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本日の超最新情報
U-23日本代表MF清武弘嗣が左ふくらはぎ肉離れで代表離脱!!
2012.02.02.THU

INDEX

打ち上げ
U-23日本代表の8日間のドーハ合宿が終了!5日のロンドン五輪アジア最終予選第4戦のシリア戦に向け、アンマン(ヨルダン)に出発!

代表離脱
U-23日本代表MF清武弘嗣(C大阪)が左ふくらはぎの肉離れで代表離脱!代替招集なし!

移籍
給与未払い問題でハイデュク・スプリトを退団した日本代表DF伊野波雅彦(26)がJ1神戸に移籍!背番号は『19』!

レンタル
マジョルカの元日本代表MF家長昭博(25)が韓国Kリーグの蔚山現代に期限付き移籍!

会見
ラツィオへの移籍が破談となったCSKAモスクワの日本代表MF本田圭佑(25)が「オレにとっては屁でもない」

フル出場
イタリアセリエA第21節
インテル4−4パレルモ
ラツィオ2−0ミラン
ナポリ0−0チェゼーナ
カリアリ4−2ローマ
ウディネーゼ2−1レッチェ
長友佑都はリーグ戦9試合連続のフル出場で2点目につながるPKを奪取!インテルは激しい打ち合いの末に引き分けて公式戦3戦連続未勝利!4位ラツィオは2位ミランを迎撃!

欠場
イングランドプレミアリーグ第23節
ボルトン0−0アーセナル
前日に期限付きでボルトンに加入した宮市亮のデビューは次戦持ち越し!5位アーセナルはスコアレスドローで7位転落!

ドロー
スペイン国王杯準決勝第1戦
バレンシア1−1バルセロナ
バルセロナはプジョルのゴールで追い付いてドロー!メッシがPKを決めれず!

3連覇王手
フランスリーグカップ準決勝
マルセイユ2−1ニース
マルセイユがで競り勝って決勝進出を決め、史上初の大会3連覇に王手!

8強決定
アフリカネーションズカップ・グループリーグ第3戦(最終戦)
グループD
ボツワナ1−2マリ
ガーナ1−1ギニア
優勝候補のガーナとマリの決勝トーナメント進出が決定!5日の準々決勝でガーナはチュニジアと、マリは開催国ガボンと激突!

73人死亡
エジプト国内リーグのアル・マスリvsアル・アハリの試合後、暴徒化したサポーターらが衝突して73人が死亡、1000人以上が負傷する大惨事!

本日の超サカFLASH
KNVBカップ準々決勝結果ほか


本文
=
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打ち上げ
 U-23(23歳以下)によるサッカー男子のロンドン五輪アジア最終予選で、グループC・第4戦のシリア戦(5日・アンマン)に臨む日本代表は本日2日、ドーハで事前合宿最終日の練習を行い、冒頭15分以外を非公開として調整し、8日間の事前合宿を打ち上げた。
 GK権田(FC東京)は右足首捻挫で一部別メニュー調整。DF吉田(清水)は右ふくらはぎ打撲のために宿舎で軽めに体を動かした。
 負傷離脱が決まったMF清武(C大阪)を除く選手らチーム一行は本日2日夜にアンマンへ移動。シリアは国内の情勢が不安定なため、試合は隣国のヨルダンで開催される。
 5大会連続9度目の五輪出場を目指す日本はグループCで勝ち点9の首位に立ち、シリアは同6で2位。日本は1月26日にドーハ入りし、練習を重ねた。

【ジーコ監督が清武を絶賛】
 U-23日本代表が1日、U-23イラク代表と完全非公開の練習試合を行い、3−0(前半2−0)で勝利。元日本代表監督で現在イラク代表監督のジーコ氏も視察に訪れ、MF清武弘嗣(C大阪)が先制点を決めたことを明かし「一番良かったのは清武」と絶賛。5日のアジア最終予選シリア戦(ヨルダン)に向け太鼓判を押した。
 試合会場から引き揚げてくる清武の表情は笑顔に満ちあふれていた。1993年に日本代表がアジア最終予選でイラクに引き分け、W杯アメリカ大会出場を逃した「ドーハの悲劇」の会場、アルアハリスタジアムでの練習試合。だが、当時3歳だった清武には、そんな因縁も無関係だった。
 「今日は(非公開なので)何もしゃべれません。でも(内容は)良かったです」
 グアム合宿直前に発熱し、カタール合宿前には解熱剤の副作用で蕁麻疹(じんましん)を発症。カタール入り後にコンディションを上げてきた。そして1日、シリア戦直前の試合で右MFとして先発し、1得点を挙げて結果を残した。
 視察したジーコ氏は「攻撃陣では山田も良かったが、一番良かったのは清武」と絶賛。「先制のゴールも素晴らしかったし、いい動きをしていた」と、太鼓判を押した。DF陣では酒井の名前を挙げ、動きを評価した。
 これを聞いた清武は「マジっすか?嬉しいです。頑張ります」と素直に喜んだ。MF山田も「狙っていた形で皆で攻めることができた。ピンチらしいピンチもほとんどなかった」と、自信を見せた。

