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本日の超最新情報
2012.07.26.THU
INDEX
★劇勝★
ロンドン五輪サッカー男子グループリーグ第1戦(開幕戦)
グループD
U-23スペイン代表0−1U-23日本代表
ホンジュラス2−2モロッコ
グループA
UAE1−2ウルグアイ
イギリス1−1セネガル
グループB
メキシコ0−0韓国
ガボン1−1スイス
グループC
ブラジル3−2エジプト
ベラルーシ1−0ニュージーランド
日本は大津祐樹の決勝弾で優勝候補のスペインを撃破!同じく優勝候補のブラジルはネイマールのゴールなどで白星発進!
★白星発進★
ロンドン五輪サッカー女子グループリーグ第1戦(開幕戦)
グループF
女子日本代表2−1女子カナダ代表
スウェーデン4−1南アフリカ
グループE
イギリス1−0ニュージーランド
カメルーン0−5ブラジル
グループG
アメリカ4−2フランス
コロンビア0−2北朝鮮
金メダルを目指すなでしこジャパンは川澄奈穂美&宮間あやのゴールで白星発進!3連覇を目指すアメリカは0−2からの大逆転勝利!
★15.2%★
昨日25日深夜に生中継されたロンドン五輪サッカー女子グループリーグ第1戦の女子日本代表vs女子カナダ代表の平均視聴率が、テレビ朝日系列11.8%、HK
BS−1が3.4%と、合わせて15.2%の超高視聴率を記録!
★初GOAL★
プレシーズンマッチ
上海申花(中国)0−1マンチェスター・ユナイテッド
レバークーゼン0−2アウクスブルク
フランクフルト2−0バルトホフ・マンハイム(ドイツ4部)
ボーフム1−2TSVハフェルゼ(ドイツ4部)
MLSオールスターズ3−2チェルシー
ローマ2−1リバプール
香川真司は今季初のフル出場で今季初ゴールをGET!細貝萌と乾貴士はスタメン出場、田坂祐介は後半18分から出場してドイツデビュー!
★獲得★
チェルシーがインテルナシオナル(ブラジル)からU-23ブラジル代表MFオスカル(20)を獲得!移籍金は約30億3000万円!
本日の超サカFLASH
リールがトロワからU-20フランス代表DFシディベ(19)を獲得ほか
本文
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★撃破★
ロンドン五輪サッカー男子グループリーグ第1戦(開幕戦)結果
グループD:
U-23スペイン代表0−1U-23日本代表
(ハムデン・パーク)
≪得点者≫
U-23日本代表:大津祐樹34
≪出場メンバー≫
【U-23スペイン代表】
GK:
1.デ・ヘア
DF:
12.モントーヤ
3.アルバロ・ドミンゲス■=88分
5.イニゴ・マルティネス■=41分一発退場
6.ジョルディ・アルバ■=40分
MF:
15.イスコ
(63分14.ロメウ)
4.ハビ・マルティネス(cap)
11.コケ
(81分16.テージョ)
FW:
10.マタ
7.アドリアン
(56分17.エレーラ)
9.ロドリゴ
ベンチ:
GK:
18.マリーニョ
DF:
2.アスピリクエタ
13.ボティア
MF:
8.ムニアイン
フォーメーション
(4-1-2-3)
9 7 10
11 15
4
6 5 3 12
1
【U-23日本代表】
GK:
1.権田修一(FC東京)
DF:
4.酒井宏樹(ハノーバー)
(74分12.酒井高徳(シュツットガルト))
5.吉田麻也(VVV)(cap)
13.鈴木大輔(新潟)
2.徳永悠平(FC東京))
MF:
17.清武弘嗣(ニュルンベルク)
16.山口螢(C大阪)
3.扇原貴宏(C大阪)
(86分8.山村和也(鹿島))
7.大津祐樹(ボルシア・メンヘングラッドバッハ)
(46分15.齋藤学(横浜M)■=61分)
10.東慶悟(大宮)
FW:
11.永井謙佑(名古屋)
ベンチ:
GK:
18.安藤駿介(川崎)
MF:
6.村松大輔(清水)
14.宇佐美貴史(ホッフェンハイム)
FW:
9.杉本健勇(C大阪)
フォーメーション
(4-2-3-1)
11
7 10 17
3 16
2 13 5 4
1
ホンジュラス2−2モロッコ
≪得点者≫
ホンジュラス:ベングトソン56、65=PK
モロッコ:バラダ39、ラブヤド67
≪出場メンバー≫
【ホンジュラス】
GK:
メンドサ
DF:
M・フィゲロア、ベラスケス■、レベロン、A・ペラルタ■
MF:
M・マルティネス(88分O・ペラルタ)、メヒア、A・ロペス(57分エルナンデス)、ナハル
FW:
エスピノサ■、ベングトソン(79分ロサノ)
【モロッコ】
GK:
アムシフ
DF:
アバルフン、ジェブール、エル・カウタリ、ベルグディチ■(72分)
MF:
ラブヤド、フェトゥーヒ、バラダ(89分ナジャー)、ビダウィ■(75分ヌシル)
FW:
ハルジャ■、アムラバト(90分エル・カドゥリ)
グループA:
UAE1−2ウルグアイ
≪得点者≫
UAE:イスマイル・マタル23
ウルグアイ:ラミレス42、ロデイロ57
≪出場メンバー≫
【ウルグアイ】
GK:
カンパーニャ
DF:
アリアス、コアテス、アルビン、ロリン■
MF:
カルサダ(70分D・ロドリゲス)、ラミレス(80分ウレタビスカヤ)、アギレガライ(46分ロデイロ)、アレバロ・リオス
FW:
L・スアレス、カバーニ
イギリス1−1セネガル
