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PS4版ウイイレ2018完全修正データ

本日の超最新情報
2018年6月9日()

INDEX(目次)

準々決勝進出
YBCルヴァンカップ・プレーオフ第2戦結果

神戸1―1(2戦合計3―5)横浜M
仙台3―1(2戦合計3―4)湘南
浦和2―1(2戦合計2―3)甲府
磐田2―3(2戦合計2―4)G大阪

G大阪はファン・ウイジョのハットトリックで2連勝で8強入り、横浜Mは引き分けて1勝1分けで準々決勝進出!湘南は敗れるも1996年以来22年ぶりの8強入り、J2甲府は敗れるも2戦合計スコアで浦和を上回って準々決勝進出!

明治安田生命J2第18節第1日結果

京都0―1松本
山口1―0岡山

3位山口vs5位岡山の上位対決は、山下敬大の決勝ゴールで山口が制して暫定首位浮上!6位松本は後半32分の前田大然の決勝点で競り勝って暫定4位浮上!

明治安田生命J3第13節第1日結果

富山2―2YS横浜
群馬1―0C大阪U−23

2位C大阪U−23は完封負けを喫し、開幕戦以来の黒星で今季2敗目!

完敗
国際親善試合結果

スイス代表2―0日本代表

日本代表は本田圭佑をトップ下に置く4バックの布陣で臨むも完敗し、西野監督就任後は2試合連続の無得点で2連敗!

逆転負け
国際親善試合結果

クロアチア2―1セネガル
ポーランド2―2チリ
ドイツ2―1サウジアラビア
イラン1―0リトアニア

W杯で日本と同じグループHのセネガルはイスマイラ・サール(レンヌ)のゴールで先制しながら逆転負け、ポーランドはレヴァンドフスキの先制弾などで2―0としながら南米王者のチリに追い付かれて引き分け!

W杯欠場
W杯アルゼンチン代表で主力だったウェストハムMFランシーニ(25)が8日の練習中に負傷し、右膝前十字靱帯断裂で全治6〜8ヶ月と診断されてW杯を欠場!

獲得
イタリアセリエA王者のユヴェントスが、同リーグのジェノアから元イタリア代表GKペリン(25)を獲得!4年契約で移籍金は1500万ユーロ(約19億4000万円)!

本日の超サカFLASH
FIFAがW杯ロシア大会(14日開幕)で初めて導入するビデオ判定(VAR=ビデオ・アシスタントレフェリー)を行う施設を報道陣に公開ほか


本文

準々決勝進出
YBCルヴァンカップ・プレーオフ第2戦結果

神戸1―1(2戦合計3―5)横浜M
(ノエスタ/6895人)
≪得点者≫
神戸:
藤田直之(前半13分)
横浜M:
ウーゴ・ヴィエイラ(後半21分)

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仙台3―1(2戦合計3―4)湘南
(ユアスタ/10215人)
≪得点者≫
仙台:
平岡康裕(前半21分) 
西村拓真(前半35分)
奥埜博亮(後半29分)
湘南:
野田隆之介(後半24分)

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浦和2―1(2戦合計2―3)甲府
(埼玉/22664人)
≪得点者≫
浦和:
興梠慎三(前半19分)
興梠慎三(前半24分)
甲府:
小塚和季(前半27分)

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磐田2―3(2戦合計2―4)G大阪
(ヤマハ/10518人)
≪得点者≫
磐田:
松浦拓弥(前半15分)
川又堅碁(後半26分)
G大阪:
ファン・ウイジョ(前半26分)
ファン・ウイジョ(後半5分)
ファン・ウイジョ(後半21分)

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YBCルヴァンカップ・グループリーグ順位表

 JリーグのYBCルヴァンカップは9日、各地でグループリーグ各組上位2チームによるプレーオフ第2戦が行われ、G大阪、横浜M、湘南とJ2から参加の甲府が9月5、9日に行われる準々決勝進出を決めた。湘南は1996年以来、22年ぶりの8強入り。
 G大阪は黄義助(ファン・ウイジョ)の3得点で磐田を3―2で下し、2連勝で8強入り。横浜Mは神戸と1―1で引き分け、1勝1分けで勝ち抜いた。湘南は仙台に1―3、甲府は浦和に1―2で敗れて1勝1敗となったが、それぞれ2戦合計スコアで上回った。
 準々決勝にはこの日勝ち上がった4チームと、アジアチャンピオンズリーグに参戦した川崎、鹿島、C大阪、柏が出場する。