U-23日本代表20名
GK:
権田修一(
FC東京)
増田卓也(
広島)
安藤駿介(
川崎)
DF:
比嘉祐介(
横浜M)
大岩一貴(
千葉)
鈴木大輔(
新潟)
吉田豊(
清水)
酒井宏樹(
)
濱田水輝(
浦和)
MF:
山本康裕(
磐田)
山村和也(鹿島)
齋藤学(
横浜M)
山田直輝(
浦和)
東慶悟(
大宮)
山口螢(
C大阪)
扇原貴宏(
C大阪)
高橋祥平(
東京V)
FW:
永井謙佑(
名古屋)
山崎亮平(
磐田)
大迫勇也(
鹿島)


代表離脱
 サッカーU-23(23歳以下)日本代表のMF清武弘嗣(C大阪)が左ふくらはぎの軽い肉離れのためにチームを離脱すると、日本協会の原博実強化担当技術委員長が本日2日、発表した。5日のロンドン五輪アジア最終予選グループC・第4戦のシリア戦(アンマン)を欠場する。代替招集はしない。
 発熱による米グアム合宿の出遅れを取り戻そうと、急ピッチで調整してきた清武は無念の欠場に「自分はこの試合に懸けていた。いろいろなことがあり過ぎ、最後はこうなってしまった。関塚監督やチームメートに申し訳ない」とうつむいた。
 今回は昨年11月の予選で2戦連続得点したFW大津祐樹(ボルシア・メンヘングラッドバッハ)、FW宇佐美貴史(バイエルン)ら欧州組を招集できなかった上、既にフル代表でも活躍する攻撃的MFの中心選手を欠くことになり、戦力的な影響を避けられそうもない。
 原委員長によると、清武は非公開で行われた1月31日のイラクとの練習試合で、前半途中にパスを出した際に左ふくらはぎを痛めた。1日にドーハ市内の病院で磁気共鳴画像装置(MRI)による検査を受けた。本日2日にドーハを出発し、明日3日に帰国する予定。


移籍
 J1のヴィッセル神戸は本日2日、クロアチア1部リーグ、ハイデュク・スプリトを退団した日本代表DF伊野波雅彦(26)を獲得したと発表した。背番号は『19』。明日3日にチームが行っている鹿児島キャンプに合流する。
 伊野波はサイドバックもこなす万能型で、神戸では2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に出場したFW大久保嘉人以来の日本代表選手となる。
 伊野波は昨年7月にJ1鹿島からハイデュク・スプリトに移籍。今年1月に給与未払いなどを理由に契約解除した。神戸球団を通じて「人生でこれほど悩み、もがき苦しんだ2週間はなかった。今は神戸を常勝軍団に作り上げたい」とコメントした。
 神戸は今オフ、MF橋本、MF野沢、DF高木、FW田代と元日本代表4人を獲得する大型補強に成功。一時は補強完了としていたが、守備の複数ポジションを高いレベルでこなせる伊野波を高く評価。現役のA代表である点なども獲得に動くきっかけとなり、チーム始動日の1月23日以降から交渉を始め、電撃移籍が決まった。

伊野波雅彦(いのは・まさひこ)
 1985年8月28日生まれ、宮崎県出身の26歳。鹿児島実から阪南大に進み、同大を休学してFC東京入り。鹿島を経て昨年7月にハイデュク・スプリトに移籍。昨年のアジア杯で日本代表デビューし、準々決勝のカタール戦では決勝ゴール。国際Aマッチ9試合出場。1メートル79、73キロ。右利き。


レンタル
 スペインリーガエスパニョーラのマジョルカは1日、元日本代表MF家長昭博(25)が韓国Kリーグの蔚山現代に期限付きで移籍することで両クラブが合意したと発表した。
 家長は日本でメディカルチェック(身体検査)を受け、問題がなければ2012年12月31日までの期限付き移籍が決定する。蔚山には買い取りのオプションを付けておらず、期間終了後はマジョルカに復帰する。
 G大阪でプロデビューを果たした家長は2010年に期限付き移籍したC大阪で中心選手として活躍。同年12月にマジョルカ入り。2季目の今季は出番に恵まれず、公式戦出場は5試合にとどまっていた。


