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本日の超最新情報
2012.04.14.SAT
INDEX
★王者撃破★
Ｊ１第６節
柏２－３仙台
ＦＣ東京１－２鹿島
横浜Ｍ１－１大宮
浦和２－０神戸
清水３－２磐田
名古屋３－１札幌
鳥栖１－０広島
Ｇ大阪３－２川崎
Ｃ大阪０－１新潟
仙台は王者・柏に競り勝って首位キープ！６位浦和は阿部勇樹の先制弾などで快勝して２位急浮上！静岡ダービーは大前元紀の２ゴールなどで清水が勝利！磐田は今季初黒星！
★今季初黒星★
ＪＦＬ第６節第１日
ＭＩＯびわこ滋賀１－４Ｖ・ファーレン長崎
ソニー仙台０－０Ｙ.Ｓ.Ｃ.Ｃ.
ＦＣ琉球３－２ＨＯＹＯ ＡＣ ＥＬＡＮ大分
２位ＭＩＯは大敗して今季初黒星！大勝したＪ準加盟の長崎は暫定３位浮上！
★なでしこ展望★
なでしこリーグ第１節(開幕戦)日程
15日(日)
12:00～
アルビレックス新潟レディースvs伊賀ＦＣくノ一
(新発田市)
12:30～
ＩＮＡＣ神戸レオネッサvsスペランツァＦＣ大阪高槻
(ホームズ)
13:00～
日テレ・ベレーザvs福岡Ｊ・アンクラス
(多摩市陸)
13:00～
エルフェン狭山vs浦和レッズ・レディース
(ＮＡＣＫ)
13:00～
岡山湯郷Ｂｅｌｌｅvsジェフ千葉レディース
(岡山美作)
いよいよ明日15日よりなでしこリーグが開幕！昨季無敗で初優勝したＩＮＡＣは昇格組で丸山桂里奈が新加入した大阪高槻と激突！
★アシスト★
ドイツブンデスリーガ第３１節
シュツットガルト４－１ブレーメン
岡崎慎司は後半３５分から出場、酒井高徳はデビューから１１試合連続のフル出場で４点目をアシスト！５位シュツットガルトは大勝して来季の欧州リーグ出場が確実に！
★フル出場★
ベルギージュピラーリーグ・ＥＬプレーオフ第３戦
サークル・ブルージュ０－０リールセ
川島永嗣は公式戦３９試合連続でフル出場し、好セーブ連発で無失点に貢献！リールセは完封で２位キープ！
★欠場★
イングランドチャンピオンシップ第４３節
サウサンプトン１－３レディング
右足を手術した李忠成は欠場！首位サウサンプトンは２位レディングとの天王山に敗れて２位転落！
★全治６ヶ月★
ビジャレアルのイタリア代表FWロッシ(25)が右膝十字靱帯断裂で全治６ヶ月！6月のユーロ2012(欧州選手権)出場は絶望！
本日の超サカＦＬＡＳＨ
ＦＣ東京のU-23日本代表GK権田修一が鹿島戦で右足首を捻挫し、右膝などを打撲ほか
本文
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★王者撃破★
Ｊ１第６節結果
柏２－３仙台
(柏/12318人)
≪得点者≫
柏：レアンドロ・ドミンゲス55、66
仙台：菅井直樹2、関口訓充56、赤嶺真吾78
≪出場メンバー≫
【柏】
GK：
菅野孝憲
DF：
酒井宏樹■、那須大亮（46分渡部博文）、増嶋竜也、藤田優人■（81分リカルド・ロボ）
MF：
工藤壮人、レアンドロ・ドミンゲス■■=■（88分）、栗澤僚一、茨田陽生、ジョルジ・ワグネル
FW：
田中順也（46分北嶋秀朗）
【仙台】
GK：
林卓人
DF：
菅井直樹（90分田村直也）、鎌田次郎、上本大海■、朴柱成（79分内山俊彦■）
MF：
松下年宏、富田晋伍、太田吉彰■（93分武藤雄樹）、関口訓充
FW：
ウイルソン■、赤嶺真吾
ＦＣ東京１－２鹿島
(味スタ/12318人)
≪得点者≫
ＦＣ東京：田邉草民84
鹿島：興梠慎三66、遠藤康90+4
≪出場メンバー≫
【ＦＣ東京】
GK：
権田修一（29分塩田仁史■）
DF：
徳永悠平、森重真人、チャン・ヒョンス、太田宏介（69分田邉草民）
MF：
高橋秀人、米本拓司、石川直宏■、羽生直剛、谷澤達也■（74分大竹洋平）
FW：
ルーカス
【鹿島】
GK：
曽ヶ端準
DF：
西大伍、岩政大樹■、山村和也、新井場徹
MF：
梅鉢貴秀■、青木剛（70分昌子源）、遠藤康、小笠原満男■
FW：
大迫勇也■（93分増田誓志■）、興梠慎三■（69分ジュニーニョ■）
横浜Ｍ１－１大宮
