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本日の超最新情報
J2第20節、東京Vが千葉との天王山対決を制して首位浮上!!
2012.06.17.SUN

INDEX

天王山制す
J2第20節
栃木3−4横浜FC
東京V2−1千葉
町田0−0山形
甲府4−1富山
鳥取0−1松本
福岡0−0岐阜
大分1−0水戸
湘南2−0岡山
徳島3−0愛媛
京都0−1草津
熊本2−2北九州
2位東京Vvs首位千葉の天王山対決は杉本健勇の先制弾などで東京Vが競り勝ち、4連勝で首位浮上!4位湘南は快勝し、3連勝で3位浮上!

首位浮上
JFL第16節最終日
ホンダロック0−1ソニー仙台
栃木ウーヴァ0−0横河武蔵野
カマタマーレ讃岐3−0ブラウブリッツ秋田
V・ファーレン長崎2−2SAGAWA SHIGA FC
藤枝MYFC0−2Honda FC
首位長崎は7177人の大観衆の前で引き分けて2位転落!2位讃岐は快勝して首位浮上!

最終調整
国際親善試合日程
18日(月)
日本時間20:00〜
女子日本代表vs女子アメリカ代表
(ハルムスタッド)
なでしこジャパンが明日18日のアメリカ戦に向けて最終調整!予想スタメンUP!

撃破
国際親善試合
U-20女子日本代表1−0U-20女子アメリカ代表
日本で8月19日に開幕するU-20女子W杯に臨むリトルなでしこがアメリカを撃破!

準々決勝進出
ユーロ2012(欧州選手権)グループリーグ第3戦(最終戦)
グループA
チェコ1−0ポーランド
ギリシャ1−0ロシア
前々回覇者の最下位ギリシャは首位ロシアに競り勝ち、2位通過で準々決勝進出!前回ベスト4のロシアは3位転落でまさかの敗退!チェコは開催国ポーランドに勝利し、首位通過でベスト8入り!

本日の超サカFLASH
スペインリーガエスパニョーラ昇格プレーオフ決勝を制したバジャドリードが2009−2010年シーズン以来の1部復帰ほか


本文
=
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天王山制す
J2第20節日程

栃木3−4横浜FC
(栃木グ/5041人)
≪得点者≫
栃木:オウンゴール26、菊岡拓朗43、サビア62
横浜FC:カイオ24、オウンゴール45+1、大久保哲哉50、野崎陽介89

東京V2−1千葉
(味スタ/6933人)
≪得点者≫
東京V:杉本健勇12、阿部拓馬72=PK
千葉:オーロイ88

町田0−0山形
(町田/3225人)

甲府4−1富山
(中銀スタ/9562人)
≪得点者≫
甲府:ダヴィ18、津田琢磨67、高崎寛之70、78
富山:木村勝太57

鳥取0−1松本
(とりスタ/2712人)
≪得点者≫
松本:船山貴之33

福岡0−0岐阜
(レベスタ/3509人)

大分1−0水戸
(大銀ド/6459人)
≪得点者≫
大分:イ・ドンミョン90

湘南2−0岡山
(BMWス/5265人)
≪得点者≫
湘南:山薫17、中村祐也52

徳島3−0愛媛
(鳴門大塚/7526人)
≪得点者≫
徳島:津田知宏20、宮崎光平31、衛藤裕72

京都0−1草津
(西京極/7628人)
≪得点者≫
草津:遠藤敬佑21

熊本2−2北九州
(熊本/4572人)
≪得点者≫
熊本:齊藤和樹3、武富孝介79
北九州:端戸仁23=PK、29

 J2第20節は本日17日、味の素スタジアムなどで全11試合が行われ、2位東京Vが首位千葉を2−1で破り、4連勝の勝ち点40で首位に立った。
 4位湘南は岡山を2−0で下し、3連勝。前節トップの千葉と湘南が勝ち点39で並んだが、得失点差で千葉が2位、湘南が3位。