会見
 「オレにとっては屁でもない」。
 イタリアセリエAの名門ラツィオへの移籍が破談になったCSKAモスクワ(ロシア)の日本代表のMF本田圭佑(25)が1日、胸中を激白した。欧州の冬季市場締め切り日となる1月32日夜(日本時間2月1日未明)まで交渉がもつれ、両クラブ間で移籍金の支払い方法が解決されず土壇場で決裂した。一夜明けたこの日、バルセロナ市内で右膝の治療を行った本田は、今後も自らを高めていく決意を語った。
 バルセロナの街は、冷たい雨と霧に包まれた。右膝の治療を終えた本田は、吹っ切れたように笑みを浮かべながら会見に応じ、そこには迷いも落胆もなかった。トレーニングウエアから普段着に着替えると、しっかりと前を見据えて今後について熱く語った。
 「もうオレ自身の気持ちは切り替わっている。ウィンドーが閉まった昨日の夜(1月31日)に、ラツィオの話がなくなった時点で、これからやるべきことは明確になったわけだから。今はCSKAの選手として、しっかりと自分を向上させることしか頭にない。今回(ラツィオ移籍が)破談になったことなんて、オレにとっては屁でもない」
 どこまでも本田らしかった。今年6月には26歳になる。世界の頂点を目指す選手として、決して若くはない。残された時間を逆算し、自分がどう歩むべきか。それを考えている男には下を向く時間も、悩む時間も無駄でしかない。
 「逆に言えば、これで可能性は広がったとも考えられるから。この先、夏にまたこういう(移籍の)話が出てくるだろうし、その時はもっとたくさんのクラブが注目してくれることだってある。CSKAとの契約期間が短くなるにつれて、欲しいと手を挙げてくれるクラブが増えてくる。オレがここ(CSKA)でやることが、次につながるわけだから」
 CSKAモスクワとの契約は、あと2年残っている。今回のラツィオ側との交渉は移籍市場締め切り日になって、移籍金1400万ユーロ(約14億円)で両者が歩み寄りを見せながら、支払い方法を巡って決裂した。一方で今後、契約期間が短くなるにつれ「売り時」と考えるCSKA側が移籍金を再考することもあり得る。またはラツィオ以上に資金力のある欧州屈指のビッグクラブが、一気に獲得交渉を進める可能性もある。
 「多少なりともイタリアに(気持ちが)向いていたことは確か。でもオレはこういう世界に生きているわけだから。(市場の)残り1時間まで、何が起きるか分からないような世界。今回はラツィオへの移籍がなかったと思うだけ。でも今後、もっと素晴らしい未来があるかも知れない。いつも言っているように(目指している)スタンスは変わらないし、変えるつもりもない」
 ラツィオは半年後の今夏に、獲得に再チャレンジする意向を持っているという。それに関して、感謝の言葉も口にした。
 「それはプロ選手として、すごく嬉しいこと。今までも獲得の話を持ってきてくれたクラブが、後になってまた話をしてくれたこともある。それだけ評価してくれているということは、選手冥利に尽きる。(移籍先の)選択肢も増えるわけだから」
 今は、昨年9月に手術した右膝の治療とリハビリを続けている。まだチーム合流のメドは立っていないが、復帰後の活躍次第で、今夏のビッグクラブ移籍が再燃してくる。世界一を目指す本田の挑戦は、果てしなく続く。


フル出場
イタリアセリエA第21節結果

インテル4−4パレルモ
(スタディオ・)
≪得点者≫
インテル:D・ミリート22、55=PK、61、69
パレルモ:マントバーニ17、ミッコリ52、66、85
≪出場メンバー≫
【インテル】
GK:
ジュリオ・セーザル
DF:
マイコン、ルシオ、ラノッキア
、長友佑都
MF:
サネッティ、カンビアッソ、スナイデル(67分オビ
)、ポーリ(64分パロンボ)
FW:
パッツィーニ、D・ミリート(87分M・サラテ)