(ニッパ球/7101人)
≪得点者≫
横浜Ｍ：小野裕二53
大宮：長谷川悠82
≪出場メンバー≫
【横浜Ｍ】
GK：
飯倉大樹
DF：
小林祐三、栗原勇蔵、中澤佑二、ドゥトラ■
MF：
富澤清太郎、中町公祐、中村俊輔■、兵藤慎剛（86分松本翔）
FW：
小野裕二、大黒将志
【大宮】
GK：
北野貴之
DF：
坪内秀介（77分長谷川悠）、菊地光将、金英權、下平匠
MF：
青木拓矢、カルリーニョス■、渡邉大剛、チョ・ヨンチョル、金久保順（84分渡部大輔）
FW：
ラファエル
浦和２－０神戸
(埼玉/25894人)
≪得点者≫
浦和：阿部勇樹53、マルシオ・リシャルデス77
≪出場メンバー≫
【浦和】
GK：
加藤順大
DF：
坪井慶介、永田充、槙野智章、平川忠亮
MF：
鈴木啓太（90分小島秀仁）、阿部勇樹、梅崎司、柏木陽介、マルシオ・リシャルデス（85分濱田水輝）
FW：
ポポ（69分原口元気）
【神戸】
GK：
徳重健太
DF：
奥井諒■（86分三原雅俊）、イグァンソン、高木和道、相馬崇人
MF：
伊野波雅彦、田中英雄、野沢拓也、大久保嘉人■
FW：
都倉賢（71分茂木弘人）、吉田孝行（60分小川慶治朗）
清水３－２磐田
(アウスタ/16334人)
≪得点者≫
清水：高木俊幸、大前元紀48、88
磐田：チョ・ビョングク12、山本康裕90+4
≪出場メンバー≫
【清水】
GK：
林彰洋
DF：
吉田豊（29分河井陽介）、平岡康裕、ヨン・ア・ピン、李記帝
MF：
村松大輔■、枝村匠馬（66分小野伸二）、アレックス
FW：
大前元紀、ジミー・フランサ■（83分高原直泰）、高木俊幸
【磐田】
GK：
八田直樹
DF：
駒野友一、チョ・ビョングク、千代反田充■、山本脩斗
MF：
ロドリゴ・ソウト（79分小林裕紀）、山本康裕、山田大記、松浦拓弥（60分ペクソンドン）、菅沼実（66分阿部吉朗）
FW：
前田遼一
名古屋３－１札幌
(豊田ス/12896人)
≪得点者≫
名古屋：金崎夢生3、オウンゴール15、玉田圭司77
札幌：古田寛幸90
≪出場メンバー≫
【名古屋】
GK：
楢崎正剛
DF：
田中隼磨、田中マルクス闘莉王、増川隆洋、阿部翔平■
MF：
小川佳純（69分中村直志）、ダニルソン（84分吉村圭司）、藤本淳吾、玉田圭司、金崎夢生（79分巻佑樹）
FW：
永井謙佑
【札幌】
GK：
李昊乗
DF：
高木純平■、ノース、奈良竜樹、岩沼俊介
MF：
前貴之（68分岡本賢明）、河合竜二、古田寛幸、宮澤裕樹、近藤祐介（76分キリノ）
FW：
前田俊介（83分三上陽輔）
鳥栖１－０広島
(ベアスタ/9735人)
≪得点者≫
鳥栖：水沼宏太39
≪出場メンバー≫
【鳥栖】
GK：
赤星拓
DF：
丹羽竜平、キム・クナン、小林久晃、呂成海
MF：
岡本知剛（92分黒木晃平）、藤田直之、水沼宏太（74分岡田翔平■）、金民友■、トジン（79分野田隆之介■）
FW：
豊田陽平
【広島】
GK：
西川周作
DF：
ファン・ソッコ■、千葉和彦、水本裕貴
MF：
ミキッチ■、青山敏弘、森崎和幸■、森脇良太、大﨑淳矢（71分石原直樹）、髙萩洋次郎■（71分森崎浩司）
FW：
佐藤寿人
Ｇ大阪３－２川崎
(万博/17134人)
≪得点者≫
Ｇ大阪：中澤聡太45+1、佐藤晃大68
川崎：田坂祐介1、小林悠30
≪出場メンバー≫
【Ｇ大阪】
GK：
藤ヶ谷陽介
DF：
加地亮■、中澤聡太、今野泰幸、藤春廣輝
MF：
武井択也、遠藤保仁■、倉田秋（77分金正也）、寺田紳一（59分二川孝広）
FW：
佐藤晃大、ラフィーニャ（67分阿部浩之）
【川崎】
GK：
西部洋平
DF：
實藤友紀、ジェシ■、森下俊■、小宮山尊信■
MF：
中村憲剛、柴崎晃誠（87分山瀬功治）、田坂祐介■、小林悠（71分楠神順平）
矢島卓郎、レナト（73分小松塁）
Ｃ大阪０－１新潟
(金鳥スタ/9154人)
≪得点者≫
新潟：矢野貴章85
≪出場メンバー≫
【Ｃ大阪】
GK：
キム・ジンヒョン
DF：
茂庭照幸、藤本康太、酒本憲幸、高橋大輔
MF：
扇原貴宏■（78分播戸竜二）、山口螢、キム・ボギョン、清武弘嗣、ブランキーニョ（62分柿谷曜一朗）
