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本日の超最新情報
日本代表が豪州・ブリスベンで初練習を実施!!
2012.06.10.SUN

INDEX

初練習
W杯アジア最終予選第3戦で12日にオーストラリア代表と対戦する日本代表がブリスベン郊外で初練習を実施!日本代表の選手達の疲労がMAX!

天王山制す
なでしこリーグ第9節
日テレ・ベレーザ0−1INAC神戸レオネッサ
岡山湯郷Belle1−0ASエルフェン狭山
アルビレックス新潟レディース0−1ジェフ千葉レディース
伊賀FCくノ一2−0スペランツァFC大阪高槻
浦和レッズ・レディース1−1福岡J・アンクラス
1万6663人の観客を集めた国立での首位天王山対決は、川澄奈穂美の決勝PK弾でINAC神戸が制して首位キープ!

2位キープ
JFL第15節最終日
SAGAWA SHIGA FC4−0Honda FC
ソニー仙台1−1FC琉球
HOYO AC ELAN大分0−5MIOびわこ滋賀
ツエーゲン金沢1−3藤枝MYFC
横河武蔵野0−3カマタマーレ讃岐
Y.S.C.C.4−1ホンダロック
讃岐は快勝して2位キープ!JFL新加入の6位Y.S.C.C.は4ゴール大勝で3位浮上!

波乱
ユーロ2012(欧州選手権)グループリーグ第1戦
グループB
オランダ0−1デンマーク
ドイツ1−0ポルトガル
優勝候補のオランダがデンマークに敗れる波乱のスタート!同じく優勝候補のドイツはゴメスの決勝弾でポルトガルを下し、『死のグループ』突破に向けて大きな白星!

首位浮上
W杯南米予選第6戦
ベネズエラ0−2チリ
ボリビア3−1パラグアイ
チリは終盤の2ゴールで競り勝ち、3連勝で首位浮上!コパ・アメリカ準優勝のパラグアイは標高3650Mのアウェー戦に苦戦して敗れ、9チーム中8位に転落!

2連勝
W杯アフリカ2次予選第2戦
グループA
ボツワナ1−1南アフリカ
グループB
カボベルデ諸島1−2チュニジア
赤道ギニア2−2シエラレオネ
グループC
モロッコ2−2コートジボワール
グループD
ザンビア1−0ガーナ
グループE
ガボン1−0ブルキナファソ
コンゴ1−0ニジェール
グループF
マラウィ1−1ナイジェリア
ナミビア1−0ケニア
グループJ
ウガンダ1−1セネガル
グループDではアフリカ王者のザンビアが2010年W杯ベスト8のガーナを撃破!コートジボワールは敵地で痛恨ドロー!

ハットトリック
国際親善試合
アルゼンチン4−3ブラジル
アルゼンチンはメッシのハットトリックの大活躍で宿敵ブラジルに再逆転勝利!

本日の超サカFLASH
イタリアセリエBプレーオフでサンプドリアが勝利し、1年でのセリエA復帰が決定ほか


本文
=
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初練習
 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア最終予選で5大会連続の本大会出場を目指す日本代表は本日10日、オーストラリア代表と敵地で12日に対戦する第3戦に向けてブリスベン郊外で初練習を行った。
 肌寒い中、公開された冒頭部分はストレッチとランニングで慎重に体を動かした。約1時間半の短い調整で、最終予選2試合で4得点の本田(CSKAモスクワ)は「(9日に)移動して多少疲れがある。試合前にもう1日あるのでしっかり準備したい」と話した。
 日本は3日にオマーン、8日はヨルダンにいずれもホームで快勝した。

【ブリスベン入りの日本も豪州もグッタリ】
 チャーター便に約9時間乗って9日夜にブリスベーン入りした日本の選手達はグッタリ。練習中にあくびしそうになるなど、7日まで約2週間続いた埼玉合宿では考えられない疲れた表情も見られた。
 ただ、疲労度はホームのオーストラリアの方が高いかもしれない。10日早朝にオマーンから帰国したばかりで、DFオグネノブスキは「搭乗まで待ち時間も長く、機内では寝られなかった。日本戦は何とか体を奮い立たせないと」と声に張りがなかった。

