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本日の超最新情報
2016年3月9日(水)
INDEX(目次)
★３位★
女子リオデジャネイロ五輪アジア最終予選第５戦(最終戦)結果
韓国４―０ベトナム
オーストラリア１―１中国
女子日本代表１―０女子北朝鮮代表
なでしこジャパンは7日のベトナム戦から８人を入れ替え、岩渕真奈の決勝弾で勝利し、３位で今大会を終える！今大会限りでの代表引退が濃厚な宮間あやはフル出場して決勝点をアシスト！佐々木則夫監督(57)は退任を正式に表明！すでに五輪出場を決めている１位オーストラリアvs２位中国の一戦はドロー決着！
★打ち上げ★
日本代表候補が千葉県内で国内組による３日間の合宿を打ち上げ！ハリルホジッチ監督は「ミニ合宿だったが、かなり有効だった」と総括し、この日の紅白戦ではボールタッチ数を制限し、素早くパスをつなぐ意識を求める！
★就任★
日本サッカー協会の原博実専務理事(57)がＪリーグの副理事長(副チェアマン)に就任！2002年日韓大会、2006年ドイツ大会と２度のＷ杯に出場した元日本代表の福西崇史氏(39)は新たに特任理事に就任！
★８強入り★
欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント１回戦第２戦結果
レアル・マドリード(スペイン)２―０(２戦合計４―０)ローマ(イタリア)
ボルフスブルク(ドイツ)１―０(２戦合計４―２)ゲント(ベルギー)
２シーズンぶりの優勝を目指すレアル・マドリードは、クリスティアーノ・ロナウドとハメス・ロドリゲスのゴールで快勝し、２試合合計４―０と圧倒して６季連続の８強入り！ローマはジェコに１度、サラーに２度の絶好機を決められずに敗退！ボルフスブルクはシュールレの決勝弾で制し、初の準々決勝進出！
★準々決勝進出★
ＦＡカップ５回戦再試合結果
ハル・シティー(２部)０―４アーセナル
３連覇を目指すアーセナルはジルーの２ゴールとウォルコットの２ゴールで完勝して準々決勝進出！公式戦６試合ぶりの勝利を収めたアーセナルだが、メルテザッカー、ガブリエル、ラムジーの３選手が負傷退場！
★新監督★
長谷部誠が所属するドイツブンデスリーガ、アイントラハト・フランクフルトの新監督に、2014年Ｗ杯でクロアチア代表を率いたニコ・コバッチ氏(44)が就任！
本日の超サカＦＬＡＳＨ
本文
★３位★
女子リオデジャネイロ五輪アジア最終予選第５戦(最終戦)結果
韓国４―０ベトナム
オーストラリア１―１中国
女子日本代表１―０女子北朝鮮代表
(キンチョウスタジアム/4766人)
≪得点者≫
女子日本代表：岩渕真奈80
≪出場メンバー≫
【女子日本代表】
GK：
12.山根恵里奈(千葉)
DF：
2.近賀ゆかり(ＩＮＡＣ神戸)
3.岩清水梓(日テレ)
4.熊谷紗希(リヨン)
13.有吉佐織(日テレ)
MF：
6.阪口夢穂(日テレ)
8.宮間あや(岡山湯郷)(cap)■=90+3分
14.中島依美(ＩＮＡＣ神戸)
（88分7.川村優理(仙台)）
5.鮫島彩(ＩＮＡＣ神戸)
（46分16.岩渕真奈(バイエルン・ミュンヘン)）
FW：
10.大儀見優季(フランクフルト)
20.横山久美(長野)
（88分15.高瀬愛実(ＩＮＡＣ神戸)）
ベンチ：
GK：
1.福元美穂(岡山湯郷)
18.山下杏也加(日テレ)
DF：
17.田中明日菜(ＩＮＡＣ神戸)
19.上尾野辺めぐみ(新潟)
9.川澄奈穂美(ＩＮＡＣ神戸)
FW：
11.大野忍(ＩＮＡＣ神戸)
女子日本代表vs女子北朝鮮代表戦ハイライト動画
(You Tube)
