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本日の超最新情報
日本代表がウズベキスタンに敗れて屈辱の2位通過!!
2012.02.29.WED

INDEX

痛恨黒星
W杯アジア3次予選第6戦(最終戦)
グループB
日本代表0−1ウズベキスタン代表
日本はホーム初黒星で、屈辱の2位通過!日本は9日のW杯最終予選組み合わせ抽選でシード権を失うのが確実!

白星発進
アルガルベカップ・グループリーグ第1戦(開幕戦)
グループA
ドイツ1−0アイスランド
スウェーデン1−0中国
グループB
女子日本代表2−1女子ノルウェー代表
アメリカ5−0デンマーク
グループC
ポルトガル0−1ウェールズ
アイルランド0−1ハンガリー
なでしこジャパンは永里優季&川澄奈穂美のゴールで逆転勝ちして白星発進!

6連勝
国際親善試合
ボスニア・ヘルツェゴビナ1−2ブラジル
アルメニア0−2セルビア
2014年W杯開催国のブラジルは終了直前のオウンゴールで辛勝も、国際Aマッチ6連勝!

獲得
アーセナルが今季終了後にケルンからドイツ代表FWポドルスキ(26)を獲得!

本日の超サカFLASH
マンチェスター・シティーの元アルゼンチン代表FWテベスが約5ヶ月ぶりにマンC復帰ほか


本文
=
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痛恨黒星
W杯アジア3次予選の第6戦(最終戦)結果

グループB:

日本代表0−1ウズベキスタン代表
会場:豊田スタジアム
観衆:42720人
主審:アブドゥラ・バリデー(クウェート)
天気:屋内
風:無し
気温:11℃
湿度:71%
ピッチ表面:乾燥
ピッチ状態:全面良芝

≪得点者≫
ウズベキスタン代表:シャドリン54

≪出場メンバー≫
日本代表
GK:
1.川島永嗣(
リールセ)
DF:
6.内田篤人(
シャルケ)
20.吉田麻也(
VVV)
15.今野泰幸(
G大阪)
5.長友佑都(
インテル)
(84分3.駒野友一(磐田))
MF:
8.藤本淳吾(名古屋)
(60分21.乾貴士(ボーフム))
17.長谷部誠(
ボルフスブルク)(cap)
7.遠藤保仁(
G大阪)
9.岡崎慎司(シュツットガルト)
10.香川真司(ドルトムント)
FW:
16.ハーフナー・マイク(フィテッセ)
(66分19.李忠成(サウサンプトン))
ベンチ:
GK:
23.山本海人(
清水)
12.西川周作(
広島)
DF:
4.栗原勇蔵(
横浜M)
2.伊野波雅彦(
神戸)
22.槙野智章(
浦和)
MF:
14.中村憲剛(
川崎)
18.増田誓志(
鹿島)
13.細貝萌(
アウクスブルク)
FW:
11.宮市亮(
ボルトン)

フォーメーション
(4-2-3-1)

   16
9   10    8
   7  17
5  15  20  6
    1

ウズベキスタン代表
GK:
12.ネステロフ
DF:
19.イノモフ
5.フィリポシャン
2.イスマイロフ
14.アンドレーエフ
(58分6.ラフマトゥラエフ)
MF:
16.ハサノフ
18.カパーゼ(cap)
7.ハイダロフ
20.マグデーエフ
(38分8.キリチェフ)
FW:
11.ナシモフ
9.シャドリン=64分
(65分10.サロモフ=90+4分)
ベンチ:
GK:
1.トゥラエフ
DF:
3.タジエフ
17.メルズリャコフ
21.イスマトゥラエフ
MF:
4.ラヒモフ

フォーメーション
(4-2-2-2)

  11  9
20      16
   7  18
14  2  5  19
   12

≪各種データ≫
日本:ウズベキスタン
ボール支配率:
55%:45%
シュート数:
6:10
直接FK数:
15:18
間接FK数:
1:2
CK数:
9:1
GK数:
9:9
PK数:
0:0
オフサイド:
1:2

W杯アジア3次予選順位表
(全日程終了)

…W杯アジア最終予選進出

グループA:

1位 イラク
勝ち点15 得14 失4
得失点差 +10
5勝1敗


2位 ヨルダン
勝ち点12 得11 失7
得失点差 +4
4勝2敗

3位 中国
勝ち点9 得10 失6
得失点差 +4
3勝3敗

4位 シンガポール
勝ち点0 得2 失20
得失点差 -18
6敗

グループB:

