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本日の超最新情報
いよいよ第14回ユーロ2012(欧州選手権)が開幕!!
2012.06.08.FRI

INDEX

圧勝
W杯アジア最終予選第2戦
グループB
日本代表6−0ヨルダン代表
オマーン0−0オーストラリア
グループA
カタール1−4韓国
レバノン1−1ウズベキスタン
日本代表は本田圭佑のハットトリックなどで6ゴール圧勝!12日に日本と対戦するオーストラリアはスコアレスドロー!

EURO展望
ユーロ2012(欧州選手権)グループリーグ第1戦日程
グループA
8日(金)
日本時間25:00〜
ポーランドvsギリシャ
(ワルシャワ国立競技場)
日本時間27:45〜
ロシアvsチェコ
(ブロツワフ・オリンピックスタジアム)
グループB
9日(
)
日本時間25:00〜
オランダvsデンマーク
(メタリスト・スタジアム)
日本時間27:45〜
ドイツvsポルトガル
(アリーナ・リヴィウ)
グループC
10日(
)
日本時間25:00〜
スペインvsイタリア
(バルティック・アリーナ)
日本時間27:45〜
アイルランドvsクロアチア
(ポズナン・シティー・スタジアム)
グループD
11日(月)
日本時間25:00〜
フランスvsイングランド
(ドンバス・アリーナ)
日本時間27:45〜
ウクライナvsスウェーデン
(オリンピスキ・スタジアム)
いよいよ本日、第14回ユーロ2012(欧州選手権)が開幕!開催国ポーランドは前々回王者のギリシャと激突!

移籍
トッテナムのクロアチア代表MFニコ・クラニチャール(27)がディナモ・キエフ(ウクライナ)に移籍!

本日の超サカFLASH
ユーロ2012(欧州選手権)に出場するクロアチアからMFイリチェビッチが離脱し、MFブルサリコが追加招集ほか


本文
=
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圧勝
W杯アジア最終予選第2戦結果

グループB:

日本代表6−0ヨルダン代表

会場:埼玉スタジアム2002
観衆:60874人
主審:キム・ドンジン(韓国)
天気:曇り
風:弱風
気温:24℃
湿度:64%
ピッチ表面:乾燥
ピッチ状態:全面良芝

≪得点者≫
日本代表:前田遼一18、本田圭佑21、30、53=PK、香川真司35、栗原勇蔵89

≪出場メンバー≫
日本代表
GK:
1.川島永嗣(
リールセ)
DF:
6.内田篤人(
シャルケ)
22.吉田麻也(VVV)
(44分16.栗原勇蔵(横浜M))
15.今野泰幸(G大阪)
(72分2.伊野波雅彦(神戸))
5.長友佑都(
インテル)
MF:
9.岡崎慎司(
シュツットガルト)
17.長谷部誠(
ボルフスブルク)(cap)=72分
7.遠藤保仁(G大阪)
10.香川真司(
マンチェスター・ユナイテッド)
4.本田圭佑(CSKAモスクワ)
(57分14.中村憲剛(川崎))
FW:
18.前田遼一(磐田)
ベンチ:
GK:
12.西川周作(広島)
23.権田修一(
FC東京)
DF:
3.駒野友一(磐田)
21.酒井宏樹(
)
MF:
13.細貝萌(アウクスブルク)
20.高橋秀人(FC東京)
FW:
11.ハーフナー・マイク(
フィテッセ)
8.清武弘嗣(C大阪)
19.宮市亮(
アーセナル/イングランド)

フォーメーション
(4-2-3-1)

   18
10   4   9
   7  17
5  15  22  6
    1

ヨルダン代表
GK:
1.シャフィ(cap)=64分
DF:
13.バニアテヤ=52分
2.モニル
19.バニヤシーン
16.ファティ
(44分5.アルドメイリ)
MF:
9.アルサイフィー
4.アブデルラハマン
6.アルムルジャン
14.アブダラー・ディーブ=25分、=27分=

18.バワブ
(23.ヒジャー)
FW:
10.ハイル
(77分15.アブハシャッシュ)
ベンチ:
GK:
12.エルアマイレー
22.アルズビ
DF:
8.バニ・ヤシーン
MF:
3.アルサルマン
17.アケル
21.ナサル
FW:
7.アメル・ディーブ
11.アルナワテール
20.アルタルドール

