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PS4版ウイイレ2018完全修正データ

本日の超最新情報
2017年9月5日(火)

INDEX(目次)

敗れる
W杯アジア最終予選第10戦(最終戦)結果

グループA:

ウズベキスタン0―0韓国
イラン2―2シリア
カタール1―2中国

グループB:

オーストラリア2―1タイ
イラク1―0UAE
サウジアラビア代表1―0日本代表

グループBで首位確定の日本代表は2位サウジアラビアに敗れ、6勝2分け2敗で全日程を終了!サウジアラビアは2位通過で3大会ぶり5度目のW杯出場が決定!グループA、4位ウズベキスタンvs2位韓国の大一番はスコアレスドローに終わり、韓国は2位通過で9大会連続10度目のW杯出場が決定!グループA・3位のシリアとグループB・3位のオーストラリアがアジアプレーオフで対戦!

最終調整
W杯アジア最終予選第10戦(最終戦)日程

グループB:

5日(火)
日本時間26:30
サウジアラビア代表vs日本代表
(キングアブドゥラー・スポーツシティ・スタジアム)

日本代表がW杯アジア最終予選最終戦のサウジアラビア戦に向け、試合会場で最終調整!

PO進出
W杯オセアニア最終予選決勝第2戦結果

ソロモン諸島2―2(2戦合計3―8)ニュージーランド

2010年大会以来2大会ぶり3度目のW杯出場を目指すニュージーランドは引き分けるも、2試合合計8―3で制して南米5位との大陸間プレーオフ進出!

W杯出場王手
W杯欧州予選第8戦結果

グループC:

ドイツ6―0ノルウェー
北アイルランド2―0チェコ
アゼルバイジャン5―1サンマリノ

グループE:

モンテネグロ1―0ルーマニア
アルメニア1―4デンマーク
ポーランド3―0カザフスタン

グループF:

イングランド2―1スロバキア
スロベニア4―0リトアニア
スコットランド2―0マルタ

グループC首位で前回王者のドイツはヴェルナー(ライプツィヒ)の2ゴールなどで圧勝して8戦全勝とし、10月5日の北アイルランド戦に引き分け以上でW杯出場が決定!グループFで首位のイングランドはラシュフォード(マンチェスター・ユナイテッド)の決勝点で逆転勝ちし、次戦に勝てばW杯出場が決定!

敗退
W杯アフリカ最終予選第4戦結果

グループA:

リビア1―0ギニア

グループB:

カメルーン1―1ナイジェリア

グループBはアフリカ王者の3位カメルーンが首位ナイジェリアと引き分け、2試合を残して3大会ぶりの予選敗退が決定!ナイジェリアは来月のザンビア戦に勝てば3大会連続6度目のW杯出場が決定!

本日の超サカFLASH
J2の横浜FCは昨季まで在籍していたMF内田智也(34)が現役を引退したと発表ほか


本文

敗れる
W杯アジア最終予選第10戦(最終戦)結果

グループA:

ウズベキスタン0―0韓国

ハイライト動画
(You Tube)


イラン2―2シリア
≪得点者≫
イラン:サルダル・アズムン 45、64
シリア:タメル・ハジ・モハマド 13、オマル・アル・スマ 90+3

ハイライト動画
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カタール1―2中国
≪得点者≫
カタール:アクラム・アフィフ 47
中国:シャオ・チ 74、ブ・レイ 84

ハイライト動画
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W杯アジア最終予選グループA最終順位表

グループB:

オーストラリア2―1タイ
≪得点者≫
オーストラリア:ユリッチ 69、レッキー 86
タイ:ポックラウ・アナン 82

ハイライト動画
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イラク1―0UAE
≪得点者≫
イラク:アイマン・フセイン 29

ハイライト動画
(You Tube)


サウジアラビア代表1―0日本代表

会場:キングアブドゥラー・スポーツシティ・スタジアム(ジッダ)
観衆:62165人
主審:バレンティン・コバレンコ(シンガポール)
天気:晴れ
風:無風
気温:32.2℃
湿度:70%
ピッチ表面:乾燥
ピッチ状態:全面良芝乾燥