FW：
ケンペス
【新潟】
GK：
東口順昭
DF：
村上佑介■、鈴木大輔、石川直樹■、金珍洙■
MF：
三門雄大、本間勲（89分大井健太郎）、田中亜土夢（64分小谷野顕治）、アラン・ミネイロ（80分矢野貴章■）
FW：
ミシェウ■、ブルーノ・ロペス■
Ｊ２第８節日程
15日(日)
13:00～
山形vs富山
(ＮＤスタ)
13:00～
草津vs愛媛
(正田スタ)
13:00～
町田vs栃木
(町田)
13:00～
熊本vs松本
(水前寺)
14:00～
京都vs東京Ｖ
(西京極)
16:00～
千葉vs岡山
(フクアリ)
16:00～
湘南vs横浜ＦＣ
(ＢＭＷス)
16:00～
岐阜vs北九州
(長良川)
16:00～
鳥取vs甲府
(とりスタ)
16:00～
福岡vs水戸
(レベスタ)
16:00～
大分vs徳島
(大銀ド)
超最新TVｽｹｼﾞｭｰﾙ
Ｊ１第６節は本日14日、日立柏サッカー場などで全９試合が行われ、仙台は昨季王者の柏に３－２で競り勝ち、唯一負けなし（５勝１分け）の勝ち点１６で首位を堅持した。２－２の後半３３分に赤嶺が決勝点を挙げた。柏は勝ち点７。
新潟はＣ大阪を１－０、Ｇ大阪は川崎を３－２、鹿島はＦＣ東京を２－１で下し、いずれも今季リーグ戦初白星。
浦和は阿部の加入後初ゴールなどで神戸に２－０、名古屋は札幌に３－１で快勝して勝ち点１３。清水は大前の２点などで磐田を３－２、鳥栖は広島を１－０で破った。大宮と引き分けた横浜Ｍと、５連敗の札幌が未勝利。
柏２－３仙台
【仙台が昨季王者を撃破】
昨季王者を相手に、アウェーに乗り込んだ仙台は割り切っていた。勝ち点差を考慮し、「柏が連覇を狙うなら、ぜがひでも勝ち点３が欲しいはず。勝てればいいが、まずは負けない試合を」と手倉森監督は指示した。
前半２分、右ＣＫから菅井が頭で合わせて先制点を決めると、仙台は守備を固めた。雨で水を多く含んだピッチに柏がパス回しに苦労する一方で、仙台は止まりかけたボールをいち早く奪った。
「相手を勢いに乗せないように、（攻守の）切り替えを速く、コレクティブ（組織的）に」という監督の考えを選手も理解していた。直接ＦＫで失点直後のキックオフからつないで後半１１分に関口が２点目を挙げると、再び追い付かれても、前がかりになる相手の隙を突いて後半３３分に赤嶺が決勝点を決めた。赤嶺は「誰が出ても監督が望むサッカーができれば、勝利につながる」と自信を深めていた。
「この試合で獲得したのは、勝ち点３プラスたくましさ」と手倉森監督。したたかに首位を走る。
★柏がホームで初黒星
柏は後半にレアンドロが２度も同点ゴールを決めたが、３失点で今季ホーム初黒星を喫した。
２－２の後半２４分には工藤の鋭い右クロスに北嶋が得意の形で飛び込んだが、惜しくも右へ外れた。後半から出場したベテランＦＷは「決めるべきところで決め切れなかった」と悔やんだ。
右サイドバックの酒井は果敢な攻撃参加を見せた。今季公式戦で３度目の３失点に「後ろがもっと耐えなきゃいけなかった」と守備面を反省した。
ＦＣ東京１－２鹿島
【鹿島、６戦目の今季初勝利】
前節まで１分け４敗で最下位に沈んでいた鹿島が、６試合目にして今季リーグ戦初勝利。試合終了間際にＭＦ遠藤が決勝ゴールを決めてＦＣ東京を２－１で下した。
ベンチ入り停止処分を受けたジョルジーニョ監督がスタンドで見守る前で、ようやくトンネルを抜け出した。守備的な戦いで前半を０－０で折り返すと、後半２１分、カウンターからＭＦ遠藤が右サイドを突破してチャンスをつくる。パスを受けたＦＷ大迫が中央に流すと、ＦＷ興梠が右足で２試合連続となるゴールを決めて先制した。しかし同３９分、ＧＫ曽ケ端がバックパスをキャッチしたと判定されて間接ＦＫに。２度跳ね返したボールをＭＦ田辺に押し込まれて追い付かれ、今季初勝利は遠ざかったかに見えた。
しかし後半ロスタイム４分過ぎ、カウンターから途中出場のＦＷジュニーニョが左サイドをドリブルで駆け上がると強烈なシュート。これはＧＫにセーブされたが、ゴール前に詰めた遠藤が左足で勝ち越しゴールを叩き込んだ。