日本代表23名
GK:
1.川島永嗣(リールセ/ベルギー)
12.西川周作(広島)
23.権田修一(
FC東京)
DF:
15.今野泰幸(
G大阪)
3.駒野友一(磐田)
16.栗原勇蔵(横浜M)
2.伊野波雅彦(神戸)
5.長友佑都(インテル/イタリア)
22.槙野智章(浦和)
6.内田篤人(シャルケ/ドイツ)
21.酒井宏樹(
)
MF:
7.遠藤保仁(
G大阪)
14.中村憲剛(川崎)
17.長谷部誠(ボルフスブルク/ドイツ)
13.細貝萌(アウクスブルク/ドイツ)
4.本田圭佑(
CSKAモスクワ/ロシア)
20.高橋秀人(FC東京)
FW:
18.前田遼一(磐田)
9.岡崎慎司(シュツットガルト/ドイツ)
11.ハーフナー・マイク(
フィテッセ/オランダ)
10.香川真司(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)
8.清武弘嗣(C大阪)
19.宮市亮(
アーセナル/イングランド)


天王山制す
なでしこリーグ第9節結果

日テレ・ベレーザ0−1INAC神戸レオネッサ
(国立/16663人)
≪得点者≫
INAC:川澄奈穂美60=PK

岡山湯郷Belle1−0ASエルフェン狭山
(美作/2710人)
≪得点者≫
岡山湯郷:津波古友美子14

アルビレックス新潟レディース0−1ジェフ千葉レディース
(胎内市/814人)
≪得点者≫
千葉:保坂のどか71

伊賀FCくノ一2−0スペランツァFC大阪高槻
(上野運動公園/1468人)
≪得点者≫
伊賀:松長佳恵37、小林真規子55

浦和レッズ・レディース1−1福岡J・アンクラス
(熊谷/1104人)
≪得点者≫
浦和:後藤三和21
福岡:磯金みどり87

 サッカー女子のプレナスなでしこリーグは本日10日、東京・国立霞ヶ丘競技場などで第9節の全5試合が行われ、1万6663人で埋まった首位のINAC神戸vs2位日テレの首位天王山は、INAC神戸が1−0で競り勝ち、勝ち点を25に伸ばした。日テレは同20。INAC神戸は後半15分に川澄がPKを決めた。
 3位岡山湯郷は7位AS狭山を1−0で退け、勝ち点19で3位キープ。4位浦和は最下位・福岡ANと1−1で引き分けて同16となった。6位千葉は5位新潟に1−0で競り勝ち、5位に浮上した。
 リーグ戦は7月末からのロンドン五輪に伴い中断期間に入り、9月15日に再開する。

【INACが負傷の京川に捧げる勝利】
 INAC神戸は後半15分、FW川澄が自ら獲得したPKを冷静に左隅に決めて決勝点。GK海堀は好セーブを連発し、日テレの攻撃陣を完封した。1万6千人を超える観客を集めた首位攻防戦を制し、川澄は試合後「ホッとした」と笑顔を見せた。
 試合前後には、5月13日の伊賀戦で左膝前十字靭帯断裂などの重傷を負ったFW京川へのメッセージが書かれたTシャツを着用したINAC神戸の選手達。MF澤は「今日の勝利を京川に早く伝えたい」と話し、全治まで最短でも6ヶ月と復帰を目指して長いリハビリを続ける未来のエースに勇気を送った。

【1点が遠かった日テレ】
 日テレは何度も決定機を逃した。野田監督は「決めるところを決めないとこういう結果になる」と悔しがった。
 前半はフリーで打ったシュートが、GKに阻まれるなど惜しい場面が続いた。後半はFW岩渕が負傷交代したこともあり、攻撃に迫力を欠いた。後半途中からMF阪口を前線に上げても、効果は出なかった。
 阪口は「内容に差を感じた。ボールをキープできていなかったので、(ボールが)こなかった」と唇を噛んだ。

【完全復活の澤が代表戦へ弾み】
 INAC神戸の澤が勝利に貢献した。中盤の底で、相手の攻撃の起点となる阪口や伊藤を自由にさせなかった。体調不良からの完全復活を印象づけて「代表は2月以来久々。今から楽しみ」と日本代表での活躍を誓った。
 試合後には全国のサッカー担当記者の投票による2011年度の年間最優秀選手の表彰も受けた。51回目を迎えた同賞で女子選手の選出は初。「名誉ある賞を女子で初めていただけて、嬉しく思う」と笑顔を見せた。