1位 韓国
勝ち点13 得14 失4
得失点差 +10
4勝1分1敗

2位 レバノン
勝ち点10 得10 失14
得失点差 -4
3勝1分2敗


3位 クウェート
勝ち点8 得8 失9
得失点差 -1
2勝2分2敗

4位 UAE
勝ち点3 得9 失14
得失点差 -5
1勝5敗

グループC:

1位 ウズベキスタン
勝ち点16 得8 失1
得失点差 +7
5勝1分

2位 日本
勝ち点10 得14 失3
得失点差 +11
3勝1分2敗


3位 北朝鮮
勝ち点7 得3 失4
得失点差 -1
2勝1分3敗

4位 タジキスタン
勝ち点1 得1 失18
得失点差 -17
1分5敗

グループD:

1位 オーストラリア
勝ち点15 得13 失5
得失点差 +8
5勝1敗

2位 オマーン
勝ち点8 得3 失6
得失点差 -3
2勝2分2敗


3位 サウジアラビア
勝ち点6 得6 失7
得失点差 -1
1勝3分2敗

4位 タイ
勝ち点4 得4 失8
得失点差 -4
1勝1分4敗

グループE:

1位 イラン
勝ち点12 得17 失5
得失点差 +12
3勝3分

2位 カタール
勝ち点10 得10 失5
得失点差 +5
2勝4分


3位 バーレーン
勝ち点9 得13 失7
得失点差 +6
2勝3分1敗

4位 インドネシア
勝ち点0 得3 失26
得失点差 -23
6敗

 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア3次予選最終戦は29日、各地で行われ、既に最終予選進出を決めていたグループCの日本は愛知・豊田スタジアムで同じく最終予選に進むウズベキスタンに0−1で敗れた。6月3日に始まる最終予選の組分け抽選は3月9日に行われる。
 日本は押し気味に試合を進めながら、後半9分にシャドリンに決勝点を許した。昨年11月の北朝鮮戦との2連敗を喫し、ザッケローニ監督にとってはホーム初黒星だった。ウズベキスタンが勝ち点16で同グループ首位、日本は同10の2位で3次予選を終えた。
 日本は左足首痛から復帰したばかりの香川(ドルトムント)がトップ下でフル出場。前半に岡崎(シュツットガルト)のシュートがゴールの枠を叩くシーンもあったが、無得点に終わった。
 ザッケローニ監督が指揮した試合の通算成績は11勝6分け(1PK勝ちを含む)2敗。
 代表初選出された19歳の宮市(ボルトン)は出場機会がなかった。

川島永嗣(リールセ)
「いい形で結果を出したかった。もっとダイナミックにプレーできたと思う。これから取り返しのつかない試合が続く」

吉田麻也(VVV)
「内容が悪かった。守備の意識を持ち、しっかりと修正しないといけない。最終予選も難しい戦いになることは間違いない。課題を各自のチームに持ち帰り、しっかりと克服しないといけない」

今野泰幸(G大阪)
「この負けを忘れてはいけない。日本の良さは組織的に守って、組織的に攻めるところ。後半みたいなサッカーになってはいけない」

藤本淳吾(名古屋)
「(香川)真司にダイレクトで入れることを意識した。後半は相手が修正してきた。もっと回しながら、ダイレクトやワンツーとかで工夫できれば良かった」

長谷部誠(ボルフスブルク)
「難しい試合だった。自分達にチャンスがある中、(ゴールを)決められなかった。ウズベキスタンは少ないチャンスを生かした。最終予選でもこういう状況はある。この教訓を次につなげないといけない」

遠藤保仁(G大阪)
「勝って1位で通過したかった。この結果を反省し、次につなげたい。全体的にうまくいかないところが多かった」

岡崎慎司(シュツットガルト)
「前半はバランスよく戦えたと思うが、1点を取られてしまい、後半は焦ってしまった。全体的に日本を背負って立つ意識が足りなかったように思う」

李忠成(サウサンプトン)
「自分が(先発で)出ていれば違った結果、違った流れになっていたかもしれない。(途中出場したが)いい形で縦パスを受けられなかった」

宮市亮(ボルトン)
「サッカーの幅が広がる3日間だった。次に(代表に)呼ばれるか分からないが、自分のチームで頑張ることがここに戻ってくる近道だと思う」

日本代表・ザッケローニ監督
「前半は主導権を握れたが、後半にウズベキスタンが出てきた。前半で(得点を)決め切れていれば。ウズベキスタンは良いチームという印象。3ヶ月後に最終予選があるので、それに向けていい準備をしていくだけ」