≪得点者≫
サウジアラビア代表:フハド・アルムワラド 63

≪出場メンバー≫
日本代表
GK:
1.川島永嗣(メス)
DF:
19.酒井宏樹(マルセイユ)
22.吉田麻也(サウサンプトン)=20分
3.昌子源(鹿島)
5.長友佑都(インテル)
MF:
16.山口蛍(C大阪)
2.井手口陽介(G大阪)
7.柴崎岳(ヘタフェ)
(80分11.久保裕也(ゲント))
FW:
4.本田圭佑(パチューカ)(cap)
(46分18.浅野拓磨(シュトゥットガルト))
9.岡崎慎司(レスター・シティ)
(67分15.杉本健勇(C大阪))
8.原口元気(ヘルタ・ベルリン)
ベンチ:
GK:
12.東口順昭(G大阪)
23.中村航輔(柏)
DF:
20.槙野智章(浦和)
21.酒井高徳(ハンブルガーSV)
6.植田直通(鹿島)
MF:
17.高萩洋次郎(FC東京)
13.小林祐希(ヘーレンフェーン/オランダ)
FW:
10.乾貴士(エイバル)
14.武藤嘉紀(マインツ)
ベンチ外:
三浦弦太(G大阪)
大迫勇也(ケルン)

ハイライト動画
(You Tube)


フォーメーション
(4-1-2-3)

8   9    4
  2   7
   16
5  3  22  19
    1

≪各種データ≫
サウジアラビア日本
ボール支配率:
52%:48%
シュート数:
9:13
直接FK数:
13:14
間接FK数:
2:4
CK数:
1:6
GK数:
10:13
PK数:
0:0
オフサイド数:
2:2

W杯アジア最終予選グループB最終順位表

 サッカーの2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア最終予選グループBの最終戦は5日、サウジアラビアのジッダで行われ、既に1位で6大会連続6度目のW杯出場を決めていた日本はサウジアラビアに0―1で敗れた。
 日本の最終予選の黒星は、ホーム初戦のアラブ首長国連邦戦以来で、6勝2分け2敗の勝ち点20で終えた。サウジは勝ち点を19に伸ばし、同勝ち点のオーストラリアを得失点差で上回り、2位で3大会ぶり5度目の本大会出場を決めた。3位豪州はグループA・3位のシリアとのアジア・プレーオフに回る。
  気温30度超、無風、湿度は80%に迫る過酷な環境で動きが重く、後半に途中出場のF・ムワラドにゴールを奪われた。世界ランキング44位の日本は同59位のサウジに対して、通算8勝1分け4敗となった。
 W杯ロシア大会は来年6月14日に開幕する。日本代表は10月に国内でハイチ代表などと強化試合を予定している。 
 サウジアラビアは勝ち点19の2位で3大会ぶり5度目のW杯。オーストラリアは得失点差で及ばず3位。

【本田、中盤への思い吐露】
 主将マークを巻きながら、45分間の限定起用。本田は不完全燃焼だっただろう。「全然ダメ。何を言っても言い訳になる」。3トップの右で精彩を欠いたことは、自分でも分かっている。
 最終予選で2試合ぶりの先発出場も、持ち味の巧みなパス、ボールキープは見られなかった。奪われて相手に速攻を許す場面も。「感覚的なもの。ああいうところは取り戻さないといけない」と自省する。
 今夏移籍したメキシコのパチューカでは、右脚を痛めて出遅れた。状態に不安があった上、上下動や速さが求められるポジション。「自分の良さは真ん中で生きる。やれるならやりたい」。かつての定位置だった中盤で勝負したいという思いが透ける。
 浅野ら台頭してきた若手に押される状況で必要なのは結果だった。しかし、国際Aマッチで10試合連続無得点。「所属クラブで真ん中で出続けることが重要。W杯が決まり、一度振り出しに戻して、代表がどういう形でロシアへ向かうか考えないといけない」。自身とチームに課題を投げ掛ける31歳の姿から、もどかしさが漂う。