【岩渕は右足首を痛め前半で交代】
 日テレの岩渕が接触プレーで右足首を痛め、前半で交代した。得意のドリブルで相手の守備陣を突破しただけに、日テレには痛いアクシデント。試合後は歩いて引き揚げ「大丈夫。自分でやっちゃいました」と明るく話したが、右足をかばうしぐさも見せた。
 チーム関係者によると、11日に病院へ行き、診察を受ける予定。日本代表の合宿も始まるが、観戦した日本代表の佐々木監督は「大丈夫じゃないか。キャンプも来ますよ」と話した。

【岩清水「悔しい」惜敗】
 左足首を捻挫していた日テレのDF岩清水が奮闘して、守備を引き締めた。痛み止めの薬を飲んで試合に臨んだそうで、体を張った守りで、強力な攻撃を食い止め続けた。
 日テレでプレーしていた選手が多いINAC神戸に敗戦。「悔しい。ボールをどっちが大事にしているかというと、向こうだった。それが力の差」とうなだれた。


2位キープ
JFL第15節最終日結果

SAGAWA SHIGA FC4−0Honda FC
(佐川守山/551人)
≪得点者≫
SAGAWA:清原翔平5、70、嶋田正吾18、中村元90+2

ソニー仙台1−1FC琉球
(ユアスタ/565人)
≪得点者≫
ソニー仙台:宮尾勇輝16
琉球:高橋駿太34

HOYO AC ELAN大分0−5MIOびわこ滋賀
(大分陸/507人)
≪得点者≫
MIO:菅原康太19、50、53、60=PK、アラン74

ツエーゲン金沢1−3藤枝MYFC
(金沢/1166人)
≪得点者≫
金沢:山道雅大71
藤枝:西山貴永45+1、石田祐樹55、納谷協成87

横河武蔵野0−3カマタマーレ讃岐
(武蔵野/777人)
≪得点者≫
讃岐:石田英之4、西野泰正60、岡本秀雄70

Y.S.C.C.4−1ホンダロック
(ニッパ球/689人)
≪得点者≫
Y.S.C.C.:服部大樹60、吉田明生61、伊藤和基68、辻正男71
ホンダロック:木下健生50

 サッカーの日本フットボールリーグ(JFL)は本日10日、第15節の残り6試合が行われ、2位カマタマーレ讃岐は横河武蔵野に3−0で快勝し、首位 V・ファーレン長崎に勝ち点2差に迫った。
 JFL新加入の6位Y.S.C.C.(横浜スポーツ&カルチャークラブ)は16位ホンダロックに4−1で大勝し、3位に浮上した。


波乱
ユーロ2012(欧州選手権)グループリーグ第1戦結果

グループB:

オランダ0−1デンマーク
(メタリスト・スタジアム/34973人)
≪得点者≫
デンマーク:クローン・デーリ24
≪出場メンバー≫
【オランダ】
GK:
ステケレンブルフ
DF:
ファン・デル・ウィール(84分カイト)、ハイティンハ、フラール、ウィレムス
MF:
ファン・ボメル
、N・デ・ヨング(71分ファン・デル・ファールト)、ロッベン、スナイデル、アフェライ(71分フンテラール)
FW:
ファン・ペルシー
【デンマーク】
GK:
アンデルセン
DF:
ヤコブセン、ケアー、アッガー、S・ポウルセン

MF:
W・クビスト
、ジムリング、エリクセン(74分シェーネ)、ロンメダール(83分ミッケルセン)、クローン・デーリ
FW:
ベントナー

ドイツ1−0ポルトガル
(アリーナ・リヴィウ/32990人)
≪得点者≫
ドイツ:ゴメス73
≪出場メンバー≫
【ドイツ】
GK:
ノイアー
DF:
ボアテング
、フンメルス、バートシュトゥーバー、ラーム
MF:
ケディラ、シュバインシュタイガー、ミュラー(90+4分L・ベンダー)、エジル
FW:
ポドルスキ、M・ゴメス(80分クローゼ)
【ポルトガル】
GK:
ルイ・パトリシオ
DF:
ジョアン・ペレイラ、ブルーノ・アウベス、ペペ、ファビオ・コエントラン

MF:
ラウール・メイレレス(80分バレラ)、ミゲル・ベローゾ、ジョアン・モウティーニョ、ナニ、クリスティアーノ・ロナウド
FW:
ポスティガ
(70分ネルソン・オリベイラ)

ユーロ2012(欧州選手権)グループリーグ第1戦日程

グループC:

10日(
)

日本時間25:00〜
スペインvsイタリア
(バルティック・アリーナ)

日本時間27:45〜
アイルランドvsクロアチア
(ポズナン・シティー・スタジアム)

グループD:

11日(月)

日本時間25:00〜
フランスvsイングランド
(ドンバス・アリーナ)

日本時間27:45〜
ウクライナvsスウェーデン
(オリンピスキ・スタジアム)

 サッカーのユーロ2012(欧州選手権)第2日は9日、ウクライナのリビウなどでグループリーグ・グループBの2試合が行われ、優勝候補のドイツが1−0でポルトガルを下して白星発進した。同じく優勝候補のオランダは0−1でデンマークに敗れる波乱のスタートとなった。
 ドイツは後半にFWゴメスが右クロスを頭で決めて均衡を破り、終盤のポルトガルの猛攻をしのぎきった。オランダは前半24分に失点。終始攻勢だったが、決め手を欠いた。

【ドイツが強豪対決を制す】
 今大会で最も過酷な組合わせとなったグループBでは、初戦から強豪同士の対戦が実現。前回大会のファイナリストで優勝候補のドイツと、クリスティアーノ・ロナウドを擁するポルトガルが激突した。
 試合は序盤からドイツがペースを握り、開始10分でゴメスとポドルスキがゴールに迫るも、GKに阻まれて先制ゴールとはならず。一方、カウンターからチャンスを窺うポルトガルは、何度かC・ロナウドが左サイドから攻め上がりを見せるが、こちらもゴールを脅かすことができない。
 迎えた前半終了間際、ポルトガルにセットプレーから決定機が訪れる。右からのCKのこぼれ球をエリア内のペペが拾うと、1トラップから右足でシュート。しかし、これはクロスバーを叩くと、真下に跳ね返ったボールもゴールラインを越えず、惜しくも得点とはならず。両チーム無得点のまま前半を折り返す。
 迎えた後半もドイツが攻め、ポルトガルが守るという構図は変わらず。ドイツはサイド攻撃で相手を押し込み続けると、ついに27分に均衡を破る。ケディラの右クロスは相手DFに当たるも、中央のゴメスが後ろに下がりながらしっかり頭で叩いてネットを揺らし、チームに貴重な先制点をもたらした。
 リードを許したポルトガルは、35分のバレラ投入から怒涛の反撃を開始。37分にC・ロナウドの強烈なミドルがGKノイアーを襲うと、43分にはオリベイラからの折り返しにバレラがフリーで走り込んだが、GKノイアーの素早い反応にシュートコースを消され、同点ゴールを奪えない。結局、試合はこのまま1−0で終了の笛を迎え、ドイツが「死のグループ」突破に向けて大きな白星を手にした。
 試合後、代表23得点目が値千金の決勝ゴールとなったゴメスは、「先発でピッチに立てたことは嬉しかったし、(先発起用してくれた監督の)期待に応えたかった」とコメント。ゴールシーンについては、「下がりながらのヘッドは難しいけど、ボールが相手に当たっていたことで打ちやすくなった」と振り返った。

【優勝候補オランダが敗れる波乱】
 優勝候補のオランダはデンマークに0−1で敗戦を喫した。ドイツやポルトガルなど強豪国が揃う「死のグループ」の突破に向け、初戦で勝ち点3を手にしたいオランダだったが、痛恨の黒星スタートとなっじた。
 序盤から試合のペースを握ったオランダは、ファン・ペルシーやロッベンを中心にゴールに迫るも、なかなかデンマーク守備陣を崩し切れず。すると前半24分、先制したのは守勢に回っていたデンマークだった。エリア手前でこぼれ球を拾ったクローン・デーリがエリア内にドリブルで侵入すると、そのまま左足を一閃。シュートはGKステケレンブルクの股間を抜いてネットを揺らし、一瞬の隙を突いたデンマークがリードを奪う。
 思わぬビハインドを負ったオランダは37分、ロッベンが相手陣内でGKからのパスをカットして自ら狙うも、シュートはポストを直撃。さらに前半終了間際には、スナイデルのお膳立てからファン・ペルシーがGKと1対1となったものの、トラップが流れてチャンスを潰してしまい、同点ゴールを奪えないまま前半を折り返す。
 早く追い付きたいオランダは、後半もギアを一段上げて猛攻を仕掛けるが、頼みのファン・ペルシーはゴール前で精彩を欠き、ロッベンもシュートを決め切れない。26分にはフンテラールとファン・デルファールトを同時投入して打開を図るも、個に依存した攻撃は最後までデンマーク守備陣を崩せず、大事な初戦で痛恨の完封負けを喫した。
 試合後、初戦黒星となったオランダ主将のファン・ボメルは「これだけ多くのチャンスを作っていたことを考えたら、この結果をただ運が悪かったと言えるかどうか…。でも、誰か1人を責めることはできない。4、5人は得点できる場所にいたんだから」と、数多くのチャンスをゴールに結び付けられなかったことを悔やんだ。
 一方、波乱を巻き起こしてみせたデンマークのオルセン監督は、「最も重要だったのは、我々が自分達のサッカーを信じることができたこと。オランダのような質の高いチームを戦う時には、それこそが大事」とコメント。自分達のスタイルを貫いたチームを称賛した。