ウズベキスタン代表・アブラモフ監督
「両チームとも悪くない試合をし、こちらに多少のツキがあった。日本はそれほど(対応が)大変なプレーをしなかった」

日本サッカー協会・小倉純二会長
「決めるところを決めないとこうなる。走り負けていた。戦い方がはっきりしていなかった。こういうこともある。もう一度、出直しですね」

日本代表24名
GK:
川島永嗣(
リールセ/ベルギー)
山本海人(
清水)
西川周作(
広島)
DF:
駒野友一(
磐田)
今野泰幸(
G大阪)
栗原勇蔵(
横浜M)
伊野波雅彦(
神戸)
長友佑都(
インテル/イタリア)
槙野智章(
浦和)
内田篤人(
シャルケ/ドイツ)
吉田麻也(
VVV/オランダ)
MF:
遠藤保仁(
G大阪)
中村憲剛(
川崎)
長谷部誠(
ボルフスブルク/ドイツ)
増田誓志(
鹿島)
細貝萌(
アウクスブルク/ドイツ)
柏木陽介(
浦和)
香川真司(ドルトムント/ドイツ)
FW:
藤本淳吾(
名古屋)
李忠成(
サウサンプトン/イングランド2部)
岡崎慎司(
シュツットガルト/ドイツ)
ハーフナー・マイク(
フィテッセ/オランダ)
乾貴士(
ボーフム/ドイツ2部)
宮市亮(
ボルトン/イングランド)

【日本、カウンターに屈す】
 勝利を目指した一戦を、日本が落とした。欧州組を集めた現時点のベストメンバーで臨みながら、主力を欠くウズベキスタンに0−1の苦杯。試合後、歓喜に沸く相手サポーターの声だけが、スタジアムに響いた。
 後半9分、絵に描いたようなカウンターに遭い、痛恨の先制点を許した。攻撃参加していたDF長友がいない、自陣左サイドを使われた場面。クロスからのシュートを一度はGK川島が好セーブしたが、数的不利までは防げない。シャドリンに難なく押し込まれ、これが決勝点となった。
 ザッケローニ監督は「引いた相手をいかに崩すか」と課題を口にしたことがある。この日は格好のテストの場だった。ところが、日本の攻めには工夫が見られず、綺麗にラインを保ってゴール前を固めるウズベクを崩せない。常に速攻を狙っていた相手への対応で、最後まで後手に回った。
 既に3次予選突破を決めている日本に、黒星や2位通過による直接の痛手はない。ただし、最終予選でも同グループになる可能性のあるウズベクを、勢いづかせたことは事実だ。「前半のうちに決めていれば」と悔やんだザッケローニ監督。重苦しい雰囲気を拭えないまま、最終予選に臨む。

【ザック、消極的姿勢に不満】
 日本代表はホームでウズベキスタン代表に0―1で敗れた。ザッケローニ監督は就任19試合目にしてホーム初黒星を喫した。
 ザッケローニ監督は「バイタルエリアでフリーでボールを受けられていたのに、乾、香川も岡崎もそうだけど、シュートを打たなかった」と消極的な姿勢を指摘。その上で「コンビネーションプレーでたくさんのチャンスをつくるけど、シュートの意識があまりにも欠けている」と課題を口にした。
 さらに敗因について「相手は日本より長く合宿をし、24日にも同じメンバーで韓国とテストマッチを行っている。我々よりフィジカルコンディションが良かった」と強調した。長友や内田らが合流したのは試合前日。調整が難しかったことは事実。ただ、勝って勢いを付けたかった最終予選前最後の試合で、まさかの敗戦。さらに切り札として期待していた宮市を起用できない誤算もあった。指揮官は「宮市をあの状況で起用していたら、彼が困難な状態に陥っていた」と説明した。

