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本日の超最新情報
2012.06.12.TUE
INDEX
★DRAW★
W杯アジア最終予選第3戦
グループB
オーストラリア代表1−1日本代表
イラク1−1オマーン
グループA
韓国3−0レバノン
イラン0−0カタール
日本は追い付かれて敵地でドローも、3連戦を2勝1分けで終える!
★全選手揃う★
スウェーデン遠征(15〜22日)に向けた女子日本代表『なでしこジャパン』の千葉合宿2日目は澤穂希らが合流し、全20選手が揃って男子大学生相手にパス練習などを実施!
★就任会見★
J1で降格圏17位に低迷する新潟の柳下正明新監督(52)が就任会見!
★劇的逆転勝利★
ユーロ2012(欧州選手権)グループリーグ第1戦
グループD
フランス1−1イングランド
ウクライナ2−1スウェーデン
21戦無敗で今大会を迎えたフランスはシュート数で19対3と圧倒するも、イングランドの守備を崩し切れずにドロー発進!開催国で初出場のウクライナはイブラヒモビッチに先制されるも、今大会で現役引退する英雄シェフチェンコの2ゴールで劇的逆転勝利!
本日の超サカFLASH
フィオレンティーナの新監督にカターニャの監督を退任した元イタリア代表FWモンテッラ氏(37)が就任ほか
本文
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★DRAW★
W杯アジア最終予選第3戦結果
グループB:
オーストラリア代表1−1日本代表
会場:ブリスベン・スタジアム
観衆:40189人
主審:カリル・ガムディ(サウジアラビア)
天気:晴れ
風:弱風
気温:16℃
湿度:56%
ピッチ表面:乾燥
ピッチ状態:全面良芝
≪得点者≫
オーストラリア代表:ウィルクシャー70=PK
日本代表:栗原勇蔵65
≪出場メンバー≫
【オーストラリア代表】
GK:
1.シュワルツァー(フルハム/イングランド)
DF:
13.ノース(札幌)
2.ニール(アル・ジャジーラ/UAE)(cap)
6.オグネノブスキ(城南一和/韓国)
11.カーニー(プニョドコル/ウズベキスタン)
MF:
8.ウィルクシャー(ディナモ・モスクワ/ロシア)
(90+3分14.クルーズ(フォルトゥナ・デュッセルドルフ/ドイツ))
16.バレリ(サッスオーロ/イタリア)
23.ブレシアーノ(アル・ナスル/UAE)
(13分3.ミリガン(千葉)■=25分、■=56分=■)
17.マッケイ(釜山アイパーク/韓国)
(64分21.ルカビチャ(ヘルタ・ベルリン/ドイツ))
20.アレックス(清水)
FW:
4.ケーヒル(エバートン/イングランド)
ベンチ:
GK:
12.コー(センデリスク・エリテスポルト/デンマーク)
18.ランゲラク(ドルトムント/ドイツ)
DF:
5.ウィリアムズ(ミドルスブラ/イングランド)
19.キルケニー(ブリストル・シティー/イングランド)
22.スピラノビッチ(浦和)
MF:
15.ジェディナク(クリスタル・パレス/イングランド)
FW:
7.トンプソン(メルボルン・ビクトリー)
9.ケネディ(名古屋)
10.キューウェル(メルボルン・ビクトリー)
フォーメーション
(4-2-3-1)
4
17 20 8
23 16
11 6 2 13
1
【日本代表】
GK:
1.川島永嗣(リールセ)
DF:
6.内田篤人(シャルケ)■=68分
(73分21.酒井宏樹(柏))
16.栗原勇蔵(横浜M)■=22分、■=89分=■
15.今野泰幸(G大阪)■=29分
5.長友佑都(インテル)
MF:
9.岡崎慎司(シュツットガルト)
(86分8.清武弘嗣(C大阪))
17.長谷部誠(ボルフスブルク)(cap)
7.遠藤保仁(G大阪)
