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PS4版ウイイレ2018完全修正データ

本日の超最新情報
2017年12月2日(土)

INDEX(目次)

組み合わせ
2018年W杯ロシア大会のグループリーグの組み合わせが決定、6大会連続6度目出場の日本はハメス・ロドリゲス(バイエルン・ミュンヘン)擁するコロンビア、レヴァンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン)擁するポーランド、マネ(リヴァプール)擁するセネガルと同じグループH!前回王者ドイツはメキシコなどと同じグループF、開催国ロシアはグループAで6月14日の開幕戦(モスクワ)でサウジアラビアと対戦!

初優勝
J1第34節(最終節)結果

札幌3―2鳥栖
浦和0―1横浜M
柏1―0広島
FC東京0―0G大阪
川崎5―0大宮
甲府1―0仙台
新潟1―0C大阪
磐田0―0鹿島
神戸1―3清水

首位の鹿島は2試合連続のスコアレスドロー、勝ち点2差で2位の川崎は小林悠のハットトリックなどで圧勝し、勝ち点で並んで得失点差で上回り、劇的な逆転で悲願の初優勝を達成!川崎はYBCルヴァンカップ、天皇杯と合わせた主要タイトルをクラブ史上初めて獲得!16位甲府は3度目のJ2降格が決定、小林悠は今季23ゴールで初の得点王に輝く!

フル出場
ドイツブンデスリーガ第14節結果

フライブルク0―0ハンブルガーSV

酒井高徳はフル出場、伊藤達哉はベンチ入りも2試合連続の出番なし!15位ハンブルガーSVはスコアレスドロー!

初黒星
イタリアセリエA第15節結果

ナポリ0―1ユヴェントス
ローマ3―1スパル

首位ナポリvs3位ユヴェントスの大一番は、イグアインの決勝点でユヴェントスが制して暫定2位浮上!ナポリは今季初黒星でユヴェントスに勝ち点1差に迫られる!

本日の超サカFLASH
J2の東京Vがミゲル・アンヘル・ロティーナ監督(60)との契約を更新ほか


本文

組み合わせ
2018年W杯ロシア大会グループリーグ組み合わせ

グループA:

ロシア(開催国・2大会連続11回目)
サウジアラビア(3大会ぶり5回目)
エジプト(7大会ぶり3回目)
ウルグアイ(3大会連続13回目)

グループB:

ポルトガル(5大会連続7回目)
スペイン(11大会連続15回目)
モロッコ(5大会ぶり5回目)
イラン(2大会連続5回目)

グループC:

フランス(6大会連続15回目)
オーストラリア(4大会連続5回目)
ペルー(9大会ぶり5回目)
デンマーク(2大会ぶり5回目)

グループD:

アルゼンチン(12大会連続17回目)
アイスランド(初出場)
クロアチア(2大会連続5回目)
ナイジェリア(3大会連続6回目)

グループE:

ブラジル(21大会連続21回目)
スイス(4大会連続11回目)
コスタリカ(2大会連続5回目)
セルビア(2大会ぶり12回目)

グループF:

ドイツ(17大会連続19回目)
メキシコ(7大会連続16回目)
スウェーデン(3大会ぶり12回目)
韓国(9大会連続10回目)

グループG:

ベルギー(2大会連続13回目)
パナマ(初出場)
チュニジア(3大会ぶり5回目)
イングランド(6大会連続15回目)

グループH:

ポーランド(3大会ぶり8回目)
セネガル(4大会ぶり2回目)
コロンビア(2大会連続6回目)
日本(6大会連続6回目)

2018年W杯ロシア大会グループリーグ・日本戦日程

グループH

第1戦:

6月19日(火)
日本時間21:00
vsコロンビア(サランスク)

第2戦:

6月24日()
日本時間24:00
vsセネガル(エカテリンブルク)

第3戦:

6月28日(木)
日本時間23:00
vsポーランド(ヴォルゴグラード)

