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PS4版ウイイレ2019完全修正データ

本日の超最新情報
2019年6月15日()

INDEX(目次)

首位撃破
明治安田生命J1第15節最終日結果

清水3−2横浜M
浦和2−1鳥栖
FC東京0−1神戸
松本0−1仙台
磐田0−0G大阪
大分1−1名古屋

13位神戸は4試合ぶりに復帰したイニエスタの今季初得点となる決勝点で久保建英が不在の首位FC東京を撃破し、フィンク新監督(51)の初陣を飾って11位浮上!最下位清水はドウグラス(後半44分)、西澤健太(後半45+1分)のゴールで3位横浜Mに劇的逆転勝利を飾って15位浮上、敗れた横浜Mは4位後退!

明治安田生命J2第18節第1日結果

大宮2−1岐阜
千葉2−1鹿児島
横浜FC1−2徳島
甲府0−2東京V
金沢0−0愛媛
山形1−0水戸
新潟2−0栃木
京都2−2琉球
岡山1−1山口

2位山形vs首位水戸の天王山決戦は、阪野豊史(後半21分)の決勝弾で山形が競り勝って首位奪還、敗れた水戸は3位陥落!3位大宮は三門雄大(後半45+2分)の劇的決勝弾で制して2位浮上!

明治安田生命J3第12節第1日結果

相模原1−0G大阪U−23
藤枝1−2富山
讃岐3−0YS横浜
熊本1−2FC東京U−23

首位熊本は岡本知剛(後半14分)のゴールで先制するも、終盤に2失点して最下位チーム相手に逆転負け!4位讃岐は我那覇和樹の先制弾などで完勝して暫定2位浮上、3位藤枝vs5位富山と上位対決は高橋駿太の2ゴールで富山が逆転勝ちして4位浮上!

初勝利
女子W杯フランス大会グループリーグ第2戦結果

グループC:

ジャマイカ0−5イタリア

グループD:

イングランド1−0アルゼンチン
女子日本代表2−1女子スコットランド代表

女子日本代表「なでしこジャパン」は岩渕真奈と菅澤優衣香のゴールで逃げ切って初勝利を挙げ、19日のイングランドとの最終戦に勝つか引き分ければ決勝トーナメント進出が決定!

戦術確認
コパ・アメリカ(南米選手権)ブラジル大会グループリーグ第1戦日程

グループC:

18日(火)
日本時間8:00
日本代表vsチリ代表
(エスタジオ・ド・モルンビー)

日本代表がコパ・アメリカのグループリーグ第1戦のチリ戦に向け、非公開で戦術などの確認し、レアル・マドリードへの移籍が発表された18歳の久保建英らが約2時間汗を流す!前日は別調整だった菅大輝(札幌)と渡辺皓太(東京V)も全体練習に合流!

快勝発進
コパ・アメリカ(南米選手権)ブラジル大会グループリーグ第1戦結果

グループA:

ブラジル3−0ボリビア

2007年大会以来4大会ぶり9度目の優勝を目指す開催国ブラジルは、絶対エースのネイマールを欠くも、フィリペ・コウチーニョの2ゴールなどで快勝して白星発進!

本日の超サカFLASH


本文

首位撃破
明治安田生命J1第15節最終日結果

清水3−2横浜M
(アイスタ/12360人)
≪得点者≫
清水:
松原 后(後半14分)
ドウグラス(後半44分)
西澤健太(後半45+1分)
横浜M:
エジガル・ジュニオ(前半32分)
仲川輝人(後半36分)

ハイライト動画
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浦和2−1鳥栖
(埼玉/28081人)
≪得点者≫
浦和:
宇賀神友弥(前半31分)
興梠慎三(後半45+3分)
鳥栖:
安庸佑(前半18分)

ハイライト動画
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FC東京0−1神戸
(味スタ/38506人)
≪得点者≫
神戸:
アンドレス・イニエスタ(後半4分)

ハイライト動画
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松本0−1仙台
(サンアル/14078人)
≪得点者≫
仙台:
道渕諒平(前半36分)

ハイライト動画
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磐田0−0G大阪
(ヤマハ/12352人)

ハイライト動画
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大分1−1名古屋
(昭和電ド/14346人)
≪得点者≫
大分:
オナイウ阿道(前半37分)
名古屋:
宮原和也(後半8分)

