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本日の超最新情報
2012.06.09.SAT
INDEX
★到着★
Ｗ杯アジア最終予選第３戦で12日にオーストラリア代表と対戦する日本代表がオーストラリアのブリスベンに到着！
★代表離脱★
8日のＷ杯アジア最終予選第２戦のヨルダン戦で右膝内側靱帯を負傷した日本代表DF吉田麻也(ＶＶＶ)と、5月23日のアゼルバイジャン戦で腰を負傷した同FW森本貴幸(ノバーラ)が代表離脱！追加招集はなし！
★準々決勝進出★
ヤマザキナビスコカップ・グループリーグ第６節
グループＡ
仙台１－０Ｃ大阪
川崎０－１磐田
広島５－１鳥栖
グループＢ
横浜Ｍ０－０新潟
清水３－１大宮
神戸２－２札幌
グループＢの清水と２連覇を狙う鹿島の決勝トーナメント進出が決定！グループＡで２位の磐田は山崎亮平の決勝弾で競り勝ち、首位に浮上して準々決勝進出に王手！
Ｊ２第１８節最終日
栃木０－１岡山
町田０－２草津
福岡１－０北九州
京都２－２山形
大分２－０松本
湘南１－０富山
甲府０－２千葉
徳島１－２横浜ＦＣ
岐阜１－１愛媛
鳥取０－２東京Ｖ
２位京都vs首位山形の天王山対決は山形が追い付いてドロー！３位千葉は山口智のＰＫ弾などで快勝して２位浮上！
★暫定２位浮上★
ＪＦＬ第１５節第１日
ブラウブリッツ秋田３－３佐川印刷
ＡＣ長野パルセイロ１－０Ｖ・ファーレン長崎
５位長野vs首位長崎の上位対決は長野が競り勝って暫定２位浮上！３位秋田vs４位佐川印刷の上位対決は打ち合いの末にドロー！
★開幕★
ユーロ2012(欧州選手権)グループリーグ第１戦
グループＡ
ポーランド１－１ギリシャ
ロシア４－１チェコ
開催国ポーランドは前々回優勝のギリシャとドロー！ロシアはジャゴエフ(ＣＳＫＡモスクワ)の２ゴールなどで大勝して白星発進！
★白星発進★
Ｗ杯北中米カリブ海３次予選第１戦
グループＡ
アメリカ３－１アンティグア・バーブーダ
ジャマイカ２－１グアテマラ
グループＢ
メキシコ３－１ガイアナ
コスタリカ２－２エルサルバドル
グループＣ
ホンジュラス０－２パナマ
キューバ０－１カナダ
今予選から登場のアメリカとメキシコはともに３－１で快勝して白星発進！
★圧勝★
Ｗ杯アジア最終予選第２戦
グループＢ
日本代表６－０ヨルダン代表
オマーン０－０オーストラリア
グループＡ
カタール１－４韓国
レバノン１－１ウズベキスタン
日本代表は本田圭佑のハットトリックなどで６ゴール圧勝！12日に日本と対戦するオーストラリアはスコアレスドロー！
本日の超サカＦＬＡＳＨ
新潟の新監督に昨季Ｊ１磐田の監督を務めた柳下正明氏(52)が有力候補ほか
本文
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★到着★
サッカーのワールドカップ（Ｗ杯）ブラジル大会アジア最終予選で12日にオーストラリアと対戦する日本代表は本日9日、オーストラリアのブリスベンの空港にチャーター機で到着した。
この日午前に成田空港から出発した選手達は、出迎えた日本人ファンのサインの求めに気軽に応じるなど移動の疲れを感じさせず、和やかな雰囲気だった。香川（ドルトムント）は「時差もないし、ゆっくり機内で過ごせた。仮眠も取れたので良かった」とリラックスした表情で話した。
最終予選で日本は3日にオマーン、8日にヨルダンを下して２連勝。オーストラリアは8日に敵地でオマーンとの初戦を０－０で引き分けた。
【日本代表２３名】
GK：
1.川島永嗣(リールセ/ベルギー)
12.西川周作(広島)
23.権田修一(ＦＣ東京)
DF：
15.今野泰幸(Ｇ大阪)
3.駒野友一(磐田)
16.栗原勇蔵(横浜Ｍ)
2.伊野波雅彦(神戸)
5.長友佑都(インテル/イタリア)
22.槙野智章(浦和)
6.内田篤人(シャルケ/ドイツ)
21.酒井宏樹(柏)
MF：
7.遠藤保仁(Ｇ大阪)
14.中村憲剛(川崎)
17.長谷部誠(ボルフスブルク/ドイツ)
13.細貝萌(アウクスブルク/ドイツ)
4.本田圭佑(ＣＳＫＡモスクワ/ロシア)
20.高橋秀人(ＦＣ東京)
FW：
18.前田遼一(磐田)
9.岡崎慎司(シュツットガルト/ドイツ)
11.ハーフナー・マイク(フィテッセ/オランダ)
10.香川真司(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)
8.清武弘嗣(Ｃ大阪)
19.宮市亮(アーセナル/イングランド)
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★代表離脱★
日本サッカー協会は8日、ワールドカップ（Ｗ杯）アジア最終予選第２戦のヨルダン戦で右膝を痛めたＤＦ吉田麻也（ＶＶＶフェンロ）がチームを離脱すると発表した。追加招集の予定はない。
吉田は前半に右膝を負傷してピッチを出た後、一度はプレーを再開したが、同４４分に交代した。本人は「滑って体重が膝にかかった。内側の靱帯を痛めた」と話した。全治は不明。
【腰痛の森本も離脱】