ラツィオ2−0ミラン
(スタディオ・オリンピコ・15000人)
≪得点者≫
ラツィオ:エルナネス77、ロッキ85
≪出場メンバー≫
【ミラン】
GK:
アッビアーティ
DF:
アバーテ、ネスタ
、チアゴ・シウバ、メスバー
MF:
ファン・ボメル(78分マクシ・ロペス)、ノチェリーノ、アンブロジーニ(66分セードルフ)、ロビーニョ
FW:
イブラヒモビッチ、エル・シャーラウィ(66分エマヌエルソン)

ナポリ0−0チェゼーナ
(サン・パオロ・15000人)
≪出場メンバー≫
【ナポリ】
GK:
デ・サンクティス
DF:
アロニカ、ドッセーナ(71分E・バルガス)、カンパニャーロ
MF:
ブリトス
(61分スニガ)、マッジョ、ジェマイリ、ガルガノ
FW:
インレル
(46分ハムシク)、カバーニ、パンデフ

カリアリ4−2ローマ
≪得点者≫
カリアリ:チアゴ・リベイロ7、49、ピニージャ41、エクダル90
ローマ:フアン13、ボリーニ34
≪出場メンバー≫
【ローマ】
GK:
ステケレンブルフ
DF:
ホセ・アンヘル、フアン、ケアー
、ロージ
MF:
ガゴ、ファビオ・シンプリシオ(68分グレーコ)、ピャニッチ、ラメラ
(80分ボージャン)、トッティ
FW:
ボリーニ


ウディネーゼ2−1レッチェ
≪得点者≫
ウディネーゼ:パツィエンツァ2、ディ・ナターレ37
レッチェ:ディ・ミケーレ26

アタランタvsジェノア
(大雪で中止)

シエナvsカターニャ
(大雪で中止)

ボローニャvsフィオレンティーナ
(大雪で中止)

 イタリアセリエAは1日、第21節の5試合が行なわれ、DF長友佑都が所属する5位インテルはホームで8位パレルモと打ち合いの末に4−4で引き分けた。長友は左サイドバックでリーグ戦9試合連続でフル出場。後半9分にペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得し、D・ミリートがチーム2点目を決めた。
 公式戦2連敗中のインテルは、悪天候の中で行われたこの日の一戦も先制を許したものの、前半22分にミリートのゴールで同点に追い付く。1−2で迎えた後半9分には、長友がエリア内にドリブルで侵入すると、相手のファウルを誘ってPKを奪取。これをミリートが確実に沈め、再び試合を振り出しに戻す。
 追い付いたインテルは16分、ミリートのハットトリックとなるゴールで逆転すると、再び同点とされた24分にも、ミリートが自身4点目を決める。しかし、インテルは40分にミッコリにこちらもハットトリックとなるゴールを許し、激しい打ち合いをドローで終えることとなった。
 インテルの次節は4日に行われ、敵地でローマと対戦する。
 一方、首位ユベントスと勝ち点1差の2位ミランも敵地で4位ラツィオに0−2で敗れた。前日のユベントス戦が大雪で延期となったため、ミランは勝てば首位浮上のチャンスだったが、後半31分にエルナネスに先制点を許すと、40分にはロッキに決定的な2点目を許して万事休す。ミランが暫定首位浮上を逃した一方、ラツィオはミランとの勝ち点を4に縮めた。
 そのほか、3位ウディネーゼはパツィエンツァとディ・ナターレのゴールで、18位レッチェをホームで2−1と沈めた。一方、6位ローマは敵地で13位タイのカリアリに2−4と敗戦。7位ナポリは19位チェゼーナとホームでスコアレスドローに終わった。
 なお、アタランタvsジェノア、ボローニャvsフィオレンティーナ、シエナvsカターニャの3試合は、大雪のため延期となった。

【長友「ミスが出ている」】
 不満顔で試合を終えた。インテルの長友は4点を失った展開に「失点しているということは、ミスが出ているということ。練習でも引き締めなければいけない」と厳しい表情。雪が積もり、ピッチコンディションは良くなかったとはいえ、大量失点は褒められたことではない。救いは黒星が付かなかったことぐらいだ。
 攻撃面ではPKを獲得するなど、動きの良さを披露する場面もあった。「シュートまで持っていこうと思っていた。うまくファウルが取れたかな」と、この点では収穫を口にした。