首位浮上
JFL第16節最終日日程

ホンダロック0−1ソニー仙台
(宮崎市/451人)
≪得点者≫
ソニー仙台:宮尾勇輝58

栃木ウーヴァ0−0横河武蔵野
(足利市陸/588人)

カマタマーレ讃岐3−0ブラウブリッツ秋田
(丸亀/2890人)
≪得点者≫
讃岐:吉澤佑哉61、石田英之63、西野泰正76

V・ファーレン長崎2−2SAGAWA SHIGA FC
(長崎市/7177人)
≪得点者≫
長崎:松橋章太71、87
SAGAWA:清原翔平32、中村元80

藤枝MYFC0−2Honda FC
(藤枝市民/1317人)
≪得点者≫
Honda:中村祐哉7、香川大樹37

 サッカーの日本フットボールリーグ(JFL)は本日17日、第16節の残り5試合が行われ、前節首位のV・ファーレン長崎はホームで10位SAGAWA SHIGA FCと対戦し、2−2で引き分けて2位に転落した。前節2位のカマタマーレ讃岐は5位ブラウブリッツ秋田に3−0で快勝し、勝ち点を30に伸ばして首位に浮上した。
 そのほか、9位ソニー仙台は敵地で16位ホンダロックに1−0で競り勝ち、11位Honda FCは2−0で14位藤枝MYFCに快勝した。


最終調整
国際親善試合日程

18日(月)
日本時間20:00〜
女子日本代表vs女子アメリカ代表
(ハルムスタッド)
≪予想スタメン≫
女子日本代表
GK:
12.福元美穂(岡山湯郷)
DF:
2.近賀ゆかり(INAC神戸)
16.矢野喬子(浦和)
13.宇津木瑠美(モンペリエ)
5.鮫島彩(モンペリエ)
MF:
11.大野忍(INAC神戸)
10.澤穂希(INAC神戸)
6.阪口夢穂(日テレ)
8.宮間あや(岡山湯郷)(cap)
FW:
7.安藤梢(デュイスブルク)
9.川澄奈穂美(INAC神戸)

予想フォーメーション
(4-2-2-2)

   9  7
8       11
   6  10
5  13  16  2
    12

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超最新TVスケジュール

 ロンドン五輪への強化のため、3カ国対抗の国際招待試合に参加しているサッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」は明日18日午後1時(日本時間同日午後8時)から、スウェーデンのハルムスタッドでアメリカと対戦する。本日17日は試合会場で最終調整を行い、実戦形式の練習では主力組に澤(INAC神戸)らが入り、センターバックは矢野(浦和)と宇津木(モンペリエ)が組んだ。佐々木監督は「日本をライバル視してもらってありがたいけど、日本はアメリカに成長させてもらっている。ガンガン来てもらいたい」と話した。
 アメリカは16日の初戦でスウェーデンを3−1で下した。国際サッカー連盟(FIFA)の世界ランキングはアメリカが1位、日本が3位。アメリカとの対戦成績は1勝5分け(1PK勝ちを含む)21敗。

【アメリカ戦展望】
 サッカー女子の3カ国対抗戦、スウェーデン招待に出場する世界ランキング3位の女子日本代表(なでしこジャパン)は明日18日午後1時(日本時間同8時)から同1位のアメリカと対戦する。
 アメリカとは、昨夏のワールドカップ(W杯)ドイツ大会決勝でPK戦の末に初めて破った後、3度目の対戦となる。3月のアルガルベカップ(ポルトガル)では日本が1−0で勝ち、4月のキリンチャレンジカップ(ユアテックスタジアム仙台)では1−1で引き分けた。
 今回はロンドン五輪前、金メダルを争う最大のライバルとの最後の戦いになる。MF川澄(INAC神戸)は「どれだけ自分達が成長しているのかを試すいい機会。本番ではないので失敗を恐れず、チャレンジしていきたい」と意欲を見せる。
 一方、アメリカも世界一となったなでしこジャパンを強く警戒する。エースFWのワンバックは「日本は昔から技術はあった。ただ、最近はそれに決定力も加わり、強力なライバルになった」と、その実力を認める。
 今大会には、アメリカとのここ2戦に体調不良で出場できなかった大黒柱のMF澤(INAC神戸)が復帰。澤の回復具合の確認や、オプションとして取り組んでいる新たな布陣を試すなど、五輪に向けた強化の場となる。 

