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本日の超最新情報
アルガルベカップのなでしこジャパン21名発表!!
2012.02.20.MON

INDEX

発表
アルガルベカップ(29日〜3月7日・ポルトガル)の女子日本代表『なでしこジャパン』メンバー21名発表!ケガで離脱中の澤穂希(INAC神戸)らに加え、18歳の京川舞(宮城・常盤木学園高)が初選出!

合宿開始
国際親善試合、アイスランド戦(24日・長居)に向けた日本代表の大阪合宿がスタート!初選出された18歳の久保裕也(京都)ら25名全員が集合!

最後の練習
ロンドン五輪アジア最終予選第5戦のU-23マレーシア戦(22日・クアラルンプール)に向け、U-23日本代表は事前合宿地のシンガポールで最後の練習を実施!

GOAL
ドイツブンデスリーガ第24節
ハノーバー4−2シュツットガルト
シャルケ4−0ボルフスブルク
岡崎慎司と酒井高徳と内田篤人は揃ってフル出場し、岡崎は豪快なオーバーヘッドで2試合連続ゴール!長谷部誠はスタメン出場も前半29分で交代!

GOAL
オランダエールディビジ第22節
フィテッセ1−4トゥヴェンテ
ユトレヒト3−0AZ
フローニンゲン3−0PSV
アヤックス4−1NEC
安田理大は右SBでフル出場、ハーフナー・マイクは後半27分から出場し、ヘディングで移籍後2点目をGET!高木善朗はベンチ入りも出番なし!首位PSV、2位AZは揃って惨敗!

ベンチ外
イタリアセリエA第24節
ノバーラ0−0アタランタ
チェゼーナ1−3ミラン
パレルモ5−1ラツィオ
ウディネーゼ0−0カリアリ
ローマ1−0パルマ
森本貴幸はベンチ外、ミランはムンタリの先制弾などで快勝して首位キープ!3位ラツィオは5失点の惨敗!

4ゴール
スペインリーガエスパニョーラ第24節
バルセロナ5−1バレンシア
スポルティング・ヒホン1−1アトレティコ・マドリード
アスレティック・ビルバオ3−0マラガ
2位バルセロナvs3位バレンシアの大一番は、メッシの4ゴールなどでバルセロナが逆転勝ち!

土壇場ドロー
フランスリーグ1第24節
パリ・サンジェルマン2−2モンペリエ
ボルドー1−0リヨン
勝ち点1差で迎えた首位パリSGvs2位モンペリエによる天王山対決は、パリSGが終了間際に追い付いて土壇場ドロー!

準々決勝進出
FAカップ5回戦
リバプール6−1ブライトン(2部)
スティーブネイジ(3部)0−0トッテナム
リバプールは相手の3度のオウンゴールなどで圧勝して準々決勝進出!引き分け再試合となったスティーブネイジvsトッテナムの勝者が準々決勝で宮市亮のボルトンと対戦!

全治6ヶ月
バレンシアのアルゼンチン代表MFバネガ(23)が自分の車に足を轢かれ、左足の脛骨&腓骨の骨折で全治6ヶ月!給油中にサイドブレーキを引き忘れ、左足がタイヤの下敷きに!

本日の超サカFLASH
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本文
=
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発表
 日本サッカー協会は本日20日、強豪の代表チームで争う女子の国際親善大会、アルガルベカップ(29日〜3月7日・ポルトガル)に出場する女子日本代表メンバー21名を発表し、ケガで今月の代表候補合宿は不参加だったMF澤(INAC神戸)やDF岩清水(日テレ)が選出された。18歳のFW京川(宮城・常盤木学園高)は初選出。
 昨年の女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会優勝メンバーはMF宮間(岡山湯郷)らに加え、FW安藤(デュイスブルク)やDF鮫島(モンペリエ)ら欧州組5名が入った。佐々木監督は「欧州組は招集して確認したかった。今の日本の選手でベストメンバーかつ、同じレベルなら若い選手をこの機会に試したかった」と狙いを説明した。
 グループリーグ・グループBの日本は29日にノルウェー、3月2日にデンマーク、同5日にアメリカと対戦。7日に順位決定戦が行われる。
 女子日本代表メンバー21名は以下の通り。

女子日本代表21名
GK:
福元美穂(岡山湯郷)
海堀あゆみ(INAC神戸)
DF:
近賀ゆかり(INAC神戸)
田中明日菜(INAC神戸)
岩清水梓(日テレ)
有吉佐織(日テレ)
鮫島彩(モンペリエ)
宇津木瑠美(モンペリエ)
熊谷紗希(フランクフルト)
MF:
澤穂希(INAC神戸)
川澄奈穂美(INAC神戸)
伊藤香菜子(日テレ)
阪口夢穂(日テレ)
木龍七瀬(日テレ)
宮間あや(岡山湯郷)
FW:
安藤梢(デュイスブルク)
大野忍(INAC神戸)
高瀬愛実(INAC神戸)
永里優季(ポツダム)
菅沢優衣香(新潟)
京川舞(宮城・常盤木学園高)

【佐々木監督Q&A】
 アルガルベカップ(29日〜3月7日・ポルトガル)の代表21人を発表したなでしこジャパンの佐々木監督。五輪イヤー初の対外試合を前に、落ち着いた表情で意気込みや狙いを述べた。

 選手選考の狙いは?