10.香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)
(90+2分2.伊野波雅彦(神戸))
4.本田圭佑(CSKAモスクワ)■=83分
FW:
18.前田遼一(磐田)
ベンチ:
GK:
12.西川周作(広島)
23.権田修一(FC東京)
DF:
3.駒野友一(磐田)
22.槙野智章(浦和)
MF:
14.中村憲剛(川崎)
13.細貝萌(アウクスブルク)
20.高橋秀人(FC東京)
FW:
11.ハーフナー・マイク(フィテッセ)
19.宮市亮(アーセナル)
フォーメーション
(4-2-3-1)
18
10 4 9
7
17
5 15 16 6
1
≪各種データ≫
豪州:日本
ボール支配率:
44%:56%
シュート数:
15:13
直接FK数:
15:14
間接FK数:
1:5
CK数:
8:8
GK数:
11:7
PK数:
1:0
オフサイド:
1:3
イラク1−1オマーン
≪得点者≫
イラク:ユニス・マハムド37=PK
オマーン:アル・バルシ8
グループA:
韓国3−0レバノン
≪得点者≫
韓国:キム・ボギョン30、48、ク・ジャチョル89
イラン0−0カタール
W杯アジア最終予選順位表
(第3節終了時)
グループA
1位
韓国
勝点6 得8 失1
得失点差 +7
2勝
(2試合消化)
2位 イラン
勝点4 得1 失0
得失点差
+1
1勝1分
(2試合消化)
3位 カタール
勝点4 得2 失4
得失点差
-2
1勝1分1敗
(3試合消化)
4位 ウズベキスタン
勝点1 得1 失2
得失点差
-1
1分1敗
(2試合消化)
5位 レバノン
勝点1 得1 失5
得失点差 -4
1分2敗
(3試合消化)
グループB
1位 日本
勝点7 得10 失1
得失点差
+9
2勝1分
(3試合消化)
2位 イラク
勝点2 得2 失2
得失点差
±0
2分
(2試合消化)
3位 オーストラリア
勝点2 得1 失1
得失点差
±0
2分
(2試合消化)
4位 オマーン
勝点2 得1 失4
得失点差
-3
2分1敗
(3試合消化)
5位 ヨルダン
勝点1 得1 失7
得失点差
-6
1分1敗
(2試合消化)
サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア最終予選は12日、各地で行われ、5大会連続の本大会出場を目指すグループBの日本は、アウェーのブリスベンで強敵オーストラリアと1−1で引き分けた。日本は2勝1分けの勝ち点7で同グループ首位は変わらず、オーストラリアは2分けの同2。
日本にとっては最終予選のアウェー初戦。後半途中に相手に退場者が出ると、右膝負傷で離脱した吉田(VVVフェンロ)に代わって先発の栗原(横浜M)が20分に先制ゴール。しかし5分後に内田(シャルケ)の反則で与えたPKを決められた。ザッケローニ監督が指揮した試合の通算成績は14勝7分け(1PK勝ちを含む)2敗。
なお、日本は栗原が2度の警告で退場となり、今野、内田は通算2枚目の警告を受けた。日本は9月11日の次戦イラク戦(埼玉スタジアム)ではDF3人を出場停止で欠くことになる。
最終予選8試合のうち、日本は年内にあと2試合を予定し、9月の第4戦はホームでイラク、11月の第5戦は敵地でオマーンと対戦する。
川島永嗣
「勝ち点3取れれば良かったが、結果1-1ということで、アウェーで勝ち点を取れたことを次につなげていきたい。入りの部分が少し悪かったが、90分通して1人1人が戦っていいかたちをつくれたと思う。向こうがロングボール、クロスを使ってくることは明確だった。1人1人が体を付けて、セカンドボールを拾った。今、大切なのは結果を踏まえて自分達が成長していくこと」
長友佑都
「チームとして手応えは掴めているが、世界で戦うにはまだやることが多い。チームは少しずつ進歩している」
長谷部誠
