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本日の超最新情報
U-23日本代表が4ゴール大勝で首位奪還!!
2012.02.22.WED

INDEX

首位奪還
ロンドン五輪アジア最終予選第5戦
グループC
U-23マレーシア代表0−4U-23日本代表
バーレーン2−1シリア
グループA
オマーン0−3韓国
カタール2−1サウジアラビア
グループB
UAE1−0オーストラリア
イラク2−1ウズベキスタン
日本は4ゴール圧勝で首位奪還!シリアが敗れたため、日本は3月14日の最終戦で勝つか引き分ければ5大会連続9度目の五輪出場が決定!

パス練習
アイスランド戦(24日・長居)に向けた日本代表の大阪合宿3日目は追加招集の谷口博之(横浜M)が合流し、24名全員でパス練習などを実施!

復帰
欧州チャンピオンズリーグ・決勝トーナメント1回戦第1戦
CSKAモスクワ(ロシア)1−1レアル・マドリード(スペイン)
ナポリ(イタリア)3−1チェルシー(イングランド)
本田圭佑は後半23分からボランチで出場して約3ヶ月ぶりの復帰!CSKAは後半ラストプレーで追い付いて土壇場ドロー!ナポリはラベッシの2ゴールなどで絶不調のチェルシー相手に逆転勝ち!

ベンチ濃厚
欧州チャンピオンズリーグ・決勝トーナメント1回戦第1戦日程
22日(水)
日本時間28:45〜
マルセイユ(フランス)vsインテル(イタリア)
(スタッド・べロドローム)
インテルの長友佑都は再びベンチスタートが濃厚!

全治6週間
チェルシー主将のイングランド代表DFテリー(31)が負傷した右膝の内視鏡手術を受けて全治6週間!

本日の超サカFLASH
イタリアセリエA第21節延期分結果ほか


本文
=
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首位奪還
ロンドン五輪アジア最終予選第5戦結果

グループC:

U-23マレーシア代表0−4U-23日本代表
(ブキット・ジャリル・ナショナル・スタジアム・14205人)
≪得点者≫
U-23日本代表:酒井宏樹35、大迫勇也44、原口元気55、齋藤学60
≪出場メンバー≫
U-23日本代表
GK:
1.権田修一(
FC東京)(cap)
DF:
4.酒井宏樹(
)
13.鈴木大輔(
新潟)
12.濱田水輝(
浦和)
5.比嘉祐介(
横浜M)
MF:
15.齋藤学(横浜M)=25分
16.山口螢(
C大阪)
3.扇原貴宏(C大阪)
(70分8.山村和也(鹿島))
14.原口元気(
浦和)
(83分17.杉本健勇(C大阪))
10.東慶悟(大宮)
FW:
9.大迫勇也(
鹿島)=56分
(59分11.永井謙佑(名古屋))
ベンチ:
GK:
18.安藤駿介(
川崎)
DF:
7.大岩一貴(
千葉)
2.吉田豊(
清水)
MF:
6.山本康裕(
磐田)

フォーメーション
(4-2-3-1)

    9
14   10   15
   3  16
5  12  13  4
    1

バーレーン2−1シリア
≪得点者≫
バーレーン:アル・タイブ12、90
シリア:アル・ドウニ86

グループA:

オマーン0−3韓国
≪得点者≫
韓国:ナム・テヒ1、キム・ヒョンソン67、ペク・ソンドン71

カタール2−1サウジアラビア
≪得点者≫
カタール:アル・ハイドス44、ナビール78
サウジアラビア:ワリビ12=PK

グループB:

UAE1−0オーストラリア
≪得点者≫
UAE:アブドゥルラハマン23 

イラク2−1ウズベキスタン
≪得点者≫
イラク:モハメド・アブドゥラー45+1=PK、ムスタファ・アハマド88
ウズベキスタン:ムサエフ23

ロンドン五輪アジア最終予選順位表
(第5戦終了時)

…五輪出場決定

グループA

1位 韓国
勝点11 得8 失2
得失点差 +6
3勝2分
(5試合消化)


2位 オマーン
勝点7 得7 失7
得失点差 ±0
2勝1分2敗
(5試合消化)