【アメリカ戦に備えて練習】
 ロンドン五輪への強化のため、3カ国対抗の国際招待試合に参加するサッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」は16日、スウェーデンのハルムスタッドで調整を行い、18日のアメリカとの第1戦に備えた。午後にはスウェーデンvsアメリカを視察した。
 実戦形式の練習ではセンターバックや攻撃的MF、FWの組み合わせを何パターンも試した。守備的MFに阪口(日テレ)が1人で入り、2列目のMFに4人、永里(ポツダム)がワントップの布陣も試みた。

女子日本代表20名
GK:
12.福元美穂(岡山湯郷)
1.海堀あゆみ(INAC神戸)
DF:
2.近賀ゆかり(INAC神戸)
16.矢野喬子(浦和)
5.鮫島彩(モンペリエ)
15.有吉佐織(日テレ)
4.熊谷紗希(フランクフルト)
MF:
10.澤穂希(INAC神戸)
8.宮間あや(岡山湯郷)
9.川澄奈穂美(INAC神戸)
18.上尾野辺めぐみ(新潟)
6.阪口夢穂(日テレ)
14.田中明日菜(INAC神戸)
13.宇津木瑠美(モンペリエ)
FW:
7.安藤梢(デュイスブルク)
丸山桂里奈(大阪高槻)
11.大野忍(INAC神戸)
17.永里優季(ポツダム)
20.大滝麻未(リヨン)
19.高瀬愛実(INAC神戸)


撃破
国際親善試合結果

U-20女子日本代表1−0U-20女子アメリカ代表
(長居スタジアム)

 日本で8月19日に開幕するサッカーのU-20(20歳以下)女子ワールドカップ(W杯)に臨む日本代表が本日17日、大阪市の長居陸上競技場でU-20アメリカ代表と国際親善試合を行い、1−0で競り勝った。パスワークで勝る日本は終始主導権を握り、後半36分にMF田中陽(INAC神戸)が決勝点を挙げた。
 日本は一昨年のU-17(17歳以下)女子W杯で準優勝したメンバーが揃い、吉田監督は「当然トップを狙っていく」と初優勝を目標に掲げた。大阪府内で合宿中の日本は、20日にもアメリカと練習試合を行う。


準々決勝進出
ユーロ2012(欧州選手権)グループリーグ第3戦(最終戦)結果

グループA:

チェコ1−0ポーランド
(ブロツワフ・オリンピックスタジアム/41480人)
≪得点者≫
チェコ:イラチェク72
≪出場メンバー≫
【チェコ】
GK:
ツェフ
DF:
ゲブレ・セラシエ、シボク、カドレツ、リンベルスキー
MF:
ヒュプシュマン
、プラシル、イラチェク(83分ライトラル)、コラールシュ
FW:
ピラルシュ(87分レゼク)、バロシュ(90分ペクハルト)
【ポーランド】
GK:
ティトン
DF:
ピシュチェク、バシレフスキ
、ペルキス、ベニッシュ
MF:
ドゥドゥカ、ポランスキ
(56分グロシツキ)、ブワシチコフスキ、ムラフスキ(73分ミェジェイェフスキ)、オブラニャク(73分ブロジェク)
FW:
レバンドフスキ