「すべてにおいてアウェーだった。それでも、本当に強いチームなら勝ち切ると思う。自分達はアウェーでも全て勝つつもりでやっている。(最終予選2勝1分けは)最低限の結果だが、悪くない。この3連戦は良い戦いができたと思う。3連戦で出番のなかった選手、出番の少なかった選手が、チームのムードを良くしてくれた」
香川真司
「ロングボールの対処に課題が残った。自分としては3試合で1点という結果にガッカリしている。もっとチャンスに絡みたい」
本田圭佑
「もちろん勝ちたかったが、本音を言えばアウェーで1−1は悪くない。アウェーだったし、向こうは経験も豊富で、立ち上がりは向こうのペースだった。でもだんだんとペースを掴んで、それから試合終了まではこちらのペースだったと思う。向こうがショートコーナーを嫌がることは分かっていた。弱点を突けた」
日本代表・ザッケローニ監督「この試合に絶対に勝たないといけないオーストラリアが、思っていた通り強みであるフィジカル、経験、マリーシアを出してきた。悪いピッチ、オーストラリアに分のあるピッチの中でも、日本の選手は負けずに体をぶつけて戦ってくれた。スタート直後は難しい時間が続いたが、それを乗り越えて主導権を握ることができた。オーストラリアはロングボール、リスタートに勝負をかけてきた。最終予選初失点はPKからのものとなったが、日本の選手は堂々と戦ってくれた」
オーストラリア代表・オジェック監督
「我々のファイティング・スピリットが報われたと思う。1つ言えるのは、私のチームは大変素晴らしいプレーした。 (PKを得たシーンについては)内田はファウルをしていない。レフェリーのポジションは分からないが、私のいる位置からそうは見えていなかったし、テレビで確認してもそう見えなかった」
【日本代表23名】
GK:
1.川島永嗣(リールセ/ベルギー)
12.西川周作(広島)
23.権田修一(FC東京)
DF:
15.今野泰幸(G大阪)
3.駒野友一(磐田)
16.栗原勇蔵(横浜M)
2.伊野波雅彦(神戸)
5.長友佑都(インテル/イタリア)
22.槙野智章(浦和)
6.内田篤人(シャルケ/ドイツ)
21.酒井宏樹(柏)
MF:
7.遠藤保仁(G大阪)
14.中村憲剛(川崎)
17.長谷部誠(ボルフスブルク/ドイツ)
13.細貝萌(アウクスブルク/ドイツ)
4.本田圭佑(CSKAモスクワ/ロシア)
20.高橋秀人(FC東京)
FW:
18.前田遼一(磐田)
9.岡崎慎司(シュツットガルト/ドイツ)
11.ハーフナー・マイク(フィテッセ/オランダ)
10.香川真司(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)
8.清武弘嗣(C大阪)
19.宮市亮(アーセナル/イングランド)
【ザック監督「堂々と戦った」】
先制しながらも追い付かれてドロー。日本代表のザッケーロニ監督は穏やかな表情でゲームを振り返った。「オーストラリアは絶対に勝たなければ、という思いで向かってきたが、日本も相手のフィジカル、マリーシア(ずる賢さ)、そしてピッチコンディションに負けずに体をぶつけて頑張ったと思う」。
グループ最大のライバルと敵地での試合。開始直後からオーストラリアの猛攻に苦しい展開にも「だんだんうちのペースになってきし、日本代表は堂々と戦ってくれたよ」と敵地で引き分け、勝ち点1を得たこと評価した。
ただ、DF吉田を負傷で欠く中、代役を務めた栗原がイエロー2枚で退場、さらに今野、内田も警告累積で次戦出場停止と、頭の痛い問題も浮上した。
【本田、FK蹴る前に終了】
日本代表の6月3連戦の最後となったオーストラリア戦は、7枚のイエローカードが出され、2枚出された栗原とミリガンが退場となる荒れた試合。試合の幕切れもあっけにとられる形となった。
