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本日の超最新情報
なでしこジャパンが女子ブラジル代表に圧勝して優勝!!
2012.04.05.THU

INDEX

優勝
国際親善試合
女子日本代表4−1
女子ブラジル代表
なでしこジャパンは宮間あやのゴールなどで大勝し、1勝1分けでキリンチャレンジカップ優勝!

練習合流
良性発作性頭位めまい症で別メニュー調整を続けていたINAC神戸の女子日本代表MF澤穂希(33)がチーム練習に合流!

大勝
欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦
レアル・マドリード(スペイン)5−2(TOTAL8−2)アポエル(キプロス)
チェルシー(イングランド)2−1(TOTAL3−1)ベンフィカ(ポルトガル)
レアルはクリスティアーノ・ロナウドの2ゴールなどで大勝して2シーズン連続の準決勝進出!チェルシーは3季ぶりのベスト4入り!

今季絶望
3日の欧州CL準々決勝第2戦のバルセロナ戦で途中出場し、15分足らずで負傷交代したミランのブラジル代表FWパト(22)が左太ももの負傷で今季絶望!

本日の超サカFLASH
横浜MのMF谷口博之が右足首の捻挫で全治3週間ほか


本文
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優勝
国際親善試合結果

女子日本代表4−1
女子ブラジル代表
(ホームズスタジアム神戸)
≪得点者≫
女子日本代表:オウンゴール16、永里優季58、宮間あや61、菅澤優衣香89
女子ブラジル代表:フランシエリ45+1
≪出場メンバー≫
女子日本代表
GK:
12.福元美穂(岡山湯郷)
DF:
2.近賀ゆかり(INAC神戸)
16.矢野喬子(浦和)
4.熊谷紗希(フランクフルト)
(72分23.長船加奈(仙台))
5.鮫島彩(モンペリエ)
MF:
11.大野忍(INAC神戸)
(72分24.上辻佑実(仙台))
(90分21.中野真奈美(岡山湯郷))
14.田中明日菜(INAC神戸)
(46分20.菅澤優衣香(新潟))
13.宇津木瑠美(モンペリエ)
(84分19.高瀬愛実(INAC神戸))
8.宮間あや(岡山湯郷)(cap)
FW:
7.安藤梢(デュイスブルク)
(38分17.永里優季(ポツダム))
9.川澄奈穂美(INAC神戸)
ベンチ:
GK:
1.海堀あゆみ(INAC神戸)
DF:
3.南山千明(INAC神戸)
15.有吉佐織(日テレ)
22.川村優理(新潟)
MF:
18.上尾野辺めぐみ(新潟)
6.阪口夢穂(日テレ)

フォーメーション
(4-2-2-2)

   9  7
8       11
  13  14
5  4  16  2
    12

 サッカー女子の国際親善試合、3カ国対抗のキリンチャレンジカップ最終日は本日5日、神戸市のホームズスタジアム神戸で行われ、国際サッカー連盟(FIFA)ランキング3位の女子日本代表は同4位のブラジルを4−1で下し、通算1勝1分けの勝ち点4で優勝した。アメリカと勝ち点で並んだが、総得点で上回った。ブラジルは2連敗の勝ち点0で3位。
 日本は前半、宮間(岡山湯郷)のFKが相手のオウンゴールを誘って先制し、終了間際にFKで失点した。後半に永里(ポツダム)が右CKを頭で合わせて勝ち越し、さらに宮間、菅沢(新潟)が点を重ねた。
 ブラジルとの通算対戦成績は3勝1分け2敗。
 昨年の女子ワールドカップ(W杯)に続いて今夏のロンドン五輪でも金メダルを目指す日本は、強化のため6月に欧州遠征を予定している。

大野忍(INAC神戸)
「ヘディングで競るだろうと思ったところで、トラップされて驚いた。こういうのを体感できて良かった」

安藤梢(デュイスブルク)
「交代は予定通り。ボールを奪ってから受けるタイミングは、日本にいないと合わせられない部分。いいイメージができた」

熊谷紗希(フランクフルト)
「ブラジルはトラップやファーストタッチが上手。1対1のタイミングなど、試合をやりながら修正した。全員で守れたかなと思う」

宇津木瑠美(モンペリエ)
「できないこともあったが、自分の色は少なからず出せたと思う」

女子日本代表・佐々木則夫監督
「ロンドンへいい弾みになった。ブラジルは個の質が高いが、日本は組織という部分で相手よりうまくいった。後半はオープンスペースをうまく使えたと思う」