「欧州組は必ず招集して確認し、日本にいる選手は同レベルなら経験のない選手を試したかった。外れた選手も4月に試合があるし、今回で終わりでないと伝えてある」

 京川選出の理由は?

「攻守に積極的に関われ、それを継続できるスタミナがある。粗さはあるが、失敗を怖がらずに仕掛けるのが良かった」

 今大会の目的は?

「自分達がやるべきことを積み上げて、その結果、優勝するだけの力があれば素晴らしい。相手が研究してくる中で、いい点も悪い点も確認するにはいい機会」

 試したいことは?

「陣形をコンパクトにして、流れの中で守備的MFとセンターバック、サイドハーフとサイドバックが入れ替わるようなこともできるようにしたいし、できる選手がいると判断している」

 W杯女王として臨む大会になるが?

「周囲がそう感じてやってくるかもしれないが、僕達は五輪を目指してやっていきたい。勝つことばかりではなく、自分達の狙いがおろそかになってはいけない」


【佐々木監督の意図にじむ顔ぶれ】
 佐々木監督は今大会を、ロンドン五輪に向けたテスト期間と位置付けている。今回の顔触れにも、その意図がにじむ。
 初選出の京川を含め、昨年のW杯や五輪予選に出なかった選手が5人選ばれた。同監督が「セカンドクラスはいい選手が出てきている。12、13番目の子は、11人に入らないと席はないぞということ」と話すように、控え選手の底上げを狙う。
 DF有吉やMF伊藤は複数のポジションをこなせる。攻撃陣では突破力のある木龍、ポストプレーが持ち味の菅沢と、特徴のある選手が選ばれた。強豪国を相手に、力を発揮できるか。今後の選手選考においても、貴重な判断材料となる。
 今月の代表候補合宿に参加しなかった主力のコンディション確認も1つの目的だ。昨年の女子W杯優勝メンバーの欧州組5人は、全員が選ばれた。国内組でも、ケガで合宿を休んだ澤や岩清水らがメンバー入りした。
 これまで主力を担ってきた選手はもちろん、新顔も含めて数多くの選手を組み合わせて戦うことになる。新戦術の導入も示唆するなど、五輪本番へ向けてさらなる進化を求める場となりそうだ。

【京川「これからが勝負」】
 初選出された京川舞は、仙台市の常盤木学園高で記者会見し「中学時代から日本代表になりたいという思いを持ちながら練習してきた。嬉しく思うが、これからが勝負」と抱負を述べた。
 選出は、サッカー部の寮で昼食中に同校の監督から知らされたそうで「ちょっとビックリした」という。なでしこリーグの強豪、INAC神戸の入団会見も済ませ、今夏に日本で開催するU-20(20歳以下)女子W杯では日本のエースとしても期待されている。アルガルベカップに向けては「自分の長所を生かし、次につながるようなアピールができたらいい」と意欲的だった。


合宿開始
 サッカーの国際親善試合、キリンチャレンジカップ(24日・長居陸上競技場)でアイスランド代表と対戦する日本代表が本日20日、大阪府内に集合して合宿を開始し、初選出された18歳のFW久保(京都)や19歳のMF柴崎(鹿島)、ベテランMF遠藤(G大阪)ら25名全員が揃い、攻守の連係を確認するなど、約1時間半調整した。
 練習途中に右足を負傷し、松葉杖姿で病院に向かった代表初選出の23歳、FW金園(磐田)は、代表からの離脱が決まった。今回は国内組のみの編成で、同じく代表初選出の久保やMF柴崎(鹿島)らには動きの硬さが目立った。
 今回は国内組のみの編成。W杯アジア3次予選のウズベキスタン戦(29日・豊田スタジアム)に臨むメンバーは、25日に発表される予定。

【復帰組、ザック流に刺激】
 ザッケローニ体制下で初招集となったベテランは、ポジショニング等にきめ細かい指示が飛ぶ練習に刺激を受けた様子だった。石川(FC東京)は「ここまで細かいのは今までなかった。言葉で表現してくれるとイメージがしやすい」と声を弾ませた。
 W杯南アフリカ大会以来の復帰となる大久保(神戸)は、左MFで軽快な動きを披露。ザッケローニ流について「けっこう攻撃的で面白そう」と好印象を語った。

日本代表25名
GK:
林卓人(
仙台)
山本海人(
清水)
西川周作(
広島)
DF:
駒野友一(
磐田)
岩政大樹(
鹿島)
今野泰幸(
G大阪)
栗原勇蔵(
横浜M)
近藤直也(
)
伊野波雅彦(
神戸)
森脇良太(
広島)
槙野智章(
浦和)
MF:
遠藤保仁(
G大阪)
中村憲剛(
川崎)
阿部勇樹(
浦和)
増田誓志(
鹿島)
柏木陽介(
浦和)
磯村亮太(
名古屋)
柴崎岳(
鹿島)
FW:
石川直宏(
FC東京)
前田遼一(
磐田)
大久保嘉人(
神戸)
藤本淳吾(
名古屋)
田中順也(
)
金園英学(
磐田)
久保裕也(
京都)