【香川「反省残る試合」】
 追加招集され、トップ下でフル出場したが、本来の輝きを放つことはできなかった。香川は「完璧な準備ができていなかったけど、言い訳にならない。反省が残る試合になった」と率直な思いを口にした。
 全体的にいつもの切れ味を欠いた。前半30分には巧みなターンで相手を振り切ったものの、判断が遅れたシュートは阻まれた。後半にも乾、遠藤、長谷部とつないだボールを受けたが、トラップミスで流れを寸断する場面もあった。ドルトムントでは2月26日のリーグ戦に足首の故障明けで出場し、代表への合流はこの試合前日の28日だった。「改めて代表は別物だと思った」という。
 代表では初めて攻撃的MFの真ん中で先発したが、結果は不完全燃焼。「与えられたポジションはどこでもやるつもりだけど、もっともっとトップ下でやりたい気持ちはある」と歯がゆさが残る90分となった。

【乾、“盟友”香川との連係も…】
 1点を追う後半途中に投入された乾は、ザッケローニ監督が指揮した試合で初めての出場だった。
 23歳のアタッカーはW杯予選初出場で、C大阪時代に同僚だった香川との連係を期待されたが、得点を生み出すことはできなかった。「1点を取ってやろうと思っていた。(相手DFの)間で受けるイメージだったが、前を向けなかった」と反省した。

【長友&内田、両SBは不調】
 両サイドバックの攻撃参加は不調だった。内田は動きが重く、起点になれず。失点の場面ではマークが甘くなった。「攻撃のポイントになるパスが少しずつズレた。自分も含めてボールタッチのミスが多かった」と肩を落とした。
 長友は精力的に左を駆け上がったが、前線との連係を欠いた。左ふくらはぎに張りを訴え、後半途中交代。「もっとうまく(香川)真司を使えればよかった。(交代は)大ごとになる前に自分から監督に言った」と残念そうに話した。

【ハーフナー精彩欠く】
 1トップで先発したハーフナーはシュートを1本も打てず、後半20分に交代した。1月に海外移籍してから初の代表戦で存在感を示せず「もっとレベルを上げないといけない」と消え入るような声で反省した。
 特に前半は194センチの高さを生かしたプレーが少なく、攻撃の組み立てにもほとんど参加できなかった。「連係の部分がうまくいかなかった。そういう部分を改善していくのが個人的な課題」と冷静に受け止めた。

【宮市デビュー持ち越し】
 宮市の代表デビューは持ち越された。19歳のドリブラーは「正直、自分が出ていれば何かができると思った。出たかったという気持ちは強い」と悔しさを隠さなかった。
 左サイドでの途中出場が期待されたが、ザッケローニ監督は交代で乾を起用。同監督は「宮市はこのチームの戦術をまだ知らないが、乾は経験があった。それに、若手はチーム全体に余裕がある時に入れた方がいい」と説明した。

【シード権を失う見通しの日本】
 6月にスタートする最終予選では、さらなる強敵と対戦する。この敗戦によってFIFAランクで韓国を下回り、9日に行われる最終予選の組み合わせ抽選でシード権を失う見通しとなった。
 ザッケローニ監督は「最終予選で戦う相手は、フィジカル主体のチームがほとんど。フィジカル面でしっかり準備をしないといけない」と話した。無敵を誇ったザックジャパンがまさかの3次予選2連敗。どのように立て直すのか、イタリアの名将の真価が問われることになる。

【W杯予選のホーム黒星は14年ぶり】
 日本がW杯予選の試合をホームで落とすのは1998年フランス大会の最終予選で、1997年9月28日に国立競技場で韓国に1−2で敗れた試合以来となった。
 公式戦でのホーム黒星は、2010年5月24日に埼玉スタジアムで行われた韓国戦以来。

≪超サカ採点表≫
日本代表
GK:
1.川島永嗣 5.5
キックミス目立つ
DF:
6.内田篤人 5.5
藤本との連係が悪かった
20.吉田麻也 5.5
守備では粘り強く対応
15.今野泰幸 5.5
冷静なカバーリングで長友のスペースを埋める
5.長友佑都 5.0
後半は徐々に存在感がなくなった
(84分3.駒野友一 --)
MF:
8.藤本淳吾 4.5
動きに戸惑い見られ、精彩欠いた
(60分21.乾貴士 5.0)
プレーの判断が遅かった
17.長谷部誠 5.5
不用意なパスミスが目立つ
7.遠藤保仁 5.5
相手の警戒もあり、効果的な縦パスを入れられず
9.岡崎慎司 5.5
動きの質は高いも、得点を決められず
10.香川真司 6.0
バイタルエリアでボールを受けて好機を演出
FW:
16.ハーフナー・マイク 4.5
1本もシュート打てず
(66分19.李忠成 5.0)
存在感を示せず
ザッケローニ監督 5.0
ハーフナーの先発は効果的ではなかった