日本サッカー協会は本日9日、日本代表ＦＷ森本貴幸（ノバーラ）がワールドカップ（Ｗ杯）アジア最終予選のオーストラリア戦（12日・ブリスベン）の遠征に参加せず、チームから離脱したと発表した。追加招集の予定はない。
森本は5月に腰を痛め、3日と8日のＷ杯予選に出場しなかった。
←
★準々決勝進出★
ヤマザキナビスコカップ・グループリーグ第６節結果
グループＡ：
仙台１－０Ｃ大阪
(ユアスタ/8638人)
≪得点者≫
仙台：梁勇基63
≪出場メンバー≫
【仙台】
GK：
林卓人
DF：
田村直也■、角田誠、渡辺広大、朴柱成（78分菅井直樹）
MF：
富田晋伍、梁勇基、太田吉彰、松下年宏（70分武藤雄樹）
FW：
柳沢敦（40分中原貴之）、ウイルソン
【Ｃ大阪】
GK：
松井謙弥
DF：
茂庭照幸、藤本康太、舩津徹也（84分永井龍）、高橋大輔
MF：
山口螢、ブランキーニョ（78分村田和哉）、丸橋祐介（66分吉野峻光）、横山知伸
FW：
ケンペス■、柿谷曜一朗
川崎０－１磐田
(等々力/7970人)
≪得点者≫
磐田：山崎亮平25
≪出場メンバー≫
【川崎】
GK：
西部洋平
DF：
レネ・サントス（77分稲本潤一）、實藤友紀、井川祐輔、登里享平（39分田中雄大）
MF：
田中裕介、柴崎晃誠（46分小林悠）、楠神順平、田坂祐介、レナト
FW：
矢島卓郎
【磐田】
GK：
竹重安希彦
DF：
宮崎智彦、山本脩斗、菅沼駿哉、藤田義明
MF：
ロドリゴ・ソウト、小林裕紀、山田大記、松浦拓弥、山本康裕
FW：
山崎亮平
広島５－１鳥栖
(広島ビ/10132人)
≪得点者≫
広島：森崎浩司45+1、90、佐藤寿人54=PK、石原直樹78、81
鳥栖：水沼宏太63
≪出場メンバー≫
【広島】
GK：
増田卓也
DF：
森脇良太、千葉和彦、水本裕貴
MF：
石川大徳（85分横竹翔）、青山敏弘、森崎和幸（46分中島浩司）、清水航平■、髙萩洋次郎■、森崎浩司
FW：
佐藤寿人（75分石原直樹）
【鳥栖】
GK：
赤星拓
DF：
犬塚友輔、キムクナン、呂成海■、磯崎敬太
MF：
水沼宏太、藤田直之■、岡本知剛、國吉貴博（58分金民友）、トジン■（63分豊田陽平）
FW：
野田隆之介（46分早坂良太）
グループＢ：
横浜Ｍ０－０新潟
(ニッパ球/5345人)
≪出場メンバー≫
【横浜Ｍ】
GK：
飯倉大樹
DF：
小林祐三（86分熊谷アンドリュー）、青山直晃、中澤佑二■、比嘉祐介（73分谷口博之）
MF：
富澤清太郎、兵藤慎剛、中村俊輔、齋藤学
FW：
大黒将志、マルキーニョス（73分小野裕二）
【新潟】
GK：
東口順昭
DF：
村上佑介■、鈴木大輔■、石川直樹、金珍洙
MF：
三門雄大■、本間勲、藤田征也（52分小谷野顕治）、木暮郁哉（23分田中亜土夢）
FW：
平井将生（69分ブルーノ・ロペス）、鈴木武蔵
清水３－１大宮
(アウスタ/10596人)
≪得点者≫
清水：平岡康裕41、大前元紀72=PK、白崎凌兵88
大宮：長谷川悠36
≪出場メンバー≫
【清水】
GK：
山本海人
DF：
吉田豊、平岡康裕、ヨン・ア・ピン、李記帝
MF：
村松大輔、小林大悟（63分杉山浩太）、河井陽介
MF：
大前元紀、高原直泰（63分高木俊幸）、石毛秀樹（82分白崎凌兵）
【大宮】
GK：
江角浩司
DF：
渡邉大剛（52分村上和弘■）、深谷友基■（70分）、菊地光将■、鈴木規郎
MF：
チョ・ヨンチョル、カルリーニョス、上田康太、金久保順（72分片岡洋介）
FW：
東慶悟■（87分清水慎太郎）、長谷川悠
神戸２－２札幌
(ホームズ/4083人)
≪得点者≫
神戸：大久保嘉人12=PK、20
札幌： 榊翔太35、岡本賢明37
≪出場メンバー≫
【神戸】
GK：
徳重健太
DF：
奥井諒、北本久仁衛、高木和道、相馬崇人（69分林佳祐）
MF：
田中英雄、三原雅俊（69分森岡亮太）、野沢拓也
FW：
大久保嘉人■、都倉賢（79分朴康造）、小川慶治朗
【札幌】
GK：
杉山哲
DF：
小山内貴哉■、岡山一成■、櫛引一紀、前貴之
MF：
山本真希（66分荒野拓馬）、河合竜二、岡本賢明、内村圭宏、榊翔太（78分日高拓磨）
FW：
近藤祐介（68分大島秀夫）
ﾅﾋﾞｽｺｶｯﾌﾟ･ｸﾞﾙｰﾌﾟﾘｰｸﾞ順位表
(第6節終了時)
★…決勝ﾄｰﾅﾒﾝﾄ進出
ｸﾞﾙｰﾌﾟA
2位 磐田
勝点12 得10 失7
得失点差 +3
4勝1敗
(5試合消化)
2位 C大阪
勝点9 得10 失7
得失点差 +3
3勝2敗
(5試合消化)
3位 仙台
勝点9 得10 失7
得失点差 +3
3勝2敗
(5試合消化)
4位 鳥栖
勝点9 得8 失11
得失点差 -3
3勝2敗
(5試合消化)
5位 浦和
勝点6 得9 失10
得失点差
-1
2勝3敗
(5試合消化)
6位 広島
勝点4 得8 失8
得失点差 ±0
1勝1分3敗
(5試合消化)
7位 川崎
勝点4 得7 失11
得失点差 -4
1勝1分4敗
(6試合消化)
ｸﾞﾙｰﾌﾟB
1位 清水
勝点15 得11 失2
得失点差 +9
5勝
(5試合消化)
2位 鹿島
勝点12 得8 失4
得失点差 +4
4勝1敗
(5試合消化)
3位 新潟
勝点7 得2 失2
得失点差 ±0
2勝1分2敗
(5試合消化)
4位 横浜M
勝点5 得5 失6
得失点差
-1
1勝2分2敗
(5試合消化)
5位 大宮