「ゴール前にいたら何か起こると思っていた」とヒーローの遠藤はしてやったりの表情。「みんなで勝った。みんなのゴール」とチーム全員で掴み取った勝利であることを強調した。
リーグ戦６試合目での未勝利脱出は、オズワルド・オリベイラ前監督の就任１年目だった2007年シーズンと同じ。同年は終盤９連勝の快進撃で逆転優勝を果たしており、１年目のジョルジーニョ監督もここから巻き返しを狙う。
★逆襲に屈したＦＣ東京
ＦＣ東京は０－１の後半３９分に追い付いてから攻勢に転じたが、ロスタイムの逆襲に屈した。
ポポビッチ監督は「内容自体は悪くないが、どういう（試合の）終わらせ方をするかでナイーブさが出てしまった」と肩を落とした。
後半途中から出場し、ＦＫのこぼれ球を「よく反応できた」と蹴り込んで今季初得点を決めた田辺も複雑な表情。「勝ち点１でも良かったのに、前がかりになりすぎた」と反省を口にした。
横浜Ｍ１－１大宮
【大宮は長谷川が移籍後初得点】
大宮は途中出場のＦＷ長谷川が、貴重な同点シュートを決めた。
後半３２分に投入されると「ラファエルが引いて前線に人がいない感じだったので、前に張ることを意識した」と積極的に相手ゴール前へ。５分後に左クロスをラファエルが頭で落としたボールを左足で蹴り込んだ。
山形から移籍後の初得点。「うまくいかない試合の方が多かったので、何でもいいからきっかけが欲しかった。ゴールという一番いい結果が出た」と喜んだ。
★小野「勝てないと意味ない」
横浜Ｍは小野が先制点を挙げ、開幕戦以来５試合ぶりに得点したが、リードを守れずに引き分けた。
小野は「ゴールを決めても、勝てないと意味がない。みんなストレスが溜まっているが、諦めずに続けないと」と悔しさをにじませた。
これでクラブワーストの開幕から６戦勝ちなしとなった。樋口監督は「点をなかなか取れない中、小野が素晴らしいシュートを決めてくれた。前向きに捉えたい」と話したが、表情は険しかった。
浦和２－０神戸
【浦和が２戦連続で“鬼門突破”】
浦和が神戸とのリーグ戦連敗記録を５でストップ。前節も鹿島に４年ぶりに勝利しており、２戦連続で“鬼門突破”に成功した。
イングランド２部リーグ、レスター・シティーから２季ぶりに古巣復帰したＭＦ阿部が攻守に活躍した。後半８分、柏木のＣＫを正面フリーで受け、埼スタのサポーターの前で移籍後初ゴール。
「槙野が（ゴール前で）潰れてくれた。槙野と（柏木）陽介のいいボールに感謝したい」と、2009年6月27日以来の神戸戦勝利を喜んだ。ペトロビッチ監督も「後半は素晴らしかった。真ん中やサイドから、いい形でチャンスをつくった」と満足げ。鈴木も「やっているサッカーも違うし（苦手という）意識はしていない」と、今季就任した同監督が目指す攻撃的なサッカーに手応えを感じている様子だった。
★神戸は開幕２連勝後に４連敗
神戸は開幕から２連勝後、４連敗となった。これでナビスコカップと合わせた公式戦では５試合連続無得点。今季は野沢ら好選手を補強していい滑り出しを見せたが、その後は長いトンネルから抜け出せない。
前半に大久保がゴールの枠に当たる惜しいシュートは放ったが、全体的には攻め込んでも慎重なプレーが目立った。和田監督は「打たなければ入らない。思い切りも大事」ともどかしそうだった。
清水３－２磐田
【清水、逆転でダービー勝利】
静岡ダービーは、ホームの清水がU-23日本代表候補ＦＷ大前の２ゴールで磐田に３－２で逆転勝ち。磐田は今季公式戦８試合目で初の黒星を喫した。
前半１２分、セットプレーから失点したが、前半終了間際にルーキーＭＦ河井の右クロスにＦＷ高木が頭で合わせて同点。後半開始早々には高木が右からクロスを入れると、ゴール前に走り込んだＦＷ大前が「（高木）トシが凄いボールをくれたので、触るだけだった」とダイビングヘッドで押し込んで勝ち越した。
大前は終了間際の同４３分にもドリブルでペナルティーエリアに切り込むと、倒れ込みながら右足で執念のゴール。自らの２ゴールで勝利を掴んだ22歳は試合後のヒーローインタビューで「お待たせしました！」と絶叫。「皆さんのおかげで勝てたので最高です」とホームのサポーターに感謝していた。
★磐田は今季初黒星