【ゴメス 最後のチャンスで千金V弾】
 ドイツは後半27分、FWゴメスが右クロスに頭で合わせて決勝ゴール。FWクローゼが入ろうとしていた時に値千金弾を決めたゴメスは「ミロ(クローゼ)が出てくるのは分かっていた。最後のチャンスだと思った」と胸を張った。
 終盤はポルトガルの猛攻をしのいで1−0で逃げ切り、「運が良かったけど、勝つためには運も必要」とラーム主将。堅実なゲームプランて難敵を退けたレーブ監督は「リスクの高いパスを避け、ケアレスミスをなくすことが重要だった」と話した。
 「全てのチームが強い。ワールドカップのように、ウオームアップと呼べる試合なんてない。だから初戦に勝てたのは大きい」とレーブ監督。強豪が揃う“死のグループ”で白星スタートを切り、オランダとの第2戦に向けて弾みをつけた。

【クリロナ不発もベント監督手応え】
 1996年から4大会連続でグループリーグを突破しているポルトガルは、1点が遠かった。ベント監督は「勝ちに行って負けることもある。それもサッカーだ。我々は同じことを続けていくだけ」と、黒星発進にも手応えを口にした。
 前半にペペのシュートがクロスバーに当たり、先制された後はC・ロナウドやナニらが積極的に攻め込んだ。わずかに及ばなかったが、ナニは「素晴らしい姿勢を見せることができた。ただ運が悪かった」と悔しさを噛みしめた。

【オランダがまさかの零敗】
 オランダは圧倒的に攻め込みながら、無得点で敗れた。攻撃をリードしたスナイデルは「試合を支配するだけでは十分ではない」と顔をしかめた。
 ロッベンの一撃がポストに弾かれる不運もあったが、枠外に飛ぶシュートが多く、精度に欠けた。ファン・ボメルは「まずいプレーでも1−0で勝てた方がいい。次は勝つしかない」と言った。優勝候補の一角は、13日に強豪ドイツとぶつかる第2戦で正念場を迎える。