3位 カタール
勝点6 得6 失8
得失点差 -2
1勝3分1敗
(5試合消化)

4位 サウジアラビア
勝点2 得3 失7
得失点差 -4
2分3敗
(5試合消化)

グループB

1位 UAE
勝点11 得5 失0
得失点差 +5
3勝2分
(5試合消化)

2位 ウズベキスタン
勝点8 得5 失2
得失点差 +2
1勝1分3敗
(5試合消化)

3位 イラク
勝点4 得2 失7
得失点差 -5
1勝1分3敗
(5試合消化)

4位 オーストラリア
勝点3 得0 失3
得失点差 -3
3分2敗
(5試合消化)

グループC

1位 日本
勝点12 得11 失3
得失点差 +8
4勝1敗
(5試合消化)

2位 シリア
勝点9 得9 失6
得失点差 +3
3勝2敗
(5試合消化)

3位 バーレーン
勝点9 得8 失9
得失点差 -1
3勝2敗
(5試合消化)

4位 マレーシア
勝点0 得3 失13
得失点差 -10
5敗
(5試合消化)

 U-23(23歳以下)によるサッカー男子のロンドン五輪アジア最終予選グループC・第5戦で、日本は22日、クアラルンプール(マレーシア)で既に敗退が決まったマレーシアに4−0で圧勝し、通算4勝1敗の勝ち点12でグループCの首位に立った。
 第4戦まで3勝1敗の勝ち点9でグループC・首位だったシリアはアウェーで勝ち点6のバーレーンに1−2で敗れた。この結果により、日本は自力での1位通過が復活。3月14日のホームでの最終戦でバーレーンに勝つか、引き分ければ5大会連続9度目の五輪出場が決まる。敗れても他チームの結果次第で1位通過の可能性がある。
 序盤は攻めあぐねた日本だったが、前半35分に酒井(柏)のゴールで先制。44分には扇原(C大阪)のFKを大迫(鹿島)が頭で合わせて加点した。後半も10分に原口(浦和)、15分に初先発の齋藤(横浜M)が決めて突き放した。
 最終予選の最終戦で日本は3月14日に東京・国立霞ヶ丘競技場でバーレーンと顔を合わせる。1位になれば五輪切符を獲得し、2位は過酷なプレーオフに回る。

権田修一
「みんなの気持ちが詰まった結果。守備の意識から攻撃という、この前の試合でできなかった部分ができた。(予選最終戦は)気持ちを前面に出し、最高の結果を得られるように頑張りたい」