勝点5 得4 失6
得失点差 -2
1勝2分2敗
(5試合消化)
6位 札幌
勝点5 得6 失11
得失点差
-5
1勝2分3敗
(5試合消化)
7位 神戸
勝点1 得3 失8
得失点差
-5
1分4敗
(5試合消化)
Ｊリーグ・ヤマザキナビスコ・カップ第６日は本日9日、ホームズスタジアム神戸などでグループリーグ第６節の全６試合が行われ、グループＢは清水と２連覇を狙う鹿島が決勝トーナメント進出を決めた。グループＡは磐田が勝ち点１２で首位。同９で並ぶＣ大阪、仙台、鳥栖までがグループリーグ突破の可能性を残した。
清水は大宮を３－１で下して勝ち点１５、試合のなかった鹿島は同１２。新潟は横浜Ｍと０－０で引き分け、同７でグループリーグ敗退が決まった。磐田は川崎を、仙台はＣ大阪をそれぞれ１－０で下した。鳥栖は広島に１－５で敗れた。
Ｊ２第１８節最終日結果
栃木０－１岡山
(栃木グ/1901人)
≪得点者≫
岡山：石原崇兆22
町田０－２草津
(町田/2060人)
≪得点者≫
草津：御厨貴文19、金成勇76
福岡１－０北九州
(レベスタ/8741人)
福岡：城後寿41
京都２－２山形
(西京極/11642人)
≪得点者≫
京都：宮吉拓実9、56
山形：中島裕希45+1、石川竜也88
大分２－０松本
(大銀ド/8019人)
≪得点者≫
大分：森島康仁8、88
湘南１－０富山
(ＢＭＷス/5148人)
≪得点者≫
湘南：中村祐也90+1
甲府０－２千葉
(中銀スタ/10773人)
千葉：米倉恒貴30、山口智35=PK
徳島１－２横浜ＦＣ
(鳴門大塚/4858人)
≪得点者≫
徳島：宮崎光平10
横浜ＦＣ：大久保哲哉19=PK、カイオ80
岐阜１－１愛媛
(長良川/3205人)
≪得点者≫
岐阜：井上平68
愛媛：赤井秀一18=PK
鳥取０－２東京Ｖ
(とりスタ/3508人)
≪得点者≫
東京Ｖ：阿部拓馬44、67
Ｊ２第１８節最終日は本日9日、西京極陸上競技場などで残りの１０試合が行われ、２位の京都が、勝ち点１差で首位の山形をホームに迎えた一戦は２－２で引き分け、勝ち点３７で山形が首位を守った。京都は同３６で３位に後退。
前半９分に京都の宮吉拓実が先制ゴールを挙げた。京都は前半終了間際の４５分に追い付かれたが、後半９分に再び宮吉が得点し、勝ち越しに成功。ところが、試合終了間際の４３分に石川竜也に同点ゴールを許し、土壇場で引き分けに持ち込まれた。
３位千葉は５位甲府と対戦して２－０で快勝。同３６とし、得失点差で２位に浮上した。
千葉は敵地での戦いだったが、前半３０分に米倉恒貴が先制点を決めると、３５分には山口智が加点。甲府攻撃陣を完封し、２－０と勝利を収めた。
前節にクラブの連勝記録を更新した横浜ＦＣは、敵地で徳島と対戦。先制を許したが、大久保哲哉とカイオのゴールで２－１と逆転勝利を収め、破竹の６連勝となった。
←
★暫定２位浮上★
ＪＦＬ第１５節第１日結果
ブラウブリッツ秋田３－３佐川印刷
(秋田球/1055人)
≪得点者≫
秋田：川田和宏9、松田正俊15、90+4=PK
佐川印刷：平井晋太郎6、志摩竜弥53、吉木健一87
ＡＣ長野パルセイロ１－０Ｖ・ファーレン長崎
(南長野/1803人)
≪得点者≫
長野：野澤健一28
ＪＦＬ第１５節最終日結果
13:00～
ＳＡＧＡＷＡ ＳＨＩＧＡ ＦＣvsＨｏｎｄａ ＦＣ
(佐川守山)
13:00～
ソニー仙台vsＦＣ琉球
(ユアスタ)
13:00～
ＨＯＹＯ ＡＣ ＥＬＡＮ大分vsＭＩＯびわこ滋賀
(大分陸)
15:00～
ツエーゲン金沢vs藤枝ＭＹＦＣ
(金沢)
15:00～
横河武蔵野vsカマタマーレ讃岐
(武蔵野)
15:00～
Ｙ.Ｓ.Ｃ.Ｃ.vsホンダロック
(ニッパ球)
サッカーの日本フットボールリーグ（ＪＦＬ）は本日9日、第１５節の２試合が行われ、５位ＡＣ長野パルセイロと首位Ｖ・ファーレン長崎の上位対決は長野が１－０で競り勝ち、暫定２位に浮上した。
３位ブラウブリッツ秋田は４位佐川印刷と打ち合いの末、３－３で引き分けた。
←
★開幕★
ユーロ2012(欧州選手権)グループリーグ第１戦結果
グループＡ：
ポーランド１－１ギリシャ
(ワルシャワ国立競技場/56070人)
≪得点者≫
ポーランド：レバンドフスキ17
ギリシャ：サルピギディス51
≪出場メンバー≫
【ポーランド】
GK：
シュチェンスニー■（69分）
DF：
ピシュチェク、バシレフスキ、ペルキス、ベニッシュ
MF：
ムラフスキ、ポランスキ、ブワシチコフスキ、オブラニャク、リブス（69分ティトン）
FW：
レバンドフスキ
【ギリシャ】
GK：
ハルキアス
DF：
トロシディス、パパスタソプロス■■=■（45+1分）、Ａ・パパドプロス（36分Ｋ・パパドプロス）、ホレバス■
MF：
マニアティス、カツラニス、カラグニス■、ニニス（46分サルピギディス）
FW：
ゲカス（68分フォルトゥニス）、サマラス
ロシア４－１チェコ
(ブロツワフ・オリンピックスタジアム/40803人)
≪得点者≫
ロシア：ジャゴエフ15、79、シロコフ24、パブリュチェンコ82
チェコ：ピラルシュ52
≪出場メンバー≫
【ロシア】
GK：
マラフェエフ
DF：
アニュコフ、Ａ・ベレズツキ、イグナシェビッチ、ジルコフ
