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本日の超最新情報
新潟レディースの女子日本代表FW菅澤優衣香が五輪絶望!!
2012.04.17.TUE

INDEX

組み合わせ
U-23日本代表が出場するトゥーロン国際大会(5月23日〜6月1日・フランス)のグループリーグの組み合わせが決定!日本はトルコ、オランダ、モロッコと同じグループA!ロンドン五輪のグループリーグ組み合わせ抽選は24日!

完勝
アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第4節
グループB
バニヤス(UAE)0−0アル・イティハド(サウジアラビア)
アル・アラビ(カタール)0−1パフタコル(ウズベキスタン)
グループD
ピルズィ(イラン)1−1アル・ガラファ(カタール)
アル・ヒラル(サウジアラビア)2−1アルシャバブ・アルアラビ(UAE)
グループF
ブリスベン・ロアー(オーストラリア)1−2蔚山現代(韓国)
FC東京3−0北京国安(中国)
グループH
全北現代(韓国)3−2ブリーラム・ユナイテッド(タイ)
広州恒大(中国)3−1

初出場のFC東京は渡邉千真の先制弾などで完勝し、決勝トーナメント進出に大きく前進!J王者・柏は競り負けてグループHの最下位転落!

CL展望
欧州チャンピオンズリーグ準決勝第1戦日程
17日(火)
日本時間27:45〜
バイエルン(ドイツ)vsレアル・マドリード(スペイン)
(アリアンツ・アレーナ)
18日(水)
日本時間27:45〜
チェルシー(イングランド)vsバルセロナ(スペイン)
(スタンフォード・ブリッジ)
宇佐美貴史のバイエルンはレアルと、史上初の連覇を狙うバルサはチェルシーと激突!

ベンチ外
スペインリーガエスパニョーラ第34節
ヘタフェ5−1セビージャ
指宿洋史は遠征メンバー外!7位セビージャは逆転で大敗して9位転落!

痛恨黒星
イングランドプレミアリーグ第34節
アーセナル1−2ウィガン
21日にチェルシー戦を控える3位アーセナルはホームで痛恨の黒星を喫し、3位キープに暗雲!

退院
試合中に突然倒れて78分間心肺停止し、ロンドンの病院で治療を受けていたボルトンMFムアンバ(24)が退院!

五輪絶望
なでしこリーグ、新潟レディースの女子日本代表FW菅澤優衣香(21)が右膝前十字靱帯断裂で全治6ヶ月!7月のロンドン五輪出場は絶望!

本日の超サカFLASH
フランスリーグ1第32節結果ほか


本文
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組み合わせ
 サッカー男子、U-23(23歳以下)日本代表が出場するトゥーロン国際大会(5月23日〜6月1日・フランス)のグループリーグの組み合わせが本日17日、決定した。日本はトルコ、オランダ、モロッコと同じグループAに入った。グループBにはベラルーシ、エジプト、フランス、メキシコが入り、各グループ上位2チームが準決勝に進出する。
 日本は5月23日にトルコ、25日にオランダ、27日にモロッコと対戦する。準決勝は30日に、6月1日に3位決定戦と決勝が行われる。モロッコ、ベラルーシ、エジプト、メキシコと五輪出場を決めている国が参加しており、日本にとってはロンドン五輪の前哨戦の意味合いもある。関塚監督は「貴重なシミュレーションになる」と位置づけた。
 5大会連続9度目の本大会出場となるロンドン五輪のグループリーグ組み合わせ抽選は24日に行われる。


完勝
アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第4節結果

グループB:

バニヤス(UAE)0−0アル・イティハド(サウジアラビア)

アル・アラビ(カタール)0−1パフタコル(ウズベキスタン)
≪得点者≫
パフタコル:アブドゥホリコフ41

グループD:

ピルズィ(イラン)1−1アル・ガラファ(カタール)
≪得点者≫
ピルズィ:カリミ85
アル・ガラファ:クアイエ90+1

アル・ヒラル(サウジアラビア)2−1アルシャバブ・アルアラビ(UAE)
≪得点者≫
アル・ヒラル:エル・アラビ45+1、68
アルシャバブ・アルアラビ:キエーザ29

グループF:

