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本日の超最新情報
2016年12月19日(月)

INDEX(目次)

世界一
クラブW杯3位決定戦結果

クラブ・アメリカ(メキシコ・北中米カリブ海王者)2―2(PK3―4)アトレティコ・ナシオナル(コロンビア・南米王者)

南米王者のアトレティコ・ナシオナルは2点差を追い付かれるも、PK戦を制して3位で大会を終える!

クラブW杯決勝結果

レアル・マドリード(スペイン・欧州王者)4―2(延長2―0)鹿島(開催国王者)

レアル・マドリードはJリーグ王者に大苦戦するも、クリスティアーノ・ロナウドのハットトリックなどで再逆転勝ちして2大会ぶり2度目の世界一!アジア勢で初めて決勝に進んだ鹿島は、柴崎岳の2ゴールで一時勝ち越すなど大健闘するも、延長戦で力尽きる!R・マドリードは優勝賞金500万ドル(約5億9000万円)を獲得、準優勝の鹿島は400万ドル(約4億6000万円)を獲得、クリスティアーノ・ロナウドが大会MVPに選出!

26.8%
18日(日)に日本テレビ系で生中継されたクラブW杯決勝、レアル・マドリードvs鹿島アントラーズ戦(午後7時20分〜)の平均視聴率が、同大会歴代最高となる26.8%を記録!瞬間最高視聴率は2―2の同点で迎えた後半終了間際の午後9時20分で36.8%!

契約更新
クラブW杯で準優勝したJ1鹿島が、石井正忠監督(49)と契約更新することが明らかに!石井監督は「来年はアジア王者としてこの場に立ちたい」と意欲!

獲得
J1のFC東京が来季J2へ降格する名古屋から元日本代表FW永井謙佑(27)を完全移籍で獲得!

獲得
J2京都が来季J2へ降格する名古屋を退団した元日本代表DF田中マルクス闘莉王(35)を獲得!

フル出場
イングランドプレミアリーグ第17節結果

ボーンマス1―3サウサンプトン
マンチェスター・シティ2―1アーセナル
トッテナム2―1バーンリー

吉田麻也はリーグ戦6試合ぶりの先発でフル出場、9位サウサンプトンはジェイ・ロドリゲスの2ゴールなどで逆転勝ちして7位浮上!4位マンCvs3位アーセナルの上位対決は、サネとスターリングのゴールでマンCが逆転勝ちして暫定2位浮上!

フル出場
フランスリーグ1第18節結果

マルセイユ2―0リール
カーン3―0メス
ニース2―1ディジョン
モナコ1―3リヨン
ギャンガン2―1パリ・サンジェルマン
ロリアン2―1サンテティエンヌ
アンジェ0―2ナント
モンペリエ4―0ボルドー
レンヌ1―2バスティア
トゥールーズ1―1ナンシー

川島永嗣はベンチ外、酒井宏樹は右サイドバックで6試合連続のフル出場、9位マルセイユはゴミスの先制弾などで快勝し、3連勝で6位浮上!首位ニースはバロテッリの2ゴールで辛勝、2位モナコと3位パリ・サンジェルマンは揃って敗れる!

フル出場
ドイツブンデスリーガ2部第17節結果

ヴュルツブルガー・キッカーズ3―0シュトゥットガルト

細貝萌は前半のみ出場、浅野拓磨はフル出場するも、3試合ぶりのゴールはならず!完敗した2位シュトゥットガルトは2連敗で3位陥落!

スタメン
スペインリーガエスパニョーラ第16節結果

レガネス1―1エイバル
バルセロナ4―1エスパニョール
デポルティボ・ラコルーニャ2―0オサスナ

乾貴士は8試合連続の先発出場、8位エイバルは2試合連続のドローで7位浮上!2位バルセロナはルイス・スアレスの2ゴールなどでバルセロナ・ダービーで大勝し、クラブW杯参加のため今節の試合を未消化の首位レアル・マドリードとのポイント差を、暫定ながら3に縮める!

出番なし
イタリアセリエA第17節結果

サッスオーロ0―1インテル
ナポリ5―3トリノ
ラツィオ3―1フィオレンティーナ
ジェノア3―4パレルモ
キエーヴォ2―1サンプドリア
ペスカーラ0―3ボローニャ
ウディネーゼ2―0クロトーネ

長友佑都はベンチ入りも出番なし、9位インテルはカンドレーヴァの決勝点で制し、2連勝で7位浮上!4位ナポリはメルテンスの4ゴールなどで打ち合いを制し、ミランをかわして3位浮上!

ベンチ外
オランダエールディビジ第17節結果

ADOデン・ハーグ1―0スパルタ
アヤックス1―1PSV
エクセルシオール2―2NEC
ヘラクレス3―0PECズヴォレ
フローニンゲン1―1ゴーアヘッド・イーグルス

ハーフナー・マイクは公式戦3試合連続のベンチ外!15位ADOはベッケルの決勝弾で辛勝し、連敗を4で止めて14位浮上!2位アヤックスvs3位PSVの大一番は、シーム・デ・ヨングの同点弾でPSVが追い付いてドロー決着!

首位キープ
ドイツブンデスリーガ第15節結果

ダルムシュタット0―1バイエルン・ミュンヘン
レヴァークーゼン1―2インゴルシュタット

首位バイエルンは最下位チームに苦戦するも、ドウグラス・コスタの弾丸ミドル弾で制して4連勝!バイエルンは21日(水)の次節、2位ライプツィヒとの天王山対決に臨む!