酒井宏樹
「サイドバックだけど点を取りたかったので、攻めていこうと思った。勝つことが大前提だけど、4点も取れるとは思わなかった」

濱田水輝
「悪い結果ではない。落ち着いてつないで、日本のサッカーをやろうと話していた。それができた。個人的には少しミスがあった」

齋藤学
「こぼれ球にいこうと思っていたので、詰めておいて良かった。(4得点は)良かったけど、まだまだ満足してはいけない」

扇原貴宏
「ミスもあったけど、前半に2点取れていい形で折り返せたので、試合を優位に進められた。欲を言えば取れるだけ取りたかったけど、(4得点は)悪くない」

原口元気
「チームにとっても個人としても大切な試合だった。必ずゴールを決めようと思っていたので、決められてホッとしている」

東慶悟
「4点取れたのは大きい。満足していいと思う。個人的にはゴールを決めたかった」

U-23日本代表・関塚隆監督
「この蒸し暑さの中、よく最後まで足を止めずにやってくれた。前のプレーヤー達が奮起してくれた。選手と我々が一丸となって試合ができた」

【ゴールラッシュで危機越える】
 確実に五輪出場権を得るグループC・1位へ、勝ち点3と大量点を同時に狙った一戦。関塚監督の「攻撃陣の奮起と意欲、決定力に期待している」という思いに応え、若き日本がゴールラッシュを見せた。
 予選敗退が決まったホームのマレーシアが序盤勢いに乗り、日本は攻めあぐんだ。しかし、サイドを起点に攻めてリズムを掴む。前半35分、原口が相手守備の裏に抜け出し、原口からのパスを酒井が決めて先制。この1点でマレーシアの足が止まり、前半2点をリードした。
 もはや日本ペース。ただし狙うのは、勝ち点だけではない。後半も攻め手を緩めなかった。後半10分に3点目を奪い、さらに切り札の永井を投入。スピードで一方的に攻めてゴールを重ねた。
 5日のシリア戦は相手の猛攻に遭い、受けに回って敗れた。立て直しを誓う選手達はマレーシア戦前日、自主的にミーティングを開いた。出した結論は「ブレずに日本らしいサッカーをやること」。その通り、この日は素早い攻守の切り替えから、パスをつないで攻める原点に返った。
 高温多湿のアウェー試合で、最後まで攻め続けて結果を出したイレブン。関塚監督は「シュートへの意識が得点につながった。よくやってくれた」と選手を称えた。
 シリアがバーレーンに敗れ、グループC首位を奪回。五輪への視界は一気に明るくなった。3月の最終戦に向け、「今日のように日本らしいサッカーをしたい」と原口。危機を乗り越えたチームに、たくましさが宿った。

【不動の右DF酒井が攻撃参加】
 U-23日本代表の不動の右サイドバック、酒井が持ち前の攻撃力でチームに勢いをもたらした。先制点に加え、1アシストの活躍で勝利に大きく貢献し「点を取りたかったので、攻めていこうと思った。結果が出て良かった」と充実感をにじませた。
 まずは前半35分、原口がドリブルする間にペナルティーエリア内に走り込むと「運が良かった」と、流れてきたボールを冷静に蹴り込んだ。
 そして2−0の後半10分には、右から絶妙なクロスを上げた。「練習から(原口)元気にあそこに飛び込んでくれと言っていた」と、遠いサイドを狙い澄まし、原口のゴールをお膳立てした。
 昨季Jリーグのベストヤングプレーヤー賞に輝いた大型DFは「練習からいいムードでできていた。こういう結果になると思っていた」と自信をみなぎらせた。

【原口、期待に応え「ホッとしている」】
 攻撃力を期待されて復帰した原口が2点に絡み、期待に応えた。中盤の左サイドから積極的にゴールを狙い、日本の攻めを活性化させた。
 前半35分には東のスルーパスからドリブル突破を仕掛け、酒井の先制点を導いた。後半10分には酒井のクロスを滑り込みながらシュートし追加点を奪った。「必ずゴールを決めようと思っていたので、決められてホッとしている」と満足感をにじませた。

【大迫、初得点も脳震盪で途中交代】
 1トップで先発した大迫が1−0の前半44分、扇原の右FKを相手と競り合いながら頭で流し込み、最終予選5試合目で初得点を決めた。
 だが、後半開始早々にヘディングで競り合った際に頭を強打して脳振とうを起こすと、同14分に交代した。試合後は大事をとり、病院へ向かった。

【齋藤、初先発で初得点】
 清武(C大阪)ら主軸がケガで不在の攻撃陣で169センチの齋藤が初先発し、初ゴールを決めた。3−0の後半15分に扇原のミドルシュートをGKが弾いたこぼれ球を逃さず蹴り込み「こぼれ球にいこうと思っていたので、詰めておいて良かった」と喜んだ。
 五輪予選で初出場の21歳。昨季J2愛媛で活躍し、今季は古巣のJ1横浜Mに復帰した。「僕は(代表の)常連じゃない。新しい風を吹き込みたい」と話していたアタッカーが、有言実行の活躍を見せた。

【扇原、2得点に絡む活躍】
 守備的MFの扇原が2得点に絡む活躍を見せ、「セットプレーでチャンスがあれば、アシストやゴールを狙っていた」と振り返った。
 前半に絶妙なFKで大迫のゴールをアシストすると、後半には鋭いミドルシュートを放ち、こぼれ球を斎藤が押し込んだ。中盤での連係についても「東君と(山口)蛍君と三角形をつくれて、ボールも回った」と手応えを口にした。