ブリスベン・ロアー(オーストラリア)1−2蔚山現代(韓国)
≪得点者≫
ブリスベン:ステファヌット25
蔚山現代:ベレス11、カク・テヒ73

FC東京3−0北京国安(中国)
(味スタ/9537人)
≪得点者≫
FC東京:渡邉千真7、大竹洋平45+1、谷澤達也57
≪出場メンバー≫
FC東京
GK:
塩田仁史
DF:
徳永悠平、森重真人、チャン・ヒョンス、太田宏介
MF:
米本拓司(51分谷澤達也)、長谷川アーリアジャスール、石川直宏、大竹洋平、田邉草民(90+2分丸山祐市)
FW:
渡邉千真(76分平山相太)

グループH:

全北現代(韓国)3−2ブリーラム・ユナイテッド(タイ)
≪得点者≫
全北現代:イ・ドングク25、26、チョ・ソンファン80
ブリーラム:オハンジャ20、56

広州恒大(中国)3−1

(天河体育中心体育場/58500人)
≪得点者≫
広州恒大:コンカ29=PK、ムリキ58、83
:酒井宏樹50
≪出場メンバー≫

GK:
菅野孝憲
DF:
酒井宏樹、増嶋竜也、渡部博文、藤田優人(68分田中順也)
MF:
大谷秀和、茨田陽生(46分澤昌克)、レアンドロ・ドミンゲス、ジョルジ・ワグネル、栗澤僚一
FW:
工藤壮人(68分リカルド・ロボ)

アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第4節日程

18日(水)

グループA:

日本時間23:00〜
ナサフ(ウズベキスタン)vsアル・ラヤン(カタール)

日本時間24:45〜
アル・ジャジーラ(UAE)vsエステグラル(イラン)

グループC:

日本時間25:00〜
ラフウィヤ(カタール)vsセパハン(イラン)

日本時間26:45〜
アル・アハリ(サウジアラビア)vsアル・ナスル(UAE)

グループE:

日本時間19:00〜
アデレード・ユナイテッド(オーストラリア)vs浦項スティーラース(韓国)

日本時間21:00〜
ブニョドコル(ウズベキスタン)vs
G大阪
(JARスタジアム)

グループG:

19:00〜
名古屋vs天津泰達(中国)
(瑞穂陸)

日本時間19:30〜
城南一和(韓国)vsセントラルコースト(オーストラリア)

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アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ順位表
(第4節第1日終了時)

グループA

1位 アル・ジャジーラ
勝点9 得9 失5
得失点差 +4
3勝
(3試合消化)

2位 エステグラル
勝点4 得2 失2
得失点差 ±0
1勝1分1敗
(3試合消化)

3位 アル・ラヤン
勝点3 得5 失5
得失点差 ±0
1勝2敗
(3試合消化)

4位 ナサフ・カルシ
勝点1 得3 失7
得失点差 -4
1勝2敗
(3試合消化)

グループB

1位 アル・イティハド
勝点10 得8 失1
得失点差 +7
3勝1分
(4試合消化)

2位 パフタコル
勝点7 得5 失6
得失点差 -1
2勝1分1敗
(4試合消化)

3位 バニ・ヤス
勝点5 得3 失2
得失点差 +1
1勝2分1敗
(4試合消化)

4位 アル・アラビ
勝点0 得2 失9
得失点差 -7
4敗
(4試合消化)

グループC

1位 セパハン
勝点7 得4 失2
得失点差 +2
2勝1分
(3試合消化)

2位 アル・アハリ
勝点4 得3 失3
得失点差 ±0
1勝1分1敗
(3試合消化)

3位 アル・ナスル
勝点3 得3 失4
得失点差 -1
1勝2敗
(3試合消化)

4位 ラフウィア
勝点3 得3 失4
得失点差 -1
1勝2敗
(3試合消化)

グループD

1位 ピルズィ
勝点8 得11 失3
得失点差 +8
2勝2分
(4試合消化)

2位 アル・ヒラル
勝点6 得7 失6
得失点差 +1
1勝3分
(4試合消化)

3位 アル・ガラファ
勝点3 得4 失7
得失点差 -3
3分1敗
(4試合消化)

4位 アル・シャバブ・アルアラビ
勝点2 得3 失9
得失点差 -6
2分2敗
(4試合消化)

グループE

1位 浦項スティーラース
勝点6 得4 失2
得失点差 +2
2勝1敗
(3試合消化)