本日の超サカFLASH
オランダエールディビジの前半戦を終えたヘーレンフェーンの日本代表MF小林祐希が帰国ほか


本文

世界一
クラブW杯3位決定戦結果

クラブ・アメリカ(メキシコ・北中米カリブ海王者)2―2(PK3―4)アトレティコ・ナシオナル(コロンビア・南米王者)
(横浜国際/44625人)
≪得点者≫
クラブ・アメリカ:アロヨ 38、ペラルタ 66=PK
アトレティコ・ナシオナル:オウンゴール 6、ゲーラ 26

ハイライト動画
(You Tube)


クラブW杯決勝結果

レアル・マドリード(スペイン・欧州王者)4―2(延長2―0)鹿島(開催国王者)
(横浜国際/68742人)
≪得点者≫
レアル・マドリード:ベンゼマ 9、クリスティアーノ・ロナウド 60=PK、98、104
鹿島:柴崎岳 44、52
≪出場メンバー≫
【レアル・マドリード】
GK:
1.ケイラー・ナバス
DF:
2.カルバハル=102分
5.ヴァラン
4.セルヒオ・ラモス=55分
(108分6.ナチョ)
12.マルセロ
MF:
14.カゼミロ=100分
8.クロース
14.モドリッチ
(106分16.マテオ・コバチッチ)
FW:
17.ルーカス・バスケス
(81分22.イスコ)
9.カリム・ベンゼマ
7.クリスティアーノ・ロナウド
(112分21.アルバロ・モラタ)
ベンチ:
GK:
13.キコ・カシージャ
25.ルベン・ジャネス
DF:
3.ペペ
15.ファビオ・コエントラン
23.ダニーロ
MF:
10.ハメス・ロドリゲス
20.マルコ・アセンシオ
FW:
18.マリアーノ・ディアス
【鹿島】
GK:
21.曽ヶ端準
DF:
22.西大伍
23.植田直通
3.昌子源
16.山本脩斗=58分
MF:
6.永木亮太
(114分18.赤崎秀平)
40.小笠原満男
(67分11.ファブリシオ=93分)
25.遠藤康
(102分24.伊東幸敏)
10.柴崎岳
FW:
33.金崎夢生
8.土居聖真
(88分34.鈴木優磨)
ベンチ:
GK:
1.櫛引政敏
29.川俣慎一郎
DF:
14.ファン・ソッコ
17.ブエノ
MF:
13.中村充孝
20.三竿健斗
32.杉本太郎
35.平戸大貴

ハイライト動画
(You Tube)


ハイライト動画

フルマッチ動画(前半)

フルマッチ動画(後半)

フルマッチ動画(延長戦)

フルマッチ動画(表彰式)

 クラブチームの世界一を決めるクラブワールドカップ(W杯)は18日、横浜国際総合競技場(日産スタジアム)で行われ、欧州王者のレアル・マドリード(スペイン)が開催国枠出場のJリーグ王者・鹿島と対戦。延長戦に突入した試合を4―2で制し2大会ぶり2度目の優勝を飾った。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(31)がハットトリックを達成。バロンドールの実力を見せつけた。
 前半序盤からR・マドリードは両サイドをワイドに展開したサッカーを仕掛ける。9分にはMFモドリッチのミドルシュートからGK曽ケ端が弾いたボールをFWベンゼマが詰めて2戦連発となる先制点を決めた。
 先制後も試合を優位に進めたが、前半ロスタイムに柴崎にゴールを決められスコアは振り出しに戻った。
 1―1で迎えた後半。7分にはまたも柴崎に決められ勝ち越しを許す。まさかの展開となるも、そこから銀河系軍団は意地を見せる。14分にルーカス・バスケスがエリア内で倒されPKを獲得。C・ロナウドが落ち着いて決めて同点に追い付いた。その後、互いに譲らずゲームは延長戦に突入した。
 延長前半8分、一瞬の隙を突きベンゼマからのスルーパスを受けたC・ロナウドが左足で決め勝ち越した。14分にはシュート気味のボールをトラップし、左足で落ち着いて決めハットトリックを達成した。延長後半7分、イスコと交代してお役御免となった。
 アジア勢として初めて決勝に進んだ鹿島は、柴崎の2得点で一時勝ち越すなど奮闘したが、延長戦で力尽きた。
 R・マドリードは2大会ぶり2度目の制覇で賞金500万ドル(約5億9000万円)を獲得。ハットトリックのクリスティアーノ・ロナウドが大会最優秀選手に選ばれた。準優勝の鹿島は賞金400万ドル(約4億6000万円)を獲得した。

【ラモスに2枚目のイエローカード出ず】
 勝敗を分けた判定だったかもしれない。後半終了直前、レアル・マドリードのセルヒ・オラモスが金崎を背後からの激しいチャージで倒した。反則の笛を吹いたシカズウェ主審は胸ポケットに手を伸ばした。既に1度警告を受けていたDFが退場になるかと思われたが、2枚目のイエローカードは出されなかった。
 2―2の緊迫した状況で相手が守備の要を失い、10人での戦いを強いられれば、鹿島の勝機は広がっただろう。石井監督は「レフェリーが勇気を持てなかった場面があり、残念だ」と話し、ピッチ上でも抗議したGK曽ケ端は「イエローに値するプレーだった」と指摘した。

