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本日の超最新情報
2012.06.04.MON
INDEX
★軽めの調整★
練習試合
日本代表主体チーム4−2立正大学
日本代表は3日のヨルダン戦の先発組が軽めの調整、控えメンバーは立正大と練習試合を実施!
★31.1%★
昨夜テレビ朝日系列で生中継されたW杯アジア最終予選第1戦、日本代表vsオマーン代表戦の平均視聴率が31.3%の超高視聴率を記録!今年放送された全ての番組の中で初の30%超えを達成し、瞬間最高視聴率は36.6%!
★組み合わせ★
日本で8月19日に開幕するU-20女子W杯のグループリーグの組み合わせが決定!日本はメキシコ、ニュージーランド、スイスと同じグループA!
★5位浮上★
W杯南米予選第5戦
ペルー0−1コロンビア
6位コロンビアは競り勝ち、ペケルマン新監督の初陣を白星で飾って5位浮上!
★白星発進★
W杯アフリカ2次予選第1戦
グループA
南アフリカ1−1エチオピア
グループE
ニジェール0−0ガボン
グループF
ナイジェリア1−0ナミビア
グループG
ジンバブエ0−1ギニア
グループH
ベナン1−0マリ
グループI
トーゴ1−1リビア
グループJ
アンゴラ1−1ウガンダ
2大会連続のW杯出場を目指すナイジェリアは白星発進!アフリカネーションズカップ3位のマリは黒星スタート!
★辛勝★
国際親善試合
スペイン1−0中国
ブラジル0−2メキシコ
フィンランド1−1(PK5−6)ラトビア
エストニア1−0リトアニア
ユーロ2012(欧州選手権)で連覇を狙うスペインは中国相手にホームで辛勝!ブラジルは昨年8月以来の敗戦で9日のアルゼンチン戦に不安を残す!
★移籍★
リバプールのオランダ代表FWカイト(31)がフェネルバフチェ(トルコ)に移籍!3年契約で移籍金は約1億2000万円!
★完勝発進★
W杯アジア最終予選第1戦
グループB
日本代表3−0オマーン代表
ヨルダン1−1イラク
グループA
ウズベキスタン0−1イラン
レバノン0−1カタール
5大会連続のW杯出場を目指す日本は本田圭佑の先制ゴールなどで完勝発進!8日に日本と対戦するヨルダンはドロー発進!
本日の超サカFLASH
ドルトムントがドイツ代表DFフンメルス(23)との契約を2017年6月末まで延長ほか
本文
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★軽めの調整★
練習試合結果
日本代表主体チーム4−2立正大学
サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア最終予選で8日の第2戦でヨルダン代表と戦う日本代表は本日4日、埼玉県内で初戦の控え組が、立正大の選手を交えて非公開で練習試合を行い、日本代表主体のチームが4−2で勝った。本田(CSKAモスクワ)ら第1戦の先発組はストレッチやランニングで体をほぐした。
調整試合は30分ハーフで実施した。3−0で快勝した3日の第1戦、オマーン代表戦の出場時間が長かった酒井(柏)以外の13選手が60分間プレー。本田は他の選手が走っている間もストレッチを続けるなど慎重だった。
第2戦も埼玉スタジアムで行われる。
【日本代表25名】
GK:
1.川島永嗣(リールセ/ベルギー)
12.西川周作(広島)
23.権田修一(FC東京)
DF:
15.今野泰幸(G大阪)
3.駒野友一(磐田)
16.栗原勇蔵(横浜M)
2.伊野波雅彦(神戸)
5.長友佑都(インテル/イタリア)
槙野智章(浦和)
6.内田篤人(シャルケ/ドイツ)
22.吉田麻也(VVV)
21.酒井宏樹(柏)
MF:
7.遠藤保仁(G大阪)
14.中村憲剛(川崎)
17.長谷部誠(ボルフスブルク/ドイツ)
13.細貝萌(アウクスブルク/ドイツ)
4.本田圭佑(CSKAモスクワ/ロシア)
8.高橋秀人(FC東京)
FW:
18.前田遼一(磐田)
9.岡崎慎司(シュツットガルト/ドイツ)
11.ハーフナー・マイク(フィテッセ/オランダ)
森本貴幸(ノバーラ/イタリア)
10.香川真司(ドルトムント/ドイツ)
8.清武弘嗣(C大阪)
19.宮市亮(アーセナル/イングランド)