≪得点者≫
イギリス:ベラミー20
セネガル:コナテ82
≪出場メンバー≫
【イギリス】
GK:
バットランド
DF:
リチャーズ、コーカー、テイラー、バートランド
MF:
クレバリー、アレン(63分ラムジー)、ローズ、ギグス
FW:
ベラミー■(79分コーク)、スタリッジ(46分ソーデル)
グループB:
メキシコ0−0韓国
ガボン1−1スイス
≪得点者≫
ガボン:P・オーバメヤン45+1
スイス:メーメディ5=PK
グループC:
ブラジル3−2エジプト
≪得点者≫
ブラジル:ラファエウ16、レアンドロ・ダミオン26、ネイマール30
エジプト:アブトレカ52、モハメド・サラー76
≪出場メンバー≫
【ブラジル】
GK:
ネット
DF:
マルセロ、チアゴ・シウバ、ジュアン、ラファエウ
MF:
サンドロ(78分ダニーロ)、ロムロ、オスカル
FW:
ネイマール、レアンドロ・ダミオン(77分パト)、フッキ■(72分ガンソ)
ベラルーシ1−0ニュージーランド
≪得点者≫
ベラルーシ:バハ45+1
ロンドン五輪サッカー男子グループリーグ順位表
(第1戦終了時)
グループA
1位 ウルグアイ
勝点3 得2 失1
得失点差 +1
1勝
(1試合消化)
2位 イギリス
勝点1 得1 失1
得失点差 ±0
1分
(1試合消化)
2位 セネガル
勝点1 得1 失1
得失点差 ±0
1分
(1試合消化)
4位 UAE
勝点0 得1 失2
得失点差 -1
1敗
(1試合消化)
グループB
1位 スイス
勝点1 得1 失1
得失点差 ±0
1分
(1試合消化)
1位 ガボン
勝点1 得1 失1
得失点差 ±0
1分
(1試合消化)
3位 韓国
勝点1 得0 失0
得失点差 ±0
1分
(1試合消化)
3位 メキシコ
勝点1 得0 失0
得失点差 ±0
1分
(1試合消化)
グループC
1位 ブラジル
勝点3 得3 失2
得失点差 +1
1勝
(1試合消化)
2位 ベラルーシ
勝点3 得1 失0
得失点差 +1
1勝
(1試合消化)
3位 エジプト
勝点0 得2 失3
得失点差 -1
1敗
(1試合消化)
4位 ニュージーランド
勝点0 得0 失1
得失点差 -1
1敗
(1試合消化)
グループD
1位 日本
勝点3 得1 失0
得失点差 +1
1勝
(1試合消化)
2位 モロッコ
勝点1 得2 失2
得失点差 ±0
1分
(1試合消化)
2位 ホンジュラス
勝点1 得2 失2
得失点差 ±0
1分
(1試合消化)
4位 スペイン
勝点0 得0 失1
得失点差 -1
1敗
(1試合消化)
ロンドン五輪・サッカー男子グループリーグ・グループDの第1戦は26日、英国・グラスゴーでU-23(23歳以下)スペイン代表vsU-23日本代表が行われ、5大会連続9度目の出場となる日本が優勝候補のスペインを1−0で破る金星を挙げ、勝ち点3を獲得した。前半34分、CKから中央で大津(ボルシア・メンヘングラッドバッハ)が右足で合わせ、先制ゴールを決め、これが決勝点をなった。
日本は下馬評を覆し、スペインと互角に渡り合う健闘。前半34分、扇原の右からのCKをゴール前の大津が、右足で押し込み先制した。21日の強化試合・メキシコ戦は途中出場で決勝ゴールを決めた大津が、2戦連発でスタメン起用に応えた。
さらに41分、永井が中央突破を図ったところ、押し倒したイニゴ・マルティネスがレッドカードで一発退場。日本は数的優位に立った。
後半5分、東が強烈なミドルシュートを放つも、相手GKの横っ飛びで得点はならず。後半13分、永井がゴール前に持ち込んでシュートを放つも、ゴール右に外れた。
さらに後半15分、今度は清武がゴール前に持ち込み、左足シュートを放つが、これもゴール左に外れたが、数的優位の日本は猛攻を仕掛けた。
後半42分、永井が正面から持ち込みGKと1対1に。左足シュートを放つも止められ、アディショナルタイムで山口が決定機を外し、追加点は奪えなかったものの、日本は大きなピンチもなく、そのまま逃げ切った。
日本は2004年アテネ五輪以来2大会ぶりの白星で、優勝候補のブラジルを破った1996年アトランタ五輪の「マイアミの奇跡」の再現となった。
日本と同グループのモロッコとホンジュラスは、2−2で引き分けた。日本は29日(日本時間30日)、モロッコと第2戦を行う。グループリーグは16チームが4グループに分かれて行い、各グループ上位2チームが準々決勝に進む。
一方、グループAでは52年ぶり出場の英国がセネガルと1−1で引き分け、ウルグアイはアラブ首長国連邦(UAE)に2−1で逆転勝ちした。
グループBでは韓国がメキシコと0−0で、ガボンとスイスも1−1で引き分けた。
グループCは優勝候補のブラジルがエジプトを3−2で振り切り、ベラルーシはニュージーランドを1−0で下した。
吉田麻也
「ボールはかなり支配されたけど、しっかり守ってものにできた。前線の選手も頑張ってくれた。今回も良くなってきているし、もっと自分達の色を出していけると思う」
扇原貴宏
「この試合に向けていい準備ができていた。自信を持って臨めた。もうちょっと自分達の時間帯をつくれれば。改善するところはある。勝ったことは忘れて(次の)準備をしたい」
大津祐樹
「得点を決めたい気持ちが強かったので良かった。絶対に初戦は勝ちたいという思いが強かった。最後は戦ってくれた選手に感謝したい。ここで1回引き締めて、メダルを取りに行きたい」