ギリシャ1−0ロシア
(ワルシャワ国立競技場/55614人)
≪得点者≫
ギリシャ:カラグーニス45+1
≪出場メンバー≫
【ギリシャ】
GK:
シファキス
DF:
トロシディス、パパスタソプロス、K・パパドプロス、ツァべラス
MF:
カツラニス、マニアティス、サルピギディス(82分ニニス)
FW:
カラグーニス
(67分マコス)、サマラス、ゲカス(64分ホレバス
【ロシア】
GK:
マラフェエフ
DF:
アニュコフ
(81分イズマイロフ)、A・ベレズツキ、イグナシェビッチ、ジルコフ
MF:
シロコフ、デニソフ、グルシャコフ(72分ポグレブニャク)
FW:
ジャゴエフ
、ケルジャコフ(46分パブリュチェンコ)、アルシャビン

ユーロ2012(欧州選手権)グループリーグ第3戦(最終戦)日程

グループB:

17日(
)

日本時間27:45〜
ポルトガルvsオランダ
(メタリスト・スタジアム)

日本時間27:45〜
デンマークvsドイツ
(アリーナ・リヴィウ)

グループC:

18日(月)

日本時間27:45〜
クロアチアvsスペイン
(バルティック・アレーナ)

日本時間27:45〜
イタリアvsアイルランド
(ポズナン・シティー・スタジアム)

グループD:

19日(火)

日本時間27:45〜
イングランドvsウクライナ
(ドンバス・アリーナ)

日本時間27:45〜
スウェーデンvsフランス
(オリンピスキ・スタジアム)

ユーロ2012グループリーグ順位表
(第3戦第1日終了時)

…準々決勝進出

グループA

1位 チェコ
勝点6 得4 失5
得失点差 -1
2勝1敗
(3試合消化)

2位 ギリシャ
勝点4 得3 失3
得失点差 ±0
1勝1分1敗
(3試合消化)

3位 ロシア
勝点4 得5 失3
得失点差 +2
1勝1分1敗
(3試合消化)

4位 ポーランド
勝点2 得2 失3
得失点差 -1
2分1敗
(3試合消化)

グループB

1位 ドイツ
勝点6 得3 失1
得失点差 +2
2勝
(2試合消化)

2位 ポルトガル
勝点3 得3 失3
得失点差 ±0
1勝1敗
(2試合消化)

2位 デンマーク
勝点3 得3 失3
得失点差 ±0
1勝1敗
(2試合消化)

4位 オランダ
勝点0 得1 失3
得失点差 -2
2敗
(2試合消化)

グループC

1位 スペイン
勝点4 得5 失1
得失点差 +4
1勝1分
(2試合消化)

1位 クロアチア
勝点4 得4 失2
得失点差 +2
1勝1分
(2試合消化)

2位 イタリア
勝点2 得2 失2
得失点差 ±0
2分
(2試合消化)

4位 アイルランド
勝点0 得1 失7
得失点差 -6
2敗
(2試合消化)

グループD

1位 フランス
勝点4 得3 失1
得失点差 +2
1勝1分
(2試合消化)

2位 イングランド
勝点4 得4 失3
得失点差 +1
1勝1分
(2試合消化)

3位 ウクライナ
勝点3 得2 失3
得失点差 -3
1勝1敗
(2試合消化)

4位 スウェーデン
勝点0 得3 失5
得失点差 -2
2敗
(2試合消化)

 サッカーのユーロ2012(欧州選手権)第9日は16日、ワルシャワなどでグループリーグ・グループA最終戦の2試合が行われ、前々回大会覇者のギリシャとチェコが準々決勝進出を決め、地元ポーランドと前回4強のロシアが敗退した。
 ギリシャはMFカラグーニスの決勝点でロシアを1−0で破って初勝利を挙げた。1勝1分け1敗の勝ち点4でロシアと並んだが、当該対戦の成績により2位となった。
 チェコは1−0でポーランドに勝ち、2勝1敗の勝ち点6で1位。ポーランドは2分け1敗で最下位に終わった。

