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PS3版ウイニングイレブン2012
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本日の超最新情報
2012.06.14.THU
INDEX
★発表★
ロンドン五輪男子日本代表候補メンバー35名発表!オーバーエージ枠でGK林彰洋(清水)、DF吉田麻也(VVV)、DF徳永悠平(FC東京)が選出!欧州組はFW宮市亮(アーセナル)ら7名が選出も、MF香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)は外れる!
★発表★
ロンドン五輪の女子日本代表『なでしこジャパン』候補メンバー35名発表!主将の宮間あや(岡山湯郷)、澤穂希(INAC神戸)らが順当に選出され、昨年の女子W杯メンバー21名は全員が登録!
★紅白戦★
スウェーデン遠征(15〜22日)に向けた女子日本代表『なでしこジャパン』の千葉合宿4日目は4−3−3の布陣で紅白戦を実施!大阪高槻FW丸山桂里奈(29)が追加招集!
★2連勝★
ユーロ2012(欧州選手権)グループリーグ第2戦
グループB
デンマーク2−3ポルトガル
オランダ1−2ドイツ
W杯3位のドイツはゴメスの2ゴールでW杯準優勝のオランダを下して2連勝!オランダは2連敗で準々決勝進出に赤信号!ポルトガルはクリスティアーノ・ロナウドが絶不調も、競り勝って初白星!
★正監督就任★
チェルシーが欧州チャンピオンズリーグで初優勝に導いたディマテオ氏(42)と正監督として契約!
★退任★
トッテナムのレドナップ監督(65)が契約延長交渉が決裂して退任!後任はエバートンのモイズ監督(49)が有力!
本日の超サカFLASH
ロンドン五輪男子日本代表が7月18日にベラルーシと、同21日にメキシコと練習試合を実施ほか
本文
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★発表★
日本サッカー協会は本日14日、ロンドン五輪の男子代表候補メンバー35名を発表し、オーバーエージ(OA)枠で吉田麻(VVVフェンロ)、徳永(FC東京)の両DFとGK林(清水)が入った。代表18名はこの中から選ばれ、7月2日に発表する。
五輪のサッカー男子は1989年1月1日以降に生まれた選手に出場資格があり、その前に生まれた選手も3名までOA枠で起用できる。ボルトンからアーセナルに復帰のFW宮市は入ったが、マンチェスター・ユナイテッドに移籍するMF香川(ドルトムント)は外れた。
五輪アジア予選の主力で、ともにドイツ移籍が決まったMF清武(C大阪)、DF酒井宏(柏)は順当に入った。
五輪代表は7月11日、東京・国立霞ヶ丘競技場でニュージーランドとの壮行試合に臨む。16日未明に日本を出発、英国中部で直前合宿を行い、18日にベラルーシ、21日にメキシコと練習試合を行う。五輪ではグループリーグ・グループDで26日にスペイン、29日にモロッコ、8月1日にホンジュラスと対戦する。
五輪男子日本代表候補メンバー35名は以下の通り。
【五輪男子日本代表候補35名】
GK:
林彰洋(清水)
権田修一(FC東京)
増田卓也(広島)
安藤駿介(川崎)
DF:
徳永悠平(FC東京)
吉田麻也(VVVフェンロ/オランダ)
實藤友紀(川崎)
比嘉祐介(横浜M)
大岩一貴(千葉)
山村和也(鹿島)
鈴木大輔(新潟)
吉田豊(清水)
酒井宏樹(柏)
濱田水輝(浦和)
酒井高徳(シュツットガルト/ドイツ)
MF:
山本康裕(磐田)
清武弘嗣(C大阪)
村松大輔(清水)
水沼宏太(鳥栖)
東 慶悟(大宮)
山口 蛍(C大阪)
米本拓司(FC東京)
茨田陽生(柏)
扇原貴宏(C大阪)
宇佐美貴史(ホッフェンハイム/ドイツ)
高木善朗(ユトレヒト/オランダ)
FW:
永井謙佑(名古屋)
山崎亮平(磐田)
大津祐樹(ボルシア・メンヘングラッドバッハ/ドイツ)
齋藤学(横浜M)
大迫有也(鹿島)