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★31.1%★
3日にテレビ朝日系列でが生中継されたサッカー男子の2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア最終予選、日本代表vsオマーン代表戦の関東地区平均視聴率は31.3%だった。今年放送された全ての番組の中で初の30%超えを達成した。瞬間最高視聴率は午後9時に記録した36.6%だった。ビデオリサーチが本日4日、発表した。
試合は3日、埼玉スタジアムで行われ、前半、本田圭佑のゴールで日本が先制し、後半の立ち上がりには、前田遼一、岡崎慎司が立て続けにゴール。オマーンに3−0で完勝した日本は、最終予選の初戦で勝ち点3を獲得し、W杯出場に向けて最高のスタートを切った。
最終予選は10チームが2グループに分かれ、グループBは日本、オーストラリア、イラク、ヨルダン、オマーンの5チーム。来年6月18日までホームアンドアウェー方式で戦い、2位までがW杯出場権を得る。3位の場合、アジア5位決定戦でグループAの3位と対戦し、勝てば南米5位との大陸間プレーオフに回る。
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★組み合わせ★
日本で8月19日に開幕する、サッカーのU-20(20歳以下)女子ワールドカップ(W杯)の組み合わせ抽選が本日4日、東京都内で行われ、日本はグループリーグ・グループAで、メキシコ、ニュージーランド、スイスと対戦することが決まった。
日本は開幕日にメキシコ、8月22日にニュージーランドと、ともに宮城スタジアムでぶつかり、同27日には東京・国立霞ヶ丘競技場でスイスと顔を合わせる。大会は16チームが参加し、4グループに分かれてグループリーグを実施。各グループ2位までが準々決勝に進み、9月8日に国立競技場で決勝が行われる。
大会スローガンは「HOPE LEADS.(希望が、みちびく。)」になった。東日本大震災で被災した日本での大会で、復興へ着実に歩んでいることや、希望を持つことの大切さを認識してもらいたいという意味が込められた。
U-20日本女子代表の吉田弘監督は「いよいよだな、と感じる。優勝を目指してやりたい」と抱負を語った。
グループリーグの組み合わせは以下の通り。
グループA:
日本(開催国)
メキシコ(北中米)
ニュージーランド(オセアニア)
スイス(欧州)
グループB:
ブラジル(南米)
イタリア(欧州)
ナイジェリア(アフリカ)
韓国(アジア)
グループC:
北朝鮮(アジア)
ノルウェー(欧州)
アルゼンチン(南米)
カナダ(北中米)
グループD:
ガーナ(アフリカ)
米国(北中米)
ドイツ(欧州)
中国(アジア)
【吉田監督は力みなし】
U-20女子日本代表の吉田監督は組み合わせが決まり「いよいよだなと思う。やってみないと分からないし、相手はどこでも問題ない」と約2ヶ月後の本番を見据えた。
2010年のU-17(17歳以下)女子W杯で準優勝した世代が、今大会の中心。ただ「その雪辱もあるが、諦めず、自然に結果がついてくればいい」と力みはない。被災地の宮城で2試合を戦うこともあり「楽しんで、東北の人にアピールしながら、自分のプレーを見せてほしい」と選手への期待を口にした。
【澤らがくじ引き役で登場】
女子日本代表「なでしこジャパン」の澤、安藤、熊谷、岩清水が抽選会でくじ引き役を務めた。
澤は「日本で女子の大きい大会はあまりないし、多くの人に注目してもらえる好機。自分達もロンドン五輪で結果を残して、励みになれば」と意気込みを新たにした。
岩手県出身の岩清水は、震災の被災地、宮城での開催に特別な思いを寄せる。「後輩には元気や勇気をプレーで届けてほしい」と期待した。
【平均1万人の動員目指す】
大会組織委員長を務める日本協会の小倉会長は「前回のドイツ大会を含め、成功したU-20の大会は平均1万人が来た。達成しないと女子サッカーが成功している国と言えない。夏休みでもあるし、それを目標にしたい」と意気込んだ。
1992年1月1日以降生まれの観客には、500円で自由席券を販売するなど、工夫も凝らした。「FIFAの関係者は日本で開催することに凄く関心を持っている。たくさんの人に見てもらえるようにしたい」と話した。