最後の練習
 U-23(23歳以下)によるサッカー男子のロンドン五輪アジア最終予選グループC・第5戦で、日本は22日午後9時(日本時間午後10時)からクアラルンプールでマレーシアと対戦する。日本は本日20日、事前合宿地のシンガポールで最後の練習を実施した。、冒頭20分以外を非公開として約1時間半、調整した。実戦形式の練習で連係を高めたとみられる。
 この日は追加招集されたMF登里(川崎)が合流。シンガポールで3日間調整したチームは21日午前、試合開催地に移動する。
 5大会連続9度目の五輪出場を目指す日本はグループC首位のシリアと勝ち点と得失点差で並ぶが、総得点で1点下回って同グループ2位。残り2試合の最終予選で1位になれば五輪出場権を獲得し、2位はプレーオフに回る。

【登里「自分が救世主になる」】
 大津祐樹(ボルシアMG)の合流断念を受け、急遽追加招集された登里は「自分が救世主になるという強い気持ちでやりたい」と意気込みを口にした。
 168センチと小柄だが、サイドでのドリブル突破が武器の攻撃的な選手。1月の米グアム候補合宿にも参加しており「いつ出番が来てもいいように準備はしていた。モチベーションは高い」と張り切っていた。

【試合会場は8万人収容】
 22日にU-23日本代表とマレーシア戦が行われるブキット・ジャリル・ナショナル・スタジアムは8万人が収容できるスタジアム。
 マレーシアはホームでの2試合の観客動員はそれぞれ3万人にとどまっているが、現在も40リンギット(約1000円)の他に20リンギット(約500円)でチケットを販売中。関塚ジャパンはバーレーン戦で2000人、シリア戦で500人とアウェーで1万を超える観衆での試合はない。独特の雰囲気が敵になるかもしれない。

U-23日本代表21名
GK:
権田修一(
FC東京)
増田卓也(
広島)
安藤駿介(
川崎)
DF:
比嘉祐介(
横浜M)
大岩一貴(
千葉)
鈴木大輔(
新潟)
吉田豊(
清水)
酒井宏樹(
)
濱田水輝(
浦和)
高橋祥平(
東京V)
MF:
山本康裕(
磐田)
山村和也(
鹿島)
齋藤学(
横浜M)
東慶悟(
大宮)
山口蛍(
C大阪)
登里享平(川崎)
原口元気(
浦和)
扇原貴宏(
C大阪)
FW:
永井謙佑(
名古屋)
大迫勇也(
鹿島)
杉本健勇(
C大阪)


GOAL
ドイツブンデスリーガ第24節結果

ハノーバー4−2シュツットガルト
(AWDアレーナ・45000人)
≪得点者≫
ハノーバー:ハギ25、M・ディウフ32、パンダー46、シュティンドゥル73
シュツットガルト:ハルニク75、岡崎慎司79
≪出場メンバー≫
【シュツットガルト】
GK:
ウルライヒ
DF:
ブラルース、ニーダーマイアー、F・ロドリゲス、酒井高徳
MF:
W・クビスト、ハイナル(77分クズマノヴィッチ)、ゲントナー(46分カカウ)、岡崎慎司
FW:
ハルニク、イビシェビッチ

岡崎慎司・ボルフスブルク戦ゴール動画
(You Tube)


シャルケ4−0ボルフスブルク
(フェルティンス・アレナ・60000人)
≪得点者≫
シャルケ:ラウール10、フンテラール15、72、マティプ49
≪出場メンバー≫
【シャルケ】
GK:
ウンナーシュタル(46分ヒルデブラント)
DF:
内田篤人、メッツェルダー、パパドプーロス
、フクス
MF:
マティプ、ヘーガー、ドラックスラー(69分プッキ)、ファルファン(81分マリカ)
FW:
ラウール、フンテラール
【ボルフスブルク】
GK:
ベナーリオ
DF:
ルス、フェリピ・ロペス
、ロドリゲス、シェーファー
MF:
マートルング(56分ポルター)、トレッシュ、長谷部誠(30分シオ)、イラーチェク、オロスコ
FW:
マンジュキッチ(82分サリハミジッチ)

 ドイツブンデスリーガは19日、第22節の残り2試合が行われ、FW岡崎慎司とDF酒井高徳が所属する9位シュツットガルトは、アウェーで7位ハノーバーに2−4で敗れた。左MFでフル出場した岡崎は後半34分にオーバーヘッド気味のシュートで、2試合連続となる今季6点目を決めた。酒井も左サイドバックで2試合連続のフル出場を果たした。
 後半28分までに0−4と大量リードを許したシュトゥットガルトは、30分にハルニクのゴールで1点を返すと、その4分後には酒井のクロスを起点に、最後は岡崎が豪快なオーバーヘッドでネットを揺らして2点差に迫ったものの、反撃及ばず2−4で敗れた。
 DF内田篤人が所属する4位シャルケは、ホームでMF長谷部誠の所属する8位ボルフスブルクに4−0で大勝した。内田はこの試合に右サイドバックでフル出場し、4試合ぶりの公式戦出場を果たした。長谷部は右の攻撃的MFで先発したが、0−2と劣勢の前半29分に退いた。
 本拠地にボルフスブルクに迎えたシャルケは開始10分、CKをニアサイドのマティプがヘッドでそらし、最後はファーサイドに飛び込んだラウールが合わせてゴール。今季リーグ戦11点目を挙げたラウールは、これが記念すべきプロ通算400ゴール目となった。
 その後、15分にフンテラールのゴールでリードを広げたシャルケは、36分にフンテラールがPKを失敗したものの、後半立ち上がりにマティプが3点目を奪取。27分にもフンテラールが再び決めて大勝を飾り、首位ドルトムントとの勝ち点5差をキープし、3位バイエルンには同1差に迫った。
 試合後、節目のゴールを飾ったラウールは「今日のゴールが400点目だなんて知らなかった。でも達成できて嬉しい。ただ、それよりも今日は試合に勝てたことが最高だった」とコメントしている。なお、ラウールはこれまで、前所属のレアル・マドリード(スペイン)で323ゴール、スペイン代表で44ゴール、シャルケでは1年半で33ゴールを挙げた。
 シャルケの次戦は23日に行われ、欧州リーグの決勝トーナメント1回戦第2戦でプルゼニ(チェコ)をホームに迎える。シュツットガルトの国内リーグ次節は25日に行われ、ホームでフライブルクと対戦。ボルフスブルクは同日にホッフェンハイムをホームに迎える。