【伊紙「“ターボ”でPK獲得」】
 日本代表DF長友佑都が所属するインテルはホームでパレルモと対戦し、4−4で引き分けた。
 降りしきる雪の中で行われた一戦にフル出場した長友は、1−2と1点ビハインドの後半9分、ドリブルでペナルティーエリアに侵入し、相手のファールを誘ってPKを獲得。チームの2点目を演出した。
 本日2日付のイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』は、長友にチーム3番目の高採点となる「6.5」をつけ、「(ハットトリックの)ファブリツィオ・ミッコリとサイドで対面した時だけ、少し苦戦を強いられたが、ターボにスイッチが入ると、常に絶妙なタイミングで後方から攻め上がった。PKを獲得したのも全て長友のおかげ」と評価した。
 なお、この試合のマン・オブ・ザ・マッチは、ハットトリックの活躍を見せたパレルモFWのファブリツィオ・ミッコリ(採点は「9」)。インテルの最高点は全4得点を挙げたディエゴ・ミリートの「8.5」だった。

【インテルがCL選手リスト発表】
 日本代表DF長友佑都が所属するインテルは1日、欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦のマルセイユ戦に臨む選手登録リストを発表した。
 クラブが発表した登録選手は31名で、長友やアルゼンチン代表DFハビエル・サネッティ、オランダ代表MFウェスレイ・スナイデル、アルゼンチン代表FWディエゴ・ミリートらが順当にメンバー入り。
 今シーズン加入前に、アトレティコ・マドリードで欧州リーグ予選3回戦に出場し、グループリーグの出場が認められなかったウルグアイ代表FWディエゴ・フォルランも登録。また、今冬にサンプドリアから移籍してきたイタリア代表MFアンジェロ・パロンボもメンバーに選ばれた。
 インテルはグループBを首位で突破しており、22日の1回戦第1戦でグループFを2位通過したマルセイユとアウェーで対戦する。


欠場
イングランドプレミアリーグ第23節結果

ボルトン0−0アーセナル
(リーボック・スタジアム・28000人)
≪出場メンバー≫
【ボルトン】
GK:
ボグダーン
DF:
ステインソン
、ナイト、リケッツ、ウィーター
MF:
ムアンバ、イーグルス、M・ペトロフ(81分トゥンジャイ)、M・デイビス
FW:
レオ・コーカー(89分プラットリー)、エンゴグ(75分K・デイビス)
【アーセナル】
GK:
シュチェンスニー
DF:
サニャ、メルテザッカー、ヴェルマーレン
、コシールニー
MF:
アルテタ、ラムジー(81分ロシツキー)、ソング、チェンバレン(69分アンリ)
FW:
ウォルコット、ファン・ペルシー

アストンビラ2−2クイーンズ・パーク・レンジャーズ
≪得点者≫
アストンビラ:D・ベント45+1、エンゾグビア79
QPR:D・シセ12、オウンゴール29

サンダーランド3−0ノーウィッチ
≪得点者≫
サンダーランド:F・キャンベル、セセニョン28、オウンゴール54

フルハム1−1ウェスト・ブロムウィッチ
≪得点者≫
フルハム:デンプシー69
WBA:チョイ82

ブラックバーン0−2ニューカッスル
≪得点者≫
ニューカッスル:オウンゴール12、オベルタン90

 イングランドプレミアリーグは1日、第23節の残り5試合が行われ、5位アーセナルは敵地でFW宮市亮が加入した17位ボルトンと対戦し、0−0のドローに終わった。前日に期限付きで加入した宮市は古巣との対決ということもあり、契約規約の関係でベンチ入りせず、新天地でのデビューは次戦に持ち越しとなった。
 リーグ戦3連敗中のアーセナルは、得点ランクトップを走るファン・ペルシーにチャンスが訪れるも、シュートは2度にわたって枠に跳ね返されるなど運も味方せず。結局最後まで得点を挙げることができず、4試合白星なしとなり、順位を7位に下げた。
 ボルトンの次戦は4日に行われ、リーグ戦でノーウィッチと敵地で対戦する。
 欧州チャンピオンズリーグ出場権も危うい状況となったアーセナルのベンゲル監督は試合後「我々には信念も野心も自信もある。これまでも難しい局面を乗り越えてきたし、今回も立ち向かわなければならない」とコメント。この日の引き分けについては「今日負けなかったという事実が我々に自信を与えてくれるはず」と、前向きに捉えた。
 6位ニューカッスルは、敵地で18位ブラックバーンに2−0で快勝した。この日の結果、勝ち点39のニューカッスルが5位に浮上し、前日に勝利したリバプール(同38)が6位、アーセナル(同37)は7位に転落した。
 そのほか、11位アストンビラと対戦した16位クイーンズ・パーク・レンジャーズは、ラツィオ(イタリア)から新加入した元フランス代表FWジブリル・シセのゴールなどで2点を先行しながらも、追い付かれて2−2で引き分けた。