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★5位浮上★
W杯南米予選第5戦結果
ペルー0−1コロンビア
≪得点者≫
コロンビア:J・ロドリゲス52
2014年ワールドカップ(W杯)南米予選第5戦は3日、1試合が行われ、6位コロンビアは8位ペルーと対戦し1−0で競り勝った。
試合はスコアレスで迎えた後半7分、ロドリゲスが決めた先制点をコロンビアが最後まで守り切って勝利した。コロンビアでは昨年11月、アルゼンチンとの予選で喫した黒星を受け、アルバレス前監督を就任後わずか3試合で解任。今年1月から指揮官を務めるペケルマン監督に予選初白星をもたらし、1998年以来となるW杯出場へ向けいい形で再スタートを切った。
この結果、勝利したコロンビア(4試合消化)は勝ち点7で5位に浮上、1試合消化の多い首位アルゼンチンに同3差とした。
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★白星発進★
W杯アフリカ2次予選第1戦結果
グループA:
南アフリカ1−1エチオピア
≪得点者≫
南アフリカ:ムフェラ77
エチオピア:サラディン29
グループE:
ニジェール0−0ガボン
グループF:
ナイジェリア1−0ナミビア
≪得点者≫
ナイジェリア:I・ウチェ80
グループG:
ジンバブエ0−1ギニア
≪得点者≫
ギニア: I・トラオレ25
グループH:
ベナン1−0マリ
≪得点者≫
ベナン:オモトヨッシ18
グループI:
トーゴ1−1リビア
≪得点者≫
トーゴ:ダメッシ8
リビア:ズワイ15
グループJ:
アンゴラ1−1ウガンダ
≪得点者≫
アンゴラ:ジャルマ8
ウガンダ:オクウィ87
サッカーの2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会のアフリカ2次予選は3日、各地で第1戦が行われ、2大会連続のW杯出場を目指すグループFのナイジェリアは、ホームでナミビアに1−0で競り勝ち、初戦を白星で飾った。
グループAでは南アフリカがホームでエチオピアと1−1で引き分けた。グループHで今年のアフリカネーションズカップ(アフリカ選手権)3位のマリは敵地でベナンに0−1で敗れ、黒星スタート。グループIではトーゴがホームでリビアと1−1で引き分けた。
同2次予選は40チームが10グループに分かれ、各グループでホームアンドアウェー方式の総当たり戦を行い、各グループ1位のみが最終予選に進出する。
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★辛勝★
国際親善試合結果
スペイン1−0中国
≪得点者≫
スペイン:シルバ84
ブラジル0−2メキシコ
≪得点者≫
メキシコ:G・ドス・サントス22、J・エルナンデス33=PK
フィンランド1−1(PK5−6)ラトビア
≪得点者≫
フィンランド:コレーマイネン51
ラトビア:ガウラチス54
エストニア1−0リトアニア
≪得点者≫
エストニア:ヴォスコボイニコフ18
国際親善試合は3日、各地で行われ、8日に開幕するユーロ2012(欧州選手権)で連覇を狙うスペインは中国と対戦し、1−0で辛勝した。
前半は中国の堅守とカウンターに苦しんだスペインだったが、後半から投入したMFイニエスタが躍動すると主導権を握る。後半40分、そのイニエスタが左サイドをドリブル突破すると、MFシルバのゴールをアシスト。
試合はスペインが1点リードしたまま終了し、ユーロ2012直前のラストゲームを白星で飾った。
スペインはユーロ2012で、イタリア、アイルランド、クロアチアと同じグループC。10日の初戦でイタリアと対戦する。
2014年ワールドカップ(W杯)開催国のブラジルはメキシコに0−2で敗れた。ブラジルは昨年8月以来の敗戦で、9日に行われる“宿敵”アルゼンチンとの試合に向けて不安を残した。
メキシコは8日に、W杯ブラジル大会北中米カリブ海3次予選でガイアナと対戦する。
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★移籍★