永井謙佑
「勝ちたかったので一生懸命に走った。下馬評では負けると言われていたので嬉しい。キツかったが、勝って気持ちいい疲れ。グループリーグを突破できるよう頑張る」
U-23日本代表・関塚隆
「本当に選手はよく走ってくれた。日本の組織から生まれた勝利。スペインと戦うのは楽しみにしていた。結果は満足している。後半はチーム全体でボールを動かそうと話した。スペインとはもう1回やりたい。グループリーグを勝ち残るためにしっかりと準備したい」
U-23スペイン代表・ミリャ監督
「日本はいい戦いをした。我々はコンディションが良くなかった。日本の11番(永井)は非常に速く、いい選手だった。スペースを使われた。退場者を出したことで試合そのものが慌てることになってしまった。まだ2試合残っている」
【五輪男子日本代表18名】
GK:
1.権田修一(FC東京)
18.安藤駿介(川崎)
DF:
2.徳永悠平(FC東京)
5.吉田麻也(VVV/オランダ)
8.山村和也(鹿島)
13.鈴木大輔(新潟)
4.酒井宏樹(ハノーバー/ドイツ)
12.酒井高徳(シュツットガルト/ドイツ)
MF:
17.清武弘嗣(ニュルンベルク/ドイツ)
6.村松大輔(清水)
10.東慶悟(大宮)
16.山口螢(C大阪)
3.扇原貴宏(C大阪)
14.宇佐美貴史(ホッフェンハイム/ドイツ)
FW:
11.永井謙佑(名古屋)
7.大津祐樹(ボルシア・メンヘングラッドバッハ/ドイツ)
15.齋藤学(横浜M)
9.杉本健勇(C大阪)
【ボール保持より逆襲ピタリ】
まさに作戦通り。日本の思惑がピタリとハマった。スペインに小気味良くボールを回されるのは計算のうち。奪ってからの速攻に活路を見い出した。
前半34分の決勝点のきっかけとなった右CKも、DFが相手の攻撃を遮断したところが起点となった。縦にボールを蹴り込んだDF徳永は言う。「ボールを持たれる準備はしていた。奪った後を狙っていた」
スペインにパスを回されているのではなく、回させている感覚。「怖さは、そこまでなかった」
アジアから世界へ。仕掛けるサッカーからカウンター主体に切り替えた。16日からの直前合宿。宿舎のリラックスルームには、スペインの試合を編集したビデオが置かれた。選手それぞれが見てから集まった19日のミーティングでは、約30分間、思いの丈をぶつけあった。そして、守りから入ることを確かめ合った。
得点した直後、1トップの永井が相手DFのトラップミスを逃さなかった。ボールを失った相手DFはペナルティーエリア手前で服を引っ張り倒し、前半41分で退場に。日本は一気に楽になった。ボール保持率は35%と低かったが、シュートは相手の2倍となる12本。強豪と十分渡り合った。
試合終了から3時間後、永井はやっと取材エリアに出てきた。ドーピング検査で尿が出なかったためだ。「守備が第一前提だった。最後の最後は体力が残っていなかった」
尿が出たのは水を1.5リットル飲んでから。汗が枯れるまで走った先に、金星はあった。
【関塚監督は金星にも浮かれず】
W杯、五輪では初めて無敵艦隊スペインを下す“グラスゴーの奇跡”に関塚監督も興奮気味だった。「選手達が最後までよく走ってくれた。そしてグラスゴーまで多くの日本人が来てくれて我々を後押してくれたことに感謝したい」。
チーム全体が激しいプレスを敢行し、スペインが得意とする速いパス回しを封じた。一方で、スピードのある永井を前線に置くことで再三チャンスをつくった。得点こそ1−0だったが、チャンスの数では世界屈指の攻撃力を誇るスペインを上回った。「もう少しボールを持つ時間を長くしたかったが、(日本の)組織から生まれた勝利」と胸を張った。
ただ、歴史的金星にも浮かれることはなかった。「まだ予選を突破した訳ではない。次の試合に向けてしっかり準備したい」と指揮官は表情を引き締めた。
【大津、金星呼ぶ値千金の先制弾】
祈るように終了の瞬間を待った。そして勝利が決定すると熱いものがこみ上げてくるものをこらえることが出来なかった。関塚ジャパンに歴史的勝利をもたらす先制ゴールを決めたFW大津は、負傷のため前半で交代。ベンチで勝利の瞬間を迎えると何度も顔をぬぐった。
「得点を決めたいという気持ちが強かったので、本当に良かった。気持ちいいゴールでした。出られないメンバーのためにも勝ちたいという気持ちが強かった。最後まで戦ってくれたメンバーに感謝したい」。
前半34分、MF扇原の絶妙のCKから右足で先制ゴールを決めた大津。前半終了間際に左足首を負傷。無念の途中交代を余儀なくされたが、最後は「グループリーグを絶対突破できる。メダルを獲れると思ってやりたい」と力強く言い放った。
【攻守にスピード生かした永井】
走って、走って、走りまくった。関塚ジャパンの1トップとしてフル出場したFW永井は前線からの献身的な守備、そして相手DFの裏に抜ける攻撃など攻守に持ち味のスピードを生かし、最後まで走り続けた。「やーもう、勝ち切って終わりたかったので最後まで走りました。下馬評じゃあ、負けると言われていたので勝って嬉しい」と満面の笑み。
敵陣深くまで相手選手を追い回し、攻撃でも再三チャンスを演出。シュートが決まらず、自身は無得点に終わったが、終盤まで運動量は落ちなかった。「キツかったけど、気持ちいい疲れ。良かった。気を抜かず、グループリーグを突破したい」と締めくくった。