【権田、零封して晴れやかな表情】
 5日のシリア戦で2失点を喫したGK権田は得点を許さず「守備の意識から攻撃という、この前できなかった部分ができた」と晴れやかな表情だった。
 カウンターを狙って相手が蹴り込んでくるロングボールに対し、DF陣とうまく連係して防いだ。「自分が出るかDFが対応するかは試合前から話していた」と胸を張った。

【韓国が五輪出場一番乗り】
 U-23(23歳以下)によるサッカー男子のロンドン五輪アジア最終予選第5戦は22日、各地で行われ、グループAは韓国がアウェーでオマーンを3−0で下し、勝ち点11で同グループ1位が確定、7大会連続の五輪出場が決まった。オマーンは同7で2位。
 グループBはアラブ首長国連邦(UAE)がオーストラリアに1−0で勝ち、勝ち点11で首位に立った。ウズベキスタンは21日にイラクに1−2で敗れ、同8の2位。オーストラリアは5試合連続無得点での敗退が決まった。

U-23日本代表21名
GK:
権田修一(
FC東京)
増田卓也(
広島)
安藤駿介(
川崎)
DF:
比嘉祐介(
横浜M)
大岩一貴(
千葉)
鈴木大輔(
新潟)
吉田豊(
清水)
酒井宏樹(
)
濱田水輝(
浦和)
高橋祥平(
東京V)
MF:
山本康裕(
磐田)
山村和也(
鹿島)
齋藤学(
横浜M)
東慶悟(
大宮)
山口蛍(
C大阪)
登里享平(川崎)
原口元気(
浦和)
扇原貴宏(
C大阪)
FW:
永井謙佑(
名古屋)
大迫勇也(
鹿島)
杉本健勇(
C大阪)


パス練習
 サッカーの日本代表は本日22日、アイスランド代表と対戦する国際親善試合、キリンチャレンジカップ(24日・長居陸上競技場)に向けて大阪府内で3日目の練習を行い、追加招集の谷口(横浜M)が合流して24名全員が汗を流した。谷口は、球際の強さが光った紅白戦では柴崎(鹿島)や磯村(名古屋)と組む守備的MFに入り、軽快な動きでコンディションの良さをうかがわせた。
 小雨が降るものの寒さは21日より和らぎ、選手達の動きも軽快さを増した。冒頭は前日とは組み合わせを変えて2チームに分かれ、パス練習を実施。選手の位置取りや動き方について、ザッケローニ監督から細かい指示が飛んだ。

【遠藤、FKもOK】
 全体メニュー終了後、遠藤(G大阪)がFK練習を行った。今年は昨季痛めた右内転筋の影響で始動が遅れたが「状態も良いし、リバウンドもない。順調にきていると思う」と回復をアピール。24日の試合では、久しぶりに伝家の宝刀をお披露目できそうだ。
 守備的MFでコンビを組む可能性の高い増田(鹿島)については「攻守に高いレベルでできる選手」と高評価。柴崎(鹿島)ら若手についても「良いところを出してほしい。自由にやればいい」とサポートを約束した。

日本代表24名
GK:
1.林卓人(
仙台)
23.山本海人(
清水)
12.西川周作(
広島)
DF:
3.駒野友一(
磐田)
13.岩政大樹(
鹿島)
15.今野泰幸(
G大阪)
4.栗原勇蔵(
横浜M)
20.近藤直也(
)
2.伊野波雅彦(
神戸)
6.森脇良太(
広島)
5.槙野智章(
浦和)
MF:
7.遠藤保仁(
G大阪)
14.中村憲剛(
川崎)
17.増田誓志(
鹿島)
19.谷口博之(横浜M)
8.柏木陽介(
浦和)
21.磯村亮太(
名古屋)
24.柴崎岳(
鹿島)
FW:
11.石川直宏(
FC東京)
18.前田遼一(
磐田)
16.大久保嘉人(
神戸)
10.藤本淳吾(
名古屋)
9.田中順也(
)
25.久保裕也(
京都)