イングランドプレミアリーグのリバプールは3日、オランダ代表FWディルク・カイト(31)が、フェネルバフチェ(トルコ)に移籍することで合意に達したと発表した。移籍金は100万ポンド(約1億2000万円)で、契約期間は3年。
2006年にフェイエノールト(オランダ)からリバプールに加入したカイトは、これまで同クラブで285試合出場71得点を記録。労を惜しまずチームに貢献する同選手は、マンチェスター・ユナイテッドとの「ナショナル・ダービー」や、エバートンとの「マージーサイド・ダービー」でハットトリックを達成するなど、大一番で結果を残してきた。さらに同選手は、2007年のミラン(イタリア)との欧州チャンピオンズリーグ決勝、今年2月のカーリングカップ決勝と、タイトルを懸けた大一番でいずれもゴールを記録している。
なお、同選手は現在、8日に開幕するユーロ2012(欧州選手権)に臨むオランダ代表メンバーに招集されている。
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★完勝発進★
W杯アジア最終予選第1戦結果
グループB:
日本代表3−0オマーン代表
会場:埼玉スタジアム2002
観衆:63551人
主審:ラフシャン・イルマトフ(ウズベキスタン)
天気:晴れ
風:弱風
気温:20℃
湿度:77%
ピッチ表面:乾燥
ピッチ状態:全面良芝
≪得点者≫
日本代表:本田圭佑12、前田遼一51、岡崎慎司54
≪出場メンバー≫
【日本代表】
GK:
1.川島永嗣(リールセ)
DF:
6.内田篤人(シャルケ)■=29分
(57分21.酒井宏樹(柏))
22.吉田麻也(VVV)
15.今野泰幸(G大阪)
5.長友佑都(インテル)
MF:
9.岡崎慎司(シュツットガルト)
(74分8.清武弘嗣(C大阪))
17.長谷部誠(ボルフスブルク)(cap)
7.遠藤保仁(G大阪)
(86分13.細貝萌(アウクスブルク)
10.香川真司(ドルトムント)
4.本田圭佑(CSKAモスクワ)
FW:
18.前田遼一(磐田)
ベンチ:
GK:
12.西川周作(広島)
23.権田修一(FC東京)
DF:
3.駒野友一(磐田)
16.栗原勇蔵(横浜M)
2.伊野波雅彦(神戸)
MF:
14.中村憲剛(川崎)
8.高橋秀人(FC東京)
FW:
11.ハーフナー・マイク(フィテッセ)
19.宮市亮(アーセナル/イングランド)
フォーメーション
(4-2-3-1)
18
10
4 9
7 17
5 15 22 6
1
【オマーン代表】
GK:
1.アリ・アルハブシ(cap)
DF:
11.サード・アルムハイニ
13.アブドゥル・サッラム・アルムハイニ
3.ジャベル・アルオワイシ
2.モハンメド・アルムサラミ
MF:
6.ラエド・サレハ
10.ファウジ・ドゥールビーン■=9分
12.アハメド・ムバラク
21.アハメド・ハディド
(64分4.アリ・アルジャブリ)
7.フサイン・アルハドリ
(66分16.モハンメド・アルガッサニ)
FW:
20.アマド・アルホスニ
(65分9.アブドゥル・アルマクバリ)
ベンチ:
GK:
18.ファイズ・アルルシェイディ
22.ハニ・サリーム
DF:
5.モハンメド・アルバルシ
19.アズナン・アルバルシ
MF:
8.アリ・アルナハル
23.モハメド・アルムハイニ
FW:
15.イスマイル・アルアジミ
14.モハンメド・アルマーシャリ
17.ワリード・アルサーディ
フォーメーション
(4-1-4-1)
20
7
21 10 6
12
2 3 13 11
1
≪各種データ≫
日本:オマーン
ボール支配率:
57%:43%
シュート数:
17:1
直接FK数:
9:8
間接FK数:
1:4
CK数:
9:0
GK数:
1:15
PK数:
0:0
オフサイド:
1:4
ヨルダン1−1イラク
≪得点者≫
ヨルダン:イブラヒム43
イラク:ナシャト・アクラム14
グループA:
ウズベキスタン0−1イラン
≪得点者≫
イラン:ハラトバリ90
レバノン0−1カタール
≪得点者≫
カタール:セバスチャン64
W杯アジア最終予選順位表
(第1戦終了時)
グループA
1位
カタール
勝点3 得1 失0
得失点差 +1
1勝
(1試合消化)
1位 イラン
勝点3 得1 失0
得失点差
+1
1勝
(1試合消化)
3位 韓国
勝点0 得0 失0
得失点差
±0
--
(0試合消化)