【ギリシャ、最下位から大逆転進出】
 ギリシャとロシアによる一戦は、1−0でギリシャに軍配が上がった。この日の結果、前節を終えた時点でグループ最下位だったギリシャが決勝トーナメント進出を決め、首位に立っていたロシアが敗退という劇的な幕切れとなった。
 2試合を終えて勝ち点4のロシアは引き分け以上で決勝トーナメント進出。一方、同1のギリシャは、勝利した上で他会場の結果を待たなくてはならない。白星必須の状況で最終戦に臨んだギリシャだが、序盤からロシアに押し込まれ、ケルジャコフ、ジャゴエフ、アルシャビンらにゴールを脅かされる。
 ロシアは優勢を保って試合を進めるが、ミスもあり、なかなかネットを揺らすことができない。そして迎えた前半ロスタイム、劣勢だったギリシャがワンチャンスをモノにする。右サイドでスローインを得たギリシャが前線にボールを送ると、相手のクリアミスと甘いマークを突いてカラグーニスが抜け出し、最後は右足で冷静にゴールネットを揺らした。
 後半もギリシャが劣勢に立たされる展開となったが、ロシアは依然フィニッシュの精度を欠き、1−0のまま時間が過ぎる。一方のギリシャは16分にカラグーニスがエリア内で倒され、勝ち越しのチャンスかと思われたが、これはシミュレーション判定で逆にカラグーニスにイエローカード。ギリシャはその後、ツァベラスのFKがクロスバーを直撃するなど追加点のチャンスこそ逃したが、ロシアの猛攻を最後まで凌ぎ切り、1−0のまま勝ち切った。
 この日行われたもう1試合では、チェコが開催国のポーランドに1−0で勝利。この結果、チェコが勝ち点6でグループ首位となり、ギリシャとロシアが同4に。勝ち点が並んだ場合は当該チーム間の直接対決の成績で順位が決まるため、この日ロシアを下したギリシャがグループ2位でのベスト8進出を決めた。
 試合後、大仕事を成し遂げた主将のカラグーニスは、「本当に魔法のような瞬間だ。今夜の試合はギリシャ代表だけでなく、ギリシャ国民全員にとって重要な試合だった。僕らはどんな困難にも全力で立ち向かうと言ってきた」とコメント。ユーロ2004優勝メンバーであり、この日代表での歴代出場記録最多タイとなる120キャップを樹立した同選手は、「欲しかった時間に点が取れた。今日はお祝いだ」と続けた。ただし、同選手は累積警告により、準々決勝は出場停止となる。
 一方、敗れたロシアのアドフォカート監督は、「我々が攻め、相手はひたすら守るという展開だった。チャンスを活かせはしなかったが、我々のプレーがよくなかったとは言えないだろう」と、内容では勝っていたとコメント。「我々は今日まで16戦無敗で、今日も勝ってしかるべきだった。ただ、そうならないのがサッカーだ。今はギリシャを祝福したい」と続け、悔しさを滲ませつつもギリシャを称えた。
 2位通過を決めたギリシャは22日に行われる準々決勝で、グループB首位通過のチームと対戦する。