復帰
欧州チャンピオンズリーグ・決勝トーナメント1回戦第1戦結果

CSKAモスクワ(ロシア)1−1レアル・マドリード(スペイン)
(ルジニキ・スタジアム・25000人)
≪得点者≫
CSKA:ベアンブローム90+3
R・マドリード:クリスティアーノ・ロナウド28
≪出場メンバー≫
【CSKA】
GK:
チェプチュゴフ
DF:
A・ベレズツキ、イグナシェビッチ、V・ベレズツキ、シチェンニコフ
ベアンブローム
、アルドニン(68分本田圭佑)、ムサ(64分オリセー)、Z・トシッチ(82分ネツィト)
FW:
ジャゴエフ、ドゥンビア
【R・マドリード】
GK:
カシージャス
DF:
ファビオ・コエントラン
、ペペ、セルヒオ・ラモス、アルベロア
MF:
シャビ・アロンソ
、ケディラ、エジル(84分ラウール・アルビオル)、カジェホン(75分カカ)、クリスティアーノ・ロナウド
FW:
ベンゼマ(16分イグアイン)

ナポリ(イタリア)3−1チェルシー(イングランド)
(スタディオ・サン・パオロ・60000人)
≪得点者≫
ナポリ:ラベッシ38、65、カバーニ45
チェルシー:マタ27
≪出場メンバー≫
【ナポリ】
GK:
デ・サンクティス
DF:
カンパニャーロ、P・カンナバーロ、アロニカ
MF:
マッジョ、インレル、ガルガノ、スニガ
FW:
ハムシク(8分パンデフ)、ラベッシ(74分ジェマイリ)、カバーニ

【チェルシー】
GK:
ツェフ
DF:
イバノビッチ、G・ケーヒル
、ダビド・ルイス、ボジングワ(12分A・コール)
MF:
ラミレス、ラウール・メイレレス
(70分エッシェン)、マルダ(70分ランパード)
FW:
スターリッジ、ドログバ、マタ