【柴崎、持ち味出し切れず】
 久々の代表戦は苦い結果に終わった。サウジアラビア戦で2015年10月のイラン戦以来、約2年ぶりの先発出場を果たした柴崎は「このアウェーのタフな環境の中で、どうにか勝ちたかった」。超満員の敵地でペットボトルを投げ入れられる経験もした。
 時折に少ないタッチ数で光るプレーを見せたものの、全体としては不満が残っただろう。前を向けずに近くの味方にボールを預ける場面が目立ち、「僕や井手口のところで手詰まりになってはいけない。流れが変わってしまう」と課題を挙げた。
 苦労を重ねた末の復帰だ。J1鹿島から今年1月、スペイン2部リーグのテネリフェに移籍した。しかし、環境に順応できなかった時期があり、今は「精神的に成長できている」と言う。1部のヘタフェに移った今季は、開幕2試合に先発出場と状態は良い。この日は本田と息が合わないなど、代表でのブランクが影響したのも確かだった。
 中盤で攻撃にアクセントをつけることが生きる道。「残り9カ月で、どれだけ成長できるか。大切に過ごしたい」。日々の研さんが、ロシアへの糧になる。

【無得点嘆く岡崎】
 3トップの中央を任された岡崎は前線でボールを収める役割もこなしながら、前半39分には柴崎のスルーパスに抜け出す場面も。ただ、結果を出せないまま後半22分に下がり、「ゴールを取れず、チームを助けられなかった」と嘆いた。
 最終予選で先発出場は4試合。体を張ってためをつくる大迫にポジションを奪われた形だが、「ボールを収めるかは意識せず、どう裏に抜けるかを考えた。課題もたくさん出た」。自らの持ち味を信じ、定位置復帰を目指している。

【悔しがる昌子】
 センターバックの昌子は、吉田とともにそつのない守りを見せていた。しかし、後半18分に隙を突かれた。中央でためをつくられてスルーパスを通され、先制点を献上。「ピンチはあのワンシーンくらいだった」と悔しがった。
 相手にとってはW杯出場が懸かる大一番だった。高温多湿な上に、異様な雰囲気の敵地でプレーし、「こんなアウェーは経験したことがない。難しい環境だった」。24歳のDFは苦い経験を今後に生かせるか。

【杉本、苦いデビュー】
 最終予選で代表デビューを果たした杉本は、存在感を発揮できなかった。1点を追う後半22分からの出場で3トップの中央に入ったが、身長187センチの大型FWも相手守備の圧力に手を焼いて見せ場なし。「自分のところから攻められるとよかった」とうつむいた。
 FWではただ1人の国内組で、今季J1で得点ランキング2位の14ゴールという好調さを買われていた。「チームに戻ってからが大事。もっとレベルアップしたい」と話した。

【本番へ準備期間は9カ月】
 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア最終予選グループBで、既に本大会出場を決めていた日本代表は5日、サウジアラビアとの最終戦に0―1で敗れた。2次予選を含めると2年以上にわたる戦いが終わり、今後はW杯に向けた準備が本格化する。
 本番までの時間は決して多くはない。6月に出場を決めていた過去3大会と比べると、今回は約3カ月遅い。来年6月の開幕まで残り9カ月。1つ1つの強化試合の重みも増す。
 10月は他の大陸が予選中のため、国内にハイチとニュージーランドを招く。11月は欧州遠征が有力だろう。ハリルホジッチ監督就任後の国際Aマッチ29試合で、欧州勢との対戦は2試合しかない。どれだけの強豪相手に腕試しができるか。日本協会のマッチメーク能力も問われる。12月の東アジアE−1チャンピオンシップ(旧東アジアカップ)は海外組が不在で、国内組のアピールに重点が置かれる。
 所属クラブでの個々の取り組みも重要になる。予選を通じて、指揮官は試合ごとに細かく戦術を変え、それを遂行できる選手を起用することがはっきりした。いずれにしても監督の求めるサッカーはプレーの強度が高く、コンディションの充実は不可欠。昨年のように、海外組が軒並み所属で出番を減らすようでは心もとない。
 「(所属)チームでしっかり状態を上げて、結果を出すのがW杯につながる」と吉田。生き残りを懸けた競争が始まる