指宿洋史(セビージャ・アトレティコ/スペイン)
原口元気(浦和)
杉本健勇(東京V)
宮市亮(アーセナル)
日本サッカー協会・原博実技術委員長
「日本サッカー協会の原博実技術委員長がメンバー選考について「香川は昨年のアジアカップで負傷し、昨シーズンようやく1シーズンフルで出ることができた。A代表でも中心の選手だし、世界有数のビッグクラブにも移籍することが濃厚で、休みなしになるのは彼の将来にも、最終予選に向けても良くないということになった。香川には話をしたし、最終的にメンバーに入らないことも伝えてある。前線はタレントが揃っているし、彼の次に出てくる選手に期待したい。宮市はA代表に入っている選手なのでポテンシャルは問題ない。後は現場のスタッフがどう判断するか。宮市は今月休んで7月上旬にアーセナルに合流すると話していた」
【原委員長「香川に続く素材はいる」】
注目のOA枠はGK1人、DF2人だった。清武、宇佐美ら好選手が揃う攻撃陣に比べ、5月のトゥーロン国際大会の3試合で7失点と弱点の守備面を補強した。フル代表でも主力センターバックの23歳の吉田麻、守備的な位置ならどこでもこなせる28歳の徳永、GKの層を厚くする25歳の林がメンバーに入った。
派手さはなく、狙いを絞った選考。日本サッカー協会の原強化担当委員長は「特にセンターバックは(23歳以下で)Jリーグで出ている選手が少ない。関塚監督やザッケローニ監督の意見を聞き、最終的には協会が決めた」と説明した。
年齢的に五輪代表の資格がある香川は外れた。フル代表の中心で、マンチェスター・ユナイテッド移籍を控えていることも考慮した。原委員長は「五輪に行けば、休みがない状況になる。彼の将来、ワールドカップ(W杯)最終予選の日程を考えた。香川に続く素材はいる」と攻撃陣の成長に期待を寄せた。
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★発表★
日本サッカー協会は本日14日、ロンドン五輪に臨むサッカー女子の日本代表候補メンバー35名を発表し、主将の宮間(岡山湯郷)や澤(INAC神戸)らが順当に選ばれた。昨年の女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会を制したメンバー21名は、全員が登録された。
日本協会は既に、15日からスウェーデン遠征に参加する代表21選手と、事前合宿の練習メンバー6名を発表。佐々木監督はこの中から五輪代表18名を選ぶ可能性が高いことを示唆している。
五輪女子日本代表候補メンバー35名は以下の通り。
【女子日本代表候補35名】
GK:
山郷のぞみ(浦和)
福元美穂(岡山湯郷)
海堀あゆみ(INAC神戸)
天野実咲(仙台)
山根恵里奈(千葉)
DF:
近賀ゆかり(INAC神戸)
南山千明(INAC神戸)
田中明日菜(INAC神戸)
矢野喬子(浦和)
岩清水梓(日テレ)
有吉佐織(日テレ)
鮫島彩(モンペリエ)
宇津木瑠美(モンペリエ)
川村優理(新潟)
長船加奈(仙台)
熊谷紗希(フランクフルト)
MF:
澤穂希(INAC神戸)
川澄奈穂美(INAC神戸)
中島依美(INAC神戸)
宮本ともみ(伊賀)
宮間あや(岡山湯郷)
中野真奈美(岡山湯郷)
上尾野辺めぐみ(新潟)
阪口夢穂(日テレ)
木龍七瀬(日テレ)
上辻佑実(仙台)
FW:
安藤梢(デュイスブルク)
丸山桂里奈(大阪高槻)
大野忍(INAC神戸)
高瀬愛実(INAC神戸)
永里優季(ポツダム)
永里亜紗乃(日テレ)
岩渕真奈(日テレ)
大滝麻未(リヨン)
吉良知夏(浦和)
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★紅白戦★
サッカー女子のロンドン五輪に向けた強化のため、スウェーデンで開かれるアメリカ、スウェーデンとの国際招待試合に臨む女子日本代表「なでしこジャパン」が14日、千葉県内で事前合宿最終日の練習を行った。負傷離脱した岩渕(日テレ)に代わり、練習メンバーから丸山(大阪高槻)が遠征に参加することが決まった。