宿敵に快進撃を止められた。磐田はこの日まで、公式戦７戦不敗と好調を維持したまま「静岡ダービー」に臨んだ。前半１２分にＤＦチョ・ビョングクが先制。しかし、同ロスタイムに失点すると、後半にも２失点して逆転負けした。
今季初黒星を喫し、森下監督は「勝ち点を取れなかったのは残念。ただ、選手は持っている力を全て出してくれた。切り替えて明日からトレーニングに励みたい」と、仕切り直しを誓った。
名古屋３－１札幌
【玉田が右足で今季２点目】
名古屋の玉田が後半３２分に今季２点目を決め、札幌を突き放した。ゴール前の狭いスペースで自ら出したパスが永井、金崎と素早く回って再び足元に。利き足とは逆の右足で決め「夢生（金崎）が初めていいパスをくれた。右足でも結構取るんだよ」とおどけた。
昨季は自己最多の１４得点をマーク。ＦＫでも見せ場をつくるなど、32歳のＦＷは衰えを知らない。「自分達のサッカーをするだけ」と先の戦いを見据えた。
★札幌は力負けで５連敗
札幌は攻守で力負けし、連敗が５に伸びた。守備陣は相手の素早い連係についていけず、開始から１５分で２失点。石崎監督は「試合の入り方を意識しないと。先にやられると厳しい」と渋い表情だった。
攻撃もカウンターで好機をつくりながら決定力を欠いた。後半４５分に一矢報いるゴールを挙げた古田は「戦う姿勢、原点を出していきたい」と、努めて前向きに言った。
鳥栖１－０広島
【水沼が豪快先制ゴール】
鳥栖が前半の１点を守り切った。前半３９分、金民友からのボールを、ＤＦを引きつけた金根煥が落とし、水沼が豪快にミドルシュート。「来るかもしれない」と待っていた22歳のミドルシュートは、ゴール左に鋭く突き刺さった。
運動量豊富で守備も堅かった。これまでＪ２での対戦で１分け６敗だった広島を、Ｊ１での初対戦で撃破。「選手に大きな自信になる」と尹晶煥監督は満足げだった。
★広島、堅守の前にゴール遠く
鳥栖の２倍以上となる１３本のシュートを放ちながら、広島は無得点で敗れ、連勝も３で止まった。森保監督は「堅いブロックをこじ開けることができなかった」と淡々と振り返った。
前半は効果的な縦パスを入れられず、後半は決定的な好機をつくりながらも決め切れなかった。前節にＪ１通算１００ゴールを達成し、５得点でリーグトップを走る佐藤も「普段のようにくさびのボールを入れるのが難しかった。悔しい」と話した。
Ｇ大阪３－２川崎
【Ｇ大阪は３発大逆転】
今季はともに不調なチーム同士の対戦となったＧ大阪vs川崎は、ホームのＧ大阪が０－２から３－２と逆転勝ちし、今季６試合目で初勝利を挙げた。
前半は11日に相馬監督を解任し、後任監督が未定、望月監督代行が指揮を執る川崎が主導権を握り、試合開始直後には田坂、前半３０分には小林がゴールを決め２点を先制。
だが、Ｇ大阪は前半終了間際に中澤のヘッド１点を返すと、後半には華麗なパス交換からサイドを崩し、２３分に倉田のスルーパスに抜群のタイミングで飛び出した藤春からの左クロスを、新加入のＦＷ佐藤が合わせて同点。３９分にはまたもサイド攻撃から途中出場の新人、阿部が決めるなど、松波監督の采配も決まった。勝ち越しゴールが決まった時には、松波監督も選手と一緒に抱き合って喜んだ。
試合後、松波監督はリーグ戦初勝利について「なかなか勝てない時期が続いたが良くやってくれた」と語り、逆転勝ちとなった展開にも「プラン通りではないが、２点差だったし攻撃的にいけばと。ガンバらしい攻撃ができた」と満足そう。また、阿部は後半２２分からピッチに立った時には「松波さんに点を取ってこいと言われたので、絶対にとって来ようと思った」と言い、「手を上げていたら（加地から）いいところにきた」と得点シーンを振り返った。
★川崎・望月監督代行「責任は自分」
成績不振で相馬監督を解任した川崎は、望月監督代行が初指揮を執ったが、勝利を逃した。開始直後にサイド攻撃から先手を取り、前半のうちにＣＫから加点。アウェーで最高の滑り出しを見せただけに、リードしてからの戦法が曖昧だったのが悔やまれる。
２－２と追い付かれた後に慌てて投入した前線の３選手も機能せず、望月監督代行は「選手はやってきたことを出した。責任は自分自身にある」と潔く語った。