フォーメーション
(4-2-3-1)

   10
14  18   9
   6  4
16 19  2 13
    1

≪各種データ≫
日本ヨルダン
ボール支配率:
63%:37%
シュート数:
18:6
直接FK数:
7:19
間接FK数:
0:0
CK数:
7:12
GK数:
7:12
PK数:
0:0
オフサイド:
0:0

オマーン0−0オーストラリア

グループA:

カタール1−4韓国
≪得点者≫
カタール:ユセフ・アーメド22
韓国:イ・グノ26、80、カク・テヒ55、キム・シンウク64

レバノン1−1ウズベキスタン
≪得点者≫
レバノン:アル・サーディ34
ウズベキスタン:ハサノフ12

W杯アジア最終予選順位表
(第2戦終了時)

グループA

1位 韓国
勝点3 得4 失1
得失点差 +3
1勝
(1試合消化)

2位 イラン
勝点3 得1 失0
得失点差 +1
1勝
(1試合消化)

3位 カタール
勝点3 得2 失4
得失点差 -2
1勝1敗
(2試合消化)

4位 ウズベキスタン
勝点1 得1 失2
得失点差 -1
1分1敗
(2試合消化)

4位 レバノン
勝点1 得1 失2
得失点差 -1
1分1敗
(2試合消化)

グループB

1位
日本
勝点6 得9 失0
得失点差 +9
2勝
(2試合消化)

2位 イラク
勝点1 得1 失1
得失点差 ±0
1分
(1試合消化)

3位 オーストラリア
勝点1 得0 失0
得失点差 ±0
1分
(1試合消化)

4位 オマーン
勝点1 得0 失3
得失点差 -3
1分1敗
(2試合消化)

5位 ヨルダン
勝点1 得1 失7
得失点差 -6
1分1敗
(2試合消化)

 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア最終予選は8日、各地で行われ、5大会連続の本大会出場を目指す日本は埼玉スタジアムでのグループB第2戦でヨルダンに6−0で圧勝し、2連勝で勝ち点6とした。本田(CSKAモスクワ)が代表で自身初となるハットトリックの活躍を見せた。ヨルダンは勝ち点1のまま。
 日本は前半、本田の右CKを前田(磐田)が押し込んで先制。その後も前半途中に退場者を出したヨルダンを攻め続け、本田がPKを含む3点を挙げたほか、香川(ドルトムント)も得点するなど圧倒した。
 ザッケローニ監督が指揮した試合の通算成績は14勝6分け(1PK勝ちを含む)2敗。日本は12日にアウェーでオーストラリアと対戦する。
 グループBのもう1試合、オマーンvsオーストラリアは0−0で引き分け、ともに勝ち点1。
 最終予選は10チームが2グループに分かれて争い、各グループ2位までが本大会に進出。3位同士がアジア5位決定戦を行い、勝てば大陸間プレーオフに進む。

内田篤人(シャルケ)
「(香川の得点をアシスト)自分で打つよりいいと思った。監督がすごく大事な試合だと言っていて、モチベーションが高かった」

長友佑都(インテル)
「試合が前半で決まったので、オーストラリアならどう攻めてくるかイメージしながらやった。もっと力がある相手だし、簡単には勝てない」

岡崎慎司(シュツットガルト)
「チームの雰囲気はいい。イメージの共有ができている。右サイドからでも崩していけるパターンは増えていると思う」

長谷部誠(ボルフスブルク)
「前の試合同様、いい時間に点を取れて、自分たちのペースで試合を運べた。たくさん点を取れて、守備陣もよく頑張っている。チームとしてはいい状態」

遠藤保仁(G大阪)
「(本田へのアシストは)いいタイミングで出せた。あのゴールは非常によかった。積極的にボールに絡んでいく姿勢でいった。次は厳しい戦いになると思う」

香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)
「ゴールは相手のミスがあったので喜べない。もっともっと結果を残したい。2試合とも素晴らしい雰囲気だった。アウェーの戦いは難しいし、オーストラリアはいいチームだけど、勝ちにいきたい」