【柴崎が鮮烈な2発】
 鹿島の背番号10が鮮烈な2ゴールを決めたが、大金星には結びつかなかった。欧州王者に意地を見せても、柴崎は「勝てなかったのは悔しい。勝てるチャンスはあった」と笑顔はなかった。
 1点目は0―1の前半44分。土居の左クロスを左前方に落とし、こぼれたところを左足で突き刺した。圧巻は後半7分。中央で受け左に流れながら強烈な左足シュート。遠めから左下に沈めるスーパーゴールだった。
 ジーコ氏が背負った番号を受け継ぐMFは、後半途中に左から中央へとポジションを移してフル出場。「相手は延長でも質を維持していたが、こちらは落ちた。そこが課題」と反省した。初めて立ったクラブW杯の舞台で、最後に強烈な印象を残し「優勝できなかったのは残念だが、また挑戦できるように頑張る」と、余韻に浸ることなく先を見据えた。

【曽ケ端“神ってる”好守】
 世界を驚かせる善戦を演出したのはGK曽ケ端だ。結果的にはC・ロナウドにハットトリックを許すなど4失点を喫したが、30本のシュートを浴びた試合で好セーブを連発。「チャンスは十分にあった。タイトルが獲れなかったのは残念。結果が出せないところで(R・マドリードと)差はある」と悔しがったが、存在感は際立っていた。
 最大の見せ場は後半35分だった。速攻からC・ロナウドに左サイドを突破されて迎えた1対1のピンチ。C・ロナウドにとってはこれまで何度も得点を決めてきた得意のパターンだったが、鋭い反応で体に当てて防いだ。後半15分にもC・ロナウドのシュートをセーブ。後半28分にはベンゼマの強烈なボレーを横っ跳びして左手一本で弾き出した。
 14日の南米王者のA・ナシオナルとの準決勝では24本のシュートを浴びながら完封。試合のMVPに選出されるなど大会を通して安定したプレーを見せた。「難しいゲームを経験できた。アジアのチャンピオンになって大会に戻ってきたい。次の試合に負けたらこの大会は何だったんだということになる」。次戦は24日の天皇杯準々決勝・広島戦。37歳の守護神の視線は早くも昨年のクラブW杯3位の国内ライバルとの戦いに向けられていた。

【小笠原は闘志で鼓舞】
 ボランチで先発したMF小笠原が闘志溢れるプレーでチームを支えた。
 0―1の前半10分にゴール前のこぼれ球に反応して右足で強烈なシュート。わずかに上に外れたが、先制を許した直後のチームを奮い立たせた。中盤で体を張り、守備でも貢献。クラブの18冠中15冠を経験するベテランは、後半22分に途中交代するまで大きな存在感を示した。試合後のセレモニーでは準優勝のトロフィーを無表情で受け取っていた。

【昌子は「一瞬の隙」反省】
 R・マドリードの攻撃陣に必死に抵抗したDF昌子は「うちが2点目を決めた後、がらっと相手の雰囲気が変わり凄い威圧感だった。本気を引き出せたことは喜んでいい」とチームの戦いぶりに手応えを口にした。
 よく体を張って耐えたが、延長で2失点し力尽きた。「一瞬の隙を突くのがうまい。準優勝は悔しい」と唇を噛んだ。

【鈴木は憧れのCR7とユニ交換成功】
 後半43分からピッチに立ったFW鈴木は、宣言通り憧れのC・ロナウドとのユニホーム交換に成功した。
 「1分、2分で仕事ができるのは凄い」と敵のエースの働きに感嘆。自身は延長前半11分にバー直撃のヘディングシュートを放つも決め切れず「決めたら違った展開になっていた」と悔やんだ。「メンタルなど全ての質を上げていかないと(R・マドリードに)追い付かない。今大会は素晴らしい経験をさせてもらって夢のようだった」と振り返っていた。

【鹿島、石井監督に続投要請へ】
 欧州王者を追い詰めた鹿島の石井監督は「選手は120分間ファイトして、あのレアル・マドリードに真っ向勝負してくれた。日本サッカーが急激に世界に近づいていることを証明できたと思う」と激闘を振り返った。
 今季は8月20日の湘南戦で途中交代を命じたFW金崎の造反劇を発端に体調を崩し、心労でダウン。一度は辞意を申し入れたが、翻意した。Jリーグチャンピオンシップでは年間3位からの下克上を達成して年間優勝。開催国枠で出場権を得たクラブW杯でも旋風を巻き起こし、地獄から天国に這い上がったシーズンだった。
 クラブ側は一時は石井監督の今季限りでの退任を検討していたが、リーグ制覇とクラブW杯準優勝という結果を受け、続投要請する可能性が高い。クラブ創設25年目で日本人監督として初めてリーグタイトルを獲得。サポーターやスポンサーの支持が高いこともプラス材料となる。総合的に判断して、近日中に最終結論を出す見通しだ。
 指揮官は「R・マドリードを苦しめることはできた。本当にちょっとしたポジショニングや判断のミスで失点した。もの凄く悔しい。私自身も勉強させてもらった。来年はACLで優勝してアジア王者としてもう一度この場に立ちたい。選手もそう思っているのではないかと感じている」とUAE開催となる来季のリベンジに意欲を見せた。