【開催国ポーランドは決勝T進出ならず】
 ウクライナとともに開催国を務めるポーランドはチェコに0−1で敗れ、決勝トーナメント進出を逃した。一方、ホスト国相手にグループリーグ最終戦に勝利したチェコは、首位通過で準々決勝進出を決めた。
 母国開催のビッグトーナメントに臨んでいるポーランドだが、ここまでの2戦はいずれもドロー。グループリーグ突破のためには勝利が絶対条件という状況でチェコ戦に臨んだ。攻撃のタクトを振るうMFロシツキーを負傷で欠くチェコを相手に、ポーランドは前半から猛攻を仕掛ける。しかし、数多くチャンスを作るもネットを揺らせず、10分にレバンドフスキが迎えた絶好機も相手DFのプレッシャーの前に枠を捉えることができず、スコアレスのまま前半を終えることとなった。
 徐々に落ち着きを見せ始めたチェコは、後半に入って攻勢に出る。疲労の見え始めたポーランドから試合の主導権を奪い、チャンスを築いていくと、スタンドを埋めたポーランドのサポーターを絶望に追いやったのは27分のことだった。中盤でのパスカットからのカウンターで相手陣内に攻め入ると、バロシュがタメを作り、最後はイラチェクが冷静な切り返しからネットを揺らした。結局このゴールが決勝点となり、ポーランドは未勝利のまま大会を去ることとなった。
 同時刻にキックオフを迎えたグループAのもう1試合では、ギリシャが前半ロスタイムのカラグーニスのゴールを守り切り、価値ある勝利を挙げている。この結果、2勝1敗で勝ち点を6としたチェコが首位で決勝トーナメントへと進出。一方、最終節まで突破の可能性を残したポーランドは、2分け1敗のグループ最下位と悔しい結果に終わった。
 試合後、ポーランドのスムダ監督は、「我々がやれるべきことはやった。ただ、ある試合では選手達が闘志むきだしで戦った一方、次の試合ではそれができなかった。それがなぜかは説明できない。これで素晴らしい冒険は終わりだ」と、今大会の戦いぶりを振り返った。
 また、主将としてポーランドを牽引したブワシチコフスキは、「今大会を通じて素晴らしい瞬間を過ごすことができた。僕達が言えることはただ『ありがとう』ということだけ。何ものにも代えがたい経験だった」と、チームへのサポートに感謝の意を表した。
 なお、チェコは21日に行われる準々決勝で、グループB・2位のチームと対戦する。

【チェコは黒星発進から1位通過】
 初戦でロシアに1−4で完敗したチェコが、2連勝と巻き返して1位で突破を決めた。
 ビレク監督は「負ければ敗退するのは分かっていた。そうならなくて良かった」と結果を喜んだ。
 司令塔のロシツキーをケガで欠きながらも、後半27分に鋭いカウンターからイラチェクが決勝点を挙げた。準々決勝ではドイツなど強豪揃いのグループBの2位と当たる。監督は「初戦を終えた時は首位通過できるとは思っていなかった。ここから先は何でも可能だ」と自信を口にした。

【ポーランド指揮官が退任】
 グループA最終戦でチェコに0−1と敗れ、2分け1敗でグループリーグ敗退が決まった共催国ポーランド。同代表を率いるフランチシェク・スムダ監督は試合後、チームを去ることを明らかにした。
 グループリーグ2試合をドローで終え、チェコ戦に勝てば自力で準々決勝進出が決められる状況にあったポーランド。この試合では序盤から猛攻を仕掛けチャンスを作ったものの、これを決め切れずにいると、後半27分にペトル・イラチェクに先制弾を許した。その後、ポーランドは反撃できないまま敗れ、大会から姿を消すことになった。
 ホスト国として臨んだ今大会で1勝もできずに終わったとは言え、ロシア戦、ギリシャ戦で見せたポーランドの戦いぶりを評価する声は多かった。スムダ監督は今大会終了時までの契約となっていたが、地元メディアは続投も予想していた。
 しかし、スムダ監督は試合後の会見の席で、ポーランド・サッカー協会と協議の上、契約更新をしないということで合意したとコメント。「私の契約はユーロ2012終了までだったため、辞任の必要はない。私が協会側の話を受け入れ、それで契約は終了となった。とにかく、私の代表チームとの冒険は終わった」と経緯を語った。
 なお、スムダ監督はポーランド代表の選手達は成長を見せており、自信も感じられるため、2014年ワールドカップ(W杯)欧州予選の突破も可能だろうと語った。