本田圭佑(CSKAモスクワ)
「パスがよかったり、PKを譲ってもらったりした。周りに助けられた3点で、仲間に感謝したい。個人というよりチームの調子がいい。2連勝して、今のところイメージ通り。何より次の試合が大事だ」

前田遼一(磐田)
「点を取れているのはいいけど、それ以外でシュートを打てていない。もっと点を取りたい。(次戦は)厳しい試合になると思うが、僕が点を取ってまた勝ちたい」

中村憲剛(川崎)
「シュートを決められなかった。入ってほしかったけれど、駄目でした」

日本代表・ザッケローニ監督「非常にいい気持ち。6点を取って、無失点というのも良かったし、内容も良かった。オマーン戦より精度を高めろとチームに言って、それをやってくれた。ワールドカップに行きたいというのを証明した。また集中していきたい」

ヨルダン代表・ハマド監督
「やはり日本は強い。今日の出来ならブラジルと対戦しても勝てるだろう。前半の退場も影響したが、何よりミスが多すぎた」

日本サッカー協会・小倉純二会長
「ホームで2連勝を達成できて良かった。自信を持って次にいけるのは嬉しい」

日本代表25名
GK:
1.川島永嗣(リールセ/ベルギー)
12.西川周作(広島)
23.権田修一(
FC東京)
DF:
15.今野泰幸(
G大阪)
3.駒野友一(磐田)
16.栗原勇蔵(横浜M)
2.伊野波雅彦(神戸)
5.長友佑都(インテル/イタリア)
槙野智章(浦和)
6.内田篤人(シャルケ/ドイツ)
22.吉田麻也(
VVV)
21.酒井宏樹(
)
MF:
7.遠藤保仁(
G大阪)
14.中村憲剛(川崎)
17.長谷部誠(ボルフスブルク/ドイツ)
13.細貝萌(アウクスブルク/ドイツ)
4.本田圭佑(
CSKAモスクワ/ロシア)
20.高橋秀人(FC東京)
FW:
18.前田遼一(磐田)
9.岡崎慎司(シュツットガルト/ドイツ)
11.ハーフナー・マイク(
フィテッセ/オランダ)
森本貴幸(
ノバーラ/イタリア)
10.香川真司(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)
8.清武弘嗣(C大阪)
19.宮市亮(
アーセナル/イングランド)

【吉田離脱の不安打ち消す圧勝】
 大量点を奪った攻撃陣の陰に隠れているが、守備陣も2戦連続で無失点。今野は「この3連戦でなるべく失点しないようにと思っていた。2試合連続で失点ゼロは嬉しい」と語った。
 次は大柄な選手が多いオーストラリア戦。空中戦が鍵になりそうだが、対策はイメージできている。この日も相手の長いボールは守備的MFの長谷部が競り、後ろをカバーして守った。「監督の指示もある。僕らが競って負けるとGKと1対1。次はとにかくミスなくやりたい」と話した。
 センターバックを組んできた吉田の離脱が決まったが、今野は「練習から誰が入っても変わらない」と不安を打ち消した。

【本田、圧巻の3発】
 本田が3得点を決めるハットトリックの活躍を見せ、日本を大勝に導いた。まずは前半18分、右CKをゴール前の絶妙な位置に送り、前田の先制ヘディング弾をお膳立て。同21分には遠藤の縦パスを受け、GKと1対1の場面から、左足で流し込んで日本に2点目をもたらした。
 自身の2点目、日本の3点目が生まれたのは同30分。岡崎のシュートがDFに当たり、こぼれ球に詰めていた本田は、落ち着いてゴールを決めた。
 後半最初のゴールを奪ったのも背番号4だった。後半8分、前田がPKを得ると、低い弾道でキッチリとネットを揺らし、代表では自身初のハットトリックを達成した。3ゴール、1アシストと4点にからんで日本を牽引した本田は、同12分に中村と交代し、余裕の表情で仲間たちのプレーをベンチから見守った。
 試合後のインタビューでは、「結構、周りに助けられた3点だった。周りのパスが良かったし、PKを譲ってもらったりして、仲間に感謝したい」と快勝とハットを振り返り、次のオーストラリア戦に向けては、「チームの調子がいいし、それが出ればいい。今のところ2勝してイメージ通りなので、みなさんの期待に応えられるようにしたい」と表情を引き締めた。

