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PS4版ウイイレ2016完全修正データ

本日の超最新情報
2016年6月7日(火)

INDEX(目次)

逆転負け
キリンカップ2016結果

3位決定戦:

デンマーク代表4―0ブルガリア代表

決勝:

日本代表1―2ボスニア・ヘルツェゴビナ代表

本田圭佑と香川真司が欠場した日本代表は、清武弘嗣のゴールで先制するも、逆転負けで優勝を逃す!浅野拓磨はA代表初先発でフル出場するも、終了直前の絶好機を決められず!ボスニア・ヘルツェゴビナはジュリッチの2ゴールで逆転勝ちして初優勝! デンマークはエリクセン(トッテナム)のハットトリックなどで4ゴールの圧勝、ブルガリアは2試合で11失点を喫して2連敗!

白星発進
コパ・アメリカ・センテナリオ・グループリーグ第1戦結果

グループD:

アルゼンチン2―1チリ
パナマ2―1ボリビア

前回2015年大会決勝の再戦となったアルゼンチンvsチリの大一番は、ディ・マリアの先制弾などでアルゼンチンが制す!アルゼンチンはケガの影響でメッシが欠場するも、王者チリを撃破!初出場のパナマはブラス・アントニオ・ペレスの2ゴールで初白星!

快勝
国際親善試合結果

イタリア2―0フィンランド
ポーランド0―0リトアニア
アイスランド4―0リヒテンシュタイン
ベトナム3―0シンガポール
ミャンマー3―0香港

ユーロ2016(欧州選手権)で死のグループE(ベルギー、スウェーデン、アイルランド)のイタリアは、デ・ロッシのゴールなどで快勝!ユーロ2016に初出場するアイスランドは、37歳のグジョンセンのゴールなどで完勝!

買収
中国の家電量販大手の蘇寧電器グループが、イタリアセリエAで長友佑都の所属するインテルを買収!蘇寧電器グループは中国超級リーグの江蘇蘇寧の親会社で、買収額は7億ユーロ(約850億円)!

本日の超サカFLASH
ドイツブンデスリーガのドルトムントが、同リーグのバイエルン・ミュンヘンから元U-21ドイツ代表MFローデ(25)を獲得ほか


本文

逆転負け
キリンカップ2016結果

3位決定戦:

デンマーク代表4―0ブルガリア代表
(市立吹田サッカースタジアム)
≪得点者≫
デンマーク代表:モアテン・ラスムッセン 38、エリクセン 72、75、82

ハイライト動画

決勝:

日本代表1―2ボスニア・ヘルツェゴビナ代表
(市立吹田サッカースタジアム/35,589人)
≪得点者≫
日本代表:清武弘嗣 28
―2ボスニア・ヘルツェゴビナ代表:ジュリッチ 29、66
≪出場メンバー≫
日本代表
GK:
12.西川周作(浦和)
DF:
21.酒井高徳(ハンブルガーSV)
22.吉田麻也(サウサンプトン)
6.森重真人(FC東京)
5.長友佑都(インテル)
(70分20.槙野智章(浦和))
MF:
17.長谷部誠(アイントラハト・フランクフルト)(cap)
(88分14.小林悠(川崎))
7.柏木陽介(浦和)
(46分3.遠藤航(浦和))
13.清武弘嗣(ハノーファー)
FW:
18.浅野拓磨(広島)
9.岡崎慎司(レスター・シティー)
(79分15.金崎夢生(鹿島))
11.宇佐美貴史(G大阪)
(74分24.小林祐希(磐田))
ベンチ:
GK:
1.川島永嗣(ダンディー・ユナイテッド)
23.東口順昭(G大阪)
DF:
16.丸山祐市(FC東京)
19.酒井宏樹(ハノーファー)
2.昌子源(鹿島)
MF:
10.香川真司(ドルトムント)
25.大島僚太(川崎)
FW:
4.本田圭佑(ミラン)
8.原口元気(ヘルタ・ベルリン)