1位 アデレード・ユナイテッド
勝点6 得4 失2
得失点差 +2
2勝1敗
(3試合消化)

3位
G大阪
勝点3 得3 失6
得失点差 -3
1勝2敗
(3試合消化)

4位 プニョドコル
勝点3 得4 失5
得失点差 -1
1勝2敗
(3試合消化)

グループF

1位
FC東京
勝点8 得8 失3
得失点差 +5
2勝2分
(4試合消化)

2位 蔚山現代
勝点8 得7 失5
得失点差 +2
2勝2分
(4試合消化)

3位 ブリスベン・ロアー
勝点2 得3 失6
得失点差 -3
2分2敗
(4試合消化)

4位 北京国安
勝点2 得3 失7
得失点差 -4
2分2敗
(4試合消化)

グループG

1位
名古屋
勝点5 得6 失3
得失点差 +3
1勝2分
(3試合消化)

1位 城南一和
勝点3 得4 失4
得失点差 ±0
3分
(3試合消化)

3位 セントラル・コースト
勝点3 得2 失2
得失点差 ±0
3分
(3試合消化)

4位 天津泰達
勝点2 得1 失4
得失点差 -3
2分1敗
(3試合消化)

グループH

1位 広州恒大
勝点7 得9 失4
得失点差 +5
2勝1分1敗
(4試合消化)

2位 全北現代
勝点6 得7 失12
得失点差 -5
2勝2敗
(4試合消化)

3位 ブリーラム・ユナイテッド
勝点6 得7 失8
得失点差 -1
2勝2敗
(4試合消化)

4位

勝点4 得8 失7
得失点差 +1
1勝1分2敗
(4試合消化)

 サッカーのアジアチャンピオンズリーグ(ACL)は本日17日、各地でグループリーグ第4節が行われ、グループFでは天皇杯全日本選手権覇者のFC東京が東京・味の素スタジアムで北京国安(中国)に3−0で快勝し、2勝2分けの勝ち点8で決勝トーナメント進出へ大きく前進した。グループHでは昨季J1王者の柏がアウェーで広州(中国)に1−3で敗れ、1勝1分け2敗で勝ち点4のままで最下位に落ちた。
 初出場のFC東京は前半に渡邉、大竹が得点し、後半にも1点を加えた。次節5月2日のブリスベン・ロアー戦(国立)で引き分け以上ならグループリーグ突破が決まる。同じく初出場の柏は0−1の後半に酒井が同点としたが、その後に2失点した。

【米本は亜脱臼】
 FC東京は21歳の守備的MF米本が後半6分に負傷退場した。右肩を包帯で巻いたまま試合会場を後にしたが「亜脱臼だけどもう痛みはない。すぐ(プレー)できると思う」と深刻な様子ではなかった。
 U-23代表の関塚監督が観戦。代表復帰を狙う米本は持ち前のボール奪取能力を存分に見せつけ「(相手に)食われてはいけないと思っていた」と納得顔で話した。

【酒井、ACL2点目】
 柏は後半5分にレアンドロ・ドミンゲスがFKを蹴ると、ゴール前の混線から酒井が押し込んだ。今季のACLで自身2点目となったが、チームはその後に2失点。「ゴールはたまたま。得点した後に失点してしまうのを改善しないといけない」と反省した。
 守備面でも広州の強力な攻撃陣に手を焼いた。「このグループの中でも力が抜けている。前線の外国人選手は止めるのが難しかった」と振り返った。

【必勝期すガンバ】
 サッカーのアジアチャンピオンズリーグのグループリーグ・グループEで3位につけるG大阪の松波監督は本日17日、タシケントで明日18日のブニョドコル(ウズベキスタン)戦に向けた前日会見に臨み、「(グループリーグ突破には)絶対に勝ち点3が必要な状況。敵地で厳しいが、勝ち点3を取るために100パーセントの力を出し切りたい」と、必勝を期した。
 G大阪は3日にホームでブニョドコルに快勝したが、この試合で先制ゴールを挙げたMF遠藤が累積警告で出場停止。現在1勝2敗の勝ち点3で並ぶブニョドコルに敗れれば、最下位に転落して決勝トーナメント進出は厳しくなる。松波監督は遠藤の欠場にも「違う選手が出ても、また違ったガンバの色が出せる」と自信を示し、「ゲームの入りが非常に大事」とポイントを挙げた。