【甲府、敵地で堂々】
 J2から参戦の甲府が、浦和のホームで堂々と戦った。2戦合計で同点とされた3分後の前半27分。森の突破から小塚が押し込み、11年ぶりの準々決勝進出をたぐり寄せた。殊勲の23歳は「さらに上を目指していきたい」。
 J1から降格した今季は開幕から低迷したが、5月から指揮を執る上野監督の下で立て直し。リーグ戦4連勝中の好調そのままに、2年前の王者浦和を撃破した。指揮官は「胸を借りるつもりで一生懸命頑張った。甲府らしい戦いができた」と喜んだ。

【浦和、痛恨の失点】
 浦和は前半、興梠が立て続けに2得点を挙げたが、直後に痛恨の失点。これが最後まで重くのしかかり、J2甲府に屈した。オリベイラ監督は「気を抜いてミスから失点した」と嘆いた。
 日本代表の槙野と遠藤を欠き、3日前の天皇杯と先発メンバー9人が同じ顔触れ。トゥーロン国際大会でフランスに遠征していたU−21(21歳以下)日本代表の橋岡も駆け付けフル出場したが、「走れていなかった。コンディションのせいにしてはいけない」と落胆していた。

明治安田生命J2第18節第1日結果

京都0―1松本
(西京極/8149人)
≪得点者≫
松本:
前田大然(後半32分)

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山口1―0岡山
(みらスタ/7902人)
≪得点者≫
山口:
山下敬大(前半33分)

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明治安田生命J2第18節日程

10日()
14:00
山形vs千葉
(NDスタ)
14:00
栃木vs水戸
(栃木グ)
14:00
新潟vs東京V
(デンカS)
14:00
讃岐vs岐阜
(ピカスタ)
14:00
熊本vs福岡
(水前寺)
16:00
大宮vs横浜FC
(NACK)
16:00
徳島vs町田
(鳴門大塚)
16:00
愛媛vs大分
(ニンスタ)
7月4日(水)
19:00
甲府vs金沢
(中銀スタ)

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J2順位表

J2得点ランキング

 明治安田生命J2リーグは9日、各地で第18節の2試合が行われ、前節3位の山口は岡山を1―0で下し、勝ち点35として暫定首位に浮上した。松本は京都に1―0で勝ち、暫定4位。

明治安田生命J3第13節第1日結果

富山2―2YS横浜
(富山/2694人)
≪得点者≫
富山:
遠藤敬佑(前半5分)
前嶋洋太(後半6分)
YS横浜:
奥田晃也(後半22分)
小澤光(後半31分)

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群馬1―0C大阪U−23
(正田スタ/4700人)
≪得点者≫
群馬:
高橋駿太(後半45分)

ハイライト動画
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明治安田生命J3第13節最終日日程

10日()
13:00
盛岡vs北九州
(いわスタ)
13:00
長野vs鳥取
(長野U)
13:00
沼津vs鹿児島
(愛鷹)
14:00
相模原vs琉球
(ギオンス)
15:00
秋田vsFC東京U−23
(A‐スタ)
16:00
G大阪U−23vs福島
(万博)

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J3順位表

J3得点ランキング

 明治安田生命J3第13節第1日は9日、富山県総合運動公園陸上競技場などで2試合が行われ、群馬が前節2位のC大阪U−23(23歳以下)を1―0で下し、勝ち点を19に伸ばして暫定4位に浮上した。富山−YS横浜は2―2で引き分けた。

明治安田生命J1第16節日程

7月18日(水)
19:00
札幌vs川崎
(札幌厚別)
19:00
仙台vs横浜M
(ユアスタ)
19:00
柏vsFC東京
(三協F柏)
19:00
湘南vs鳥栖
(BMWス)
19:00
清水vsC大阪
(アイスタ)
19:00
磐田vs鹿島
(ヤマハ)
19:00
広島vsG大阪
(Eスタ)
19:00
長崎vs神戸
(トラスタ)
19:30
浦和vs名古屋
(埼玉)