【ジダン監督、史上4人目の“W栄冠”】
 なりふり構っていられなかった。延長開始直後。レアル・マドリードのジダン監督は、鹿島ベンチ前まで飛び出して必死の形相で指示を送った。その気合は銀河系軍団に伝わり、直後にC・ロナウドが2得点。追いすがるJリーグ王者を振り切った。「ご覧のように苦しんだ。ただレアルの偉大さは決して屈服しないこと。このタイトルはクラブにとって重要だ」。元フランス代表のスター指揮官は、表彰台の最後方で控えめに歓喜。イレブンから胴上げされると満面の笑みを浮かべた。
 普段は温厚だが、内には熱い闘志を秘める。象徴が“頭突き事件”だ。現役最後の試合となった2006年W杯決勝イタリア戦。姉を侮辱した相手DFマテラッツィの胸を頭で強打し一発退場となった。「選手時代に我を忘れたことはないし、監督になっても同様だ」と話した4月には2戦連続で試合中にズボンが破れた。ベンチ前で選手と一緒に戦っていた証拠だった。
 今年1月4日に就任してから349日。欧州CL、UEFAスーパーカップに続いて早くも3つ目の主要タイトルを獲得し「2016年はクラブ、選手達にとって本当に素晴らしい年になった」。選手時代に前身のインターコンチネンタル杯(トヨタ杯)で優勝しており、監督と両方でクラブ世界一に輝いたのは史上4人目。R・マドリードでは初の快挙だった。
 4月から続くクラブの無敗記録は37試合まで伸びた。名選手、名将にあらず。新人指揮官はその格言を覆す実績を積み始めている。

【CR7が大会MVP】
 舞い上がる黄金の紙吹雪が、これほど似つかわしい男がいるだろうか。決勝史上初のハットトリックを達成し、大会MVPのゴールデンボールを獲得。クラブ世界一に導いたC・ロナウドは、そのトロフィーを持ちながら歓喜の瞬間を迎えていた。欧州CL、欧州選手権、バロンドールに加え、クラブW杯のタイトルを同じ年に独占した選手は過去にいない。「クラブW杯決勝でハットトリックを決めて勝つなんて思っていなかった」。スポーツ選手として世界一の年収8800万ドル(約104億円)を誇るだて男は最高の笑顔を見せた。
 劣勢を強いられた銀河系軍団を蘇らせた。1―2の後半15分にPK弾を蹴り込んで延長に持ち込むと、延長前半8分に左足で勝ち越し弾。同14分にもペナルティーエリア内で華麗なタッチから追加点を決めた。代名詞である仁王立ちポーズを2度も披露し、誰が主役であるかを示した。
 「ポルトガルで最高の選手では嫌だ。史上最高の選手になる」。2014年11月にゴールデンブーツ(欧州得点王)の授賞式でのスピーチでペレもマラドーナも超える歴代最高の選手になることを宣言した。そのために避けて通れない宿敵がバルセロナのアルゼンチン代表FWメッシだった。「メッシは自分をやる気にさせてくれる。競争が成長につながる」。2008年からバロンドールを奪い合う存在について昨年12月のフランス・フットボール誌に語ったことがある。
 歩んできた道のりは対照的だ。「メッシは17、18歳で天才だったが、ロナウドは違う。普通の良い選手がハードワークと努力で素晴らしいFWになった」。R・マドリードを2度率いた名将カペッロ氏は今月にスペイン紙アスで語った。普通の選手が天才に勝つ武器が、鋼の肉体だ。腹筋1日3000回という過酷な個人練習でマンチェスターUに加入した75キロの18歳は今や筋骨隆々の80キロとなった。今年6月のユーロ2016(欧州選手権)準決勝のウェールズ戦でヘディング弾を決めた跳躍力はNBA選手の平均を上回る76.2センチ(頭頂到達点2メートル62)と報じられた。努力が実を結んだ2016年となった。
 「今年は印象的な、夢のような、パーフェクトな一年になった。僕はとても満足している」。最高の1年を締めくくったロナウドに、世界中のフットボーラーが嫉妬したに違いない。

【ハリル監督、柴崎を高評価】
 日本代表のハリルホジッチ監督が、クラブW杯決勝でR・マドリード相手に2得点を奪ったMF柴崎に高評価を与えた。「柴崎が能力あるのは知っていた。もっとトレーニングをして、攻守で運動量を増やせばかなり伸びる。大きなポテンシャルがある」。柴崎が国際Aマッチに出場したのは、1―1で引き分けた2015年10月13日の親善試合・イラン戦が最後。代表監督が見守る前で、復帰への大きなアピールとなった。
 鹿島の健闘も称え、「鹿島を祝福してほしい。かなり抵抗した」と欧州王者を苦しめた試合内容を高く評価。審判の判定には不満を示し「PKをもらえなかったし、セルヒオ・ラモスの2枚目の警告も出なかった。レッドカードを出すべき場面でも出なかった。スキャンダラスですね」と納得のいかない表情だった。

【スペイン紙が柴崎を絶賛】
 スペイン紙マルカ(電子版)が、柴崎について驚きをもって大きく報道した。
 「R・マドリードから2ゴール。彼のサッカー人生最高の瞬間かもしれない」と絶賛した上で、スペイン移籍を視野に入れていると伝えた。欧州移籍を望んでいること、2016年末で契約が満了すること、移籍金はわずか200万ユーロ(約2億4600万円)であることなどを紹介。今夏にはスペインのバジェカーノ、ヘタフェが関心を寄せていたという。

【大会歴代最高26.8%】
 18日に日本テレビ系で生中継されたサッカーのクラブW杯決勝「レアル・マドリードvs鹿島アントラーズ」(午後7時20分〜)の平均視聴率が、同大会歴代最高となる26.8%(関東地区)だったことが本日19日、ビデオリサーチの調べでわかった。過去最高は2007年12月13日の浦和vsミラン戦の23.1%だった。分刻みの最高は2―2の同点で迎えた後半終了間際の午後9時20分の36.8%だった。
 試合は先制された鹿島がMF柴崎岳(24)の2得点で一時逆転、その後FWクリスティアーノ・ロナウド(31)のハットトリックで再逆転したレアル・マドリードが世界一となった。
 これまでの同大会(2004年から、トヨタカップ時代も含む)の視聴率歴代1位は2007年準決勝の浦和vsミラン(イタリア)戦の23.1%、同2位は2002年決勝のレアル・マドリードvsオリンピア戦の21.9%、同3位は2006年決勝のインテル・ナシオナル(ブラジル)vsバルセロナ(スペイン)戦の20.5%となっていた。(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)