ハイライト動画
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明治安田生命J1第16節日程

22日()
14:00
札幌vs鳥栖
(札幌厚別)
18:00
横浜Mvs松本
(日産ス)
18:00
神戸vs大分
(ノエスタ)
19:00
名古屋vs清水
(パロ瑞穂)
19:00
G大阪vs湘南
(パナスタ)
19:00
C大阪vs磐田
(ヤンマー)
23日()
19:00
仙台vsFC東京
(ユアスタ)
7月31日(水)
19:00
広島vs川崎
(Eスタ)
19:30
浦和vs鹿島
(埼玉)

J1順位表

J1得点ランキング

 明治安田生命J1リーグは15日、各地で第15節の残り6試合が行われ、首位のFC東京は神戸に0−1で敗れ、今季2敗目を喫した。勝ち点は33のまま。神戸はイニエスタが今季初得点を挙げ、フィンク新監督の初采配を白星で飾った。
 前節3位の横浜Mは前節最下位の清水に2−3で逆転負けし、勝ち点27で4位に後退。名古屋と大分は1−1で引き分け、ともに勝ち点25。浦和は鳥栖に2−1で逆転勝ちし、大槻監督就任後初勝利。
 仙台は松本に1−0で勝ち、磐田とG大阪は引き分けた。

【イニエスタ、鮮やか決勝ゴール】
 神戸の頼れる主将が戻ってきた。6試合ぶりに先発出場したイニエスタが、自らの今季初得点でフィンク新体制の初陣を飾った。いきなり結果を出し「勝ち点につながったという意味で、素晴らしいゴールだった」と充実感をにじませた。
 中盤の底から攻撃のタクトを振った。後半4分、西からのクロスを左サイドで足元に収めると、狙い澄まして右足を振り抜き、鮮やかにネットを揺らした。その後、チームはFC東京に再三ゴールを脅かされながら、最後まで守り切った。
 ケガで先発を外れている間は「やるせない気持ちが強かった」。チームは泥沼の7連敗を喫し、監督も交代。フィンク新監督は前日に就労ビザを取得したばかりで、チームの指導ができないままぶっつけ本番だった。そんな状況で、首位のFC東京を叩いた意義は大きい。
 監督は「リーダーとしてのクオリティーを見せてくれた」と称え、スペイン代表でも同僚だったビジャは「チームにもたらす安心感は大きい」。巻き返しを図る神戸には、やはりこの男が欠かせない。

【切り替えるFC東京】
 FC東京は決定力不足に泣いた。再三神戸ゴールに迫ったが、1点が遠かった。後半に相手GKとの1対1を外した矢島は「あれは100%決めないといけない」と肩を落とした。
 久保建のレアル・マドリード移籍が決まり、永井は負傷欠場。今後の試金石となった一戦を落とし、主将の東は「今いるメンバーでしっかり戦わなければいけない」。長谷川監督も「これで弱気になってもしょうがない。やり続けていくしかない」と切り替えに努めた。

【レアル移籍の久保「悔いのないよう」】
 サッカーのスペインリーガエスパニョーラ(スペイン1部)、レアル・マドリードへの移籍が決まった日本代表MF久保建英(18)が15日、FC東京を通じてコメントを発表し、「シーズンの途中でチームを離れることは難しい決断だった。ただ、自分で決めた以上は悔いのないよう、責任を持ってしっかりサッカーと向き合いたい」と述べた。
 名門チームへの移籍について、「これから先は何が起こるか分からないし、不安も少なからずあるが、FC東京で培ってきたもの、歩んできた日々が自信となり背中を押してくれると信じている」と決意を表した。

【横浜M、痛恨の逆転負け】
 横浜Mは後半、一時勝ち越し点となる仲川のゴールをアシストしたマルコス・ジュニオールが、直後に2度目の警告を受けて退場。1人少ない状況になると、清水の反撃を防ぎ切れなかった。勝てば2位に浮上できたが、痛恨の逆転負け。天野は「10人になってから相手に勢いが出てしまって、少しもったいなかった」と悔やんだ。

【大分、粘って引き分け】
 名古屋と引き分け連敗を2で止めた大分だが、終始ボールを支配され苦しい時間帯が続いた。先制ゴールを挙げたオナイウも「守備の時間が長かった。ボールロストも多かった」と疲れを隠せない様子だった。
 ただ、名古屋の猛攻を粘り強い守りで1失点でしのいだのは評価できる。GK高木は「全員でゴール前を守ったから。シュートブロックにも助けられた」と振り返り、「J1でやれているという自信はある」と次節へ意気込んだ。