ハイライト動画
(You Tube)


 サッカーのキリンカップ2016最終日は7日、大阪・市立吹田スタジアムで2試合が行われ、日本は決勝でボスニア・ヘルツェゴビナに1―2で敗れて優勝を逃した。ボスニア・ヘルツェゴビナは初優勝。
 本田(ミラン)、香川(ドルトムント)が欠場した国際サッカー連盟(FIFA)ランキング53位の日本は同20位の相手に対し、前半28分に清武(ハノーファー)が先制した。だが、直後に追い付かれると後半21分、ジュリッチにこの日2点目を決められ終盤の反撃も及ばなかった、国際大会の連勝は5で止まり、両国の対戦成績は1勝1分け1敗となった。
 3位決定戦ではデンマーク(FIFAランク38位)が4―0でブルガリア(同69位)に快勝し、3位となった。
 3日に愛知・豊田スタジアムで行われた準決勝で、ブルガリアは日本に2―7で大敗。2試合で11失点を喫した。

西川周作(浦和)
「失点シーンは本当にちょっとしたところでやられた。失点前にもミスからピンチを迎えていて流れが悪かった。監督から得点を取ってからの3〜5分に集中しろと言われていた」

酒井高徳(ハンブルガーSV)
「負けたことに関しては凄く残念だけど、課題が出たことは大事でポジティブなこと。(同じ右サイドでプレーした浅野は)インテリジェンスがある。臨機応変なプレーが上手だと思う」

森重真人(FC東京)
「(失点の場面は)得点直後、交代直後の隙を突かれた形だった。隙を90分間、相手に与えないようにやらないといけない」

長友佑都(インテル)
「後半は選手の距離感が悪かった。こちらのパスも読まれていた。相手のブロックの中に入ってからどう崩すかが課題」

長谷部誠(アイントラハト・フランクフルト)
「修正しなければいけない点が多々ある。DFはフィジカル的なところで簡単にやられてしまっている。すぐに体を大きくしろと言われても無理だが、チームとして連動した守備をやっていかないと」

清武弘嗣(ハノーファー)
「残念な気持ち。前半にもう1点取るチャンスがあった。このままでは駄目。レベルアップできるようにやっていきたい」

宇佐美貴史(G大阪)
「前半のようなテンポを維持できればよかったが、後半は少し押し込まれる時間が続いた。(所属するG大阪の本拠地で)特に勝ちたかったが、負けて悔しい」

槙野智章(浦和)
「途中出場の選手で攻撃に厚みを出し、崩そうと思った。うまく試合に入れた。センターバック(でのプレー)が自分の良さだと思うが、サイドバックでも求められるものを表現しないといけない」

小林悠(川崎)
「出場時間が短かった。1度チャンスがあったけど、相手の足が思ったよりも出てきて難しかった。チームに戻って課題に取りみたい」

遠藤航(浦和)
「自分の良さを出そうとしか考えていなかった。反省の方が大きい。いい試合をレベルの高い相手にできるように努力したい」

日本代表・ハリルホジッチ監督
「相手のもの凄いパワーに対抗できなかった。2失点は集中力が欠けていた。まだまだ伸ばさなければいけない点が多い。良いレッスンになった」

ボスニア・ヘルツェゴビナ代表・バズダレビッチ監督
「日本という素晴らしいチームに対し、いい試合ができた。この優勝は代表にとって大きな出来事。若い選手が活躍し、結果を出せたことが良かった」

田嶋幸三・日本サッカー協会会長
「勝ちたかった。質が高い試合を前半から続けてくれた。こういうチームと試合をしないと強化にならない。ただ、代表は勝たなければならない」