 サッカーの2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会のグループリーグ組み合わせが1日、モスクワで開かれた抽選会で決定し、6大会連続出場の日本はグループHに入り、ポーランド、コロンビア、セネガルと顔を合わせることになった。実力国が揃ったが、2大会ぶりのグループリーグ突破へ望みを持てる組み合わせとなった。
 日本は6月19日の初戦(サランスク)で、前回ブラジル大会でもグループリーグで戦って敗れたコロンビアとの雪辱戦。同24日の第2戦(エカテリンブルク)で2002年日韓大会8強のセネガルと当たり、同28日の最終戦(ボルゴグラード)で国際連盟ランキング7位のポーランドと顔を合わせる。セネガル、ポーランドはW杯初対戦。
 抽選は出場32チームをグループリーグ・グループA〜Hの8グループに4チームずつ振り分けた。前回覇者ドイツはメキシコなどとのグループF。開催国ロシアはグループAで、6月14日の開幕戦(モスクワ)でサウジアラビアと対戦する。
 21回目を迎えるW杯は6月14日から7月15日まで、初開催となるロシアの11都市12会場で行われる。

日本代表・ハリルホジッチ監督
「もっと難しい組の可能性もあったが、このグループが良かったのかは戦ってみないと分からない。カギとなるのは初戦のコロンビア戦。前回大会のリベンジになると思う。それぞれ違った特長を持ったチーム。残り7カ月あるので、目標を定め、決意を持って準備したい」

日本サッカー協会・田嶋幸三会長
「どの国が来ても簡単なグループにはならないと思っていた。強豪揃いだが、よい準備をして臨みたい。この舞台に立ったことを誇りに思わないといけない」

ポーランド(3大会ぶり8回目)
 監督はアダム・ナバウカ(ポーランド)。W杯最高成績は3位(1974年、1982年)。欧州予選は8勝1分け1敗(28得点14失点)。予選最多16得点を挙げたFWレヴァンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン)が大黒柱。MFブワシュチコフスキ(ヴォルフルスブルク)とDFピシュチェク(ドルトムント)がいる右サイドは強力。日本とは過去2戦して2敗(W杯では初対戦)。

コロンビア(2大会連続6回目)
 監督はホセ・ペケルマン(アルゼンチン)。W杯過去最高成績は8強(2014年)。南米予選は7勝6分け5敗(21得点19失点)。前回大会をケガで欠場したエースFWファルカオ(モナコ)がフランスリーグで“完全復活”。今季レアル・マドリードからバイエルン・ミュンヘンに移籍したMFハメス・ロドリゲスも健在。前大会に続いて指揮を執る智将の手腕には要注意。日本とは過去3戦して2勝1分けで負けなし(W杯では1勝)

セネガル(4大会ぶり2回目)
 監督はアリウ・シセ(セネガル)。W杯最高成績は8強(2002年)。アフリカ最終予選では主審八百長疑惑による異例の再試合制して突破(3勝2分け)。FWマネ(リヴァプール)とFWケイタ(モナコ)が形成する両ウィングは破壊力抜群。DFクリバリ(ナポリ)とDFカラ(アンデルレヒト)のCBコンビも強力。日本とは過去3戦して2勝1分け(W杯では初対戦)。

【W杯初戦は過去勝利のないコロンビア】
 ロシアW杯グループリーグ組み合わせ抽選会が1日に行われ、日本はポーランド、コロンビア、セネガルと同じグループHに入った。初戦で対戦するのは前回ブラジルW杯で敗れたコロンビア。国際Aマッチで過去勝利のない(1分け2敗)強敵に挑む。
 コロンビアは南米予選を4位で通過(7勝6分け5敗)。前回大会でも活躍したハメス・ロドリゲス(バイエルン)がチームの柱。予選でも6得点と活躍。前回大会をケガで欠場したエースFWファルカオ(モナコ)もフランスリーグで輝きを取り戻し、強力な攻撃陣が揃う。
 知将ペケルマン監督の手腕も脅威。ハメス・ロドリゲスをトップ下に置く4―2―3―1を基本に、状況に応じた柔軟な対応を見せる。一方、同予選18試合19失点と乱れたC・サパタ(ミラン)を中心とする最終ラインが不安要素か。