【浦和、また粘り強さ】
 浦和が粘り強さを見せ、前節に続いて終了間際に得点を奪った。1−1の後半ロスタイム。マルティノスがふわりと上げたパスを、ゴール前で受けた興梠が右足でシュート。「疲れていたので逆にリラックスできた」。冷静に転がしてゴール左に決めると、本拠地は歓喜に包まれた。
 5月にオリヴェイラ監督が成績不振で解任され、大槻監督が率いて2戦目。競争心をあおって改革を進めている。「今日は選手たちが頑張ってくれた。我々にはたくさんの伸びしろがある」。こわもての指揮官が表情を緩ませた。
 19日はACLの決勝トーナメント1回戦。ホームで蔚山(韓国)を迎え撃つが、リーグ戦6試合ぶりの勝利で弾みがつきそうだ。

明治安田生命J2第18節第1日結果

大宮2−1岐阜
(NACK/5874人)
≪得点者≫
大宮:
奥抜侃志(前半15分)
三門雄大(後半45+2分)
岐阜:
山岸祐也(前半30分)

ハイライト動画
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千葉2−1鹿児島
(フクアリ/5885人)
≪得点者≫
千葉:
クレーベ(後半7分)
船山貴之(後半12分)
鹿児島:
牛之濱拓(後半19分)

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横浜FC1−2徳島
(ニッパツ/2111人)
≪得点者≫
横浜FC:
レアンドロ・ドミンゲス(後半44分)
徳島:
野村直輝(前半4分)
渡井理己(後半27分)

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甲府0−2東京V
(中銀スタ/4870人)
≪得点者≫
東京V:
若狭大志(前半32分)
梶川諒太(後半7分)

ハイライト動画
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金沢0−0愛媛
(石川西部/3437人)

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山形1−0水戸
(NDスタ/6887人)
≪得点者≫
山形:
阪野豊史(後半21分)

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新潟2−0栃木
(デンカS/14112人)
≪得点者≫
新潟:
レオナルド(後半19分)
フランシス(後半29分)

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京都2−2琉球
(西京極/4533人)
≪得点者≫
京都:
小屋松知哉(前半36分)
一美和成(後半20分)
琉球:
鈴木孝司(前半45+3分)
河合秀人(後半35分)

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岡山1−1山口
(Cスタ/8025人)
≪得点者≫
岡山:
武田将平(後半39分)
山口:
吉濱遼平(後半44分)

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明治安田生命J2第18節最終日日程

16日()
17:00
町田vs長崎
(町田)
18:00
福岡vs柏
(レベスタ)

J2順位表

J2得点ランキング

 明治安田生命J2第18節第1日は15日、NDソフトスタジアム山形などで9試合が行われ、山形が水戸との首位攻防戦を1−0で制し、勝ち点36で首位に立った。水戸は同33のまま3位に後退し、岐阜に2−1で勝った大宮が同34で2位に浮上。甲府は東京Vに敗れた。

明治安田生命J3第12節第1日結果

相模原1−0G大阪U−23
(ギオンス/1609人)
≪得点者≫
相模原:
稲本潤一(前半5分)

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藤枝1−2富山
(藤枝サ/748人)
≪得点者≫
藤枝:
森島康仁(前半39分)
富山:
高橋駿太(後半8分)
高橋駿太(後半30分)

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讃岐3−0YS横浜
(ピカスタ/1120人)
≪得点者≫
讃岐:
我那覇和樹(前半34分)
西弘則(後半10分)
ペ・スヨン(後半22分)

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熊本1−2FC東京U−23
(えがおS/4161人)
≪得点者≫
熊本:
岡本知剛(後半14分)
FC東京U−23:
原大智(後半28分)
久保征一郎(後半31分)

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明治安田生命J3第12節最終日日程

16日()
13:00
八戸vs岩手
(ダイスタ)
15:00
沼津vs秋田
(愛鷹)
15:00
鳥取vsC大阪U−23
(チュスタ)
17:00
長野vs群馬
(長野U)
18:00
北九州vs福島
(ミクスタ)