【格上との一戦 守備の弱み露呈】
 ハリルホジッチ監督就任後、海外組も加わった試合では初黒星となった日本代表。人一倍の負けず嫌いを自認する指揮官は落胆を隠さなかった。「現実に引き戻された試合。(W杯)最終予選でこういう敗戦をしないと期待している」
 久々の格上との一戦は締まった試合となった。本田、香川という大黒柱を欠く中でも機能したのは攻撃面だ。トップ下に入った清武と周囲の連係も良く、スピード感は以前より増している。前半28分にドリブルで仕掛けた宇佐美のパスを走り込みながら清武が決めた先制点のみならず、「美しい攻撃」は各所で見られた。
 ただ、決定機を逃し続けて勝てるほど甘い相手ではない。さらに失点の仕方は、選手に現実を改めて突きつけた。先制直後の29分、縦の浮き球1本で裏を取られてヘディングシュートを食らい、そのこぼれ球を198センチの大型FWジュリッチに決められると、後半21分にはFKから簡単にスルーパスを通され、ジュリッチの突進を食い止められず2点目を献上。「今に始まったことではないが、大きな選手にやられている。どう対応するか考えないと」と語る吉田の表情は暗かった。
 表彰式で歓喜に沸くボスニア・ヘルツェゴビナの選手達を見つめながら、「自分達の立ち位置を考えさせられる。守備の改善はかなり急務」と長谷部。目指す方向性への手応えと弱みを改めて心に刻めたのなら、この敗戦の授業料は高くない。

【日本代表監督の出身国に敗戦】
 ジンクスはまたも破れなかった。日本はハリルホジッチ監督の出身国であるボスニア・ヘルツェゴビナに敗戦。「日本代表監督は母国に勝てない」という因縁を覆すことはできなかった。
 過去を振り返ると、初の外国出身指揮官だったオフト監督はオランダとは対戦なし。短期政権だったファルカン監督もブラジルとの対戦がなかった。
 トルシエ監督はフランスと2000年6月のハッサン2世国王杯(モロッコ)で顔を合わせ、2―2で引き分け(PK戦負け)たが、翌2001年には適地で0―5と大敗するなど1分け2敗に終わっている。
 ジーコ監督はブラジルと1分け1敗、オシム監督はボスニア・ヘルツェゴビナと対戦がなく、ザッケローニ監督もブラジルで2013年6月に行われたコンフェデレーションズ杯でイタリアを慌てさせたが、3―4で惜敗した。アギーレ監督はメキシコとの対戦はない。
 監督の出身国は強豪という“当たり前”の理由はあるにせよ、今回も殻を破ることはできなかった。

【逆転負けに怒りのハリル】
 不満と苛立ちを隠せなかった。日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は試合後の記者会見で「もちろんガッカリしている。他の結果を出せるだけの資格もあったと思うが、2失点に関しては集中力を欠いていたし、正直なプレーが多かった」と振り返った。
 一瞬の隙を突かれての逆転負け。先制から1分後の失点には「『点を取った後の5分間は気を付けろ』とミーティングで言ったばかりだった」と厳しい表情で指摘した。後半21分の2失点目も、相手が選手交代をした直後のリスタートからの失点。「ボスニアのほうがリアリストだった。我々は正直者過ぎた。疲労もあったが、集中力に欠けていた。何人かの選手は頭がバカンスにいってしまっていたのかもしれない」と苦言を呈した。
 3日の準決勝・ブルガリア戦は7―2の大勝。しかし、中3日で迎えた決勝は痛恨の逆転負けとなり、「ブルガリア戦で我々は少し情熱的になり過ぎた。この2試合目で現実に引き戻された」と表現した。
「こんなに攻撃したのに(相手のゴール前で)1回もFKをもらえなかった。相手はファウルを誘ったが、我々にはそれがない。我々のチームはバカ正直なのではないかと思う。この2試合で、最後の30mのところでFKがない。私にとって、それはあり得ない」
 国内組で臨んだ昨年8月2日の東アジア杯・北朝鮮戦で1―2の敗戦を喫しているが、海外組を含めたフルメンバーでの代表戦は14試合目にして初黒星となった。
 「Aチームを率いて初めての敗戦になるが、これも受け入れないといけない。私は負けは大嫌いだが、全ての試合に勝つことはできない。最終予選でこのような敗北をしないことに期待している。このチームの長所も短所も完璧に把握できている」
 9月にはいよいよW杯アジア最終予選が始まる。指揮官は「ガッカリしているし、怒ってもいる。負けたら私は病気になってしまう。これは私の責任。良いこともたくさんあった。しかし、敗戦を簡単には受け入れられない。私は勝利しか目指していない」と力説し、会見を締めくくった。