【サウジ監督「信じられない」】
 勝ち点で並んでいたオーストラリアが先に試合を終え、サウジアラビアは勝つ以外に予選突破はなかった。「プレーオフは避けたかった。1―0の試合は体にこたえたが、信じられない」とファン・マルヴェイク監督は3大会ぶりのW杯出場決定を喜んだ。
 采配も的中した。後半開始から1トップに投入したF・ムワラドが決勝点。日本のDFの背後を深く突き、攻撃のスピードとリズムを加速させた。「後半は我々が勝利に値した」。2010年W杯南アフリカ大会では母国オランダを準優勝に導いた指揮官は誇らしげだった。

【豪州「悪夢が現実に」】
 オーストラリアは予選突破のため、得失点差の不利を覆す大量得点が必要だった。しかし、最下位タイにホームで苦戦。先制したが終盤に追い付かれ、後半41分にレッキーのゴールで勝ち越すのがやっとだった。
 約7時間半遅れて始まった試合でサウジアラビアが日本を下し、豪州の3位が決定。オーストラリアン紙(電子版)は「悪夢が現実になった。困難なプレーオフに突き落とされた」と伝えた。同紙によると、タイ戦後の記者会見でポステコグルー監督は「選手にとってはいらいらするだろうし、悲しいだろう」などと語った。

【韓国、辛くも予選突破】
 韓国は前半、ホームのウズベキスタンの攻撃を受ける時間が長く、相手のシュートがポストに弾かれる幸運もあった。後半は一転して攻勢に出たが、決定機を物にできず無得点で引き分け。
 それでも、敵地で手にした勝ち点1でシリアを含め3チームに突破の可能性があった激戦を抜け出し、辛くも本大会への切符を確保した。最終予選を通して苦しい戦いが続き、6月にカタールに敗れると、当時のシュティーリケ監督が解任された。後を受けた申台龍監督の下、何とか9大会連続出場にこぎ着けた。

≪超サカ採点表≫
日本代表
GK:
1.川島永嗣 6.0
後半立ち上がりにファハドの決定機をビッグセーブで救うなど、個人のパフォーマンスは良かった
DF:
19.酒井宏樹 5.0
セットプレーでゴールに迫る。押し込まれた中で粘り強く守っていたが、後半は相手に振り切られる場面も多かった
22.吉田麻也 5.0
味方のミスから今予選2枚目の警告を受けた影響か、後半は中途半端な対応が目立った
3.昌子源 5.5
セットプレーからゴールに迫った前半は上々の出来も、後半は中盤の疲弊で無理な対応を強いられてソリッドさを失った
5.長友佑都 5.5
攻撃では幾度となくチャンスに絡んだが、痛恨の入れ替わりでピンチを招くなど、リスク管理という部分は課題
MF:
16.山口蛍 5.0
周囲との連係の問題もあったが、自身の脇のスペースを再三突かれる。マイボール時のイージーミスも散見
2.井手口陽介 6.0
周囲が酷暑に消耗していた中、最後まで攻守両面でインテンシティの高さをキープ
7.柴崎岳 6.0
プレースキックで再三の決定機を創出。流れの中では攻撃のスイッチを入れるパスを狙ったが、周囲との連係が今一つだった
(80分11.久保裕也 4.5)
終盤の絶好機で痛恨のシュートミス
FW:
4.本田圭佑 5.0
低い位置まで下りて守備を助けたが、攻撃面ではコンディションの問題か、精彩を欠いた
(46分18.浅野拓磨 5.0)
求められた役割は最低限こなしたが、見せ場はなかった
9.岡崎慎司 5.0
持ち味の献身的な守備を見せたが、後半序盤の決定機以外に見せ場は少なかった
(67分15.杉本健勇 5.0)
フル代表デビュー。前線で身体を張ったが、決定的な仕事はできなかった
8.原口元気 6.0
持ち味のスピードと強さを生かして攻守に奮闘。後半序盤の決定機はせめて枠に飛ばしたかった
監督:
ハリルホジッチ 5.0
やや思い切りを欠くメンバー選考の末、競り負ける