【スペインの攻撃封じた麻也】
オーバーエージ(OA)枠で出場した関塚ジャパンの主将の吉田麻也がDF陣を見事に統率、自らも体を張った守備で完封勝ちに大きく貢献した。
「ボールは支配されたが、しっかり守って少ないチャンスをものにできた。前線の選手が前から追ってくれて、それが(相手の)レッドカードにもなったし、前の選手に感謝したい」と晴れやかな表情だった。
最後まで集中力を切らさず、歴史的勝利を飾ったが、ここがゴールではないことは知っている。フル代表でも守備の柱として活躍する頼もしいセンターバックは「自分達の色をもっと出せるし、もっともっと激しくいける。(先発の)11人だけでなく、18人で頑張ってグループリーグ突破を決めたい」と力強く言い切った。
【扇原、CKでアシスト】
扇原が利き足の左足からの正確なCKで、殊勲のゴールをアシストした。前半34分、ゴール前に走り込んだ大津の足元にピタリと合わせた。
守備的MFで先発。C大阪で普段からコンビを組む山口と息を合わせて体を張り、強豪スペインの攻撃を機能させなかった。「この試合に向けていい準備ができていた。自信を持って臨めた」と胸を張った。
【モロッコに勝てば準々決勝進出決定】
第1戦で格上スペインを破った日本は、29日のモロッコ戦に勝てば3大会ぶりのグループリーグ突破が決まる。グループDの日本は勝ち点3でトップに立ち、モロッコとホンジュラスが1で並び、スペインは0。
日本は勝てば勝ち点6で、モロッコは1のまま。スペインvsホンジュラスの結果に関係なく2位以内が確定する。
【列島歓喜 V候補ねじ伏せる】
歓喜の声がスタンドを、列島を、揺らした。ロンドン五輪のサッカー男子グループリーグで日本代表が強豪スペインを破る「大金星」を挙げた。なでしこに続き初戦を飾り、雄たけびを上げる若きサムライに「強い」と感嘆するサポーター。優勝候補相手に堂々と戦い、ねじ伏せた選手達は、44年ぶりのメダル獲得という目標へ大きな一歩を踏み出した。
【日本の勝利に世界も衝撃】
日本の勝利にスペイン最大のスポーツ紙・マルカ(電子版)は試合直後から、公式サイトのトップニュースで「一撃を食らった。ミリャ監督のチームは完敗した」と速報。米大手サイト「FOXスポーツ」も、「日本が世界と欧州の王者に衝撃を与えた」とトップで伝えた。
【スペインが黒星発進】
優勝候補のスペインはまさかの黒星発進となった。相手CKでマークが甘く先制点を許すと、前半にマルティネスが永井を倒して一発退場。試合の半分以上を数的不利で戦い、最後までリズムに乗れなかった。
6年のユーロ2012(欧州選手権)でフル代表の優勝に貢献したDFジョルディ・アルバは前半に警告を受け、主力のマタらがシュートを放ったが、GK権田の好セーブに阻まれた。マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)でプレーするGKデ・ヘアも随所に存在感を示したが、勝ち点は奪えなかった。マタは「日本は組織的で、勝利に値する戦いぶりだった。(次戦に向け)自分達のプレーを改善していかないといけない」と危機感をにじませた。
ミリャ監督は「日本はいい戦いをした。我々はコンディションが良くなかった」と敗戦を受け入れた。
【ギグス“ホーム”で先制弾演出も】
開催国のイギリス代表は初戦でセネガルと1−1で引き分け。白星スタートを飾ることはできなかった。
舞台はマンチェスター・ユナイテッドのホーム、オールド・トラフォード。7万2000人を超える大観衆がイギリス代表の初戦を見守った。ウェールズ出身の主将ギグスにとっては、代表では初の国際舞台。前半20分、自らの右FKをコールカーが折り返し、ベラミーが右足で先制弾。しかし後半はセネガルにペースを握られ、37分にカウンターから失点した。
38歳のギグスは「残念ながら、チームを勝利に導けなかった」と無念の表情。それでもピアース監督は「勝てれば良かった。でも初戦はナーバスになるもの。次は勝ちたい」と前向きに語った。
【ブラジルは前半3発も後半2失点】
悲願の五輪初優勝を狙うブラジルが冷や汗のスタート。前半30分までに3得点を挙げながら後半1点差に迫られる展開に、メネゼス監督は「前半のレベルを後半も保てなかったのは残念だが、最も重要なのは試合に勝ったということ」とホッとした表情を見せた。
前半16分、マンチェスターUのDFラファエウが左足で先制弾を決めると、10分後にはレアンドロ・ダミアンが加点。30分にはフッキの左クロスにネイマールが頭で合わせてダメを押した。ネイマールは「修正点はあるが、勝って次の準備ができるのはいいこと」と白星発進に納得の表情だった。
【ロンドン五輪、28日早朝に開会式】
ロンドン五輪は本日27日(日本時間28日早朝)、ロンドンの五輪スタジアムで開会式が行われ、開幕する。1908、1948年大会に続き、史上初の同一都市での3度目の五輪となる。
大会には204カ国・地域が参加。さらに個人資格で出場する選手もおり、26競技、302種目で戦いを繰り広げる。今大会から、日本のメダル有望種目だった野球とソフトボールは実施競技から外された。
開会式に先立ち女子の試合が始まっているサッカーは26日、男子もスタート。グラスゴーで優勝候補のスペインと対戦した日本は1−0で勝ち、なでしこジャパンに続き白星発進した。