【長谷部「修正しなければいけない点が多々ある」】
 主将の長谷部は「自分達のホームで負けてしまったので、もちろん悔しい。修正していかなければいけない点が多々あると思う」と厳しい表情。「今日の相手に関していえば体格的に向こうが有利な状況だったので、その中で自分達が、得点シーンもそうだが、フィジカル的なところで簡単にやられてしまっているので、今すぐに体を大きくしろと言われても無理ですけど、そこはチームとして連動した守備をもっともっとやっていかないといけない」と課題を挙げた。
 9月に始まる2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア最終予選前、最後の強化試合で消化不良に終わったハリルジャパン。長谷部は「欧州でプレーしている選手は少し休みに入りますが、Jリーグの選手はそのままプレーしますけど、それぞれ個々のクラブでより向上心を持って、高めて、また集まった時にいいチームになっていけるようにやっていきたい」と前を向いた。
 長谷部は代表デビューから10年。史上6人目の大台にあと1と迫る99試合目の出場となった。

【長友、90試合目の出場で歴代単独8位浮上】
 女優でタレントの平愛梨(31)との真剣交際を宣言したDF長友佑都(29=インテル)は3日のブルガリア戦に続いて定位置の左サイドバックで先発。元日本代表FW三浦知良(49=横浜FC)を抜いて単独8位となる国際Aマッチ通算90試合目の出場を果たした。
 代表デビューから8年で節目を迎え「カズさんみたいな偉大な選手を超えられるなんて、奇跡に近い」と感慨に浸った。
 平愛梨との交際で注目を集める中、キリンカップは2試合とも定位置の左サイドバックで先発した。「数字も大事だけど、もっと勝利に貢献できる選手になりたい」と冷静に先を見据えた。

【清武「改善点は多い」】
 清武は先制点を奪いながらの逆転負けに「もっと決められるチャンスがあったのに、残念」と表情は浮かなかった。前半28分に宇佐美のパスを左足で決めたシーンは迫力十分だったが、その前の決定機ではシュートをGKに阻まれた。
 本田、香川を負傷で欠く中、トップ下で出場。攻撃のけん引役として期待されながらも勝利に導けず「試合が終わって後悔しても遅い。改善点は多い。精度も必要だけど、主導権を握っていても何で点が取れないのか」と首をかしげた。
 9月から始まる2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア最終予選へ向け「大事な試合が続くんですけど、このままじゃだめだと思うので、またしっかりレベルアップできるようにやっていきたいと思います」と前を向いた。

【浅野、初先発飾れず】
 代表初先発の浅野は右サイドでフル出場し、快足を生かしてDFの裏のスペースへ走り込むなど持ち味を発揮したがゴールは奪えなかった。「もっと決定機をつくりたかった。納得がいくプレーができなかった」と唇を噛みしめた。
 悔やんだのは試合終了間際の場面。遠藤のパスをペナルティーエリア内で受けてシュートの絶好機だったが、ゴール中央へのパスを選択し、相手に阻まれた。浅野は「消極的な部分が出てしまった」と反省した。
 約10カ月ぶりの代表を通じて「やれるという感覚は掴んだ」という。リオデジャネイロ五輪も控える21歳のFWは「悔しさを生かせるようにしたい」と前を見据えた。