日本代表メンバー25名
GK:
1.川島永嗣(34=メス/フランス)
12.東口順昭(31=G大阪)
23.中村航輔(22=柏)
DF:
5.長友佑都(30=インテル/イタリア)
20.槙野智章(30=浦和)
22.吉田麻也(29=サウサンプトン/イングランド)
19.酒井宏樹(27=マルセイユ/フランス)
21.酒井高徳(26=ハンブルガーSV/ドイツ)
3.昌子源(24=鹿島)
植田直通(22=鹿島)
6.三浦弦太(22=G大阪)
MF:
17高萩洋次郎(31=FC東京)
16.山口蛍(26=C大阪)
13.小林祐希(25=ヘーレンフェーン/オランダ)
7.柴崎岳(25=ヘタフェ/スペイン)
2.井手口陽介(21=G大阪)
FW:
9.岡崎慎司(31=レスター・シティ/イングランド)
4.本田圭佑(31=パチューカ/メキシコ)
10.乾貴士(29=エイバル/スペイン)
大迫勇也(27=ケルン/ドイツ)
8.原口元気(26=ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
14.武藤嘉紀(25=マインツ/ドイツ)
15.杉本健勇(24=C大阪)
11.久保裕也(23=ゲント/ベルギー)
18.浅野拓磨(22=シュトゥットガルト/ドイツ)

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最終調整
W杯アジア最終予選第10戦(最終戦)日程

グループB:

5日(火)
日本時間26:30
サウジアラビア代表vs日本代表
(キングアブドゥラー・スポーツシティ・スタジアム)
≪予想スタメン≫
日本代表
GK:
1.川島永嗣(メス)
DF:
19.酒井宏樹(マルセイユ)
22.吉田麻也(サウサンプトン)
3.昌子源(鹿島)
5.長友佑都(インテル)
MF:
16.山口蛍(C大阪)
2.井手口陽介(G大阪)
7.柴崎岳(ヘタフェ)
FW:
4.本田圭佑(パチューカ)
9.岡崎慎司(レスター・シティ)
8.原口元気(ヘルタ・ベルリン)

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W杯アジア最終予選グループB順位表

 サッカーの2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア最終予選グループB最終戦は本日5日(日本時間6日未明)に行われ、日本はサウジアラビアとジッダで対戦する。
 日本は6大会連続の本大会出場を決めた直後の一戦で、本番に向けたスタートを切る。4日は試合会場で、練習の大半を非公開にして最終調整に励んだ。
 ハリルホジッチ監督にとってジッダは、11年前に指揮したアル・イテハドの本拠地で、馴染みのある場所。ロシアの切符を掴む目標は達成したが、最終戦に予選突破が懸かるサウジとの対戦を見据え、「本大会に野心を持って臨むのなら、この大きな挑戦を乗り越えないといけない」と意気込んだ。
 日本は勝ち点20で1位が確定。サウジアラビアは同16でオーストラリアと並ぶ2位。

【ハリル監督「気持ち緩めない」】
 サッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選B組で、サウジアラビアとの最終戦に臨む日本のハリルホジッチ監督は4日、ジッダの試合会場で前日会見を行った。8月31日のオーストラリア戦でW杯出場を決めた後、最初の試合で、指揮官は「目的は達成したが、(選手に)絶対に気を緩めるな、さらに高い気持ちを持って臨むチームにするぞと言った」と意気込みを示した。
 サウジは最終戦にW杯予選突破が懸かり、日本には気候も含めて難しいアウェー戦となる。「相手のホームで、最も質の高い相手。高い挑戦になるが、本大会に野心を持って戦うには乗り越えないといけない」と話した。