内田篤人
「最近の試合では先に失点していたので、今日は(自分達が)先に点を取れればいいかなと思っていた。セットプレーで点が取れると(その後の試合展開が)楽になる。(昨季途中まで指揮を執っていたマガト監督がボルフスブルクを率いているので、相手の出方もイメージしやすかった?)そうですね。逆サイドに長いボールを蹴ってくるなという雰囲気はあったし、前線に強い選手もいたので。ただ、マガト監督は僕をこっちに連れてきてくれた監督だから、尊敬している。(マッチアップした選手については)長谷部さんがこっちのサイドじゃなくて助かったと思った。(自身のプレーについて)ゲーム体力が戻ってくれれば、ミスも減ってくるのでもう少し楽になると思う。まだまだ、これから」

長谷部誠
「(チームが)ホームとアウエーとで戦い方が違いすぎるので、そこがどうにかなればいいかなと思う。上へ行くにはアウエーで勝ち点を取っていかないと厳しい。バイエルン戦もそうだったし、今日のシャルケ戦もそうだし、守備的に行く時に自分は(サイドのMFとして)起用されているので、そういう中で結果を出したいと思う。(前半29分で交代を命じられたが)マガト監督は早い段階で0−2のようなスコアになると1人は交代させることがあるので。もちろん選手1人を代えただけで、どうにかなるってわけでもなく、なかなか難しいかなと思う。個人的には、もちろん悔しい気持ちもあるが、今までもそういうことがあった。大事なのはこれからどうしていくかだと思う」

【岡崎、無我夢中だった豪快弾】
 一時は4点のリードを許す厳しい展開で、岡崎のスーパープレーがチームを鼓舞した。1−4の後半34分、酒井の左クロスを味方が頭でつなぎ、岡崎へ。ゴールを背にしてオーバーヘッド気味に右足を思い切り振り上げると、意表を突かれたGKも動けなかった。「芯から少し外れて当たった感じ」というシュートはゴール右隅に吸い込まれた。
 「入ったのか分からなかった。ビックリしたというか…」と振り返った岡崎。しかしチームが敗れたことで表情は冴えず「(自分が)点を取る以外に、このチームがうまくいく方向に持っていきたい」と話していた。

【酒井「速いテンポでクロス」と意識】
 シュツットガルトの酒井は左サイドバックとして2試合連続でフル出場した。前半は攻撃が右中心だったが、左への展開も増えた後半には岡崎のゴールのきっかけとなるクロスを供給。「得点の起点となれたのは良かった。速いテンポで(クロスを)上げようと意識した」と振り返った。
 岡崎とは左サイドでコンビを組んでおり「リズムをつくるボール回しなどのイメージは(岡崎)慎司さんと共有して出来ている」と手応えを口にした。

【内田が1ヶ月ぶりフル出場】
 シャルケのDF内田篤人は約1ヶ月ぶりのフル出場に「疲れた」と漏らした。自身が移籍してきた際に指揮を執っていたマガト監督がいるボルフスブルクに対し、攻撃参加で存在感を見せて大勝に貢献した。
 警告の累積で出場停止となった選手がいたことで巡ってきたチャンス。守備では不安定さものぞき、定位置奪取には課題も多い。内田は「ゲーム体力が戻ってくればミスが減る。まだまだこれから」と満足はしていなかった。


GOAL
オランダエールディビジ第22節結果

フィテッセ1−4トゥヴェンテ
(ヘルレドーム・16852人)
≪得点者≫
フィテッセ:ハーフナー・マイク88
トゥヴェンテ:フェル6、L・デ・ヨング65、ヨーン73、シャドリ83
≪出場メンバー≫
【フィテッセ】
GK:
フェルトハイゼン
DF:
カラス、ファン・アーンホルト(72分ハーフナー・マイク)、G・カシア、安田理大
MF:
ファン・デル・ハイデン、ビュットネル、ホフス

FW:
ファン・ヒンケル、イバーラ
、ボニー
【トゥヴェンテ】
GK:
ミハイロフ
DF:
T・コルネリッセ
、ウィスヘルホフ(80分)、R・ロサレス、ダウグラス
MF:
ブラーマ、フェル、W・ヤンセン
(90分レゼラー)
FW:
シャドリ(90分プレート)、L・デ・ヨング、ヨーン(82分ベントソン)

ハーフナー・マイク・トゥヴェンテ戦ゴール動画
(You Tube)