MF：
シロコフ、デニソフ、ジリアノフ、ジャゴエフ（84分ココリン）
FW：
ケルジャコフ（73分パブリュチェンコ）、アルシャビン
【チェコ】
GK：
ツェフ
DF：
ゲブレ・セラシエ、フブニーク、シボク、カドレツ
MF：
プラシル、イラーチェク（75分ペトルジェラ）、ピラルシュ、ロシツキー
FW：
レゼク（46分ヒュプシュマン）、バロシュ（85分ラファタ）
ユーロ2012(欧州選手権)グループリーグ第１戦日程
グループＢ：
9日(土)
日本時間25:00～
オランダvsデンマーク
(メタリスト・スタジアム)
日本時間27:45～
ドイツvsポルトガル
(アリーナ・リヴィウ)
グループＣ：
10日(日)
日本時間25:00～
スペインvsイタリア
(バルティック・アリーナ)
日本時間27:45～
アイルランドvsクロアチア
(ポズナン・シティー・スタジアム)
グループＤ：
11日(月)
日本時間25:00～
フランスvsイングランド
(ドンバス・アリーナ)
日本時間27:45～
ウクライナvsスウェーデン
(オリンピスキ・スタジアム)
ポーランドとウクライナが共催するサッカーのユーロ2012（欧州選手権）は8日に開幕してワルシャワなどでグループリーグ・グループＡの２試合が行われ、地元ポーランドは１－１で前々回優勝のギリシャと引き分けた。前回４強のロシアは、４－１でチェコに大勝した。
ポーランドは前半１７分にＦＷレバンドフスキが頭で先制したが、後半に同点ゴールを許した。ロシアは21歳のジャゴエフが２点を挙げた。
４年に１度、欧州一を競う大会には１６チームが出場。４グループに分かれてグループリーグを行い、各グループ２位までが準々決勝に進む。決勝は7月1日、キエフで開催される。
【開催国ポーランドはドロー発進】
ウクライナとともにホスト国を務めるポーランドが、ギリシャとの開幕戦を１－１で引き分けた。グループリーグ突破に向け、勝ち点３の欲しかったポーランドだが、ユーロ2004王者のギリシャが意地を見せた格好となった。
大会ホスト国のポーランドは、地元の５万６０００人の大歓声を背に序盤からペースを掴むと、迎えた前半１７分、ブワシュチコフスキが右から上げたピンポイントクロスにレバンドフスキが頭で合わせて先制。ドルトムント（ドイツ）所属コンビでチームに得点をもたらすと、前半終了間際にはギリシャのパパスタソプロスがこの日２枚目の警告を受けて退場となり、ポーランドはさらに優位な立場となる。ギリシャは３７分の段階でＤＦアブラアム・パパドポウロスが負傷交代を強いられていたこともあり、サントス監督はプランの練り直しを迫られた。
迎えた後半、ギリシャはサルピンギディスを投入。すると、ここから流れが変わる。まずは６分、ゴール前でのこぼれ球をサルピンギディスがすかさず決めて同点とすると、２４分にはＤＦラインの背後に抜け出したサルピンギディスがポーランドＧＫシュチェスニーに倒されＰＫを獲得。さらにシュチェスニーはこのファウルで一発退場となり、流れは一気にギリシャに傾く。
逆転のチャンスを手にしたギリシャのキッカーは、ユーロ2004優勝経験者のカラグーニス。しかし、代わってピッチに入ったポーランドＧＫティトンがこのキックをセーブし、ポーランドは胸をなでおろす。試合はそのまま１－１で終了し、両者が勝ち点１ずつを分け合う形となった。
先制しながらも勝利を逃したこの日の結果について、レバンドフスキは「まだまだ可能性は残っている。今日の前半のようなプレーができれば、グループリーグ残り２試合に勝てると思う」と、次戦に向け気持ちを切り替えた。
【ロシアがチェコに４発圧勝】
グループＡのもう１試合、ロシアとチェコによる一戦では、ロシアがジャゴエフの２ゴールなどで４－１と大勝し、好発進を収めた。
４年前のユーロ2008でベスト４と躍進を見せたロシアは、序盤こそチェコにペースを握られるも、早い段階で流れを引き寄せる。前半１５分、ジャゴエフの突破から最後はズリアノフのクロスを受けたケルジャコフがポスト直撃のヘッドを放つと、このこぼれ球をジャゴエフが叩き込んで先制に成功。さらに２４分にはアルシャビンの決定的なパスから、シロコフが飛び出してきたＧＫツェフの頭上をチップシュートで抜き、ロシアが２点のリードで前半を折り返す。
それでも、後半に入るとチェコも反撃。７分、スルーパスに反応したピラシュがＧＫもかわしてネットを揺らし１点差に詰め寄る。同点を目指しプレッシャーを強めたチェコだが、疲労から足が止まり始め、特に左サイドに穴が見えるようになる。するとロシアは３４分、ジャゴエフがこの日自身２点目となるゴールを決めて突き放すと、３７分には途中出場のパブリュチェンコが単独突破からネットを揺らしてダメ押し。４点を奪って大勝したロシアは、前回大会の再現を期待させる大勝で初戦を制した。
ロシア代表のアドフォカート監督は試合後「相手にスペースが生まれたところをうまく突くことができた。初戦に勝ったことが何よりも大事」と笑顔を見せた
【本田のチームメートが活躍】
前回ベスト４のロシアが４点を奪い、大勝した。
前半は鋭いカウンターから２点を奪い、後半も１点を返された後に２点を加えた。