Ｃ大阪０－１新潟
【矢野の決勝点で新潟が初勝利】
今季古巣に復帰した後半途中出場の矢野のゴールで、新潟が勝った。攻撃の連動性が高まった後半、何度もゴールを脅かし、同４０分に右サイドでフリーの矢野が右足を振り抜いて決勝点を奪った。「なかなか１勝ができなくて苦しかった。一丸となって信じてやってきて良かった」と話し、決勝点以上に６戦目にしてようやく掴んだ勝利を喜んだ。
後半３５分に矢野が投入されると、すぐさま好機が訪れた。「自分のところに来る予感がした」と同４０分、右サイドでフリーの矢野の元へ相手ＤＦのクリアボールが来た。迷わず右足を振り抜いたシュートはゴールネットを突き刺した。
黒崎監督は「チームにどうフィットするか、彼も私も悩んだ。彼にとっても、我々にとっても大きい」と、ホッとした表情を浮かべた。
★Ｃ大阪、クリアボールが決勝点
Ｃ大阪は前半にスピードのあるパス交換で新潟を自陣に張りつけたが、ゴールを奪えなかった。ＤＦ茂庭は「（新潟は）まだ勝っていないのが信じられないくらい守備が堅かった。下位にいるチームではない」と言う。逆に自らのクリアボールが新潟の決勝点につながり、厳しい表情を浮かべた。
今季初の２連勝はならず、ソアレス監督は「失点は不運な面もあった。次の試合に向けて修正していきたい」と切り替えた。
←
★今季初黒星★
ＪＦＬ第６節第１日結果
ＭＩＯびわこ滋賀１－４Ｖ・ファーレン長崎
(東近江/522人)
≪得点者≫
ＭＩＯ：阪本晃司66
長崎：マイケル・ジェームズ27、岩間雄大46、有光亮太82=PK、古部健太90+4
ソニー仙台０－０Ｙ.Ｓ.Ｃ.Ｃ.
(ユアスタ/356人)
ＦＣ琉球３－２ＨＯＹＯ ＡＣ ＥＬＡＮ大分
(沖縄県陸/1322人)
≪得点者≫
琉球：田中靖大5、佐藤将也17、高橋駿太37
ＥＬＡＮ：中嶋雄大10=PK、安藤寛明55
ＪＦＬ第６節最終日日程
15日(日)
13:00～
栃木ウーヴァvsホンダロック
(栃木市)
13:00～
カマタマーレ讃岐vsツエーゲン金沢
(丸亀)
13:00～
佐川印刷vsＨｏｎｄａ ＦＣ
(金鳥スタ)
13:00～
ブラウブリッツ秋田vs長野パルセイロ
(秋田陸)
13:00～
横河武蔵野vsＳＡＧＡＷＡ ＳＨＩＧＡ ＦＣ
(西が丘)
サッカーの日本フットボールリーグ（ＪＦＬ）は本日14日、第６節第１日の３試合が行われ、２位ＭＩＯびわこ滋賀は６位Ｖ・ファーレン長崎に１－４で大敗し、今季初黒星を喫した。長崎は暫定３位浮上。
←
★なでしこ展望★
なでしこリーグ第１節(開幕戦)日程
15日(日)
12:00～
アルビレックス新潟レディースvs伊賀ＦＣくノ一
(新発田市)
12:30～
ＩＮＡＣ神戸レオネッサvsスペランツァＦＣ大阪高槻
(ホームズ)
13:00～
日テレ・ベレーザvs福岡Ｊ・アンクラス
(多摩市陸)
13:00～
エルフェン狭山vs浦和レッズ・レディース
(ＮＡＣＫ)
13:00～
岡山湯郷Ｂｅｌｌｅvsジェフ千葉レディース
(岡山美作)
サッカー女子のプレナスなでしこリーグは明日15日に各地で開幕する。ロンドン五輪や日本で開催されるU-20（20歳以下）ワールドカップを控える今季、前半戦は選手にとって代表選出を懸けたアピールの場ともなり、熱戦が期待される。
２連覇を狙う昨季無敗王者のＩＮＡＣ神戸は、開幕戦で本拠地のホームズスタジアム神戸で大阪高槻と対戦する。体調不良のＭＦ澤の出場は当日の様子を見ての判断となる。日本代表ＭＦ阪口が加入した昨季２位の日テレはホームで福岡ＡＮと、昨季３位の浦和はアウェーでＡＳ狭山と対戦。日本代表ＭＦ宮間を擁する昨季４位の岡山湯郷はホームで千葉を迎え撃つ。
昨年の福島第１原発事故の影響で休部した東京電力に代わり、２部に当たるチャレンジリーグから大阪高槻が自動昇格。昨季の９チームから１０チームに戻し、ホームアンドアウェー方式で争う。6月の第９節の後はロンドン五輪とリーグカップ戦を挟み、9月の第１０節から再開する。最下位はチャレンジリーグ１位と自動入れ替え。９位は入れ替え戦に回る。
【澤の開幕戦出場は微妙】