【名古屋は主力不在にもピクシー自信】
 サッカーのアジアチャンピオンズリーグ(ACL)グループリーグ・グループGで明日18日に天津(中国)と対戦する名古屋のストイコビッチ監督は本日17日、名古屋市瑞穂陸上競技場で前日会見し、藤本ら主力を欠く戦いにも「重要な選手がいないが、我々の質の高い戦い方をするだけ」と自信を見せた。
 藤本は警告累積で出場停止、闘莉王が左すね痛、ケネディが腰の痛みで欠場する。それでも、3日にアウェーで天津に3−0で快勝してグループGの首位に立った流れを受け、指揮官は「同じプレーを繰り返して勝ちたい」と再現に期待した。


CL展望
欧州チャンピオンズリーグ準決勝第1戦日程

17日(火)
日本時間27:45〜
バイエルン(ドイツ)vsレアル・マドリード(スペイン)
(アリアンツ・アレーナ)

18日(水)
日本時間27:45〜
チェルシー(イングランド)vsバルセロナ(スペイン)
(スタンフォード・ブリッジ)

欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2戦日程

24日(火)
日本時間27:45〜
バルセロナ(スペイン)vsチェルシー(イングランド)
(カンプ・ノウ)

25日(水)
日本時間27:45〜
レアル・マドリード(スペイン)vsバイエルン(ドイツ)
(サンティアゴ・ベルナベウ)

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 欧州チャンピオンズリーグは17日、18日に準決勝第1戦が行われ、17日にはレアル・マドリード(スペイン)が敵地でバイエルン(ドイツ)と対戦する。レアルのジョゼ・モウリーニョ監督は前日会見の席で、自分達が不利な立場のようだとコメントし、バイエルン関係者に皮肉を見舞った。
 この一戦を前に、バイエルンの幹部や元選手らは、過去の成績で優位に立っていることもあり、レアルを撃破しての決勝進出に自信を見せている。これを受け、モウリーニョ監督は「フランツ・ベッケンバウアーやオットマール・ヒッツフェルト、カール・ハインツ・ルンメニゲといったバイエルン関係者達のコメントを聞いたり読んだりする。彼らは全員が同じ意見だ。レアルは優れたチームではなく、バイエルンが有利で、我々が彼らに対してコンプレックスを抱いていると言っている。だからそれを聞いて、私も我々が不利な立場なんだろうと思ったよ」とバイエルン関係者に皮肉を突きつけた。
 一方で「バイエルンはとてもいいチームで、素晴らしい指揮官と優れた選手達がいる。力強い組織を持ったクラブだ」と対戦相手を称えるコメントも残した。
 また、事あるごとに審判を批判することで知られるモウリーニョ監督だが、バイエルン戦を英国人のハワード・ウェブ主審が担当することについて聞かれると、「レアルは全ての審判と良好な関係にある」とコメント。「我々は彼らがいい仕事をするように願うし、選手達はいつものようにプレーする。判定が正しいものであることを願いつつだ」と、審判団を信頼していると語った。一方で「だが、ミスがあり得ることも、そういったミスが試合の結果を決める可能性があることも分かっている」と語った。
 モウリーニョ監督が就任するまで、CLでは6年連続でベスト16敗退に終わっていたレアルだが、同監督がチームを率いてからは2年連続で準決勝に駒を進めた。
 モウリーニョ監督は「長いことレアルはこのステージまで来ていなかった。だがこの2シーズン、我々は2度のベスト4進出を果たした。22試合で1敗だ。その1敗(昨季の準決勝バルセロナ戦)には、ストーリーがある」とコメント。「我々に失うものはない。今季唯一それがあったのは、昨季優勝した国王杯だ。リーガやCLは我々のものではなかったから、失うのではなく手に入れるだけだ」と、タイトルへの執念をうかがわせた。
 当日のメンバー構成について、モウリーニョ監督は明かさなかったが、「迷いは一切ない。誰を先発させ、誰をベンチに置き、誰がスタンド観戦となるかはもう決まっている」「すでに熟考を重ねてきたし、決断に疑問の余地はない。簡単な決定だった」と、心の中ではすでにプランが固まっていると述べた。
 なお、会見ではスペイン語、英語、イタリア語で応対したモウリーニョ監督だが、ドイツ語については通訳が必要だった。同監督は「私はこれ(通訳のイヤホン)が必要なところで仕事はしない。コミュニケーションは大事で、ドイツ語は私が全く分からないものだ。とても難しい」と付け加え、ドイツで指揮を執ることはないと語った。