佐々木監督は「守りでいい位置取りをして、連動してボールを奪いにいく。その基盤はできた」と合宿を総括。紅白戦では中盤3人、FW3人の布陣も練習した。
チームは15日未明にスウェーデンへ出発。18日にアメリカ、20日にスウェーデンと対戦する。
【4−3−3の布陣を練習】
紅白戦では中盤に逆三角形で3人、前線に3人を置く4−3−3の布陣を練習した。過去の実戦で試みているが、機能しなかった形。佐々木監督は「相手の中盤の枚数が多い時に、変化をつける意味がある」と狙いを説明した。
相手が中央にMF3人を配置した時に、守りで抑え切れないことがあった。宮間は「カナダは中盤がひし形。(相手の)トップ下の選手を守備的MFが守れる」と利点を挙げた。
【丸山が追加招集】
日本サッカー協会は14日、18日から20日にかけて行われる「スウェーデン遠征」に臨む女子日本代表「なでしこジャパン」メンバーに、FW丸山桂里奈(大阪高槻)を追加招集すると発表した。同選手は現在行われている国内合宿に練習生として参加していた。
丸山は昨秋のロンドン五輪予選中に右膝前十字靭帯断裂の重傷を負い、半年間のリハビリ生活を経て、今春のなでしこリーグ戦に、新チームの大阪高槻の主力選手として開幕から出場した。
W杯の準々決勝ドイツ戦で決勝ゴールを決めるなど、実績十分の丸山を遠征メンバーに加えた佐々木則夫監督は、「(合宿中)持ち前の切れ味もしっかりしていた。膝にそんなに不安はなさそうだった。経験と膝の状態ということで選んだ」と説明した。
【岩渕の代役は丸山】
岩渕の代役は、右膝靱帯損傷から復帰した29歳の丸山となった。執念で五輪代表争いに滑り込み「嬉しかったが、ここからが勝負」と語った。
佐々木監督は「踏ん張る場面など不安もあったが、持ち味の切れがあった。男子相手でも怖がっていなかった」と評価した。昨年の五輪予選(中国)で負傷し、手術、リハビリに耐えてきた。丸山は「手術直後が一番きつかった。膝が曲がらず痛くて。テレビでなでしこの試合を見て焦ったりもした」と振り返った。
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★2連勝★
ユーロ2012(欧州選手権)グループリーグ第2戦結果
グループB:
デンマーク2−3ポルトガル
(ルビフ・アリーナ/34915人)
≪得点者≫
デンマーク:ベントナー44、80
ポルトガル:ペペ25、H・ポスティガ36、バレラ87
≪出場メンバー≫
【デンマーク】
GK:
アンデルセン
DF:
ヤコブセン■、アッガー、ケアー、S・ポウルセン
MF:
W・クビスト、ジムリング(17分J・ポウルセン■)、ロンメダール(60分ミッケルセン)、エリクセン、クローン・デーリ(90分シェーネ)
FW:
ベントナー
【ポルトガル】
GK:
ルイ・パトリシオ
DF:
ジョアン・ペレイラ、ブルーノ・アルヴェス、ペペ、ファビオ・コエントラン
MF:
ラウール・メイレレス■(84分バレラ)、ミゲル・ベローゾ、ジョアン・モウティーニョ、ナニ(89分ロランド)
FW:
H・ポスティガ(64分ネルソン・オリベイラ)、クリスティアーノ・ロナウド■
オランダ1−2ドイツ
(メタリスト・スタジアム/37750人)
≪得点者≫
オランダ:ファン・ペルシー74
ドイツ:ゴメス24、38
≪出場メンバー≫
【オランダ】
GK:
ステケレンブルク
DF:
ファン・デル・ウィール、ハイティンハ、マタイセン、ウィレムス■
MF:
N・デ・ヨング■、ファン・ボメル(46分ファン・デル・ファールト)、ロッベン(83分カイト)、スナイデル、アフェライ(46分フンテラール)
FW:
ファン・ペルシー
【ドイツ】
GK:
ノイアー
DF:
ボアテング■、フンメルス、バートシュトゥーバー、ラーム
MF:
ケディラ、シュバインシュタイガー、ミュラー(92分L・ベンダー)、エジル(81分クロース)
FW:
ポドルスキ、ゴメス(73分クローゼ)
ユーロ2012(欧州選手権)グループリーグ第2戦日程
グループC:
14日(木)
日本時間25:00〜