日本代表の本田圭佑とＣＳＫＡモスクワでプレーするジャゴエフが２ゴール。オランダ人のアドフォカート監督は「ジャゴエフは予選でもずっといいプレーをしてきた。彼には才能があると言い続けてきた」と称賛した。
【ドイツvsポルトガル展望】
ユーロ2012（欧州選手権）は本日9日、グループＢ第１戦の２試合が行われ、ドイツとポルトガルによる強豪国同士の一戦が行われる。この試合では、ポルトガルのエースＦＷクリスティアーノ・ロナウドの働きぶりが、勝負の行方に大きく影響しそうだ。
2002年ワールドカップ（Ｗ杯）から主要国際大会では４度続けてベスト４以上の成績を残しているドイツ。近年は若く才能溢れる選手が続々と台頭し、今大会ではスペインと並んで優勝候補筆頭に挙げられている。ただし、中盤に多くのタレントが揃っている一方で守備のオプションは限られており、「死のグループ」と呼ばれるグループＢでどんな戦いを見せるかに注目が集まっている。
ディフェンスラインでは、主将ＤＦフィリップ・ラームが左サイドバックで出場することがほぼ確実。中央で軸となるのはＤＦホルガー・バートシュトゥーバーとみられているが、そのパートナーはまだ流動的な状況。経験豊富なＤＦペア・メルテザッカーがその第一候補と目されているが、同選手は2月に足首を負傷してからは試合勘を欠いている。前月26日に行われ、５失点を喫して敗れたスイスとのテストマッチでも、メルテザッカーは全くの調子外れだった。
また、所属先のバイエルンでバートシュトゥーバーとコンビを組むＤＦイェローメ・ボアテンクについては、右サイドにポジションを移す見込み。ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督はまた、ＭＦラース・ベンダーを右サイドバックとして起用する可能性もほのめかしている。
不安も残す中で初戦を迎えることとなるが、メルテザッカーは「お互いを助けるために、ピッチでたくさん話さなければいけないだろう。僕には経験があるし、チームが何を必要としているかは理解している」と、経験値を武器にチームを安定させたいと話した。
ポルトガルで警戒すべきは、やはりＣ・ロナウドであり、ドイツの選手達も口々に同選手について語っている。メルテザッカーは「これまでの対戦では何度か彼（Ｃ・ロナウド）を苛立たせることができたし、今回もそれをやらなければいけない。１対１の状況を作らせ過ぎないことが重要」と、警戒を強める。
また、レアル・マドリード（スペイン）でＣ・ロナウドとチームメイトのＭＦサミー・ケディラは、「早めに彼に寄せて、スペースを奪わなければいけない。プレーを楽しませないことが第一だ。ポルトガル人は自分達が楽しめないと機能しないんだ」と語り、ＭＦバスティアン・シュバインシュタイガーとともに、早めに潰しにかかることが必要だと語った。
ケディラは一方で、「クリスティアーノ（・ロナウド）ほど才能と自信に溢れた選手は見たことがない。彼はなんでもできる化け物。彼ほどの選手を完璧に抑え込むことはできないと思う」と語り、日頃からともにプレーするＣ・ロナウドに賛辞も送っている。
対するポルトガルは、そのＣ・ロナウドを活かすために、周りがどれだけサポートできるかが鍵になる。Ｃ・ロナウドは、自国開催だったユーロ2004では目前で逃したタイトルを、今大会こそ手にしたいと息巻いている。しかし、同選手は代表ではレアルと同等のインパクトを残すことができず、本大会直前のテストマッチ２試合でも精彩を欠いた。それも響き、チームはマケドニアと０－０で引き分け、トルコには１－３で敗れている。
また、Ｃ・ロナウドと並んでワールドクラスと称されるＦＷナニについては、負傷によりドイツ戦の出場は微妙な状況。それでも、ポルトガルのパウロ・ベント監督は「できるだけ勝ち進みたい。最初の目標はベスト８進出。それが今の目標」とコメント。まずは「死のグループ」を突破し、準々決勝へ駒を進めたいと話した。
【女性４人が上半身裸で抗議】
ユーロ2012（欧州選手権）開幕戦の直前、ワルシャワの競技場前で上半身裸になって大会開催を抗議したウクライナの女性活動家４人が逮捕された。
４人は裸になってスローガンを叫ぶウクライナの政治組織「フェメン」のメンバー。大会が両国の売春産業を助長すると主張している。
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★白星発進★
Ｗ杯北中米カリブ海３次予選第１戦結果
グループＡ：
アメリカ３－１アンティグア・バーブーダ
ジャマイカ２－１グアテマラ
グループＢ：
メキシコ３－１ガイアナ
コスタリカ２－２エルサルバドル
グループＣ：
ホンジュラス０－２パナマ
キューバ０－１カナダ
サッカーの2014年ワールドカップ（Ｗ杯）ブラジル大会の北中米カリブ海３次予選は8日、各地で始まり、同予選から出場したグループＡのアメリカはアンティグア・バーブーダを、グループＢのメキシコはガイアナをそれぞれ３－１で下し、勝ち点３を挙げた。
グループＡのジャマイカ、グループＣのカナダとパナマも初戦で白星発進した。
３次予選は計１２チームが３グループに分かれて２回戦総当たりで争い、各グループ２位までが最終予選に進む。
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★圧勝★