【ハインケス監督はクリーンな展開を予想】
 バイエルン(ドイツ)は本日17日、ホームにレアル・マドリード(スペイン)を迎える。世界的なビッグクラブである両者は、過去に多くの因縁を抱えているが、現在バイエルンを指揮するユップ・ハインケス監督は前日会見で、クリーンな展開の試合になるだろうと語った。
 CLの前身であるチャンピオンズカップ時代を含め、バイエルンとレアルが対戦するのはこれが19度目で、これまでの18戦ではバイエルンが10勝と優勢に立っている。さらに、準決勝の舞台だけで見れば、4度の対戦のうち、バイエルンが3度決勝に駒を進めている。
 両者が対戦するのは2006−2007年シーズン以来5年ぶり。かつてのはピッチ外での罵り合いやピッチ上でのダーティーなプレーもあったが、ハインケス監督は「当時からサッカーは変わっている。今はたくさんのテレビカメラがあるし、一線を越えることはないだろう。もし何かあっても、そういうことをコントロールする審判もいる」と語り、荒れた試合にはならないはずだとの見解を示した。
 バイエルンのレジェンドであり、現在同クラブの名誉会長を務めるフランツ・ベッケンバウアー氏は、かつてレアルのジョゼ・モウリーニョ監督を「無礼で教養がない」と批判したことがある。だが、ハインケス監督は「私はモウリーニョの動向を追ってきたが、彼はどこへ行っても大きな成功を収めてきた指揮官だ」とコメント。「守備的な監督だとも思わない。モダンサッカーではチームとしてバランスが必要で、彼はあらゆる記録も破ってきた。欧州最高の監督の1人だと言える」と、敵将に賛辞を送った。
 ハインケス監督は、バイエルンとレアルの両クラブにとって縁の深い人物で、1988年のチャンピオンズカップ準々決勝ではバイエルンの指揮官としてレアルと対戦。この時は第1戦で3−0とリードしながら1点差に詰め寄られて試合を終えると、第2戦を0−2で落とし、2戦合計3−4で敗退した。一方で、10年後の1998年には、レアルの指揮官としてクラブに32年ぶり6度目となる欧州王座のタイトルをもたらしている。
 現在でもレアルのことを常に気にかけているという同監督は「私は彼らのことをよく知っている。彼らのプレーの仕方も分かっているし、現在の選手やリザーブチームのメンバーまで把握している」と相手の分析に自信を見せ、「多くのゴールを決めているし、個の力を持った素晴らしい選手達がいる。だが、それは我々も同じ」と、大一番へ向け意気込んだ。
 一方、指揮官とともに記者会見に出席したバイエルンのDFフィリップ・ラームは、レアルのFWクリスティアーノ・ロナウドについて、「彼のような選手には大きな敬意を払わなければいけない」と警戒心を示すとともに「現在のレベルにたどり着くために、彼がどれだけ努力したかは分かっている。トッププレーヤーにはみんな才能が備わっているけど、あのレベルに達するには自分を律する力と相当な努力が必要だったに違いない」と、相手エースを称賛した。


ベンチ外
スペインリーガエスパニョーラ第34節結果

ヘタフェ5−1セビージャ
(コリセウム・アルフォンソ・ペレス/10000人)
≪得点者≫
ヘタフェ:M・トーレス35、ラセン49、ミク63、71、ペドロ・リオス69
セビージャ:ネグレド19
≪出場メンバー≫
【セビージャ】
GK:
ハビ・バラス
DF:
コケ、エスキュデ、ファシオ、F・ナバーロ
(56分ババ・ディアワラ)
MF:
メデル(80分カンパーニャ)、ルーナ、ヘスス・ナバス、トロホウスキ