ユトレヒト3−0AZ
(ニュー・ハルヘンワールト・19500人)
≪得点者≫
ユトレヒト:ゲルント15=PK、21、デュプラン41
≪出場メンバー≫
【ユトレヒト】
GK:
R・フェルナンデス
DF:
スフート(57分ファン・デル・ホールン
)、ブルトハイス、マルキート、ワイテンス
MF:
アサレ、カリ、モーテンソン(73分ファン・デル・フン)、ゲルント
FW:
デュプラン、デモウヘ
(87分フェルトワイク)

フローニンゲン3−0PSV
(オーステル・パルク・22334人)
≪得点者≫
フローニンゲン:ソク・ヒョンジョン29、74、バクーナ51
≪出場メンバー≫
【PSV】
GK:
イサクソン
DF:
デライク、ウィレムス(49分バウマ)、マルセロ、ストロートマン
MF:
ワイナルドゥム(72分フェネホール・オフ・ヘッセリンク)、マノレフ
■■=(56分)、メルテンス
FW:
トイボネン、レンス(46分ラブヤド)、マタブジュ

アヤックス4−1NEC
(アムステルダム・アレーナ・47611人)
≪得点者≫
アヤックス:ブリキン5、27、ベルトンゲン8、S・デ・ヨング57
NEC:ファン・アイデン69
≪出場メンバー≫
【アヤックス】
GK:
フェルメール
DF:
アルデルワイレルト、ベルトンゲン、アニータ、コッペルス
MF:
ファン・ライン
、S・デ・ヨング、エリクセン(64分セレロ)
FW:
オズビリズ(82分アイサティ)、ブリキン(35分ロデイロ)、スレイマニ

 オランダエールディビジは19日、第22節の残り4試合が行われ、DF安田理大とFWハーフナー・マイクが所属する7位フィテッセはホームで5位トゥヴェンテと対戦し、1−4で敗れた。ハーフナーは後半27分から途中出場し、終了間際にヘディングで移籍後2点目となるチーム唯一のゴールを決めた。安田は右サイドバックでフル出場した。
 MF高木善朗が所属する14位ユトレヒトはホームで2位AZと対戦し、3−0で快勝した。高木はベンチ入りメンバーに名を連ねたが、出場機会は訪れなかった。
 フィテッセの次戦は24日に行われ、アウェーでRKCと対戦する。ユトレヒトは26日にトゥヴェンテとのアウェー戦に臨む。
 一方、優勝を争う上位勢は波乱の展開に。敵地で9位フローニンゲンと対戦した首位PSVは、韓国人FWソク・ヒョンジョンに2ゴールを許すなど0−3で完敗。PSVに勝ち点で並ぶ2位AZも完敗した。
 この日行われたもう1試合では、6位アヤックスがホームで12位NECを4−1で一蹴した。

【ハーフナーは終了間際に頭でGET】
 ハーフナー・マイクは0−4の後半43分、センタリングを頭で決めて本拠地での加入後初ゴールを奪った。最近の好調ぶりから途中出場を確信していたと言い「ホームで点を入れられたのは大きいと思う」と手応えを口にした。
 先発の機会は多くないが「ベンチだろうとスタメンだろうと結果を残すつもりでやっている」とめげる様子はない。それでも「個人的にはスタメンの方が気持ちいいので貪欲に頑張りたい」とレギュラー奪取に意気込んだ。


ベンチ外
イタリアセリエA第24節結果

ノバーラ0−0アタランタ
(シルビオ・ピオーラ・7000人)
≪出場メンバー≫
【ノバーラ】
GK:
ウイカニ
DF:
S・ガルシア、リズッツォ、チェントゥリオーニ、ガブリエウ・シウバ(70分クブロンヌ)
MF:
ゲミティ、ペッシェ
■■=(90+2分)、リゴーニ、カラッチョロ(76分ルビーノ)
FW:
ジェダ(57分マッツァラーニ)、マスカーラ

チェゼーナ1−3ミラン
(ディーノ・マヌッツィ・20000人)
≪得点者≫
チェゼーナ:プヂル65
ミラン:ムンタリ29、エマヌエルソン32、ロビーニョ55
≪出場メンバー≫
【ミラン】
GK:
アッビアーティ
DF:
メスバー、ボネーラ、チアゴ・シウバ、アバーテ
MF:
エマヌエルソン、アンブロジーニ(52分ファン・ボメル)、ノチェリーノ、ムンタリ

FW:
ロビーニョ(78分エル・シャーラウィ)、マキシ・ロペス(91分F・インザーギ)

パレルモ5−1ラツィオ
(レンツォ・バルベーラ・20000人)
≪得点者≫
パレルモ:バッレート10、ドナーティ20、シルベストレ42、ブダン47、ミッコリ51
ラツィオ:コザーク85
≪出場メンバー≫
【ラツィオ】
GK:
マルケッティ
DF:
ザウリ、アンドレ・ジアス
■■=(74分)、ルリッチ、C・レデスマ
MF:
マトゥザレム
、A・ゴンサレス、エルナネス(78分スカローニ)、カンドレーバ
FW:
アルファロ(67分マウリ)、クローゼ(46分コザーク)