サッカー女子のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選最終日は9日、大阪市のキンチョウスタジアムなどで３試合が行われ、女子日本代表「なでしこジャパン」は北朝鮮を１―０で下して２勝１分け２敗、勝ち点７の３位で今大会を終えた。１位オーストラリア、２位の中国が本大会出場を決めている。
2008年から指揮を執り、今大会で退任する佐々木監督の最終戦。国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）ランキングで４位の日本は、同６位の北朝鮮に対して後半途中から攻め込み、同３５分に岩渕（バイエルン・ミュンヘン）が決勝点を奪った。
オーストラリア―中国は１―１で引き分け。韓国はベトナムに４―０で大勝。
近賀ゆかり(ＩＮＡＣ神戸)
「最後に粘って勝つ、なでしこらしい試合ができた。失ったものは大きいが、同時に得たものも大きい。これからが大事だ」
宮間あや(岡山湯郷)
「全員の気持ちが乗った試合だった。申し訳ない思いでいっぱいだったが、チームとして最後まで戦いたかった。これからも一人一人が女子サッカーの代表として頑張らないと。サッカーは終わらない」
大儀見優季(フランクフルト)
「最後になってみんなすごい全力でプレーし、気持ちも入っていた。前半を０点で抑えたのが大きいし、前へ行くという姿勢が勝因だと思う」
横山久美(長野)
「国を背負って戦えていい経験ができた。五輪に出られず悔しいが、切り替えてスタートしたい」
岩渕真奈(バイエルン・ミュンヘン)
「最後まで全員で戦って勝利できて良かった。五輪にはつながらなかったが、このメンバーで最後の試合だったので勝って終わりたかった」
女子日本代表・佐々木則夫監督
「選手達は自分たちのリズムでよく頑張ってくれた。この大会は、監督の力不足だった。これから新たななでしこジャパンを結成して頑張ってもらいたい」
【佐々木監督が退任表明】
サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の佐々木則夫監督(57)は9日、退任を正式に表明した。リオデジャネイロ五輪の出場権を逃したアジア最終予選を終え「責任を取らなきゃいけない思いはある。これまで彼女達とサッカーをやってきて本当に楽しかったし、本当に大きな宝物をいただいた」と述べた。
佐々木監督は2008年から指揮を執り、2011年の女子ワールドカップ（Ｗ杯）優勝のほか2012年ロンドン五輪と2015年女子Ｗ杯の準優勝に導いた。後任はU-20（20歳以下）女子日本代表の高倉麻子監督(47)が有力となっている。
【宮間が先制点を演出】
宮間が精度の高いクロスで岩渕の先制ゴールをアシストした。後半３５分ごろ、左から狙い澄まして左足を振ると、クロスは遠い側の岩渕の頭にぴたり。前半の守備的ＭＦから左ＭＦに移った後半には３分にも絶妙なクロスがあり、得意のキックで何度も好機を演出した。
先制直後のＣＫから招いたピンチでは、ゴールライン上でクリアするなど懸命な姿勢が目立った。出場権は失って迎えた試合だが、「目の前の試合を精一杯戦うだけ」との言葉通りの奮闘だった。
【岩渕、決勝弾も悔し涙】
後半から右ＭＦに入った岩渕が先制点を決めた。宮間の左クロスを頭で合わせ、ベトナム戦に続く先制ゴールとなった。積極的な仕掛けも目立った。右膝の故障から復帰した直後に迎えた大会。調子を取り戻してきたのが終盤なのは残念だったが、実力の一端は示した。
22歳で将来を担うと期待される若手の代表格。「自分がなでしこを支えていく、というくらいの気持ちでやりたい」との意気込みを示そうと最終戦を戦った。
今後は岩渕世代が新生なでしこジャパンを牽引していかなければならない。「またゼロからのスタートですけど、応援してもらえるようなチームを作っていきたいなと思います」と岩渕。必死に我慢していた涙は、インタビューが終わると一気に悔しさとなってあふれ、泣きじゃくりながら場内を回った。