【日本に立ちはだかる難敵】
 2大会ぶりのグループリーグ突破を目指す日本の前に難敵が立ちはだかる。ポーランド、コロンビア、セネガル。8グループの中で過去の優勝チームが唯一いないグループHだが、3チームはいずれも日本にとっては格上だ。
 大事な初戦の相手は、前回ブラジル大会のグループリーグでぶつかり、1―4と完敗したコロンビア。当時はエースのファルカオを欠きながら8強まで進んでおり、エースが戻ったことで攻撃力はさらに増した。ブラジル大会得点王のハメス・ロドリゲスやMFクアドラードらメンバーの多くは変わらず、チームの成熟度は高い。
 1974年、1982年大会で3位のポーランドは、厳しい欧州予選を1位で突破した。予選で16ゴールをマークしたレヴァンドフスキを擁し、昨年の欧州選手権では初めて8強入りするなど、勢いが戻ってきた。守備に安定感が出れば、久々にW杯を沸かせることができる。
 セネガルは欧州のクラブで活躍する選手が多い。たとえばFWマネ。イングランドプレミアリーグで吉田麻也の所属するサウサンプトンからリヴァプールに引き抜かれ、スピードは目を見張らせる。初出場で8強入りした2002年日韓大会以来の大舞台で、当時主将だったシセ監督が個性豊かなチームを統率する。

【日本、「心技体」の充実を】
 対戦相手が決まった日本は、目標を絞った強化に入る。ポーランド、コロンビア、セネガルはいずれも格上の難敵だが、極端な実力差はない。本番までの準備が、ロシアでの成否につながる。
 試合会場は悪くない。ハリルホジッチ監督は、ロシア中西部のカザニを大会中の拠点候補にしていると示唆したが、3会場の間に位置し、移動負担も気候の違いも少ない。前回大会はベースキャンプ地の選定ミスも調整に影響した。予定通りに拠点が決まれば、全体の計画策定に早く着手できる。
 対戦国は欧州、南米、アフリカと三者三様。指揮官は「特長の全く違ったサッカーに対して戦っていく準備をする」。11月の欧州遠征でブラジル、ベルギーに挑んだが、アフリカ勢とは久しく対戦がない。特有の身体能力を優先して体感しておきたい。来年3月に再び欧州に出向く方針だが、本番を想定した強化試合が組めるかが重要だ。
 日本は堅守速攻をベースに臨む。戦術を練り、タフな相手に負けない肉体づくりが最後の総仕上げとなるが、もう一つ大事なのが精神面。その意味で、初戦の相手が前回大会で惨敗を喫したコロンビアになったのは、選手の士気を高めるはずだ。1次リーグを突破した過去2大会は、いずれも初戦で勝ち点を奪った。4年間の成長を示し、波に乗りたい。

【韓国、メディア悲観「最悪のグループ」】
 W杯のグループリーグの組み合わせが決まった。韓国は前回王者のドイツ、メキシコ、スウェーデンと同グループのグループFを戦うことが決まった。
 30チームの組み合わせが決定。最後の2チームに残ったのが日本と韓国だった。そして先に呼ばれた方は、前回王者ドイツや6大会連続で決勝トーナメントに進出しているメキシコらがいるグループF。そこで読み上げられたのが、韓国だった。
 韓国メディアも組み合わせ結果を速報。『スポーツソウル』は「(ドイツ、スペイン、ボリビアと同グループだった)1994年大会に匹敵する、『最悪のグループ』に入った」と報道。「1分2敗だったが、ロシア、アルジェリア、ベルギーと同グループだった前回とは180度違う、最悪で険しい道のりが予想される」と悲観的に伝えた。
 またポーランド、セネガル、コロンビアと同グループのグループHで戦うことになった日本については、「隣国の日本は組み合わせの運がとても良かった。最後まで残っていたのは日本と韓国だったが、韓国がいばらの道を進むことになった」とした。