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J1順位表

J1得点ランキング

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完敗
国際親善試合結果

スイス代表2―0日本代表
(スタディオ・コルナレド/7010人)

≪得点者≫
スイス代表
リカルド・ロドリゲス(前半42分=PK)
ハリス・セフェロビッチ(後半37分)

≪出場メンバー≫
日本代表
GK:
1.川島永嗣(メス)
DF:
21.酒井高徳(ハンブルガーSV)
(56分19.酒井宏樹(マルセイユ))
22.吉田麻也(サウサンプトン)
20.槙野智章(浦和レッズ)
5.長友佑都(インテル)
MF:
17.長谷部誠(アイントラハト・フランクフルト)(cap)=78分
18.大島僚太(川崎フロンターレ)
(70分7.柴崎岳(ヘタフェ))=74分
8.原口元気(デュッセルドルフ)
4.本田圭佑(パチューカ)
(76分10.香川真司(ドルトムント))
11.宇佐美貴史(デュッセルドルフ)
(56分14.乾貴士(エイバル))
FW:
15.大迫勇也(ブレーメン)
(40分13.武藤嘉紀(マインツ))
ベンチ:
GK:
12.東口順昭(ガンバ大阪)
23.中村航輔(柏レイソル)
DF:
3.昌子源(鹿島アントラーズ)
6.遠藤航(浦和レッズ)
2.植田直通(鹿島アントラーズ)
MF:
16.山口蛍(セレッソ大阪)
FW:
9.岡崎慎司(レスター・シティ)

≪各種データ≫
スイス日本
ボール支配率:
56%:44%
シュート数:
11:10
直接FK数:
17:14
間接FK数:
1:2
CK数:
3:3
GK数:
7:10
PK数:
1:0
オフサイド数:
1:2

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 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会を控える日本代表は8日、スイスのルガノで、スイス代表と国際親善試合を行い、0―2で敗れた。西野監督就任後、2試合連続無得点で、2連敗となった。
 国際サッカー連盟(FIFA)ランキング61位の日本は、W杯に出場する同6位のスイスに対し、本田(パチューカ)をトップ下に置く4バックの布陣で臨んだが、前半42分に吉田(サウサンプトン)がPKを与えて先制された。反撃できないまま、後半終盤にカウンターから2点目を失った。両国の対戦成績は通算1勝1敗。
 日本は12日にW杯前最後の強化試合のパラグアイ戦(インスブルック)に臨み、13日にロシア入りする。

川島永嗣(メス)
「1点目は我慢しないといけなかった。自分たちから前に出て行く力も必要。得点につなげながら、自分たちは失点しないことを考えないといけない」

槙野智章(浦和レッズ)
「失点してはいけない時間帯で失点してしまったので、もう一度チーム全体で危機感を持ってやらなければいけない。監督の求めるものを、しっかりピッチで表現したい」

長友佑都(インテル)
「スイスはいいチームだった。それでも、もっとやらなければW杯は厳しいと率直に思う。やれることをやるしかない」

長谷部誠(アイントラハト・フランクフルト)
「一番欲しかったのは結果。ここ最近、最後の部分でやられている。ゴールを取ることが欠けているのは明らか。そこを上げていかなければいけない」

大島僚太(川崎フロンターレ)
「チームとして準備していたことを出せた時間帯もあった。崩されることなくブロックができ、(ボールを)奪うことができていた。そこは良かった点」

香川真司(ドルトムント)
「個人的には悪くないが、もっと上げていかないと。攻めどころやスピードアップをどこでやるか、チームとして共通意識が必要」

日本代表・西野朗監督
『守備に関しては連動して戦えてはいたが、やはり、最終的にペナルティーエリアを攻略できてない。チームとして危機感ということは、全く感じてない」

スイス代表・ペトコヴィッチ監督
「簡単な試合ではなかったが、良いプレーができた。先制してからはいい時間帯があった。良い結果で(W杯前の)合宿を終えられてハッピーだ」