ウディネーゼ0−0カリアリ

ローマ1−0パルマ
≪得点者≫
ローマ:ボリーニ26

レッチェ4−1シエナ
≪得点者≫
レッチェ:ムリエル32、ディ・ミケーレ68=PK、クアドラード82、ブリビオ90+4
シエナ:デル・グロッソ25

ジェノア0−1キエーボ
≪得点者≫
キエーボ:テレオ30

 イタリアセリエAは19日、第24節の残り7試合が行われ、首位ミランは最下位タイのチェゼーナに敵地で3−1で勝利し、前日勝利したユベントスから再び首位の座を奪い返した。
 15日に行われた欧州チャンピオンズリーグのアーセナル(イングランド)戦で4−0と大勝したミランだが、この日はイブラヒモビッチが出場停止となったほか、ボアテンクやネスタ、パトが負傷により欠場。それでも、迎えた前半29分、1月にインテルから加入したムンタリが、チアゴ・シウバのFKのこぼれ球を押し込んで先制する。
 すると、その2分後にはエマヌエルソンがエリア外から強烈なシュートを叩き込んで追加点。後半に入っても10分、ロビーニョがダメ押しとなる3点目を奪うと、その後はチェゼーナの反撃を1点に抑えて勝利を手にした。ミランはこれで勝ち点を50とし、前日の試合で勝利したユベントス(同49)をかわして1日で首位の座を取り戻した。ただし、ユーベはミランより消化が1試合少ない。
 一方、3位ラツィオは敵地で8位パレルモに1−5で大敗。前半10分に先制されたラツィオは、20分、42分と失点を重ねる。後半に入っても、開始から6分間で2ゴールを奪われ5点差とされると、その後退場者を出した上、レヤ監督も退席処分となるなど絶体絶命。結局、ラツィオは終盤にコザクが1点を返すにとどまり、大敗に終わった。
 4位ウディネーゼは9位カリアリとホームで0−0のスコアレスドロー。勝ち点42でラツィオに並んだ。また、6位ローマは前半26分にボリーニが挙げた1点を守り、ホームで11位パルマに1−0と勝利した。この結果、ローマは勝ち点38とし、インテルを抜いて5位に浮上した。
 FW森本貴幸が所属する最下位タイのノバーラは13位アタランタと0−0のスコアレスドローに終わり、19位に浮上した。森本はベンチ入りしなかった。


4ゴール
スペインリーガエスパニョーラ第24節結果

バルセロナ5−1バレンシア
(カンプ・ノウ・85000人)
≪得点者≫
バルセロナ:メッシ22、27、76、85、シャビ・エルナンデス90+1
バレンシア:ピアッティ9
≪出場メンバー≫
【バルセロナ】
GK:
バルデス
DF:
モントーヤ、プジョル、ピケ、アビダル
MF:
イニエスタ(86分シャビ・エルナンデス)、ブスケッツ、セスク・ファブレガス(77分チアゴ・アルカンタラ)
FW:
ペドロ(68分テージョ)、メッシ、A・サンチェス

スポルティング・ヒホン1−1アトレティコ・マドリード
(エル・モリノン・20000人)
≪得点者≫
ヒホン:エグレン37
A・マドリード:オウンゴール20
≪出場メンバー≫
【A・マドリード】
GK:
クルトワ
DF:
ゴディン、フィリピ、ミランダ、ファンフラン
MF:
マリオ・スアレス
、ガビ、コケ(55分サルビオ)、ジエゴ(62分ピッツィ)
FW:
アドリアン・ロペス(81分ペレア)、ファルカオ・ガルシア

アスレティック・ビルバオ3−0マラガ
≪得点者≫
ビルバオ:アモレビエタ58、サン・ホセ60、トケロ61

グラナダ4−1レアル・ソシエダ
≪得点者≫
グラナダ:イニゴ・ロペス12、ハラ57、ウチェ61、87
ソシエダ:ミケル・ゴンサレス10

マジョルカ4−0ビジャレアル
≪得点者≫
マジョルカ:ビクトル41、65、マルティ53、ジョゼ・ヌネス67

レバンテ3−5バジェカーノ
≪得点者≫
レバンテ:バルケロ50=PK、ルベン・スアレス79、90+2
バジェカーノ:L・バングーラ35、70、ジエゴ・コスタ62、63、デリバシッチ85

 スペインリーガエスパニョーラは19日、第24節の6試合が行われ、2位バルセロナはホームで3位バレンシアに5−1で圧勝した。この試合ではメッシが4得点をマークし、リーグ戦のゴール数を27にまで伸ばした。
 本拠地「カンプ・ノウ」でバレンシアとの上位対決に臨んだバルサは、開始9分にピアッティのゴールで先制を許したものの、22分にペドロの折り返しからメッシが決めて同点に追い付くと、その5分後にもアビダルのクロスから再びメッシが決めて逆転に成功。その後も一方的に攻め込むバルサだったが、セスク・ファブレガスのアクロバティックなボレーはクロスバーに嫌われるなど、2−1のまま前半を折り返す。
 後半もペースを握ったバルサだったが、メッシのヘッドがまたしてもクロスバーに阻まれると、セスク・ファブレガスが絶好のシュートを外すなどなかなか追加点を奪えない。それでも30分、途中出場のテージョのシュートのこぼれ球をメッシが押し込んでハットトリックを達成すると、メッシは39分にもブスケッツのスルーパスに抜け出して4点目を奪取。終了間際には途中出場したシャビ・エルナンデスにもゴールが生まれて圧勝し、前日に勝利した首位レアル・マドリードとの勝ち点差を再び10とした。
 4ゴールを挙げたメッシは試合後、「大切なのは僕のゴールではなく、チーム。いい試合ができたし、それが僕を幸せにしてくれる素晴らしい試合になった。シーズンの大事な時期を迎えているし、僕らはこのまま続けなければいけない」と謙虚に語った。
 6位アトレティコ・マドリードは敵地で19位スポルティング・ヒホンと1−1の引き分けに終わった。前半20分にオウンゴールで先制したアトレティコだったが、37分にクレメンテ新監督のデビュー戦となったヒホンに追い付かれた。また、ホームで10位バジェカーノと対戦した4位レバンテは、打ち合いの末に3−5で敗れ、順位を7位に落とした。
 そのほか、9位アスレティック・ビルバオはホームで7位マラガに3−0で快勝し、4位エスパニョールと勝ち点差なしの5位に浮上。一方、15位に沈むビジャレアルは敵地で16位マジョルカに0−4と大敗を喫した