【快足・浅野に浮かれなし】
 一躍ヒーローとなった22歳の頭は冷静だ。W杯出場を決めたオーストラリア戦で先制ゴールを奪った浅野は「競争は既に始まっている。自分の力を出し、チームとして戦える選手になりたい」と本大会を見据える。
 期待に応えたことに価値がある。先発に抜擢された豪州戦の前半41分。左クロスが上がった瞬間、DFの裏にスルリと抜け出し、左足で先制する持ち味発揮の一撃。両手の爪を立てて喜ぶ「ジャガーポーズ」で結果を出した自分を祝った。
 ハリルホジッチ監督に快足を見初められて招集され続けていたが、豪州戦より前の最終予選4試合は出番なし。だからこそ、150人から祝福のメールが届こうと浮かれてはいない。「あれで自分の価値が上がったとは思っていない。今も危機感と緊張感がある」
 ドイツに渡って2年目。今季から1部に昇格したシュトゥットガルトで新たな舞台に挑んでいる。5日のサウジアラビア戦は相手が疲れ始める後半など、途中起用でかき回す役回りか。「W杯のメンバー発表で名前があることが、僕のスタート地点」。大仕事をやってのけた今こそ、勝負の時が始まる。

【原口「全く緩みはない」】
 左サイドで先発復帰の可能性がある原口。W杯出場を決めたオーストラリア戦は乾に先発の座を譲ったが、途中出場ながら体を張ったプレーで井手口の2点目につなげた。サウジアラビアには昨年11月の前回対戦でゴールを決めており、良いイメージもある。
 現在のチームの雰囲気を「全く緩みはない。本当に競争があって」と歓迎。サウジ戦はW杯本番に向けた第一歩となるが、「今までは結果に一番こだわってきたが、これからより強い相手とやっていくわけだから、内容にも目を向けていきたい」と話した。 

【チャンス待つ三浦】
 代表デビューを待つのが22歳のセンターバック(CB)三浦。6月に初招集され、3試合連続ベンチ入り。吉田が軸のCBは手薄な状況でもあり、経験を積む意味でも、出番のチャンスが訪れるかもしれない。
 対人や空中戦の強さが持ち味で、パス能力も高い万能型。G大阪で同僚の井手口がオーストラリア戦で活躍し、刺激も受けている。「だいぶ代表にも慣れてきて、やってやろうという気持ちは持っている」と意気込みを示した。

【W杯本番へ新たな戦い】
 ロシアの切符を手にした安堵感が、日本にはあるだろう。しかし、サウジアラビアは予選突破が懸かり、「死に物狂いでくる」と岡崎。地元の報道では、サウジの皇太子が6万人収容の会場のチケットを買い上げ、当日無料開放するという。完全アウェーの真剣勝負。日本がここまでの成果を試し、W杯本番につなげる戦いをするには、絶好の舞台だ。
 負けず嫌いのハリルホジッチ監督の性格からしても、勝ちにこだわるはずだ。高温多湿のため、持続的にハイプレスをかけたオーストラリア戦とは戦い方も変わるだろうが、相手の高い攻撃力をブロックできれば、速攻が生きる。その精度にもこだわりたい。
 先を見据えれば新戦力を試す機会にもなる。特に守備陣はほぼ固定化されてきただけに、不測の事態に備える意味で若い植田や三浦には経験になる。攻撃陣でもトップ下を置く布陣なら、不在の香川に代わって、スペインでもまれた柴崎を見てみたい。本田や久保、武藤らも出番をうかがう。
 「今いる選手がW杯に行けるかは保証されていない」とGK川島。残り9カ月。指揮官が「第3章に入る」と宣言した、新たな戦いが始まる。