【宇佐美が攻撃陣を牽引】
 使い慣れたホームスタジアムで宇佐美が躍動した。再三のドリブル突破を見せ、前半28分には左サイドを崩し清武の先制点をお膳立て。自らも強烈なミドルシュートを放つなど攻撃陣を牽引した。所属するG大阪の本拠地でもあるスタジアムで初の代表戦にも「気負うことなくいつも通り。楽しかった」。
 ただ、勝利を逃しただけに「崩せない相手ではなかったし、負ける相手でもなかった」と表情は晴れなかった。

【小林祐が代表デビュー】
 24歳の小林祐が代表デビューを果たした。後半29分に宇佐美に代わって左サイドに入ると、直後にシュートを放つなど存在感を見せ「出られたのが良かった。遠めからでも狙えるというのが1本見せられた」と納得の表情だった。
 パスミスや味方と合わないプレーもあったが、前線で自由に動き、攻撃を活性化した。強気な発言でも注目を浴びる左利きのMFは「代表で生き残るイメージは相当できた」と言い切った。

【本田「収穫は負けたこと」】
 左膝の裏を痛めてキリン杯2試合で出番がなかった本田は「試合ができないのは悔しいが、学びはあった。収穫は負けたこと。非常にいい時期に負けたなと」と話した。9月からのW杯アジア最終予選へ向けて、チームの実力を知るいい機会になったと受け止めた。
 前の試合で負傷した香川もベンチから戦況を見つめ「失点の仕方が明らかに悪かった」と指摘した。

【涙の浅野にチームメイトたちがかけた言葉とは】
 1点を追う後半アディショナルタイム、シュートも狙えた絶好機にパスを選択してチャンスをフイにし、敗戦に涙したFW浅野拓磨(広島)。試合後は多くのチームメイトが、若きストライカーの情熱について言及した。
 「ミランでも負けて泣く選手はいる」。そう語ったのはFW本田圭佑だ。「僕は泣かないので、泣く選手の気持ちは分からないとだけ言っておきます」と言いつつ、「“泣くなよ”と言いたいのと、“泣くほど悔しいんだな”という両面がある」と若き感性に反応を見せた。
 A代表初先発ということで、右サイドでの連係はそれほど見られなかったが、浅野の動き自体は効いていた。
 GK西川周作は「監督は後半、『浅野が良い動きをしているから裏を狙え』と指示を出していたくらいで、浅野は良いアピールができていたと思う」と指摘。そして、「最後のワンプレーで打たなかったことを悔やんで、みんなに『すみません』と言っていたけど、気にすることはない。きっとこの後の試合でこれを生かしてくるはず」と気遣った。
 リオデジャネイロ五輪に出場するU-23日本代表でもチームメイトのMF遠藤航は浅野に直接言葉をかけた。
 「(浅野)拓磨は悔しくて下を向いていたので、『次、頑張ろう』と(声をかけた)。僕から裏へのボールも何回かあったので、もう少し精度を高くやっていこうという話もした」
 厳しい言葉で奮起を促したのはバヒド・ハリルホジッチ監督だ。「あそこは簡単に決められたと思うのだが、パスを選択した。まだ21歳。ただ、21歳といっても、たくさんの決定機があった。経験が足りなかったのかなと思う」。
 3日の準決勝・ブルガリア戦では自ら獲得したPKを蹴って代表初ゴール。「本当に勇気のある人間だと思う」「21歳でボスになれるなんて信じられない」と、その度胸に感心していた指揮官はこの日、「浅野の決定機は絶対に決めないといけなかった」と、あえて厳しい口調で強調した。

【13戦連続得点は1位タイ】
 日本は昨年8月の東アジアカップから続く連続得点記録を、史上1位に並ぶ13試合に伸ばした。最後に無得点だったのは昨年6月に引き分けたシンガポール戦で、その後は13試合で39点を積み重ねている。連勝は5で止まり、20年ぶりの国際Aマッチ6連勝はならなかった。