【準備整うモスクワのルジニキ競技場=開幕戦、決勝の舞台−W杯サッカー】
 サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会の舞台の1つ、モスクワのルジニキ・スタジアムが1日、報道陣に公開された。開催国ロシアが登場する開幕戦のほか、準決勝や決勝など7試合が行われる。本番まで半年余りに迫る中、6月に改修工事が終わり、8万1000人収容のスタジアムは準備が整った。
 1956年完成の競技場では1980年モスクワ五輪の開閉会式が行われ、2008年のサッカー欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝の舞台にもなった。陸上用のトラックを撤去するなど、240億ルーブル(約460億円)をかけて改修。雪がちらつく中、人工芝から天然芝に植え替えられたピッチには強い照明を当て、育成が進められていた。
 モスクワ市のスポーツ担当責任者は「警備面では国際サッカー連盟(FIFA)の基準を全て満たしており、モスクワ全域にまで目を配っている」と安全性を強調した。
 大会は11都市12会場で行われる。

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初優勝
J1第34節(最終節)結果

札幌3―2鳥栖
(札幌ド/27,796人)
≪得点者≫
札幌:ジェイ 6、都倉賢 16、横山知伸 88
鳥栖:田川亨介 40、キム・ミンヒョク 52

浦和0―1横浜M
(埼玉/41,618人)
≪得点者≫
横浜M:前田直輝 53

柏1―0広島
(柏/13,235人)
≪得点者≫
柏:大谷秀和 58

FC東京0―0G大阪
(味スタ/30,548人)

川崎5―0大宮
(等々力/25,904人)
≪得点者≫
川崎:阿部浩之 1、小林悠 45、60、81=PK、長谷川竜也 90+6

ハイライト動画
(You Tube)


甲府1―0仙台
(中銀スタ/14,680人)
≪得点者≫
甲府:リンス 90+6

新潟1―0C大阪
(デンカS/ 19,684人)
≪得点者≫
新潟:ホニ 77'

磐田0―0鹿島
(ヤマハ/14,696人)

ハイライト動画
(You Tube)


神戸1―3清水
(神戸ユ/17,174人)
≪得点者≫
神戸:渡邉千真 13
清水:北川航也 19、増田誓志 26、鄭大世 57

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J1順位表

J1得点ランキング

 明治安田生命J1リーグは2日、各地で最終節の9試合が行われ、川崎が初優勝を遂げた。前節2位の川崎は大宮に5―0で快勝し、前節首位の鹿島と勝ち点72で並び、得失点差で上回って劇的に逆転した。ルヴァンカップと天皇杯を含め、初めての国内主要タイトル。ハットトリックをマークした川崎の小林が23ゴールで初の得点王に輝いた。
 勝てば2年連続9度目の優勝となっていた鹿島は、磐田と0―0で引き分けて2位に陥落した。
 残留争いでは、清水が神戸に3―1、甲府は仙台に1―0で勝った。この結果、甲府が16位となり、大宮、新潟とともにJ2に降格する。清水は14位。
 3位C大阪は新潟に0―1で敗れた。柏は広島に1―0、横浜Mは浦和に1―0で勝った。札幌は鳥栖に競り勝ち、G大阪はFC東京と引き分けた。

川崎フロンターレ
 前身は富士通サッカー部。1996年に運営法人を設立し、翌年から現名称。1999年にJ2初代王者となり、J1昇格。1年で降格したが、2005年にJ1復帰。2位が過去3度。リーグ杯(ルヴァン杯)は4度、天皇杯は1度準優勝。フロンターレはイタリア語で「正面」「前飾り」の意味で、常に最前線で挑戦し続ける精神などを表す。本拠地は川崎市の等々力陸上競技場。

【川崎の中村、15年目の歓喜】
 入団から15年。川崎一筋の中村の歩みは、目前で優勝を逃し続けてきたクラブの歴史と共にあった。
 大学時代までは無名に近い存在だった。練習生を経てプロ入りを果たすと、頭角を現しリーグ屈指の名手に成長。日本代表としてワールドカップに出場し、昨年は史上最年長の36歳でリーグ最優秀選手にも輝いた。しかし、クラブのタイトルとは無縁だった。
 経験した2位はルヴァン杯、天皇杯と合わせて実に7度。並々ならぬ決意で臨んだ11月のルヴァン杯決勝でもC大阪に屈し「(悔しい経験を)どれだけ積まないといけないんだろう」と漏らしたほどだった。
 またしても、あと一歩のところで逃した栄冠。だが、「過去に引っ張られる必要は全くない。特に今年は、自分たちで新しいところを切り開いてきたチーム」。挫折から立ち直り、リーグ戦の最終盤で3戦全勝。長年の悲願をついにかなえた。
 10月で37歳になった。11月29日の浦和戦では、アウグストを抜いてクラブ史上最年長出場を達成。一緒にプレーしていた当時は「相当、おじいちゃんだなと思っていた」というブラジル人の記録を塗り替えた。それでも、プレーに衰えは見られず、チームの大黒柱であり続けている。歓喜の味を知り、一層輝きを放ちそうな気配だ。