後半ロスタイム、日本は本田が相手DFに倒され、ゴール前の好位置でFKを得たが、本田が味方に立ち位置を指示して蹴りこむタイミングを計っていたところで突然、主審のホイッスルが鳴り響いて試合終了となった。決勝点を狙っていた本田は呆然。想定外の終了に他の日本代表選手も脱力し、ザッケローニ監督は目をむいて驚きの顔を浮かべた。
この日のガムディ主審(サウジアラビア)は、2011年のアジアカップ準決勝の日本vs韓国戦のホイッスルを吹いている。微妙な判定からのPKで失点、最終的にPK戦で日本に敗れた韓国のメディアが、同主審に強い不満を表明したことがあった。
【川島、スーパーセーブ連発】
日本のピンチをこん身のセーブで何度も救った守護神・川島は「結果的に1−1になったのは残念だが、アウェーで勝ち点を取れたので、次につなげたい」と前向きにとらえた。
豪州のプレースタイルについて「ロングボールやクロスを使ってくるのは明確だった」と話し、「そういう場面で1人1人が体をつけて、セカンドボールを拾えた」と日本の戦術が機能したことを評価。「先制点を取れて、いい形で勝ち点3を取れたら良かった」と本音も漏らしたが、「3試合を通して自分達の成長を見せられた」と胸を張った。
【今野、先発出場で意地の守備】
発熱で出場が危ぶまれた今野は先発。栗原とセンターバックでコンビを組み、身体能力の高いオーストラリアに粘り強く対応した。前日には39度の熱があったそうで「熱は下がった。前日に練習していない不安はあったけど、普通にプレーできた」と弱音を吐かなかった。
両チームに退場者が出て、自身も警告を受けるアウェーでの厳しい戦いだった。「雰囲気が難しかった。(主審の判定の)基準が難しかった」と話した。
【内田が痛恨PK献上】
右サイドバックの内田は、1−0の後半にゴール前で相手選手を抱え込んだとして警告を受け、PKを献上した。同点とされた直後に酒井と交代でピッチを退き、悔いの残る一戦となった。
「あれを(反則と)取られたら…。でも仕方ない。反省したい」と声を絞り出した。最終予選初戦のオマーン戦に続く2度目の警告で、9月に行われる次のイラク戦は出場停止となる。
【本田の幻FKにザック怒る】
ラストチャンスのはずが、結局FKを蹴る直前に終了の笛が鳴った。MF本田がボールをセットし、左足でFKを蹴ろうと助走をした瞬間、ガムディ主審(サウジアラビア)は終了を告げた。確かにアディショナルタイムを超え、後半49分を経過していたが、最後の好機はトライできずに終わった。本田は両手を広げ、不満をあらわにした。
・ザッケローニ監督もこの笛に激高し、第4審判に向かって猛抗議。その直後、主審に抗議しようとピッチ内に入ろうとしたほど怒りは激しかった。結局、第4審判に制されたが、オーストラリア代表のオジェック監督との握手もそこそこに、顔を赤らめ、興奮はおさまらなかった。
後半24分にはペナルティーエリア内で相手を押さえたDF内田がファウルをとられPK判定。警告も受けた。この日は中東の審判団。中東の敵地での戦いを残し、今後もシビアな笛に悩まされそうだ。
【イラクはオマーンと分ける】
サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア最終予選は12日、各地で行われ、日本と同じグループBで元日本代表監督のジーコ氏が率いるイラクはドーハで開催したホームゲームでオマーンと1−1で引き分け、2試合を終えて勝ち点2とした。オマーンは3試合を終えて同2で、首位の日本は同7。
グループAはイランとカタールが0−0で引き分けた。イランは2試合、カタールは3試合を消化して勝ち点4とした。韓国は6。
≪超サカ採点表≫
【日本代表】
GK:
1.川島永嗣 6.5
徹底したハイボールの対応に苦労するも、好セーブを連発
DF:
6.内田篤人 6.0
攻守に渡って動きが良かったが、クロスの精度が悪かった
(73分21.酒井宏樹 --)