白星発進
アルガルベカップ・グループリーグ第1戦(開幕戦)結果

グループA:

ドイツ1−0アイスランド
≪得点者≫
ドイツミッターク25

スウェーデン1−0中国
≪得点者≫
スウェーデン:イェランソン83

グループB:

女子日本代表2−1女子ノルウェー代表
(ベラ・ビスタ・スタジアム)
≪得点者≫
女子日本代表:永里優季45+1、川澄奈穂美65
女子ノルウェー代表:ヘルロクセン15
≪出場メンバー≫
GK:
1.海堀あゆみ(INAC神戸)
DF:
2.近賀ゆかり(INAC神戸)
13.宇津木瑠美(モンペリエ)
4.熊谷紗希(フランクフルト)
15.鮫島彩(モンペリエ)
MF:
11.大野忍(INAC神戸)
(83分21.京川舞(宮城・常盤木学園高))
10.澤穂希(INAC神戸)
(68分14.田中明日菜(INAC神戸))
6.阪口夢穂(日テレ)
(83分16.伊藤香菜子(日テレ))
8.宮間あや(岡山湯郷)(cap)
FW:
17.永里優季(ポツダム)
(70分19.高瀬愛実(INAC神戸))
9.川澄奈穂美(INAC神戸)
ベンチ:
GK:
12.福元美穂(岡山湯郷)
DF:
3.岩清水梓(日テレ)
15.有吉佐織(日テレ)
MF:
18.木龍七瀬(日テレ)
FW:
7.安藤梢(デュイスブルク)
20.菅澤優衣香(新潟)

フォーメーション
(4-2-2-2)

   9  17
8       11
   6  10
15  4  13  2
    1

アメリカ5−0デンマーク
≪得点者≫
アメリカ:モーガン21、82、ワンバック45+1、ロイド77、ルルー90+1

グループC:

ポルトガル0−1ウェールズ
≪得点者≫
ウェールズ:ジェームズ90+2

アイルランド0−1ハンガリー
≪得点者≫
ハンガリー:シーポシュ2

 サッカー女子の国際大会、アルガルベカップは29日、ポルトガルのパルシャルなどで開幕し、昨年の女子ワールドカップ(W杯)覇者の日本はグループリーグ・グループB初戦でノルウェーに2−1と逆転勝ちした。
 ロンドン五輪イヤー初戦を迎えた「なでしこジャパン」は、0−1の前半終了間際に永里(ポツダム)が同点ゴールを決めた。後半に川澄(INAC神戸)のロングシュートが相手に当たって入り、決勝点を奪った。
 澤(INAC神戸)や宮間(岡山湯郷)ら女子W杯の主力が先発し、18歳の京川(宮城・常盤木学園高)が後半途中に代表デビューを果たした。
 最新の国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは日本が3位で、ノルウェーは12位。
 同じグループBでは、日本と女子W杯決勝で対戦したアメリカがデンマークに5−0で圧勝した。
 グループAではスウェーデンが1−0で中国に勝利。ドイツもアイスランドを1−0で下した。
 大会は強豪の代表12チームが参加してグループリーグを戦い、最終日の3月7日に決勝などを行う。日本は2日にFIFAランク12位のデンマーク、5日に女子W杯決勝で対戦した同1位のアメリカと顔を合わせる。

宮間あや(岡山湯郷)
「主将というのはあまり意識せず、チームの勝ちが一番大事だと思ってやった。初戦を勝てて良かった」

川澄奈穂美(INAC神戸)
「いいところでボールを持てたので、しっかり脚を振ろうと思った。相手に当たったが、得点できて良かった。(新チームは)立ち上げて数日だけど、慌てる必要はない。なでしこのサッカーをやろうと思っていた」

京川舞(宮城・常盤木学園高)
「最初は緊張したし不安もあったが、思い切ってできたと思う。監督からは「失敗を恐れずに行け」と言われた。フル代表で好プレーができるように、しっかりと課題を克服し、調整したい」

女子日本代表・佐々木則夫監督
「自分達で難しいパスを出したりして、相手を見たプレーができていなかった。もっと積極的にいかないと。今日の試合を無駄にせず、次の試合につなげていきたい」