【小林、重責果たし得点王】
 川崎の小林が大仕事をした。先制後、試合がこう着しつつあった前半終了間際に家長のクロスを頭で決めて追加点。後半にも再び家長のパスを流し込み、PKも決めてハットトリックを達成して通算23ゴール。2点差をつけられていた杉本(C大阪)を抜いて得点王となった。
 初優勝とともに個人タイトルも手にし、「チームメートがたくさん良いボールをくれた。感謝している」と語った。
 今季から主将を任された。最初は目指す主将像に悩んだ時期もあったというが、「ゴールという形でチームを引っ張ることに専念した。そういう姿を見せられた」。最高の形で重責を果たし、笑顔を見せた。

【川崎の阿部、大きな先制点】
 阿部が仲間を勇気づける先制点を奪った。試合開始直後、ペナルティーエリア手前でパスを受けると、左足を振り抜いて鮮やかなミドルシュートを決めた。「思い切っていった。チームを勢いに乗せることができた」。これで川崎が主導権を握り、落ち着いて試合を進めることができた。
 G大阪から移籍1年目で、自己最多の10得点。目標としていた優勝を引き寄せる力となり、「自分の仕事ができた。川崎の初優勝に貢献できたことは価値がある」と胸を張った。

【家長、持ち味を発揮】
 川崎に今季加入した家長が持ち味を発揮した。前半終了間際には左サイドからのクロスを小林の頭に合わせ、後半15分も小林のゴールをアシスト。「優勝するためここに来た。それができて良かった」と満足そうに語った。
 サイドから攻撃を仕掛けるだけでなく、守備でも貢献。海外でも経験を積んできた選手として期待に応え、「(シーズンの)最後まで粘り強くできた」と充実感を漂わせた。

【ついにシルバーコレクター返上】
 クラブ設立21年目での初タイトル。国内主要大会で2位が8度の川崎は「シルバーコレクター」とやゆされたこともあった。
 昨季はリーグ戦年間勝ち点2位で進んだチャンピオンシップ準決勝、初めて挑んだ天皇杯決勝でいずれも鹿島に屈した。中村は「あの悔しさを選手は忘れていない。そこに足りなかったものを鬼木さんが植え付けてくれた」と言う。
 風間前監督が築いた攻撃的なサッカーを基盤に、今季から指揮を執る鬼木監督の下、攻守の切り替えの速さや球際の激しさが増した。「攻撃を少しでも長くするため、いち早くボールを回収する。それを選手が理解してくれている」と指揮官は語る。
 加えて鬼木監督が徹底したのは、勝利にこだわる姿勢。顕著だったのは10月の仙台戦。前半に退場者が出て1人少なくなり、その後2点を先行された。負ければ首位鹿島との勝ち点差が再び8となっていた状況。終盤にミドルシュート3本で逆転し、踏みとどまった。「今年のチームはしぶとい。負けが少ないのは強いチームの証拠」と小林。黒星はわずかに四つだった。
 新たなリーダーたちの奮起も大きかった。主将をベテランの中村から引き継いだエースの小林は、自己最多の23得点。「自分はゴールを決めることが仕事。チームに活を入れる発言をすることで、自分にもプレッシャーをかけてきた」。新主将の思いに応えるように、さらに若い世代の谷口や大島もチームの核に成長。ピッチ内では、活発に声が飛び交うようになった。
 強固な土台に着実な上積み。ルヴァン杯とACLでは屈辱的な敗北を喫したが、シーズンの最後に歓喜が待っていた。中村は「サッカーの面も、気持ちの面も、15年いた中で本当に高いレベルにあるチーム」。重ねてきた努力と悔しさが糧となり、ようやく実を結んだ。