FW:
デル・モラル(72分ラキティッチ)、ネグレド

 スペインリーガエスパニョーラは16日、第34節の残り1試合が行われ、11位ヘタフェはFW指宿洋史が所属する7位セビージャに5−1で大勝を収めた。この結果、欧州カップ出場権を巡る争いは、5試合を残してますます激化した。指宿は遠征メンバーから外れた。
 ここ5試合で4勝と好調なセビージャをホームに迎えたヘタフェは、前半19分にネグレドに先制点を許すも、35分にM・トーレスが決めて前半を同点で折り返すと、後半に攻撃陣が爆発。4分のラセンのゴールを皮切りに、ミクの2得点などで4ゴールを追加し、セビージャ相手に大勝を収めた。
 この結果、ヘタフェは順位こそ11位から変わらなかったものの、勝ち点を45とし、7位アスレティック・ビルバオから、8位アトレティコ・マドリード、9位セビージャ、10位エスパニョール、11位ヘタフェまでが同勝ち点で並ぶ大混戦。また、欧州リーグ出場圏内の6位オサスナ(勝ち点46)にも1ポイント差、欧州チャンピオンズリーグ出場圏内の4位マラガとも6ポイント差となっている。


痛恨黒星
イングランドプレミアリーグ第34節結果

アーセナル1−2ウィガン
(エミレーツ・スタジアム/60060人)
≪得点者≫
アーセナル:ヴェルマーレン21
ウィガン:ディ・サント7、ジョルディ・ゴメス8
≪出場メンバー≫
【アーセナル】
GK:
シュチェンスニー
DF:
サニャ
、ジュールー(74分チェンバレン)、ヴェルマーレン、アンドレ・サントス
MF:
ソング
、アルテタ(9分ラムジー)、ウォルコット、ロシツキー
FW:
ベナユン(61分ジェルヴィーニョ)、ファン・ペルシー

 イングランドプレミアリーグは16日、第34節の残り1試合が行われ、3位アーセナルはホームで17位ウィガンに1−2で敗れた。この結果、週末に試合のなかった4位トッテナム、5位ニューカッスルとの勝ち点差は5のままとなった。
 プレミアではここ10試合で9勝と好調を維持し、欧州チャンピオンズリーグ出場権確保に向けて順調に勝ち点を重ねているアーセナル。しかし、この日は11日の試合で首位マンチェスター・ユナイテッドを破ったウィガンの勢いに呑まれることとなった。
 開始早々の前半7分、アーセナルはカウンターからディ・サントに先制弾を許すと、そのわずか1分後にもジョルディ・ゴメスにもネットを揺らされ、あっという間に2点のビハインドを負ってしまう。それでも、21分にロシツキーのクロスをヴェルマーレンが頭で決めて1点差としたアーセナルは、その後もボール支配を高めてウィガンゴールに迫る。
 しかし、アーセナルはその後、GKアル・ハブシを中心としたウィガンの堅い守備を前に同点ゴールを奪えず。ホームでまさかの敗戦を喫し、ウィガンにマンU戦に続く金星を献上した。この結果、アーセナルは勝ち点を64から伸ばせず、1試合消化が少ない4位トッテナム、5位ニューカッスルとの勝ち点差は5のまま。一方、勝利したウィガンは勝ち点を34とし、降格圏18位のボルトンとの差を5に広げた。
 試合後、アーセナルのベンゲル監督は「前半のうちに逆転しておくべきだった。後半は忍耐が足りず、十分なチャンスを作ることができなかった」と、悔しさをにじませた。


退院
 サッカーのイングランドプレミアリーグ、ボルトンのMFで試合中に突然倒れ、ロンドンの病院で治療を受けていたファブリス・ムアンバ(24)が16日、退院した。
 3月17日のFAカップ準々決勝のトッテナム戦で試合中に突然倒れた時は78分間、心肺停止したが、1ヶ月たたずに退院したムアンバはボルトンの公式HPを通じ、「退院できて素直に嬉しい。僕の治療にあたってくれたロンドンのチェスト病院の全ての方々に対し、この場を借りて感謝を述べたい」とコメント。「彼らの献身的でプロフェッショナルな治療は本当に驚くべきものだった。この恩は一生忘れない。また、僕の無事を祈り、サポートしてくれた多くの人達に対しても感謝の気持ちを伝えたい」と、感謝の意を伝えた。
 また、同選手は「無事に退院することができた。これからも回復していくことを願っているし、今は家族と素晴らしい時間を過ごすことを楽しみにしている」と話した。