イタリアvsクロアチア
(ポズナン・シティー・スタジアム)
日本時間27:45〜
スペインvsアイルランド
(バルティック・アレーナ)
グループD:
15日(金)
日本時間25:00〜
ウクライナvsフランス
(ドンバス・アリーナ)
日本時間27:45〜
スウェーデンvsイングランド
(オリンピスキ・スタジアム)
ユーロ2012(欧州選手権)グループリーグ第3戦日程
グループA:
16日(土)
日本時間27:45〜
チェコvsポーランド
(ブロツワフ・オリンピックスタジアム)
日本時間27:45〜
ギリシャvsロシア
(ワルシャワ国立競技場)
グループB:
17日(日)
日本時間27:45〜
ポルトガルvsオランダ
(メタリスト・スタジアム)
日本時間27:45〜
デンマークvsドイツ
(アリーナ・リヴィウ)
グループC:
18日(月)
日本時間27:45〜
クロアチアvsスペイン
(バルティック・アレーナ)
日本時間27:45〜
イタリアvsアイルランド
(ポズナン・シティー・スタジアム)
グループD:
19日(火)
日本時間27:45〜
イングランドvsウクライナ
(ドンバス・アリーナ)
日本時間27:45〜
スウェーデンvsフランス
(オリンピスキ・スタジアム)
ユーロ2012グループリーグ順位表
(第2戦第2日終了時)
グループA
1位 ロシア
勝点4 得5 失2
得失点差 +3
1勝1分
(2試合消化)
2位 チェコ
勝点3 得3 失5
得失点差 -2
1勝1敗
(2試合消化)
3位 ポーランド
勝点2 得2 失2
得失点差 ±0
2分
(2試合消化)
2位 ギリシャ
勝点1 得2 失3
得失点差 -1
1分1敗
(2試合消化)
グループB
1位 ドイツ
勝点6 得3 失1
得失点差 +2
2勝
(2試合消化)
2位 ポルトガル
勝点3 得3 失3
得失点差 ±0
1勝1敗
(2試合消化)
2位 デンマーク
勝点3 得3 失3
得失点差 ±0
1勝1敗
(2試合消化)
4位 オランダ
勝点0 得1 失3
得失点差 -2
2敗
(2試合消化)
グループC
1位 クロアチア
勝点3 得3 失1
得失点差 +2
1勝
(1試合消化)
2位 イタリア
勝点1 得1 失1
得失点差 ±0
1分
(1試合消化)
2位 スペイン
勝点1 得1 失1
得失点差 ±0
1分
(1試合消化)
4位 アイルランド
勝点0 得1 失3
得失点差 -2
1敗
(1試合消化)
グループD
1位 ウクライナ
勝点3 得2 失1
得失点差 +1
1勝
(1試合消化)
2位 イングランド
勝点1 得1 失1
得失点差 ±0
1分
(1試合消化)
2位 フランス
勝点1 得1 失1
得失点差 ±0
1分
(1試合消化)
4位 スウェーデン
勝点0 得1 失2
得失点差 -1
1敗
(1試合消化)
サッカーのユーロ2012(欧州選手権)第6日は13日、ウクライナのハリコフなどでグループリーグ・グループBの2試合が行われ、2010年ワールドカップ(W杯)3位のドイツが2−1でW杯準優勝のオランダを下し、2連勝の勝ち点6で8強入りに大きく前進した。オランダは2連敗で同0。ポルトガルは3−2でデンマークを下し、ともに勝ち点3とした。
ドイツは前半24、38分にゴメスが蹴り込み、オランダの反撃をファン・ペルシーの1点に抑えた。ポルトガルは2−2の後半42分、途中出場のバレラが決勝点を決めた。
強豪揃いで「死のグループ」と言われたグループBの最終戦は17日に行われ、ドイツがデンマーク、ポルトガルがオランダと対戦する。
【ポルトガルは競り勝って初白星】
ポルトガルはエースのクリスティアーノ・ロナウドがこの日も絶不調で無得点に終わったものの、デンマークに3−2で勝利。強豪国揃いのグループ突破へ大きな勝ち点3を手にした。
初戦でドイツに敗れて決勝トーナメント進出へもう後がないポルトガルだが、オランダを破る番狂わせを演じたデンマークとのこの日の一戦では、前半24分にモウチーニョのCKにペペがヘッドで合わせて先制に成功。さらに36分には、ナニのグラウンダーのクロスをポスティガがダイレクトで叩き込み、順調にリードを広げる。