5月19日から行われていた聖火リレーも、ゴールまで残りわずか。27日の開会式で聖火台にともされ、4年に1度のスポーツの祭典が始まる。
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★白星発進★
ロンドン五輪サッカー女子グループリーグ第1戦(開幕戦)結果
グループF:
女子日本代表2−1女子カナダ代表
(シティー・オブ・コベントリー・スタジアム)
≪得点者≫
女子日本代表:川澄奈穂美33、宮間あや44
女子カナダ代表:タンクレディ55
≪出場メンバー≫
【女子日本代表】
GK:
1.福元美穂(岡山湯郷)
DF:
2.近賀ゆかり(INAC神戸)
3.岩清水梓(日テレ)
4.熊谷紗希(フランクフルト)
5.鮫島彩(仙台)
MF:
8.宮間あや(岡山湯郷)(cap)
10.澤穂希(INAC神戸)
6.阪口夢穂(日テレ)
9.川澄奈穂美(INAC神戸)
FW:
17.大儀見優季(ポツダム)
11.大野忍(INAC神戸)
(64分7.安藤梢(デュイスブルク))
ベンチ:
GK:
18.海堀あゆみ(INAC神戸)
DF:
12.矢野喬子(浦和)
MF:
14.田中明日菜(INAC神戸)
FW:
13.丸山桂里奈(大阪高槻)
15.高瀬愛実(INAC神戸)
16.岩渕真奈(日テレ)
フォーメーション
(4-2-2-2)
11
17
9 8
6 10
5 4 3 2
1
スウェーデン4−1南アフリカ
≪得点者≫
スウェーデン:フィッシャー7、ダールクヴィスト20、シェリン21、63
南アフリカ:モディセ60
グループE:
イギリス1−0ニュージーランド
≪得点者≫
イギリス:ホートン64
カメルーン0−5ブラジル
≪得点者≫
ブラジル:フランシエリ7、レナータ・コスタ10、マルタ73=PK、88、クリスチアーニ78
グループG:
アメリカ4−2フランス
≪得点者≫
アメリカ:ワンバック18、モーガン31、66、ロイド55
フランス:ティネイ11、ドゥリー13
コロンビア0−2北朝鮮
≪得点者≫
北朝鮮:キム・ソンフイ39、85
ロンドン五輪サッカー女子グループリーグ順位表
(第1戦終了時)
グループE
1位
ブラジル
勝点3 得5 失0
得失点差 +5
1勝
(1試合消化)
2位 イギリス
勝点3 得1
失0
得失点差 +1
1勝
(1試合消化)
3位 ニュージーランド
勝点0 得0 失1
得失点差
-1
1敗
(1試合消化)
4位 カメルーン
勝点0 得0 失5
得失点差
-5
1敗
(1試合消化)
グループF
1位 スウェーデン
勝点3 得4 失1
得失点差
+3
1勝
(1試合消化)
2位 日本
勝点3 得2 失1
得失点差
+1
1勝
(1試合消化)
3位 カナダ
勝点0 得1 失2
得失点差
-1
1敗
(1試合消化)
4位 南アフリカ
勝点0 得1 失4
得失点差
-3
1敗
(1試合消化)
グループG
1位 アメリカ
勝点3 得4 失2
得失点差
+2
1勝
(1試合消化)
2位 北朝鮮
勝点3 得2 失0
得失点差
+2
1勝
(1試合消化)
3位 フランス
勝点0 得2 失4
得失点差
-2
1敗
(1試合消化)
4位 コロンビア
勝点0 得0 失2
得失点差
-2
1敗
(1試合消化)
4年に1度のスポーツの祭典は27日の開幕に先立って25日に競技が始まり、サッカー女子で競技がスタート。日本選手団の先陣を切り、金メダルを目指す女子日本代表『なでしこジャパン』がロンドン北方のコベントリーでグループリーグ・グループF初戦で女子カナダ代表と対戦し、2−1で競り勝った。日本は前半33分に川澄奈穂美(INAC神戸)の右足弾で先制すると、主将のMF宮間あや(岡山湯郷)が追加点。相手の反撃を後半の1点に抑えた。
日本は第2戦で勝って勝ち点6とすれば、最終戦を残してベスト8入りが決まる可能性がある。
スウェーデンは南アフリカに4−1で快勝し、勢いに乗っている。川澄は「次も初戦同様に大事な試合。勝ち点3を取りたい」と必勝を誓った。
日本は28日の第2戦で、スウェーデンと対戦する。
一方、グループEでは地元英国がニュージーランドに1−0で勝った。グループGは3連覇を目指すアメリカがフランスに4−2で逆転勝ちした。
【なでしこ、価値ある初戦勝利】
全競技のトップを切ってサッカー女子が始まり、金メダルを目指すFIFAランク3位のなでしこジャパンはグループリーグ初戦で同7位のカナダと対戦。前半33分にMF川澄奈穂美(INAC神戸)が先制弾、同44分にもMF宮間あや(岡山湯郷)が決めるなど攻守に圧倒し、2−1で勝利した。
大事な初戦を白星で飾った佐々木則夫監督は「競技の最初で勝ったことは、オールジャパンを活気づけたと思う」と、日本選手団の先陣を切って、価値ある1勝を挙げたことに興奮気味。「非常に難しい試合だった。選手は我慢してよく戦ってくれた」と逃げ切り勝利の大きな意味を口にしていた。
昨年のW杯で優勝し、五輪でも優勝候補として期待がかかるが「我々は(W杯で)チャンピオンになったが、オリンピックは違う」と挑戦者として臨むことを強調。主将で2点目を挙げた宮間も「日本選手団の初陣をうまく飾れたと思うので、自分達のサッカーはまだまだだが、おごることなく気を引き締めていきたい」と謙虚に次戦を見据えた。
【川澄、普段の心がけが導いた先制弾】