【宮市「選手として向上する」】
 イングランドプレミアリーグでアーセナルからボルトンに期限付き移籍したFW宮市亮は1日、新天地ボルトンの公式サイトで「このチームで選手として向上する。ベストを尽くす」と抱負を語った。
 宮市は今季アーセナルで出場機会に恵まれず、移籍期限日の1月31日にボルトン入りが決まった。昨年10月のカップ戦で相手チームとしてプレーしたボルトンについて、「パスをつなぐサッカーで技術レベルが高い」と印象を語った。
 宮市はボルトンへの期限付き移籍を経てアーセナルの主力になったMFウィルシャーを見習い「彼のようにボルトンのためにいいプレーをしたい」と誓った。
 宮市は2日の練習から合流予定。コイル監督は1日の会見で「彼は動きが素早く、巧みなプレーもする。試合に出れば成長する。ウイングのポジションで使いたい」と期待を込めて話した。


ドロー
スペイン国王杯準決勝第1戦結果

バレンシア1−1バルセロナ
(メスタージャ・50000人)
≪得点者≫
バレンシア:ジョナス27
バルセロナ:プジョル35
≪出場メンバー≫
【バレンシア】
GK:
ジエゴ・アウベス
DF:
ミゲル、ラミ、ビクトル・ルイス
、ジョルディ・アルバ
MF:
アルベルダ
(65分ティノ・コスタ)、バネガ、ピアッティ(58分フェグリ)、ジョナス(74分アドゥリス)
FW:
マチュー
、ソルダード
【バルセロナ】
GK:
ピント
DF:
プジョル、ピケ、マスチェラーノ
、アビダル
MF:
セスク・ファブレガス、ブスケッツ、チアゴ・アルカンタラ(78分J・ドス・サントス)
FW:
クエンカ(86分テージョ)、メッシ、A・サンチェス(62分ダニエウ・アウベス)

 サッカーのスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)は1日、準決勝第1戦の残り1試合が行われ、バルセロナがアウェーでバレンシアと1―1で引き分けた。
 宿敵レアル・マドリードとの準々決勝を制したバルサは、前半18分にエリア外に飛び出したGKピントがボールを手で触ったものの、主審は笛を吹かず大事には至らず。判定に救われた格好となったバルサだったが、27分にマチューのクロスからジョナスに決められ、敵地で先制を許してしまう。
 それでもバルサは35分、CKからプジョルのヘディングで同点に追い付くと、後半11分にはチアゴ・アルカンタラが倒されてPKを獲得する。しかし、メッシのPKはGKジエゴ・アウベスに阻まれれると、30分のダニエウ・アウベスのシュートもポストを叩き、バルサは敵地での第1戦をドローで終えることとなった。
 グアルディオラ監督は試合後、「我々は彼らを苦しめ、バレンシアもいつもと同じようにやってきた。ホームだろうが、アウェーだろうが同じ。素晴らしい結果だが、まだ何も決まっていない。第2戦で勝つ必要がある」と、決勝進出への意気込みを示した。
 なお、負傷でイニエスタ、ビジャなどを欠き、司令塔シャビ・エルナンデスを休ませたバルセロナではあったが、これで準々決勝第1戦のレアル・マドリード戦、リーグ前節のビジャレアル戦に続き、公式戦3試合連続で引き分けとなった。
 国王杯で25度の優勝を誇るバルサは、決勝に進出した場合、23度優勝のアスレティック・ビルバオか、3部リーグ所属ながら準決勝に進出したミランデスと対戦する。


3連覇王手
フランスリーグカップ準決勝結果

マルセイユ2−1ニース
(ベロドローム・12567人)
≪得点者≫
マルセイユ:レミ17、ブランドン57
ニース:ムニエ44
≪出場メンバー≫
【マルセイユ】
GK:
マンダンダ
DF:
ファンニ、モレル、エンクル、アスピリクエタ
MF:
A・ディアッラ、シェイル、アマルフィターノ(84分C・カボレ)、バルビュエナ
■■=(65分)
FW:
レミ、ブランドン
(77分D・トラオレ)

 フランスリーグカップ(クープ・ドゥ・ラ・リーグ)は1日、準決勝の残り1試合が行われ、マルセイユがニースに2−1で競り勝って決勝進出を果たし、史上初の大会3連覇に王手をかけた。
 本拠地「ベロドローム」にニースを迎えたマルセイユは、前半16分にレミーのゴールで先制に成功。前半終了間際に同点に追い付かれたものの、後半12分に今冬にローン移籍から復帰したブランドンが決勝ゴールを挙げて勝利を収めた。
 決勝は4月14日にスタッド・ドゥ・フランスで行われ、3連覇を目指すマルセイユとリヨンが激突する。