女子ブラジル代表・ダイアネ主将
「日本が世界一強いチームなのは間違いない。ただ、サッカーに不可能はない。五輪で勝つ可能性はある。マルタに頼るのではなく、私達も修正していかないと」

女子ブラジル代表・バルセロス監督
「前半はブラジルも攻められなかった。ボールを出させてカットするのは、ずっと時間をかけて練習してきたこと。ブラジルはまだチームづくりの段階。貴重な経験になった」

日本サッカー協会・小倉純二会長
「ブラジル相手にこれだけ堂々と渡り合ったのは素晴らしい。(相手エースの)11番も一生懸命ボールを欲しがっていたが、通させない日本に感心した」

女子日本代表23名
GK:
12.福元美穂(岡山湯郷)
1.海堀あゆみ(INAC神戸)
DF:
2.近賀ゆかり(INAC神戸)
16.矢野喬子(浦和)
3.南山千明(INAC神戸)
5.鮫島彩(モンペリエ)
15.有吉佐織(日テレ)
14.田中明日菜(INAC神戸)
13.宇津木瑠美(モンペリエ)
22.川村優理(新潟)
23.長船加奈(仙台)
4.熊谷紗希(フランクフルト)
MF:
8.宮間あや(岡山湯郷)
9.川澄奈穂美(INAC神戸)
18.上尾野辺めぐみ(新潟)
21.中野真奈美(岡山湯郷)
6.阪口夢穂(日テレ)
24.上辻佑実(仙台)
FW:
7.安藤梢(デュイスブルク)
11.大野忍(INAC神戸)
17.永里優季(ポツダム)
20.菅澤優衣香(新潟)
19.高瀬愛実(INAC神戸)

【宮間、3点に絡む活躍】
 主将の宮間は1ゴールを含め、3点に絡む活躍だった。永里の得点につなげた右CKの場面については「あまりセットプレーの練習はしないが、お互いの意図が合った」と満足そうにうなずいた。
 前半は攻撃的MF、後半からは守備的MFに下がってパスをさばき、チームを引っ張った。ただ、ブラジルは中心選手のマルタが不在で、しかも中1日での試合。それだけに「4点を取って勝てたのは前向きにとらえたいが、ブラジルもいい状態だったとは言い切れない」と冷静に分析した。

【川澄、無得点に反省の言葉】
 「決定力」を課題に臨みながら無得点に終わった川澄には反省の言葉が並んだ。両チーム最多のシュート3本を放って存在感を放った一方で、ゴール前での迷いから好機をつぶす場面も目立った。
 所属するINAC神戸の地元で大声援を受けたが「90分のゲームとしてもう少し考えれば良かったと思う」と話した。

【福元、失点に反省】
 海堀と正GK争いをしている福元は、勝利にも反省の言葉を口にした。前半ロスタイムのFKでの失点は「壁のつくり方で工夫が必要だった。遠いサイドのほうが空いていたかもしれない」と悔しがった。
 後半には鋭いシュートを防ぐなど見せ場もあったが「まだまだやらないといけないことはたくさんある。いいプレーができるよう準備したい」と口元を引き締めた。

【ブラジル監督は余裕】
 結果以上に手応えがあったのだろう。ブラジル代表のバルセロス監督は「ブラジルはチームづくりの段階。日本は五輪に出てくるだろうと思う選手がたくさんいた。すごく貴重な経験になった」と余裕の表情だった。
 五輪本番にはこの試合で不在だった主力が加わる。「マルタはズバ抜けた選手。フォルミガもいればもう少しいい状況になったと思う。ちゃんと時間をとって練習できれば、五輪は気持ちも違うし、うまくいくんじゃないかと思う」と笑みを浮かべて話した。