Ｗ杯アジア最終予選第２戦結果
グループＢ：
日本代表６－０ヨルダン代表
会場：埼玉スタジアム2002
観衆：60874人
主審：キム・ドンジン(韓国)
天気：曇り
風：弱風
気温：24℃
湿度：64％
ピッチ表面：乾燥
ピッチ状態：全面良芝
≪得点者≫
日本代表：前田遼一18、本田圭佑21、30、53=PK、香川真司35、栗原勇蔵89
≪出場メンバー≫
【日本代表】
GK:
1.川島永嗣(リールセ)
DF:
6.内田篤人(シャルケ)
22.吉田麻也(ＶＶＶ)
(44分16.栗原勇蔵(横浜Ｍ))
15.今野泰幸(Ｇ大阪)
(72分2.伊野波雅彦(神戸))
5.長友佑都(インテル)
MF:
9.岡崎慎司(シュツットガルト)
17.長谷部誠(ボルフスブルク)(cap)■=72分
7.遠藤保仁(Ｇ大阪)
10.香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)
4.本田圭佑(ＣＳＫＡモスクワ)
(57分14.中村憲剛(川崎))
FW:
18.前田遼一(磐田)
ベンチ：
GK：
12.西川周作(広島)
23.権田修一(ＦＣ東京)
DF：
3.駒野友一(磐田)
21.酒井宏樹(柏)
MF：
13.細貝萌(アウクスブルク)
20.高橋秀人(ＦＣ東京)
FW：
11.ハーフナー・マイク(フィテッセ)
8.清武弘嗣(Ｃ大阪)
19.宮市亮(アーセナル/イングランド)
フォーメーション
(4-2-3-1)
18
10
4 9
7 17
5 15 22 6
1
【ヨルダン代表】
GK：
1.シャフィ(cap)■=64分
DF：
13.バニアテヤ■=52分
2.モニル
19.バニヤシーン
16.ファティ
(44分5.アルドメイリ)
MF：
9.アルサイフィー
4.アブデルラハマン
6.アルムルジャン
14.アブダラー・ディーブ■=25分、■=27分=■
18.バワブ
(23.ヒジャー)
FW：
10.ハイル
(77分15.アブハシャッシュ)
ベンチ：
GK：
12.エルアマイレー
22.アルズビ
DF：
8.バニ・ヤシーン
MF：
3.アルサルマン
17.アケル
21.ナサル
FW：
7.アメル・ディーブ
11.アルナワテール
20.アルタルドール
フォーメーション
(4-2-3-1)
10
14 18 9
6 4
16 19 2 13
1
≪各種データ≫
日本：ヨルダン
ボール支配率：
63％：37％
シュート数：
18：6
直接ＦＫ数：
7：19
間接ＦＫ数：
0：0
ＣＫ数：
7：12
ＧＫ数：
7：12
ＰＫ数：
0：0
オフサイド：
0：0
オマーン０－０オーストラリア
グループＡ：
カタール１－４韓国
≪得点者≫
カタール：ユセフ・アーメド22
韓国：イ・グノ26、80、カク・テヒ55、キム・シンウク64
レバノン１－１ウズベキスタン
≪得点者≫
レバノン：アル・サーディ34
ウズベキスタン：ハサノフ12
W杯ｱｼﾞｱ最終予選順位表
(第2戦終了時)
ｸﾞﾙｰﾌﾟA
1位
韓国
勝点3 得4 失1
得失点差 +3
1勝
(1試合消化)
2位 ｲﾗﾝ
勝点3 得1 失0
得失点差
+1
1勝
(1試合消化)
3位 ｶﾀｰﾙ
勝点3 得2 失4
得失点差
-2
1勝1敗
(2試合消化)
4位 ｳｽﾞﾍﾞｷｽﾀﾝ
勝点1 得1 失2
得失点差
-1
1分1敗
(2試合消化)
4位 ﾚﾊﾞﾉﾝ
勝点1 得1 失2
得失点差
-1
1分1敗
(2試合消化)
ｸﾞﾙｰﾌﾟB
1位 日本
勝点6 得9 失0
得失点差
+9
2勝
(2試合消化)
2位 ｲﾗｸ
勝点1 得1 失1
得失点差
±0
1分
(1試合消化)
3位 ｵｰｽﾄﾗﾘｱ
勝点1 得0 失0
得失点差
±0
1分
(1試合消化)
4位 ｵﾏｰﾝ
勝点1 得0 失3
得失点差
-3
1分1敗
(2試合消化)
5位 ﾖﾙﾀﾞﾝ
勝点1 得1 失7
得失点差
-6
1分1敗
(2試合消化)
サッカーのワールドカップ（Ｗ杯）ブラジル大会アジア最終予選は8日、各地で行われ、５大会連続の本大会出場を目指す日本は埼玉スタジアムでのグループＢ第２戦でヨルダンに６－０で圧勝し、２連勝で勝ち点６とした。本田（ＣＳＫＡモスクワ）が代表で自身初となるハットトリックの活躍を見せた。ヨルダンは勝ち点１のまま。
日本は前半、本田の右ＣＫを前田（磐田）が押し込んで先制。その後も前半途中に退場者を出したヨルダンを攻め続け、本田がＰＫを含む３点を挙げたほか、香川（ドルトムント）も得点するなど圧倒した。
ザッケローニ監督が指揮した試合の通算成績は１４勝６分け（１ＰＫ勝ちを含む）２敗。日本は12日にアウェーでオーストラリアと対戦する。
グループＢのもう１試合、オマーンvsオーストラリアは０－０で引き分け、ともに勝ち点１。
最終予選は１０チームが２グループに分かれて争い、各グループ２位までが本大会に進出。３位同士がアジア５位決定戦を行い、勝てば大陸間プレーオフに進む。
内田篤人(シャルケ)
「（香川の得点をアシスト）自分で打つよりいいと思った。監督がすごく大事な試合だと言っていて、モチベーションが高かった」
長友佑都(インテル)