 サッカーの欧州チャンピオンズリーグは21日、各地で決勝トーナメント1回戦第1戦2試合が行われ、MF本田圭佑が所属するCSKAモスクワ(ロシア)はホームでレアル・マドリード(スペイン)と1−1と引き分けた。本田は0−1の後半23分から守備的MFとして出場し、後半ロスタイムに同点に追い付いたチームに貢献した。
 昨年9月に右膝を手術した本田は同11月以来の復帰。CSKAは前半28分にR・マドリードのロナルドに先制点を許したが、試合終了間際にベアンブロームが同点ゴールを決めた。
 氷点下のモスクワに乗り込み、慣れない人工芝でのプレーとなったレアルは、開始16分にいきなりアクシデント発生。ベンゼマがシュートを放った際に股関節を負傷し、イグアインとの交代を余儀なくされてしまう。それでも、レアルは代わったイグアインやケディラがゴールを脅かすと、28分にクリスティアーノ・ロナウドが相手DFのクリアが短くなったところを見逃さず、左足ダイレクトで叩き込んで先制ゴールを奪う。
 主導権を握るレアルは後半開始直後にもC・ロナウドがチャンスを迎えるが、ここはGKが果敢な飛び出しでセーブ。C・ロナウドは終盤にもミドルシュートで追加点を狙うが、枠を捉えることができない。すると迎えた後半ロスタイム、CSKAは右サイドでFKを得ると、ボールを必死でつないで最後はベアンブロームがゴール。1月に加入した新戦力の活躍で、CSKAが土壇場でドローに持ち込んだ。
 試合後、レアルのモウリーニョ監督は「結果には失望している。2点目を取れていれば勝利を確実なものにできた。だが、試合終了まで戦い続けたCSKAを称えたい」と敵地でのドローに満足していないものの、相手チームに称賛を送った。
 一方、何とか引き分けに持ち込んだCSKAのスルツキ監督は、「前半は軽率なミスを犯してしまい、その報いを受けてしまった。だが、後半は攻撃のカードを切ったことで前に出れるようになり、それが試合の鍵になったと思う」とコメント。「レアルの方が有利だろうが、我々にも可能性は残っている」と、アウェーでの第2戦に意気込みを表した。
 一方、ナポリ(イタリア)はホームでチェルシー(イングランド)に3−1で逆転勝ちした。不振の続くチェルシーは、この結果でビラス・ボアス監督への重圧がさらに強まることとなりそうだ。
 国内リーグここ10試合で2勝しか挙げられず、FA(イングランド協会)カップでも2部のバーミンガムと引き分けに終わったチェルシー。これに加え、この試合ではテリーが負傷により出場できず、欧州の舞台ではホームで圧倒的な強さを誇るナポリに序盤から決定機を許してしまう。
 それでも、このピンチをGKツェフのセーブで凌ぐと、チェルシーは27分に先制に成功する。スターリッジのクロスをナポリDFカンナバーロがクリアミスすると、このボールがマタの目の前に落ち、マタがこれを冷静に沈めた。最初のチャンスでチェルシーがリードを奪うと、さらにダビド・ルイスやラミレスが追加点を目指すが、得点には至らない。
 すると、ナポリは39分、カバーニのパスを受けたラベッシが、ゴール前ほぼ正面の位置から見事なミドルシュートで試合を振り出しに戻す。ラベッシのCL初ゴールで追い付いたナポリは、さらに前半ロスタイム、インレルのクロスから今度はカバーニが決め、逆転して前半を終えた。
 チェルシーは後半、マルーダやドログバがチャンスを掴むが、追い付くことはできず。逆に20分、再びカバーニのお膳立てからラベッシに決められ、リードを2点に広げられる。
 35分のピンチはゴールラインぎりぎりで凌いだチェルシーだったが、途中出場のランパードがロスタイムに放ったミドルシュートもGKデ・サンクティスに止められて万事休す。イングランド勢はアーセナルもミラン(イタリア)に第1戦で0−4と敗れており、今季出場した4チーム全てがベスト8にも進出できずに敗退する危機に瀕している。
 ビラス・ボアス監督は試合後、第2戦でもチームを率いることができるのかと聞かれると、「ああ、確かだね」と返答。解任されることはないと強調した上で、試合については「先制してから追加点のチャンスを逃してしまった。それに守備をもっとうまくやるべきだった。いくつかのミスをしてしまったが、ナポリのような攻撃力を持った相手なら、それでやられてしまう」と分析した。
 さらに、同監督は「3点目は完全に避けられた。我々の攻撃なら相手を混乱させることができるし、実際にそうなっていた。効率の問題であり、ナポリはその点をうまくやっていた。今日の両チームのデータは非常に似たものになったはず。両チームが多くチャンスを作った、オープンな試合だった」と、決定力の違いが試合の分かれ目だったと語った。
 一方のナポリでは、ラベッシが「ゴールを決めたのは嬉しいが、大事なのはチームが勝ったこと。僕らはまだラウンドを突破したわけじゃない」と語り、第2戦へ向けて慎重な姿勢を見せた。
 ホームアンドアウェー方式の第2戦は3月14日に行われる。

【「憧れ」レアル相手に躍動】
 昨年9月に右膝を手術したMF本田圭佑は同11月以来の3ヶ月ぶりの復帰。0−1の後半23分から途中出場すると、速攻頼みで単調だったチームの攻撃を変えた。「全然攻撃になっていなかった。1、2本、横パスが通れば落ち着くだろう」。ピッチ脇で冷静に観察していた司令塔が入り、中盤でパスやドリブルでアクセントをつける。するとチームが活性化。良い流れで迎えた後半ロスタイム、本田とパス交換したジャゴエフが中央にクロスを送り、この折り返しをウェルンブロームが蹴り込んだ。
 それでも「まだ本調子にはほど遠い」と自身のパフォーマンスに満足できない様子。「(出来は)普通。求められていることはやったが、求められていること以上をしないと、レアル・マドリードの選手にも名前を覚えてもらえない」とさらに上を目指していた。

【モウリーニョ監督「自信ある」】
 レアル・マドリードは試合終了間際の失点で勝利を逃した。モウリーニョ監督は「後味は良くない。だが、敵地で1−1という結果には満足」と余裕を見せた。
 氷点を下回る気温と人工芝のピッチ。慣れない条件に苦しみながら、前半28分にエースのクリスティアーノ・ロナウドがこぼれ球をゴールに叩き込み、貴重なアウェーゴールを手に入れた。
 リヨン(フランス)と対戦した昨季の決勝トーナメント1回戦も敵地の第1戦で1−1と引き分けながら勝ち上がった。指揮官は「今回も同じことをする自信がある」と話した。