【浮き足立った鹿島は目前で2連覇逃す】
 終了の笛が響く。鹿島の昌子は倒れ込んだ後、両手で顔を覆って動かない。多弁なDFでさえ「今は何を言っていいのか分からない」と振り返ったスコアレスドロー。連覇と20冠を手放した。
 珍しく浮き足立った。西の負傷交代もあり、前半25分まで落ち着かない。44分には右CKから植田が頭で合わせてゴールに入ったが、直前の混戦で昌子がファウルを取られる微妙な判定。後半は押し込んでも決め切れず、「悔しいし残念。責任を感じる」と大岩監督。
 王手をかけて1カ月。選手は「平常心」を強調してきたが、最後の2試合で無得点。総得点53は川崎に18も劣り、得失点差で水をあけられた。強化担当の鈴木常務は「重く受け止めている。どこに責任、問題があるか整理したい」と言った。
 最大で8もつけた川崎との勝ち点差を守れなかった。大岩監督は会見で言葉を詰まらせながら「選手にはこの悔しさを次につなげようと話した」。常勝軍団の復活へ、課題を突き付けられた。

【磐田、意地示した無失点】
 磐田は最終戦を勝利で飾れなかったものの、鹿島の優勝を阻止した。後半は10本のシュートを打たれたが、GKカミンスキーを中心に冷静に対応しゴールを割らせなかった。名波監督は「鹿島相手に、われわれもそこそこできるんだと思ってくれたのでは。来季、より自信を持って戦いたい」。地元サポーターの前で意地を示した選手を称えた。

【FC東京の久保「頑張れた」】
 FC東京は2試合連続途中出場の16歳、久保が存在感を示した。後半35分からピッチに登場。ドリブルで積極的に仕掛け、ロスタイムには左足でミドルシュート。相手GK東口の好守で得点にはならず、「ちょっと読まれていた」と悔しがった。それでも「チームの力になれるよう頑張れた」と納得顔。
 年代別の日本代表を経験して11月にプロ契約を結び、トップチームに昇格。最後の2試合に出場してシーズンを終えた。「環境に早く対応できるよう心掛けてきた。良い物を得られた」。来季はさらに飛躍が期待される。

J1昇格プレーオフ決勝日程

3日()
16:00
名古屋vs福岡
(豊田ス)

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J2順位表

J2得点ランキング

J3第34節(最終節)日程

3日()
13:00
福島vs盛岡
(とうスタ)
13:00
長野vs北九州
(長野U)
13:00
藤枝vsYS横浜
(藤枝サ)
13:00
沼津vs栃木
(愛鷹)
13:00
鳥取vs秋田
(とりスタ)
13:00
鹿児島vs相模原
(鴨池)
13:00
琉球vs富山
(沖縄県陸)
13:00
FC東京U−23vsC大阪U−23
(駒沢)

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J3順位表

J3得点ランキング

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フル出場
ドイツブンデスリーガ第14節結果

フライブルク0―0ハンブルガーSV

ハイライト動画

ドイツブンデスリーガ順位表

ドイツブンデスリーガ得点ランキング

 ドイツブンデスリーガは1日、第14節の1試合が行われ、酒井高徳と伊藤達哉が所属する15位ハンブルガーSVは、アウェーで16位フライブルクと0─0で引き分けた。酒井はフル出場。伊藤は出場機会がなかった。
 14試合を終えて、ハンブルガーは勝ち点14の15位。フライブルクは同12の16位。
 ハンブルガーSVは立ち上がりからフライブルクに攻め込まれる展開が続き、前半10分にはペテルセンがミドルレンジから強烈な左足ボレー。これはGKマテニアが左手一本で弾き出し、その後のピンチも高徳ら守備陣が跳ね返した。
 スコアレスで折り返した後半立ち上がりもフライブルクが攻勢を強め、後半8分、PA内左でこぼれ球に反応したラヴェが左足シュートを突き刺したが、これはオフサイドの判定。最後までスコアは動かず、試合はスコアレスドロー。ハンブルガーSVは2試合負けなし(1勝1分け)で勝ち点を14に伸ばした。