ＩＮＡＣ神戸は本日14日、約１時間の最終調整をセットプレー確認などに費やした。「良性発作性頭位めまい症」からの回復が心配されるＭＦ澤は、予定していたヘディングの最終確認を行わなかった模様だ。ミニゲームでは軽快な動きを見せていたが、星川監督は「当日の（体調の）感じで決める」と話し、開幕戦の出場は微妙となった。
３トップの一角で先発出場が濃厚な18歳の新人、ＦＷ京川は「得点にこだわりたい。２桁を目標にしたい」と意気込みを話した。
【丸山、開幕戦に意欲】
サッカー女子プレナスなでしこリーグ、スペランツァＦＣ大阪高槻のＦＷで昨年のワールドカップ（Ｗ杯）優勝メンバー、丸山桂里奈が13日、大阪府高槻市内で行われた所属クラブの練習に参加し「最初でも途中でも出られたらいい」と話し、右膝靱帯故障からの復帰戦となる15日のリーグ開幕戦出場に意欲を示した。
15日は澤穂希らを擁するＩＮＡＣ神戸との対戦。「澤さんはケガをした時に心配してくれた。復帰を喜んでくれると思うので、その姿を見せたい」と意気込んだ。井上晴雄監督は「（出場の）可能性はないとは言い切れない」と述べた。
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★アシスト★
ドイツブンデスリーガ第３１節結果
シュツットガルト４－１ブレーメン
(メルセデス・ベンツ・アレーナ/59000人)
≪得点者≫
シュツットガルト：ゲントナー37、ハルニク45+1、53、カカウ89
ブレーメン：ローゼンベリ25
≪出場メンバー≫
【シュツットガルト】
GK：
ウルライヒ
DF：
酒井高徳、タスチ、ニーダーマイアー■、モリナーロ
MF：
Ｗ・クビスト、ゲントナー、ハイナル（80分岡崎慎司）、ハルニク（86分カカウ）
FW：
イビシェビッチ、シーバー（90分Ｉ・トラオレ）
ドイツブンデスリーガは13日、第３１節の１試合が行われ、ＦＷ岡崎慎司とＤＦ酒井高徳が所属する５位シュツットガルトは、ホームで８位ブレーメンに４－１と大勝した。３連勝で勝ち点４９とし、来季の欧州リーグ（ＥＬ）出場が有力になった。右サイドバックで先発した酒井はデビューから１１試合連続でフル出場を果たすとともに、１アシストを記録。ケガから復帰の岡崎は後半３５分からピッチに立った。
ＭＦ香川真司のゴールで先制された後、４－４で引き分けた第２８節のドルトムント戦、４－１で大勝した第２９節のマインツ戦、さらには３－１で快勝した前節のアウクスブルク戦と、このところ先手を奪われても最終的には３点以上をマークしているシュツットガルトは、来季の欧州リーグ出場を争うブレーメンをホームに迎え、前半２５分に失点するも、３７分にゲントナーが決めて追い付くと、前半ロスタイムにはハルニクにゴールが生まれ、逆転に成功して前半を折り返す。
シュツットガルトは後半に入っても手を緩めず、８分にハルニクがこの日２点目のゴールを挙げて突き放すと、４４分には酒井がペナルティーエリア左からのＦＫでカカウのゴールをアシスト。この日も大量４得点を挙げたシュツットガルトはこれで９戦無敗とし、ＥＬ出場に大きく近付いた。
この勝利に、ラッバディア監督は「私は普段もっと抑え気味な人間だが、今日はもうスーパーマッチと言うしかない。チームは開始から相手にプレスをかけ続けた。監督として、非常に満足だよ」と声を弾ませた。
一方、ケガにより８選手を欠くブレーメンは、これでＥＬ出場の可能性が非常に厳しくなった。シャーフ監督は「前半終了間際の失点は余計だった」と語り、「シュツットガルトは自信に溢れていた。それに対し、我々はあまりにも臆病だった」と振り返った。
シュツットガルトの次戦は21日、敵地でケルンと対戦する。
【岡崎、短時間に悔しそうな表情】
後半に途中出場した岡崎は、チームの完勝にも「自分が出ないと」と悔しさをにじませた。
ゴール前で酒井からのスルーパスを受ける場面もあったがシュートには持ち込めなかった。約１０分間の出場で目立った活躍はできなかった。
今季はここまで７得点。「今は不完全燃焼」ともどかしそうだが「体は動く。あと３試合だが、１０得点はどうしてもいきたい」と、こだわりを見せた。