【ナポリが21季ぶり8強に前進】
 前身の欧州チャンピオンズカップ以来となる21季ぶり出場のナポリが逆転勝ち。マッツァーリ監督はチェルシーに先勝し「選手達は私を驚かせ続けている」と喜んだ。
 0−1の前半38分にラベッシが豪快なミドルシュートを決めて追い付くと、前半終了間際にはカバーニがクロスを押し込んでひっくり返した。後半は速攻で何度も相手ゴールに迫り、ラベッシが加点した。2得点のアルゼンチン代表は「まだ(1回戦)突破は決まっていないが、有利にはなった」と気持ち良さそうだった。

【巻き返し誓うマタ】
 チェルシーは前半27分、相手のミスからマタが先制弾を決めたが、その後はラベッシに2得点を許すなど3ゴールを奪われて逆転負け。国内リーグで4試合勝利がなく、解任説も浮上しているチェルシーのビラス・ボアス監督は苦しい状況に追い込まれ、「ナポリの攻撃力を考えると、ミスをしてはいけなかった」と嘆いた。
 守備が乱れて3失点したが、好機はチェルシーも多かった。前半27分に先制点を決めたマタは「チームを信じている。簡単ではないが、逆転はできる」と第2戦での巻き返しを誓った。


ベンチ濃厚
欧州チャンピオンズリーグ・決勝トーナメント1回戦第1戦日程

22日(水)

日本時間28:45〜
マルセイユ(フランス)vsインテル(イタリア)
(スタッド・べロドローム)

日本時間28:45〜
バーゼル(スイス)vsバイエルン(ドイツ)
(ザンクト・ヤコブ・パルク)

NEW!
超最新TVスケジュール

 欧州チャンピオンズリーグは本日22日、決勝トーナメント1回戦第1戦の残り2試合が行われ、日本代表DF長友佑都所属のインテル(イタリア)は、敵地でマルセイユ(フランス)と対戦する。
 イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は21日に同試合の予想スタメンを発表。インテルは4−4−1−1システムを用いる見込みだが、長友はベンチスタートが濃厚となった。
 長友の定位置である左サイドバックにはクリスティアン・キブが入り、中盤の左サイドにはジョエル・オビが名を連ねる模様。他にはウェスレイ・スナイデルやハビエル・サネッティ、エステバン・カンビアッソらがスタメン出場するだろうと予想した。

【インテルの試合展望】
 今季、浮き沈みのあるパフォーマンスを続けてきたインテルは、好調を続けるマルセイユ相手に復調への光を見出すことはできるのか。
 今季開幕から不振に陥ったインテルは、クラウディオ・ラニエリ監督が就任し、一時は国内リーグで7連勝も飾った。しかし、このところは再び白星から見放され、順位も7位にまで下降。首位ミランに勝ち点14差を付けられ、リーグ制覇は非常に厳しい状況となっている。一部サポーターはこれに対し、2年前にインテルを3冠に導いたジョゼ・モウリーニョ氏(現:レアル・マドリード/スペイン)の名前をコールするなど、指揮官交代を求める声も挙がっている。
 国内カップ戦でもすでに敗退してるインテルにとって、CLは今季唯一可能性を残しているタイトルと言える。マルセイユ戦ではDFワルテル・サムエルが負傷から復帰する可能性があるほか、FWディエゴ・フォルランも登録リスト入りし、ようやく欧州の舞台で起用できるため、巻き返しの材料はある。
 また、最近の試合で出場と欠場が繰り返されているMFウェスレイ・スナイデルに注目が集まるが、ラニエリ監督は「彼はチームにとっての問題ではなく、解決策だ。私は、インテルの監督を務める人間には、特別なクオリティーを持った選手達をうまく溶け込ませる義務があると思う」とコメント。「決断を下さなければいけないし、そうするつもりだ」と語り、マルセイユ戦での起用については明言しなかったものの、今後チームの中心として出場させる意向であることを示唆した。
 対するマルセイユは昨年11月のCLグループリーグでオリンピアコス(ギリシャ)に敗れて以来、公式戦15試合にわたって黒星なしと、コンスタントに結果を残しているところだ。
 FWロイク・レミが太ももの負傷で3週間離脱となり、インテル戦は欠場となるが、一方で、ジョルダンとアンドレのアユー兄弟がアフリカネーションズカップから復帰。少なくともどちらかは先発する見込みとなっている。また、18日の国内リーグの試合でハーフタイムに交代を余儀なくされたMFアルー・ディアッラも間に合うとみられている。