【ポルトガルvsオランダ戦展望】
 ユーロ2012(欧州選手権)は本日17日、グループB最終戦の2試合が行われる。勝ち点3のポルトガルは、2連敗中のオランダと対戦。ベスト8進出を目指す両チームの一戦は、熱いバトルとなることが予想される。
 グループBでは、2試合を終えてドイツが勝ち点6で首位、ポルトガルとデンマークが同3でこれに続き、オランダが同0となっている。それでも、最終戦を前に全チームにグループリーグ突破の可能性が残っている。
 とはいえ、2連敗中のオランダの突破条件は厳しい。ポルトガルに2点差以上の勝利を収めた上で、デンマークがドイツに敗れることが必須となるためだ。さらに、2010年W杯のファイナリストであるオランダにとって不吉なのは、1980年のオランダ、1984年の西ドイツ、1996年のイタリア、2004年のドイツ、2008年のフランスと、直近のW杯で決勝に進出したチームが、2年後のユーロで数多くグループリーグ敗退を喫しているというデータだ。
 一方、初戦でドイツに敗れたものの、第2戦でデンマークを3−2と下したポルトガルは、勝てばベスト8進出が大きく近付く。同時刻に行われるドイツvsデンマークで、デンマークが勝つと3チームが勝ち点6で並ぶこととなるが、その場合でも、デンマークが1−0、もしくは2−1以外の1点差で勝たない限り、ドイツかデンマークのいずれかを上回っての2位以内が確定する。また、デンマークが引き分け以下なら引き分けでも、デンマークが負ければオランダに1点差で敗れても、勝ち抜けることができる。
 ポルトガルはオランダとの相性が良く、過去21年間で8戦無敗。近年では、ユーロ2004、2006年W杯と真剣勝負の場でオランダを下している。だが、その2006年の対戦では、激しいタックルやボールのないところでのトラブル、シミュレーションや頭突きなど荒れに荒れ、W杯史上最多タイとなるイエローカード16枚、レッドカード4枚が飛び交う大乱戦となった。
 現在でも、オランダには2010年W杯決勝での“カンフーキック”が記憶に新しいMFナイジェル・デ・ヨングや、そのパートナーのMFマルク・ファンボメル、一方のポルトガルにも激しいプレーで知られるDFペペがいることなどから、イタリア人のニコラ・リッツォーリ主審にとっては、簡単にさばける一戦とはならないだろう。
 ポルトガルで2006年のオランダ戦を経験しているのはエースのFWクリスティアーノ・ロナウドだけだが、同選手はデンマーク戦で2度の絶好機を外すなど、大舞台に弱いとの評判を覆せないでいる。指揮官は全幅の信頼を寄せているものの、本人にも苛立ちが見えており、この大一番でどんなプレーを見せるのかが期待される。
 そのC・ロナウドが苦しむ中、デンマーク戦では途中出場で決勝点を挙げたFWシルベストレ・バレラは、「両チームが勝利を必要としており、またタフな試合になると思う」とコメント。「勝負を決める一戦。オランダは手負いの状況だけど、この試合でいいところを見せたいと望んでいるはず」と、強敵オランダへの警戒を表した。