土壇場ドロー
フランスリーグ1第24節結果

パリ・サンジェルマン2−2モンペリエ
(パルク・デ・プランス・44398人)
≪得点者≫
PSG:アレックス41、オアロ88
モンペリエ:ベランダ45、ウタカ82
≪出場メンバー≫
【PSG】
GK:
シリグ
DF:
サコ、ビシェバッツ、アレックス(74分ルガノ)、マクスウェル
MF:
ネネ、マテュイディ(76分パストーレ)、シッソコ、モッタ
FW:
メネズ、ガメイロ(62分オアロ)
【モンペリエ】
GK:
ジュルドラン
DF:
ボカリ、ヤンガ・ムビワ、イウトン、ベディモ
MF:
ベランダ(90分カベラ)、エストラダ(64分スタンブリ)、サイヒ(77分マルボー)
FW:
ウタカ、ジルー、S・カマラ

ボルドー1−0リヨン
(ジャック・シャバン・ダルマ・27704人)
≪得点者≫
ボルドー:ギュフラン41
≪出場メンバー≫
【リヨン】
GK:
ロリス
DF:
B・コネ、レヴェイェール、ダボ、ウムティティ
MF:
シェルストレーム(55分リサンドロ・ロペス)、バストス、フォファナ(78分エデルソン)、ゴナロン
FW:
ラカゼット(54分ブリアン)、ゴミ

サンテティエンヌ4−0レンヌ
≪得点者≫
サンテティエンヌ:ミニョ24、バトル53、サコ67、グラデル78

 フランスリーグ1は19日、第24節の残り3試合が行われ、首位パリ・サンジェルマンと2位モンペリエによる天王山対決は、2−2の引き分けに終わった。この結果、両者の勝ち点差は1のまま変わらなかった。
 勝ち点50で首位を走るパリSGが、同49の2位モンペリエをホームに迎えた直接対決は、前半41分に今冬にチェルシー(イングランド)から加入したアレックスが強烈なFKを叩き込み、パリSGが先制点を奪うと、一方のモンペリエも前半ロスタイムにベルアンダがゴールを挙げ、同点に追い付いて前半を折り返す。
 そのまま1−1で迎えた後半37分、モンペリエがウタカのダイビングヘッドで逆転に成功。しかし、パリSGも43分にオアラウが値千金の同点弾を挙げ、白熱の首位攻防戦は勝ち点1を分け合う結果となった。
 この日行われたそのほかの試合では、4位リヨンが敵地で9位ボルドーに0−1で黒星。7位サンテティエンヌは5位レンヌに4−0で大勝を飾った。


準々決勝進出
FAカップ5回戦結果

リバプール6−1ブライトン(2部)
(アンフィールド・ロード・38421人)
≪得点者≫
リバプール:シュクルテル5、オウンゴール44、71、74、キャロル57、スアレス85
ブライトン:ルアルア17
≪出場メンバー≫
【リバプール】
GK:
レイナ
DF:
G・ジョンソン、キャラガー、シュクルテル、ホセ・エンリケ
MF:
ヘンダーソン(76分カイト)、ジェラード(76分シェルベイ)、アダム、ダウニング(76分マキシ・ロドリゲス)
FW:
スアレス、キャロル

スティーブネイジ(3部)0−0トッテナム
(ブロードホール・ウェー・6332人)
≪出場メンバー≫
【トッテナム】
GK:
クディチーニ
DF:
ウォーカー(64分クラニツァール)、ドーソン、カブル、ネルセン
MF:
ローズ(81分レノン)、パーカー、リバーモア、ベイル
FW:
サハ、デフォー