【ＧＫ山根、気合いのプレーで完封】
初戦のオーストラリア戦以来の出場となったＧＫ山根は、試合後のインタビューで号泣した。スタートでつまずいた試合で３失点したことを自分の責任と感じていた。それだけに「ピッチで取り返すしかない。そういう強い気持ちで試合に入った」と気合のこもったプレーを見せ、後半１５分には決定的なピンチを顔面で止めた。
「オリンピックに出られず本当に悔しい。４年間かけてこの責任を取り返したい」。ベテラン福元の後を継ぐ25歳の大型ＧＫは雪辱を誓った。
【川澄、悔しさこらえ宣伝】
４大会連続の五輪出場を逃したなでしこジャパンのＭＦ川澄奈穂美（30＝ＩＮＡＣ神戸）が9日、リオデジャネイロ五輪アジア最終予選最終戦の北朝鮮戦を１―０で終えてから自身のブログを更新。3月26日に開幕するなでしこリーグの観戦を呼びかけた。
川澄は「今日はお足元の悪い中、スタジアムでの応援ありがとうございました！また、テレビなどでの応援もありがとうございました！今大会、日本は３位で終えました」とまずは結果の報告とともに、五輪予選中に送ってもらった声援に感謝。
「今日の試合で近賀さんと夢穂が代表戦１００試合出場を達成しました。ふたりとも、おめでとうございます！」とＤＦ近賀ゆかり（31＝ＩＮＡＣ神戸）とＭＦ阪口夢穂（28＝日テレ）の代表戦１００試合出場を祝福した後で、こう続けた。
「今日で代表活動を終え、選手達はそれぞれのチームに戻ります。今回のメンバー２０人のうち、１７人がなでしこリーグのチームでプレーしています。日本の女子サッカーの発展のため、なでしこリーグを盛り上げることは絶対に必要なんです。是非引き続きなでしこリーグへのご声援もよろしくお願いします」
そして、所属するＩＮＡＣ神戸だけでなく、５試合ある開幕カードを全て列挙。「リーグ年間予定は、こちら！スタジアムの詳細は、こちら！各チームのチケット詳細は、こちら！各チームの紹介は、こちら！全部まとめて、なでしこリーグのホームページは、こちら！」と丁寧に各サイトへのリンクを貼り、「またみなさんと練習場や試合会場でお会いできることを楽しみにしています。大会中は大きな大きなご声援本当にありがとうございました」としめくくった。
【澤穂希さん「また１からチームを作りなおして世界一に」】
試合後は、複雑な表情のイレブンの顔が並んだ。主将のＭＦ宮間は、「切符を逃したにも関わらず、こんなにもたくさんの方が集まって、申し訳なさと嬉しさの気持ちがいっぱいです。オリンピックの出場を逃してしまい、本当に申し訳ありませんでした」と、声援に感謝した。
決勝ゴールの岩渕も「最後まで全員で戦った結果が勝利につながった。このメンバーで戦う最後の試合だったので、しっかり勝って終わりたいと思って臨んだ」と目に涙を溜めながら話した。
また、テレビ中継の解説を務めた元日本代表ＭＦ澤穂希さん(37)は、「オリンピック出場権は獲得できなかったですが、決してこの経験は無駄にせず、また一からチームを作り直して世界一のチームになってほしいと思う」とエールを送った。
【女子日本代表メンバー２０名】
GK：
福元美穂(32=岡山湯郷)
山根恵里奈(25=千葉)
山下杏也加(20=日テレ)
DF：
近賀ゆかり(31=ＩＮＡＣ神戸)
上尾野辺めぐみ(29=新潟)
岩清水梓(29=日テレ)
鮫島彩(28=ＩＮＡＣ神戸)
有吉佐織(28=日テレ)
田中明日菜(27=ＩＮＡＣ神戸)
熊谷紗希(25=リヨン/フランス)
MF：
宮間あや(31=岡山湯郷)
川澄奈穂美(30=ＩＮＡＣ神戸)
阪口夢穂(28=日テレ)
川村優理(26=仙台)
中島依美(25=INAC神戸)
FW：
大野忍(32=ＩＮＡＣ神戸)
大儀見優季(28=フランクフルト/ドイツ)
高瀬愛実(25=ＩＮＡＣ神戸)