このまま前半を終えたかったポルトガルだったが、41分に右からのクロスをクローンデリに頭で折り返されると、最後はベントナーに押し込まれ、デンマークに1点を返されてハーフタイムを迎える。
後半に入ってまずビッグチャンスを掴んだのはポルトガル。5分、C・ロナウドがロングパスに抜け出して絶好機を迎えるも、シュートはGKに阻まれてゴールならず。さらにC・ロナウドは33分、ナニのお膳立てから再びGKと1対1の絶好機を得たが、ここでも大きく枠を外してしまいチャンスを生かすことができない。すると35分、デンマークは得意のサイド攻撃からベントナーがヘッドでこの日2点目を挙げ、2点差を跳ね返して試合を振り出しに戻す。
グループリーグ突破へ窮地に立たされたポルトガルだったが、途中出場のバレラが大仕事をやってのける。同点とされた直後の39分に投入されたバレラはその3分後、コエントランの左クロスを一度は空振りするも、こぼれ球を右足で豪快にネットを揺らし、土壇場でチームに勝利をもたらした。
試合後、ポルトガルのベント監督は「試合展開を考えれば、デンマークの同点ゴールはアンフェアなものだった。こういったステージの試合では不公平なもの。我々は困難に直面することなく、もう少し楽に勝利を手にすることができたはず」と述べ、白星にも不満をあらわにした。
一方、2点差を追い付きながらも敗れたデンマークのオルセン監督は、「終了間際のこのような敗戦は、非常に気分が悪い。ポルトガルには多少のツキもあったし、我々を少しだけ上回っていたかもしれない」と、接戦を落とした悔しさを口にした。
この結果、2試合を終えてともに勝ち点3となったポルトガルとデンマークは、この日オランダを下して勝ち点6としたドイツを追走する形。2連敗のオランダにもわずかながら決勝トーナメント進出の可能性は残されており、決勝トーナメントの行方は17日の最終戦に委ねられることとなった。なお、最終戦ではポルトガルがオランダと、デンマークはドイツと対戦する。
【ドイツはゴメスの2発で連勝】
ドイツとオランダによる強豪国同士の一戦は、ドイツがゴメスの2得点により2−1と勝利を収めた。この結果、2連勝を飾ったドイツはベスト8に大きく前進した一方で、連敗を喫したオランダはまだ可能性を残すものの、グループリーグ突破へ非常に厳しい立場へと追い込まれた。
ともに優勝候補に挙げられるチーム同士の一戦は、序盤こそ負けられないオランダがチャンスを掴んだものの、時間の経過とともにドイツが徐々に主導権を握る。すると迎えた24分、ドイツはシュバインシュタイガーのスルーパスにゴメスが反応すると、鮮やかなターンからGKとの1対1を制してゴール。ゴメスの2試合連続ゴールにより、ドイツが先制に成功する。
勢いに乗るドイツは38分、再びシュバインシュタイガーのアシストからゴメスが抜け出すと、エリア右から逆サイドのネットを揺らして追加点。ボールを保持しながら攻め手を欠くオランダを尻目にリードを広げ、2−0で前半を折り返す。
2点を追いかけるオランダは、後半開始からフンテラールとファン・デル・ファールトを投入。攻撃に枚数を増やして攻勢をかけるが、ファン・ペルシーのシュートはGKノイアーに阻まれ、スナイデルのミドルも枠を捉え切れないなど、なかなかドイツ守備陣を崩せない。
それでもオランダは28分、ファン・ペルシーがドリブルで持ち込むと、そのまま右足でネットを揺らして今大会初ゴールをマーク。ようやく1点差に迫るも、その後はGKノイアーの牙城を崩せず1−2で試合終了。強豪相手に連勝を飾ったドイツが準々決勝進出を大きく手繰り寄せた一方、まさかの連敗を喫したオランダは崖っぷちに追い込まれた。
試合後、オランダの主将ファン・ボメルは「もっと違う試合になることを期待していた。今日の僕らの出来は十分じゃなかった」と落胆。オランダがベスト8に駒を進めるには、17日に行われる最終節でデンマーク(勝ち点3)がドイツに敗れ、オランダがポルトガル(勝ち点3)を下して3チームが勝ち点で並んだ上で、得失点差で2チームを上回るしかなくなった。