五輪絶望
 サッカー女子のなでしこリーグ、アルビレックス新潟レディースは本日17日、日本代表FW菅澤優衣香(21)が右膝前十字靱帯の断裂で全治6ヶ月の見込みと診断されたと発表した。7月下旬からのロンドン五輪出場は絶望となった。
 13日の練習中に負傷した。日本代表では3月2日のアルガルベ・カップのデンマーク戦で代表初ゴールをマーク。4月5日に行われた3カ国対抗のブラジルとの国際親善試合でも得点した。


超サカFLASH

ドロー
 スペイン遠征中のフットサル日本代表は16日、スペインのタラベラ・デ・ラ・レイナで同国1部リーグのタラベラと対戦し、5−5(前半2−2)で引き分けた。

発表
 Jリーグは本日、試合中にプレーが途切れた時間を除いた実際のプレー時間である「アクチュアル・プレーイング・タイム(APT)」の今季J1第5節までの数値などを発表し、1試合平均では首位の仙台が最も短く50分31秒となった。最長は浦和の60分15秒で、J1の全体では54分44秒。観客の観戦時間を大切にする趣旨に立ち、その1つの指標となるAPTの増加を目指す。Jリーグの中西大介事務局長は「サッカーの魅力を損なう行為を減らすことに重きを置いている。短いから魅力的でないとは限らない」と説明した。

47人現役続行
 Jリーグは本日、東京都内で理事会を開き、昨季戦力外などにより登録を抹消された選手の進路状況で、103人のうち47人が現役を続行したことが報告された。移籍先は日本フットボールリーグ(JFL)が15人、海外リーグが17人、地域リーグが15人だった。一昨季の登録抹消選手は147人で、75人が現役を続けた。国際サッカー連盟(FIFA)が運営する大学院に進む元日本代表の宮本恒靖氏ら就学・復学が7人、Jリーグクラブやサッカー関連の就職は26人、一般企業への就職は9人、未定は14人だった。

入学
 昨年12月に現役引退を発表した元日本代表DF宮本恒靖氏(35)が、FIFA(国際サッカー連盟)が運営するスポーツに関する大学院『FIFA Master』へ入学することが正式発表された。日本人の元プロサッカー選手の入学は初となる。今後は入学手続きを進め、9月初旬から第13期生としての活動が始まる。宮本氏は7月下旬に日本を出発し、12月中旬の冬期休暇を除いては、基本的に欧州に滞在することになる。来年7月中旬に卒業予定だが、指導者資格獲得のため、引き続き欧州へ滞在する可能性もある。

全治3〜4週間
 J1清水は本日、MF枝村匠馬が静岡市内の病院で精密検査を受け、左ハムストリング(太もも裏)の肉離れで全治3〜4週間と診断されたと発表した。14日の“静岡ダービー”磐田戦で負傷。後半21分に交代した。

全治2〜3週間
J1のFC東京は17日、GK権田修一が右膝内側大腿膝蓋靱帯損傷で全治1〜2週間、右足関節内反捻挫で全治2〜3週間と診断されたと発表した。14日の鹿島戦でFW興梠慎三と激突した。

ホームタウン追加
 Jリーグは本日の理事会で、J2京都のホームタウンに同府木津川市を加えることを承認した。従来は京都市、宇治市など6市だった。

全治4週間
 J2愛媛は本日、MF渡邊一仁が左膝膝蓋靱帯炎で全治4週間と診断されたと発表した。

日程決定
 イタリアセリエAは16日、2部リーグ(セリエB)リボルノのピエルマリオ・モロジーニ(25)が試合中に倒れて死亡したことを受けて延期されていた14日のインテルvsウディネーゼなどを、25日に実施すると発表した。

暫定5位浮上
フランスリーグ1第32節結果

レンヌ3−1ニース
≪得点者≫
レンヌ:フェレ23、ドゥンビア44、ピトロイパ82
ニース:クレル59

 フランスリーグ1は16日、第32節の1試合が行われ、6位レンヌは13位ニースに3−1で勝利し、暫定ながら順位を5位に上げた。ホームのレンヌは前半のうちに2点をリードすると、後半14分に1点を返されたものの、37分にピトロイパのゴールで突き放して快勝。勝ち点を51とし、18日に今節の試合を残すトゥールーズ(同50)をかわして暫定5位に浮上した。


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