女子ノルウェー代表・ランゼム監督
「負けて残念。前半はよくやれたが、後半は脚が止まってしまった」

女子日本代表21名
GK:
12.福元美穂(岡山湯郷)
1.海堀あゆみ(INAC神戸)
DF:
2.近賀ゆかり(INAC神戸)
3.岩清水梓(日テレ)
5.鮫島彩(モンペリエ)
15.有吉佐織(日テレ)
14.田中明日菜(INAC神戸)
13.宇津木瑠美(モンペリエ)
4.熊谷紗希(フランクフルト)
MF:
10.澤穂希(INAC神戸)
16.伊藤香菜子(日テレ)
8.宮間あや(岡山湯郷)
9.川澄奈穂美(INAC神戸)
5.阪口夢穂(日テレ)
18.木龍七瀬(日テレ)
FW:
7.安藤梢(デュイスブルク)
11.大野忍(INAC神戸)
17.永里優季(ポツダム)
20.菅澤優衣香(新潟)
19.高瀬愛実(INAC神戸)
21.京川舞(宮城・常盤木学園高)

【五輪イヤー、快勝でスタート】
 なでしこらしいサッカーを、全て体現できたとは言い難い。しかしW杯王者らしい落ち着きと自信が、十分にうかがえた試合だった。ノルウェーとの初戦を逆転で制し、五輪イヤーで幸先の良いスタートを切った。
 引いて守るノルウェーに序盤は手を焼いた。日本のパスがつながらない。前半16分、数少ない好機を相手が個人技で決め、早々に劣勢に立たされた。しかし、正確なキックと広い視野を持つ新主将、宮間を経由したパスで打開。なでしこのリズムが生まれる。宮間は「縦に速いサッカーを意識し、挑戦できたと思う」と手応えを話した。
 同点ゴールは前半終了間際、その宮間から生まれた。左クロスに永里優が体ごと飛び込み、足に当たったボールがゴールに吸い込まれた。同点で折り返し、チームに落ち着きをもたらした。
 後半20分には川澄のミドルシュートで勝ち越し。その後は新戦力の有吉や伊藤(ともに日テレ)、期待の18歳京川らを投入するなど、実戦経験を積ませる余裕ができた。
 不安定な立ち上がりや連係の精度には課題を残す。佐々木監督も「自分達から難しいパスを出してしまった」と反省した。ただし欧州組を除く主力の大半は4月からがシーズン。残る3試合で上り調子になる期待は十分だ。価値ある鮮やかな1勝だった。

【佐々木監督「寒い試合ですみません」】
 先制点を奪われながら逆転で2012年初戦を飾った、なでしこジャパン・佐々木監督は「日本は寒いということですけど、寒い試合を見せてしまって、すみませんでした」と第一声。「自分達から難しい(ボール)コントロールだったり、難しいパスだったり。もう少し相手を見た中での、落ち着いたボールの動かし方ができてなかった」と苦笑いを浮かべた。
 ハーフタイムで「自分達でもっと仕掛ける中でも、ミスするならもう少し積極的なミスしろと」と指示を飛ばしたそうで「あまり良くなかったですね。今日の試合を無駄にしないで、次のステップにつなげていきたい。改善するときは改善しながら」と硬い動きが目立った初戦の試合ぶりを反省した。

【なでしこ“新星”が存在感】
 代表に初めて選出された18歳の京川は後半38分から出場。「最初は緊張した」と振り返ったが、右サイドから相手陣内に切れ込むなど軽快な動きを見せ、短い出場時間のなかで存在感を示した。
 ゴールに近い場所でパスを出したシーンは、佐々木監督から「自分で行け」と言われたそうだが、上々のデビュー戦となった。「フル代表でもっと好プレーを見せたい」と目を輝かせた。


6連勝
国際親善試合結果

ボスニア・ヘルツェゴビナ1−2ブラジル
≪得点者≫
ボスニア・ヘルツェゴビナ:イビシェビッチ13
ブラジル:マルセロ4、オウンゴール90+1
≪出場メンバー≫
【ボスニア・ヘルツェゴビナ】
GK:
ベゴビッチ
DF:
スパヒッチ、パンジャ、パパツ、ヤヒッチ
MF:
ラヒミッチ、ミシモビッチ(90分イブリチッチ)、メジュニャニン(79分ザヒロヴィッチ)、ピャニッチ(82分マレティッチ)
FW:
ジェコ、イビシェビッチ(79分サリホビッチ)
【ブラジル】
GK:
ジュリオ・セーザル
DF:
ダニエウ・アウベス、ダビド・ルイス、チアゴ・シウバ、マルセロ
MF:
サンドロ(58分エリアス)、フェルナンジーニョ、エルナネス(68分フッキ)、ロナウジーニョ(64分ガンソ)
FW:
ネイマール(91分ジョナス)、レアンドロ・ダミオン(83分ルーカス)