【日本は4バックでも好転せず】
 相手に圧倒されたのでもなく、狙いとしたことが全くできなかったわけでもない。だが、終わってみればあっさり敗戦。日本にとっては厄介な状況と言える。
 従来の4バックでも好転はしなかった。西野監督の嘆きは急造3バックで臨んだガーナ戦と同じ。「決定力の部分。迫力、変化が足りなかった」。ただこれも、今に始まった課題ではない。
 守備は全体的には改善された。うまく相手を追い込み、ブロックが効く時間帯もあった。だがボールを奪っても、得点の気配がしない。念願のトップ下に入った本田も力強いエンジンにはなれなかった。安易なプレーが重なったとはいえ、2試合連続でPKを与えたのは守備だけの問題ではないだろう。
 スイスの2点目は、自陣からの逆襲に複数人が走り込んで生まれた。日本にはその迫力がない。長友は「質で負けているのに、相手より走らなかったら勝てない」。積極性を欠く攻撃も同類だ。体制が変わり、居心地の良さがチームに漂うが、必死さは伝わらない。
 チームの軸が固まらないまま、強化試合も1試合を残すのみ。それでも監督は「選手は毎回トライしている。危機感は全く感じてない」。強がりか、描く絵が見えているのか。時間は減っていく。

【問われる指揮官の決断力】
 日本のスイス戦の敗戦は、国際サッカー連盟(FIFA)ランキング(日本61位、スイス6位)からすれば妥当な結果とも言える。ただスイスはW杯では中堅国の域を出ず、日本が対戦するコロンビア、セネガル、ポーランドと同レベル。本番の戦いが厳しいものになるのは、容易に想像がつく。
 深刻なのは、精神面のよりどころになる結果から遠ざかっていること。国内組のみの試合を除くと、昨年10月のニュージーランド戦が最後の勝利。相手や状況は違うが、2試合連続無得点は5年ぶり。「この状況で半年も勝ってないから、自分の経験がどれだけ生きるのかという難しさを感じる」と長友。
 スイス戦は慣れ親しんだ4バックに戻したことで、ある程度守備の形はできた。だが、肝心の攻撃には精度はもちろん、怖さも意外性もない。形勢を一変させる、FKの名手といった存在もない。現状では先制された時点で先が見通せる。
 パラグアイとの本番前最後の実戦の重要度は増す。だが西野監督はメンバーを固定せず、控え選手にチャンスを与える腹積もり。「可能性を最後まで求める。危機感は全く感じてない」。マイナス思考はよくないが、指揮官の決断力が問われているのも事実だ。

【パスから攻め増える、新旧監督の戦い比較】
 監督交代で、サッカー日本代表の戦いはどう変わったのか。このほど、筑波大のサッカーコーチング論研究室が、ワールドカップ(W杯)ロシア大会を控えた4月に解任されたハリルホジッチ前監督時代と、西野監督の采配初戦の5月30日のガーナ戦を比較した分析結果をまとめた。
 西野監督はガーナ戦で3バックの布陣を採用。縦に速いサッカーを志向した前任者時代と比べ、ボールを長く保持するようになった。分析を行った博士課程の鈴木健介さん(30)は「分析した項目では悪くなかった。得点には近づいている」と見る。ペナルティーエリア(PA)侵入回数は、ともに8度だった3月のマリ戦とウクライナ戦から17度に増加し、パスで侵入する割合が上昇。PA内からのシュートは、ウクライナ戦の3倍となる12本を数えた。
 DFとMFの間の領域では、プレー成功率が上がったという結果も出た。前方、つまり敵ゴール方向へのプレー比率も上がっており、「PA内侵入の効率が高まった可能性がある」と鈴木さんは指摘する。
 試合は0−2で敗戦と、変わらず決定力不足を露呈した形。好機をつくる過程には改善点が見られたが、それをどうゴールに結び付けるか。残された時間で、指揮官はどんな手を打つのだろうか。