日本代表メンバー25名
GK:
1.川島永嗣(34=メス/フランス)
12.東口順昭(31=G大阪)
23.中村航輔(22=柏)
DF:
5.長友佑都(30=インテル/イタリア)
20.槙野智章(30=浦和)
22.吉田麻也(29=サウサンプトン/イングランド)
19.酒井宏樹(27=マルセイユ/フランス)
21.酒井高徳(26=ハンブルガーSV/ドイツ)
3.昌子源(24=鹿島)
植田直通(22=鹿島)
6.三浦弦太(22=G大阪)
MF:
高萩洋次郎(31=FC東京)
16.山口蛍(26=C大阪)
13.小林祐希(25=ヘーレンフェーン/オランダ)
7.柴崎岳(25=ヘタフェ/スペイン)
2.井手口陽介(21=G大阪)
FW:
9.岡崎慎司(31=レスター・シティ/イングランド)
4.本田圭佑(31=パチューカ/メキシコ)
14.乾貴士(29=エイバル/スペイン)
15.大迫勇也(27=ケルン/ドイツ)
8.原口元気(26=ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
武藤嘉紀(25=マインツ/ドイツ)
杉本健勇(24=C大阪)
11.久保裕也(23=ゲント/ベルギー)
18.浅野拓磨(22=シュトゥットガルト/ドイツ)

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PO進出
W杯オセアニア最終予選決勝第2戦結果

ソロモン諸島2―2(2戦合計3―8)ニュージーランド
≪得点者≫
ソロモン諸島:レアラファ 28=PK、ファーロド 78=PK
ニュージーランド:ビーヴァン 14、オウンゴール 21

 W杯オセアニア最終予選は5日、プレーオフ第2戦が行われた。ニュージーランドはソロモン諸島と2―2で引き分けたが、2試合合計8―3で南米5位との大陸間プレーオフ進出を決めた。
 ニュージーランドは2010年以来、2大会ぶりの本大会出場に向けて大きく前進したが、残り3試合となった南米予選の現在5位はアルゼンチンとなっている。

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W杯出場王手
W杯欧州予選第8戦結果

グループC:

ドイツ6―0ノルウェー
≪得点者≫
ドイツ:エジル 10、ドラックスラー 17、ヴェルナー 21、39、ゴレツカ 50、マリオ・ゴメス 79

ハイライト動画

北アイルランド2―0チェコ
≪得点者≫
北アイルランド:ジョニー・エヴァンズ 28、ブラント 41

ハイライト動画

アゼルバイジャン5―1サンマリノ
≪得点者≫
アゼルバイジャン:イスマイロフ 20、57、アブドゥラエフ 25、オウンゴール 71、サディホフ 81
サンマリノ:パラッツィ 74

グループE:

モンテネグロ1―0ルーマニア
≪得点者≫
モンテネグロ:ヨヴェティッチ 75

ハイライト動画

アルメニア1―4デンマーク
≪得点者≫
アルメニア:コリャン 6
デンマーク:デラネイ 16、81、90、エリクセン 29

ハイライト動画

ポーランド3―0カザフスタン
≪得点者≫
ポーランド:ミリク 11、グリク 74、レヴァンドフスキ 86=PK

ハイライト動画

グループF:

イングランド2―1スロバキア
≪得点者≫
イングランド:エリック・ダイアー 37、ラシュフォード 59
スロバキア:ロボトゥカ 3

ハイライト動画

スロベニア4―0リトアニア
≪得点者≫
スロベニア:イリチッチ 25=PK、61=PK、ヴェルビッチ 82、ビルサ 90

ハイライト動画

スコットランド2―0マルタ
≪得点者≫
スコットランド:ベラ 9、グリフィス 49

ハイライト動画

 サッカーのワールドカップ(W杯)欧州予選は4日、各地で9試合が行われ、グループC首位で前回ブラジル大会王者のドイツはホームでノルウェーに6―0と大勝し、8戦全勝の勝ち点24とした。2位の北アイルランドはチェコを2―0で下し、同19。ドイツは10月5日の北アイルランド戦に引き分け以上で突破が決まる。
 グループFは首位イングランドが2位スロバキアを2―1で下し、勝ち点差を5とした。次戦に勝てば本大会進出が決まる。グループEはポーランドがカザフスタンに3―0で快勝し、勝ち点19で首位を守った。デンマークとモンテネグロが同16で追う。