「試合が前半で決まったので、オーストラリアならどう攻めてくるかイメージしながらやった。もっと力がある相手だし、簡単には勝てない」
岡崎慎司(シュツットガルト)
「チームの雰囲気はいい。イメージの共有ができている。右サイドからでも崩していけるパターンは増えていると思う」
長谷部誠(ボルフスブルク)
「前の試合同様、いい時間に点を取れて、自分たちのペースで試合を運べた。たくさん点を取れて、守備陣もよく頑張っている。チームとしてはいい状態」
遠藤保仁(Ｇ大阪)
「（本田へのアシストは）いいタイミングで出せた。あのゴールは非常によかった。積極的にボールに絡んでいく姿勢でいった。次は厳しい戦いになると思う」
香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)
「ゴールは相手のミスがあったので喜べない。もっともっと結果を残したい。２試合とも素晴らしい雰囲気だった。アウェーの戦いは難しいし、オーストラリアはいいチームだけど、勝ちにいきたい」
本田圭佑(ＣＳＫＡモスクワ)
「パスがよかったり、ＰＫを譲ってもらったりした。周りに助けられた３点で、仲間に感謝したい。個人というよりチームの調子がいい。２連勝して、今のところイメージ通り。何より次の試合が大事だ」
前田遼一(磐田)
「点を取れているのはいいけど、それ以外でシュートを打てていない。もっと点を取りたい。（次戦は）厳しい試合になると思うが、僕が点を取ってまた勝ちたい」
中村憲剛(川崎)
「シュートを決められなかった。入ってほしかったけれど、駄目でした」
日本代表・ザッケローニ監督「非常にいい気持ち。６点を取って、無失点というのも良かったし、内容も良かった。オマーン戦より精度を高めろとチームに言って、それをやってくれた。ワールドカップに行きたいというのを証明した。また集中していきたい」
ヨルダン代表・ハマド監督
「やはり日本は強い。今日の出来ならブラジルと対戦しても勝てるだろう。前半の退場も影響したが、何よりミスが多すぎた」
日本サッカー協会・小倉純二会長
「ホームで２連勝を達成できて良かった。自信を持って次にいけるのは嬉しい」
【日本代表２５名】
GK：
1.川島永嗣(リールセ/ベルギー)
12.西川周作(広島)
23.権田修一(ＦＣ東京)
DF：
15.今野泰幸(Ｇ大阪)
3.駒野友一(磐田)
16.栗原勇蔵(横浜Ｍ)
2.伊野波雅彦(神戸)
5.長友佑都(インテル/イタリア)
槙野智章(浦和)
6.内田篤人(シャルケ/ドイツ)
22.吉田麻也(ＶＶＶ)
21.酒井宏樹(柏)
MF：
7.遠藤保仁(Ｇ大阪)
14.中村憲剛(川崎)
17.長谷部誠(ボルフスブルク/ドイツ)
13.細貝萌(アウクスブルク/ドイツ)
4.本田圭佑(ＣＳＫＡモスクワ/ロシア)
20.高橋秀人(ＦＣ東京)
FW：
18.前田遼一(磐田)
9.岡崎慎司(シュツットガルト/ドイツ)
11.ハーフナー・マイク(フィテッセ/オランダ)
森本貴幸(ノバーラ/イタリア)
10.香川真司(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)
8.清武弘嗣(Ｃ大阪)
19.宮市亮(アーセナル/イングランド)
【吉田離脱の不安打ち消す圧勝】
大量点を奪った攻撃陣の陰に隠れているが、守備陣も２戦連続で無失点。今野は「この３連戦でなるべく失点しないようにと思っていた。２試合連続で失点ゼロは嬉しい」と語った。
次は大柄な選手が多いオーストラリア戦。空中戦が鍵になりそうだが、対策はイメージできている。この日も相手の長いボールは守備的ＭＦの長谷部が競り、後ろをカバーして守った。「監督の指示もある。僕らが競って負けるとＧＫと１対１。次はとにかくミスなくやりたい」と話した。
センターバックを組んできた吉田の離脱が決まったが、今野は「練習から誰が入っても変わらない」と不安を打ち消した。
【本田、圧巻の３発】
本田が３得点を決めるハットトリックの活躍を見せ、日本を大勝に導いた。まずは前半１８分、右ＣＫをゴール前の絶妙な位置に送り、前田の先制ヘディング弾をお膳立て。同２１分には遠藤の縦パスを受け、ＧＫと１対１の場面から、左足で流し込んで日本に２点目をもたらした。
自身の２点目、日本の３点目が生まれたのは同３０分。岡崎のシュートがＤＦに当たり、こぼれ球に詰めていた本田は、落ち着いてゴールを決めた。
後半最初のゴールを奪ったのも背番号４だった。後半８分、前田がＰＫを得ると、低い弾道でキッチリとネットを揺らし、代表では自身初のハットトリックを達成した。３ゴール、１アシストと４点にからんで日本を牽引した本田は、同１２分に中村と交代し、余裕の表情で仲間たちのプレーをベンチから見守った。
試合後のインタビューでは、「結構、周りに助けられた３点だった。周りのパスが良かったし、ＰＫを譲ってもらったりして、仲間に感謝したい」と快勝とハットを振り返り、次のオーストラリア戦に向けては、「チームの調子がいいし、それが出ればいい。今のところ２勝してイメージ通りなので、みなさんの期待に応えられるようにしたい」と表情を引き締めた。
【香川、ゴールも反省】
日本代表のザッケローニ監督は試合後「心境としてはいい気持ち。オマーン戦より精度を高めて欲しい、とチームに言っていたので、それができて良かった」と喜びを語った。