4位 ウズベキスタン
勝点0 得0 失1
得失点差
-1
1敗
(1試合消化)
4位 レバノン
勝点0 得0 失1
得失点差
-1
1敗
(1試合消化)
グループB
1位 日本
勝点3 得3 失0
得失点差
+3
1勝
(1試合消化)
2位 ヨルダン
勝点1 得1 失1
得失点差
±0
1分
(1試合消化)
3位 イラク
勝点1 得1 失1
得失点差
±0
1分
(1試合消化)
4位 オーストラリア
勝点0 得0 失0
得失点差
±0
--
(0試合消化)
5位 オマーン
勝点0 得0 失3
得失点差
-3
1敗
(1試合消化)
サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア最終予選は3日、各地で開幕し、5大会連続の出場を目指すグループBの日本は埼玉スタジアムでオマーンに3−0で完勝した。
日本は前半に長友(インテル)の左クロスを本田(CSKAモスクワ)が左足ボレーで蹴り込んで先制。後半も攻め続け、前田(磐田)と岡崎(シュツットガルト)が追加点を決めた。
6月は予選3連戦があり、日本は8日に埼玉スタジアムでヨルダン、12日にアウェーでオーストラリアと対戦する。
最終予選は10チームが2グループに分かれて争い、2位以内に入れば本大会に進出。3位なら5位決定戦でグループA・3位と対戦し、勝てば大陸間プレーオフに進む。
ザッケローニ監督が指揮した試合の通算成績は13勝6分け(1PK勝ちを含む)2敗となった。
川島永嗣(リールセ)
「初戦は難しいが、ゼロに抑えられたのは良かった。これくらいのところで満足するつもりはない。高い意識を持ち続けたい」
内田篤人(シャルケ)
「今まで予選ではジリジリと点が取れない試合が何試合かあった。1点入れば、焦る必要はない。まだ、8分の1が終わっただけ」
岡崎慎司(シュツットガルト)
「決められたのはよかったが、2点目を決めるチャンスもあったので決めたかった。アグレッシブなプレーは体現できた。あとは精度を上げたい」
長谷部誠(ボルフスブルク)(
「ホッとしている。相手のチャンスはほとんどなかったが、欲を言えばまだまだ点を取れた。チームはまだ100パーセントという感じはしないが、次に向けてしっかり準備したい」
香川真司(ドルトムント)
「早い時間帯に先制点を取れて楽になった。初戦が大事だと思っていたので、勝てたのは良かったが、次もすぐあるので切り替えたい」
本田圭佑(CSKAモスクワ)
「長い間、点を取っていなくて狙っていたので、狙い通り。だいぶあれでリラックスできたと思う。次も最高の準備をして決められるようにして、チーム一丸となって戦いたい」
前田遼一(磐田)
「(2点目のゴールは)その前のヘディングシュートを外していたので絶対決めたいと思っていた。決めて良かった」
日本代表・ザッケローニ監督
「初戦とあって非常に大切な勝利になった。スタートダッシュできたことで次の2試合もいい感じで入っていける。ピッチ全体で支配できた」
オマーン代表・ル・グエン監督
「日本は勝つにふさわしかった。オマーンはピッチに存在していなかった。残念だが、ショックはない。顔を上げて次の試合に臨む」
日本サッカー協会・小倉純二会長
「難しい初戦を無事に乗り越えられて嬉しい。海外でプレーする選手も早めに集まって、いい準備ができた。6月の勝負でどうしても2勝したい。その第一歩を踏み出せた」
【日本代表25名】
GK:
1.川島永嗣(リールセ/ベルギー)
12.西川周作(広島)
23.権田修一(FC東京)
DF:
15.今野泰幸(G大阪)
3.駒野友一(磐田)
16.栗原勇蔵(横浜M)
2.伊野波雅彦(神戸)
5.長友佑都(インテル/イタリア)
槙野智章(浦和)
6.内田篤人(シャルケ/ドイツ)
22.吉田麻也(VVV)
21.酒井宏樹(柏)
MF:
7.遠藤保仁(G大阪)
14.中村憲剛(川崎)
17.長谷部誠(ボルフスブルク/ドイツ)
13.細貝萌(アウクスブルク/ドイツ)
4.本田圭佑(CSKAモスクワ/ロシア)
8.高橋秀人(FC東京)
FW:
18.前田遼一(磐田)
9.岡崎慎司(シュツットガルト/ドイツ)
11.ハーフナー・マイク(フィテッセ/オランダ)
森本貴幸(ノバーラ/イタリア)
10.香川真司(ドルトムント/ドイツ)