岩渕真奈(22=バイエルン・ミュンヘン/ドイツ)
横山久美(22=長野)
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★打ち上げ★
サッカー男子の日本代表候補は本日9日、千葉県内で国内組による３日間の合宿を打ち上げた。小雨の中で約１時間半練習し、ハリルホジッチ監督は「ミニ合宿だったが、かなり有効だった」と総括をした。
紅白戦ではボールタッチ数を制限し、素早くパスをつなぐ意識を求めた。監督は「Ｊリーグでは見られないスピードだった。ワンタッチ、ツータッチでプレーでき、縦へのスプリントもできる。そうすることで得点もたくさん取れる」と力説した。
好連係からゴールを決めた宇佐美（Ｇ大阪）は「いい刺激を受けた。Ｊリーグでも代表選手の自覚を持ってプレーしないといけない」と気を引き締めた。
日本は残り２試合となったワールドカップ（Ｗ杯）アジア２次予選で、24日にアフガニスタン、29日にシリアと埼玉スタジアムで対戦する。
【体脂肪率測定でまた“不合格者”】
ハリルジャパンの国内合宿では恒例となっている体脂肪率の測定で今回も“不合格者”が出た。
ハリルホジッチ監督の合格ラインは「１２％以下」。日本協会の霜田技術委員長は報道陣からの「不合格者はいましたか？」との問いに「ゼロであってほしかったけどね。選手の顔をみれば分かるでしょ。でも改善はみられる」と話していた。
【日本代表候補メンバー２５名】
GK：
東口順昭(29=Ｇ大阪)
西川周作(29=浦和)
林彰洋(28=鳥栖)
DF：
槙野智章(28=浦和)
森重真人(28=ＦＣ東京)
米倉恒貴(27=Ｇ大阪)
藤春広輝(27=Ｇ大阪)
塩谷司(27=広島)
丸山祐市(26=ＦＣ東京)
車屋紳太郎(23=川崎)
昌子源(23=鹿島)
植田直通(21=鹿島)
MF：
柏木陽介(28=浦和)
遠藤康(27=鹿島)
永木亮太(27=鹿島)
武藤雄樹(27=浦和)
柴崎岳(23=鹿島)
遠藤航(23=浦和)
FW：
興梠慎三(29=浦和)
小林悠(28=川崎)
金崎夢生(27=鹿島)
永井謙佑(26=名古屋)
齋藤学(25=横浜Ｍ)
宇佐美貴史(23=Ｇ大阪)
浅野拓磨(21=広島)
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★就任★
Ｊリーグは本日9日、都内で臨時理事会を開き、日本サッカー協会の原博実専務理事(57)が副理事長（副チェアマン）に就任することを決定した。任期は２年で、日本サッカー協会は退職する。Ｊリーグが副理事長を置くのは初。
また、2002年日韓大会、2006年ドイツ大会と２度のワールドカップ（Ｗ杯）に出場した元日本代表ＭＦでサッカー解説者の福西崇史氏(39)が新たに特任理事に就任することも決まった。
【２期目新体制発足】
Ｊリーグは本日9日、東京都内で社員総会を開いて村井満チェアマン(56)の２期目の新体制を発足し、副理事長に日本サッカー協会専務理事を退いた原博実氏(57)、女性として初めての常勤理事に元日本銀行の木下由美子氏(54)が就任した。
村井チェアマンは「世界のサッカーとの差を埋める。その道筋をつける」と２期目の決意を述べ、若手育成や強化のために原氏、財政規模の拡大のために木下氏を登用したと説明。副チェアマンに相当する原副理事長は「Ｊリーグを世界水準に引き上げるために全力でやっていく」と語り、木下理事は「夢のある仕事を裏から支えたい」と意気込みを口にした。
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★８強入り★
欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント１回戦第２戦結果