16.栗原勇蔵 7.0
ケーヒル相手にも空中戦で引けを取らなかった
15.今野泰幸 6.5
鋭い読みで相手の攻撃の芽を摘んだ
5.長友佑都 6.5
フィジカルの強さを豪州相手でも見せた
MF:
9.岡崎慎司 6.0
精力的動きで豪州守備陣をかく乱させた
(86分8.清武弘嗣 --)
17.長谷部誠 6.5
積極的に前線をサポートし、チャンスに絡む
7.遠藤保仁 5.5
パス出しは良かったが、ゴールを狙う姿勢に欠けた
10.香川真司 7.0
バイタルエリアをドリブルで切り裂いた
(90+2分2.伊野波雅彦 --)
4.本田圭佑 7.0
さすがの存在感で先制点をアシスト
FW:
18.前田遼一 6.5
ポストプレーだけでなく、チェイシングでもチームに貢献
←
★全選手揃う★
サッカー女子のロンドン五輪に向けた強化のため、スウェーデンで開かれるアメリカ、スウェーデンとの国際招待試合に臨む女子日本代表「なでしこジャパン」が本日12日、千葉県内で事前合宿2日目の練習を行い、負傷で不参加の岩渕(日テレ)を除く国内組の選手が合流し、20選手が顔を揃えた。
体調不良から復帰の澤(INAC神戸)も元気に練習。男子大学生を相手にボールの取り合いやパス回しなどを行い、五輪本番でグループリーグを戦うカナダやスウェーデンなど、身体能力の高い相手への対策を進めた。
【女子日本代表20名】
GK:
海堀あゆみ(INAC神戸)
福元美穂(岡山湯郷)
DF:
近賀ゆかり(INAC神戸)
矢野喬子(浦和)
岩清水梓(日テレ)
鮫島彩(モンペリエ)
有吉佐織(日テレ)
熊谷紗希(フランクフルト)
MF:
澤穂希(INAC神戸)
宮間あや(岡山湯郷)
川澄奈穂美(INAC神戸)
上尾野辺めぐみ(新潟)
阪口夢穂(日テレ)
田中明日菜(INAC神戸)
宇津木瑠美(モンペリエ)
FW:
安藤梢(デュイスブルク)
大野忍(INAC神戸)
永里優季(ポツダム)
大滝麻未(リヨン)
高瀬愛実(INAC神戸)
←
★就任会見★
J1で17位に低迷するアルビレックス新潟の柳下正明新監督(52)が本日12日、新潟県聖籠町で就任会見を行い「来年も新潟がJ1にいることを目指してやっていく」と抱負を述べた。この日の練習でチームの指導を開始した。16日の清水戦が初指揮となる。
シーズン途中の就任について「難しさはあるが、やりがいを感じる」と意欲十分。チームのスタイルとして「攻守の切り替えの速いスピーディーなサッカーを目指す」との考えを示した。
柳下監督は2003年シーズンに磐田、2004〜2006年に当時J2の札幌を率い、2009年から昨年まで再び磐田を指揮した。
会見前には練習に合流し「来シーズンもJ1にいるために、チーム1つになって精一杯戦っていこう」と選手に話したという。契約期間は来年1月末まで。
←
★劇的逆転勝利★
ユーロ2012(欧州選手権)グループリーグ第1戦結果
グループD:
フランス1−1イングランド
(ドンバス・アリーナ/47400人)
≪得点者≫
フランス:ナスリ39
イングランド:レスコット30
≪出場メンバー≫
【フランス】
GK:
ロリス
DF:
エブラ、メクセス、ラミ、ドゥビュシー
MF:
A・ディアッラ、カベイェ(84分ベン・アルファ)、マルダ(84分マルタン)、ナスリ、リベリー
FW:
ベンゼマ
【イングランド】
GK:
ハート
DF:
G・ジョンソン、テリー、レスコット、A・コール
MF:
ミルナー、ジェラード、パーカー(77分ヘンダーソン)、チェンバレン■(77分デフォー)、A・ヤング
FW:
ウェルベック(90分ウォルコット)
ウクライナ2−1スウェーデン
(オリンピスキ・スタジアム/64290人)
≪得点者≫
ウクライナ:シェフチェンコ55、62
スウェーデン:イブラヒモビッチ52
≪出場メンバー≫
【ウクライナ】
GK:
ピャトフ
DF:
フシェフ、ミハリク、ハチェリディ、セリン
MF:
ヤルモレンコ、ティモシチュク、コノプリャンカ(90分デヴィッチ)、ナザレンコ
FW:
ボロニン(84分ロタン)、シェフチェンコ(81分ミレフスキー)
【スウェーデン】
GK:
イサクソン
DF:
ルスティ、メルベリ、グランクビスト、マーティン・オルソン
MF:
R・エルム■、シェルストレーム■、S・ラーション(69分ウィルヘルムソン)、イブラヒモビッチ、トイボネン(63分A・スベンソン)
FW:
ローゼンベリ(71分エルマンデル)
ユーロ2012グループリーグ順位表
(第1戦終了時)
グループA
1位 ロシア
勝点3 得4 失1
得失点差 +3
1勝
(1試合消化)
2位 ポーランド
勝点1 得1 失1
得失点差 ±0
1分
(1試合消化)
2位 ギリシャ
勝点1 得1 失1
得失点差 ±0
1分
(1試合消化)
4位 チェコ
勝点0 得1 失4
得失点差 -3
1敗
(1試合消化)
グループB
1位 ドイツ
勝点3 得1 失0
得失点差 +1
1勝
(1試合消化)
1位 デンマーク
勝点3 得1 失0
得失点差 +1
1勝
(1試合消化)
3位 ポルトガル
勝点0 得0 失1
得失点差 -1
1敗
(1試合消化)
3位 オランダ
勝点0 得0 失1
得失点差 -1
1敗
(1試合消化)
グループC
1位 クロアチア
勝点3 得3 失1
得失点差 +2
1勝
(1試合消化)
2位 イタリア
勝点1 得1 失1
得失点差 ±0
1分
(1試合消化)
2位 スペイン
勝点1 得1 失1
得失点差 ±0
1分
(1試合消化)
4位 アイルランド
勝点0 得1 失3
得失点差 -2
1敗
(1試合消化)
グループD
1位 ウクライナ
勝点3 得2 失1
得失点差 +1
1勝
(1試合消化)
2位 イングランド
勝点1 得1 失1
得失点差 ±0
1分
(1試合消化)
2位 フランス
勝点1 得1 失1
得失点差 ±0
1分
(1試合消化)
4位 スウェーデン
勝点0 得1 失2
得失点差 -1
1敗
(1試合消化)
サッカーのユーロ2012(欧州選手権)第4日は11日、キエフなどでグループリーグ・グループDの2試合が行われ、ポーランドと大会を共催する初出場のウクライナは35歳のFWシェフチェンコが2ゴールして2−1でスウェーデンに逆転勝ちし、好発進した。2大会ぶり出場のイングランドは1−1でフランスと引き分けた。
今大会で現役を引退するウクライナのシェフチェンコは1点を追う後半10分にダイビングヘッドを決め、その7分後に左CKを再び頭でねじ込んだ。イングランドは前半30分にFKをDFレスコットが頭を合わせて先制。フランスは同39分にMFナスリがミドルシュートを決めた。
【フランスはイングランドの守備を崩し切れず】
好調を維持して本大会に入ったフランスだが、イングランドの守備に手を焼き勝ち点1の獲得にとどまった。
21戦無敗で本大会を迎えたフランスは、ルーニーら主力の複数を欠いたイングランドと初戦で激突。序盤からフランスがペースを握っていたが、イングランドは前半15分、ミルナーが前線に抜け出すと、GKロリスもかわして絶好機を迎える。しかし、左足で放ったシュートは枠を捉えることができなかった。それでも、イングランドは30分、右サイドからのジェラードのFKにレスコットが強烈なヘッドで合わせてゴール。レスコットの代表初ゴールで、イングランドが先制に成功した。
しかし、リードを許したフランスも、直後にA・ディアッラのヘッドでイングランドGKハートを脅かすと、39分に試合を振り出しに戻す。ペナルティーエリア外でリベリーからのパスを受けたナスリが、強烈なシュートでニアサイドを破った。