【久々トップ下で輝けず、本田に危機感】
 本田は自然と「危機感」という言葉を多用した。満足いくプレーができなかったことを自覚しているからだ。
 「2つの評価がある」と切り出した。一つは厳しい自己評価だ。わが家に例えるほど自信のあるトップ下で、代表では4年ぶりに先発出場。しかし後ろに戻す場面が多く、前半38分にはこぼれ球を左足で狙ったが相手GKがキャッチ。「そこで決めるかどうかで生死が分かれるのがW杯。(香川)真司が控えていて結果を出さないといけない」と振り返った。
 代表でゴールから遠ざかること1年9カ月。「攻撃として出ている以上、得点を決めて勝ち取ってきた」と自負するだけに、ふがいなさが残る。一方で守備などに関しては「手応えを感じられた」と悲観はしていない。
 前回ブラジル大会の初戦で、コートジボワールに逆転負けした映像を久々に見返し、「紙一重を引きつける何かが足りない」と実感したという。本番まで残すは1試合。「20試合やっても別人にはなれない。精神を研ぎ澄ましていきたい」。かつての輝きを求めていく。

【大迫、痛恨の交代】
 1トップで先発出場した大迫には、悔やまれる途中交代となった。序盤からプレスにいっても相手に揺さぶられ、接触プレーで左腰付近を強打。一度はプレーに戻ったが、前半40分に退き、「打撲。守備ではめようと話していたが、相手にすごく走らされた」と厳しさを味わった。
 世界6位との手合わせ。最前線でボールをキープしようとしても、競り合いで転がされた場面もあった。得点は昨年10月が最後。「もっとセンタリングを上げてほしいし、ボールをこねても取られてというのが多かった」と課題を指摘した。

【武藤、結果残せず】
 大迫の負傷交代で、前半40分から1トップに入った武藤は結果を残せなかった。前線で起点をつくる場面は少なく、シュートもゼロ。「できなかったことのほうが多かった。自分が下がってもらうべきか、前に張るべきかというところ」と悔しそうに振り返った。
 国際Aマッチは23試合目の出場。しかし、まだ2得点で、最後のゴールも2015年10月とFWとしては寂しい数字だ。初めてのW杯が迫り、「本当に短い。本戦になったら勝たないと何も始まらないので、きょうを反省して次につなげたい」と言った。

【乾、故障の影響見せず】
 故障明けの乾が、後半11分から途中出場した。左MFに入ると、シュートこそなかったものの、独特のリズムのドリブルで仕掛けるシーンも。「状態に問題はない。もっと攻めてもよかった」と振り返った。
 5月に右太ももを痛めてから最初の実戦。周囲からパスを引き出す動きが少なかった点を課題に挙げ、「実戦で合わせていきたい。自分がゴールを決めるだけが全てではないし、それができるのが自分の特長」と意気込んだ。

【酒井宏、復帰戦で反省】
 途中出場した右サイドバックの酒井宏は、昨年11月以来の代表戦。攻守に安定感をもたらしたが、一つのミスを悔やんだ。後半37分にマークしていた相手にクロスを許し、2失点目。「上げられて失点してはダメ。100%止めないといけない」と反省した。
 4月に左膝を痛めており「それも含めて100%にしたい」と言う。本番までに間に合わせ、前回大会で出番なしに終わった悔しさを晴らせるか。

【9日の練習は取りやめ】
 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会を控える日本代表は、0−2で敗れたスイス戦から一夜明けた9日、試合が行われたスイスのルガノから事前合宿地オーストリアのゼーフェルトに向けて出発。予定されていた9日の練習は取りやめになった。チームは近郊のインスブルックで一時解散した後、9日夜に宿舎に再集合する。
 日本は12日にパラグアイ戦(インスブルック)に臨んだ後、13日にW杯初戦のコロンビア戦(19日)に備え、ロシア入りする。