J3順位表

J3得点ランキング

 明治安田生命J3第12節第1日は15日、えがお健康スタジアムなどで4試合が行われ、首位の熊本が最下位のFC東京U−23(23歳以下)に1−2で敗れた。連勝が6で止まり、勝ち点は23のまま。讃岐はYS横浜に3−0で快勝し、同22で暫定2位につけた。

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初勝利
女子W杯フランス大会グループリーグ第2戦結果

グループC:

ジャマイカ0−5イタリア

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グループD:

イングランド1−0アルゼンチン

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女子日本代表2−1女子スコットランド代表
(ロアゾン・パルク/13201人)
≪得点者≫
女子日本代表
岩渕真奈(前半23分)
菅澤優衣香(前半37分=PK)
女子スコットランド代表
ラナ・クレランド(後半43分)

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 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)フランス大会第8日は14日、レンヌなどでグループリーグ第2戦が行われ、グループDの女子日本代表「なでしこジャパン」はスコットランドを2−1で下して初勝利を挙げ、通算1勝1分けの勝ち点4で同グループ2位につけた。スコットランドは2連敗。日本は19日(日本時間20日)のイングランドとの最終戦に勝つか引き分ければ、決勝トーナメント進出が決まる。
 2大会ぶりの優勝を目指す日本は前半23分、W杯初先発の岩渕(INAC神戸)が先制点。さらに菅澤(浦和)がPKを決めて加点。後半押し込まれ、終盤にミスから1失点したが、逃げ切った。
 グループDのもう1試合はイングランドがアルゼンチンを1−0で退け、勝ち点6として決勝トーナメント進出を決めた。アルゼンチンは勝ち点1。日本は最終戦に敗れても、スコットランド−アルゼンチンの結果次第では16強入りの望みがある。

【なでしこ、ここぞの底力】
 なでしこが見せた攻撃の連動。形にしたのは前へ前へと出る積極性だった。今大会初勝利を挙げ、高倉監督は「全員がゴールを目指す強い気持ちでアグレッシブにプレーしてくれた」。無得点で引き分けた初戦から一転、立ち上がりからリスク覚悟で攻め上がった。
 鮫島、清水の両サイドバックが高い位置を取り、前線まで駆け上がる。前半23分の先制ゴールは左サイドの崩しから。遠藤が相手のクリアを拾い、素早く中央へつなぐ。先制のミドルシュートを突き刺した岩渕は「全員が責任感や自覚を持ったことでゴールへの迫力が生まれた」。果敢に挑んだ姿勢を強調した。
 格下相手に痛恨のドローを喫した初戦を終え、選手だけのミーティングが開かれた。単調だった攻撃を、主将でセンターバックの熊谷は「後ろから見ていてゴールを脅かす怖さなんて全然なかった」と正直に伝え、奮起を促した。落胆を味わったチームが、もう一度前を向くきっかけになった。
 負ければグループリーグ敗退の危機に陥る一戦で底力を見せた。「今日勝てたことで土俵に上がれた」とは岩渕。短い時間で結束を強められたことは自信になる。最終戦はグループD最強のイングランドが相手。勝って1位通過を決められるか。

【高倉監督の采配的中】
 高倉監督は無得点で引き分けたアルゼンチン戦から先発3人を入れ替え、岩渕(INAC神戸)、遠藤(日テレ)、市瀬(マイナビ仙台)を起用。前半23分の先制点は遠藤のアシストから岩渕が蹴り込んだ。センターバックに守備力の高い市瀬が入ったことで、左サイドバックの鮫島(INAC神戸)が高い位置でプレー。采配が奏功し、攻撃に厚みが増した。
 攻撃の連動性も修正した。序盤から小気味よくパスをつなぎ、スコットランドのカー監督に「最初の10分は日本のボール回しがすご過ぎた。手に負えなかった」と言わしめた。ポジション取りが速く、相手との間合いも工夫。体格の差をパスワークで補うなでしこらしさが戻ってきた。
 19日(日本時間20日)のグループリーグ最終戦では、グループD・1位を懸けて勝ち点6のイングランドとぶつかる。対戦成績は日本の1勝2分け3敗。3月には0−3で完敗しており、厳しい戦いが予想される。岩渕が「1位か2位では全く違う」と言うように、2位ならいきなりオランダなどの強豪と当たる可能性が高い。第2戦で見せた積極性と多彩な攻め。勢いそのままに、強敵に挑む。