8.清武弘嗣(C大阪)
19.宮市亮(アーセナル/イングランド)
【全てをぶつけた開幕戦】
6万3551人の大声援を背に、日本代表が開始直後から攻め続けた。パスの速さ、運動量、球際の強さ。いずれもオマーンを上回った。2年後のブラジル行きが懸かる最終予選は全8試合。その重要な幕開けに全てをぶつけた。
前半11分で猛攻が実る。左サイドを抜け出したDF長友が絶妙の折り返し。中央の本田が、一瞬の判断でコースを狙った。左足インサイドのボレーシュートがゴール右隅へ。名GKハブシの壁を破った。
「W杯予選」で、会場は「埼玉スタジアム」。さらに「初戦」という言葉が重なった過去の試合では、日本は苦戦していた。2004年2月のW杯ドイツ大会アジア1次予選のオマーン戦。2005年2月の同最終予選の北朝鮮戦。さらに昨年9月のブラジル大会3次予選の北朝鮮戦。いずれも後半ロスタイムの決勝点で辛勝だった。独特の緊張感と重圧に苦しんだ。
そんな相性の悪さを、完璧に打ち破ってみせた。後半6分、1トップで先発の前田が追加点。同9分には岡崎が体勢を崩しながら押し込み、勝利を決定づけた。3−0のリードで、余裕を持った試合となり、イエローカードを受けた内田を下げ、無駄なファウルは避けた。内田以外の警告や故障者は出さなかった。
「初戦を取ることの大切さを、選手は強く意識して戦った。私が思い描いた通りの試合になった」。ザッケローニ監督は、会心の内容で勝ち点3を手にした選手を称えた。同じ埼玉で戦う8日のヨルダン戦は、最高の状態で迎えられる。
【本田が有言実行のゴール】
有言実行の一撃だった。「僕が点を取って勝つ、という気持ちでいる」と言い続けてきた日本代表の“大黒柱”本田が欲しかった先制点をもたらした。
前半11分、左サイドを抜け出した長友からのクロスを、左足でボレー。ボールは相手DFの股間を抜き、ゴール右隅へ。背番号4はユニホームの左胸にあしらわれた国旗にキスをして喜びを表現した。
「長い間、点を取っていなかったので狙っていた。まあ狙い通りです。あれで(チームも)リラックスできたんじゃないですかね」。相次ぐ故障で代表を約9ヶ月離れたが、重圧をの中でその存在感を発揮。「最高の準備をして次の試合も勝てるようにチーム一丸となって戦っていきたい」。その視線はずっと先に向けられている。
【前田、貴重な追加点】
1−0で折り返した後半。取れそうで取れない、そんな日本の“停滞ムード”を突き破ったのは、1トップで先発起用されたFW前田だった。
後半6分、左サイドの香川からのパスに、中央で飛び出し左足で押し込んだ。「ヘディングを外していたんで、絶対に決めようと思っていた」と前田。その4分前、右CKから、ゴール前に入ったボールに頭で合わせながら、決められなかった。その悔しさをしっかりと結果に結び付けた。
大事なW杯アジア最終予選の初戦。1トップについては「裏を狙って、相手DFの嫌なことをしようと思っていた」。貴重な2点目を奪い、チームの快勝発進を演出しても「嬉しいが、次がすぐにあるので気持ちを切り替えたい」と試合後、あくまでも淡々と話し、気持ちを引き締めるばかりだった。
【岡崎が執念の3点目】
3点目を決めたFW岡崎だが、試合後は反省を口にした。「2点目を決めなければいけなかった」。そのシーンは前半31分。DF長友が左サイドから上げたクロスに走り込み、フリーの状態でヘディングシュートを放った。決定的な場面。しかしボールはゴール右に外れた。
後半9分、一度はGKに阻まれたシュートをもう一度、右足で押し込む執念のゴールで代表歴代4位となる通算28点目を決めたが「プレーの精度を上げたい」と笑顔はなかった。
【香川が貴重な追加点アシスト】
香川は「チームとしてはいいスタートが切れた」と口にしたものの、自身のプレーに納得がいかなかったようで「悔しい。シュートチャンスもあまりなかった」と表情が晴れなかった。
得意のドリブルを披露する場面もあり、後半6分には前田の得点をアシスト。ただ、全体的には気合が空回りした印象だった。「もっと中でボールを受ければ良さが出ると思う」と反省。「初戦が大事だと思っていたので、勝てたのは良かったが、次もすぐあるので切り替えたい」と表情を引き締めていた。
【長友が先制点をアシスト】