【西シェフ「再び勝利の喜びを」】
 14日開幕のサッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会に挑む日本代表に、福島県広野町のシェフ西芳照さん(56)が同行している。遠征同行は100回を超え、W杯は4大会連続。東京電力福島第1原発事故では料理の腕で現場を支えた。「勝利の瞬間に選手と抱き合うのが一番うれしい」。目標はベスト16以上だ。
 2011年3月11日は、第1原発から約20キロ離れたサッカー施設「Jヴィレッジ」で激震に襲われた。総料理長として仕込んだカレーを炊き出しに提供し、家族と東京へ避難。対応拠点に一変した元職場へ片付けのため通い、カップ麺や缶詰でしのぐ作業員らの姿を目の当たりにした。
 「死に物狂いでやっているのに東京でのほほんと暮らしていいのか」。半年後にJヴィレッジで食堂を再開し、その後近くで自身の店「アルパインローズ」を始めた。「戦場の中で唯一リラックスできる空間」にするよう努め、午前2時まで店を開けた。
 かつてW杯を共に戦った岡田武史元監督(61)から「いい選択をしたな」と掛けられた言葉は、今も忘れられない。岡田氏や小笠原満男選手(39)らは幾度となく足を運んでくれた。店で挙式したサポーターのカップルも。「人が戻ってこないのは仕方ない」と思う中、帰還した人々の悩みや希望を間近で聞けるのが喜びだ。
 W杯では選手ら約60人分の食事を賄う。食事会は束の間の休息。現地スタッフと心通わせ、「明るい気持ちで作り、楽しい雰囲気にしたい」。富山県産の米を現地調達し、ステーキやパスタは目の前で料理して出来たてを出す。大きな具材入りのカレーに、長谷部誠主将(34)は「おばあちゃんのカレーと一緒だ」と喜んでくれた。決戦前夜はうな丼が定番だ。
 試合に負けると「料理が悪かったのかな」と思う。16強入りした南アフリカW杯の試合後、阿部勇樹(36)らに「西さんのおかげだよ」と言われ、ロッカールームで泣きながら抱き合ったのが最高の思い出だ。「その瞬間をまた掴みたい」。

≪超サカ採点表≫
日本代表
GK:
1.川島永嗣 5.0
飛び出しのタイミングが悪く、スローインのミスも失点につながりかけた
DF:
21.酒井高徳 5.0
PKを献上した場面ではエンボロへの対応が甘かった
(56分19.酒井宏樹 5.5)
攻守に安定していた
22.吉田麻也 5.0
背後を取られてピンチを生み、PKも献上
20.槙野智章 5.0
ボールを取り切れない守備が目立った
5.長友佑都 5.5
シャキリのドリブルに苦戦も耐える
MF:
17.長谷部誠 5.5
大声で指示を出したが、攻守に存在感が乏しかった
18.大島僚太 5.5
最終ラインに下りてボールを引き出す。守備にもしっかり戻った
(70分7.柴崎岳 5.5)
徐々に存在感もギアがかかるのが遅かった
8.原口元気 5.0
右サイドはやりづらいそうで機能しなかった
4.本田圭佑 5.0
1本枠内シュート。消えている時間が長かった
(76分10.香川真司 5.5)
ボールに絡む意欲がうかがえた
11.宇佐美貴史 5.5
正確なサイドチェンジやボールキープで起点に
(56分14.乾貴士 5.0)
持ち味のドリブルはほとんど見られず
FW:
15.大迫勇也 5.0
ポストプレー時に腰を痛めて40分で交代。シュートを打てなかった
(40分13.武藤嘉紀 5.0)
試合に全く入れなかった
監督:
西野朗 5.0
システムを変えたが、後半は攻撃の形が見えなかった

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逆転負け
国際親善試合結果

クロアチア2―1セネガル
≪得点者≫
クロアチア:
イヴァン・ペリシッチ(後半18分)
アンドレイ・クラマリッチ(後半33分)
セネガル:
イスマイラ・サール(後半3分)

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ポーランド2―2チリ
≪得点者≫
ポーランド:
ロベルト・レヴァンドフスキ(前半30分)
ピオトル・ジエリンスキ(前半34分)
チリ:
ディエゴ・バルデス(前半38分)
ミーコ・アルボルノス(後半11分)

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ドイツ2―1サウジアラビア
≪得点者≫
ドイツ:
ティモ・ヴェルナー(前半8分)
オウンゴール(前半43分)
サウジアラビア:
タイシル・アル・ジャシム(後半39分)

ハイライト動画
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イラン1―0リトアニア
≪得点者≫
イラン:
カリム・アンサリファルド(後半43分)