アルメニア0−2セルビア
≪得点者≫
セルビア:クズマノビッチ15、イバノビッチ31

 サッカーの国際親善試合は28日、各地で2試合が行われ、2014年ワールドカップ(W杯)開催国のブラジルはボスニア・ヘルツェゴビナに2−1で競り勝ち、2014年W杯を見据えたチームでの連勝を6とした。
 メネゼス監督就任以降、フィジカルとカウンターを重視したドゥンガ前政権時代のプレースタイルから、ポゼッションを高めるスタイルへの改革を進めているブラジル代表。5連勝の勢いのまま臨んだボスニア代表との一戦だったが、この日は思わぬ苦戦を強いられることとなった。
 ブラジルは開始直後の4分、ダニエウ・アウベスのラストパスに走り込んだマルセロが左足で強烈なシュートを突き刺し、早々に先制。しかし、わずか9分後、ダビド・ルイスがジェコにボールを奪われ、ゴール正面のイビシェビッチへのパスを許してしまう。このシュートをGKジュリオ・セーザルが止められず、先制直後に同点とされてしまった。
 ブラジルは、昨年のガーナ戦で2010年W杯以来の代表復帰を果たしたロナウジーニョがこの日も先発するが、目立った活躍を残せず後半途中でガンソと交代。攻撃の改善を図ったものの、後半もボスニア優勢で試合が進み、決定機を作ることが出来ないまま試合はロスタイムへ。すると、最後にドラマが待っていた。フッキの強烈なクロスをボスニアのパパッチがクリアミスし、オウンゴール。これまで5度世界王者に輝いているブラジルが、2−1で辛くも勝利を収めた。


獲得
 イングランドプレミアリーグのアーセナルが今夏、ドイツブンデスリーガのケルンに所属するドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(26)を獲得することが28日、明らかになった。ドイツの大衆紙ビルトが同日の電子版で合意に達したと報じた。
 ケルンには北朝鮮代表FW鄭大世(チョン・テセ)が在籍している。
 ポドルスキのケルンとの現行契約は2013年に満了となる。ポドルスキは故郷のクラブへの愛情を伝え続けてきたが、近年の補強が十分ではないことなどを訴えてきた。
 アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は長くポドルスキを高く評価してきており、昨夏には2度オファーしたが断られていた。だが、残る契約期間が1年ほどとなり、ケルンは選手売却を強いられる展開となっていた。
 ポドルスキは今季、19試合に出場して15ゴール4アシストと好調を維持している。


超サカFLASH

復帰
 イングランドプレミアリーグ、マンチェスター・シティーの元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスが28日、非公開で行われたリザーブ(2軍)チームの試合で前半のみプレーし、約5ヶ月ぶりに復帰した。テベスは昨年9月に行われた欧州チャンピオンズリーグのバイエルン(ドイツ)戦で途中出場を拒否。クラブから罰金を科され、母国アルゼンチンに帰国していたが、クラブへ戻って謝罪した。

MVP
 チェコサッカー協会は28日、チェルシー(イングランド)所属の同国代表GKペトル・ツェフ(29)が、2011年の最優秀選手に与えられる「ゴールデン・ボール賞」に選出されたと発表した。同選手はこれが5度目の受賞で、歴代最多タイの受賞数となった。ジャーナリストの投票により決定されるこの賞。ツェフは2005年の初受賞以来、2008年、0209年、2010年にも同賞を受賞しており、これで同国の元代表GKイヴォ・ビクトル氏が持つ最多受賞記録に並んだ。同選手は、所属するチェルシーでも年間最優秀選手賞を獲得。代表通算88キャップを数え、チェコ代表の5大会連続となるユーロ2012(欧州選手権)本戦出場にも貢献した。2位にはボルフスブルク(ドイツ)所属のMFペトル・イラチェク、3位にはアーセナル(イングランド)のMFトマシュ・ロシツキーが入った。


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