【香川、ゴールも反省】
 日本代表のザッケローニ監督は試合後「心境としてはいい気持ち。オマーン戦より精度を高めて欲しい、とチームに言っていたので、それができて良かった」と喜びを語った。
 ゴールを決めた香川は「相手のミスもあったので素直には喜べない」と反省を口にした。次戦の豪州戦に向けては「アウェーの戦いは難しい。豪州はいいチームなので、しっかり準備して勝ちに行きたい」と意気込みを語った。
 キャプテンの長谷部は「いい時間帯で点が取れて、自分たちのペースでゲームを進められた。(ホーム2試合無失点は)目立たないがディフェンス陣が頑張った。チームとしていい状態」と手応えを語った。

【遠藤、歴代2位の出場記録】
 32歳の遠藤が国際Aマッチ通算117試合出場となり、GK川口(磐田)を上回って歴代単独2位。「周りのサポートがあったからだし、大きなけががなかったのが一番の理由」と感謝の言葉を並べた。
 オマーン戦はパスミスなどもあり、やや精彩を欠いた。しかし、この日は本田の得点をアシストした秀逸なパスなど本来のプレーが戻った。「今日だけ見ればうまくやれた。もっとコンスタントにいい形でやれるように」と、いつものようにひょうひょうとした表情だった。

【栗原が代表初得点】
 途中出場の栗原が代表初ゴールを挙げた。5−0の後半44分、長友のクロスに飛び込み、頭で決めた。「ああいう状況だったけど、初めて取ったからうれしい」と素直に喜んだ。
 吉田のケガで前半終了間際に急遽出場。本職の守備では「後半最初の時間帯でラインを下げすぎてしまったかな」と反省点も残った。オーストラリア戦では先発の可能性もある。「しっかり準備してやれればいい」と気合いを入れた。

【吉田がチーム離脱】
 日本サッカー協会は8日、ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第2戦のヨルダン戦で右膝を痛めたDF吉田麻也(VVVフェンロ)がチームを離脱すると発表した。追加招集の予定はない。
 吉田は前半に右膝を負傷してピッチを出た後、一度はプレーを再開したが、同44分に交代した。本人は「滑って体重が膝にかかった。内側の靱帯を痛めた」と話した。全治は不明。

【腰痛の森本が離脱】
 日本サッカー協会は9日、日本代表FW森本貴幸(ノバーラ)がワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア戦(12日・ブリスベン)の遠征に参加せず、チームから離脱したと発表した。追加招集の予定はない。
 森本は5月に腰を痛め、3日と8日のW杯予選に出場しなかった。

【ヨルダン監督、日本に脱帽】
 ヨルダンのハマド監督は日本の強さによほど感心したのだろう。「今日の出来ならブラジルにも勝てる」と真顔で褒めちぎった。
 昨年1月のアジアカップでは1−1の引き分けと大健闘したが、日本ホームでは歯が立たなかった。「長旅の疲れがあった。西アジアのチームは不利を強いられている気がする」と悔しさをぶつけた。

【韓国は初戦で大勝】
 サッカーの2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア最終予選は8日、各地で行われ、グループAでは韓国が初戦でカタールに4−1で大勝し、勝ち点3を挙げた。
 レバノンとウズベキスタンは1−1で引き分け、ともに勝ち点1とした。

≪超サカ採点表≫
日本代表
GK:
1.川島永嗣 6.0
少ない守備機会にも集中を切らさず
DF:
6.内田篤人 6.0
積極的に攻め上がってゴールを狙った
22.吉田麻也 6.5
出足も球出しも良かったが、無念の負傷交代
(44分16.栗原勇蔵 6.0)
高い打点で6点目をGET
15.今野泰幸 6.0
冷静な対応で最終ラインを引き締めた
(72分2.伊野波雅彦 5.5)
チャンスらしいチャンスを与えなかった
5.長友佑都 6.0
圧倒的なフィジカルを見せ付けた
MF:
9.岡崎慎司 6.5
素晴らしい動き出しでボールを引き出す
17.長谷部誠 6.5
ルーズボールへの対応が見事だった
7.遠藤保仁 6.5
抜群の球出しでチャンスを創出
10.香川真司 6.0
やや精彩を欠くも、しっかりゴールを挙げた
4.本田圭佑 7.5
随所で格の違いを見せ付けた
(57分14.中村憲剛 6.0)
パスだけでなく、得意のミドルも放った
FW:
18.前田遼一 6.5
数多くのチャンスに絡んで貴重な先制点をGET