 サッカーの国際親善試合は8日、各地で行われ、ワールドカップ(W杯)ロシア大会グループリーグで日本と同じグループHのセネガルはクロアチアに1―2で逆転負けした。
 セネガルはスコアレスで折り返した後半3分、イスマイラ・サールのゴールで先制点を奪うも、同18分にイヴァン・ペリシッチのFKで同点に追い付かれると、同33分に主将ルカ・モドリッチのスルーパスからアンドレイ・クラマリッチに決勝点を許した。
 同じくグループHのポーランドは南米王者チリと2―2で引き分けた。ロベルト・レヴァンドフスキが先制点を挙げるなど、2点を先行したが、追い付かれた。
 W杯で連覇を目指すドイツはサウジアラビアを2―1で下した。イランはリトアニアを1―0で退けた。

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W杯欠場
 アルゼンチン・サッカー協会は8日、アルゼンチン代表MFマヌエル・ランシーニ(25=ウェストハム)が同日のトレーニング中に右膝を負傷し、前十字靱帯(じんたい)を断裂して全治6〜8ヶ月と診断されたと発表した。最終メンバーに入ったワールドカップ(W杯)ロシア大会は欠場する。
 アルゼンチン代表においてのランシーニは、可変的な4−4−2システム下で、右サイドハーフのレギュラーとして見込まれていた。
 前回ブラジル大会準優勝のアルゼンチンは、グループリーグ・グループDでアイスランド、クロアチア、ナイジェリアと対戦する。

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獲得
 イタリアセリエA王者ユヴェントスは8日、同リーグのジェノアから元イタリア代表GKマッティア・ペリン(25)を2022年6月までの4年契約で獲得したと発表した。
 ユヴェントスでは今季限りで17年間にわたりゴールを守ってきた守護神ジャンルイジ・ブッフォンが退団。移籍金は1500万ユーロ(約19億4000万円)に達するとみられる。
 ペリンは今季、ジェノアで主将を務め、12位でシーズンを終えた。
 ユヴェントスは公式ツイッターで、同選手がメディカルチェックのために到着したことを動画とともに伝えた。

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ハッピーメールバナー

超サカFLASH

公開
 国際サッカー連盟(FIFA)は9日、ワールドカップ(W杯)ロシア大会(14日開幕)で初めて導入するビデオ判定(VAR=ビデオ・アシスタントレフェリー)を行う施設を報道陣に公開した。モスクワにある国際放送センター(IBC)内に設置され、12会場全ての試合をここから監視する。
 VARでは、主審に重大な誤審がないかを映像で確認する。FIFAの担当者によると、今大会で用いた際は、判断の根拠となった映像をスタジアム内にも表示する。 
 主審が映像を確認する作業が必要なため、試合の流れが止まるとの懸念もあるが、FIFAは「最小の干渉で、最大の利益を得る」としている。審判部門の責任者、マッシモ・ブサカ氏は「十分に準備をしてきた。これまでと比べ、よりいい結果を得られるのは間違いない」と自信を示した。

理事会
 国際サッカー連盟(FIFA)は10日、ワールドカップ(W杯)ロシア大会の開幕を前にモスクワで理事会を開き、インファンティノ会長が拡大案を掲げるクラブW杯や、新設を目指す国際大会「ネーションズリーグ」について議論する。クラブW杯拡大案は欧州各国の主要リーグなどで構成される欧州リーグや、国際プロサッカー選手会から反対や懸念する声が出ている。
 W杯開幕前日の13日には2026年W杯の開催地を決めるFIFA総会が開催される。3カ国共催を目指す米国、カナダ、メキシコと単独開催を狙うモロッコが名乗りを上げており、加盟協会の投票で決まる見通し。
 26年大会からは出場枠が現行の32から48に拡大される。ただ、南米連盟は出場枠の拡大を22年カタール大会に前倒しする要望をインファンティノ会長に申し入れており、総会で議論される。

資格停止
 国際サッカー連盟(FIFA)は8日、倫理規定違反の疑いを調査するため、ガーナ協会会長でFIFA理事を務めるクウェシ・ニャンタキ氏に90日間の暫定資格停止処分を科したと発表した。同氏は協会の公式サイトで謝罪文を公開し、会長を辞任すると表明した。
 英BBC放送によると、アフリカ・サッカー界の有力者のニャンタキ氏は覆面記者によるおとり取材で国内リーグに関する偽の商談を持ち掛けられた際、6万5000ドル(約710万円)の賄賂を受け取った。ガーナ政府はサッカー協会を解体する意向を示している。

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