【デンマークvsドイツ戦展望】
 ユーロ2012(欧州選手権)は本日17日、グループB最終戦が行われ、ドイツはデンマークと対戦する。同グループでは、唯一2連勝のドイツが一歩抜け出しているが、デンマークも勝てば自力でのベスト8進出が決まる状況。敗れれば暗転という可能性もあり、ドイツ側はその攻撃力と精神力を警戒している。
 「死のグループ」ことグループBで、ポルトガル、オランダという強豪に連勝したドイツ。勝ち点6の同チームは、同3のデンマークを相手に引き分け以上で試合を終えれば準々決勝進出が確定する。ただし自分達が敗れた上、勝ち点6で3チームが並んだ場合、当該チーム間の成績次第ではまさかの敗退ということもあり得る。
 この試合に向け、特に気合いが入っているのがFWルーカス・ポドルスキだ。同選手は現在代表キャップ数を99としており、デンマーク戦に出場すれば27歳にして100キャップを達成することになる。
 代表43ゴールを誇るポドルスキは、今大会で2試合フル出場を果たしているが、まだ得点がない。同選手は「周りが僕に攻撃面での貢献を期待していることは分かっている。僕自身も、もっとゴールに絡みたい」と話した上で「ただ、最初の2戦での僕の仕事は後方をケアすることだった。これは監督からの指示で、僕はそれを全うする必要があった」と説明した。
 アシスタントコーチを務めるハンス・ディーター・フリック氏も、ポドルスキの守備意識がチームの連勝に欠かせなかったとコメント。「攻撃力を誇るチームが相手だっただけに、守備に重きを置かなくてはならなかった」と述べ、ポドルスキの“陰の貢献”を評価している。
 ドイツはもちろん3連勝を目指して試合に臨むだろう。グループBを首位で突破した場合、準々決勝の会場がキャンプ地と同じグダニスクになるため、移動による負担が軽減されるメリットがある。また、首位通過の場合、対戦相手がグループAの2位・ギリシャとなることも意識しているはずだ。
 フリック氏は「デンマークには非常に優れた指揮官がおり、システムの理解も浸透している。コンパクトな守備からカウンターへの切り替えが速く、ほかのチームと違ってプレッシャーも感じていないようだ。かなりのハードワークが強いられる試合になりそうだ」とコメント。重圧のかかる初戦でオランダを1−0と封じ込めたチーム力を警戒した。
 ドイツはこの試合、右サイドバックのDFイェローメ・ボアテンクが累積警告により出場停止。対するデンマークは経験豊富なMFデニス・ロンメダールが負傷によりこの大一番を欠場予定となっている。なお、両者は過去16年で3度対戦し、2勝1分けでデンマークに軍配が上がっている。最後に主要国際大会で顔を合わせたのはユーロ1992決勝で、この時はデンマークがドイツを2−0で破り、王座に輝いている。


超サカFLASH

開設式
 サッカー日本代表のMF本田圭佑(CSKAモスクワ)が本日、オランダの「ヨハン・クライフ財団」の寄付で金沢市内に設立された子供向け人工芝サッカー場「本田圭佑クライフコート」の開設式に出席した。始球式では得意の左足で豪快にシュートを決め、詰め掛けた約3000人のファンから歓声が上がった。本田は石川・星稜高出身。この日集まったサッカー少年に「君達には将来日本を背負って立つ才能がある。毎日練習して、諦めずに頑張ってほしい」と激励した。子供達は「格好良かった」「キック力が凄い」と大感激の様子。代表で記念品を本田から受け取った宮本快青くん(8)は「本田のシュートが好き。凄く嬉しかった」と目を輝かせていた。

6億円2口
 サッカーくじ(toto)を運営する日本スポーツ振興センターは本日、第573回のBIGで1等6億円が2口出たと発表した。6億円の当選は通算171口となった。次回への繰越金は48億2162万1396円。

再獲得
 J1のG大阪が2009年に所属したアル・ラヤンFWレアンドロ(27)を再獲得することが16日、明らかになった。推定年俸は2億円。

トップ登録
 J2京都は16日、京都U-18GK山田元気(17)をトップチームに登録(2種登録)したと発表した。

1部復帰
 スペインリーガエスパニョーラ2部は16日、昇格を懸けたプレーオフ決勝第2戦が行われ、バジャドリードはアルコルコンと1−1で引き分けた。この結果、2試合合計スコア2−1としたバジャドリードが2009−2010年シーズン以来の1部復帰を決めた。13日に行われた第1戦を1−0で制したバジャドリードは、敵地での第2戦で後半2分に先制を許したものの、その6分後に追い付き1−1で試合終了。2戦合計スコアで上回り、プレーオフを制した。2000年にFW城彰二氏が所属していたことでも知られるバジャドリードはこの日の結果、デポルティーボ、セルタとともに来季は1部の舞台を戦うこととなった。


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