レアル・マドリード(スペイン)２―０(２戦合計４―０)ローマ(イタリア)
(サンティアゴ・ベルナベウ/76654人)
≪得点者≫
Ｒ・マドリード：クリスティアーノ・ロナウド64、ハメス・ロドリゲス68
Ｒ・マドリードvsローマ戦ハイライト動画
Ｒ・マドリードvsローマ戦フルマッチ動画(前半)
Ｒ・マドリードvsローマ戦フルマッチ動画(後半)
ボルフスブルク(ドイツ)１―０(２戦合計４―２)ゲント(ベルギー)
(フォルクスワーゲン・アレーナ/23475人)
≪得点者≫
ボルフスブルク：シュールレ74
ボルフスブルクvsゲント戦ハイライト動画
欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント１回戦第２戦日程
9日(水)
日本時間28:45
チェルシー(イングランド)vsパリ・サンジェルマン(フランス)
第１戦＝パリＳＧ２―１チェルシー
(スタンフォード・ブリッジ)
日本時間26:00
ゼニト・サンクトペテルブルク(ロシア)vsベンフィカ(ポルトガル)
第１戦＝ベンフィカ１―０ゼニト
(ペトロフスキ・スタジアム)
15日(火)
日本時間28:45
アトレティコ・マドリード(スペイン)vsＰＳＶ(オランダ)
第１戦＝ＰＳＶ０―０Ａ・マドリード
(ビセンテ・カルデロン)
日本時間28:45
マンチェスター・シティー(イングランド)vsディナモ・キエフ(ウクライナ)
第１戦＝Ｄ・キエフ１―３マンＣ
(エティハド・スタジアム)
16日(水)
日本時間28:45
バルセロナ(スペイン)vsアーセナル(イングランド)
第１戦＝アーセナル０―２バルセロナ
(カンプ・ノウ)
日本時間28:45
バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)vsユベントス(イタリア)
第１戦＝ユベントス２―２バイエルン
(アリアンツ・アレーナ)
超最新ＴＶスケジュール
欧州チャンピオンズリーグ（ＣＬ）は本日8日、ドイツのボルフスブルクなどで１６強による決勝トーナメント１回戦の第２戦２試合が行われ、ボルフスブルク（ドイツ）とレアル・マドリード（スペイン）が８強入りした。
ボルフスブルクは１―０でゲント（ベルギー）を下し、２試合合計４―２で初めて準々決勝に勝ち上がった。Ｒ・マドリードはＣ・ロナウドの得点などでローマ（イタリア）を２―０で退け、２戦合計４―０として６季連続での進出となった。
【レアルが６季連続８強入り】
レアル・マドリー（スペイン）がホームでローマに２―０と勝利。２試合合計スコア４―０の完勝で、６シーズン連続のベスト８進出を決めた。
敵地での第１戦を２―０で先勝しているレアルは、2007−2008シーズン以来のＣＬ８強入りを目指すローマのカウンターに手を焼き、ジェコに１度、サラーに２度の絶好機を作られるも、いずれもシュートは枠を逸れ、事なきを得る。
するとレアルはスコアレスで迎えた後半１９分、右サイドを突破したバスケスのクロスにクリスティアーノ・ロナウドが合わせて均衡を破る。さらにその４分後、Ｃ・ロナウドのアシストから、ここ数試合ホームファンからブーイングを浴びせられていたハメス・ロドリゲスが、勝利を決定づける追加点を挙げた。
２試合合計で４点のビハインドを背負ったローマは、後半２９分にエル・シャーラウィに代えてトッティを投入。すると敵地「サンティアゴ・ベルナベウ」のサポーターは、スタンディングオベーションで同選手を迎えた。試合はそのまま２―０で終了し、レアルがベスト８への切符を手にした。
なお、Ｃ・ロナウドはこの試合でＣＬ決勝トーナメント５７試合出場を達成し、元バルセロナ（スペイン）のシャビ・エルナンデスが持つ記録を抜いた。
【ジダン監督「一仕事終えた」】
レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督は、「難しい試合だった。だが、最終的にはラウンド突破という目標を達成した」とコメント。「９０分の試合ではいろいろなことが起こる。相手は優れた選手たちのいるチームだったからね。だが、我々は一仕事を終えた」と、一先ずベスト８に駒を進めたことを喜んだ。
一方、敗退したローマのルチアーノ・スパレッティ監督は、「先に点を取っていれば、違う展開となっていたかもしれない」とコメント。先制点のチャンスを活かすことができていれば、逆転突破の可能性もあったと悔しさを覗かせた。
その上で、同監督は「だが、２試合とも０―２で負けたというのが現実。レアルが突破したのは妥当だよ。我々はメンタリティや決定力を改善しなければいけない。今日は本来あるべきレベルになかった」と振り返り、「２試合とも悪いプレーではなかったが、チャンスを活かせなかった」と、絶好機を逸したことを嘆いた。
【ハメス「順当な結果」】
レアル・マドリードが２連勝でベスト８進出を果たした。
国内カップ戦は既に敗退が決まり、リーグ戦でも首位バルセロナと勝ち点１２差で優勝は絶望的。指揮官交代など不振の今季を唯一救えるのが、欧州チャンピオンズリーグのタイトルとなり、選手の士気も高く内容、結果ともに素晴らしかった。
アウェーでの第１戦で微妙な判定もあって批判を浴びたが、ジダン監督が「難しい試合だった」とするホームでの試合も前半こそ無得点だったが、常に主導権を握った。
後半にクリスティアーノ・ロナウドが先制弾を決めると、４分後にも加点して余裕の勝利。２点目を奪ったハメス・ロドリゲスは「順当な結果だと思う」と胸を張り、指揮官も「勝ち上がるという目的は達成した」と涼しい顔で語った。
【ローマ監督「まだ弱い」】
リーグ戦７連勝と好調ローマだったが、欧州チャンピオンズリーグ１０度の優勝を誇る名門には歯が立たず、完敗で姿を消した。
ホームでの第１戦は微妙な判定もあり、０―２で敗れるもメディアに「健闘した」と評されたが、スパレッティ監督は「（ローマは）まだ弱い。また０―２で負けて、レアル・マドリードが勝ち上がった。それが事実だ」とさばさばした表情で現実を受け止めた。
スコアレスだった前半も主導権を握られる苦しい展開で、右サイドのＦＷサラーの突破以外に効果的な攻め手がなく、決定力も欠いた。
指揮官は「精神面とプレーの正確性を改善しなければ。チャンスを逃し過ぎた」と悔やんだが、チーム力の差を感じさせられる試合となった。
【ゲント指揮官「将来に向けて自信」 】
欧州ＣＬ本大会初出場でベスト１６まで勝ち上がったヘントが力尽きた。前半から好機はあったが、ボルフスブルクの守りをこじ開けられなかった。
バンハーゼブルック監督は「先制できていれば違った展開になっていたかもしれない」と残念がった。
昨季リーグ初制覇を果たし、今季も首位と勝ち点差２の２位で追走。躍進著しいチームに、アウェーに駆け付けたサポーターも敗戦後も温かい拍手を送り、奮闘を称えた。
監督も「我々はよくやった。将来に向けて自信になる」と前向きな言葉を並べた。
【ダビド・ルイス、古巣撃破へ意欲】
欧州チャンピオンズリーグは本日9日に決勝トーナメント１回戦第２戦の２試合が行われる。
初優勝を狙うパリ・サンジェルマンは、ホームの第１戦でチェルシーに２―１で先勝。2014年夏までチェルシーに３季所属したＤＦダビド・ルイスは古巣との第２戦を前に「ロンドンは僕がとても幸せな時を過ごした都市だった。素晴らしい瞬間もいくつかあったが、今はパリＳＧのためにプレーすることに集中している」と意気込みを口にした。
また、ホームの第１戦でゼニト・サンクトペテルブルクに１―０で勝ったベンフィカは敵地に乗り込み、４季ぶりの８強入りを目指す。