全治6週間
 イングランドプレミアリーグのチェルシーは21日、主将のイングランド代表DFジョン・テリー(31)が負傷した右膝の内視鏡手術を受けると発表した。
 ビラス・ボアス監督は「うまくいけば、離脱は6週間で済む」としている。テリーは1月、イングランド協会(FA)杯のポーツマス戦でゴールポストに激突して負傷し、すでにここ5試合を欠場中。29日に行われるオランダ代表との国際親善試合についても、出場は難しい状況となった。


超サカFLASH

獲得
 ブルガリア1部リーグのスラビア・ソフィアは21日、アームド・フォーセズ(シンガポール)から日本人MF秋吉泰佑(22)を獲得したと発表した。契約期間は2年半。なお、同選手は日本人として初めてブルガリアリーグでプレーする選手となる。秋吉はこの日行われた入団会見の席で、「ブルガリアのクラブに加入することができて興奮している。ブルガリアでは琴欧州(ブルガリア人力士)が有名だと思っていたけど、こっちの人は名前は聞いたことがあるけど見たことはないって言っていて驚いた」とコメントした。同選手はJ1のG大阪やC大阪からオファーを受けていたものの、欧州でのプレーを希望していたために断ったという。スラビア・ソフィアは、過去7度リーグ王者に輝いた国内では名門のクラブ。来年迎えるクラブ創設100周年でのタイトルを目指している。

放映権更新
 Jリーグは21日、2012〜2013年シーズンにおけるJリーグヤマザキナビスコカップの放送権契約更新について、フジテレビと合意したと発表した。契約期間は2年。契約内容については、国内における地上波放送権(独占)およびサブライセンス権(決勝については、フジテレビ系列各局での全国放送)などとなっている。

全治4週間
 J1柏は22日、FW林陵平が左股関節内転筋の肉離れで全治4週間と診断されたと発表した。15日のグアムキャンプ練習中に負傷した。

代表選出
 J1札幌は本日、DFジェイド・ノース(30)がワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア3次予選のオーストラリア代表に選ばれたと発表した。29日にメルボルンで、サウジアラビアと対戦する。

レンタル
J2甲府は本日、ブラジル人FWマラニョン(27)が韓国Kリーグの蔚山現代に期限付き移籍することが決まったと発表した。期間は2月1日から来年1月1日まで。

快勝
イタリアセリエA第21節延期分結果

ボローニャ2−0フィオレンティーナ
≪得点者≫
ボローニャ:ディアマンティ30、ラミレス43

 イタリアセリエAは21日、第21節延期分の1試合が行われ、16位ボローニャはホームで12位フィオレンティーナに2−0で快勝し、リーグ戦7試合連続無敗で順位を12位にまで上げた。17日には敵地でインテルに3−0と快勝するなど、ウインターブレイク明けからリーグ戦負けなしと好調のボローニャは、前半30分にディアマンティのゴールで先制すると、前半終了間際にもラミレスが追加点。後半開始早々にフィオレンティーナが退場者を出したこともあって無失点で快勝した。

謝罪
 イングランドプレミアリーグ、マンチェスター・シティーに所属するアルゼンチン代表FWで、ロベルト・マンチーニ監督の指示に従わなかったとして報酬減額などの処分を受けたカルロス・テベスが21日、「失望させた全ての人に心から謝りたい。マンCのためにプレーすることに集中したい」との声明を発表した。昨季のリーグ得点王、テベスはトラブルの後、帰国するなど許可なく3ヶ月間戦線を離脱。1月の移籍交渉も合意には至らず、14日にクラブに再合流していた。


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