その後もフランスはポゼッションを高め、攻撃でイングランドを上回るも、引いて守るイングランドをなかなか崩せない。カバイェ、リベリー、ベンゼマらがミドルシュートでゴールに迫ったが、逆転には至らず、終盤のベン・アルファらの投入も実らなかった。最後は両チームとも引き分けで良しとしてリスクを冒さず、試合は勝ち点1ずつを分け合う結果に終わった。終始主導権を握りながらも勝利を手にできなかったフランスだが、これで22試合連続無敗となった。
試合後、負傷したエムビラに代わってこの日先発したフランスのディアッラは、「あれだけボールを支配していたんだから、結果には悔いが残る。結果にはガッカリしている。勝てる試合だった」と述べ、シュート数で19対3と圧倒しながらも、勝ち点3を得られなかったことを悔やんだ。
一方、イングランドを率いるホジソン監督は、「結果に満足すべきだ。我々は彼らを寄せつけなかったし、私がパニックになるような状況もあまりなかった」とコメント。「我々はトップチームを相手に良いプレーをした」と続け、引き分けに一定の満足感を示した。
また、ホジソン監督はこの日先発に抜擢した18歳のチェンバレンについて、「かなりよくやってくれた。危険な存在となっていた」と賛辞を送り、「彼は自分のパフォーマンスに満足していい。ただ、チーム全体のパフォーマンスも素晴らしかった。全員がベストを尽くしていた」と、選手全員をねぎらった。
また、イングランドの主将を務めるジェラードも、「フランスは素晴らしい選手達がいることを示したが、僕らも自分達のパフォーマンスには満足している」と、この日の結果を評価。「いつも言ってきたことだが、どういう結果であれ、それを次の試合に引きずってはいけない。残りの2試合では勝ち点4が必要になる」と、今後の試合に向けて気持ちを切り替えていた。
【ウクライナが劇的逆転勝利】
ポーランドとともに今大会を共催するウクライナは、スウェーデンに2−1で逆転勝ちした。この試合では、かつてミラン(イタリア)などで活躍した国民的英雄のシェフチェンコが全得点を叩き出し、チームに勝利をもたらした。
直前のテストマッチで連敗したほか、開幕前には主力を含む10名が原因不明の胃腸炎を患うなど、不安の中で本大会を迎えたウクライナ。ホスト国としてのプレッシャーも掛かる中、チームを救ったのは35歳のシェフチェンコだった。
スウェーデンとの初戦に臨んだこの日、ウクライナは前半押し気味に試合を進めるも、得点を挙げられずに前半を折り返す。すると後半立ち上がりの7分、カルストロムの折り返しから最後はイブラヒモビッチに押し込まれ、スウェーデンに先制を許してしまう。
それでも、ウクライナはすぐさま反撃を開始。失点から3分後、右サイドのヤルモレンコがクロスを送ると、これにシェフチェンコが頭から飛び込みネットを揺らす。このゴールに地元ファンは「シェバ(シェフチェンコの愛称)!シェバ!」の大合唱で35歳のストライカーのゴールを称えた。
追い付いたウクライナはさらに17分、左からのCKを得ると、シェフチェンコがイブラヒモビッチのマークを外してニアサイドで合わせて追加点。ミラン時代を彷彿とさせるゴールへの嗅覚で逆転ゴールを挙げると、ウクライナはこのままリードを守って初戦で勝ち点3を獲得した。
マン・オブ・ザ・マッチに選出されたシェフチェンコは試合後、「僕らにとっては全ての試合が決勝に等しい。今日は自分達の長所を出すことができた。グループリーグ突破のチャンスが広がった」とコメントし、勝利を喜んだ。
一方、敗れたスウェーデンのハムレン監督は「前半の出来がよくなかった」と振り返るとともに、「向こうには本当に優れたストライカーがいた。シェフチェンコはボックス内で素晴らしい働きをしたし、強さも見せていた」と、シェフチェンコが脅威となったと話した。
【フランスの無敗記録は22試合に】
フランスは1点を先制されても動じなかった。左右のサイドから好機をつくり、前半39分にナスリが味方と相手選手の間を低く鋭いシュートで射抜いた。