EURO展望
ユーロ2012(欧州選手権)グループリーグ第1戦日程

グループA:

8日(金)

日本時間25:00〜
ポーランドvsギリシャ
(ワルシャワ国立競技場)

日本時間27:45〜
ロシアvsチェコ
(ブロツワフ・オリンピックスタジアム)

グループB:

9日(
)

日本時間25:00〜
オランダvsデンマーク
(メタリスト・スタジアム)

日本時間27:45〜
ドイツvsポルトガル
(アリーナ・リヴィウ)

グループC:

10日(
)

日本時間25:00〜
スペインvsイタリア
(バルティック・アリーナ)

日本時間27:45〜
アイルランドvsクロアチア
(ポズナン・シティー・スタジアム)

グループD:

11日(月)

日本時間25:00〜
フランスvsイングランド
(ドンバス・アリーナ)

日本時間27:45〜
ウクライナvsスウェーデン
(オリンピスキ・スタジアム)

 第14回ユーロ2012(欧州選手権)は本日8日に開幕し、グループAの第1戦の2試合が行われる。開幕戦では、ドイツやフランスとの関連が深い選手や監督を擁する開催国ポーランドが、8年前の覇者ギリシャを相手に勝利を目指す。
 オープンな争いになることが予想されるグループAで、有力候補と目されるのは、前回大会で準決勝に進出し、先日の国際親善試合でイタリアを3−0と下したロシアだ。残る一枠をポーランド、ギリシャ、チェコが争うと見られている。
 ドイツ語を操るフランチシェク・スムダ監督は、ドイツブンデスリーガを制したドルトムントの3選手を中心にチームを仕上げてきた。期待されるのは、ブンデスリーガ3位となる22得点を記録し、DFB(ドイツ連盟)カップ決勝でもハットトリックをマークしたドイツブンデスリーガMVPのFWロベルト・レバンドフスキだ。そこに、ドルトムントの同僚であるDFウカシュ・ピシュチェクやMFヤクブ・ブラシュチコフスキからボールが供給される。
 ほかにも、ポーランドはユース年代でフランスを代表したMFマチェイ・リブスやルドヴィク・オブラニャクといったタレントも擁している。オブラニャクはポーランド語を話すことができないため、コミュニケーション面での不安を露呈したが、同じくフランス出身のDFダミアン・ペルキはオブラニャクを擁護している。
 一方、2004年大会で開催国ポルトガルを沈めて優勝したギリシャは、ここ20試合で1敗しか喫していない。DFアブラアム・パパドプーロスとソクラティス・パパスタトプーロスを擁する守備陣は、予選でわずか5失点。クロアチアやイスラエルといった国々を沈め、本大会への切符を手にしている。
 ギリシャの右サイドでクリエイティブな才能を見せるのが、MFソティリス・ニニス。昨年9月に負った膝の重傷から回復した同選手は、見事なペースチェンジや力強いシュートが武器だ。
 一方、大舞台での復権を目指すチェコは、前回大会ベスト4の好調ロシアと対戦する。
 1996年大会のファイナリストで、2004年大会でも準決勝に進出したチェコ。ところが現在は、FIFA(国際サッカー連盟)ランキングで26位と地位を落としている。それでも、グループAにはポーランド、ギリシャと与しやすい相手が揃っており、チェコは少なくとも決勝トーナメント進出に向けては楽観的だ。
 チェコはそれぞれアーセナルとチェルシー(以上イングランド)でプレーするMFトマーシュ・ロシツキーやGKペトル・ツェフといった経験豊富なベテラン達に、新たな選手達がミックスされている。
 現役時代はリバプール(イングランド)で活躍し、現在ではチームマネージャーを務めるウラディミール・スミチェル氏は、「全てのチームがベスト8進出のチャンスがあると考えているはずだ」とコメント。「我々にとって本当に重要なのは、ロシアとの初戦だ。彼らが突破候補だ」と、初戦の重要性を強調した。
 そのロシアは、格下アンドラに2−0と苦戦し、ホームでスロバキアに0−1と敗れるなど、予選序盤こそもたついたものの、終わってみればグループBの首位で本大会進出。14試合無敗を続けており、先日の国際親善試合でも、イタリアを3−0と沈めている。
 前回大会ほど魅力的な攻撃陣を揃えていないロシアだが、守備は好調。予選10試合では4失点しか喫していない。得点力不足に悩み、FWミラン・バロシュのコンディションが懸念されるチェコにとっては厳しいところだ。バロシュはこの2年間でわずか3ゴールしか挙げていないが、ミハル・ビレク監督にはほかに攻撃のオプションがない。
 スミチェル氏も「彼の調子が良く、プレーできることを願う。我々のチームで最も経験豊富なストライカーだからだ」とコメント。「彼がプレーできれば、我々にとって全てがより簡単となるだろう」と、バロシュへの期待を強調した。
 なお、ロシアとチェコが前回対戦したのは、1996年のユーロ本大会。この時は3−3の引き分けに終わっている。