長友が先制点をアシストした。前半11分、前田のスルーパスで左サイドを抜けると、遠いサイドの本田へ精度の高いクロスを上げた。「いい形で抜け出して、いいボールを供給できた」と自画自賛した。
その後もオーバーラップから何度も好機を演出。「真司(香川)と絡めば崩せると自信を持っていた」と満足そうに笑った。
【長谷部「もっと点を取りたかった」】
ホームでオマーンに快勝も、試合後のMF長谷部に満足感はなかった。「欲を言えば、もっと点を取りたかった」。今後、W杯切符獲得へ得失点差が大きく関わってくることも考えられる。経験豊富な主将は、あくまでも冷静だった。
とはいえ、白星発進には「ホッとしています」と笑顔。「スタジアムが素晴らしい雰囲気だったし、いい時間帯に先制点を取れて、後半もいい時間帯に点を取れた」と話し、次戦に向けて「いい準備をしたい」と前を見据えた。
【遠藤が歴代2位の116試合出場】
定位置の守備的MFで先発した遠藤が川口(磐田)と並び、歴代2位の116試合目の出場を果たした。後半41分に交代するまで安定感のあるプレーを見せ「勝ち点3を取ることが一番の目標だった。いいスタートを切れた」と話した。
CKのキッカーも担当し、昨年悩まされた脚の痛みもすっかり癒えた様子。3−0のスコアに「前線のタレントを考えれば妥当な結果」と、納得の表情を浮かべた。
【右サイドバック争い熾烈】
新旧の“右サイドバック争い”が熾(し)烈を極めてきた。
試合後、「酒井君はいい。刺激があって面白くなってきた。ライバルはいた方がいい。いないと努力しなくなるから」と語る内田に対し、酒井も「最初から出る難しさを知ってる以上、内田君の凄さは分かる。まだ自分とは比べられない」。両者とも互いを意識したコメントを残した。
【悔しさのぞかせた五輪コンビ】
途中出場の清武と酒井は、ともに悔しさをのぞかせた。
23歳以下日本代表の中心で、ロンドン五輪でも活躍が期待される2人。清武は試合終了間際に決定的なシュートを相手GKにブロックされ「取りやすいコースに蹴ってしまった。決められなくて駄目でした」と反省。5月23日のアゼルバイジャン戦で代表デビューしたばかりの酒井は「緊張した。崩しに加われた部分はあるけど、課題も分かった」とクロスの精度に納得していない様子だった。
【ザックはサポーターに感謝】
何度もベンチ前で声を荒げた。前半12分に1点を先制しても満足することはない。試合中はイレブンを鼓舞し続けた日本代表・ザッケローニ監督だが、終わってみれ全く危なげない内容で完勝。試合後は「初戦ということで非常に大切な勝利になった。スタートが大事だった」と満足げに振り返った。
指揮官が選手に求めたていたのは高い集中力。「チーム全体が集中してピッチ全体で支配できた。それができたのは90分間途切れることなくサポーターの声援があったからだ」と、スタンドを埋めた応援に感謝。「次の試合もサポーターの声援があれば、いい結果を出せる」と約束した。
【オマーンGK、好守で存在感】
3失点で敗れたオマーンでは、イングランドプレミアリーグでプレーする長身GKハブシが好守で存在感を示した。見せ場は終盤。本田、清武と立て続けに強烈なシュートを浴びたが、鋭い反応でブロック。意地を見せ、日本サポーターの溜め息を誘った。
ただ、試合後は沈んだ表情。「オマーンには新しい選手もいて、経験の差が出た」と敗北を認めた。
【埼玉スタジアムで過去最多観客数】
埼玉スタジアム2002で開催された日本代表の試合では、過去最多の6万3551人が集まった。これまでの最多記録は2004年6月に行われた、W杯ドイツ大会アジア1次予選のインド戦の6万3148人。
国内の最多記録は1999年6月に日産スタジアム(当時は横浜国際総合競技場)で行われたペルー戦の6万7354人。
【ヨルダンはドロー発進】
サッカーの2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア最終予選は3日、各地で行われ、日本と同じグループBのヨルダンvsイラクは1−1で引き分けた。オーストラリアは試合がなかった。日本は8日にホームでヨルダンと対戦する。
グループAでは、イランがウズベキスタンに1−0で、カタールはレバノンに1−0で競り勝った。韓国は試合がなかった。
≪超サカ採点表≫
【日本代表】
GK:
1.川島永嗣 6.0
シュート1では出番は皆無
DF:
6.内田篤人