なでしこジャパンはグループリーグ初戦で同7位のカナダと対戦。前半33分にMF川澄奈穂美(INAC神戸)が先制弾を決め、チームに弾みをつけた。
今回が初の五輪出場となる川澄。「普段からなでしこリーグの1試合を五輪の1試合と思ってやっている。それは4年前からではなく代表に入る前から意識していたこと」と何年もの積み重ねがいつものプレーを引き出してくれた。
先制ゴールについて川澄は「いいところでパスをくれた。角度はなかったけど、思い切り振り抜いたのが良かった」と笑顔。これで重圧から解き放たれたことは間違いない。「しっかり勢いに乗っていきたい」と川澄は28日のスウェーデン戦を見据えた。
【宮間、節目の試合でゴール】
前半33分、MF川澄奈穂美(INAC神戸)の先制弾に続いて、同44分にはMF宮間あや(岡山湯郷)が2点目を決めた。
鮫島の左クロスに頭で合わせて追加点を入れた宮間。この試合でなでしこジャパンの国際Aマッチ出場試合数が115試合に達し、歴代3位に浮上した節目の試合だった。
歴代7位タイとなる通算29点目を決めて前半を2−0となり、結果的にはこの1点が効いて勝利を呼び込んだ。
しかし、宮間は全く浮かれていない。「勝てたことは大きいが、修正点も多かった」と神妙な表情。次は南アフリカを4−1で一蹴したスウェーデン戦。「気を引き締めないと」と勝利の余韻には浸っていなかった。
【蘇った大野】
なでしこジャパンの大野忍(INAC神戸)がかつてのポジションで蘇った。
昨年のW杯直前まで務めていた2トップの一角で出場。前半33分に澤からのパスをヒールパスで川澄へ託し、先制点を演出した。
日テレ時代から知る大儀見とのコンビネーションもブランクを感じさせず「得点のチャンスがある」と意気込んでいた通りの活躍を見せ、後半20分に安藤と交代した。
「しっかり勝ったことは大きい」と大野は納得の表情。大切な初戦だったことは誰もが知っていたが「自分達が一番ホッとしている」と結果が出たことで、次戦からもっと伸び伸びとサッカーができそうだ。
【してやったりの鮫島】
左サイドバックの鮫島彩(仙台)はクロスで宮間の2点目をアシストした。「相手の中盤がひし形でサイドが空くので、川澄さんを前に出そうと思っていた。後ろでうまくサポートできた」と喜んだ。
ただ、失点の場面は鮫島のサイドを破られた。「相手のサイドバックが回り込んできたが、対応できなかった。サイドハーフと協力して守らないといけなかった」と反省していた。
【福元、競争に勝って出場】
日本の初戦でゴールを守ったのは28歳のGK福元美穂(岡山湯郷)。昨年の女子W杯で正GKを務めた海堀とのポジション争いを制して出番を掴み「なんとか落ち着いてやれた」とホッとした様子だった。
先発を通告されたのは試合当日。最後方から大きな声で指示を送り、守備陣をまとめた。「とにかく前半は絶対に失点したくなかった。後ろがしっかり守れば、前が点を取ってくれると思っていた」と話した。
【川澄、岩清水がブログ&ツイッターで喜び報告】
ロンドン五輪グループリーグを白星発進したなでしこジャパンが、早速喜びをブログやツイッターで発信した。
前半33分に先制点を挙げた川澄はブログで「深夜にも関わらず応援してくれたみなさん!スタジアムで応援してくれたみなさん!ありがとうございました!日本の国旗がたくさんあって本当に力になりました(o^^o)」とファンへ感謝。守備の要として貢献した岩清水もツイッターで「帰りなうです。勝利です!初戦の難しさの中、やっぱり勝てたことは素直に嬉しい!今晩だけはホッとさせてください(*^^*)
たくさんの応援ありがとうございました!」と喜びをつづった。
【なでしこ、決勝までの長い道のり】
初戦のカナダ戦を制した「なでしこジャパン」。金メダルへの第一関門をクリアした。
前半33分に川澄奈穂美(INAC神戸)、同44分に宮間あや(岡山湯郷)がゴール。後半10分に1点を許したが、危なげなく逃げ切った。
昨年のワールドカップ(W杯)で世界一。女子サッカーを取り巻く環境は大きく変わった。代表選手の一挙手一投足が注目され、ロンドン五輪でも頂点に立つ期待は一気に高まった。
女子サッカーでは男子と異なり、W杯よりも五輪のメダル獲得に価値がある。人気、普及面で男子に及ばない女子にとって、スポーツの祭典である五輪は特別な存在だ。だからこそ、久しくスポットライトの当たらなかった選手や関係者の意気込みは、並大抵ではない。
W杯準々決勝のドイツ戦で決勝点を挙げ、一躍ヒロインとなった丸山桂里奈(大阪高槻)。昨年9月の五輪アジア最終予選で膝の靱帯を断裂し、全治6ヶ月の大ケガをした。五輪に間に合うかは微妙だったが、厳しいリハビリに耐えて実戦復帰し、最終メンバーに滑り込んだ。「W杯で優勝したけれど、五輪で金メダルを取らなければいけない」と言う。力の源は、五輪のピッチに立ってメダル獲得へ貢献する思いだった。
8月9日の決勝が行われるのはサッカーの「聖地」と呼ばれるウェンブリースタジアム。たどり着くまでは、中2日の日程で連戦に臨まなければいけない。初戦に勝ったとはいえ、道のりは長い。
4年前の北京五輪は4位。女子サッカーの火を消させないためにも、メダル獲得は至上命令だ。なでしこジャパンの新たな船出が始まった。
【アメリカはフランスに大逆転勝利】
ロンドン五輪は25日、英国各地の3会場でサッカー女子のグループリーグ6試合が行われ、グループGではアメリカがフランスに4−2の大逆転勝利を飾った。