【デフォーが父の訃報受け一時離脱】
 FA(イングランドサッカー協会)は7日、イングランド代表FWジャーメイン・デフォー(トッテナム)が父親の死去を受け、ユーロ2012開幕前の準備を行っているチームから一時離脱したと発表した。
 11日にフランスとのグループリーグ初戦を控えるイングランドは、6日に大会共催国ポーランドに入り、同地で合宿を行っている。FAは、デフォーは父親の訃報を受け一時帰国したことを明らかにしたが、同選手が代表から外れることはないとし、追加招集の予定はないとコメント。その上で、報道陣に対しデフォーと家族のプライバシーを尊重するよう求めた。
 イングランドはフランスとの試合を終えた後、15日にスウェーデン、19日にウクライナと対戦する。


移籍
 イングランドプレミアリーグ、トッテナムのクロアチア代表MFニコ・クラニチャール(27)がディナモ・キエフ(ウクライナ)に移籍することが明らかになった。ディナモ・キエフが7日、4年契約で合意したと発表した。
 今季限りでトッテナムを退団するとを発表していたクラニチャールは2009年にポーツマス(イングランド)からトッテナムへと加入したが、現在もレギュラーポジションを獲得するまでには至っていない。また、代表として豊富な経験を持つ同選手だが、ユーロ2012(欧州選手権)本大会ではMFイヴァン・ペリシッチ(ドルトムント/ドイツ)、イヴァン・ラキティッチ(セビージャ/スペイン)らと先発の座を争う状況となっている。
 ユーロ2012でのプレーに集中したいとして同選手はユーロ2012終了後に移籍の発表をするとしていたが、ディナモ・キエフが早々に獲得を発表してしまった。
 クロアチア代表はユーロ2012本大会でスペイン、イタリア、アイルランドと同じグループCに所属し、10日にアイルランドとのグループリーグ初戦を迎える。


超サカFLASH

欠場&追加招集
 日本サッカー協会は本日、桐蔭横浜大のGK島崎恭平(20)を、大学に所属したままJリーグの試合に出場できる特別指定選手に承認したと発表した。受け入れ先はJ2の横浜FC。

特別指定選手
 UEFA(欧州サッカー連盟)は7日、ユーロ2012(欧州選手権)に臨むクロアチアからMFイヴォ・イリチェビッチ(ハンブルガーSV/ドイツ)がふくらはぎを傷めて離脱し、代わりにシメ・ブルサリコ(ディナモ・ザグレブ)が招集されたと発表した。クロアチアでは、4日にFWイビツァ・オリッチ(バイエルン/ドイツ)が太ももを負傷してユーロ2012に臨むメンバーから外れたばかり。また、DFヴェドラン・チョルルカ(レバークーゼン/ドイツ)は太ももに問題を抱えており、8日に精密検査を受ける予定と心配な状況にある。


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