クロウリー・タウン(4部)0−2ストーク・シティー
≪得点者≫
ストーク:ウォルタース42、クラウチ52

 イングランド協会(FA)カップは19日、5回戦の3試合が行われ、リバプールはブライトン(2部)に6−1で大勝し、ベスト8進出を決めた。一方、トッテナムはスティーブネイジ(3部)と0−0のスコアレスドローに終わった。
 ホームのリバプールは、1−1で迎えた前半43分に相手のオウンゴールで勝ち越すと、後半11分にはダウニングの折り返しをキャロルが決めて3点目を奪取。リードを2点に広げると、25分にも相手のオウンゴールで1点を挙げると、そのわずか3分後にもブライトンDFがトラップミスでこの日の3度目のオウンゴール。終盤にスアレスにもゴールが生まれたリバプールが、圧勝でベスト8進出を決めた。
 一方、マンチェスター勢の敗退で優勝候補に挙げられるトッテナムは、3部のスティーブネイジと敵地でスコアレスドローに終わった。サハのゴールがオフサイドで取り消しとなり、ベイルのシュートもポストを叩くなど最後までゴールネットを揺らせず、勝負の行方は再試合に持ち込まれた。
 この日行われたもう1試合では、ストーク・シティーがクローリー(4部)に2−0で勝利。前半に退場者を出したストークだったが、クラウチのゴールなどで勝ち抜きを決めた。
 また、FAカップ準々決勝の組み合わせ抽選が19日に行われ、FW宮市亮が所属するプレミアリーグのボルトンは、同日の5回戦で引き分けて再試合となった3部のスティーブネイジとプレミアリーグのトッテナムの勝者と対戦することになった。準々決勝は3月中旬に行われる。


全治6ヶ月
 スペインリーガエスパニョーラのバレンシアは19日、アルゼンチン代表MFエベル・バネガ(23)が自分の自動車に足を轢かれて骨折し、全治6ヶ月の重傷を負ったと発表した。
 右膝の負傷により19日の国内リーグ・バルセロナ戦を欠場したバネガは、この日の練習後に車でガソリンスタンドに立ち寄った際、サイドブレーキを引き忘れたために車が動き出し、車を止めようとした左足がタイヤの下敷きになってしまったという。
 クラブの声明によると、この事故で脛(けい)骨と腓(ひ)骨を折る重傷を負った同選手は、復帰まで約6ヶ月を要する。1月にバレンシアと契約延長したばかりのバネガだったが、今季中の復帰は絶望的となった。
 バネガは20日、エンリケ・ガスタルディ医師の執刀により手術を受ける予定だが、ガスタルディ医師は同選手の容体を「脛骨と腓骨の骨折の程度はかなり深刻。負傷個所はかなり炎症を起こしているため、浮腫がひくまで待ってから明日(20日)手術を行う予定。この種の骨折は回復に時間がかかる。骨を釘とねじで固定する必要があるだろう。順調にいけば、半年後にはプレーできるだろう」と説明した。
 一方、チームドクターのジョルディ・カンデル医師はバネガの様子を説明した上で、「バネガはかなりショックを受けている。膝の軽い痛みでバルセロナ戦のメンバーから外れただけにね…。それに、彼はアルゼンチン代表でプレーすることを願っていた。チームにとっては大きな痛手となるに違いない」と話した。


超サカFLASH

明言せず
 ロシアプレミアリーグ、CSKAモスクワのスルツキ監督は20日、モスクワで記者会見し、ケガからの復帰を目指すMF本田圭佑について「現状は完全な状態には遠い」と述べ、21日の欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦のレアル・マドリード(スペイン)戦のベンチ入りについては明言しなかった。昨年9月に右膝を手術した本田は11月に一度は復帰したが、再び右膝を痛めて離脱した。同監督は「今言えるのは、本田は試合に向けて準備しているということだけ」と話すにとどめた。

ゴール
 サッカー女子のフランス1部リーグで日本代表の宇津木瑠美と鮫島彩が所属するモンペリエは19日、フランスカップ4回戦で2部のサンシモンにアウェーで5−0と大勝した。宇津木は守備的MFなど、鮫島は左サイドバックを務め、ともにフル出場した。宇津木は前半に1点を挙げた。

販売開始
 最高6億円が当たるサッカーくじ、toto BIGの2012年シーズンの販売が本日20日からスタートした。発売開始に合わせて新たなテレビCMの放送も開始。今季のメインキャラクターは、顔に大きくBIGと記された赤いマスクをかぶった謎の男「BIGマン」 が務める。6億円が当たる日を夢見て、BIGを買い続けているという。名前を聞かれると「クレオパトラです」と適当な返答でごまかすこの男。その正体は?2011年シーズンからのBIGのキャリーオーバーは約59億5000万円。開幕から6億円当選の可能性がある。6億円当選者は、今年2月現在で153人。

全治6週間
 J1仙台は本日、MF梁勇基(リャン・ヨンギ)が右膝の靱帯損傷で全治6週間の見込みと診断されたと発表した。梁勇基は18日、バンコクで行われたタイのチームとの国際親善試合で負傷した。

欠場
 スペインリーガエスパニョーラのレアル・マドリードは19日、前日に行われたラシン・サンタンデール戦で復帰後初のゴールを決めたアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアが故障再発のため、21日の欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦のCSKAモスクワ(ロシア)戦を欠場すると発表した。そのほか、MFハミト・アルティントップ、ラサナ・ディアッラが今回のモスクワ行きメンバーから外れた。

解任
 オランダエールディビジのデフラーフスハップは19日、アンドリース・ウルデリンク監督を解任したと発表した。同クラブは現在、国内リーグで最下位に沈んでいる。今季からデフラーフスハップの指揮を執ったウルデリンク監督だが、ここまで21試合を終えて3勝4分け14敗で最下位に低迷。18日には残留を争うライバルであるDF吉田麻也とFWカレン・ロバート所属のVVVに本拠地で1−4と大敗し、VVVに今季アウェー戦での初白星を献上していた。


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