2年前のワールドカップではチームがバラバラになってグループリーグ敗退。しかし大会後に就任したブラン監督がチームを再建し、無敗記録は22試合に伸びた。
ナスリは「自分達は2010年当時から随分成長した。グループリーグを勝ち抜いて準々決勝に進む自信がある」と強気だった。
【イングランドは堅守でドロー】
19本のシュートを浴びながら、最小失点に抑えたイングランド。堅守でフランス相手に引き分けに持ち込み勝ち点1をマークした。
ルーニーの出場停止やケガ人続出で下馬評は高くなかったが、GKハートは力強く言った。「オレ達がイングランドだってことを忘れるな」。
MF4人、DF4人でゴール前に2列の壁をつくった。これにはフランスのエブラをして「彼らはチェルシーのようにプレーした」と苦笑いさせた。
攻撃では前半30分にレスコットがFKを頭で合わせたゴールを含めシュートは3本だけとルーニー欠場で圧倒的に見劣りするが、堅い守備で15日のスウェーデン戦を乗り切る。
【ポーランドvsロシア展望】
ユーロ2012(欧州選手権)は本日12日にグループA第2節の2試合が行われ、ホスト国のポーランドはロシアと対戦する。8日に行われたギリシャとの開幕戦を引き分けで終えたポーランドはこの試合を落とせばグループリーグ突破が非常に厳しくなる。相手は初戦で見事な勝利を飾った本命ロシア。この厳しい戦いを制し、決勝トーナメントに近付くことはできるのか。
ギリシャとの初戦では前半からペースを握り、MFヤクブ・ブワシュチコフスキのクロスからFWロベルト・レバンドフスキというドルトムント(ドイツ)に所属するコンビで先制点を挙げたポーランド。しかし、その後は若さを露呈し、数的優位に立ちながら同点弾を許すと、後半24分にはGKヴォイチェフ・シュチェスニーがPKを献上するとともに一発退場となる窮地に。それでも、代わって入ったGKプジェミスラフ・ティトンがPKをストップする大仕事をやりのけ、初戦をなんとかドローで終えた。
ギリシャ戦後にレバンドフスキが「今日の前半のようなプレーができれば、グループリーグ残り2試合は勝てると思う」と述べたことからも分かる通り、ポーランドの面々はこの日の前半のようなプレーができれば、グループ突破は可能との手応えを得ている。ロシア戦ではGKシュチェスニーが出場停止となるが、それ以外は変わらぬメンバーで臨むことが予想されている。ポーランドとしては、地元のファンが待ち望む勝利をプレゼントして、決勝トーナメント進出に近付きたい。
一方のロシアは、チェコとの初戦で4−1と大勝。グループの中では最も力のあるチームとみられていたとは言え、チェコが誇る世界最高峰のGKペトル・ツェフから4点を奪ったのは多くの人にとって予想外だったろう。スピードを持って数々の決定機を作り出す姿は、ベスト4に進出した前回大会の再現を期待させるものだった。
この試合ではMFアラン・ジャゴエフが2得点を挙げ、ユーロ2008での躍進を支えたFWアンドレイ・アルシャビンは数多くのチャンスを演出。若手とベテランがともに輝き、チームとしてのバランスも良好だ。今節はホスト国のポーランドとの対戦とあって簡単な試合にはならないだろうが、勝てば早くも決勝トーナメント進出が決まる。初戦の快勝がフロックでないことを証明するためにも、開催国を打ち砕いて一気に波に乗りたいところだ。
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★新監督★
イタリアセリエAのフィオレンティーナは11日、5月にカターニャ(イタリア)の監督を退任した元イタリア代表FWビンチェンツォ・モンテッラ氏(37)を新監督に迎えたと発表した。契約期間は2年で、1年の延長オプション付き。
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