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26.8%
 18日に日本テレビ系で生中継されたサッカーのクラブW杯決勝「レアル・マドリードvs鹿島アントラーズ」(午後7時20分〜)の平均視聴率が、同大会歴代最高となる26.8%(関東地区)だったことが本日19日、ビデオリサーチの調べでわかった。過去最高は2007年12月13日の浦和vsミラン戦の23.1%だった。分刻みの最高は2―2の同点で迎えた後半終了間際の午後9時20分の36.8%だった。
 試合は先制された鹿島がMF柴崎岳(24)の2得点で一時逆転、その後FWクリスティアーノ・ロナウド(31)のハットトリックで再逆転したレアル・マドリードが世界一となった。
 これまでの同大会(2004年から、トヨタカップ時代も含む)の視聴率歴代1位は2007年準決勝の浦和vsミラン(イタリア)戦の23.1%、同2位は2002年決勝のレアル・マドリードvsオリンピア戦の21.9%、同3位は2006年決勝のインテル・ナシオナル(ブラジル)vsバルセロナ(スペイン)戦の20.5%となっていた。(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)

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契約更新
 J1鹿島の石井正忠監督(49)が来季も続投する方向であることが本日19日、明らかになった。7季ぶりのJ1年間王者に輝き、クラブワールドカップ(W杯)でも準優勝に導いた。クラブ幹部が近く本人と話し合い、方針や意思を最終確認した上で決める。
 昨季途中に就任してヤマザキナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)を制し、今季はJ1第1ステージで優勝。第2ステージは11位と低迷し、8月には心労を訴えて休養する事態も起きたが、チャンピオンシップに向けてチームを立て直した手腕が評価された。石井監督はクラブW杯後に「来年はアジア王者としてこの場に立ちたい」と意欲を示していた。

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獲得
 J1のFC東京は本日19日、来季J2へ降格する名古屋から元日本代表FW永井謙佑(27)が完全移籍で加入することが決まったと発表した。
 永井は九州国際大付属高から福岡大を経て2011年に名古屋入り。2013年1月にベルギー1部のスタンダール・リエージュへ完全移籍したが、出場機会に恵まれず、同年8月に期限付き移籍で名古屋へ復帰し、昨年1月には完全移籍した。2012年のロンドン五輪に出場するなど各年代で日本代表に選出され、2015年にはA代表にも招集。これまで国際Aマッチ6試合に出場した。今季はJ1リーグ戦31試合に出場して7得点、J1通算は164試合出場で42得点。
 永井はクラブを通じて「FC東京にとって、J1リーグ戦初のタイトルをクラブ、そしてファン・サポーターのみなさんに届けることが出来るように誠心誠意頑張ります。僕の武器であるスピードを活かし、チームのゴール、チームの勝利に一つでも多く貢献したいと思います。また、ファン・サポーターのみなさんをはじめとして、クラブスタッフ、スポンサーの方々など、FC東京に関わる方々に少しでも早く認めていただけるよう、ひたむきに取り組んでいきたいと思います。みなさんのご声援が僕の力になります。これからよろしくお願いします」とコメント。
 名古屋を通じては「名古屋グランパスのファン・サポーターの皆さんをはじめとして、パートナー、スタッフなど クラブに関わる方々には、6年間本当にお世話になりました。プロサッカー選手としての人生を名古屋グランパスという素晴らしいクラブで スタートできたことを何より嬉しく思っていますし、名古屋グランパスで過ごした時間は 僕にとって何物にも代えがたい財産になりました。今シーズンをもってクラブを離れることになりますが、名古屋グランパスに 所属していたということを誇りに感じながら、今後もプロとして歩んでいきたいと思います。6年間本当にありがとうございました」とメッセージを送っている。

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獲得
 今季限りで名古屋を退団した元日本代表DF田中マルクス闘莉王(35)のJ2京都入りが決定的なことが18日、分かった。複数の関係者が明かした。すでに本人とは大筋で合意。契約の細部を詰めている段階という。
 闘莉王は今夏、名古屋に電撃復帰。7試合に出場し卓越した統率力と豊富な経験値で崩壊していたチームを立て直した。だがクラブのJ2降格を受け契約満了。「間違った方向に向かっている」と名古屋フロントを痛烈に批判し「また違った意味でやる気にさせてくれた。“だったらやってやろうじゃないか”と」と現役続行に意欲を見せていた。ブラジル1部クラブからもオファーあったものの、名古屋と対戦できる京都を選択した。
 2010年以来のJ1昇格を目指す京都は今オフ、FW小屋松知哉(21)とMF望月嶺臣(21)の若手2選手を獲得。DF本多やDF牟田ら元名古屋の選手も多く在籍している。

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フル出場
イングランドプレミアリーグ第17節結果

ボーンマス1―3サウサンプトン
≪得点者≫
ボーンマス:アケ 6
サウサンプトン:バートランド 14、ジェイ・ロドリゲス 48、85

ハイライト動画

マンチェスター・シティ2―1アーセナル
≪得点者≫
マンC:サネ 48、スターリング 72
アーセナル:ウォルコット 5

ハイライト動画

フルマッチ動画(前半)