8強決定
アフリカネーションズカップ・グループリーグ第3戦(最終戦)結果

グループD:

ボツワナ1−2マリ
≪得点者≫
ボツワナ:エンゲレ51
マリ:デンベレ56、ケイタ74

ガーナ1−1ギニア
≪得点者≫
ガーナ:アギェマン・バドゥ28
ギニア:A・カマラ45+1

アフリカネーションズカップ準々決勝日程

4日(土)
ザンビアvsスーダン
(赤道ギニア・バタ)
コートジボワールvs赤道ギニア
(赤道ギニア・マラボ)
5日(日)
ガボンvsマリ
(ガボン・リーブルビル)
ガーナvsチュニジア
(ガボン・フランスビル)

 アフリカネーションズカップ(アフリカ選手権)は1日、グループリーグ・グループDの最終戦2試合が行われ、優勝候補のガーナとマリが決勝トーナメント進出を決めた。
 ここまで2連勝のガーナは、ギニアとの最終戦は1−1のドローで終了。一方、1勝1敗のマリは、バルセロナ(スペイン)のセイドゥ・ケイタの決勝弾でボツワナを2−1で下した。
 この結果、グループDは勝ち点7のガーナが首位で通過。同6のマリもグループ2位に入り、準々決勝進出を決めた。ギニアは1勝1分け1敗、ボツワナは3敗でともに敗退した。
 5日の準々決勝でガーナはチュニジアと、マリは開催国のガボンと対戦する。


73人死亡
 エジプト北部ポートサイドのサッカー場で1日夜、エジプト国内リーグの試合後に観客による暴動が発生し、同国保健省によると73人が死亡、1000人以上が負傷する大惨事が起こった。保健省高官によると、同国のサッカー史上、最悪の惨事となった。
 暴動は、地元チームのアル・マスリが強いライバル関係を持つ首都カイロの人気チーム、アル・アハリを3−1で破った試合の終了後に起きた。原因は不明。国営テレビは、試合後に多数の観客がグラウンドになだれ込み、一部で乱闘が起きている映像を伝えた。サッカー場では火災も発生した。目撃者の証言によれば、アル・マスリが勝利した試合終了後、アル・アハリのサポーターが相手チームを侮辱する横断幕を掲出し、これをきっかけに暴動に発展したという。なお、死者の中には警察関係者も多数含まれている。
 エジプトでは昨年2月のムバラク政権崩壊後、警察の治安維持能力が低下し、治安が悪化している。惨事の発生を受け、ムバラク政権後の暫定統治に当たる軍政から早期の民政移管を求める声が一層強まる可能性がある。
 軍政トップのタンタウィ軍最高評議会議長は事件後、負傷者やアル・4アハリのファンをカイロに輸送するためポートサイドに軍用機を派遣した。人民議会(国会)は2日に緊急審議を行うことを決めた。
 アル・アハリの選手は、地元TV局に対し「こんなのはサッカーじゃない。これはもう戦争だ。多くの人が僕らの目の前で死んだ。なのに警備も救急車も来なかった」とコメントした。
 これを受け、国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長は1日、「サッカーにとって暗黒の日。想像を絶する悲惨な事態であり、起きてはならないことだ。亡くなった方々のご家族にお悔やみを申し上げる」とのコメントを出した。


超サカFLASH

完全移籍せず
 J1のG大阪からドイツブンデスリーガの名門、バイエルンに期限付き移籍中のMF宇佐美貴史(19)について、バイエルンが完全移籍で獲得する意思がないことが本日2日、明らかになった。回答期限の1月31日にG大阪に通告してきた。宇佐美の移籍期間は今年6月末までの1年間。その後バイエルンが完全移籍に移行できるオプション契約を結んでいたが、このほどG大阪に権利を行使しないことを伝え、同時に期限付き移籍期間の延長を申し入れてきたという。宇佐美は各国代表選手が揃うバイエルンでの出番は少なく、移籍後のリーグ戦出場は1試合。G大阪の金森喜久男社長は「戻ってきてほしい」と話したが、海外でのプレー志向が強い宇佐美の意思は尊重するとした。

獲得
 J1のG大阪は1日、韓国Kリーグに所属するFCソウルの韓国代表FW李昇烈(22)を獲得することで相手クラブと基本合意したと発表した。李昇烈はKリーグで2008年新人王、通算85試合に出場して16得点。2010年ワールドカップ(W杯)にも出場した。