【スペインvsイタリア展望】
 ユーロ2012(欧州選手権)は本日10日、グループC第1戦の2試合が行われる。王者スペインは、前回大会の準々決勝でPK戦の末に下したイタリアと対戦。八百長スキャンダルが騒がれ、低調にあるイタリアだが、スペインは警戒を緩めていない。
 現在でこそ世界最強と謳われるスペインだが、それまでは長らく国際舞台でベスト8の壁を破れずにいた。そして、それを変える転機となったのが、前回大会のイタリア戦だ。準々決勝でPK戦の末に天敵イタリアを破ったスペインは、そのまま大会を制覇。さらに2010年ワールドカップ(W杯)も制し、現在は主要国際大会3連覇を目指している。
 8日に記者会見に出席したDFジェラール・ピケは、「あれが代表チームのメンタリティーを変えたと思う」とイタリア戦を振り返る。「それまでのスペインは、敗北を避けるために戦っていた。でもあれ以降、勝つためにプレーするようになったんだ」と、4年前のイタリア戦での勝利がスペインを変えたと話している。
 ユーロ2008ではメンバー入りしなかったFWフェルナンド・ジョレンテも、「あれはターニングポイントだった」とコメント。「イタリアを倒して準決勝に進んだことで、僕らは自分達を信じられるようになった。あの勝利で、自分達は勝てる、歴史的なことをやれると気付いた」と、同じくイタリア戦の勝利がいかに大きかったかを語った。
 グループCにはこのほかクロアチアとアイルランドが同居しており、イタリアとスペインはともにグループリーグ突破の有力候補と見られている。だが、ともに本大会に向けて理想的な準備が進められたとは言えない。
 スペインは代表の歴代最多得点記録を持つFWダビド・ビジャと、精神的支柱であるDFカルレス・プジョルが、ともに負傷で今大会を欠場。ビジャの代役として先発を務めると予想されるFWフェルナンド・トーレスは、この1年半得点感覚を失っており、守備面でもピケとDFセルヒオ・ラモスのコンビはあまりテストされていない。
 一方のイタリアは、国内での八百長スキャンダルが騒がれ、代表候補だったDFドメニコ・クリッシトが捜査対象となってチームを外された。直後に行われたロシアとの国際親善試合では0−3と完敗を喫し、大会前のテストマッチで3連敗と不安を残したまま本大会を迎えた。
 これには、MFチアゴ・モッタも7日の会見で、「心配するのが普通だろう」とコメント。「たとえ親善試合でも、僕らのようなチームにとって、3連敗というのは普通じゃない」と、不安があることを認めた。
 それでもピケは、「イタリアは手負いのようだが、僕はそう見ていない。評判が悪い時にイタリアがベストのプレーを見せることは、これまでに何度もあった」と警戒を緩めない。「5感全てを研ぎ澄まし、100%の状態で試合に臨まなければいけない。相手は欧州と世界における最強国の1つだ」と、イタリアを軽んじることはできないと強調した。
 またピケは、イタリアのキーマンとして、FWマリオ・バロテッリとMFアンドレア・ピルロの名前を挙げ、「バロテッリのような選手は試合に勝たせてくれる。でも、ピルロのような選手は大会に優勝させてくれると思う」とコメント。「ピルロは完成された選手。彼はいつ攻め、守り、試合を終わらせ、カウンターを仕掛けるべきかを熟知している。素晴らしい選手だ」と、特にピルロを絶賛した。


首位浮上
W杯南米予選第6戦結果

ベネズエラ0−2チリ
ボリビア3−1パラグアイ

 2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会南米予選は9日、第6戦の2試合が行われ、チリは敵地でベネズエラを2−0で下し、アルゼンチンをかわして首位に浮上した。一方、パラグアイはボリビアとのアウェー戦を1−3で落とし、5試合を終えてわずか1勝と苦しい戦いが続いている。
 敵地でベネズエラと対戦したチリは、スコアレスで迎えた後半40分にフェルナンデスのゴールでようやく均衡を破ると、試合終了間際にも勝利を決定付ける追加点を奪って3連勝を飾った。この結果、6試合消化のチリが勝ち点12で首位に浮上。2位には同10のアルゼンチン(5試合消化)、3位には同8のウルグアイ(4試合消化)が続いている。
 一方、昨年のコパ・アメリカ(南米選手権)で準優勝を果たしたパラグアイは、今予選では低迷が続いている。この日は未だ未勝利のボリビアとのアウェー戦だったが、標高3650メートルという過酷な環境に苦しみ、3失点を喫して黒星。参加9チーム中8位に沈んでいる。
 2014年W杯開催国のブラジルを除く9カ国がホーム&アウェイ方式で争う今予選は、上位4チームが本大会への出場権を獲得。5位のチームは大陸間プレーオフに臨むこととなる。


2連勝
W杯アフリカ2次予選第2戦結果

グループA:

ボツワナ1−1南アフリカ

グループB:

カボベルデ諸島1−2チュニジア
赤道ギニア2−2シエラレオネ

グループC:

モロッコ2−2コートジボワール

グループD:

ザンビア1−0ガーナ

グループE:

ガボン1−0ブルキナファソ
コンゴ1−0ニジェール

グループF:

マラウィ1−1ナイジェリア
ナミビア1−0ケニア

グループJ:

ウガンダ1−1セネガル

 サッカーの2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会アフリカ2次予選は9日、各地で行われ、グループDでは今年のアフリカ選手権(アフリカネーションズカップ)を制したザンビアがガーナを1−0で破り、初勝利を挙げた。
 グループBのチュニジアはカボベルデを2−1で破り、開幕から2連勝とした。
 グループCのコートジボワールはモロッコと2−2で引き分け。グループAの南アフリカはボツワナと、グループFのナイジェリアはマラウイとそれぞれ引き分けた。