練習合流
 良性発作性頭位めまい症で別調整を続けていたなでしこリーグ、INAC神戸の女子日本代表MF澤穂希(33)が4日、神戸市内で行われたチーム練習に合流した。アルガルベカップ(ポルトガル)中の3月4日に体調に異変を訴え戦線離脱してから本格的にボールを使っての練習は31日ぶり。3月下旬からの日本代表合宿も辞退し、なでしこリーグ開幕戦(4月15日)出場も危ぶまれたが、星川敬監督はゴーサイン。澤は本日5日の日本代表の親善試合・ブラジル戦を観戦する予定。
 澤に笑顔が戻り、ボールを蹴る喜びを噛みしめながらピッチを駆けた。約90分間、目一杯足を回転させ、ボールタッチの感触を確かめた。「楽しかった」。練習後の第一声は無邪気な少女のようだった。
 3月4日以来、31日ぶりに澤がキックを解禁、全体練習に復帰した。MF大野らフル代表、FW京川らU-20代表を欠くため、8選手のみの小規模な調整となったが、ミニゲームでは声とプレーでチームを活気づけた。「1ヶ月やってなかった割には(感覚を)忘れてなかった」と満面の笑み。帰り際、サインに応じたファンから体調を気遣われると「大丈夫です」とうなずいた。
 現在は病院で処方された薬を服用。大事をとってヘディングは回避するものの、聴力検査も問題なく、症状は快方に向かっている。星川監督は「今のままなら間に合う。試合に出られる状態なら頭(先発)からいけばいい」と10日後のリーグ戦開幕(大阪高槻戦)を見据えた。INACの連覇、ロンドン五輪の金メダルへ、代役のいないエースの復活に見通しが立った。


大勝
欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦結果

レアル・マドリード(スペイン)5−2(TOTAL8−2)アポエル(キプロス)
(サンティアゴ・ベルナベウ/80000人)
≪得点者≫
R・マドリード:クリスティアーノ・ロナウド26、75、カカ37、カジェホン80、ディ・マリア84
アポエル:マンドゥーカ67、ソラーリ82=PK
≪出場メンバー≫
【R・マドリード】
GK:
カシージャス
DF:
セルヒオ・ラモス、バラン、ペペ、マルセロ(46分カジェホン)
MF:
シャヒン、グラネロ(65分ラウール・アルビオル)、ハミト・アルトゥントップ、カカ、クリスティアーノ・ロナウド
FW:
イグアイン(54分ディ・マリア)
【アポエル】
GK:
ウルコ・パルド
DF:
プルサイティディス
、パウロ・ジョルジュ、カカ、ビリアン・ボアベントゥーラ
MF:
ヌーノ・モライス、エリオ・ピント(78分サツィアス)、ハラランビデス、マルシーニョ、マンドゥーカ(68分アドルノ)
FW:
アイウトン(69分ソラーリ)

チェルシー(イングランド)2−1(TOTAL3−1)ベンフィカ(ポルトガル)
(スタンフォード・ブリッジ/40000人)
≪得点者≫
チェルシー:ランパード21=PK、ラウール・メイレレス90
ベンフィカ:ハビ・ガルシア85
≪出場メンバー≫
【チェルシー】
GK:
ツェフ
DF:
イバノビッチ
、ダビド・ルイス、テリー(59分ケーヒル)、A・コール
MF:
ラミレス
、ミケル、ランパード
FW:
カルー、トーレス(88分ドログバ)、マタ(79分ラウール・メイレレス)
【ベンフィカ】
GK:
アルトゥール
DF:
M・ペレイラ
■■=(40分)、ハビ・ガルシア、エメルソン・コンセイソン、カプデビラ
MF:
ヴィツェル、マティッチ、ブルーノ・セザル
(72分ロドリゴ)、アイマール
FW:
O・カルドソ
(57分ネルソン・オリベイラ)、ガイタン(61分ジャロ)

欧州チャンピオンズリーグ準決勝第1戦日程

17日(火)
日本時間27:45〜
バイエルン(ドイツ)vsレアル・マドリード(スペイン)
(アリアンツ・アレーナ)

18日(水)
日本時間27:45〜
チェルシー(イングランド)vsバルセロナ(スペイン)
(スタンフォード・ブリッジ)

欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2戦日程

24日(火)
日本時間27:45〜
バルセロナ(スペイン)vsチェルシー(イングランド)
(カンプ・ノウ)

25日(水)
日本時間27:45〜
レアル・マドリード(スペイン)vsバイエルン(ドイツ)
(サンティアゴ・ベルナベウ)

 サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は4日、各地で準々決勝第2戦の残り2試合が行われ、レアル・マドリード(スペイン)が2季連続、チェルシー(イングランド)が3季ぶりの準決勝進出を決め4強が出揃った。
 R・マドリードはホームでクリスティアーノ・ロナウド、カカらが得点し、キプロス勢で初めて決勝トーナメントに進んだアポエルを5−2で下し、2戦合計8−2とした。
 チェルシーは終了間際にラウール・メイレレスが決めて2−1でベンフィカ(ポルトガル)に勝ち、2戦合計3−1で勝ち上がった。
 準決勝第1戦は17日にバイエルン(ドイツ)vsR・マドリード、18日にチェルシーvsバルセロナ(スペイン)を実施し、第2戦は24、25日に行われる。
 敵地での第1戦を3−0と制し、今週末の国内リーグで3位バレンシアとの対戦を控えるレアル・マドリードのモウリーニョ監督は一部の選手に休養を与えたが、エースのクリスティアーノ・ロナウドをフル出場させるなど、この試合でも多くの主力を起用した。
 レアルは26分にC・ロナウドのゴールで先制すると、37分にはカカがエリア外左隅から見事なシュートを突き刺し加点。後半22分には意地を見せるアポエルに1点を返されたものの、305分にC・ロナウドが直接FKで自身2点目を奪うと、35分に途中出場のカジェホンもネットを揺らし4点目。37分にPKを与えアポエルに2点目を許したが、その2分後には負傷から復帰したディ・マリアがループシュートで5点目を挙げて試合を締めくくった。なお、この試合で2得点のC・ロナウドは、今季の公式戦得点数を49に伸ばした。
 今季のCLホームゲームで全勝を守ったレアルは、国内リーグ30試合で100得点、CLでも10試合で32得点と好調を続けている。モウリーニョ監督は「チームは好調で、難しい4月に向けて良い準備ができている」と、現状への満足感を表した。
 アルティントップがPKを献上するなど、アポエルに2得点を許したレアルだが、モウリーニョ監督は「変な集中の失い方をしたからといって誰かを批判することはしない。(自身が監督に就任してからの)2年間、このグループは全力を尽くしてきたからだ」と、選手達を擁護した。
 また、レアルにとって10度目となる欧州制覇を目指すモウリーニョ監督は、準決勝で対戦するバイエルンについて「彼らは素晴らしいライバル。クラブとしてもサッカー面でも、とてもパワフルだ」とコメント。「基本的には、私が2年前にインテル(イタリア)を指揮して戦った時と同じチーム」と分析した。
 一方、敗れたとはいえ、2得点を奪って意地を見せたアポエル。キプロス勢として史上初のCLベスト8進出を決めたチームを率いたヨバノビッチ監督は、「妥当な結果。彼らの方が良かった。だが、我々は満足して大会を去る」とコメント。「最も大切なのは、ひどい結果ではなく、我々が2得点を挙げたこと。ゴールがたくさん決まったし、ファンは喜んだだろう」と胸を張った。
 モウリーニョ監督も、アポエルの戦いぶりについて、「今季CLでの最大の快挙。バルセロナ(スペイン)やバイエルン、あるいは我々が優勝したとしても、彼らが成し遂げたことほど大きな快挙とはならないだろう」と、賛辞を送った。
 一方、敵地での第1戦を1−0で勝利したチェルシーは、前半21分にアシュリー・コールがエリア内で倒されてPKを獲得すると、これをランパードが沈めて先制に成功。リードを奪ったチェルシーは、テリーの好守で決定的なピンチを凌ぐと、前半のうちにベンフィカが退場者を出し、俄然優位な状況で前半を折り返す。
 後半もGKツェフの好セーブなどで得点を与えないチェルシーは、ラミレスやトーレスがゴールに迫るも、なかなか追加点を奪えない。すると徐々に10人のベンフィカの反撃を受け、40分にはCKからハビ・ガルシアのヘッドでアウェーゴールを奪われてしまう。
 この失点により、あと1点でトータルスコアで逆転を許す状況となったチェルシーは、その後もオリベイラやアイマールにゴールを脅かされる。それでも、このピンチを凌いだチェルシーは後半ロスタイム、途中出場のラウール・メイレレスが自陣からのカウンターで70メートルを独走すると、最後はエリア外から右足で豪快に叩き込んで勝負あり。苦しみながらも王者バルセロナ(スペイン)との対戦が待ち受ける準決勝への切符を手にした。
 試合後、チェルシーのディ・マッテオ監督は「厳しい試合になることは予想していた。後半、いくつか決定機がありながら2点目を奪えなかったことで、自分達でゲームをより難しくしてしまった」とコメント。それでも、「2試合を通して我々のチームの方が良かったと思う。勝利に値する」と、準決勝進出に喜びを表した。
 また、準決勝で対戦するバルセロナについては「彼らは世界最高のチームの1つ。何度も決勝に進み、トロフィーを獲得している。対戦は楽しみ」とコメントした。
 一方、敗れたベンフィカのジェスス監督は「我々はリスボンでもロンドンでも最高のチームだった。今夜は試合の大半を10人で戦ったにも関わらずだ」と述べ、「我々はより優れたチームとして、胸を張って大会から去る」と自軍のプレーぶりを称えた。