獲得
 J1のC大阪は本日、アトレチコ・パラナエンセ(ブラジル)からブラジル人MFブランキーニョ(29)を獲得したと発表した。

始動
 J1のC大阪が1日、大阪市内で全体練習を行い、始動した。ソアレス新監督は「今季は成功を勝ち取らなければいけない。ハードワークなしには達成できない」と意気込みを語った。ロンドン五輪アジア最終予選に臨むU-23日本代表MF清武弘嗣は不在だったが、選手はグラウンドで必勝を祈願した後、約1時間半の練習をほぼ走り込みに費やした。指揮官は昨季1トップだった布陣について「2トップのうち1人を清武にして、自由にやらせるというのも1つ」と新しい構想も披露した。

TD就任
 J1のFC東京は本日、昨季まで監督を務めていた大熊清氏(47)がテクニカルダイレクターに就任すると発表した。

HC就任
 関西学生サッカーリーグに所属する京産大は本日、J2徳島の前監督、美濃部直彦氏(46)が3月1日からヘッドコーチに就任すると発表した。美濃部氏は現在J2の京都でも監督を務めた。2008年から徳島を率いたが、昨季は4位に終わってJ1昇格を逃し、退任していた。

ベンチ外
 日本代表FW森本貴幸が所属するイタリアセリエAのノバーラは1日、本日2日に行われるホームでのキエーボ戦に臨む招集メンバー21人を発表。森本は、前節パレルモ戦に続いて2試合連続で招集メンバーから外れた。森本は、今冬の移籍市場でキエーボ移籍が確実視されていたが、最後のところで交渉が破談となり、ノバーラ残留となった。

審議
 国際サッカー連盟(FIFA)は1日、国際サッカー評議会(IFAB)が3月に開く年次総会で、現在3人の選手交代枠を増やし、延長戦で4人目の交代を認める提案などを審議すると発表した。これまでは導入が見送られてきたゴール判定を補助する先進技術についても議論する。独立した調査機関が昨年11、12月に実施したテストの報告書を提出する。

裁判
 サッカーのイングランドプレミアリーグの試合中、人種差別発言をしたとして、英検察当局に起訴されたイングランド代表主将で、チェルシーDFジョン・テリー(31)が1日、ロンドンの裁判所で弁護人を通じて無実を主張したため、裁判がシーズン終了後の7月9日に行われることになった。テリーは昨年10月のクイーンズ・パーク・レンジャーズ戦でアントン・ファーディナンドに人種差別的な言葉を浴びせたとされ、有罪となれば、最高2500ポンド(約30万円)の罰金が科される。

骨折
 イングランドプレミアリーグのアーセナルは1日、ケガで長期離脱中のイングランド代表MFジャック・ウィルシャー(20)について、新たな負傷により復帰がさらに遅れると発表した。開幕前のプレシーズンマッチで右足首を疲労骨折し、今季前半戦を棒に振ったウィルシャーは今年2月の復帰が見込まれていたが、新たに右足首に軽度の疲労骨折を負っていることが判明し、復帰がさらに遅れることとなった。クラブは今後2週間以内に再検査を行うとし、今季中の復帰は可能としている。

準決勝進出
KNVBカップ準々決勝結果

AZ2−1GVVV(アマチュア)
≪得点者≫
AZ:マルテンス19、66
GVVV:ファン・メーフデンブルフ10

ヘラクレス3−0RKC
≪得点者≫
アルメンテロス30、クアンサー35、ベイノビッチ58

 KNVB(オランダ協会)カップは1日に準々決勝の2試合が行われ、AZはGVVV(アマチュア)に苦しみながらも2−1で逆転勝ちし、準決勝進出を決めた。

獲得
 ロシアプレミアリーグのCSKAモスクワは31日、韓国の実業団リーグ・江陵市庁に所属するMFキム・インソン(22)を獲得したと発表した。韓国でも無名ながら、テストに合格した。

オマーン勝利
 サッカー男子のロンドン五輪アジア最終予選グループAでカタールに出場資格のない選手がいた違反があったとして、国際サッカー連盟(FIFA)は1日、昨年11月27日のオマーンvsカタールを1−1の引き分けから3−0でオマーンの勝利に変更する決定を下した。アジアサッカー連盟(AFC)が1日、発表した。グループA・2位のオマーンは2勝1敗の勝ち点6に伸ばし、カタールは2分け1敗の勝ち点2に後退した。韓国が勝ち点7で首位。


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