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★準々決勝進出★
ＦＡカップ５回戦再試合結果
ハル・シティー(２部)０―４アーセナル
≪得点者≫
アーセナル：ジルー41、72、ウォルコット77、89
ハル・シティーvsアーセナル戦ハイライト動画
イングランド協会（ＦＡ）カップは8日、５回戦の再試合が行われ、アーセナルが敵地でハル・シティー（２部）に４―０と完勝し、準々決勝進出を決めた。
３連覇を目指すアーセナルは前半４１分、メイラーのパスミスからジルーが先制点。前日に子供が誕生したばかりの同選手は、これが1月13日以来のゴールで嬉しい復活弾となった。
１点リードで前半を終えたアーセナルは、後半２６分にウォルコットのクロスからジルーが追加点。さらにその後ウォルコットが２ゴールを加え、公式戦６試合ぶりの勝利を収めた。
快勝したアーセナルだが、この試合ではメルテザッカー、ガブリエル、ラムジーの３選手が負傷交代となった。メルテザッカーは前半、パウエルとの衝突で脳震盪を起こした。ベンゲル監督は、ガブリエルについては問題ないとしたが、太ももを負傷したラムジーのコンディションには懸念を示した。
プレミアリーグで首位レスターに勝ち点８差をつけられ、欧州チャンピオンズリーグでは決勝トーナメント１回戦第２戦でバルセロナ（スペイン）に０―２と敗れているアーセナル。現実的に獲得の可能性が一番高いとみられるＦＡカップでは、準々決勝でワトフォードと対戦する。
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★新監督★
ドイツブンデスリーガ、日本代表ＭＦ長谷部誠が所属するアイントラハト・フランクフルトは8日、ニコ・コバッチ監督(44)の就任を発表した。2014年のワールドカップ（Ｗ杯）ではクロアチア代表を率いた。
フランクフルトはリーグ残り９試合で１６位に沈み、２部の降格危機にある。6日にフェー監督を解任した。
コバッチ監督はヘルタ、レバーク−ゼン、バイエルン・ミュンヘンなどドイツでのプレー経験が豊富で、2003年バイエルン所属時にはリーグ制覇に貢献。クロアチア代表としても2002年、2006年Ｗ杯出場し、ユーロ2008（2008年欧州選手権）では主将を務めるなど、代表通算６５試合１４得点を記録。2002年Ｗ杯では日本代表とグループリーグで対戦している。
指導者としては2013年にU-21クロアチア代表を率いると、同年に同国Ａ代表指揮官に就任。2014年Ｗ杯ではブラジル、メキシコに敗れて、グループリーグで敗退。ユーロ2016（2016年欧州選手権）予選では成績不振に陥り、昨年9月に解任されていた。
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【超サカＦＬＡＳＨ】
★代表選出★
Ｊ１のＦＣ東京は本日、ＦＷネイサン・バーンズ(27)がワールドカップ（Ｗ杯）ロシア大会アジア２次予選に臨むオーストラリア代表に選出されたと発表した。
オーストラリア代表は24日にタジキスタン代表と、同29日にはヨルダン代表とそれぞれホームのアデレード、シドニーで対戦する。
★改修★
スペインリーガエスパニョーラのバルセロナは8日、ホームスタジアムであるカンプ・ノウの改修プロジェクトの国際設計コンペで、日本の日建設計の案を選んだと公式サイトで発表した。コンペには世界各国から応募があり、昨年9月に８つの案にまで絞られていた。工事は2017年から2021年にかけて行われる予定。
バルセロナは昨年末、クラブワールドカップ（Ｗ杯）で優勝して世界一に輝いた。カンプ・ノウは約９万９千人の収容人数を誇る世界最大規模のサッカースタジアム。
←INDEX
総入場者数(本日の超最新情報)
本日の入場者数
昨日の入場者数
日本の超サッカー情報