ゴールを決めた香川は「相手のミスもあったので素直には喜べない」と反省を口にした。次戦の豪州戦に向けては「アウェーの戦いは難しい。豪州はいいチームなので、しっかり準備して勝ちに行きたい」と意気込みを語った。
キャプテンの長谷部は「いい時間帯で点が取れて、自分たちのペースでゲームを進められた。（ホーム２試合無失点は）目立たないがディフェンス陣が頑張った。チームとしていい状態」と手応えを語った。
【遠藤、歴代２位の出場記録】
32歳の遠藤が国際Ａマッチ通算１１７試合出場となり、ＧＫ川口（磐田）を上回って歴代単独２位。「周りのサポートがあったからだし、大きなけががなかったのが一番の理由」と感謝の言葉を並べた。
オマーン戦はパスミスなどもあり、やや精彩を欠いた。しかし、この日は本田の得点をアシストした秀逸なパスなど本来のプレーが戻った。「今日だけ見ればうまくやれた。もっとコンスタントにいい形でやれるように」と、いつものようにひょうひょうとした表情だった。
【栗原が代表初得点】
途中出場の栗原が代表初ゴールを挙げた。５－０の後半４４分、長友のクロスに飛び込み、頭で決めた。「ああいう状況だったけど、初めて取ったからうれしい」と素直に喜んだ。
吉田のケガで前半終了間際に急遽出場。本職の守備では「後半最初の時間帯でラインを下げすぎてしまったかな」と反省点も残った。オーストラリア戦では先発の可能性もある。「しっかり準備してやれればいい」と気合いを入れた。
【吉田がチーム離脱】
日本サッカー協会は8日、ワールドカップ（Ｗ杯）アジア最終予選第２戦のヨルダン戦で右膝を痛めたＤＦ吉田麻也（ＶＶＶフェンロ）がチームを離脱すると発表した。追加招集の予定はない。
吉田は前半に右膝を負傷してピッチを出た後、一度はプレーを再開したが、同４４分に交代した。本人は「滑って体重が膝にかかった。内側の靱帯を痛めた」と話した。全治は不明。
【腰痛の森本が離脱】
日本サッカー協会は9日、日本代表ＦＷ森本貴幸（ノバーラ）がワールドカップ（Ｗ杯）アジア最終予選のオーストラリア戦（12日・ブリスベン）の遠征に参加せず、チームから離脱したと発表した。追加招集の予定はない。
森本は5月に腰を痛め、3日と8日のＷ杯予選に出場しなかった。
【ヨルダン監督、日本に脱帽】
ヨルダンのハマド監督は日本の強さによほど感心したのだろう。「今日の出来ならブラジルにも勝てる」と真顔で褒めちぎった。
昨年1月のアジアカップでは１－１の引き分けと大健闘したが、日本ホームでは歯が立たなかった。「長旅の疲れがあった。西アジアのチームは不利を強いられている気がする」と悔しさをぶつけた。
【韓国は初戦で大勝】
サッカーの2014年ワールドカップ（Ｗ杯）ブラジル大会アジア最終予選は8日、各地で行われ、グループＡでは韓国が初戦でカタールに４－１で大勝し、勝ち点３を挙げた。
レバノンとウズベキスタンは１－１で引き分け、ともに勝ち点１とした。
≪超サカ採点表≫
【日本代表】
GK:
1.川島永嗣
6.0
少ない守備機会にも集中を切らさず
DF：
6.内田篤人 6.0
積極的に攻め上がってゴールを狙った
22.吉田麻也
6.5
出足も球出しも良かったが、無念の負傷交代
(44分16.栗原勇蔵 6.0)
高い打点で６点目をＧＥＴ
15.今野泰幸
6.0
冷静な対応で最終ラインを引き締めた
(72分2.伊野波雅彦 5.5)
チャンスらしいチャンスを与えなかった
5.長友佑都
6.0
圧倒的なフィジカルを見せ付けた
MF:
9.岡崎慎司 6.5
素晴らしい動き出しでボールを引き出す
17.長谷部誠
6.5
ルーズボールへの対応が見事だった
7.遠藤保仁 6.5
抜群の球出しでチャンスを創出
10.香川真司
6.0
やや精彩を欠くも、しっかりゴールを挙げた
4.本田圭佑 7.5
随所で格の違いを見せ付けた
(57分14.中村憲剛
6.0)
パスだけでなく、得意のミドルも放った
FW:
18.前田遼一 6.5
数多くのチャンスに絡んで貴重な先制点をＧＥＴ
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【超サカＦＬＡＳＨ】
★移籍合意？★
ドイツブンデスリーガに昇格するアイントラハト・フランクフルトが２部のボーフムに所属するＭＦ乾貴士について、今夏の移籍で合意したと地元の大衆紙ビルトが本日9日付で報じた。同紙は移籍金について両クラブに開きがあったが、遅くとも１週間以内に発表される見込みとしている。
★有力候補★
Ｊ１新潟の新監督に、昨季Ｊ１磐田の監督を務めた柳下正明氏(52)が有力候補になっていることが本日9日、明らかになった。新潟の関係者が「交渉をしているのは事実」と認めた。柳下氏は2003年シーズンに磐田の監督に就任。2004年から当時Ｊ２の札幌を３シーズン率い、2009年から昨季まで磐田で２度目の指揮を執った。新潟は黒崎久志監督が成績不振を理由に5月21日に辞任。リーグ戦は２勝３分け８敗の勝ち点９で、１８チーム中１７位と低迷している。
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