【イタリアは悪童コンビが先発?】
ユーロ2012(欧州選手権)は本日14日、グループC第2戦の2試合が行われる。初戦で王者スペインと引き分けたイタリアは、アイルランドに勝利したクロアチアと対戦。これまで2分け3敗と苦手としている相手に、FWマリオ・バロテッリとFWアントニオ・カッサーノの“悪童コンビ”が再び先発するかに注目が集まる。
もしバロテッリとカッサーノがコメディアンを目指せば、イタリアを代表するお笑いコンビにはなりえるだろう。ただ、彼らがピッチ上で素晴らしい連係を見せているかということになると、まだまだ疑問の余地が残っており、スペイン戦に続いて両者が先発に名を連ねるかどうかは不透明な状況となっている。
自宅の浴室での火事騒ぎや、前触れもなく小学校のトイレを借りるなど、何かとお騒がせな行動で知られるバロテッリ。1−1で引き分けたスペイン戦で、同選手は絶好機を潰すなど、苦戦を強いられた。また、初戦でゴールを決めたのは、そのバロテッリと交代したFWアントニオ・ディナターレだった。
だが、イタリアにはバロテッリのほかに高さのあるストライカーがいない。これまで通算で2分け3敗と苦手としているクロアチアには空中戦の強さという、スペインとはまた異なる武器を誇っており、チェーザレ・プランデッリ監督が再びバロテッリ起用を決断するかに注目が集まる。
プランデッリ監督はバロテッリのスペイン戦でのパフォーマンスについて、「彼は22歳で、成熟しようとしているところだ。私が求めるのは、シンプルなプレーだ。チームを助け、相手守備の裏を突く動きだ」とコメント。「ミスをした時に彼が考えるべきは、またチャンスはあるということ。そして、次は正しい判断をするという確信を持つこと」と、気持ちの切り替えを促している。
一方、結婚して子供が生まれ、以前より落ち着いたものの、依然としてビッグマッチの後には下着1枚でダンスに興じるなどやんちゃぶりが健在なカッサーノにしても、クロアチア戦の出場は確実ではない。心臓の手術を受けた同選手は、今年5月に5ヶ月ぶりの復帰を飾ったばかり。スペイン戦では良いプレーを見せたが、フル出場はできなかった。プランデッリ監督は「誰が疲れているかチェックしたい」と話している。
また、プランデッリ監督はスペイン戦で起用した3バックにもついても、再検討すると明かした。だが、イタリアの専門家の間では、スペイン相手に機能した戦術の変更を懸念する声もある。
対するクロアチアは、空中戦に強いFWマリオ・マンジュキッチや、常に危険な存在となるFWニキツァ・イェラビッチ、中盤の司令塔MFルカ・モドリッチを擁し、アイルランド戦でのスピードと規律あるプレーが称賛された。
しかし、スラベン・ビリッチ監督は「初戦に勝ったことで、我々はよりリラックスした。初戦ほどの重圧には晒されないだろう。だが、次の試合でさらにうまくいくわけじゃない」とコメント。「イタリアは強い。プランデッリ監督は我々をリスペクトしている。彼らにはピッチを支配できる選手達がいる。私はイタリアがスペインより弱いとは思わない。特にプランデッリがいればね」と述べ、イタリアとその指揮官への警戒を強めた。
【王者スペイン「バルサvsチェルシー」の再現阻止】
ユーロ2012(欧州選手権)は本日14日にグループC第2戦が行われ、王者スペインはアイルランドと対戦する。屈強なフィジカルを誇る選手が揃うアイルランドは堅守速攻でのアップセットを目論んでおり、バルセロナ(スペイン)の選手が多く揃うスペインは、今季の欧州チャンピオンズリーグ準決勝を再現させないことが求められる。
イタリアとの初戦で1−1と引き分けたスペイン。セスク・ファブレガスを前線に置く「ゼロトップ」システムを採用し、シャビ・エルナンデス、アンドレス・イニエスタ、セルジ・ブスケッツのバルサ勢を中心にポゼッションを高めてゲームを支配する戦い方は健在だったものの、ゴール前での迫力は今一つ。イタリアと比べて力の劣るアイルランドが相手となれば、ボール支配率はさらに高まるとみられるが、いかに相手のカウンターを防ぎつつ、チャンスを得点に結びつけるかが鍵となりそうだ。