【岩渕、悔しさ晴らす先制ゴール】
 岩渕が冷静に先制ゴールを決め、チームを勢いづけた。前半23分、相手のクリアをペナルティーエリア左で拾った遠藤からDFの股を抜く技ありパス。中央で受けると、迷わず右足を振り抜く。強烈なミドルシュートがGKの頭上に突き刺さった。
 無得点で引き分けたアルゼンチンとの初戦。後半から途中出場したが、流れを変えられず、悔しさが残った。「全員の気持ちが乗って良いシュートが飛んでいってよかった」。意外にも3度目のW杯で初の先発出場だった。期待に応え、笑みが広がった。

【遠藤、自信増すアシスト】
 最年少で5月24日に19歳になったばかりの遠藤が、先制点をアシストした。前半23分、ペナルティーエリア左で相手のクリアを拾う。寄せてきた相手の股下を抜き、岩渕に絶妙のパスを通した。「あそこしかなかった。自分で積極的に仕掛けたかったけど、決めてくれて本当によかった」とほっとした表情。
 初戦は途中出場でプレー時間も短かったが、2戦目でスタメンに抜てきされた。前線でためをつくり、攻撃に厚みを出す役割を全うし、「自信もついてきた。まだイングランドと大事な試合があるので、そこもしっかりと勝ちたい」と頼もしかった。

【菅澤、効いた前線プレス】
 2トップの菅澤が激しいプレスを仕掛け、相手に脅威を与え続けた。前半37分には背後へのボールに反応し、相手の反則を誘う。自ら倒されて得たPKをゴール右隅に流し込んで追加点を挙げ、「前半は攻撃に徹して、うまく攻められた」と満足そうに振り返った。
 無得点に終わった初戦の反省を踏まえ、「なるべく前を向こうと意識した」。その言葉通り、立ち上がりからボールに食らいつき、スコットランドを押し込んだ。次戦に向け、「次は流れの中で決められるようにしたい」と意気込んだ。

【市瀬、収穫と反省のデビュー戦】
 市瀬がゴール前で体を張った。守備力を買われて先発し、W杯の試合に初出場。ミドルシュートや相手の進入を冷静に処理し、後半30分過ぎからの猛攻にも耐え抜いた。身長160センチとセンターバックとしては小柄ながら、「自分の長所はポストプレーヤーにも強くいけるところ。そこを生かせた」と手応えを口にした。
 ただ、一瞬の油断から単純なパスミスを犯し、後半43分の失点のきっかけをつくった。「最後のところでミスして迷惑をかけてしまった」。収穫と反省が入り交じるデビュー戦に、苦笑いを浮かべた。

【三浦、中盤で存在感】
 ボランチの三浦が、献身的なプレーでもり立てた。巧みな位置取りで、相手のカウンターの起点を何度もつぶす。コンビを組む杉田をやや後ろからサポート。要所で存在感を示し、「ポジショニングを意識して、うまくバランスが取れた」と胸を張った。
 大黒柱の阪口のコンディションが整わず、攻守の要を担う。それでもW杯初出場ながら、初戦から落ち着いた戦いぶり。「この流れで全員が同じ方向に向かい、絶対に勝ちにいきたい」と次戦を見据えた。

【スコットランド、悔やまれる前半】
 スコットランドは前半の2失点が重くのしかかった。隙あらばのカウンター狙いから一転、後半は攻めるしかなくなった。途中出場のクレランドのゴールで終了間際に1点差に迫ったが、反撃はそこまで。カー監督は「ミスからの失点で接戦に持ち込むことが難しくなった。我々は真の日本を見た」と苦々しい表情を浮かべた。
 欧州予選グループ2を1位通過し、W杯初出場。選手の大半がイングランドでプレーしていることもあり、ダークホースとして警戒されていた。自力でのグループリーグ突破はなくなったが、最終戦で意地を見せられるか。

【イタリアが決勝トーナメント進出】
 女子ワールドカップ(W杯)フランス大会は14日、各地でグループリーグの試合を行い、グループCのイタリアはジャマイカに5−0で圧勝。2連勝で決勝トーナメント進出を決めた。
 イタリアはクリスティアーナ・ジレッリが先制のPKを決めるなどハットトリックの活躍。2−1でオーストラリアを下した初戦に続く勝利で、勝ち点を6に伸ばした。同グループは勝ち点3でブラジルとオーストラリアがイタリアに続き、連敗のジャマイカは最下位に沈んでいる。
 イタリアのミレーナ・ベルトリーニ監督は「選手たちはしっかりと地に足をつけて戦えていた」などと称賛。「非常に結束の強いチームで、その成熟ぶりは高いレベルに達している」と称えた。