【レアルは余裕の試合運び】
 レアル・マドリードは第1戦のリードを生かして余裕の試合運びだった。
 後半に2点を失ったが、5ゴールを挙げ、モウリーニョ監督は「守備のミスはあったが、責められない。チームはよくやった」とねぎらった。
 大黒柱のクリスティアーノ・ロナウドは前半26分にワンバウンドの左クロスに合わせて先制点を決め、2−1で迎えた後半30分にはペナルティーエリアの左外から直接FKを豪快に蹴り込んだ。「仕事をやり遂げた」と満足げだった。

【意地見せたアポエル】
 アポエル・ニコシアは欧州制覇9度を誇るレアル・マドリードのホームで意地を見せた。
 0−2の後半22分にスルーパスを受けてゴールを決めたMFマンドゥカは「ここで得点できたことをとても誇りに思う」と喜んだ。
 結果的には2−5の黒星を喫して敗退が決まったが、小国キプロスの代表として初めて8強入りした今季の快進撃は色あせない。ヨバノビッチ監督は「今日の結果は重要ではない。今季の戦いぶりを振り返ると誇らしい」と胸を張った。

【ベンフィカは数的不利もシュート22本】
 1点リードされた前半40分、DFペレイラが2枚目の警告で退場となると、アウェーにかけつけたベンフィカ・サポーターには、落胆の表情が見られた。
 しかし、ベンフィカは数的不利も果敢なパス回しを見せ、チェルシーゴールを脅かし続けた。後半に次々と攻撃的な選手を投入すると、シュート数は相手の15本に対して22本と第1戦に続いて上回った。
 後半40分、CKからDFハビ・ガルシアが頭で叩き込むと、サポーターは喜びを爆発させる。
 ジェズス監督は「第1戦も今日の試合も我々の方がいいプレーをした」と胸を張ったが、後半ロスタイムに勝ち越し弾を決められて、力尽きた。
 同監督は「今夜は審判員の判定で不利になった」と、PKの判定や退場処分への不満を口にした。
 試合後、スタジアムは健闘した選手への惜しみない拍手と、審判へのブーイングが響いた。


今季絶望
 3日の欧州チャンピオンズリーグのバルセロナ戦で、後半25分から途中出場し、15分足らずでベンチに下がったミランのブラジル代表FWアレシャンドレ・パト(22)が、左太ももの故障で今季絶望だとわかった。本日5日付「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じた。
 これまで治療を担当したスポーツ・ドクターのメッセマン氏が「彼の今シーズンは終わった。バルセロナ戦であのようなことになるとは予想もしていなかった」と話した。本日5日にМRI(磁気共鳴)検査を受ける。パトは2010年1月に右太ももを痛めてから、内転筋や大腿二頭筋、屈曲筋、足首など左右の足を14回も故障し、満足にプレーできていない。


超サカFLASH

スポンサー契約
 日本女子サッカーリーグは本日、公式スポンサーとして鉄鋼製品流通40社からなる全国ファインスチール流通協議会と契約を結んだと発表した。公式スポンサー契約は4社目。期間は来年3月末まで。

全治3週間
 J1の横浜Mは本日、MF谷口博之が右足首の捻挫で全治3週間の見込みと診断されたと発表した。3日の練習中に負傷した。

契約延長
 ドイツブンデスリーガのバイエルンは4日、ドイツ代表FWマリオ・ゴメス(26)との契約を2016年まで3年間延長したと発表した。2009年にブンデス史上最高額の移籍金3500万ユーロ(約46億3000万円:当時)で、シュツットガルト(ドイツ)からバイエルンへと加入したゴメスは、移籍初年度こそ目立った活躍はできなかったものの、昨季はリーグ得点王に輝く活躍を披露すると、今季もここまでリーグ戦23得点、欧州チャンピオンズリーグでもバルセロナ(スペイン)のFWリオネル・メッシに次ぐ11得点と、ゴールを量産している。


[提携サイト]
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