【ボスニア指揮官がハリルにエール】
 ボスニア・ヘルツェゴビナは0―2から追い付いてPK勝ちした1回戦に続き、粘り強さを見せた。主力のジェコ、ピャニッチ、イビシェビッチらを欠く中、198センチのFWジュリッチが2試合連続2ゴールと活躍した。バズダレビッチ監督は「難しい状況でも、諦めずに乗り越えようと思うメンタリティーがある」と称えた。
 同郷のハリルホジッチ監督が率いる日本については「素晴らしいチームだ。このまま彼に率いてもらえば、最終予選でいい戦いができるのでは」と賛辞を贈った。

≪超サカ採点表≫
日本代表
GK:
12.西川周作 6.5
前半に素晴らしいセーブを3本見せた
DF:
21.酒井高徳 5.5
序盤は守備で苦しむも、試合が進むにつれて安定感を増した
22.吉田麻也 5.0
2失点目はマークについていくも止められず。不用意なボールロストもあり
6.森重真人 5.0
ジュリッチのパワーに苦戦。細かいミスが何度かあり、守備を締め切れず
5.長友佑都 5.5
精力的な動きを見せたが、平均的な出来だった
(70分20.槙野智章 5.5)
難なく試合に入り、しっかりと戦った
MF:
17.長谷部誠 6.5
何度も鋭い縦パスを供給し、多くのチャンスをつくった
(88分14.小林悠 --)
13.清武弘嗣 6.0
ゴール前で好ポジションを取って先制点を記録。最後のシュートは枠に飛ばしたかった
7.柏木陽介 5.0
攻守両面でブルガリア戦からパフォーマンスが落ちた
(46分3.遠藤航 6.0)
出足の鋭いチェックで中盤の守備強度を高め、攻撃にも絡んだ
FW
18.浅野拓磨 5.5
初先発のプレッシャーからか、ゴール前でのチャンスを生かせず。持ち前の決定力は影を潜めた
9.岡崎慎司 5.5
決定的なプレーはなかったが、最終ラインとの駆け引きを続け、1トップとしての役割はこなした
(79分15.金崎夢生 --)
11.宇佐美貴史 6.0
鋭い突破から清武の先制点をアシスト。後半はスタミナ切れか、ほとんど何もできなかった
(74分24.小林祐希 5.5)
1度だけ好ボールでチャンスを演出
監督:
ハリルホジッチ 5.5
タイトルが懸かっていたものの、テスト的な采配で惜敗

日本代表メンバー25名
GK:
1.川島永嗣(32=ダンディー・ユナイテッド/スコットランド)
23.東口順昭(30=G大阪)
12.西川周作(29=浦和)
DF:
5.長友佑都(29=インテル/イタリア)
20.槙野智章(29=浦和)
6.森重真人(29=FC東京)
22.吉田麻也(27=サウサンプトン/イングランド)
16.丸山祐市(26=FC東京)
19.酒井宏樹(26=ハノーファー/ドイツ)
21.酒井高徳(25=ハンブルガーSV/ドイツ)
2.昌子源(23=鹿島)
MF:
17.長谷部誠(32=アイントラハト・フランクフルト/ドイツ)
7.柏木陽介(28=浦和)
10.香川真司(27=ドルトムント/ドイツ)
13.清武弘嗣(26=ハノーファー/ドイツ)
24.小林祐希(24=磐田)※初選出
25.大島僚太(23=川崎)※初選出
3.遠藤航(23=浦和)
FW:
9.岡崎慎司(30=レスター・シティー/イングランド)
4.本田圭佑(29=ミラン/イタリア)
14.小林悠(28=川崎)
15.金崎夢生(27=鹿島)
8.原口元気(25=ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
11.宇佐美貴史(24=G大阪)
18.浅野拓磨(21=広島)

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白星発進
コパ・アメリカ・センテナリオ・グループリーグ第1戦結果

グループD:

アルゼンチン2―1チリ

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パナマ2―1ボリビア

ハイライト動画

 コパ・アメリカ・センテナリオ(南米選手権100周年記念大会)は6日、グループD第1戦の2試合が行われ、アルゼンチンが前回王者チリを2―1で下し、白星スタートを切った。
 前回の2015年大会決勝の再戦となった一戦。負傷の影響でメッシをベンチスタートとしたアルゼンチンは後半6分、高い位置でのボール奪取から、バネガのラストパスを受けたディ・マリアが左足で決めて先制に成功する。
 アルゼンチンはさらに14分、1点目と同様の形から今度はディ・マリアが持ち上がり、パスを受けたバネガが追加点。終了間際にセットプレーからフエンサリダのヘッドで1点を返されたものの、そのまま逃げ切り。1年前の決勝でPK戦の末に敗れた相手を初戦で下した。
 この日行われたもう1試合では、コパ・アメリカ初出場のパナマがボリビアに2―1と勝利。ペレスが2得点を挙げ、記念すべき初白星を掴んだ。
 この結果、グループDではアルゼンチンとパナマが勝ち点3を手にし、チリとボリビアが同0となっている。

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快勝
国際親善試合結果

イタリア2―0フィンランド

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ポーランド0―0リトアニア

ハイライト動画

アイスランド4―0リヒテンシュタイン

ハイライト動画

ベトナム3―0シンガポール
ミャンマー3―0香港

 サッカーの国際親善試合は6日、各地で行われ、イタリアは2―0でフィンランドを下した。イタリアは10日開幕のユーロ2016(欧州選手権)のグループリーグでベルギー、スウェーデン、アイルランドと対戦する。
 欧州選手権に初出場するアイスランドは4―0でリヒテンシュタインに快勝した。ポーランドは0―0でリトアニアと引き分けた。

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買収
 欧州サッカー界における中国資本による“爆買い”は、ついに名門インテルをも飲み込んだ。
 6日、中国の家電量販大手、蘇寧電器グループは、本拠を置く南京で、サッカーのイタリア1部リーグ(セリエA)で長友佑都が所属するインテルのクラブ株式68.55%の取得、経営権を掌握したことを正式発表した。買収額は、現地報道によれば、7億ユーロ(約850億円)と見られている。
 新オーナーであるグループの総帥、張近東(チャン・ジンドン)は、「インテルを再び世界の頂点に導く」と高らかに宣言した。
 「世界一のクラブになったこともあるインテルの歴史の一部となったことに、非常に感激している。蘇寧グループはサッカー界に進出してまだ1年だが、今、名門インテルを手に入れた。インテルは今こそ、欧州のトップクラブへ返り咲く時だ。インテルはより強く、より威風堂々としたクラブになるだろう」
 会見にはエリック・トヒル会長以下、サネッティ副会長らインテルの経営幹部が一同に出席。壇上での挨拶の後、新オーナーとの乾杯に応じた。トヒル会長はしばらく現職に留まるが、自身が所有する残り31%のクラブ株式も早期に蘇寧側へ譲渡され、会長職も退く見込み。同時に、長くインテルの顔でもあったモラッティ前会長がクラブ経営から完全に離れることも発表された。
 蘇寧グループは、家電製造販売とネットショッピングを手掛け、グループ全体で年商176億ドルを誇る巨大企業。中国超級リーグの江蘇蘇寧の親会社でもある。
 米経済誌『フォーブス』による世界富豪ランキング403位のグループ総帥、張近東の個人資産は39億ドルに上るとされる。新オーナーがサッカー界にかける野心は大きい。
「我々の戦略は、今後5年の間にスポーツ界のトップリーダーとなることだ。世界のサッカー市場の拡大に手を貸したい。中国国内での目覚ましいサッカー人気の上昇がインテル買収の決断を後押しした。セリエAや欧州サッカーへの人気は、中国超級リーグに寄せられる関心よりはるかに高い」
 記者会見は南京市内の高級ホテルで行われ、インテル幹部や中国サッカー協会の要人を招いて、盛大に催された。万里の長城とミラノのドゥオーモをイメージしたPVが披露され、「Noi siamo l’Inter, fratelli del mondo (我等インテル、世界の兄弟)」とのスローガンが掲げられた一大式典の模様は、インテル・チャンネルで生中継されただけでなく、衛星放送『SKYイタリア』や国営放送RAIも昼のトップニュースで報じ、「大きな時代の転換点」と伝えられた。
 なお、インテルのライバルであるミラン(イタリア)も、中国企業への身売りが報じられている。