5.5
パス出しのタイミングが遅れる場面が散見
(57分21.酒井宏樹 6.0)
アグレッシブな姿勢を貫く
22.吉田麻也
6.0
アルホスニに仕事をさせず
15.今野泰幸 6.5
冷静なカバーリングで相手の攻撃の芽を的確に摘んだ
5.長友佑都
6.5
高精度のクロスで先制点をアシスト
MF:
9.岡崎慎司
6.5
献身的な動きを見せ、攻守にわたってチームに貢献
(74分8.清武弘嗣 5.5)
最後の絶好機は決めたかった
17.長谷部誠
6.0
球際で強さを見せてチームを牽引
7.遠藤保仁 5.5
本来のキレがなく、珍しいパスミスも
(86分13.細貝萌
--)
10.香川真司 6.0
持ち味のドリブルでリズム変えた
4.本田圭佑
6.5
常に数手先を見据え、存在の大きさを示す
FW:
18.前田遼一 6.5
動き出しが良く、先制点の起点にもなった
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【超サカFLASH】
★4位★
サッカーのU-19(19歳以下)日本代表は3日、南アフリカのケープタウンで行われた国際トーナメントの3位決定戦でU-19南アフリカ代表に1−1からのPK戦に6−7で敗れて4位となった。
★優勝★
サッカーのフランス女子リーグは2日、各地で今季最終節が行われ、FW大滝麻未が所属するリヨンは敵地でジュビジーに3−0で勝ち、優勝を決めた。大滝は出場しなかった。リヨンは女子フランスカップ、女子欧州チャンピオンズリーグを含め、国内外の3冠を達成した。DF鮫島彩とMF宇津木瑠美のいるモンペリエはホームでパリ・サンジェルマンに4−2で勝ち、リーグ3位でシーズン終了。最終戦で鮫島はフル出場し、宇津木は出場しなかった。
★1試合出場停止★
Jリーグは本日、J2鳥取の尾崎に1試合の出場停止処分としたと発表した。9日の東京V戦は出場できない。尾崎は2日の山形戦で相手の得点機を反則行為で阻止し「著しい反則行為」と判定された。
★契約更新★
スペインリーガエスパニョーラのアスレティック・ビルバオは3日、マルセロ・ビエルサ監督(56)との契約を1年間延長し、来シーズン終了までとしたと発表した。「エル・ロコ(変人)」の愛称で知られる戦術マニアのビエルサ監督は、これまで母国アルゼンチンやチリの代表指揮官を歴任し、今季開幕前にビルバオの監督に就任。伝統的なフィジカル重視のスタイルから魅力的なパスサッカーへと変貌させ、チームを欧州リーグとスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)でそれぞれ決勝へと導いた。また、クラブがバスク地方にルーツを持つ選手のみでチームを作る“純血主義”を貫く中、同監督は積極的な若手起用で成長を促し、FWフェルナンド・ジョレンテ、MFイケル・ムニアイン、ハビ・マルティネス、アンデル・エレーラ、オスカル・デ・マルコスらはチームの主力を担う存在となった。
★一部昇格★
スペインリーガエスパニョーラ2部は3日、今季最終戦となる第42節が行われ、セルタはコルドバと0−0で引き分けた。この結果、セルタはシーズンを2位で終え、5年ぶりとなる1部昇格を果たした。リーガ2部では、上位2チームが自動昇格となり、3位から6位がプレーオフで残り1枠を争う。前節で優勝を果たし、すでに1部復帰を決めていたデポルティボは、この日勝利を挙げて2部リーグ記録となる勝ち点91で今季を終えた。プレーオフには、3位バジャドリード、4位アルコルコン、5位エルクレス、6位コルドバが進出している。
★契約延長★
ドイツブンデスリーガのドルトムントは3日、ドイツ代表のDFマッツ・フンメルス(23)との契約を2017年6月末まで延長したと発表した。フンメルスは2008年に加入。2011、2012年のリーグ連覇に貢献した。
★欠場&追加招集★
イングランド・サッカー協会(FA)は3日、イングランド代表DFギャリー・ケーヒル(チェルシー)が2日のベルギーとの強化試合で顎を骨折し、8日開幕のユーロ2012(欧州選手権)を欠場すると発表した。代わりのDFとして、マーティン・ケリー(リバプール)が招集された。
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