フルマッチ動画(後半)

トッテナム2―1バーンリー
≪得点者≫
トッテナム:アリ 27、ローズ 71
バーンリー:バーンズ 21

ハイライト動画

 イングランドプレミアリーグは18日、第17節の3試合が行われ、4位マンチェスター・シティが3位アーセナルをホームに迎えた一戦は、マンCが2―1で逆転勝利を収めた。
 首位チェルシーを追う上位勢の直接対決で先手を取ったのは、アーセナル。立ち上がりの5分に好調ウォルコットのゴールで先制に成功する。
 1点のビハインドで前半を終えたマンCだが、後半2分にシルバのアシストからサネのゴールで試合を振り出しに戻す。すると迎えた26分、デ・ブルイネから絶妙なサイドチェンジを受けたスターリングが、カットインから左足でネットを揺らし勝ち越し点をマーク。これが決勝点となった。
 この結果、マンCは勝ち点を36に伸ばした。11連勝中の首位チェルシーとのポイント差は7と変わらずだが、2連敗のアーセナル、翌日に試合を控えるリヴァプールをかわし、暫定2位に浮上した。
 グアルディオラ監督は首位を走るチェルシーとのタイトル争いについて、「11連勝中のチームとの7ポイント差は非常に大きい」とコメント。追い付くためには、自分達が「可能な限り勝ち点を手にし、(チェルシーの)失敗を待つしかない」と述べた。
 5位トッテナムは本拠地で13位バーンリーに2―1と勝利した。序盤に先制を許すも、6分後にアリが同点ゴールを決めると、後半26分にローズが決勝点。逆転勝ちでアーセナルに勝ち点1差と肉薄した。
 この日行なわれたそのほかの試合では、吉田麻也所属の9位サウサンプトンが10位ボーンマスを3―1で下して7位浮上。吉田はリーグ戦6試合ぶりの先発でフル出場した。

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フル出場
フランスリーグ1第18節結果

マルセイユ2―0リール

ハイライト動画

カーン3―0メス
ニース2―1ディジョン
モナコ1―3リヨン

ハイライト動画

ギャンガン2―1パリ・サンジェルマン

ハイライト動画

ロリアン2―1サンテティエンヌ
アンジェ0―2ナント
モンペリエ4―0ボルドー
レンヌ1―2バスティア
トゥールーズ1―1ナンシー

 フランスリーグ1は18日、第18節が行われ、9位マルセイユの酒井宏樹は、ホームの11位リール戦に右サイドバックでフル出場し、後半11分に先制点の起点となった。チームは2―0で勝った。
 酒井宏が攻守に持ち味を発揮し、快勝に貢献した。後半11分には自身が球を奪ってからの攻撃が先制点に結び付いた。「監督に求められていたことだったので、あれは凄く嬉しかった」と納得の様子だった。
 無失点の勝利でDFとしての仕事もきっちり果たした。試合後には、地元の報道陣に囲まれるなど注目度も上がっており「結果が出ることで評価されるポジション。ゼロに抑えたのが本当に気持ち良かった」と好感触を口にした。
 川島永嗣の所属する15位メスは敵地で17位カーンに0─3で敗れた。川島はベンチ外だった。

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フル出場
ドイツブンデスリーガ2部第17節結果

ヴュルツブルガー・キッカーズ3―0シュトゥットガルト
≪得点者≫
ヴュルツブルガー:ベナテッリ 27、ショッペンハウアー 40、ダグファウス 80

 ドイツブンデスリーガ2部は18日、第17節が行われ、浅野拓磨と細貝萌の2位シュトゥットガルトは、敵地で8位ヴュルツブルガー・キッカーズに0―3で敗れた。浅野はフル出場。守備的MFで先発した細貝は0―2となった前半のみで退いた。シュトゥットガルトは2連敗で3位陥落。
 同リーグは19日に年内の日程を終えると中断し、来年1月27日に再開する。

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スタメン
スペインリーガエスパニョーラ第16節結果

レガネス1―1エイバル
≪得点者≫
レガネス:ゲレーロ 23
エイバル:ベベ 76

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バルセロナ4―1エスパニョール
≪得点者≫
バルセロナ:ルイス・スアレス 18、67、ジョルディ・アルバ 69、メッシ 89
エスパニョール:ダビド・ロペス78

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デポルティボ・ラコルーニャ2―0オサスナ
≪得点者≫
デポルティボ:アンドネ 7、バベル 42

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 スペインリーガエスパニョーラは18日、第16節の3試合が行われ、2位バルセロナはホームで9位エスパニョールに4―1と大勝した。
 ホームでのダービーマッチに臨んだバルサは開始18分、ロングパスでDFラインの裏に抜け出したルイス・スアレスが決めて先制。1点のリードで前半を折り返すと、後半22分にドリブルで5人をかわして打ったメッシのシュートのこぼれ球を、L・スアレスが押し込んで2点差。さらにその1分後にジョルディ・アルバが決めて突き放す。
 その後1点を返されたバルサだが、44分にL・スアレスとのワンツーからメッシがネットを揺らしてダメ押し。4ゴールを奪って勝利を収めた。
 この結果、バルサは勝ち点を34に伸ばし、クラブW杯参加のため今節の試合を未消化の首位レアル・マドリードとのポイント差を、暫定ながら3に縮めた。
 この日行われたそのほかの試合では、乾貴士所属の8位エイバルが15位レガネスと1―1で引き分けた。乾は左サイドハーフで先発して後半25分までプレーした。