ハットトリック
国際親善試合結果

アルゼンチン4−3ブラジル

 アルゼンチンとブラジルによる国際親善試合は9日、アメリカ・ニュージャージーで行われ、メッシのハットトリックの活躍などでアルゼンチンが4−3で宿敵との打ち合いを制した。
 ワールドカップ(W杯)予選に備えてフルメンバーを揃えたアルゼンチンと、ロンドン五輪に臨む若手メンバーを中心としたブラジル。8万2000人で超満員となったこの日の一戦で、先にネットを揺らしたのはブラジルだった。前半23分、右サイドでFKを獲得すると、ネイマールの素早いリスタートからロムーロが押し込んだ。
 対するアルゼンチンもすぐさま反撃。31分、イグアインのスルーパスに抜け出したメッシが落ち着いてGKとの1対1を制して追い付くと、メッシはそのわずか3分後にも再びディフェンスラインを抜け出してゴール。あっという間にアルゼンチンが試合をひっくり返す。
 逆転を許したブラジルだが、後半11分に10番を背負うオスカルのゴールで追い付くと、27分にはCKからフッキが左足で決めて3−2。試合を引っくり返したが、ライバル意識が激しくぶつかり合うこの試合はまだ終わらない。
 アルゼンチンは31分にCKから再び同点に追い付くと、最後に魅せたのはやはりメッシだった。40分、得意の右サイドからのカットインでゴール前に迫ると、そのままエリア外から左足を一閃。GKはゴール左隅に突き刺さる完璧なシュートを見送ることしかできず、世界ナンバー1プレーヤーが激しい乱打戦に終止符を打った。
 所属先のバルセロナでは圧倒的なパフォーマンスを見せている一方、代表では輝きを発揮できなかったメッシだが、この日はチームを勝利に導く大活躍。同選手も試合後のインタビューで「ブラジルに勝つのはいつだって最高。個人的にも3点取れて凄く嬉しい」と満足感を示した。
 また、この日のメッシ劇場には両チームの指揮官も称賛。アルゼンチンのサベラ監督が「我々は彼がアルゼンチン人であることの恩恵を最大限に受けている」と述べると、ブラジルのメネゼス監督も「どんな選手でも彼を止める方法は見つけられないだろう。今日の彼は4度のチャンスで3ゴールを決めてしまったんだ」と、同選手のプレーに脱帽していた。


超サカFLASH

表彰
 東京運動記者クラブ・サッカー分科会は本日、2011年度の年間最優秀選手に選ばれた女子日本代表「なでしこジャパン」のMF澤穂希(INAC神戸)を都内で表彰し、記念の額を贈呈した。1961年創設の同賞に、女子選手が選ばれたのは初めて。全国のサッカー担当記者の投票で選出された澤は「女子サッカーを取り上げてくれている皆さんに感謝している。このような名誉ある賞をいただけて嬉しい」と話した。

優勝
 ラオス遠征中のサッカー男子U-16(16歳以下)日本代表は8日、ビエンチャンで行われている国際大会の決勝で、U-16オーストラリア代表を3−1で破って優勝した。

優勝
 J1川崎は9日、MF登里享平が左第四腰椎横突起骨折により全治8週間と発表した。登里は9日に行われたヤマザキナビスコカップの磐田戦で負傷した。

レンタル
 J2京都は本日、GK守田達弥(21)がJ2富山へ2013年1月31日までの期限付きで移籍すると発表した。京都がJ1だった2010年のリーグ戦13試合に出場した。

セリエA復帰
 イタリアセリエBは9日、1部昇格を懸けたプレーオフの第2戦が行われ、サンプドリアが敵地でヴァレーゼに1−0で勝利した。この結果、サンプドリアは2戦合計スコア4−2とし、1年でのセリエA復帰を決めた。この日の結果、来シーズンはすでに自動昇格を決めていたトリノとペスカーラ、そしてサンプドリアの3チームがセリエAに昇格する。

処分検討
 欧州サッカー連盟(UEFA)は9日、ユーロ2012(欧州選手権)グループリーグ・グループAのロシアvsチェコ(8日)で、ロシアのファンが不適切な行動をしたとしてロシア連盟の処分検討を始めたと発表した。ロシアのサポーターがチェコの黒人選手に人種差別的なやじを飛ばしたとの報告があった。また会場の警備員数人がロシアのファンに襲われ、3人が負傷した。


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