカFLASH】

☆ドイツ杯★
天皇杯全日本選手権の優勝チームに、来年1月1日の決勝から毎年「ドイツカップ」が贈呈されることになった!28日、ドイツの文化機関、東京ドイツ文化センターが発表した。日本代表のW杯ドイツ大会出場と「日本におけるドイツ年」の記念事業の一環。

☆ベンチ★
フェイエノールトMF小野伸二は本日行われるヴィレムII戦でもベンチスタートが濃厚!ただ、太ももを痛めているMFガリーが出場できない場合にはスタメン出場する可能性もある模様。

☆ボール練習開始★
グルノーブルへの移籍が決定したJ1のG大阪FW大黒将志が28日、右足首負傷後初めてボール練習を行った!

☆年内決定★
J1鹿島の牛島洋社長は28日、サンパウロのパウロ・アウトゥオリ監督の新監督就任が年内に決定するとの見通しを明らかにした!

☆帰国★
J1鹿島の監督を務めていたトニーニョ・セレーゾ氏が28日、ブラジルに帰国した!

☆サイン★
J1磐田MF西紀寛が28日に契約更改交渉を行い、現状維持の4000万円(推定)で合意した!

☆就任★
J1磐田の石井知幸サテライト監督が来季からトップチームのヘッドコーチに昇格することが決定した!

☆戦力外★
J1川崎は28日、ブラジル人MFアラゴネイ(19)と来季の契約を更新しないと発表した!アラゴネイは9月、ブラジルのコリンチャンス・アラゴアノから2006年1月1日までの期限付きで移籍してきたが、リーグ戦出場はなかった。

☆保留★
J1名古屋GK楢崎正剛が28日に契約更改交渉を行い、1000万円ダウンの7500万円(推定)を保留した!次回交渉は年明けに予定されている。楢崎は昨シーズンも1500万円ダウンで契約を更改している。

☆解任★
J1名古屋が上田滋夢テクニカルディレクター(40)と来季の契約を更新しないことが明らかになった!事実上の解任で、近く正式発表される。

☆サイン★
J1新潟MF宮沢克行、寺川能人、海本幸治郎、DF海本慶治が28日までに同チームとの契約を更改した!

☆保留★
J2の東京VのMF山田卓也が28日に契約更改交渉を行ったが、保留した!山田にはJ1の複数クラブからオファーが届いている。

☆レンタル★
J2湘南は本日、DF渡部翼(19)がSC鳥取にレンタル移籍すると発表した!期間は2006年2月1日から2007年1月31日まで。

☆新監督★
Lリーグ2部(L2)新潟は28日、牛浜真監督(38)に代わる新監督に、J1新潟の鳴尾直軌普及コーチ(31)が就任すると発表した!

☆獲得★
スペインリーガエスパニョーラのベティスは28日、公PSV(オランダ)からブラジル人FWロベルト(24)、サンパウロ(ブラジル)から同FWジエゴ・タルデッリ(20)を獲得したと発表した!

☆獲得★
オランダエールディビジ、フェイエノールトは28日、AZアルクマールのオランダ代表DFロン・フラール(20)を獲得したと発表した!

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