女子日本代表「なでしこジャパン」と共に金メダル候補に挙げられるチーム同士の対戦は、フランスが前半12分に先制すると、その2分後にも追加点を奪って、いきなり2点をリードする。
しかし、アメリカのモーガンとワンバックの強力2トップが爆発する。同19分にCKからワンバックが頭で1点を返すと、同32分にモーガンが同点弾を決める。後半11分、MFロイドのミドルシュートで米国が逆転すると、同21分にはモーガンがこの試合2点目を決めて突き放した。
日本は20日、フランスとの強化試合で0−2で敗れている。
同グループのもう1試合は、北朝鮮がコロンビアを2−0で下した。
【北朝鮮 国旗取り違えに抗議】
25日に英国のグラスゴーで行われたロンドン五輪のサッカー女子グループリーグ・グループGのコロンビアvs北朝鮮で、試合前に流される選手紹介の映像で韓国の国旗が誤って電光掲示板に表示されたことに北朝鮮が抗議し、試合開始が1時間以上遅れるトラブルがあった。北朝鮮が2−0で勝った。
当初の開始予定時刻は午後7時45分だったが、北朝鮮の選手がピッチに出ることを拒み、キックオフが大幅に遅れた。北朝鮮のシン・ウィグン監督は試合後、「国旗は重大な問題。あたかも韓国の選手のように紹介されたので憤慨した。2度と起こらないことを願う」と話した。
大会組織委員会は「明らかなミスで、チームと北朝鮮オリンピック委員会に謝罪し、再発のないことを約束する」との声明を出した。
【女子日本代表18名】
GK:
1.福元美穂(岡山湯郷)
18.海堀あゆみ(INAC神戸)
DF:
2.近賀ゆかり(INAC神戸)
12.矢野喬子(浦和)
3.岩清水梓(日テレ)
5.鮫島彩(仙台)
4.熊谷紗希(フランクフルト)
MF:
10.澤穂希(INAC神戸)
8.宮間あや(岡山湯郷)
9.川澄奈穂美(INAC神戸)
6.阪口夢穂(日テレ)
14.田中明日菜(INAC神戸)
FW:
7.安藤梢(デュイスブルク)
13.丸山桂里奈(大阪高槻)
11.大野忍(INAC神戸)
17.大儀見(旧姓:永里)優季(ポツダム)
15.高瀬愛実(INAC神戸)
16.岩渕真奈(日テレ)
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★15.2%★
サッカー女子日本代表がロンドン五輪グループリーグ初戦のカナダ戦(25日・コベントリー)を生中継したテレビ朝日系列の平均視聴率が11.8%(関東地区)だったことが本日26日、ビデオリサーチの調べで分かった。試合は日本時間26日午前1時キックオフで、テレビ朝日では試合前の午前0時20分から午前3時まで放送した。
FIFAランク3位の日本と同7位のカナダとの対決。W杯王者として闘うなでしこジャパンの勇士を見届けようと、多くの人がテレビに釘づけになった。通常、平日の午前1時から3時までの時間帯の視聴率は1〜3%台とされ、約4倍の数字を記録したことになる。占拠率も45.4%と注目の高さを示した。
4年前の北京五輪では、初戦のニュージーランド戦は、NHK総合で放送され、関東地区で17.3%を記録(関西地区は9.0%)。この試合のキックオフは午後6時だったことから、今回の数字がいかに高かったかが分かる。
カナダ戦はNHK BS−1でも生中継されて平均視聴率が3.4%(関東地区、前半3.4%、後半3.3%)だったため、テレビ朝日系列の平均視聴率11.8%を合わせると15.2%と、驚愕の超高視聴率となる。
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★初GOAL★
プレシーズンマッチ結果
上海申花(中国)0−1マンチェスター・ユナイテッド
≪得点者≫
マンU:香川真司68
≪出場メンバー≫
【マンU】
GK:
リンデゴーア(46分ジョンストン)
DF:
ヴェセリ(71分ヴェルマイル)、ファーディナンド、キャリック、ブレイディ
MF:
バレンシア(71分リンガード)、パウエル(46分タニクリフ)、ペトルッチ(46分ベベ)、アンデルソン(71分スコールズ)、香川真司
FW:
マケダ(60分J・エルナンデス)
レバークーゼン0−2アウクスブルク
≪得点者≫
アウクスブルク:バンセ2、ムソナ22
フランクフルト2−0バルトホフ・マンハイム(ドイツ4部)
≪得点者≫
フランクフルト:ケーラー56=PK、マトムール74
ボーフム1−2TSVハフェルゼ(ドイツ4部)
≪得点者≫
ボーフム:マルトリツ32
ハフェルゼ:タヤル6、バイスマン44
MLSオールスターズ3−2チェルシー
≪得点者≫
MLS:ウォンドロウスキ21、ポンティウス73、ジョンソン90
チェルシー:テリー32、ランパード58
ローマ2−1リバプール
≪得点者≫
ローマ:ブラッドリー63、フロレンツィ70
リバプール:アダム80
サッカーの日本代表MF香川真司が加入したイングランドプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは25日、上海で中国スーパーリーグの上海申花と親善試合を行い、トップ下で初めてフル出場した香川が後半23分に移籍後初得点を挙げた。試合は香川のゴールが決勝点となり、1−0で勝った。