女子日本代表メンバー23名
GK:
1.池田咲紀子(26=浦和レッズレディース)
18.山下杏也加(23=日テレ・ベレーザ)
21.平尾知佳(22=アルビレックス新潟レディース)
DF:
3.鮫島彩(31=INAC神戸レオネッサ)
2.宇津木瑠美(30=シアトル・レイン/アメリカ)
4.熊谷紗希(28=リヨン/フランス)
23.三宅史織(23=INAC神戸レオネッサ)
22.清水梨紗(22=日テレ・ベレーザ)
5.市瀬菜々(21=マイナビベガルタ仙台レディース)
16.宮川麻都(21=日テレ・ベレーザ)
12.南萌華(20=浦和レッズレディース)
MF:
10.阪口夢穂(31=日テレ・ベレーザ)
7.中島依美(28=INAC神戸レオネッサ)
15.籾木結花(23=日テレ・ベレーザ)
14.長谷川唯(22=日テレ・ベレーザ)
6.杉田妃和(22=INAC神戸レオネッサ)
17.三浦成美(21=日テレ・ベレーザ)
FW:
9.菅澤優衣香(28=浦和レッズレディース)
8.岩渕真奈(26=INAC神戸レオネッサ)
20.横山久美(25=AC長野パルセイロ・レディース)
11.小林里歌子(21=日テレ・ベレーザ)
13.宝田沙織(19=セレッソ大阪堺レディース)
19.遠藤純(19=日テレ・ベレーザ)

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戦術確認
コパ・アメリカ(南米選手権)ブラジル大会グループリーグ第1戦日程

グループC:

18日(火)
日本時間8:00
日本代表vsチリ代表
(エスタジオ・ド・モルンビー)

 サッカー日本代表は14日、ブラジルのサンパウロで南米選手権グループリーグ・グループC第1戦のチリ戦(17日)に向けて練習した。スペインリーガエスパニョーラの名門レアル・マドリードへの移籍が発表された久保らが約2時間汗を流した。
 練習は冒頭以外を非公開にして行われ、戦術などの確認をしたとみられる。13日は別調整だった菅(札幌)と渡辺(東京V)も全体練習に加わった。
 チリは大会3連覇を狙う強敵。トップレベルの相手との一戦に向け、久保建は「そこで自分のプレーを出すことができれば自信になる。日本はちょっと軽く見られているかなと思うので、むしろ初戦がチャンス」と意気込んだ。

【レアル移籍の久保、集まる注目に気概】
 名門レアル・マドリードへの移籍が正式発表されてから初めて取材対応した久保は、「すみません、大会に集中したいので、大会のことだけしか答えないです。よろしくお願いします」。周囲の視線を一身に集める18歳は、南米選手権の初戦を17日に控え、自ら切り出して雑音を封じた。
 同じスペイン1部、バルセロナの下部組織で育った久保が、宿敵レアルへ入団したのは大きな衝撃。まずはBチームで、スペインの至宝と呼ばれたラウル氏の指導を受ける。注目の高さを示すようにサンパウロの練習会場に、スペイン紙「マルカ」の記者が足を運んだ。
 9日のエルサルバドル代表戦で、歴代2位の年少デビューを果たし、「一回座った椅子は、簡単に手放したくない」。フル代表への思いはさらに強くなった。南米の強豪との戦いを前に、「大口かもしれないけど、自信がないわけではない」。
 レアルの久保として、南米でも話題になるだろう。「自分に注目が集まっているとしたら、良いニュースを届けられれば、それは2倍にも3倍にもなるし、逆につまずいたら、良い意味でも悪い意味でも大きく取り上げられる」。その言葉は気概にあふれていた。