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初黒星
イタリアセリエA第15節結果

ナポリ0―1ユヴェントス
≪得点者≫
ユヴェントス:イグアイン 13

ハイライト動画
(You Tube)


ローマ3―1スパル
≪得点者≫
ローマ:ジェコ 19、ストロートマン 32、ペッレグリーニ 53
スパル:ヴィヴィアーニ 55

ハイライト動画
(You Tube)


イタリアセリエA順位表

イタリアセリエA得点ランキング

 イタリアセリエAは1日、第15節の2試合が行われ、3位ユヴェントスは敵地で首位ナポリを1―0で下し、勝ち点1差の暫定2位に浮上した。
 決勝ゴールを決めたのは、骨折した左手の手術を4日前に受けたばかりだったイグアイン。カウンターから最後はディバラのパスを受けて13分にネットを揺らし、チームに勝利をもたらした。
 好セーブで相手の決定機を阻止したユーヴェ主将のGKブッフォンは、「ここ2カ月間、ピピータ(イグアインの愛称)は素晴らしいコンディションにあり、このような試合で彼が欠場していたら残念だっただろう。彼が痛みを抱えながらも出場し、貢献してくれたことは僕らにとって非常に大きな意味を持つ」と述べた。
 ブッフォンはまた、この勝利を「今のナポリから無失点で勝ち点3を得られたことは、とても特別だ」とコメント。20年以上前のパルマ在籍時以来、初めてナポリ戦を無失点で終えたことについては「心からうれしい」と話した。
 ナポリがここまでセリエAの45試合で敗れたのはたった3試合だが、そのうち2試合はユーヴェ戦。ナポリのマウリツィオ・サッリ監督は「この結果を嘆いてもしかたない。我々は、この選手達でうまくやらなければならない」と、“プランB”はないと述べた。
 もう1試合では、4位ローマが17位スパルにホームで3―1と勝利した。序盤に退場者を出したスパルを相手に数的有利の状態で戦ったローマは、19分のジェコのゴールを皮切りに、ストロートマン、ペッレグリーニが加点。相手の反撃を1点に抑えて白星を手にした。

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超サカFLASH

契約解除
 J1の神戸は2日、ブラジル人MFニウトン(30)との契約を解除したと発表した。昨季途中から加入し、J1リーグ通算38試合に出場して5得点。

退任
 J1広島は2日、織田秀和社長(56)が12月31日付で退任すると発表した。後任となる新社長は12月下旬に行う取締役会で選任する。
 織田社長はクラブを通じて「平成27年2月の代表取締社長就任時に予定しておりました3年の任期が今季で満了することとなりました」と退任を報告。

契約更新
 J2東京Vは2日、ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督(60)と契約を更新し、同監督が来季も引き続きチームの指揮を執ると発表した。
 スペイン出身で、かつてエスパニョールなどスペインの強豪を率いた経験のあるロティーナ監督は今季就任。前年18位のチームを就任1年目で5位に引き上げ、クラブ初のJ1昇格プレーオフ(PO)へ進出させた。PO準決勝では福岡に0―1で敗れて2008年以来10年ぶりのJ1復帰を果たすことはできなかったが、来季は上位2チームに入っての自動昇格が期待される。
 また、同じくスペイン出身のイバン・パランコ・サンチアゴ・コーチ(37)との契約更新も合意したことを併せて発表した。

現役引退
 J3福島は2日、MF渡辺匠(35)が今季限りで現役を引退すると発表した。
 福島県出身の渡辺は桐光学園高から2000年に川崎入りし、その後、山形、熊本、松本、横浜FCを経て昨季から福島でプレーしていた。リーグ戦の通算成績はJ1が17試合0得点、J2が245試合5得点、J3が33試合0得点。今季はここまでJ3リーグ戦17試合0得点だった。

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総入場者数(本日の超最新情報)

本日の入場者数

昨日の入場者数


日本の超サッカー情報