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★フル出場★
ベルギージュピラーリーグ・ＥＬプレーオフ第３戦結果
サークル・ブルージュ０－０リールセ
(ヤン・ブレイデル・スタディオン/15000人)
ベルギージュピラーリーグ（ベルギー１部）で、日本代表ＧＫ川島永嗣が所属するリールセは14日、来季欧州リーグ予選出場権が懸かったプレーオフ第３戦でサークル・ブルージュとアウェーで対戦し、０－０で引き分けた。川島は公式戦３９試合連続でフル出場し、好セーブ連発で勝ち点１に貢献した。
リールセは、スコアレスで迎えた後半３６分に退場者を出すなど苦しみながらもを完封。引き分けに持ち込んだ。
この結果、サークル・ブルージュが２勝１分けの勝ち点７で１位。リールセが１勝２分けの勝ち点５で、２位につけている。
レギュラーシーズン１２位で１部に残留したリールセは、７～１４位の８チームを２グループに分けたプレーオフを勝ち抜くと、１～６位によるプレーオフの４位と来季欧州リーグ予選出場権を争う。
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★欠場★
イングランドチャンピオンシップ第４３節結果
サウサンプトン１－３レディング
(セント・メアリーズ/30000人)
≪得点者≫
サウサンプトン：ランバート48、
レディング：ロバーツ20、ル・フォンドル72、90
≪出場メンバー≫
【サウサンプトン】
GK：
Ｋ・デイビス
DF：
ジョゼ・フォンテ、バターフィールド、フォックス、ホーイフェルト
MF：
コーク、ハモンド（76分ド・プラード■）、チャプロウ■（53分デ・リデル）
FW：
ランバート、シャープ、ララナ
サッカーのイングランドチャンピオンシップ（イングランド２部）は9日、第４３節が行われ、ＦＷ李忠成が所属する首位サウサンプトンは、２位レディングとの天王山対決に１－３で敗れた。右足を手術した李はベンチから外れた。
サウサンプトンは２４勝１０分け９敗で勝ち点８２のままで、２位に転落した。レディングは首位浮上。イングランドチャンピオンシップは残り３試合で、サウサンプトンは早ければ17日のピーターボロ戦でプレミアリーグ昇格が決定する。
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★全治６ヶ月★
スペインリーガエスパニョーラのビジャレアルは14日、所属するイタリア代表ＦＷジュゼッペ・ロッシ(25)が13日の練習中に右膝の十字靱帯を断裂する負傷を負い、復帰まで６ヶ月を要する見込みと発表した。近く手術を受ける。
ロッシは昨年10月のレアル・マドリード（スペイン）戦で同じ右膝の靱帯を断裂した。復帰を目指す中での故障再発で、6月のユーロ2012（欧州選手権）出場も絶望的となった。
イタリア代表では、アントニオ・カッサーノ（ミラン／イタリア）が心疾患から回復するも万全ではなく、マリオ・バロテッリ（マンチェスター・シティー／イングランド）は規律面での問題を抱えており、チェーザレ・プランデッリ監督にとって、前線のオプションに関する悩みがまた１つ増えた形となった。
ユーロ2012でグループＣに属するイタリアは、6月10日に前回王者スペインと対戦し、その後、クロアチア、アイルランドとグループリーグを戦う。
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【超サカＦＬＡＳＨ】
★負傷退場★
Ｊ１のＦＣ東京は本日、U-23（23歳以下）日本代表ＧＫ権田修一が同日の鹿島戦（味スタ）で右足首を捻挫し、右膝などを打撲したと発表した。相手選手と激突し、前半２９分で途中交代した。明日15日に検査を受ける予定。
★全治３～４週間★
Ｊ１札幌は本日、ＦＷ大島秀夫が左太ももの肉離れで全治３～４週間と診断されたと発表した。12日の練習中に負傷した。
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