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敗退
W杯アフリカ最終予選第4戦結果

グループA:

リビア1―0ギニア
≪得点者≫
リビア:エル・フニ 36

グループB:

カメルーン1―1ナイジェリア
≪得点者≫
カメルーン:アブバカル 77=PK
ナイジェリア:シモン 30

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 サッカーの2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会アフリカ最終予選は4日、各地で行われ、グループBのナイジェリアはアフリカ王者のカメルーンと1―1で引き分け、3勝1分けの勝ち点10としてW杯出場に前進した。カメルーンは3分け1敗の勝ち点3で、3大会ぶりの予選敗退が決まった。一方のナイジェリアは来月のザンビア戦に勝てば本大会出場が決まる。
 グループAではリビアがギニアを1―0で破り、ともに1勝3敗の勝ち点3となった。首位は勝ち点9のチュニジア。

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工事
 J1神戸が本拠地ノエスタに導入する「ハイブリッド芝」の工事を、10月末から開始することが4日、分かった。同スタジアムの今季最終戦が10月21日の鳥栖戦。複数の関係者によると、その後に改修を始め、現時点で来季開幕に間に合うよう調整しているという。
 天然と人工の芝を合わせたハイブリッド芝は、すでに世界的には幅広く使用されており、今年7月にはJリーグの理事会で敷設が承認された。これまでピッチ状態に問題を抱えてきたノエスタ。2019年のラグビーW杯の会場でもあるだけに、J初導入の芝生は注目を集めそうだ。

練習参加
 松山工高の元U-16日本代表候補GK伊藤元太(2年)が、4日に神戸の練習に参加した。
 1メートル88の長身を誇り、中学の途中にフィールドプレーヤーから転身したため、GK歴は浅く伸びしろも十分。動きを見守った幸田スカウト部部長は「いい選手ですよね」と語った。6日まで練習参加を予定しており、成長ぶりなど今後も動向を追っていく。

現役引退
 J2の横浜FCは5日、昨季まで在籍していたMF内田智也(34)が現役を引退し、9月5日から横浜FCの事業部員として勤務することになったと発表した。J1昇格に向けてクラブが進める「HAMABLUEプロジェクト」のコミュニケーションマネージャーを務める。
 かつて10番を背負ったこともある内田は、四日市中央工高から2002年に横浜FC入り。クラブ初となるJ1昇格に貢献した。1年で横浜FCがJ2降格になると2008年から大宮に移籍し、その後は甲府でもプレー。2015年から5年ぶりに横浜FCへ復帰していたが、昨季はJ2リーグ戦5試合1得点にとどまり、昨年11月17日に契約満了に伴い来季の契約を更新しないことがクラブから発表されていた。リーグ戦の通算成績はJ1が79試合4得点、J2が230試合18得点。横浜FC退団後は香港プレミアリーグの「Southern District FC」でプレーしていた。
 身長1メートル66、体重58キロと小柄で温厚な性格もあってチームメートやサポーターから「うっちー」の愛称で親しまれた。

全治6週間
 J2徳島は5日、MFカルリーニョス(34)が左ハムストリング肉離れで全治まで約6週間と診断されたと発表した。
 8月20日に行われたJ2第29節・山口戦(鳴門大塚)で負傷した。今季ここまでリーグ戦20試合に出場、得点はない。

内定
 J2徳島は5日、静岡学園高に所属するMF渡井理己(わたい・まさき、18)の来季新加入が内定したと発表した。
 静岡県出身の渡井は身長1メートル68、体重58キロ。

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