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出番なし
イタリアセリエA第17節結果

サッスオーロ0―1インテル

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ナポリ5―3トリノ

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ラツィオ3―1フィオレンティーナ

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ジェノア3―4パレルモ

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キエーヴォ2―1サンプドリア

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ペスカーラ0―3ボローニャ

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ウディネーゼ2―0クロトーネ

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 イタリアセリエAは18日、第17節の残り7試合が行われ、5位ナポリがホームで8位トリノに5―3と勝利。メルテンスが“イグアインロス”を払拭する4ゴールの大活躍を見せた。
 ナポリは開始13分にカジェホンのクロスにからメルテンスのゴールで先制。5分後にメルテンスが自ら倒されて得たPKを沈めてリードを広げると、同選手は22分にカジェホンのシュートのこぼれ球を押し込んで、ハットトリックを達成した。
 前半だけで3失点を喫したトリノも、後半13分にベロッティのゴールで1点を返す。ベロッティはこれが今季12点目で、インテルのイカルディ、ローマのジェコと並び、得点ランク首位タイに浮上している。
 それでもナポリは25分にカジェホンのクロスからキリケシュのゴールで再び3点差とすると、31分にロッセッティーニに1点を返されたが、35分にメルテンスが巧みなループシュートでこの日4点目を奪取。39分にイアゴ・ファルケのPKで2点差とされたが、大量5ゴールを奪って快勝した。ナポリはミランを抜いて4位に浮上。2位ローマに勝ち点1差とした。
 ナポリのサッリ監督は「メルテンスは素晴らしい選手だが、チームが彼をプレーしやすくさせているんだ」と選手全員を称賛。そのうえで「我々は精神的に成長しなければいけない。3点を先行した時点で、試合を終わらせなければいけなかった」と、3失点で2点差とされたことに苦言を呈した。
 ナポリは今季、エースのイグアインがユヴェントスへと移籍。代役を務めていたミリクも8試合で7得点を記録していたが、左膝の負傷で長期離脱。その後サッリ監督はインシーニェ、カジェホン、メルテンスのスリートップを採用しており、この形がようやく実を結んできた。メルテンスは前節もハットトリックと達成しており、ここ2試合で7得点と絶好調。チームも2戦で9ゴールを奪っている。
 同じくローマに勝ち点1差と迫ったのが、ライバルの4位ラツィオ。ホームで7位フィオレンティーナに3―1と勝利した。開始23分にケイタのゴールで先制したラツィオは、前半ロスタイムにビリアのPKで追加点。後半19分にサラテに1点を返されたが、45分にラドゥのダメ押し弾で勝負を決めた。
 長友佑都所属の9位インテルは敵地で15位サッスオーロに1―0と勝利。長友はベンチ入りしたが、出場機会はなかった。インテルは後半立ち上がりの2分、ジョアン・マリオのシュートのこぼれ球をカンドレーヴァが押し込んで先制。ロスタイムにフェリペ・メロが退場となったが、逃げ切りに成功した。インテルは公式戦5戦4勝とピオリ新監督のもとで復調しつつある。

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ベンチ外
オランダエールディビジ第17節結果

ADOデン・ハーグ1―0スパルタ

アヤックス1―1PSV

エクセルシオール2―2NEC

ヘラクレス3―0PECズヴォレ

フローニンゲン1―1ゴーアヘッド・イーグルス

 オランダエールディビジは17日、第17節の残り5試合が行われ、、ハーフナー・マイクの所属する15位ADOデンハーグは、ホームで12位スパルタに1―0勝利。ハーフナーがベンチ外となるも、チームはリーグ戦の連敗を4で止め、5試合ぶりに勝ち点3を手にした。
 10日に行われた第16節のNEC戦で今季初めてベンチメンバーから外れたハーフナーは、14日のKNVB杯(オランダ杯)3回戦のフェイエノールト戦でもメンバー入りせず、これで公式戦3試合連続でベンチ外となった。
 降格圏内の16位ズヴォレと勝ち点14で並ばれていた15位ADOは5試合ぶりに勝ち点3を積み上げて14位に浮上。同日にズヴォレが敗れたため、リーグ戦中断前にポイント差を3に広げた。

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首位キープ
ドイツブンデスリーガ第15節結果

ダルムシュタット0―1バイエルン・ミュンヘン
≪得点者≫
バイエルン:ドウグラス・コスタ 71

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レヴァークーゼン1―2インゴルシュタット
≪得点者≫
レヴァークーゼン:メーメディ 63
インゴルシュタット:モラレス 26、A・コヘン 73

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 ドイツブンデスリーガは18日、第15節の残り2試合が行われ、首位バイエルン・ミュンヘンが最下位ダルムシュタットに敵地で1―0と勝利した。バイエルンは21日の年内最終戦で、勝ち点で並ぶ2位ライプツィヒとホームで直接対決する。
 次節に控えるライプツィヒとの一戦に意識が傾いたのか、バイエルンは精彩を欠いたパフォーマンス。立ち上がりからピンチを迎えると、セットプレーでフンメルスがPKをアピールした40分まで相手を脅かすこともできない。
 後半立ち上がりのミュラーのシュートも阻まれたバイエルンは、ハードワークをするダルムシュタットに対してアイディアを欠き、均衡を破ることができない。そのこう着状態を打ち砕いたのが、個人技だった。26分、ドウグラス・コスタが25メートルの距離から強烈なロングシュートを突き刺す。
 先制に成功したバイエルンは、守護神ノイアーのセーブもあって逃げ切りに成功。得失点差による首位を保ったまま、ライプツィヒとの天王山を迎えることになった。
 しかし、ノイアーは「今日はバイエルンらしくなかった」と、チームのパフォーマンスに不満を表した。アンチェロッティ監督も「最も大事なのは勝って首位を保つことだった。だから満足だ」としつつ、「もっと速く、もっと良いプレーができるはずだ。ライプツィヒ戦で全力を尽くす」と奮起をうながした。
 同日行われたもう1試合では、17位インゴルシュタットが敵地で8位レヴァークーゼンに2―1と勝利した。前節ライプツィヒに初の土をつけたインゴルシュタットは、2連勝で勝ち点を12とし、ハンブルガーSVを抜いて16位に浮上。自動降格圏から抜け出した。