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超サカFLASH

プロA契約
 J1の横浜Mは本日、FW仲川輝人(23)が5月25日に行われたナビスコカップ・グループリーグ第6節・新潟戦(デンカS)で通算450分の出場時間に到達し、プロA契約を締結したと発表した。
 J1川崎の下部組織、専修大を経て昨季加入した仲川は身長1メートル61と小柄ながら、大学3年生だった2013年の関東大学1部リーグで得点王に輝くなど活躍。4年生だった2014年10月19日のリーグ戦で右膝の前十字靭帯、内側側副靭帯断裂などの重傷を負い、全治未定ながら同月28日に横浜M入りが発表された。プロ入り1年目の2015年9月に行われた天皇杯で実戦復帰。2年目でようやくA契約にたどり着いた。

一時帰国
 J2の横浜FCは本日、ミロシュ・ルス監督(54)が不整脈、冠攣縮性狭心症再検査のためスロベニアに一時帰国することになったと発表した。一時帰国の期間は6月7日から17日の予定。
 ルス監督の不在期間に開催される明日8日のJ2第17節・水戸戦(ニッパツ)および12日の第18節・清水戦(アイスタ)はともに増田功作ヘッドコーチ(40)が指揮を執る。
 ルス監督は就任1年目の昨季、クラブワーストのリーグ戦8連敗を喫して9月に体調不良と成績不振で1度は辞任しながら、今季から異例の再登板。開幕から3試合連続無得点でリーグ唯一の3連敗を喫し、指揮を執った試合が昨季から11連敗となった直後の3月17日に検査入院、同22日にカテーテルアブレーション治療を受け、4月3日の金沢戦(石川西部)から復帰していた。
 その時も増田ヘッドが暫定的に指揮を執り、直後の3月20日に行われた山口戦(ニッパツ)ではFW三浦知良(49)を今季初先発させて白星を挙げるなど2試合で采配を振った。

親善試合
 ドイツブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンは6日、7月20日にマンチェスター・シティー(イングランド)とミュンヘンでフレンドリーマッチを行うことを発表した。
 ペップ・グアルディオラ監督は、今季まで3シーズンバイエルンで指揮を執り、3度のブンデスリーガ優勝などを達成した。来季からマンCを率いる同監督は、7月に早くも古巣との初対戦に臨むこととなった。
 一方、バイエルンのカルロ・アンチェロッティ新監督にとってこのマンC戦は、ホーム初戦となる。バイエルンは7月11日から来季への準備を始めるが、ユーロ2016(欧州選手権)に出場する選手達は遅れて合流する。

獲得
 ドイツブンデスリーガで香川真司の所属するドルトムントは6日、同リーグのバイエルン・ミュンヘンから元U-21ドイツ代表MFセバスティアン・ローデ(25)を獲得したと発表した。契約期間は4年。
 ローデは2014年にアイントラハト・フランクフルト(ドイツ)からバイエルンへ移籍。ドルトムントにとって同選手は、FWウスマン・デンベレ、MFミケル・メリノ、DFマルク・バルトラに続く、今夏4人目の補強となった。
 一方で、DFマッツ・フンメルスはバイエルンへ、MFイルカイ・ギュンドアンはマンチェスター・シティー(イングランド)へと移籍した。

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