日本代表メンバー23名
☆=初選出
GK:
1.川島永嗣(36=ストラスブール/フランス)
12.小島亨介(22=大分)☆
23.大迫敬介(19=広島)
DF:
5.植田直通(24=セルクル・ブルージュ/ベルギー)
4.板倉滉(22=フローニンゲン/オランダ)☆
19.岩田智輝(22=大分)☆
22.立田悠悟(20=清水)☆
14.原輝綺(20=鳥栖)☆
2.杉岡大暉(20=湘南)☆
15.菅大輝(20=札幌)☆
16.冨安健洋(20=シント・トロイデン/ベルギー)
MF:
7.柴崎岳(26=ヘタフェ/スペイン)
10.中島翔哉(24=アル・ドゥハイル/カタール)
3.中山雄太(22=PECズヴォレ/オランダ)
11.三好康児(22=横浜M)☆
8.伊藤達哉(21=ハンブルガーSV/ドイツ)
17.松本泰志(20=広島)☆
6.渡辺皓太(20=東京V)☆
20.安部裕葵(20=鹿島)☆
21.久保建英(18=レアル・マドリード/スペイン)
FW:
18.岡崎慎司(33=レスター・シティ/イングランド)
9.前田大然(21=松本)☆
13.上田綺世(20=法政大)☆

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快勝発進
コパ・アメリカ(南米選手権)ブラジル大会グループリーグ第1戦結果

グループA:

ブラジル3−0ボリビア
≪得点者≫
ブラジル:
フィリペ・コウチーニョ(後半5分=PK)
フィリペ・コウチーニョ(後半8分)
エヴェルトン(後半40分)

ハイライト動画
(soccerclips.veuclips.com)


ハイライト動画
(streamable.com)


 サッカーのコパ・アメリカ(南米選手権)ブラジル大会は14日、サンパウロで開幕してグループリーグ・グループAの1試合が行われ、ブラジルが3−0でボリビアに快勝した。
 エースのネイマールを欠いたブラジルは攻めあぐねたが、後半早々にMFコウチーニョがPKを決めて先制し、直後に頭で合わせて2点目。最後はFWエベルトンが加点した。
 大会は南米10カ国と招待参加の日本、カタールの12カ国が出場。3グループに分かれてグループリーグを行い、日本はグループCで3連覇を狙うチリ、最多15度優勝のウルグアイ、エクアドルと同グループ。初戦のチリ戦は17日午後8時(日本時間18日午前8時)開始。各組2位までと3位の上位2チームが準々決勝に進む。

【ブラジル、地元で地力発揮】
 ブラジルは、女性暴行疑惑があるネイマールが大会直前に右足首を負傷して離脱。エースを欠くチームが格下に手を焼き、見せ場なく前半終了を迎えると、スタンドからブーイングが起こった。
 しかしハーフタイムで立て直した。「チッチ監督から集中力とボール支配率を高めるよう求められたのが効いた」と言うコウチーニョが後半5分にPKを決めて先制すると、流れが一変した。
 3分後に再びコウチーニョが右からの折り返しを頭で合わせて2点目を決め、40分には投入されたばかりのエヴェルトンが左から中央へ切れ込み、右足で豪快な代表初ゴール。「セレソン(代表)ユニホームを着て得点するのが夢だった」と喜んだ一撃で試合を締めた。4大会ぶりの優勝を目指すブラジルが、もたつきながらも地力を発揮した。

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超サカFLASH

獲得
 ドイツブンデスリーガのレヴァークーゼンは14日、フランスリーグ1のパリ・サンジェルマン(PSG)からU−20フランス代表FWムサ・ディアビ(19)を獲得したと発表した。契約は2024年までの5年契約。背番号は「19」。
 ディアビは1999年生まれの19歳。スピードとアシストのセンスが武器の同選手は、PSGの下部組織出身。2017−18シーズンはクロトーネ(イタリア)へレンタルで移籍し、2018年にPSGのトップチームでデビューした。2018−19シーズンにはスター選手に囲まれながらも、公式戦通算33試合に出場して4ゴールをマーク。
 また、U−20フランス代表としてU−20ワールドカップ(W杯)ポーランドに出場し、背番号「10」をつけた。U−20フランス代表が対戦した全4試合に先発出場を果たし、グループリーグ第3節・マリ戦ではPKによる得点を挙げてグループリーグ突破に貢献した。

退任
 サッカーの元アルゼンチン代表のスターで、メキシコ2部リーグ、ドラドス監督のディエゴ・マラドーナ氏(58)の代理人は13日、同氏が健康上の理由で退任すると発表した。
 代理人はツイッターで「マラドーナは監督を続けないことを決断した。医師は健康に気遣い、肩と膝の手術を受けるよう勧めた」と説明した。マラドーナ氏は昨年9月に就任。チームは来季の1部昇格を逃した。

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