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帰国
 オランダエールディビジの前半戦を終えたヘーレンフェーンの日本代表MF小林祐希が18日、羽田空港着の航空機で帰国した。
 今年8月に磐田から移籍し、13試合1得点と主力として活躍。6月のキリンカップのボスニア・ヘルツェゴビナ戦では日本代表で初出場し、11月の国際親善試合のオマーン戦で初ゴールも挙げた。「順風満帆な1年と思われるけど平坦な道ではなかった。自分なりに課題をクリアしてやってきた」と明かした上で「(2017年は)勝負の年。進化していかないといけない。前に進んでいきたい」と来年を見据えていた。

解禁
 日本代表FW久保裕也(22=ヤング・ボーイズ)が18日、屋外での自主トレを解禁した。関西近郊の練習場で京都FW沼大希(19)やMF国領一平(23)らと約1時間半のトレーニング。ランニングやパス回しをこなし、痛めていた右膝は「しっかり休めたし、問題はない」と強調した。
 11月15日のW杯アジア最終予選のサウジアラビア戦(埼玉ス)で、前半5分に相手DFと接触して負傷。全治2週間と診断され、12月3日のリーグ・バーゼル戦で戦列復帰の予定だった。だが前日2日に再発。A代表戦後は6試合連続で欠場し、8日に早期帰国していた。「ケアに重点を置きながら膝の周りとか体幹を鍛えてきた」と、ここまでは室内施設でリハビリに集中。この日は帰国後初めてボールを蹴った。まだ右足での踏み込みなどは避けているが「徐々にやっていけば良い」と年明けのチーム合流までにコンディションを上げていくつもりだ。
 今季は公式戦25試合12得点とゴール量産。目標だったA代表にも初招集されたが「まずはクラブでの活躍が大事。レギュラーを取り戻さないといけない」とシーズン後半戦でのさらなる飛躍を誓った。

フル出場
 サッカーのフランス女子1部リーグで17日、熊谷紗希の所属するリヨンが敵地でパリ・サンジェルマンとの全勝対決に0―1で敗れた。熊谷は守備的MFとしてフル出場した。

スタメン
 サッカー女子のドイツ1部リーグが18日、各地で行われ、安藤梢のエッセンは本拠地で岩渕真奈のバイエルン・ミュンヘンに0―3で屈した。先発した安藤は後半29分までプレーし、岩渕は欠場した。
 永里優季のフランクフルトはホームでザントを3―1で下した。永里はベンチ入りしたが、出番はなかった。

獲得オファー
 J1鹿島がC大阪の韓国代表GK金鎮鉉(キム・ジンヒョン=29)の獲得に向けて動き出していることが18日、明らかになった。
 金鎮鉉は1メートル92の大型GKで韓国代表としてプレーした経験もある。高さだけではなく、足元の技術やフィードにも定評がある。今季限りでC大阪との複数年契約が切れるが、現在残留要請を受けており、Kリーグ王者のFCソウルからも完全移籍での正式オファーが届いている。

復帰
 J1浦和は本日、J2岡山へ期限付き移籍していたリオデジャネイロ五輪代表のMF矢島慎也(22)が3季ぶりに復帰すると発表した。
 岡山でJ2通算72試合13得点。五輪では3試合に出場して1ゴールを決めた。

社長復帰
 J1新潟は本日、取締役会を開き、中野幸夫氏(61)が来年1月1日付で社長に就任することが決まったと発表した。中野氏は2005〜2008年まで新潟で社長を務め、2009年から今年3月までJリーグの専務理事を務めた。

退団
 J1新潟は本日、ブラジルのクラブから期限付き移籍していた同国出身のDFコルテース(29)、FWカリウ(20)が移籍期間の満了により退団すると発表した。

復帰
 来季J2の湘南は本日、J2愛媛からFW表原玄太(20)の加入と、J3鳥取に期限付き移籍していたFW宮市剛(21)の復帰を発表した。

退団
 J2千葉は本日、MF富澤清太郎(34)が、今季限りで契約満了となると発表した。
 お笑いタレントの間寛平に似ていることから「カンペー」の愛称で親しまれる富澤は2001年に東京VでJリーグ初出場。東京V(2000〜2011年)−横浜M(2012〜2015年)を経て2015年7月に千葉に加入し、今季はリーグ戦20試合に出場して3得点だった。

獲得
 J2長崎は本日、J1の東京からJ2山口に期限付き移籍していたMF幸野志有人(23)が完全移籍で加入すると発表した。

レンタル
 J2熊本は本日、J1名古屋でプレーしていたブラジル人FWグスタボ(20)が期限付き移籍で加入すると発表した。契約は2018年1月1日まで。ブラジルのECバイーアから2014年に名古屋へ期限付き移籍していた。

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