そこでスペインの選手達が心に留めておくべきなのは、今季CL準決勝でのバルサvsチェルシー(イングランド)の結末だ。当時は2試合を通してバルサが圧倒的にボールを支配したものの、チェルシーは少ないチャンスをモノにし、合計スコアで3−2と上回った。また、FWリオネル・メッシのような圧倒的な存在がスペイン代表にいないことを考えれば、ゴールに対して異なるアプローチが必要となる。
「忍耐力が鍵」と語るブスケッツはあくまでパス回しにこだわる構えだ。「何よりも大事なのは、僕ら自身のスタイルと哲学を貫くこと。ボールを支配して、早いパス回しを続けていきたい」とコメント。「早い時間に先制できれば落ち着くことができる。そうなれば相手も前に出てくるだろう」と早い時間帯にゴールを奪いたいと話した。
一方、73歳の老将ジョバンニ・トラパットーニ監督率いるアイルランドでは、初戦でクロアチアに1−3で敗れ、グループリーグ突破へもう後がない状況。それでも、FWロビー・キーンは世界王者との一戦に向けて、「世界最高峰のチームが相手で、非常に厳しい戦いになることは分かっている」と苦戦は覚悟の上としつつも、「みんなスペインが勝つと信じて疑っていないだろうけど、思い通りにいかないのがサッカーだ」とジャイアントキリングに意欲を燃やした。
【ロシア、再発で勝ち点6減点】
欧州サッカー連盟(UEFA)は13日、開催中のユーロ2012(欧州選手権)でファンの行動が問題になっているロシアの連盟に対し、次回のユーロ2016(欧州選手権)予選の終了までに再びファンが問題行動を起こした場合、同予選の勝ち点6を減ずる処分を科すと発表した。またロシア連盟に罰金12万ユーロ(約1200万円)も科した。
8日のロシアvsチェコ戦で、ロシアのサポーターが発煙筒を投げたり、違法な横断幕を掲げたりした。
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★正監督就任★
サッカーのイングランドプレミアリーグ、チェルシーは13日、昨季途中から監督代行として指揮を執り、チームを欧州チャンピオンズリーグ(CL)初優勝に導いたロベルト・ディマテオ氏(42)と、正監督として2年契約を結んだと発表した。
元イタリア代表MFのディマテオ監督は3月、ビラスボアス前監督が成績不振で解任された後にコーチから昇格し、イングランド協会(FA)カップも制するなどチームを立て直した。しかし、富豪オーナーのアブラモビッチ氏が次期監督に大物指導者を望んでいるとされ、去就が注目されていた。
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★退任★
サッカーのイングランドプレミアリーグの強豪トッテナムのハリー・レドナップ監督(65)が13日、クラブとの契約延長交渉が決裂したため退任した。1年残している契約の延長交渉がまとまらなかった。
レドナップ氏はポーツマスなどを率いた後、2008年10月にロンドン北部を本拠とするトッテナムの監督に就任。2010−2011年シーズンに欧州チャンピオンズリーグでチームを8強入りに導き、ユーロ2012(欧州選手権)に向けてイングランド代表監督の最有力候補に挙げられていた。
後任にはエバートンのデイヴィッド・モイズ監督(49)が有力と報じられている。
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【超サカFLASH】
★練習試合★
日本サッカー協会は本日、ロンドン五輪男子代表が7月18日にベラルーシと、同21日にメキシコと練習試合を行うと発表した。英国内の場所は未定。男子代表は7月11日に東京・国立霞ヶ丘競技場でニュージーランドとの壮行試合を行った後、同16日に英国中部での直前合宿に出発し、26日のグループリーグ初戦でスペインと対戦する。
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