香川は前半、あまり目立ったプレーはなかったが、後半は攻撃に絡んだ。得点のシーンは後半、左サイドからのパスを中央で受け、右足で冷静に蹴り込んだ。
リーグ開幕前の海外遠征第3戦。香川は南アフリカでの遠征第1戦で実戦デビューし、第2戦で初先発を果たしていた。
上海申花は欧州チャンピオンズリーグ(CL)王者のチェルシー(イングランド)からコートジボワール代表FWドログバを獲得している。
試合直後、マン・オブ・ザ・マッチに選出された香川は「結果的にゴールが取れて良かった。もっともっと積み重ねていかなければならないところもある。もっと厳しい戦いが始まる。チームとしても、個人としてもコンディションを上げ、レベルアップしたい」と語り、ファーガソン監督も「香川は今後、チームに大きな貢献をするだろう。彼のプレーに非常に満足している。香川の特長は、思考がとても速いこと。合理的な判断ができる選手だね」と認めていた。
なお、ドログバ、アネルカというチェルシーでもスター選手だった2人を擁する上海だが、この2人は出場しなかった。
【中国のファンも香川に大声援】
「アジアを代表するサッカー選手だ」。中国のサッカーファンも香川に、大きな声援を送った。
香川が得点した瞬間、競技場は割れんばかりの拍手と歓声。客席の中国人女性(18)は「ボールのコントロールが本当に上手だ」と興奮した様子で話した。
中国は欧州サッカーのファンが多く、マンチェスター・ユナイテッドでプレーするアジア人として、香川に対する注目度も高まりつつある。ある男性ファン(48)は「良い選手だ。これからも頑張れ」とエールを送った。
【細貝萌&乾貴士は先発出場】
ドイツブンデスリーガで、日本代表MF細貝萌の所属するレバークーゼンは25日、アウクスブルクとドイツ南部のフリードリヒスハーフェンで強化試合を行い、0−2で敗れた。
アウクスブルクは細貝が昨季まで期限付きで所属していたチーム。レバークーゼンは4−3−3のフォーメーションで臨み、細貝は左MFで先発して後半途中までプレーした。
試合は前半2分にアウクスブルクが先制すると、同22分にも加点し、2点リードを守り切った。
MF乾貴士が所属するフランクフルトは、バルトホフ・マンハイム(ドイツ4部)に2−0で勝利。乾はスタメン出場し、後半22分に退いた。
一方、ドイツブンデスリーガ2部でMF田坂祐介が新加入したボーフムは、ハノーバー近郊で4部のTSVハフェルゼと強化試合を行い、1−2で敗れた。
前日に合流した田坂は、1−2の後半18分から中盤で投入された。試合後、ボーフムのベルクマン監督は「技術の高さは一目瞭然。非常に落ち着いていて、はっきりしたプレーをする。うちの戦力になる選手だね」と田坂を高く評価した。
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★獲得★
イングランドプレミアリーグのチェルシーは25日、インテルナシオナル(ブラジル)からU-23(23歳以下)ブラジル代表MFオスカル(20)を獲得したと発表した。移籍金は2500万ポンド(約30億3000万円)。
名門サンパウロ(ブラジル)でキャリアをスタートしたオスカルは、これまで順調に各年代のブラジル代表に選出。昨年行われたU-20ワールドカップ(W杯)決勝ではハットトリックを達成してチームを優勝に導き、今夏のロンドン五輪でも活躍が期待されている。
オスカルは23日に「ロンドン五輪での金メダル獲得とチェルシー入りが夢」と語っていた。
プレミアリーグでの復権を目論むチェルシーは、今夏にベルギー代表MFエデン・アザール、ドイツ代表MFマルコ・マリンらをすでに獲得。新シーズンに向けて順調な補強を進めている。
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【超サカFLASH】
★レンタル★
J2の東京Vは本日、J1川崎からMF柴崎晃誠(27)が期限付き移籍で加入すると発表した。期間は30日から来年1月31日まで。
★特別指定★
日本サッカー協会は本日、平成国際大のDF須藤貴郁(20)を、大学に所属したままJリーグの試合に出場できる特別指定選手に承認したと発表した。受け入れ先はJ2の町田。
★全治6ヶ月★
スペインリーガエスパニョーラのバルセロナは25日、同クラブの下部組織に所属するDFマルク・ムニエサが左膝の靭帯断裂で全治6ヶ月と診断されたと発表した。現在20歳のムニエサは、今季トップチームに昇格することが確実視されていたカンテラの有望株。同選手は24日に行われたハンブルガーSV(ドイツ)とのプレシーズンマッチで負傷した。今季からチームを率いるティト・ビラノバ新監督にとって、シーズン前半は補強の必要性が叫ばれているセンターバックの貴重なオプションを失うことになった。
★獲得★
フランスリーグ1のリールは25日、同リーグのトロワからU-20フランス代表DFジブリル・シディベ(19)を獲得したと発表した。契約期間は5年。U-20フランス代表にも選出され、フランス代表の将来を担う存在として目されているシディベは昨季は2部で40試合に出場し、チームの1部昇格に大きく貢献した。なお、リールでは今回のシディベ獲得により、イングランド行きが噂されるフランス代表DFマシュー・デビュシーの移籍の可能性が高まった。
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